人狼議事


88 めざせリア充村3

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視点:


琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/29(Sat) 00時頃


琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/29(Sat) 00時頃


琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/29(Sat) 00時頃


メモを貼った。


―― 実験室 ――

[鳴り響くビープ音。
バチリと音がして二つのカプセルのロックが外れ開いた。
被験者が眼を覚ませば、身体を起こすことができるだろう。]

……よぉ。気分はどうだ。

[起きた彼らにかけたのはそんな言葉。
諦めに似た感情と共に。]


メモを貼った。


【人】 琴弾き 志乃

 っ――!!

[意識を逸らした瞬間。
チアキが癇癪を起こしたように叫んで、髪を引く。

そのまま引きずり倒されて、覆い被さってくる
チアキを見上げた。瞳に浮かぶのは、ひたすらに驚き。]

 ……"手出しは、無用"

[最初に放ったのは、周囲の兵士に向けた命令だった。]

(4) 2013/06/29(Sat) 00時頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/29(Sat) 00時頃


――実験室――

[ビーッ ビーッ ビーッ

不快な音。耳障りな音だ。
ガンガン頭に響いて、うるさい、うるさい。
頭がぐらぐらする、くらくらする、胸がムカムカして吐き気もする。]

 うっ、ぜ……!

[久しぶりに思いっきり悪態をついて立ち上がろうと――]

 ……え? な、なん……!
 お前、しん、だ……は、ず、じゃ

[眼の前に居たミナカタに、二年半も前に死んだはずの男に呼びかけられて、しばし言葉を失った。]


琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/29(Sat) 00時半頃


琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/29(Sat) 00時半頃


メモを貼った。


【人】 琴弾き 志乃

[頭を打ち抜かれた兵士は、倒れ。
近付いてきていたものは、自分で止めた。

これで、邪魔をする者はいないだろう。
抑え付けられる痛み、僅かに眉を寄せながら]

 嫌いな、わけないじゃない……

[先程の言葉に返す声は、やはり優しい。]

(8) 2013/06/29(Sat) 00時半頃

メモを貼った。


メモを貼った。


[動揺しているヤニクに向かって
近くにあった毛布を投げつけておいた。]

俺が幽霊にでも見えるのか?
……まあ、見えるか。

[どこから説明しようかと首をかしげる。
ケイトのカプセルは開いていたが、まだ彼女は起きてこない。]


【人】 琴弾き 志乃

[大嫌いとしゃくりあげるチアキに手を伸ばす。]

 ……アキ兄様、

[伸ばした手で頬を撫でる。
振り払われても構わない。

ただ、伝わって欲しい。想いがあった。]

(13) 2013/06/29(Sat) 00時半頃

[どこからどう見てもミナカタはミナカタだった。
ぴんぴんしていやがる。ライジに殺されたのはどうなった。]

 ……おい、ここはなんだ。

[投げられた毛布を受け取って、それは裸の身体に巻きつけながら周囲を見回して乾いた声で問い詰めた。
並べられたカプセル、床を這うコード。
そして何より、部屋に光っているモニター。
そこに映し出されているのは――さっきまでいた戦場。]

 てめぇ……俺様にわかるように説明しやがれ。


 これはいったいどういうことだ。


琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/29(Sat) 00時半頃


【人】 琴弾き 志乃

[優しい眼差し。優しい音色。
"家族"を思う愛しさで満ちた音。

懐かしい音だった。

ミナカタを失ってから、壊れてしまった音。
覚悟を決めてしまってから、歪んだ音。

こんな戦場に、似つかわしくない音を響かせながら、
チアキをじっと見上げていた。**]

(18) 2013/06/29(Sat) 01時頃

[問い詰めてくるヤニクの姿に
悲しげな表情を一瞬。]

まあ待て、そう急かすな。
……ケイトが起きるのを待ってからでもいいだろう?

[少しそこにいろ、と言って出ていく。
待つのを強制するわけではないし、
どのみちここの扉は開いている。*]


 ちょっ――待ちやがれおい!!

[叫んだがミナカタはすでに去り残っているのはヤニクだけになっている。
とりあえず自分が寝ていたカプセルからは出ると、手近にあったカプセルに駆けよった。
見える顔は――ナユタ[[who]]のものだったかもしれない。]

 クソッ、何なんだよ!!

[苛立ちをカプセルにぶつけるため蹴りあげようとして――やめる。
何が起きるかわからない、コードだって万が一切れでもしたら大変なことになるかもしれなかった。]

 ……くっそ。

[舌打ちして毛布をずるずると身体に巻きつける。]


――実験室→自室――

[そのまま裸足で床を歩きながら、とあるカプセルの前で少しだけ佇んで。]

 ――……ひでぇ傷。

[呟いたもののカプセルは開かず。
そのまましばらく見ていたけれど、顔をそらして部屋を出ていく。
廊下では誰にも会わなくて、それでも記憶のままの場所で。
ここは一体いつのどこなのかと。
それとも今が夢なのだろうかと。

判然としないまま自室の扉を開き――寸分たがわぬ精巧さに、紺の眼を瞬かせた。]


―― →実験室 ――

[ふらりと戻る。
モニターにはチアキの姿が。
また別のモニターにナユタの姿が)

――……

[何も言えなくて、脇においてある椅子に腰を下ろす。
そのまましばらくモニターを見ている。**]


【人】 琴弾き 志乃

[雷の音が響いた。
ライジが来たのが分かる。

ここを落とされたら、困る。
ニュリクティの重要な防衛地点だ。

頬に添えていた手を傍らに落ちた鉄扇に伸ばして、
弱く鈴の音を響かせた。

近くのものにだけ伝わればいい。

"ライジとナユタを守れ"

赤の兵士たちは、二人を囲むトランプ兵へと押し寄せる。
二重に囲まれた3人が見えなくなるけれど。
大丈夫、二人なら……きっと、

自分は、目の前のチアキを……止めなければ。]

(53) 2013/06/29(Sat) 08時半頃

【人】 琴弾き 志乃

[泣きそうなのに、泣かないチアキ。
やめてと言われても、止める気はなくて、

さらに言葉を紡ごうとすれば、口を塞がれる。
口元に触れた指先が荒れているのが分かる。

こんなになってしまってと、悲しげに瞳を揺らした。
押し付けてくる力が増して、苦しい。

息苦しさに呻きながら、それでも手を伸ばして
もう片方の手でチアキの頭を引き寄せた。

バランスを崩させれば、口を解放してもらえないかと]

(54) 2013/06/29(Sat) 08時半頃

【人】 琴弾き 志乃

[抱き寄せながら、口元の手を剥がそうと
荒れた手を包む様に重ねて、ゆっくりと引き剥がす。

僅かに隙間を作れは、籠った声を]

 嫌いに、なんて……なら、ない

[何をされようと、嫌いになんてなれない。
籠った声は響くことはないけれど、意志だけは伝える。]

 それに……痛いのも、苦しいのも、慣れているもの。

[そんなもの、怖くない。**]

(55) 2013/06/29(Sat) 08時半頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/29(Sat) 08時半頃


――自室――

[机の引き出しを開けた。
ほとんど物の入っていない引き出しの奥に、宛先の書かれていない封筒に入った手紙が一枚、ずっとそこで眠っている。
手にとって引き出して中味を読んだ。
汚い字で並べられているのは、昼食に肉が出たこと、風呂が熱かったこと、ようやく本を一冊読めたこと。]

 ――だっせぇの。

[誤字脱字ばかりのくしゃくしゃとした字で書かれた手紙は、きらきらとした幸せを纏っていた。
ここにいることとが楽しかったと、書き手がそう思っているのが伝わるものだったから、何度も何度も目を通してから、そっと畳んでもう一度しまった。]


メモを貼った。


――自室→実験室――

[替えの服はいつものように、当然の顔をして置いてあった。
着慣れた紺と黒のものではなくて、研究室で着ていたのと同じ赤いもの。
袖を通すと違和感がある、軍での訓練で少し体格が変わっていた記憶があったから。
だがそれも着終える頃にはなくなっていた。]

 ……変なの。

[気に入ってる肌触り。軍服とは違うもの。
懐かしいはずなのにそうでもなくて、記憶と感覚がまだ混乱している。
人のいない廊下を歩いて、実験室に戻ればミナカタはそこにいただろうか。
いれば近づいて、小声で質問をした。]


メモを貼った。


 わっかんねぇよそんなの!

[叫んでミナカタに掴みかかる。
多分避けはしないだろうと思っていた、ミナカタはそういうヤツだから。]

 何でこんなことになってンだよ!
 てめぇが死んで――その後、俺達がどんな、に、

[ミナカタが死んだ後は、全員が散り散りになってしまい、再会して過去を語りたくても、思い出の中には彼の死が刺のように残っていた。
あの日はもうかえってこないのだと認めるのも辛かったけれど、その後変わってしまった友を見るのはもっと辛かった。]

 ……俺は、生きてるのか。
 どっちが、夢なんだ。

[乾いた声で同じ質問を。]


メモを貼った。


―実験室―

[耳触りな音、何故聞こえるのか分からずに。

頭が割れるような、そんな感じがして。
目を開ける。]

…あ、れ。
どうし…て?

[自分はあの時、「彼」に殺されたのではなかっただろうか。
なのに。何かのカプセルの中にいる。]

…これは、どういうこと?


[カプセルから体を起こしてその外に出てみると。
そこには自分以外のカプセルが9つ。

その中のそれぞれに、「あの頃の」人たちが。
1個だけ開いていていなかったのは、ここにいる人的にヤニク君なのだろう。

…そこまでは、分析できた。でも、]

……これも。実験だったと、言うの?
私は、私たちは、いったい何なの?

[「実験体」という名称が頭に浮かび、顔を顰める。]


[カプセルには各々のモニターがついており、それは時折早くなったり、視認できる早さに戻ったり。さながら、加速装置といったところだろうか。そのモニターを見つめる気にもあまりならず。…は床の上に座りこむ。

…障壁を目の前に出してみる。それは「先ほど」よりも10枚最大枚数が減って。前と同じ6枚までだった。やはり実験だったのかな、と思う。

誰かが来るまでは、障壁は消して座りこんだまま。]


メモを貼った。


[ヤニクが掴みかかってくるのはかわさない。
そして彼に尋ねられた質問には。]

残念だが――こっちが現実だ。
ライジが俺を殺したのも、
お前がモニカに殺されたのも。
全部――夢だ。

[夢、とヤニクの言葉を使って回答した。
本当のところはきっともっと残酷だ。]


……っつーかそんな大きい声を出すな。
興奮してるならなだめてやるぞ。

[掌をヤニクに向けたが、受け入れてくれるだろうか。
内心は隠して、淡々と話す。]

こんな入口にいないで、
ケイトが起きてないか見てきたらどうだ。

[ここからではモニターがあるだけで
カプセルの部屋のすべては分からない。
ケイトが眼を覚ましているかもしれないが
最初に見るのは自分の顔ではなく
ヤニクのほうがいいだろう、と。]


[夢だったとミナカタは言う。
三年間の記憶が、ぐるりと頭の中で回って色彩を失っていく。]

 ……っ、いらねぇよ!!

[ミナカタが伸ばしてきた手は振り払って、彼が続けた言葉には少し言葉を詰まらせてから、背中を向けた。]


――→実験室:奥――

[カプセルが置いてある場所へと向かう。
距離にしてたいした歩数ではないので、すぐに視界に入ってくる。
最初に気がついたのは――床に座り込んだケイトだった。]

 ……ケイト。

[彼女が死んだのはもちろん見ていなくて、何があったかも当然知るはずもなく、彼女を殺したのがオスカーということも知らない。
しかし彼女とは死ぬ少し前まで戦っていたのは覚えていた。
あの決着はどうなったのだろう、ケイトがここにいるということは、ヤニクと同じなのだろうか。
そう思うと、何か言葉を続けるのも難しくて、座っているケイトの前にしゃがみこむ。]

 ごめんな。

[何についてかは分からないが、するりと口から出た謝罪の言葉は18歳のヤニクは言うことがなかったもの。]


メモを貼った。


【人】 琴弾き 志乃

[着物が濡れるのを感じながら、その頭を撫でる。
この人の優しさに、守られてきた。

守りたいと思った、だけど――何も、しなかった。

恨むと言われて、僅かに瞳を揺らしたが
伏せて、その声を聞く。

圧し掛かっていた重さがなくなれば、目を開けて
ゆっくりと立ち上がった。

大勢の守るべきものができたのだと知る。
チアキの今の居場所。
     
その名乗りを聞けば、
少しの間、迷う様に視線を揺らして]

(85) 2013/06/29(Sat) 19時半頃

【人】 琴弾き 志乃

 残念だわ、お兄様

[ぽつりと呟いて、艶やかに笑う。]

 ならば、私も、私の役割を――全うします

[着物の汚れを払えば、鉄扇を構える。
          飾りの鈴が、微かに鳴いた。]

 私に大層な肩書はありません
 呼びたければ、"舞姫"とでもお呼び下さいませ

 お兄様には、どんな夢をお見せしましょうか?

[あえて兄と呼び続けながら、笑う顔はもう妹のものではない。
他人行儀が口調で、妖艶に、黄泉へと誘う為に笑う。]

 痛みと苦しみの地獄か、まやかしの天界か
 はたまた、享楽の深淵にでも? さぁ、お兄様――

(86) 2013/06/29(Sat) 19時半頃

【人】 琴弾き 志乃

 "遊びましょう?"

[しゃらん。
鈴を強く打ち鳴らす。

痛いくらいの振動を周囲に鳴り響かせて、笑う、哂う、嗤う。
だけど、音に混じるのは―――悲痛な叫び、] 

(87) 2013/06/29(Sat) 19時半頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/29(Sat) 19時半頃


【人】 琴弾き 志乃

 "あひ思はで うつろふ色を 見るものを" 

          "花に知られぬ ながめするかな"

[花と人の様に、
互いに心が通じ合わないまま、花は散る。

その悲しさを、寂しさを、音に乗せて唄う。
聞いたものの心を揺るがす為に、

しゃらん。
鈴を鳴らし、軽やかに舞う。

          悲しいの渦、痛みの雨を乞う様に]

(97) 2013/06/29(Sat) 21時半頃

【人】 琴弾き 志乃

[後方で響く、爆発音。
上がる黒煙に笑みを深めた。]

 ここにいる意味は、もうないのでは?
 それとも、この首が欲しいのですか?

 ねぇ、お兄様? 退いてくれぬと言うのなら、
 私は、貴方の居場所を奪いましょう

[愉しげに、歌う様に囁きながら、扇を振るう。

しゃらん。
空気が震える。

これが、舞姫の戦い方。
相手の心を揺るがし、傷つけ、殺していく。
ゆっくりと、じわじわと、**]

(98) 2013/06/29(Sat) 21時半頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/29(Sat) 21時半頃


[
……誰かの声が、聞こえた気がして。
それを幻聴なのかも知れないな、と思ったのだけど。

…もしかしたらと目を上げれば、そこにはヤニク君がいて。]

…ヤニク、君。

[「あの場所」で遠くから見た彼は、真っ黒で。
そして、敵だった。

だけど、今此処にいる彼は、そうではないだろうことは、容易に分かり。]

…あなたが、悪いとは思っていないよ。

[だけど、と小さな声で呟いて。]

私も、ごめんね。…止められ、なかったから。

[あそこで止められなかったことは、何よりも私の罪であろう。]


メモを貼った。


[ケイトの言葉には小さく頷いてから、首を横に振った。]

 俺は生きてるし。ケイトのせいじゃねぇだろ。
 ……モニカには、悪ぃことした、けど……

[最後に意識をなくす時。背中から聞こえた彼女の心の叫び。
それに応えられなかった事が。
彼女にそんな思いをさせてしまったことが何より後悔。
それから――]

 こっちが、"現実"らしい。
 ……あの時間は、何だったんだろう、な。

[思わず漏らしたのは、その三年間で何か積み上げたものがあった気がしたから。
なのに現実に戻ってしまうと、それがニセモノだと知らされて、価値などなかったのだとわかってしまった。]


【人】 琴弾き 志乃

 それは残念ね

[首が横に振られるのを、さして残念そうでもないのに
そう呟けば微笑み返す。

辛いのも、苦しいのも、悲しいのも、
隠して、笑った日々。

懐かしい――けれど、もう戻らない日々。]

 そのお偉方は、大事な隊長殿を失うことになるのにね

[くすくすと嗤った。]

(112) 2013/06/29(Sat) 23時頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/29(Sat) 23時頃


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【人】 琴弾き 志乃

[陽気に歌い出す猫。
それを見つめて、僅かに不愉快そうにする。]

 まるで、チェシャ猫ね……

[ため息ひとつ。
陽気な音と悲しげな音。僅かに不協和音が発生していた。

それでも、赤の兵士は戦う。
トランプ兵をなぎ倒し、青の兵と勇敢に

死を恐れない彼らは、歩みを止めない。
仲間がすぐ傍で倒れようとも突き進む。

ノイズのせいで、僅かにその心に恐怖が芽生え
始めているけれど。]

(119) 2013/06/29(Sat) 23時半頃

【人】 琴弾き 志乃

[しゃらん。しゃらん。
猫を黙らせようと、一際大きく鈴の音を響かせる。

強い振動。
猫の唄を多少なりとも、弱めることはできただろうか。

そんなことは、関係ないと言う様に]

 "お兄様? 貴方はもう、何もできない"
 
 "策を練ろうと、どんな手を使おうと、

               誰も殺せない、救えない"

[猫の唄のせいで、ノイズが酷い。
大して効果はないだろう、それでも言霊を放つ。]

(120) 2013/06/29(Sat) 23時半頃

――実験室→診察室――

[胸が痛い。
気分が悪い。

見ていられなくなって仕事場へ戻ってくる。
このあいだまで入れ替わり立ち替わり子供たちがいたそこは
今はしんと静まり返っている。

ふ、と視線を向けるとそこには書き散らされた紙があった。
何だろうと手にとって――くしゃりと端を握ってしまう。
慌てて紙を伸ばして、皺の上を何度かなぞり。]

――約束、したのにな。

[目覚めた彼は、覚えていてくれるだろうか。
また、頼んでくれるだろうか。]


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[彼の内面に、前よりも優しさを感じるようになった。
それだけは「本物」なのかもしれないな、なんて思いながら。]

...私たちはどうであったとしても、そのようにはなるべきじゃなかった。
それじゃあ、また「あれ」らの手の平の上で踊っただけじゃない。

...何だったのかしら。
色々なものを諦めて、色々なものを捨て去って。
今目の前にあったとしても、それを前と同じようには受け取れるとは思えないから。

[と、溜息ながら。]


[態度も言葉も、意識して三年間積み上げたもの。
全部幻だったと言われても、すぐにすべてなくなるわけではないが、目的がなくなった今は何のためにあったものなのか。]

 踊らされてンのは、今更だろ。
 ……やっぱ、ケイトも大変だったんだ、な。

[彼女の溜息と共に呟かれた言葉に、ヤニクの知らない時間が垣間見える。
それは全部偽物だったとしても、それを感じて何かを思ってあそこに立っていたのは事実なのだから。
労わるように片手を伸べかけて、それがただの"模倣"であることに改めて気がついて、手は彼女に触れる少し前で、止まる。]


[ふとモニターに視線を向けると、ライジとナユタとリッキィが向き合っていて、音声は聞き取れなかったけれど、リッキィの横顔に彼女が何を思っているかは分かってしまう。
彼女にはライジのことは一言も伝えていなかった。
機会はあったのに、ソフィアには伝えたのに、リッキィには言っていなかった。]

 ……いえる、かよ。

[無意識の奥。隠していた恐れ。
だって彼女が、それを聞いて。
兄のライジがニュリクティ国にいると聞いて。
彼のところに行ってしまうかも、と思ったら言えなかった。
どうしても言えなかった。絶対に言えなかった。]


【人】 琴弾き 志乃

 っ、……! 

[襲い来る鋭い鋏。
風を切る音に鉄扇で防ごうとしたが、来ると思った位置より、
僅かにそれがブレた。

肩の布が、はらりと落ちる。
ちらりと見える白い肌に、薄く傷がついた。
ゆっくりと滴り落ちる紅を抑えて拭う。]

 本気? 笑わせないで、
 お兄様の方こそ本気を出したらどう?

[さーと近くで雨が降る音がする。
ナユタだろうきっと、彼らも戦っている。

大切な"家族"と"仲間"と、戦っている。]

(133) 2013/06/30(Sun) 00時半頃

【人】 琴弾き 志乃

 私を殺したら、褒めて貰えるわよ?
 汚い大人たち、自分たちの欲しか考えてない

 下劣な連中が、両手を叩いて喜ぶわ

[くすりくすりと嗤い、挑発する。]

 "さぁさ、殺してご覧なさい?"

[艶やかに微笑んで、舞い踊る様に足を運ぶ。
しゃらん、しゃらん、しゃらん。

猫の唄に合わせるように、楽しげな響きを乗せて
ノイズになるなら、合わせればいい。

戦いたくない気持ちを込めて。
チアキに挑発するように零す言霊とは、正反対の音。]

(134) 2013/06/30(Sun) 00時半頃

【人】 琴弾き 志乃

 "戦わなくていいの、大丈夫よ"
 
              "好きな場所へ行きましょう"

 "お前たちの大切な場所へ"

[青の戦士たちに贈る言葉。

戦意を喪失させるなら、楽しかろうと悲しかろうと良いのだ。
母の様に優しい声で、楽しい歌に乗せて

しゃらん、しゃらん。

そして、地を蹴り踊れば、チアキに一気に近づき
鉄扇を下方より振り上げた。狙うは顎。]

(136) 2013/06/30(Sun) 00時半頃

どうせ、能力の実用性だったり、効果的な使い方だったり。

...このような装置で。それこそここのような所を作れば。
何が出てくるのかしら?

[なんて直接には関係ない事を呟いて。さながらもう小説とかのよう。事実は小説より奇なりとはよく言ったものだけど。]

...他の人も。
きっと、今辛いと思うから。

[そういうと、出された手を握り。]

...暖かい。


[ケイトに握られた手を思わず握り返した。]

 ほんとだな、あったかい。
 それに、小さい。

[温もりからは確かにここに"いる"という感覚がある。
それはあの戦場ではあっただろうか、わからない。
握ったケイトの手を指でなぞりながら、紺の目を伏せた。]

 ……ほっせぇ指。

[こんな手で、ケイトはずっと障壁を張っていたのだろうか。
そう思うと何だか痛ましくなった。]


[ここに合った温もりは、あの場所には無かったように思う。

だからそれの温もりは、愛おしく思われる。
少しの間そのままでいたら、指をなぞられて。

細いと言われれば。]

…この手は血に、塗れているのだと思っていたけれど。

[彼の手は…にはかなり無骨なように思われて。]

どうなんで、しょうね?


[何度かなぞってから、手は離す。
ケイトが望めばもう少しそのままだろうが。]

 返答欲しいのかソレ。

[ケイトの問いかけには真顔でそう返して。]

 俺は俺の手は綺麗なんて思ってねぇけど。
 ……慰めとか俺様に期待すんなよ、できねぇから。


メモを貼った。


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【人】 琴弾き 志乃

 くっ、――!

[避けられた。
それも想定内。すぐに飛び退こうと、地を蹴るが
先にチアキが放った一閃が足首を裂いた。]

 あぅ、……っ、

[痛みでバランスを崩しかけて、なんとか立て直せば
少し離れた位置に飛び退いて、膝をつく。

裂けた場所が熱い。
流れ落ちる紅。]

 ふ、……お望みとあらば、啼いてあげてもいいわ
 どんな声を、……お望みかしら?

[痛みに眉を寄せる。
だけど、笑みを浮かべるのは止めない。]

(149) 2013/06/30(Sun) 01時半頃

【人】 琴弾き 志乃

 "こんな傷、痛くないわ"

[傷の痛みが薄れる、気がした。
自分に言い聞かせる言葉。いつも大して効果なんてない。]

 狙うなら、ちゃんと狙ってごらんなさい

[左胸を叩いて、再び地を蹴る。
足の痛みのせいで、先ほどよりも動きは鈍い。

それでもいい、もとより勝つ気などないのだから。
チアキを止められれば、この場を退かせることができるなら。

側頭部を狙って、一振り。
間髪おかずに、下方から今度は、胴を狙って突く。
舞い踊る様に足の痛みに耐えながら、ひらりひらり。

鉄扇を振るう度に鈴の音が響いた。]

(150) 2013/06/30(Sun) 01時半頃

[口に出すべきことでない事に気がつくのは遅かった。

ヤニク君はすでに真顔になっていて。]

…みんなそうだと、思うから。
私はあの自分を否定したい。

だけど、あの期間に何も影響を受けないという事は、無いと思う。

あの姿が、私。
敵は押し潰して、首を飛ばして。

前にも言ったと思うけど。そんな私はこれからものうのうと、みんなと一緒にいていいのかしら。

…なんて思ってしまうから。

皆は暖かい。きっと迎え入れてはくれる。だから、こそ。


[ケイトの言葉は意外だった。
彼女にしては珍しいと感じる、強く断言された言葉には意思を感じる。
だが続いた言葉には紺の眼にゆらと黒を混ぜながら、振りあげそうになった拳をかろうじて握った。]

 ……なあ、ソレ本気で言ってんだったら、障壁だしとけ。
 マジで。頼むから。殴るから。
 てめぇなんなの、何様なんだよ、その言葉、はっ……!

[声が震える。怒りに身体が熱くなる。
ケイトはきっと本心で言っているだけなのだろうけど、ヤニクには許し難い言葉だった。]


 あいつらみんな貶めて何がしたいんだよ!!

 殺さなかった奴がいないと思ってんのか!?
 慈悲深い殺し方しかしなかった奴がいるとでも思ってんのかよ!?
 てめぇが後悔するのは勝手だが、ンなこと言うなよ!

[叫んで、どうしても我慢できなくて、拳は床へと打ちつけられる。
それがケイトに向かわなかったのは、モニカの言葉のおかげかもしれないし、他の理由があったのかもしれないけど。
床を抉った拳は傷ついて、それでもすぐに治って行くけれど、胸が痛いのは止まらない。]


メモを貼った。


―― →実験室 ――

起きたかケイト。
あとヤニクはどうした。

[床に座り込んでいる二人に呼びかける。
ヤニクの大声は聞こえていたから、
ケイトの様子によっては二人の間に割り込む。

どんな色の視線を向けられただろうか。
何を言われても、ただその感情を受け止めるだけだ。]

説明が欲しいならしてやるが……
愉快な話ではないからな。

[淡々と。あえて温度を低く。]


[それから事実をぽつぽつと告げる。

この実験はこれまでのデーターの分析結果や
彼らの性格をみたうえでシュミレートしたものということ。
それぞれの偽りの記憶も、選択してきたことも
それそれが推定され、演算されているということ。

この実験上で彼らが見られているものの中に
「配属先への忠誠心」がある、ということ。]

……だからなんだ、ってわけじゃないが。
あんまめったなことはしようと思うな。

[それはぎりぎりの忠告。
かつての顛末を知っている己だからこそ
彼らに伝えたい警告。**]


【人】 琴弾き 志乃

 その腕に、抱いてくれると言うのなら
 好きなだけ聞かせてあげるわよ?

[辱める言葉は耳慣れている。
僅かに胸の奥が痛むが、気付かないふりをして、妖艶に笑む。

鉄扇でチアキのみぞおちを抉る。
漏れた息遣いに、一瞬だけ痛ましげに眉を寄せたが
手首を狙った一撃に気付いて、身を退いた。

だが、間に合わない。
皮膚を裂かれ、肉を裂けれ、痛みに鉄扇を取り落す。]

(169) 2013/06/30(Sun) 02時頃

【人】 琴弾き 志乃

[かしゃんと、冷たい音が響いた。

遠くの方で、雨がさらに強くなっていた。
押し寄せてくる不安。

腕の痛みと、雨の音に一瞬、気を取られたせいで
足を狙う一撃に反応が遅れた。]

 ――っ、く、

[踏ん張ろうとして、足の痛みに呻き。
なんとか受身をとったが、そのまま地に倒れた。]

(170) 2013/06/30(Sun) 02時頃

【人】 琴弾き 志乃

 "かぎりなき 雲居のよそに 別るとも"

              "人を心に おくらさむやは"

[この世の果てに行こうとも、貴方を心の中へと連れていく

傍にいるよ。ずっといるよ。
そう伝えるように、痛みに喘ぐ合間に零す唄。

雨が、止んだ。
嫌な予感は、増すばかり。

だけど、集中しなければ。
心が折れる。戦えなくなる。

あともう少し。もう少し――頑張らなければ**]

(174) 2013/06/30(Sun) 02時頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/30(Sun) 02時頃


【人】 琴弾き 志乃

 ぐ、ぁ……っ、――っ!

[迷うことなく、右肩に突き刺さる鋏。
悲鳴はあげない。だけど、さすがに痛みに呻く。

コートから取り出された鋏を見れば、少しの怯え。
冷たいものが足に触れた。]

 ……呼ばないわ、命乞いなんて、……しないっ

[左足の指に触れる冷たいもの。
覚悟は決めた。否定の言葉を高らかに言えば……]

(178) 2013/06/30(Sun) 02時半頃

【人】 琴弾き 志乃

 ――っ、!!!!!

[小指が、落ちる感触がした。
痛い、熱い、痛い、痛い痛い痛い。

だけど、叫ばない、助けは呼ばない。
片手で口を塞いで、悲鳴を押し殺す。

痛みにもだえ苦しむ。
動けば、足にも、肩にも痛みが走って――]

(179) 2013/06/30(Sun) 02時半頃

【人】 琴弾き 志乃

 う、…ぁ、ぐ、……くっ、

[目の前が、白く点滅する。
意識が遠のきそうになる。

だけど、ここで意識を飛ばすわけには行かない。
必死に耐えて、耐えて、チアキを見上げた。]

 "……っ、優しいのはどちらかしら?"

[助けを呼べなんて、と小さく笑う。**]

(180) 2013/06/30(Sun) 02時半頃

メモを貼った。


メモを貼った。


どうせ、向こうはこちらを人間だなんて思っていない。

...殴れば、いい。
それでヤニク君の気が晴れるなら。

[それで少しでも、彼を癒せるなら。とは勿論言葉にならない。

確かに本心ではあるけれど。言っていいことと悪い事は、分かっているつもり。
あの時も怒った、なら今回も、いや今回はもっと怒るのだろうと。

そんな、荒療治。
やりようもない怒りも此方に向けるならば、と思うのは。
最善解でないことは分かっていても、それ以上の解は...には思いつかない。]

障壁なんか、使わない。
殴られるのは、私自身であるべき。

[その真意なんて理解されなくとも構わないけど。]


メモを貼った。


【人】 琴弾き 志乃

 あ、く――ッ!! 

[もう1本。
さすがに感情を抑えることはできなくて
呻く度に、痛みと悲しみが溢れ出す。

痛くて、苦しくて、悲しくて、それでも――]

 "こ、……し、て?"

[チアキの想いに反する言葉を紡ぐ。

 殺して、殺して、……死にたくない、

意志とは反する矛盾したノイズが混じる。
痛みにもがくほど、肩の傷は広がっていく。

血が流れ、大地を紅く染め上げて、
白い水干にも紅が染みていく。]

(191) 2013/06/30(Sun) 10時頃

【人】 琴弾き 志乃

[流し過ぎた血。
意識が朦朧とする。

足に力が入らない、ずきずきと痛い、でも感覚が遠のく。
痛みにはらはらと涙を零しながら、無意識に手を伸ばして]

 手は、少し……困る、か……し、ら
 に、……様、を、撫でて、あげられなく、なる

[ただ優しく微笑む。
剥がれかけた仮面。隠せない感情。

弱く囁く声は、感情が織り交ざってノイズが酷い]

(192) 2013/06/30(Sun) 10時頃

【人】 琴弾き 志乃

[響き渡る悲しみ、苦しみ、痛み

             それに混ざるのは、―――…**]

(193) 2013/06/30(Sun) 10時頃

 気が晴れンなら、殴って、る……!
 俺の気を晴らすために、殴りたいんじゃねぇよ!!

[淡々と話すケイトの前で拳を震わせる。]

 ……言うなよ、てめぇ、それ、
 チアキとソフィアの前ではぜってぇ、言うなよ。
 それ、に。

[声を落として。視線を伏せた。
近づいてきたミナカタにも聞こえたかもしれない。]


 ここしか、居るところがねぇ俺は、
 ンなこと言われたらどうすればいいんだよ……
 迷うとか、お前……贅沢すぎんだろ……

[記憶にないほど幼い頃から転々と。
ヤニクの身体は立派な商品になる。
売られて見せ物に、買われて不治の病の治療薬に、攫われて神として祀られて、奪われて献上品にされ。
ヤニクの身体はみんな欲しがったが、中身などだれも気にしなかった。

まだ例外を知らない。この力無しでも己を必要としてくれる人を。]

 いらねぇなら、くれよ。
 俺は、一緒にいたいんだからよ……

[ケイトが、皆が迎えてくれるという確信を持っているのなら、それが欲しい。
何より欲しい。**]


メモを貼った。


それはそうね...絶対にしないわ。
...ここでも。「あれ」らは確かに貴方の体しか必要していないかもしれない。

だけど。
...貴方は彼らを、信じることもできないの?
私の場所が他にあると思ってるの?

貴方の過去を私は殆ど知らない。
私は父に犯されて...あの時は躾だと言われて信じてたけど。
...売られて。

...親に売られたと思ってないから、ある時一瞬の隙をついて数人で逃げて。
だけど捕まって。売られたんだと知って。

母は死んだと聞かされて。父は殺したと言われて。

...そこから出れたのはこの研究所のお陰だけど。
そこでもやってる事の「半分」は変わらない。

だけど、さ。


受け入れられないと思うのは、裏切りだと思うな。

きっと私は間違ってる。
殆ど全部、99%までは他人からみれば間違ってると思う。
だけど、ね?

...私はヤニク君や他の人は信じているよ?
言えないこと。言ってないことがあったとしても。

それでも、手を取り合う事は出来るって。そう思うから。

それは。それだけは。間違ってないと思う。

貴方だって、人間でしょ。自分自身でも、そう思っていないの?「実験体」だと思うのは...「あれ」らだけで、もう十分じゃない。


みんな、力なんてないままに全員が一緒にいたなら。
それはそれで良かったと思う。

私には、全員が必要だから。

勿論、あなたも。

[私は皆が必要だけど。皆は私など要らないんじゃないかという思いはずっと持っていて。
この機会にいなくなるのも良いのかもな、と。

何も彼らの為にならなくても。
「あの夜」の事でだけでなら、まだ...と。

でも、それなら。
もうここにいられないなら。心なんて、記憶なんて要らないな。]

...私はあなたが、必要。
でもあなたが私が受け入れられないなら。

私はここからいなくなるべきだと、思うわ。


[ミナカタ先生がいたのには途中から気がついた。
...きっと先生が知らないことも含まれていただろう。


言い切って。溜息一つ。]


メモを貼った。


【人】 琴弾き 志乃

[触れた頬は、少し冷たい。
濡れた感触。でも、その感覚さえ遠くなる。

視界が歪んで、髪に隠れてチアキの顔は見えないけど]

 っ、……悪夢は、終わるの、これで終わり

       助けは、……呼ばない、逃げも、しない

[高らかな、死の宣告。
それでいい、それで……喉元に触れる冷たさに微笑んで]

 "――あなたが、殺すの、は"

(214) 2013/06/30(Sun) 13時頃

【人】 琴弾き 志乃

 "私で、―――…最後、"

[呪いの様な願いを囁いて、静かに目を閉じた。
途切れ途切れに口遊むのは、寝る前にいつも歌っていた唄。

今日も生きていて良かったです。
今日も幸せでした。

死んで逝った"家族"たちに、報告する為の唄。
今から、そっちにいるからね。

残る人たちには、どうかどうか――幸せに、
最後に歌う唄くらい、誰かの幸せを]

(215) 2013/06/30(Sun) 13時頃

【人】 琴弾き 志乃

[目が良く見えない。耳が良く聞こえない。
だけど、微かに聞こえたソフィアの声に視線だけを送って

唄いながら、微笑んだ。
チアキの刃が、喉を引き裂く所を見せたくはなかったけれど

喉を裂かれれば、紅が散る。
赤く、紅く、朱く。

牡丹の花が落ちるように、伸ばした手が地に落ちた―――…**]

(216) 2013/06/30(Sun) 13時頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/30(Sun) 13時頃


琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/30(Sun) 13時頃


[ケイトがヤニクに話すのを聞く。
淡々と話す彼女の思惑がわかってしまい、
困ったなとため息をついて膝を曲げ、
ヤニクには聞こえないように告げた。]


……なぁ、お前らの性格を分析して、
レポートにしたのは誰だとおもってる?
一番近くでみてたのは、誰だと思ってる?
俺が何も知らなかったと思うか?

[それはケイトにだろうか。
それともヤニクにだろうか。
ただそう問いかけて、
できれば冷ややかな笑みでも浮かべて。
ヤニクがなにか言う前に、あるいは何かする前に。
さっさとそこから立ち去った。**]


琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/30(Sun) 14時半頃


メモを貼った。


[ケイトの言葉を聞きながら、彼女を全く知らなかったことを知る。
もっと弱いと思っていた。おどおどしている弱気な人だと。
彼女は色々な過去と、思いを抱えてここにいるのだろう、ヤニクよりもずっと。]

 ……言いすぎた。謝る。

[紺の眼を一度伏せてから、静かに謝罪する。
続けて人間でしょう、と問われた言葉には、首を横に降った。]

 あんま、思ってなかった。
 あいつらのせいとか、信じてないとかじゃない。
 俺が、俺をヒトなのかどうか自信ねぇから。


[何年か前にここの研究所に来るまでは、ヒトとして扱われた事がなかったのでヤニク自身も自分のことをそう感じていなかった。
ここに来て、友人と言える存在を知って、ようやく漠然と意識できるようになって。
やっと過去形で言えるようになった。]

 今、はどうだろな、わかんねぇ。
 でも、バケモノとか神様とかじゃ、嫌だと思う。
 したいことがあるから。

[言えば笑われてしまいそうな、小さな望みだが、ヤニクにとっては何より難しいこと。]


 いなくは、なるなよ。
 前も言っただろ、俺はどうでもいいやつの相手なんかしねぇよ。
 ……うん、俺にも皆がいる。

[頷いて、拒まれなければケイトの手をもう一度取った。
やはり小さい手を握り込む。
血に汚れていても、そうでなくとも、これから先に汚すとしても。
何度でも取ろう、と思う。

ミナカタの言葉が聞こえたのはその少し後か。
顔を強張らせて彼を見上げたが、なにか言う前に立ち去られた。**]


メモを貼った。


[謝る、と言われれば、少し目を見開く。]

いいえ。ヤニク君だけが、悪いわけじゃないから。
私も…言うべきではないことを、言ってしまったから。

ごめんなさい。

[拒絶されてしまうのではないかと。されてしまえばいいのかもしれないと。そんなことばかり考えていたのだけど。
…自分の行動は余計だったろうな、なんて思われた。

だけど、あんま、思ってなかったという言葉には。]

…私は「人間」だと、思うよ?
いや…此処の皆は、皆そう思ってるよ。

あとは、きっとヤニク君次第…なんじゃ、ないかな?その時がやって来れば、きっと皆一緒に喜んで、くれると思う。


[したいことと、と言われれば。]

…いつか、それが出来たときでも。言いたくなったときでもいいから。
それが何だったのか、聞かせてくれると、嬉しいな。

[そして、そのまま手をとられ。]

…ごめんね。そんなこと、言って。
ありが、とう。

[最期は少しだけ、語尾が途切れてしまったけれど。]


メモを貼った。


―― 制御室 ――

[扉は閉ざされている。
ポプラは擬似世界を構成するのに手いっぱいで、
こちらまで制御はできないということだ。

キーはあるため、中にはいる。
彼女の、擬体の姿をちらと見たかもしれないが
それは通り過ぎてカプセルへと。]

……守れなかった。
俺はまた、守れなかった。

[言葉を、贖罪として呟く。
ポプラはきっと感知できないぐらいの声。
それでいい。聞かせたいわけではない。]


……今回は綺麗に嵌められた。
俺のミスだ。俺の……甘さ、だ。

[呟きながらカプセルをなでる。
もう、ずっと開かないそこを。
中に眠るは白銀の髪の、小柄な身体。]

……お前、いつまでそうしてるつもりだよ……

[見下ろして、呟いて。
眼が開かないかといつも期待するも、
叶ったことは一度もない。]

……なぁ、お前は知ってたのか、ケイトのこと。
志乃の実験も、知ってたのか。
……俺は、何のために……

[残りの言葉はとても言えなく。
飲み込んで、もう一言だけ。]


――起きろよ、カリュクス。

[呼び名に彼女はやはり、答えない。]


琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2013/06/30(Sun) 19時半頃


メモを貼った。


メモを貼った。


 そう思ってくれてっと、いいんだけど。
 き、かせんのは……頑張る。

[ケイトの言葉は優しい。
嘘でも本当でも嬉しかった、彼女はどちらでも、あるいは答えがわからなくてもそう言ってくれそうだけど。
聞かせて欲しいという言葉には少し誤魔化した。
本当にできるかの自信がなかったから。]

 おい、泣くなよ?

[語尾が途切れたケイトの顔を覗き込んで表情を確かめてから、どんな顔でも、もう少しそのまま。]


メモを貼った。


[掛けられた言葉こそ優しくて、...は少しだけ。泣き出しそうにはなった。

だけど泣くなよ、という言葉にはしっかりとした口調で。]

大丈夫。

頑張る、の?
...私でよければ相談とかなら。

[とか言いながら顔を覗きこまれて。]

いきなり覗きこんで、どうしたの?

[ちょっと頬に朱がさしたかもしれない。「先生」はその時には立ち去っていただろう。]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


 相談は、嬉しいけど……

[少し迷う。
迷って、どうすればわかりやすいだろうとか、そんなことを考えて――結局首を横に振ることにした。]

 自分で考える。
 いや、泣くんじゃねぇかと思って。

[違うならいい、とケイトの表情の変化には気がつかず、ミナカタの立ち去った方を見て険しい顔をした。]


メモを貼った。


メモを貼った。


[モニターの中の世界は進んでいく。
志乃とナユタの名前が黒くなっていて、よく見ればヤニクとケイトの名前も。
これが死んだという意味なのかと推定しつつ――倉庫の中を映しているモニターの一つに思わず立ち上がって駆けよって。]

 ……なくな、よ……

[声が震えた。
ケイトに聞こえていたかどうかには、気を使う余裕はない。
やはり言っておくべきだった。
ライジが敵にいることも、前線に出るなということも。
知っていれば回避出来たことも多いはずで、全て伝えておくべきだったのに――ヤニクの都合だけで言わなかった。]

 ごめん――ごめんな。

[音声が絞ってあるのか声は聞こえない。
だからそれ以上は何も分からず、手を伸ばして画面の中の彼女を撫でるけれど、それは伝わるはずもなく。
ただ硬質な表面をなぞっただけだった。]


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