171 獣[せんせい]と少女
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[最後にひとつ。 舞い上がったオズワルドと。>> そのそばを、駆け抜けてゆく麒麟と少女を、追いかけるように。>>15>>34
振り上げた、腕。 幻想の風が、花びらを散らし…。
空に溶けて、消えてゆく…。 口元に笑みを浮かべた、獅子の手に、包まれたそれも>>25 温もりに溶けるように、消えて無くなっただろう…。]
(60) 2015/10/14(Wed) 20時半頃
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………さぁ、行こうか。
[契約を結んだ、少女の背を掌で押して。]
まずは…どこへ…、行きたい…?
[旅の行く先は…、君の望む場所へと…*]
(61) 2015/10/14(Wed) 20時半頃
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[ヒナコ《ひめぎみ》の、望みにこくりと、ひとつ。 頷いて…。]
まつり…か…。 わかった…。
[まなびやから、裾野の町までの、長い下り坂を。 転ばないように…と。言いかけて。 手に持ったままの、おまもり>>12に、気付く。]
…………どこかに、結ぶ…か…?
[持ったままでは…、不便ではないだろうか…? 万一、失くしたりしたら…。 きっと、ヒナコは悲しむ…のだろう…。*]
(79) 2015/10/14(Wed) 22時頃
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[背後から鳴り響く、鐘の音…に。>>68 ヒナコと共に、振り返り。 飛び立つ獣の、姿を見送った。]
…………間違っては、いない…が…。
[初めての共同作業…。 それは…、少し、意味が違うのでは…ないかと…。 訂正…するべきか…。 少しの間、悩んだが…。二人を見送る、ヒナコの顔を見て…。
その必要は、なさそうだと…>>90]
(97) 2015/10/14(Wed) 23時半頃
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[早く、街へ降りてみたい…のだろう…。 待ちきれず、うずうずしている様子が、背中を見ているだけで…伝わって来る。
ただ、その前に…。 引き止めれば、少し、考えた後…。 “お守り”は、鞄に結ぶ…ことにした…らしい。>>91
地面に鞄を置いて、しゃがみこむ、ヒナコのつむじを…見下ろしていると…。]
………うん?
[「せんせ」、と… いつものように、呼んだはず…なのに…。>>92 くちごもる、ヒナコに、首をかしげて…。]
………あぁ。分かった。
[くすり…と、漏れた小さな…、笑み。]
(98) 2015/10/14(Wed) 23時半頃
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[なにか、大きなことを無しとげた…後のように…。 やりきった、という顔を、するヒナコの足元、から。 鞄を手に取り。 “お守り”を、結びやすい高さまで、持ち上げる。
まなびやで知り合い、付き合いの長くなった獣に、そう呼ばれることはあっても…。
少女たちに、モス…と。呼ばれることは…。 滅多になかった…から。]
大切な物…だから…。 落とさないように…、しっかり、結びなさい…。
[真剣なヒナコの、顔を、見下ろして…。 表情の乏しい顔に、僅かに笑みを…浮かべた…。*]
(99) 2015/10/14(Wed) 23時半頃
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−裾野の町−
[祭りの時期に、町へ降りるのは…本当に久しぶりで…。 今年は特に、十年目の祭り…だからか…。
町の外から、来たであろう。旅人の姿も、ちらほらと目立つ。>>2:#1 だが、ここまで人が、多ければ…。 自分たちの姿も、旅人の、ひとりに。 紛れ込んで、しまえるのだから…。悪くは、ない。]
…ヒナコ。 迷子にならないよう…気を、付けて…。
[昼を過ぎて、なお。 祭りの賑やかさは…今が盛りと…。]
(119) 2015/10/15(Thu) 00時半頃
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食べたいものがあれば…、言いなさい。 ただし、食べすぎには…気を付けて…。
[人であれば、食欲を誘う…。 香ばしい匂いが、辺りに満ちている。 即興で始まる、ギターに似た、楽器の音色と。 陽気に歌う、男女の声に、掻き消されないよう。 腰をかがめて、ヒナコの耳元へ、口を近づけた。
一番の心配は…。 初めての人ごみと、熱気に中てられて。 ヒナコが酔ってしまわないか…だったが。
横顔から、盗み見たヒナコの表情に…。 はしゃぎすぎて、疲れないかを…心配した方が、良さそうだと…*]
(122) 2015/10/15(Thu) 00時半頃
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あの人…?
[手を、繋いだまま。 ヒナコが反対の手で指、さした方向を目で、追って。 小さくはない、包みを3つ。 抱えて立ち去る、若者を見る。>>139]
ホットドッグ…か。 ………なら、ヒナコ。 エフに、教わった授業は……覚えているか…?
[後から、エフに直接聞いた。 一年前に、お金についての、授業をしたと…。>>0:335]
(150) 2015/10/15(Thu) 01時頃
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[覚えている、なら。 懐から…小さな布の、巾着を取り出して。 繋いでいたヒナコの手の、上に乗せる。]
ここに…。 銀貨が2枚と。銅貨が20枚、入っている…。
エフの、授業の実習…だ。 無駄遣いには、気を付けなさい…。
[与えたのは、もちろん本物の硬貨…。 初めて手にした、お金で。 ヒナコは何を…買うのだろうか…?
それを考えるのも、少しだけ、楽しかった**]
(151) 2015/10/15(Thu) 01時頃
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エフから貰ったお金は…、大事に、取っておくといい。
[硬貨の入った、袋を渡しながら。 そう、付けくわえて…。]
…………ヒナコ?
[複雑そうな、顔をする。 ヒナコの顔に、目を、あわせる。>>163
それも…。 もう一度、名前を呼ぼうとした、時には…。 あっという間に、笑顔を浮かべて。
持った袋を、威勢よく、振り回しながら…。 屋台へ向かって、駆けてゆくのだから…。]
(194) 2015/10/15(Thu) 21時半頃
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女心は……難しい…な…。
[屋台の店主に、背伸びをして、話しかける後姿が。 通り過ぎる人混みに、攫われてしまわないよう…。 まずは、ゆっくりと…。ヒナコの傍に、足を進めた。]
(195) 2015/10/15(Thu) 21時半頃
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買えたよう…だな…。
[ホットドッグを、受け取るのを確かめて。 ヒナコへ声をかければ、店の店主が、今更のように、驚いた顔をした。
それもそう…だろう…。 娘のような少女に。 自分よりも背の高い、黒いローブの男が、話しかけたのだから…。 奇異なものを、見るような目は。 ローブの蔭で、遮って…。]
(196) 2015/10/15(Thu) 21時半頃
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行こう……。 歩きながら食べると、零すかもしれない…。
[せっかくの、白いワンピースが汚れてしまうとは…分かっているが…。]
………が…。 せっかくの、祭りだ。 たまには…いい、だろう…。
[代わりに、ヒナコの手から荷物を受け、取り。 自分の荷物と、合わせて。片手にまとめ…。]
さぁ、お手をどうぞ…?
[自由にした、反対の手で。 はぐれないように…と。ヒナコに手を、差し出した。*]
(197) 2015/10/15(Thu) 21時半頃
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[くぅ…と鳴った、ヒナコのお腹に。>>218 モス、モスせんせい、きしさまと。 コロコロと、変わる。私の呼び名に…。 気づかれないよう…、忍び笑いを、漏らして。
人の、波に。 ホットドッグを食べる、ヒナコがぶつからないよう…。 ゆっくりと、歩く。 ひとくち、ふたくち。齧ったヒナコが、辛いと呟いた。]
そう、か…。 マスタードは、まだ、早かったな…。
[先に、言えばよかったか…。 しかし、それも経験かと…思えば。 辛いと言う、ヒナコの様子はとても、微笑ましい。]
(233) 2015/10/15(Thu) 23時頃
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[ホットドッグの、次は、わたあめに…。>>219 さらに、その次は…飴細工…。>>221]
ほう…
[ヒナコに手を、引かれて。 零れたのは、感嘆。 間近に見れば、その細工はユージンの…。 鳥の飾りにも、見劣りしない。>>1:297]
私のも…か…?
[魅入っている、うちに。 ヒナコが、私の分も、飴細工を買っていた。]
いい…のか…?
[人の良さそうな、店主が。 硬貨とひきかえに、飴細工を、手渡すのを見ながら…。 ヒナコの手に、収まった二羽を、見下ろした。*]
(234) 2015/10/15(Thu) 23時頃
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お揃い…か…。 そう、だな…。
[銅貨5枚を渡して。 代わりに得た、飴細工の鳥を。 見比べて、大きい方を、差し出すヒナコ。>>253
もしかして、大きい方を…選んでくれたの…だろうか…?]
ありがとう、ヒナコ。 ………食べるのが、勿体ない…な。
[受け取った、飴細工を、陽にかざして。 その繊細な、形を。できるだけ、精密に、記憶に留めようと…。
いつか。 この日を思い出した時…。 ヒナコの笑顔と共に、鳥の形をした、甘い飴を。 思い出すことが…できるように。]
(278) 2015/10/16(Fri) 01時頃
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祭りを…、見終わったら。 次は…どこへ、行きたい…?
[名残惜しく、思いながら。 いざ、食べようと、………して。
………そもそもこれは…。 どこから食べれば、いいのだろうか?
そんな、根本的な問題に、行き当たる。]
ここから、なら…。 海でも、山でも、砂漠…でも。 もっと、大きな街にでも…どこへでも、行ける。
[この街に…、落ち着くことを、選んでも構わないのだ。*]
(279) 2015/10/16(Fri) 01時頃
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[視線を感じて、目を、向けると。 じっと、自分を見上げる、ヒナコと目が、あった。>>286
どこから食べればいいのか…。 迷っていたのを、気取られた…のか。]
そう…だな。 せっかく、ヒナコが買ってくれた、ものだから。 ちゃんと食べよう…。
[誤魔化すように、苦笑い…を、浮かべて。 蒼い鳥の、頭を舐めたヒナコの、真似をして。>>287
恐る恐る…。舌を出して、舐めた、飴の小鳥。]
(あぁ、やはり…甘い…。)
(297) 2015/10/16(Fri) 02時頃
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[祭りを見て、街を探検して…。 まなびやという、限られた場所を、飛び出した後は…。
今までとは、比べ物にならない。 旺盛な好奇心を、発揮するヒナコに。 そう、するのが習いであっても…。 やはり、まなびやの外へ…来て、良かったと。思う。]
お城……?
[聞き、返して。 ヒナコの言葉、に。ヒナコが好んで、読んでいた本を、思い出す。 花の女神が、住んでいた…城…。]
そう…だな。 行こう。一緒に…。
[祭りを見て。街を探検して。 その後は、あちら、こちらの。 城を制覇、して周ろう…と。]
(298) 2015/10/16(Fri) 02時頃
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ヒナコが、気に入るかは分からない…が。 西の、国境に…。 森の中に、建つ。 白い壁に、青い、屋根の城がある…らしい。
[まなびやに居た、間に。 外から戻って来た、獣に聞いた…旅の、話し。
その中にある、城の話しを…思い出して。]
あとは… 海の上に、浮かぶ城下町と…。 薔薇園のある、城もあった…な…。
[ヒナコの気に入る、城はある…だろうか? 旅をする間に、ひとつくらいは、見つかるといい。 プレゼントした手帳に、書ききれないほど…。 たくさんの、思い出を…**]
(299) 2015/10/16(Fri) 02時頃
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[街の屋台も、あらかた見て、終わり…。 空に星が、瞬く頃…。
通りかかった、広場で。 機嫌よく酔った男たちに、誘われて。 気のいい彼らは、すぐにヒナコと、打ち解けた。
そのうち、六本の弦を張った楽器を持つ、男が。 赤くなった鼻の下で揺れる、髭を。得意げに揺らして。 ヒナコに、ちょっと踊ってみろと。 伴奏を買って出た。]
大丈夫…。 見ているから…、行っておいで。
[恥ずかしがる、ヒナコへ小さく、微笑んで。 繋いでいたヒナコの手を、放して、そっと送り出す。]
(350) 2015/10/16(Fri) 22時半頃
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[夜の街。 星と、月と、薪の灯りの、中で。 白いワンピースの裾を、ひらり、くるりと、ひるがえして回るヒナコ、に。 近くにいた人。通りかかって、足を止めた人、たちが。 手拍子を打って、口笛を吹く。]
―――…………。
[気づけば、私も。 楽器を演奏する、男の隣りで。 周囲と併せて、手を叩いていた。]
本当に…。小鳥か、花の王女様…だな…。
[無意識の呟きに、傍にいた老人が「違いない!」と。 肩を揺らして上機嫌に笑った。
その夜の事を… ヒナコはどんなふうに、手帳に記した…だろうか…?]
(354) 2015/10/16(Fri) 22時半頃
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−いつかの月、ひとつと半分−
[あれから…。 月の昇る、昼と、夜を。 一体何度、繰り返しただろう…。
ヒナコの希望どおり、いくつかの街を、渡り歩いて…。 時折、城や城跡を、巡り…。]
このまま、東の道を進めば… まなびやに、辿り着くが…。 どう、する…?
[旅の間に、成長したヒナコと。 なにひとつ…変わらない私…。 ヒナコの鞄にしまわれた。 手帳は今…、何冊目になっただろうか…。]
(356) 2015/10/16(Fri) 22時半頃
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[これからまた、冬が来て。 世界が白く、寒くなる。
雪を見に、北へ進むか…。 温もりを追いかけるように、南へ進むか…。 それとも、生まれただろう“妹たち”へ、会いに行って…みるか…。
旅の、分かれ道で。 こうして尋ねるのは…いつものこと。]
ヒナコの…行きたい所へ、行こう。
[道を、指し示すヒナコにひとつ、頷いて。 少しだけ近くなった。少しだけ、大きくなった手を、取った。*]
(357) 2015/10/16(Fri) 22時半頃
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[ 閉じゆく瞼のなかで あの子が「またね」と云ったから
河の向こうにあるという、死んだものだけが集う場所で
「また会える」のだと思っていたのに、
違った。
……がっこうを旅立ってすぐ
まだ兆しすらも見えていたかどうかという若さで喪った
あの笑顔に会いたかった。
あの笑顔が重なって、誰も選べなくなった。
少女を少女として見ることができなくなって
結果、自分のいのちが尽きるのを待つことになった。
死後のせかいで再会するのではない
「またね」の意味が
死したいま
ようやく理解できたかもしれない。 ]
[ ( ずっとずっと、一緒に居た )
あの子も、その前の子も、前の前の子も、
初めて食べたあの子も
( 食べた後も、ずっと共に居た )
命のかたちがかわるだけ。
手を繋ぐか いのちが繋がるか それだけの違い。
「 またね 」
「 わたしはせんせいのなかで、いきてるから 」
「 またね 」
少女たちは誰一人欠けることなく、
白い獣の内で生き続けている。]
[ 砕け散った白い骸は
星色の砂となって神木の足元を温めた。
大地に還ったいのちは、獣独つではなくて
今まで誓いを交わした少女すべてのいのち。
獣がどれだけ遠くで潰えようと、億年の時を経て
神木のもとへ すべてのいのちが還るのだ。
白虎が無意識に神木の足元を選んだのは
誰よりも「再会」を願った故だろうか。
「 相変わらず、ヴェスはわたしがいないとだめね。 」
融け合ういのちの渦のなか
とりわけ大きな彼女の聲が聞こえて
漸く、「 またね 」の意味を識った。*]
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……わかった。 なら、……行こう、か…。
[差し伸べる前に、握られる手。>>371 ヒナコにとっては、久方ぶりの、帰郷。
初めて、町へ降りた…時よりも。 伸びた背で。 広がった世界で。
ヒナコはまた、何を見て、何を、感じるのだろう…か…。]
今年は… ホットドッグ、辛くないと…いいな…?
[最初の頃よりも、少し馴染んだ、男の顔に。 笑みを、浮かべて…。 繋いだ手に、ほんの少し、力を込める。]
(378) 2015/10/17(Sat) 00時頃
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[まだ小さい、ヒナコの手は…。 あまり、力を込めると。 簡単に、傷つけてしまい…そうで…。
私はいつも、力加減や。 なかなか差の、縮まらない歩幅を気にして。 一人の時より、ゆっくりと歩く…のに。
ヒナコはいつも。 力いっぱい、繋いだ手を、握りしめて。 足りない時間を、惜しむように。 早く、早くと。短い足で、駆け足になるから。]
急がなくとも… 祭りは、逃げたりしない…
[本当は。私の方が、旅に。 連れて行かれている…ようだと…。 それはまだ、思っただけで…。言葉には、せず。 笑みの裏に、隠したまま…*]
(379) 2015/10/17(Sat) 00時頃
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