人狼議事


140 Erwachen〜lost wing of Jade〜

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【人】 少年探偵団 ガーディ

 私に残った片目を抉れというのですか。
 なかなかどうして、恐ろしい事を言う。

[右目に咲く薔薇からはらりと花弁が落ちる。]

 悪魔を前にしたのなら交渉しなさいな。
 貴方は私の瞳《ディザスター・アンバー》を得る対価に何を差し出せます?

[試すように悪魔は問う。]

(139) 2014/11/13(Thu) 23時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 ……とまあ、このような用がありまして。
 居るのが私の姉ではなくて残念でしたね。

[背後を振り返り、後を追ってきた男>>133へと薄笑いで小首を傾げた。]

(141) 2014/11/13(Thu) 23時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

[砕け散った魔物>>142と氷の破片がキラキラと輝きながら舞う。]

 そうですね。
 元々は私の瞳ではなかったものですし。
 でも、無料奉仕するほどお人好しではありませんよ。

[無くとも視えるという点については首肯する。]

 ……おや。
 人間、しかも《解析者》にとって。
 例え片方だけでも眼は大事なものでしょうに。
 それを差し出してしまうのですか?

[指差された対価。
悪魔は仮面のような微笑みを浮かべ。]

(155) 2014/11/13(Thu) 23時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 そんな簡単に差し出せるものに価値があるとでも。

(156) 2014/11/13(Thu) 23時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 己の全てを賭けなさい。
 他者を踏み躙ってでも願いなさい。

 報うとは叶うとは限りません。
 その権利を幸運な他者へと掠め取られるかもしれない。

 それでも賭けて、捧げて見せなさい。
 それが「悪魔」への対価です。

[抱えた魔器《ハーディ・ガーディ》が、まるで泣く様に不協和音を奏でた。]

(157) 2014/11/13(Thu) 23時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 ……まあ、知り合いの命をどうとでも思わぬ人では、相当屍を積み上げないとダメですよ。

[二人の会話>>145>>146へと落とすのは微苦笑。
悪魔の返事に《解析者》はどう出るかと見守る姿勢であったが。]

 ……貴方には誘い文句の練習が必要なようですね。

[突然の言葉と共に掲げられる掌>>161
様々の色の球体の形をとって集う力の気配>>162に眉を顰める。]

(169) 2014/11/14(Fri) 00時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 

 《斯くして
     我は氷の棺の中で微睡み落ちるのであろう》



[奏で続けられる葬操曲《メロディ》に乗せ。
悪魔は氷よりも透き通った音で唄う。

声に乗り足元より現れる氷の壁が、襲い掛かる豪炎>>164を遮る。]

(171) 2014/11/14(Fri) 00時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 ……そんな誘い方では女性は去っていくばかりですよ。

[僅かに防御は遅かった。
右目に咲く薔薇の一部がちり…と焼い落ちる。]

 互いに価値を見いだせないなら。
 ご縁がなかったという事ですよ。

 よかったですね、悪魔の誘惑は退けられました。

[それでも、悪魔は賞賛するかのような微笑みを《解析者》>>165へと向ける。]

(173) 2014/11/14(Fri) 00時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 名前も知らぬ間柄なのにいきなり「やろう」ですからね。
 私が無知で純情可憐な乙女であったなら、悲鳴の一つも上げて逃げ出してますね。

[氷の壁に隔たれた向う側>>179へ。
悪魔はころころと笑い声を零す。

子供、しかも少年にしか見えぬ姿で言うのは少々奇妙なものであったかもしれない。]

(191) 2014/11/14(Fri) 01時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 ……さて。
 私なりの都合もありますが。

[ちらりと視線を送ったのは傍観を決め込む《解析者》――妹《ソフィア》への攻撃者。]

(192) 2014/11/14(Fri) 01時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 ですが、その無粋な誘いをお受けいたしましょう。

 私は戦慄の悪魔《アリア・アフリート》。
 今はハーディ・ガーディを名の代わりにしております。

 異常(わたし)を倒して。
 異常(かれ)を倒して。
 異常(たにん)を倒して。

 倒して、倒して、倒して、倒して、倒し続けて。
 破滅の先までも走り抜けていかんばかりのその衝動の「導き」の助けになれば幸いと、弾き語りましょう。

[隔てる氷の壁が融解し、遮るものは何もなくなる。]

(193) 2014/11/14(Fri) 01時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 

    ネクロ・メロディア
     葬操曲4番

                 インフェルノ
                『 火葬 』



[奏でる音《メロディ》は天空樹《スカイ・ツリィ》の上で奏でたものと同じ。
残り香のように漂う冷気を打ち消して、煉獄の炎が悪魔の周囲に燃え上がる。**]

(194) 2014/11/14(Fri) 01時頃

少年探偵団 ガーディは、メモを貼った。

2014/11/14(Fri) 01時半頃


【人】 少年探偵団 ガーディ

 礼見丈……。
 ふふ、素直な良い名ですね。

[戸惑いもなく悪魔に向け名乗り上げられるその『名前』>>221に、右眼の薔薇の花が揺れる。

退避した《解析者》の視線>>223に僅か目を細め返すも、回転し出す三つの球体>>224に礼見へと微笑みを向け直す。]

(226) 2014/11/14(Fri) 21時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ



     《 謳え  嗤えよ 

                真紅の衣を纏い 》


[煉獄の炎は演奏《メロディ》に乗り、ひらめく踊り子の衣装のように舞い踊り。
青い破砕の衝撃を受け止め、軽やかにいなす。]

(227) 2014/11/14(Fri) 21時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ



     《 餞   眠れよ 

                灰になるまで 》


[空き教室の天井を隅に重ねられた椅子と机を、踊る焔は絡め取り音も無く灰へと変えて。
礼見だけではなく《解析者》をも抱きすくめようと、灼熱の腕を伸ばす。]

(228) 2014/11/14(Fri) 21時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 魅せなさい。
 全て賭けて滅びを願うのならば。

 私は貴方自身の滅びでもってそれを叶えましょう。

[炎に包まれ行く其処はまさに地獄の様相を呈し。
悪魔はその中央で嫣然と微笑む。]

(229) 2014/11/14(Fri) 21時頃

少年探偵団 ガーディは、メモを貼った。

2014/11/14(Fri) 21時頃


【人】 少年探偵団 ガーディ

 ……流石に片手間では無理ですか。

[面倒くさそうな声>>230に流し目をくれる。]

 お互いもういい大人同士で。
 世話を焼く必要もないんですけどね。
 『妹』に悪い虫が群がるのは、『姉』としてはあまり面白くないですから。

[鼓膜震わす音ではない、微かに罅が広がる音。
僅かに《解析者》の向こう側の空に意識をやる。]

(236) 2014/11/14(Fri) 21時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 …………おや。

[意識の逸れたその瞬間。
不吉な音>>234と共に足元の床が崩れ落ち――。]

(237) 2014/11/14(Fri) 22時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

[全てが落ちるその刹那。]






          魅せて欲しいのでしょう?

[悪魔は堕ちる礼見の瞳を覗き込む。]

(238) 2014/11/14(Fri) 22時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

[――――はらり。




瞬間的に口付けをするほどに狭まる距離。
涙が零れ落ちるように、悪魔の右目に咲く花が散る。]

(239) 2014/11/14(Fri) 22時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

[礼見は見ただろう。
赤黒い薔薇の下現れる深く鮮やかな翡翠色を。

世界に人に起こる事実を《観測》するのでなく。
世界に人に《智慧》を齎すのではなく。
世界に人に《導き》を差し示す女神の『名』をつけられた。

世界と人の本質を容赦なく暴き立てる悪魔の――]

(241) 2014/11/14(Fri) 22時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

[――『賢者《ルキフェル》の瞳』を。]

(242) 2014/11/14(Fri) 22時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 ……。

 少し、やり過ぎましたね。

[トン、と軽い跳躍をし、悪魔は床のなくなった教室の扉の外へと着地する。
その右の瞳には再び艶やかな赤黒い薔薇が咲く。]

 ……確かに。
 少々遊びがすぎたかもしれません。

[最後の破砕弾>>233が掠ったらしい。
こめかみ流れた血を軽く拭い、礼見とは違い落下する事なかった《解析者》>>240の居る窓際へと目をやった。]

(243) 2014/11/14(Fri) 22時頃

少年探偵団 ガーディは、メモを貼った。

2014/11/14(Fri) 22時頃


【人】 少年探偵団 ガーディ

 両方ですかね。

 此処まで追い込まれた状態になっても番人を続ける気の頑固に『妹』もそうですが。
 悪いわるい虫《バグ》である貴方も

[罅の広がる振動が伝わってくる。
抱えた魔器《ハーディ・ガーディ》は単調に鳴り続ける低音以外は旋律を奏でず。]

 ……私はね。
 人も世界も自らの本質に従い歩むべきと思いますよ。
 例えそれがどんなに破滅的であれ。

 だから、私は『妹』への義理として虫を払いはしますけど、穴自体をどうにかしようとする気はありません。

[じっと、《解析者》を見つめる。]

(246) 2014/11/14(Fri) 22時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 私自身に危害を加える気なら。
 そこは正当防衛として対処しますが。

[自らの琥珀の瞳に触れて、それからどうする?と問うように小首を傾げた。]

(247) 2014/11/14(Fri) 22時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 ええ、わかりますよ。

[無感動な《解析者》>>251の言葉に頷く。]

 「観測」には《観測者》の主観が。
 「記録」には《記録者》の主観が。
 「解析」には《解析者》の主観が。

 可能な限りの公平性を持って「記録」を残すために本としての連続性をもつ歴史書とは違い、「観測」も「解析」もその時々の視点により違います。
 貴方がノイズ、バグと呼ぶそれも。

[とん、と指先が音を鳴らさず鍵盤を叩く。
ほんの僅かだけ悪魔の焦燥を示すように。]

(265) 2014/11/14(Fri) 23時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 この瞳は差し上げられません。

 そもそも。
 これは貴方の「解析」には不要の筈なのですけどね。
 こんなもの人の手にあればノイズもバグもさらに増すでしょうに。

[人とは交わぬ筈の神。
世界の法則より外れ、傍観という形で関わり、さらに堕ちて――その負の歴史より産み出されたのが3つの災厄の琥珀《ディザスター・アンバー》だ。]

(267) 2014/11/14(Fri) 23時頃

少年探偵団 ガーディは、メモを貼った。

2014/11/14(Fri) 23時半頃


【人】 少年探偵団 ガーディ

 まあ、偉いんじゃないですか。

[《解析者》>>268へしれっとした顔で答え。]

 全てを理解するなんて神やあくまでも不可能ですよ。
 例え本質を知る事が出来ても。
 心までは分からない。

 生者《ノイズ》を排除した全てとは。
 正確とは何なんでしょうねえ。

[問うというよりも感想のように呟き。]

(275) 2014/11/14(Fri) 23時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 お待ちしていますよ。

[手を振り、ノイズのように紛れ消え去った《解析者》>>269を見送り。]

 ……。

 警告も説得もした。
 番人の選んだ選択を、彼女を救わぬ選択をした世界も人も私は許容しましょう。
 私は、悪魔ですから。

 それでも『妹』を害されれば。
 私は『姉』として動きますからね。

[半ば殴りつけるように、鍵盤に手を振り下ろす。]

(277) 2014/11/14(Fri) 23時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

[―――――……ンッ!!!


不協和音が校舎内へと響き渡った。*]

(278) 2014/11/15(Sat) 00時頃

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