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【人】 発明家 源蔵うん、日傘のようだし、布の防水まではあんまり考えなくていいだろう。 (73) 2011/08/16(Tue) 23時半頃 |
【人】 発明家 源蔵ふふ、団十郎も苦労しているねぇ。 (82) 2011/08/17(Wed) 00時頃 |
―木と木に吊るした紐を歩く催し物を、この村の人間で誰が出来るのか、少なからず私は聞いたことが無いぞ。
[反対に対し、そうだろうと言う声が上がる。
仁右衛門の役員振りは、良くも悪くも騒がしくなった。提案は任せろーというものの、提案の大半が実現出来るか分らないようなものばかりだった。]
私の住んでいた町で行われている催し物…。
[こちらにも時折案を振られる。]
派手な衣装を着て鳴り物を鳴らす一団とかありましたな。それはまるで仁右衛門のよう?まあ鳴り物のような奇声を発しますが…本人の前で其れは―。
【人】 発明家 源蔵[『記憶』を『手繰ろう』とすると、何かに『邪魔』をされて。 (86) 2011/08/17(Wed) 00時頃 |
【人】 発明家 源蔵[しばらくその場に立ち尽くした後、黙りこんだまま書斎へ戻る。本棚の中、古びた一冊を取りだして] (93) 2011/08/17(Wed) 00時頃 |
[話し合いの合間に、多少の荷造り等も行っていく。
一言で言えば雑用なのだが、気分転換には丁度良かった。その最中問われるのは案外普段の生活もあったことだろう。]
んーどうでしょう。
私も余り祭りには疎い方でして―。
人並みであれ、この通り意外と体が強くありません。畑に暮らしてみて、それをよく理解しました。
話術の掛け合いという提案は悪く無かったですね。
しかしながら、あの高揚に対応でき、かつ二人が上手に話をするというのは難度が高そうな感じがします。
[ひょひょーいという彼のテンションの高さを催しに上手に使えないかという案である。]
やってみるのは反対しませんが…
私は遠慮しておきます。
再び考える側の仕事に戻った
しかしながら、人手が足りないみたいですね…
[案を考えるより今は雑務をと手を動かしているが、なかなか片付かない状況に思わずため息を吐いた。
他の連中も頷きつつも、諦め気味な表情である。]
[また誰か…という誰かの一言に自分は内心同意した。
無言のまま時折水を口にしながら。静寂がが仁右衛門が黙っているからだという理由に中々結び付かなかった。]**
【人】 発明家 源蔵―鳩渓堂・書斎― (138) 2011/08/17(Wed) 22時頃 |
【人】 発明家 源蔵[いつものように夕飯の希望を尋ねられ、ふむと思い巡らす] (139) 2011/08/17(Wed) 22時頃 |
【人】 発明家 源蔵[ひとりに戻った部屋で、文机の前に座ったまま、障子戸の隙間から青空を眺める] (140) 2011/08/17(Wed) 22時頃 |
【人】 発明家 源蔵[どれくらいの時間、座り込んでいたのだろうか。ふと、空き地の方から声が聞こえ、意識を引きもどされた] (141) 2011/08/17(Wed) 22時頃 |
【人】 発明家 源蔵―空き地― (146) 2011/08/17(Wed) 22時半頃 |
【人】 発明家 源蔵……ほう。 (150) 2011/08/17(Wed) 22時半頃 |
【人】 発明家 源蔵[眼鏡の鼻あてをくいと押し上げて、ずれた眼鏡を戻す。ぱちぱちと瞬きしつつ、勝丸の演説に耳を傾けて] (155) 2011/08/17(Wed) 22時半頃 |
【人】 発明家 源蔵[勝丸の言う説に、ふむと顎に手を当てて唸る] (168) 2011/08/17(Wed) 23時頃 |
うっ、ひょ、ひょぅい…。
[やる気あるのか、と即座に仁右衛門からダメ出しを食らった。]
仁右衛門殿、そこまで言わなくとも……そもそもなぜこのようなことをしているのか。
[少々前のことだ。
役員の一人が、作業の終わらぬ陰鬱な空気が払拭されるようなことを考えようと言ってみたのだ。]
[そんな折りに仁右衛門が「自分を解き放つのさ!」とたからかに力説した。]
もうこれはいいだろう…?
[自分が言うや否や、やってられっかと騒ぎ、仁右衛門もそれに応じた。
もみくちゃになる一団は本来の目的を果たしたのかもしれない。]
【人】 発明家 源蔵―空き地― (197) 2011/08/18(Thu) 00時頃 |
―回想・私塾に面した空き地―
は……?
未来人の子孫?
[先生にしては不可解なことを言う。
未来人の子孫が過去にいることなんて不可能だ。]
…………、って、わあわあわ!!!
[突然、引っ張られたと思ったら。
肩に何かを貼り付けられた。]
……?!?!?!
[状況を理解できないまま、そのまま連れられていく。]
[そして、連れて来られた場所は寄合場。]
…………………。
あー……、そういうこと。
……え、なんで……?
何も手伝わないですけど、わたし……。
[首を傾げて、呟く。
そのまま寄合場に入っていく長老たちの背を見て。]
……お祭りまで帰れないとか…。
無理…だし…。
あー……無理…。
[額を押さえて溜め息をついた。]
―回想終了―
―寄合場の窓際―
あっつぅー……。
[不機嫌そうに頬杖をつきながら外を眺める。]
だーかーらー、わたしは手伝わないって言ってるじゃないですかー。
なんか眩暈してきた…。
[座って休憩しているだけだというのに。
文句だけは一丁前に並べていく。]
ちょっと、お祭り、古いんですよねー…。
なんかもっとさー……こう…。
ふあー…ねむぅ…。
[欠伸をして、また外を眺めた。]
【人】 発明家 源蔵―海沿いの道― (206) 2011/08/18(Thu) 00時半頃 |
手伝わないです。
何もできないし。仁さんをなんのために連れてきたんですか…?
[不機嫌さは増すばかりで、長老と目も合わせない。]
……じじ様、嫌い。
[そうして、口も閉ざすのだった。]
メモを貼った。
【人】 発明家 源蔵[遠目にも、日向の顔が赤いのが分かる。それにあまり汗をかいていないようなのも気になる] (214) 2011/08/18(Thu) 00時半頃 |
【人】 発明家 源蔵[とりあえず懐から扇子を出して広げ、日向の顔をぱったぱったあおぐ] (216) 2011/08/18(Thu) 01時頃 |
……………。
[頬杖をついたまま、また溜め息をつく。
周りがざわざわと作業している中、自分だけはただぼんやりと座っている。
だが、手伝ってしまうと自分が根負けしてしまったような気がして。
自分の頬を人差し指で叩きながら外にまた視線を向けた。]
…………。
[星降る浜辺を見たかったのは。
仁右衛門の主張を信じたというよりかは。
その先を知りたかったのだと思う。]
…………。
[あの傘を拾ったのは。
昨年の祭りが終わった後。
暦では七日ぐらいが過ぎていた頃。
浜辺を歩いていて偶然拾ったものだった。
使い古された傘。
けれど、どこか新しさが同居した傘。
最初に抱いた感想は"けったい"というもの。
傘と気付くまでにも時間を要した。
それを持ち帰ったのは興味が半分。
残りの半分は―――。]
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