人狼議事


15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時

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メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


[ふわ、ふわり、と歩き出す。
少女はまだ、ネコミミトカゲと一緒にいるのだろうか。
そのままでいてくれるなら、すぐに見つけられるのだけれど。
もしかしたら、どこかへ行ってしまっているかも知れない]

……その時は、捜せばいいの。

[小さく小さく呟いて、ふわふわと進んでゆく。
紅の羽は、回廊に僅かに残っていたけれど、それもいずれはとけてしまうのだろう。

やがて、先に駆け出してきた部屋へとたどり着いたなら]

……ポーチュラカ、いる?

[そう、と中へと呼びかけた**]


メモを貼った。


【人】 鳥使い フィリップ

―見張り塔―
>>#0
[今夜も焼蛍虫が飛び回り始めた。
 ヨナの亡骸を負って塔を下りる。

 見張り塔の天辺が灯台のように、光を空に舞い上げる。
 微かに崩壊の音が聞こえて来て。
 夜が終わる頃には、塔が落ちるだろう、と言う事を知った。]

 …………――さっさと、来なくて
 ごめん、苦しか…たろ

[背負うヨナに、あるいは傍らに生きていると言う彼らに。

 ――……助けても、きっと連れて行くのなら。
 諦めが、足を心を殺した一瞬があったのを否定出来ない。
 謝って許されると、思っていないけど。
 申し訳なさと自分の愚かさが嫌になった。]

(3) 2010/07/24(Sat) 02時半頃

フィリップは、光が城の方にも行くのを見た。

2010/07/24(Sat) 02時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

 ……けど、もう…大丈、かな
 ゆっくり休んで、そしたら……好きな所、…けるだろ
 一緒に

[アンティークの腕時計を見遣る。
 肝心の中身(しんぞう)は彼女が持って行ったかも知れないが。]

 これは、止ま……い、ように
 後で、念の為、預……から

[自分の声が届く事を信じられないのに、言葉は零れた。]

(4) 2010/07/24(Sat) 02時半頃


   あ……



         私は一体……


メモを貼った。






私、私



[真っ暗な中、泉を探して歩き始めた。**]


メモを貼った。


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/24(Sat) 10時半頃


[ 約束のための亡霊は、大樹の影に還り ] 

[ 涸れゆく泉に、異形の大樹は 
     夜露の滴を ぽたり ぽたり と ]


                 ―――……ヨナ、


[水面に映るかすかな気配は 
   水の波紋に壊れ続ける]






 ……世界には、まだ意味がある のに。

[ 涸れゆく泉の 命を 繋ぐように 
  大樹は ただの一滴を 水に注ぎ続ける ]


――ヨナ、ともう一度 その名を呼んだ**


【人】 鳥使い フィリップ

―古城へ―

[光に覆われて行く塔を後にして踵を返す。
 もう一筋の焼蛍虫は城に向かっているようだった。

 通り過ぎる民家の庭で嘆き竹が慟哭を重ねている。
 地面を跳ねて屍肉を喰う、頭部だけの鳥を撃ち抜いた。

 城門に着けば、アリーシャが空を見ていて。
 説明をする必要は、もしかしたらないのかも知れない。]

(12) 2010/07/24(Sat) 14時半頃

メモを貼った。


【人】 鳥使い フィリップ

[その足でラルフを寝かせた部屋に行って、ヨナを下ろした。
 同じように遺体を整えて。
 並んで動かない二人に、故郷の戦場を思い出す。]

 ……――っ、げほ

 げほっ、ごほ、ぐう……ぇ

[糸が切れたように止まらなくなる咳は嘔吐感を伴う程深い。
 そこで蹲って。
 穢れに侵された肺が軋みを上げた。]

(15) 2010/07/24(Sat) 15時半頃

[ヨナは暗闇を歩く。

 その遺体をフィルが城まで運んでくれてることで、
 ヨナの魂にも道ができている。

 城に向かって歩く。
 泉に向かって歩く。





 ふと、何かの気配を感じて、振り返る。]


[そこには、あの飛蝗鼠と、それから、
 赤い眼をもった小さな小さな虫がいた。

 白い羽根をもっている。

 何か懐かしいものだと思って、
 そのどちらも手にとった。


 それから、また暗闇を歩く。]


 ――…水を……。


[もうそれを必要としないかたちになってしまったのに、
 それでも、水の元へ向かう。**]


【人】 鳥使い フィリップ

 ――、…………

[咳が止まって、息苦しさで滲んだ目尻を擦る。
 口の中に残る鉄の味を、隠すように飲み込んだ。
 掌の色を適当に拭う。

 息をしている、と気付く度、
 まだ生きてる、と思いながら生きて来た。]

 ……いつか

[止めないようにして、いつか返すから。
 そう告げて、ヨナの手から時計を外す。
 少し迷ってポケットに入れた。]

(18) 2010/07/24(Sat) 18時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

―中庭―
>>17
[台所のあった場所に向って、中庭を突っ切ろうとして。
 ホリーとガストンの姿が見えた。

 そして、泉の噴水が高さを低め始めている事も、
 良く見て来たからすぐに解った。]

 ……水が

[守人。いずれ涸れる。
 ホリーの言葉の意味も、妙に合点がいった。]

 ……――方法は、ないのか……?

[蟲は少しずつ近付く。]

(19) 2010/07/24(Sat) 18時半頃

 ああ


          泉は、どこ?

[泉の元へ、大樹の元へ]


[泉に辿りついたとき、
 その世界は開ける。

 だけど、嫌な予感がして振り返ったとき、



 その塔は砕けた。]

 ああ





    こ わ さ な い で

    こ ろ さ な い で

 
 

  [それは、黒髪の竜の少女と共鳴したもの]


[ふ、と。
奇妙な騒がしさを感じた気がして、近くの窓の方を、見る]

……あ……あれ、って。

[見えたのは、夜空に広がる光]

……おわり……なの、かな。
でも。

綺麗……だね。

[ぽつり、と。小さな呟きが零れて、消えた]


[ヴァイオリンの音は止まない。
泉の色が変わっていく。光が増えていく。
また壊れ始める世界に少しだけ憂いの表情を浮かべ
紺の瞳は静かに佇む大樹を見つめた。]



 ―――…どうして…?



[泉を護ってくれていたのは彼ではなかったのか。
黒髪の女はヨナが守人だったことを知らない。]

 ……もう…

               …護ってくれないの…?
 




 ――――……そう……


[ヴァイオリンの彼がいる方を仰いで。
大樹からの返事がなくとも一人理解をすると
立ち上がり、ヨナと入れ違う形で泉から去っていく。]


【人】 鳥使い フィリップ

>>#3>>#4
[地響きが聞こえた。多分、塔が崩れたのだろうと思う。
 振り仰ぐと、町の方角からまた焼蛍虫が飛び立つ。
 光が湧き上がるようだった。

 皆がいなくなって、中庭に一人。]

 ……まだ生きてんだ
 守…たいんだよ、その為に

 何が出来る……?

[あの時一瞬だけ、揺れる水面に見た人影は今はない。
 濁り涸れる泉からは皆離れて行く? ……そうじゃない。
 彼女が守り、皆を守ってきたものを。]

(28) 2010/07/24(Sat) 21時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[人はいつか、きっと死ぬって。
 解ってて、まだ希望は捨てない。]

 何も出来な、とは……けほ
 思わない

[天上の光を見上げる。
 泉の水に手を浸して。
 傍らの樹の幹を撫でた。

 行く所がある、と言っていたホリーの様子が気掛かりで。
 踵を返して、その姿を探す**]

(31) 2010/07/24(Sat) 21時半頃

チャールズの肩の上できょろきょろしている。


[泉から去る際にフィルの姿が見えたのなら、
一度だけ足がそちらへと向いた。

彼が気付くことはない。こちらから触れることもない。
ただ、一言―――]


 …ありがとう、


[それだけ、伝えたくて。]


[崩れる音、世界が壊れる音。
けれども黒髪の女の耳には届かない。

聞こえてくるのは優しく 美しい音。
それは、死を呼ぶものだろうか。
死することは、壊れるということなのだろうか。]


 ……


[足を引き摺ることなく歩き出すとある場所へと向かう。
音の鳴る方へ―――… 音の、鳴る方へ*]


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/24(Sat) 23時頃


【人】 鳥使い フィリップ

―古城・ある一室―

[ホリーの姿を探して、城内の部屋を一つずつ巡る。
 扉を開けたそこで、一人眠る体を見た。
 花の名前を得た少女。
 近付いて……息をしてないのが解った。

 周囲を見回す。
 自分じゃなければ、見付けられたのかも知れないけど。]

 ……もし、居るなら
 ちゃんと、独りじゃ、くて
 今も笑、てるか……?

[冷たい額、頭を撫でて。
 いつか押し花に、と望んでいたのを知らないから。
 胸で褪せて行く花に触れるのは躊躇われ、そこを去る。]

(48) 2010/07/24(Sat) 23時頃

【人】 鳥使い フィリップ

―廊下―

[部屋を出て、目の前に何かがふわりと飛んで来る。
 何かも解らず手で掴もうとして、落ちた。

 あかとしろの羽が一枚ずつ。

 近付けば消えて、またその先に見える気がした。
 残りの『時間』を数えるように、ふわりふわりと点々と。

 生きるのに必死で見えないものを、追って歩く。
 ポケットの中の時計もかちりかちりと時間を数えた。
 足は小倉庫の方へ向かっている。]

(52) 2010/07/24(Sat) 23時頃

[ふわり]


[漂う靄はホリーにも気付かれることなく通り過ぎる。
向かいから近づいてくるガストンにもきっと気付かれない。

―――…重たくはない?

そう問うた彼の相方と共に見上げて足を止める。
伸ばした手に、あの時の毛皮の感触は もうない。]

 ……それでも…

          …共にいるのね…

[マーゴが死してから彼が零した言葉。
重いのに――…きっと、重いだろうに。]




 ―――…綺麗ね、


[ぽつりと、呟いた。
小さな灯りがぽつぽつと、点る。

焼蛍虫。

命を奪うと恐れていた蟲の姿は、
死した後だとこれほどまでに―――…美しい。]


[バルコニーで奏でられるは繊細なメロディ。
光に照らされる――燃やされるというほうが近いか――世界に送られる葬送曲]

――、…

[誰か来る気配を感じつつ、緩急をつけて。

その人が現れたなら柔らかく笑んで言う。

*次が最後の曲だと*

世界の終演は、世界の終焉は。
きっともうすぐそこに――]


[少女の眠る部屋を訪れ、そして、こちらに気づかず歩き去っていったフィリップを見送る。
言葉を交わした時間は、短かったけれど]

……あきらめて、ないんだ、ね。

[先へ歩む彼の姿は、そう見えた。
自分から零れ落ちたあかとしろ。
それが、消えてゆくのを、見つめて]


メモを貼った。


[もう一度、窓の方へと視線を向ける。

迫る光は、以前は酷く嫌なものと思っていた。

けれど、今は。

そんなに、嫌なものとも思えなくて]

……まっくらよりは。
あかるい方がいい……のかな?

[ぽつり、零れるのは、こんな呟き]


【人】 鳥使い フィリップ

―小倉庫前―

[人が集まっている事に気付いて、尚近付く。
 蟲が近付けば近付く程、空気も少しずつ、焼ける。
 寒い筈の夜の空気は暖かくなって行くのだろう。]

 ここにいるので、今……全員みたいだな

 ――……ホリー、そこに……居るか?

[あれだけ人が集まっていたのが嘘のようだ。]

(55) 2010/07/24(Sat) 23時半頃

[キツネリスは彼の短く切りそろえられた銀髪の上から、書き留められる世界を見つめる。

最後の、瞬間まで。]


フィリップは、その言葉は図らずも、チャールズに少女の死を伝えるに足りるか。

2010/07/24(Sat) 23時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

>>57>>58
[眉を寄せて、コリーンに向け首を傾げる。
 歌を存在意義とする傍観者を。
 その言い方は人の死を望んでいるようで。

 それからチャールズに向き直った。]

 向こ…の廊下、行って奥
 案内、要るか?

[必要ならポーチュラカの元に連れて行くつもりだ。]

(59) 2010/07/24(Sat) 23時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/25(Sun) 00時頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/25(Sun) 00時頃


 ―泉・大樹―
[ 焼蛍虫の輝き それは無慈悲な裁きの光にも、似て。
大樹はその濁り枯れつつある泉へと、枝葉を伸ばす―― ]

 [ まもりたい と その声 想いは重なるから ]
 [ 彼が 見ていたものは自分と同じもの だったのか ]


 フィル……、

     
[ 彼の手が泉に触れ、濡れた手はその幹に触れる
  巡るその水を糧として、

 大樹は 一滴を 泉に注ぎ続ける
 たとえ、それが無力であろうとも ]


【人】 鳥使い フィリップ

 コリーンは、ど…して
 壊れるのを、死を期待して、んだ?

 歌も……滅…を待ってる、みたいだ

[実際に明確な死の光が迫っている今。
 それは悠長な問いなのかも知れない、でも。

 理由全部を失くしてからも、生きたくて生きてる自分は。
 ある種、非難をするかのように、問わずにおれない。]

(62) 2010/07/25(Sun) 00時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/25(Sun) 00時半頃


[ 終末を告げる天上の音楽 
     黒髪の少女の問う言葉――― ]

[ もともと、
  護ることなんて、自分には出来ない。
  だから願いは分不相応だと知っている ]

    残したい。

 この泉を――この水で生かされた 命を。

 それが。
 それが彼女の―― ]




  ――ヨナ……


[ 崩れ落ちる轟音と共に 燃える星が 乱舞する 
     その白い輝きの中で、彼女の名を呼んだ ]


[ 大樹は 小さく震えて
   少し濁った 水面の影も歪んでその微笑みは、哀しげに]


【人】 鳥使い フィリップ

>>63
[いつかは、壊れる。人は死ぬ。解っているけど。
 人はそう簡単に、楽には死ねないのだと、思い知ってもいる。]

 良、なんて

 ……――思える訳、ないだろ

[彼女はただ話して笑う声すら歌うようで。

 その歌は心狂わすものだと未だ知らない。
 かぶりを振る。]

(64) 2010/07/25(Sun) 00時半頃

メモを貼った。


【人】 鳥使い フィリップ

>>65>>68
[壊れる事を『楽しむ』とまで聞いて、思わず。]

 ――ふざけ

[そこでガストンの声に止まる。

 感慨に耽る時間がないのは確かだった。
 今も光は迫って来ていて、じわりと気温は上がり。
 空気も薄くなっているのか、ほんの微かな息苦しさ。]

 ……そ、だな……

[生き残るにはここから逃げないとならない。
 そして、忘れ物があったのを思い出した。]

 ……忘れ物、取って来る
 行くなら、先に行って

[短く伝えて走り出す。]

(70) 2010/07/25(Sun) 03時頃

【人】 鳥使い フィリップ

―台所だった場所―
[テーブルに置いていた包みと瓶を掴んでポーチへ。

 逃げ出して、それからの事は想像がつく。
 自分はそう長くは保たないだろう。
 毒を含んだ砂塵に侵された喉は。

 遠くへは、行けない。
 もう、ラメトリー(ここ)に来るまでが遠過ぎた。
 守りたい町をまた捨てて、次はどこにも辿り着けない。

 この町を、あの泉を、守りたいと思う。
 ここで、生きてて良いんだと言われたような気がしたから。
 中庭は焼かれるだろう。面影を感じた樹も泉も滅びる。
 せめぐ心は一瞬足を止めて。]

 げほ……っ

[ぐらりと身体が傾ぎ壁に手をつく。
 蟲に焼かれる空気は誰よりも自分に負荷を掛ける**]

(71) 2010/07/25(Sun) 03時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/25(Sun) 04時頃


[泉にたどり着いた時、
 そこには、誰がいただろう。


 闇の中で、泉と大樹だけを見る。


 そのうち輝いてくるのは、焼蛍虫。
 点滅は、闇を彩り……。


 最後見た風景を思い出させた。


 やはり綺麗で……。]


[そこにはマーゴがいたかもしれない。]

[そこにはアリーシャもたかもしれない。]

[そこには今までも水を求めてきた人々が何か形を成していたかもしれない。]






[だけど、小さな飛蝗鼠と紅い眼の虫を肩に乗せた少女が出会うのは、





 とても哀しい目をしていた青年。

 ヨナが殺してしまった人。]


 ――……ラルフ……




 ごめんなさい、あなたを殺したのは私……。
 ごめんなさい、あなたがいなくなればと考えたのは私……。

 でも、違うの。

 憎いとか、嫌いとか、そんなんじゃないの。





 私、あなたには綺麗な存在でいたかったの。

[目の前に広がる大樹を見上げた。**]


[ふわり]

            [ふわり]

[女の形の靄はやがて辿り着く。
音の鳴る場所へ、葬送曲の奏でられる場所へ。
彼がこちらに気付いたのなら、淡い微笑を浮かべて
座る場所は彼の傍、けれども互いの手が届かぬ距離に。
これは―――…最後に見た夢の続きだから。]

 ――…なら、

          うんと…ゆっくり弾いて…

[次が最後の曲だと聞けば、同じ笑みを浮かべてそう返した。
少しでも彼の終演が、長く聴けるように。
少しでも彼らの終焉が、先へ延びるように。

泉を見下ろすとそこには大樹と少女の姿があった。
点る灯りは、もうどこまで近づいてきているのか。]




    綺麗ね…


[そう 呟く。]





  ―――…とても綺麗、



[聞こえる音が、点る灯りが、壊れていく世界が、
――…壊れ行く音を聞きながら、尚生きようとする者達が。

この音色を何時までも聞いていたいと願う思いと、
彼らにこの音が届くのはその最後でいいと願う思いは
矛盾しない。]




 …あの子は…、お水を貰えたかしら…


[ふと、上呂の行方を思う。
羽の生えた少女、花の名の少女、
その少女の胸元に添えられた箱仙人掌の花。
それらに思いを馳せて――音に聞き入るように目を閉じる。

黒髪の女は花達のことは思えどそこへは向かわない。
選んだ場所は、終焉を奏でる音の傍に。
紺の瞳は、そこから世界の終わりを見守るつもりなのだろう。*]


[  闇の中の光、
  はじけ飛び散る明滅は、星のよう ]


[ 大樹からは、また無力な雫が一滴、落ちた ]


     [ 泉ではなく、少女の元に ]


 ―――……ヨナ、
 
   君は“こちら”に来ては、いけなかったのに。


[ 声音は 静か ]


[ 濁った水面に映る枝葉の影だけが、人型を為す 

  否定し続けていた事実を、
  改めて、彼女が肯定する。]


 ―――……君が 願った、
   でも、君が願ったなら、きっとそれで良かったんだ。


  君に、そんなことを
   思わせる俺が……、 ――――、


[ 言葉に沈黙が 降りる ]


        それが、俺が君を泣かせた理由?



  ……泣くことなんて、何も無かったんだよ。


[ 困ったように微笑う気配 あえかに ]

  ……君の中に綺麗なものを見てる。
  今も、ずっと。

  ごめんね、もしかしたら、
  それはとても自分勝手なことなのかもしれない。
  君には、重荷に感じるかもしれない。

  だけど、君がそれを穢れと思う心が、
 ―――痛みを、哀しみを、歪みを、抱えたままでも、


  それでも、
  俺には……綺麗なんだ。


ごめんね、と もう一度、零して**


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/25(Sun) 13時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

―小倉庫―
[皆が避難した事を確かめるつもりで、引き返して見れば。]

 まだ、残っ……たのかよ
 逃げ、なら、早くしろ……!

[居るのはガストンとコリーンとホリー。
 チャールズの姿はあったかどうか。
 ……それでも足りない。
 一瞬、足りない名前が出て来なくて。]

 あいつ、は?

[名前。いや、覚えてる筈。]

 アリーシャ……先、行ったのか……?

(76) 2010/07/25(Sun) 16時頃

【人】 鳥使い フィリップ

>>73>>74
[ホリーの様子が、やはりどこかおかしい。
 胸元に見える、不安定な紅い光の明滅。
 天使と言われた異形の、大きな目を思い出す。]

 ……ホリー

[近寄って手を伸ばす。
 異形もヒトも殺して来た、お世辞にも綺麗じゃない手だが。
 少なくとも、躊躇わない。]

 ……――行こ、

(77) 2010/07/25(Sun) 16時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/25(Sun) 17時頃


【人】 鳥使い フィリップ

>>78
[問いは素朴でもあり。多分、根源的でもあり。
 色のない瞳の笑みとともに、心に少し刺さる。]

 …………――

 どこ、いきたいか
 解らないなら

 今は来いよ

[手を握り返す。
 逃げおおせるかは解らないが。]

(79) 2010/07/25(Sun) 17時頃

 私は、綺麗じゃないよ。

[そんな言い方


            多分、それは似ているのだ。]





 でも、ありがとう。
 重荷じゃない。

[大樹の影にそう告げて…。
 その大樹が光の実を纏うのを見守る。]


 ――…ああ、まだ生命ある者に……




 恵みを……。

[焼ける空にそう願う。
 だけど、泉が涸れていくのは、わかっていた。]

 ――……フィル……。


           い き て い て

[優しかった人の生命を祈った。]


【人】 鳥使い フィリップ

 ……コリーンは、どうす、んだ?

[歌に目を細めて、問う。]

(81) 2010/07/25(Sun) 17時頃

[聴こえるのは、セシルのギオロン、




         そして、コリーンの歌声。

 そのどちらも、破滅の音の上を踊るけれども。
 だけど、


         手を取り、逃げる者には、
         まだある未来に聴こえてほしかった。]


[ 言葉少なな答えに、水面の影は少しだけ、微笑む ]

  もし、
  ……この泉が涸れたとしても、


  彼らが生きれば、
  ――彼らの中で、君の泉が、生きるんだ。

   それは、とても綺麗なことだと思うよ。


[ けれど、大樹は迫り来る終焉にも、
    泉に、一滴を注ぐことを やめない ]


【人】 鳥使い フィリップ

>>82
[やはりと言うか、見ている、と答えが返る。
 どこか人間離れした態度は、この世界では普通かも知れないし。
 人間にしては異様なのかも知れない。]

 ……解った

(84) 2010/07/25(Sun) 17時半頃

― バルコニー跡 ―

[マーゴの言葉にゆっくりと頷く
そうして奏でられる曲は、長く。
楽譜の上では終わるべきところをとうに過ぎても、終わらずに同じフレーズを繰り返して続く]

――…
ああ、…気づきましたか。

[弾きながら空を見上げ、ぽつり呟く。
狂気の果てに妹の手を取ってここではないどこかに行ってしまった男が、ヴァイオリンを忘れたことに気づいたらしい]

いいじゃないですか。
貴方はもうその手を離せない。
貴方はヴァイオリンを奏でられない。

お別れしましょう。
貴方は存分に"兄"をやればいい。

私はもう少しここで――…この景色を見ていたいのです。


大樹の一滴に手を伸ばす。


 あの泉は彼らの中にあるの?

 ――……私の……泉は、
 綺麗  なのね。
 ああ、それならば、

[なんて嬉しいことだろう、と心から思いながら、大樹(ラルフ)の一滴(言葉)を手を受け止める。]


【人】 鳥使い フィリップ

>>83
[開いた窓から熱気が流れて来る。]

 あぁ
 チャールズも、ガストンも、コリーンも……ホリーも

 ……――幸運を

[息苦しさに、頭に霞が掛かるようだけど。
 呼吸を求める、生きてるしるし。

 外は焼蛍虫の光で、普段より明るい。
 もしかしたら、逃げ道はあるのかも知れない。

 生きて欲しいからギリギリまで手は離さず、走るつもりで**]

(85) 2010/07/25(Sun) 17時半頃

不思議なものですね。
私、リタさえいれば他のものはどうでもいいと思っていたんですが。

死んでから、案外未練もあったのだと気づきました。

[それは独り言なのか。
それとも手の届かない微妙な距離にいる彼女に語った言葉なのか。
聞き返しても、曖昧に笑って、きっと答えない]


――そういえば、足は大丈夫ですか?

[死んだのに今更そんなことが気になるのかと思いながらも――。
生きていたときと同じように、そう、*彼女に尋ねた*]


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/25(Sun) 18時頃



  君に与えられたから。


 ――与えられて、自分も何かを与えられたら、って。
   俺は、そう思ったから。

 だからきっと、綺麗な水は死なない。
 まだ、そうやって命を繋いでいける、と思いたいんだ。

[それはほんのささやかな希望でしかないけれど、
 けれど世界にまだ意味はあると、信じられる理由]


[そして、外に駆け出していく彼らを感じた。]



       ああ、どうか。




       彼らの行く先に、泉が…
       泉がありますように………。

[そして、大樹が光の実をぽたぽたと泉に落とす時も、そこに少女は居続ける。**]


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/07/25(Sun) 18時頃




 ――……みな、行くんだね。


 ヨナ、ごめん……
 君をここから、連れ出しては あげられなかった。


大樹の幹に身を凭れさせて……。


[傍で聞こえる呟きに紺の瞳を上げて。
緩く首を傾いで問うけれども答えはきっと返らないだろう。]


 ―――…不思議ね、


[それは、セシルの呟きとは異なる響きで。
生きる彼らには少しでも長く生きて欲しいと願うのに、
彼らが終焉を迎えることを哀しいとは不思議と思わない。

それは――…死することは壊れることだとは思わないからか、
黒髪の女の死に際と関係しているのかもしれなくて]







          いいの。

          [笑んだ。]


[届かぬ距離にいる彼に足のことを問われると
大丈夫、と淡く微笑んでこう返した。]


 ―――…もう 痛くないの…

      …"壊れた"のではなく、"取り戻した"から


[長く艶やかな黒髪が揺れる。
焼蛍虫も、逃げる人々も――…皆、綺麗。
それは生きているから、彼らは今を生きようとしているから。
だからこそ――…願うのだ。
彼らがここから逃げ延びようと力尽きようと、

後悔のないように―――…と。**]


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