人狼議事


159 戦国 BATTLE ROYAL

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[暗闇にゆらりと灯るは走馬の光か。
まだ今生を振り返る暇があるのかと目蓋を上げ映ったのは、煤けた空ではなく霞がかった宙であり。
体を起こすために伸ばした手が掴んだのは木の船縁だった。]


 ……っ、ごほ

[喉が渇くような気がして喉元に手を当てれば、猫手に裂かれた肉がある。
数度擦っても裂かれた跡はなく。喉元に当てた、自らの意で動かなかった左手は、赤い雫ひとつ落としていない。]


 ……あら、まぁ。
   これは、これは。

[身の下に揺れるのは水面か。
まさしく彼岸へと行く最中に目を開いたようだと独り乗るには大きすぎる渡し船に、失ったはずの声を漏らす。]


[死して奇異な事もあるものだ。
それとも、死人は皆このように彼岸に渡って行ったのか。]


 そちらにいるのは船頭かしら?
 渡し賃の持ち合わせはないのだけれど。

[戦場で相見える機会もなし、一方的に枝上から観られていたばかりで露蝶の顔を知るはずもなく。
姿を見つければ、黄泉への先導人かと声をかけた。]


メモを貼った。


[時折、とぷんと波立つ川流れ。耳澄ませ目を伏せること暫し。
 長い髪も背に流したまま、静かに時を待っていたが。
 声がかかって、思わず振り向いた。]

……船頭?
いいや。

[狗神の慈しみと信じ受け入れていた光景に、他人の姿。
 しかも狗神の血分けでない様子が口調からわかって、表情に驚きが乗る。
 いや、しかし、まるで見覚えのない顔では、ない。]

そちらは、李家の伸睦殿か?

[なれば、あそこにいた猛者共は、等しく呼ばれるのだろうか。
 忍の教養として様々を学んできたが、身を持って死を体験するのは、当然ながら初めてだ。
 こういうものだろうかと、軽く瞬く。]


【人】 渡し船 ユージン

[赤嵐の僧兵に躱された槍は、地を穿つ。
深々と刺さった穂先から伝った衝撃は地を震わせ、
盛り上がり罅割れる土は波打つようであった。

畝る地面に足を下ろすと、
得物を抜き再び槍術の構えを取り、はっ、と息を吐く。]

 舞うなら付き合ってやらんでもねえが
 ……確かに、坊主に雅は似合わんか。

[見たところ、僧兵は肉体を最たる武器としている様子。
躍動する筋肉の流れに無駄は無く、
よく跳ぶものだと空を仰いだ。]

 どいつもこいつも……
 空は、鷹の領分と知れ――ッ!

[鷹船悠仁の名を嘲笑うつもりかと
悠々と空を舞い上がった赤嵐寺の姿に声を上げ。]

(74) 2015/05/20(Wed) 22時頃

【人】 渡し船 ユージン

[寄越せ、と傍の騎兵が持つ槍一本奪い取っての二槍装備。
ニ槍の茎を十字に合わせて頭上に構え、
落とされる蹴りを受け止めるつもりで。

叶うなら、そのまま跳ね返し再び空を舞わせてやろう。
もちろん悠仁の跳躍はその後を追う。]

 飛鷹千撃 !!

[空中、大気を裂き風を貫く瞬速の連撃。
千手観音から考案した二槍でこそ成せる技、
坊主を狙うには最適だろうと唇曲げた。*]

(75) 2015/05/20(Wed) 22時頃

メモを貼った。


[風もないのに静かに船は進んでいる。
気まぐれに立つ細波の揺れなど馬の背に比べれば歩くのは容易い。

かけた声に変えるは否であった。
よくよく見れば、髪を背に流し暗い色の装束を纏った女の姿は船頭にはあまりに似つかわしくない。
血の気の薄い肌の上に口元の紅が鮮やかに目を引いた。]


 あら失敬。

[死出の道にて他者との出会いがあるとは思わなかった。
が、考えてみればあの戦。彼岸へ向かう船はさぞ盛況となっていよう。
ならばこれは、かえって少ないのかもしれない。]


 ええ、そのとおりだけど。
 どこかでお会いしたことあったかしら…?

[紅色の唇から落ちた名に、目を瞬かせる。
生を振り返っても覚えはなく、ふと女性の纏う装束に目を惹かれた。
これと似たものを、関ノ原へと向かう道中で目にした記憶がある。]


 あなたもあの戦にいたの。

[忍には女性もいたのかと死してから新たな事を知り。
敵か味方か。同じ戦場に身を置いていた者と、ここで顔を合わせる奇妙な縁を感じた。]


……いえ、直接は。

[出会ったかどうかを問われ、僅か逡巡する。
 監視をしていたなど、知らないほうがいいはずだ。]

ただ、主が茶飲みに良い友だと貴方のことを話しておりました。

[それで主が知れようか。心当たりが多くあるようなら、鷹船悠仁の名くらいは出すつもりだ。
 死出の路、隠し事などもう意味を成すまい。]


ええ。
天下を討ち、そして討ち取られました。
実のある戦いであったと、思っていますよ。

[その点においては、悔いなどない。良き手合いであったと思える。
 西に身を置く彼が、その言葉をどう思うかは――彼のみぞ知る。]

ここにも茶があるといいのですがね。
貴方と飲む茶の味が、気になりますから。

[総軍裏切りながらも、討ちたくないと言わしめる男。
 さてどのような男かと、気になってはいた。]


【人】 渡し船 ユージン

[惜しみなく攻め込んでも、僧の余裕は崩せぬ様子。

それどころか叱られてしまう始末。
奔放で読めない男だと胸の内ぼやき、
この不確定要素も戦場に留まれば脅威になるだろうと
猛攻の手に一層の力を込めた。]

 格好良いだろう? 拝んでくれても構わねえよ!

[にんまり笑みに歪む口は、余裕ぶった軽口を吐く。]

(91) 2015/05/20(Wed) 23時頃

【人】 渡し船 ユージン

[先に地に降りた赤嵐寺を追って
更に下方を攻めようかと宙に留まった、一瞬。
程遠い野に建つ、森の櫓(>>77)が見えた。

――さすがの土下も、森は討てなかったか。

そこに建つ森番瓦衛門の姿を見て笑う。
今は恐るべき敵軍の将、
しかし彼が容易に落ちぬ武人であるという確信は
悠仁に奇妙な安堵を齎した。]

(92) 2015/05/20(Wed) 23時頃

【人】 渡し船 ユージン


 ――……受ける一方で、構わねえのかい?
 その名に恥じぬ、赤き嵐を見せてみよ!

[眼差しは、再び赤嵐寺の姿のみを捉え。
爪を剥き狩りに燃える鷹の如く、
落下の加速に乗って赤嵐寺に襲い掛かる。

二槍の穂先は揃って、僧を睨めつつ迫る。*]

(93) 2015/05/20(Wed) 23時頃

[奇矯な口調より、良し悪しはともかく人の記憶には残りやすい名ではあるだろう。
何処で擦れ違ったかと思ったが、どうやら縁は人伝てであったようだ。]


 悠仁殿のところにいたのねぇ。
 仕えるに、気持ちの良い御仁だったのではなくて?

[伸睦を茶飲みの友として挙げる心当たりはそう多くない。
その内で、最も記憶の浅瀬にいた名を挙げ同意を得られれば口端に笑みを刻んだ。]


[ああ、問わない方が吉であったか、と。
総大将である祭文の仇を目の前にして、笑みを潜め、目を細めた。

しかし仇討ち相手もすでに同じ黄泉路についている。
彼岸へ恨みを持ち込んだところで晴らす術など見出せまいと。波打つ感情を潜めやれる己は、忠実を掲げる割に冷淡であったのかもしれない。

目を伏せしばらくの沈黙の後。
喉の渇きを覚えて、こほりとひとつ空咳を零した。]


 そうね。私も飲みたいところだわ。
 水上での一席はぜひとも設けたいものだけど。

 ……悠仁殿はあなたに何を吹き込んでいたのかしら。
 さした手前でもないのよ?

[視線をあげ、苦笑を浮かべる。
しかし先の見えない船旅である事だし、湯くらいは念じたら出てきたりしないだろうか。
それもまた、まだ世俗から抜け切らないからこその考えか。]


ええ。
主命に応えること叶わず、申し訳ない思いです。

[己を見、影を見出した慧眼。野心家の男は戦にも事欠かず、好きに泳がせてくれるところもまた、やりやすく。
 良い主だった。気持ちの良い、という評価に、頷く。]


渡し船 ユージンは、メモを貼った。

2015/05/20(Wed) 23時半頃


……殴られるか斬られるかくらいは、するかと思いましたが。

[存外、李伸睦は冷静なようだった。
 潜まる笑みに、三途の川流れの上でもぴりと皮膚に緊張が走ったが、細まりやがて伏せられた瞳は再び開くまでに長く時を要し、それまで得物に手をかける様は見られなかった。]

水上の一席。良いですね。

[何を吹き込んだかと言われれば、薄く笑って]

天下のため友軍を裏切っても、一個人として討ちたくない男だと聞き及んでおります。


楼船のようですから、酒席宴席の用意などがあっても可笑しくはありませんが。

[立派な柱に触れる。船頭よろしく甲板に居らずとも、中に行くのも悪くない。
 黄泉路の船がそれほど用意のいいものかは知らないが、中に入れないわけではなかろうと、戸を開ける。]


【人】 渡し船 ユージン


 はッ 俺でも極楽へ逝けるのかい?
 そりゃ、ありがてえ…

[僧の唱える念仏は僧自身のためのものかと侮り、
反撃の気配が無い事に調子付いて
構えた槍先を先端とした鋭角滑空で彼を狙う。]

 ……っ は !?

[その単純さを悔いるのは赤嵐寺の僧が放つ眩い光の中。
空をも呑む閃光、眩んだ眼には、僧の影が焼き付いた。

やはり読めん男だ――と奥歯を噛んだ次の瞬間、
光そのものが迫り来るような拳はもう眼前に迫り。
槍はおろか四肢を使った防御さえ出来なかった。]

(107) 2015/05/21(Thu) 00時頃

【人】 渡し船 ユージン

 がッ……――は、っ

[ぶっ飛ばされた。
光の中で鎧兜の殆どを砕かれ無防備に成り果てた身が
しばらく無様に宙を飛び、地に落ちる。

ろくに守りに使わなかった得物が塵芥と化す事は無く、
それなりに鍛え上げた肉体も
あちこちが裂けている酷い有様に目を瞑れば
無事だったと言えよう。

光の中、全てが灰に成り果てるかと思った事を思えば。]

(108) 2015/05/21(Thu) 00時頃

【人】 渡し船 ユージン

[すぐには立てない。
時間を経たら再び立てるのかも、わからない。

空を仰ぎ、ぜいぜいと吐く荒い息と共に血が溢れる。]

 …………、

[奇しくも瀕死の鷹が落下した地点は、
のしりと進む森番瓦衛門の足元だった。]

 ……ちょうど、良い 
 アンタの ……――首、貰いに……

[征くところであった、までは言葉に成らずとも。
握りしめたままの大身槍を支えに
再び、立ち上がらんと。*]

(109) 2015/05/21(Thu) 00時頃

渡し船 ユージンは、メモを貼った。

2015/05/21(Thu) 00時頃


[瞬きをし、言葉を喋れど死人である。
骸の血を吸わせる趣味はないのだ。
ここまで付いてきてくれた愛刀の柄を軽く撫でるが、握り向ける事はなく。ただ肩を竦めるのみ。

水上での茶席に同意を得られ、目元を緩めた。]


 甘い御仁ねぇ。
 そんなこと言いつつも、
 戦場で会ったら絶対槍雨降らせてきたでしょうけど。

[文といい、敵となっても心を裂いてくれるとは。
しかし敵として対峙した時の行動は容易に想像できた。]


 ここでもって世俗から抜け出るのではなかったかしら…?

[しかし露蝶の触れている柱もそこから連なる屋根も、しっかりとした上物だ。
口先ではそうも言うが、入った先に本当に酒があれば手向けとしてありがたくいただく気はある。

彼女の背を追って戸をくぐり、並べられた円座の数に、やはり後続があるのだと思い至った。]


 ……なんだか色々あるわねぇ。

[一目では何があるかすべてを把握しきれないが。
本当に、酒席宴席が開けかねない。]


【人】 渡し船 ユージン


 ――……坊主、オマエの…望みは、何だ

[去り行く赤嵐寺の背に問う。
この戦の果てに何を望むのか。何を願うのか。
自らを地に堕とした男への純粋なる好奇心が故。
答えが得られずとも、良い。

助けをくれる森の腕に縋るわけにはいかない。

槍の茎で地面を突き、残る渾身の力を持って立てば
ぱたぱたと地雨が大地に降り注ぐ。
満身創痍の肉体。とは言え、未だ、動く。]

(127) 2015/05/21(Thu) 00時半頃

【人】 渡し船 ユージン


 ……背に傷は、受けちゃいねえ だろ な

[未だ生きている。
生きている限り、生を諦めはしない。
一度抱いた野望を容易く棄てはしない。

戦意の炎を灯したままの眼は森を見据え、
オマエの背を守るのも貫くのも俺だ、と言外に。

振り絞る最後の力で、僧の光に焼けた槍を構えながら。*]

(128) 2015/05/21(Thu) 00時半頃

[李の手が刀の柄に伸びれば、受けるべく手が匕首を探る。
 しかし匕首自体は見つからず。こちらに刃が向くこともない。こちらも肩を竦めた。
 鷹船に対する評価に目を伏せ、吐息で笑う。]

……でしょうね。

[あれも、戦いをやめられなさそうな男だと思う。
 共に並び立てないのなら、容赦なく槍を振るう。
 鷹の文からも、見て取れた。]


楼船など、世俗の塊のようなものではないですか。
案外、煩悩を吐き出しきれというのかもしれませんよ。

[部屋を見ると置かれているものを検分してしまうのは忍の性か。
 火鉢に水瓶、盃に茶器といったひと揃えは確認できた。

 広い空間。設えられた酒器茶器の数からしても、二人が逝くための船でないことは自明。]

……点てますか?

[これで茶の湯をするなというのも、不思議に思えるほどの用意がされている。
 ついと、後続の李に視線を向けた。]


 違いない。

[両断する言葉に、それもまた一理と含み笑う。
六文なしに船に乗っているのだが、これは身包み程度で済むのだろうか。

調度を検める露蝶の後ろから眺めていれば、何かを確認しているよう。
振り向き尋ねられれば、彼女が何を確かめていたか、置かれた一式に視線が向いた。]


 そうねぇ……。
 お相手がいるならば、一席。

[飲んでくれるかしら、と尋ね。
承諾が得られれば、一式をそろえ、簡易ながらの茶席を設けることだろう。]


【人】 渡し船 ユージン


 最後まで、立ってた奴が  勝ちだ…――、 、

[喋る度に喘ぐ喉と熱い胸が煩わしい。
声より多くの血が止め処なく溢れていく。

もうじき我が肉体は崩壊するだろうと否が応でも知る。]

 育もう ……日ノ本を、
 それから 海の向こう を、狩りに 征く

[大陸も南蛮も、未だ知らぬ国が在るならそれも全て。

淀むこと無く高らかに鳴くと、
これが最期の一撃になろうと腰を落とし――]

 ……―――― は !!!

[ただひたすらに真っ直ぐな一撃。
槍の穂が光る。最期の銀線は、森番瓦衛門の胸を狙った。*]

(140) 2015/05/21(Thu) 01時頃

【人】 渡し船 ユージン

―最期の時―

[踏み込んだ刹那から、意識の殆どは白く曇っていた。
何もない徒広い世界に森と自らの二人きり。

――その先の事はよく覚えてはいない。

ただ、負けたのだと悟った。
森の大熊に討ち取られるのならば武人の本望、
鷹船に武勇の将ありと誇れるであろうとさえ思えた。]

 …………はは っ
     ……アンタは、 強いな、  朋よ、

[最期。槍を落とし、目を伏せる間際。

「鷹船は、森に託す。好きに使え」と言い残した。
城を、国を、自らの生涯さえ森の腕に委ねるつもりで。
勝者の重圧に存分に困るが良い。**]

(146) 2015/05/21(Thu) 01時頃

渡し船 ユージンは、メモを貼った。

2015/05/21(Thu) 01時頃


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