人狼議事


212 冷たい校舎村(突)

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視点:


— 自宅 —

ん……。

[意識がぼやっとしている。
体が動く。動かしてみる。
肌がチクチクする。寒い。]

……ふぇ……ふぇ……、っくしゅ!

[くしゃみで意識が覚醒した。
なんか、やたらと寒い。
エアコン。タイマーで電源が切れてる。
服。上着がずり落ちて、肩と腕が投げ出されてた。

……どうやら暖房でうとうとして、そのまま眠ってしまったらしい。]


[急ぎ、部屋を暖め直し、
冷えきった四肢をむにむにと揉んで血流を巡らせた。

変な夢を見ていた。
文化祭の時のみんなと校舎に閉じ込められる夢。

……夢、だよね?

足の指をむにむにしながら、あまりにリアルな感覚を思い返していた。
すると、スマホの着信ランプが点灯していることに気付く。

ふぶきかな。それとも——]


[画面を開き、目に飛び込んできたのは、
つばさ氏からの着信記録と、留守番電話の録音と、メールが1通。

夜も遅い、こんな時間に?
不思議に思いながら、留守番電話サービスに残っていた録音を聞けば、
明らかに焦燥したつばさ氏の声が、大音量で耳に突き刺さった。]

「橘が! 大変なの! 落ちたって!
 すぐ返事して!」

[落ちた?
……何の試験に?
なんて、ぼんやりした頭は、最初そう考える。]


[次に、メールを開いた。
これを送った時には幾分か落ち着いたのか、
落ち着いた文面で、病院の場所を示す地図と、用件が手短に書かれていた。]

「橘が学校の屋上から身を投げて、危篤状態」

え、
……まさか、……うそ?

[少しして、あの夢の中の校舎のことが、頭によぎって。
そして、弾けるように全てが繋がった。]


お母さん!
ちょっと病院に行ってくる。
……ちがう、わたしはなんともない!

クラスメートが、病院に運ばれたって!
あ、いいから。大丈夫、場所は分かるよ。
歩いて行ける距離だから!

[どたばたと、凍えた体のことも忘れて、外に出る準備。
夜遅くの外出になるから、てんやわんや。

なんとか身支度を整え、重苦しいダッフルコートを着る。
玄関に向かう時に、ふぶきの姿が見えた。]


[気をつけて歩けよ、姉ちゃん。
ふぶきがそう言ってくれる。本当に可愛い奴め。]

うん、行ってきます。
それと……

[ごめんね、と。
小さく呟いた声は、聞かせない。

わがままな姉でごめんね。
これからは、気をつけるから。ふぶき。

心の中で誓いを立てて。夜の街へと歩みを繰り出す。**]


メモを貼った。


― monolog ―

[もしもわたしが死んでみたくなってしまったことがある、
なんてこぼしていたら、
ちよちゃんやクラスのみんなはどうしただろう。

しかもその理由が姉との喧嘩だ。
さんざん口撃をぶつけあった後は双方疲れていて、
あお姉の手は震えていた。
あお姉の手にいつの間にか握られていたカッターも震えていた。
隙あらば刺すつもりだったんだろうか]


[そのあと自分の部屋に戻って、
ベッドに横たわってぼんやり天井を眺めながら、
わたしなど刺されて死んじゃった方がよかったのか、
刺される前に自分から死んじゃったほうがよかったのか、
そんなことをぼんやり考えてしまった。

自分から死んじゃう方がだいぶ、ましかなあ、と。


  ―――そこまで考えてむしょうに寂しくなった]


― 現実世界のわたしの部屋 ―

[目を開ければ見慣れた天井。
ぼんやりと眺めているうちに四肢に力が戻ってくる、感じがする]


  ―――― さむい……。

[わたしの口から声が出る。
“さっき”、あお姉の持ってたカッターが喉に刺さったはずだったのに。ぐさっと]

………、!?

[飛び起きる。
申し訳程度にかけていた部屋用のストールがずり落ちるのにも構わず]


[やはり、どこからどう見てもわたしの部屋。

わたし達が閉じ込められた、いつもと違う校舎ではない]


帰ってきた、ってことなのかな……。

[それとも実は全部ただの夢?

ぴっ、と暖房の電源を入れながら考える。
やっぱり夢にしてはやけにリアルだった、と。
耳をさす色んな声も、メロンパンの味も、
ちよちゃんと手を繋いでいた感覚も、
カッターで刺された時の刃が肉を破る変な感じも、
マネキンが流していた血の臭いも―――]


[だから。
あの校舎(せかい)に置いてきてしまった者のことが気がかりでしかたなくなる。


どこにも行ったりなんてしない、って言ったのに。

わたしは嘘つきになってしまった。

ごめんね。そして、どうか。お願い。
誰かがわたしの代わりに、
ちよちゃんに傘を差し出してくれますように**]


メモを貼った。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

─ 回想:待合室 ─

そうだな。本当のこといって悪かった。

[指を突きつけた抗議>>526
しれっと謝罪にならない謝罪を返して]

はいはい。気をつけるよ。

[泣かせるといわれてちらつくのは幼馴染の姿。
だから、この状況は教えられない]

昴には、俺がここにいたこと内緒な。

[早く直るといいということには頷かずに
曖昧な笑みを浮かべて。
入間が会計に立つ寸前に、そう声をかけた*]

(56) 2017/03/14(Tue) 10時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

― 前日・渡り廊下 ―

[入間の推測>>2:536を頷きながら聞く。
暗いところが苦手そうだというのは
自分も考えたこと。

そして、那由多の言葉>>11に]

そうだな。
この場所は入間らしくない。
お前なら、俺らと一緒にいたいなら、
もっとまっすぐひねくれるだろ。
なんとなく、そう思う。

[頷いて、そういって。
話が一段落すれば入間の言うとおり>>537教室へと戻る]

(57) 2017/03/14(Tue) 10時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

─ 前日夜:3年3組 ─

[教室に戻れば寝る準備がされていて、
消えない明かりを暗幕で薄暗くしていて
よく考えたなと感心する]

ただいま。

[ほっとしているような幼馴染に声をかけて。
教卓の食べ物からおにぎりひとつ。
飲み込むように口に詰め込んで。
あいてる寝袋にさっさともぐりこんで、
ベルトのとげころころと手のひらに転がしながら
疲れていたのかすぐに眠りに引き込まれた**]

(58) 2017/03/14(Tue) 10時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2017/03/14(Tue) 10時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― 回想:医師の宣告 ――

[「検査結果をお知らせします」

目の前に座る医者が
張られているグラフみたいなものを指差した。

「非常に稀な症例ですが」

グラフの波線、それをたどる指を目で追う。

「――の――による――感覚受容器官不全です」

難しい言葉はよく聞き取れなかった]

(63) 2017/03/14(Tue) 11時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[「つまり、皮膚表面の感覚が脳に届いていない、
認識できていない状態です」

医者の説明をよく聞くと
暑さ、寒さ、熱さ、冷たさなどの温感。
物に触れた触感それらが非常に鈍くなっているとのこと。

適切な服がわからなくて
体調を崩すようになったのはそのせい。

物を取り落としたり、
よく足を踏み外すのもそのせい]

(64) 2017/03/14(Tue) 11時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[「このままではすべての皮膚感覚を失います」

選べる道はふたつ。
このまま、感覚がなくなることと
いつか容態が急変することを覚悟して
感覚を増幅するための電気治療やリハビリだけをうけること。
もうひとつは。
血腫を取り除く手術を受けること。
だが、失われた分の感覚は戻らないらしい。
やはり電気治療やリハビリは続ける必要がある。
そして、この手術の成功率はかなり低い、ということ。

父も母もも自分で選べといった。
どちらでも、その選択を支持すると]

(65) 2017/03/14(Tue) 11時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[どちらを選んでも、
すでに失われた分の
『触れる感覚』が元に戻ることはない。

周りにばれないように
歩くときは慎重に。
物を持つときは加減がわからないし
取り落としたことにも気づけないから
なるべくしっかり力を入れて。
外に行くときは迎えに着た昴の服を見て
自分の格好判断するようにして。
そうして、"普通"の毎日を取り繕って
選択を先延ばしにしていた]

(66) 2017/03/14(Tue) 11時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[もし、"自分"と"ほかのなにか"の境目が
いつかわからなくなってしまうなら。

まだ、感覚が残っているうちに
終わらせてしまったほうがいいのではないだろうか。*]

(67) 2017/03/14(Tue) 11時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

─ 朝:3年3組 ─

[チャイムの音で目が覚める。
アラームを止めるために携帯を枕元で手探りして
ここは教室だったと気づき、
半目で壁にかかる時計を確認。
――8時50分。
ずっと聞こえていたさざ波のようなすすり泣きが
神経に障る密めきに変わっている。

なんだか、聞いててイライラする。
登校はすでにしているわけだし。
もう少し寝ていてもいいだろうと
あくびひとつ、耳をふさぐように寝袋に深く潜り込む。

いつものように起こされるまでは、寝ている予定*]

(117) 2017/03/14(Tue) 19時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

― 回想:いつかの授業の ―

[20人に1人。
そこだけ耳に残っているのは
気持ちよく寝ていたときに
周りがざわついたせい]

そんなもん、確率求めてなんになるんだろうな。
好きなもんだって、好きなやつだって
そうならないように自分で選べるもんでもないだろ。

[そう呟いて大きなあくびひとつ。
ざわめきが少し止んだのを確認して
もう一度寝に入った**]

(118) 2017/03/14(Tue) 19時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[那由多の声>>122に勝手に行けとばかりに
軽く手を振って、
その手を寝袋に戻し損ねたのが悪かった。

ふわふわと眠気に身をゆだねていると
すぐ側で何か声がしている。>>139

なにを言われているかは理解できない。
気持ちの良い眠気の波が意識をさらおうとする頃
ふいに腕に痛みが走った]

……っ、な、あ?
理一、てめっ。

(149) 2017/03/14(Tue) 21時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[眠気など一瞬で飛んだ。
目を開けて横を見れば楽しそうに笑っている理一が見える。
触られている感覚は薄い。
だが、さすがに腕が、肉が引き伸ばされる痛みはわかる。

ギブアップとあらわすようにべしべしと。
それはもう力加減などする余裕はないままに
理一の手を伸ばして触れられる部分を
何度もたたいた*]

(151) 2017/03/14(Tue) 21時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2017/03/14(Tue) 21時半頃


メモを貼った。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

んなことしなくてもおきるっつの…。

[腕をさすりながら寝袋から這い出し
差し出された茶を受け取る]

授業があるわけでもねーんだし
もっと寝かせとけよな……。

[ぼんやりした様子で茶を飲みながらぶつぶつ文句を言う]

昴が朝飯にパンケーキ焼くっていってたから
それくいに行こうぜ。
食い終わったらおかしなところがないか、
一回校内すみまで見に行った方がいいかもな。

[理一がハンバーガーを食べ終えるころ
ようやく目が覚めてきた、
ぼさぼさになっている髪をかきあげてそういった*]

(171) 2017/03/14(Tue) 22時半頃

メモを貼った。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

そうだな…そうするか。

[持ち上げられた髪。
さすがにこれでは邪魔くさい]

シャワー浴びてくる。
お前はどこ行くんだ?

[着替えにと、ロッカーに置きっぱなしの
ジャージをあさりながらそう聞いて。
答えが返ってくれば何であればそうかとうなずくだろう。
そして、ジャージをもってシャワールームへと向かった**]

(195) 2017/03/14(Tue) 23時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2017/03/14(Tue) 23時半頃


[ねえ、あの校舎(せかい)にいたあお姉。
わたしを刺してみた気分はどうだった? せいせいした?

顔が見えなかったせいで思いを推し量れなかったのは残念でならない。

本当はせいせいさせるより……なんて言ったらいいんだろう、
困らせたかった、っていう方が近かった。

死んじゃった方がましかなって思ったのもそれが理由。
わたしを殺してしまった後の後始末をさせたくなかった、っていう、
なけなしの妹心もあったんだけどね。一応。

だけど現実(こっち)のあお姉にまだわたしは何もできていない。
盛大に喧嘩して以来、ずっと。

でも、逃げたり避けたりばっかりしている時間はもう終わり。
そろそろ、向き合う時が来ているんじゃないだろうか]



[今度は、あんなバッドエンドじゃなくて、
ちゃんと終わらせることができればいいけれど。
できるだろうか]
 


[どのくらい、ベッドの上で起き上がったままぼんやりしていただろうか。
ともかく、勉強する気にはなれないまでも、
机に近付いた時、充電しているスマートフォンを見て首を傾げた。
着信を示すランプが点滅していたから。

こんな時間に誰だろうか、と思いながら見てみる。
つばさちゃんからで、留守録も残されていた。

図らずも彼女の無事を確認することになったと思いつつ。
留守録を再生状態にしたスマートフォンを耳に当てる]

…………。

[つばさちゃんの慌てた声は否が応にも嫌な予感をかきたてる。
りーくんが落ちたって、何に? それとも――]


[次にメールが来ていることにも気付いて確認する。
差し出し人はこれまたつばさちゃん。時間はわたしに電話をかけてきた後。
流石に落ち着いたんだろうか、連絡事項的な文面で、
りーくんが学校の屋上から自分で落ちたことを伝えていた]

………、嘘、じゃあ、あれは……。

[あの校舎にわたし達を招き入れた、
“ホスト”たる条件を満たしていたのはりーくんだったってことになる。


そっかあ、って小さい呟きを零して、それから]


……もうっ!

[ってあたり散らすみたいに言ってから、部屋を出る。
廊下から、この時間はリビングにいるだろう母に呼びかける]

お母さん大変! クラスの子が病院に運ばれたって!
ちょっと様子見てくる!

[返事は訊かないで部屋に引き返すと、
寝間着は脱いで目についた私服を身に着けて、
スマートフォンと財布だけコートのポケットに突っ込んで、
最後にお気に入りのマフラーをぐるっと巻き付けて準備完了]


[さすがに気になったのか母はリビングから出てきていた。
気をつけてね、と言われた]

大丈夫。
学校よりは遠いけど走っていけばすぐだよ。
無事……だって分かったらちゃんと戻ってくるから。

[わたしはちゃんと気付いている。
あお姉と喧嘩をしてから、わたしを見る母の眼差しに、
申し訳ないと思う色合いも含まれているって。

安心させるためなら家にいた方がいいんだろう。
だけどやっぱりじっとしていられない]

……いってきます。

[そうして、飛び出す。冷たい風が吹く冬の夜の中に**]


メモを貼った。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

― 教室→シャワールーム ―

そうか。
このささやき声、癇に障るから
止まるといいんだけどな。

表に出て目の前でしゃべれよって気分になる。

[3階へ行くという理一>>203に見送られ
教室を後にして
シャワールームに向かう。

足元を、床を、踏んでいる感触が薄くて
ふわふわと浮いているようで。
学校に着いたときはまだましだったのに
どんどん、感覚が遠くなっていっている気がした。

腰元のチェーンのとげを握る。
痕がつくくらい強く。
まだ痛覚が残っていることを確認するために]

(250) 2017/03/15(Wed) 11時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

― シャワールーム ―

[ゆっくり、気を張って歩き続けて、
到着したときには軽く息が上がっていた。

シャワーを浴びる。
お湯が熱いのか、冷たいのか。
そもそも、自分の体に当たっているのかも
よくわからない]

もう、だめなんだろうな。

[手を伸ばして壁面のタイルに触れる。
冷たいはずなのに、何の温度も感触も伝わってこない]

(251) 2017/03/15(Wed) 11時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[みんなに気づかれないようにしないといけない。
特に、昴には。

そう考えて、以前病院で会った時の
入間の言葉>>236を思い出す。

確かに知らせておいて
覚悟を決められるようにしておいたほうが
いいのかもしれない。

それでも]

……でもな、俺は昔から
あいつが泣くのが苦手なんだ。

[呟きとため息はシャワーの音にかき消された*]

(252) 2017/03/15(Wed) 11時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[シャワーを終えて、コックを閉める。
しまった感触がわからないのでかなりきつめに。

ジャージにパーカー。
腰のベルトは引き抜いて
腕にぐるぐると巻いていつでも棘が握れるよう。
……寒そうに見えなければいいが。

髪は濡れているか乾いたのかもよくわからないので
ざっとドライヤーを当ててあとは手ぐしで。
念のため、バスタオルを肩にかけて。

足が地に着かないような。
踏み抜いているような心もとない感触に
棘を握る力を強くして、廊下を歩き出す]

(254) 2017/03/15(Wed) 15時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[昴はどこでパンケーキを作っているのだろう。
食堂なのか、家庭科室か。
それとも、調理器具を持ち込んでいたであろうほかのクラスか。

歩いていると、ふとかぎなれた甘い匂い。
その漂ってくる方へ足を進めて。
鼻に集中したためかタイルの継ぎ目でつんのめる。
――転びはしないが、力をこめたせいで
棘を握っていた手にはうっすらと赤い痣ができて。
つまさきでとんとんと、わかりもしない床の感触確かめて
顔を上げれば家庭科室から顔を出した幼馴染が見えた>>253]

はよ。

[見られていないだろうか、様子を伺いつつも
片手挙げていつもと変わらない挨拶をして。
少しゆっくり目に近づいていった*]

(255) 2017/03/15(Wed) 15時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2017/03/15(Wed) 15時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

理一に起こされた。
こんな状況なんだから好きなだけ寝ててもいいじゃねーか、なぁ?

[むすっとしながら文句を言う]

つまずいただけだろ。
心配するな。

[見られていたかと内心あせりつつ、棘の球体を強く握る]

俺が出てくるとき理一しか教室にいなかったぞ。
理一は放送室見に行くっつってた。
ほかのやつらどこいったんだ?

(258) 2017/03/15(Wed) 17時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[髪を拭かれるのに合わせて少し身をかがめつつ]

ほっときゃそのうち乾くだろ。
……ふぇっくし。

[くしゃみをして鼻をすする]

いや、風邪じゃないからな?

[いつもどおり手を引かれて
触られているのを目で確認して、
歩調を合わせて。
家庭科室の中に入って健士郎を見かければ、うす、と軽く挨拶をした*]

(259) 2017/03/15(Wed) 17時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

― 家庭科室 ―

強烈だったな…。

[思い出して引っ張られた方の腕をさする。
そういえば思い切りたたいてしまったが
理一は大丈夫だったんだろうかなんて、
いまさらながらに思ったが
きっと大丈夫だろうと結論付ける。

あのような起こし方をされてよかったかもしれない。
ただゆすられるだけでは
気づけずに寝ていたかもしれず、
疑いをもたれたかもしれないから]

深刻そう、か…。

[もしかしたら、またマネキンが。
誰かにしか見えないマネキンのようなものがまた。
そう考えたが口には出さずに]

(280) 2017/03/15(Wed) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

お前が伸ばした方がいいって言ったんだよな。

[伸びたと感心したようにいわれ>>265
鼻をすすりながら思い出す]

戦隊モノのヒーローが長髪で、
それでだったと思うけど。
んで伸ばし始めたら切るのが億劫になった。
結果、伸びた。

[きっかけになったヒーローの髪の長さなど
すでに超えるほど伸びた髪を
邪魔そうにかき上げた]

(281) 2017/03/15(Wed) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[家庭科室の中に入れば
焼き上がったパンケーキのいいにおいが充満している]

へぇ……
これ、健士郎がやったのか?
すげーな、きれいにできてんな。
売りもんみて―じゃねーか。
昴にも見習わせたいくらいだ。

[仕上げを担当したらしい健士郎が
何やら緊張した様子でいる>>279のを横目に
感心した声を出す]

やっぱ料理は見た目も大事だよな。
健士郎、こういうの向いてんじゃないか?

(282) 2017/03/15(Wed) 22時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2017/03/15(Wed) 22時頃


メモを貼った。


― 回想/諍いの話 ―

………あお姉、ただいま。

[文化祭の片付けも無事に終わって間もない日のこと。
いつも通りに閉じられた扉ごしに声をかけた。
返事はなくって、ただ微かにすすり泣く声が聞こえるだけ。

また泣いている。
今思えばそっとしておけばよかったのかもしれないけど、
あの時のわたしはやたらと気が立っていた。
文化祭が楽しくて、名残惜しかった気分を、
一気に台無しにされたような気分になっていた。

だからノックをした後あお姉の部屋に足を踏み入れた。
前に置いていった文化祭のパンフレットが、
打ち捨てられたみたいに転がっているのがやたらと目についた]


……文化祭、来てくれなかったね。

[すすり泣く声は止まない。
わたしは言葉に詰まってしまう。

わたしの記憶の中のあお姉は、
わたしが泣いたりわがままを言ったりしていても、
辛抱強く励ましの言葉をかけてくれたり――
あるいはわたしの願いを叶えてくれたりもしたけれど、
変わってしまったあお姉を前に、わたしは何もできないでいる]


[それ以上は何も言わずに部屋から出ようとした時、]


 「……楽しかった?」


[不意に問われ、目を丸くしたのも束の間、
「楽しかったかって聞いてんのよ」と、
駄目押しみたいに言われたから、素直に答えた]


  楽しかったよ。


[「何か文句あるの?」って後に続きそうな、
そんな口調になってしまった。

そうしたら急にあお姉が顔を上げてこっちを見てきた。
カーテンも閉め切った薄暗い部屋の中で、
あお姉の二つの目が鋭く光っている。

これ以上ここにいちゃいけない気がして、
わたしは逃げるように立ち去った。
その間、背中にはずっとあお姉の視線が突き刺さっている気がして。
自分の部屋の中でわたしはただ、
間違えたって思いと理不尽さがないまぜになった気持ちを抱えるしかなかった。

――盛大に喧嘩するちょうど前の日の話*]


— 病院へ —

[冷える路上。
時々、空を見上げながら歩く。
夢の中のあの世界、雪に埋もれる通学路を思い出していた。]

そういえば、
結局作れないね、かまくら。

[あの豪雪が現実のものではない今、それは叶わないわけで。
ちょっぴりがっかりしてしまう。]


[……クラスメートの危機に、思うのはそんなことばかり。

薄情なのかな。
ごめんね、わたしはこんな経験ないから。
“あなた”にまつわる記憶は、あの校舎の中での出来事と、
そしてやっぱり、あの文化祭のことばかり。

あんなに笑顔が絶えなかった彼が、どうして命を絶とうとしたのか。
それを知っても、いいのだろうか。
知れるのだろうか。

誰かと話せば、何か分かることがあるのかな。
……今まで踏み込もうとしなかった線を、踏み越えれば?

文化祭の記憶を穿り出して、
クリームとチョコソースにまみれたパンケーキの味を思い出しながら、
足取りをやや早める。*]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[星形にクリームが飾られたものを選んで、
みんなが来る前にうまいとほめつつ食べ始める。

ほかに人がきたなら、
何か状況を教えてもらえただろうか。

食べ終わったところで、
あくびを一つ]

どっかで寝てくる。

[そういって、家庭科室を出ていった*]

(341) 2017/03/15(Wed) 23時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2017/03/15(Wed) 23時半頃


― 現在/病院までの道のり ―

[さて、慌てて飛び出してきちゃったのはいいけど、
これはつばさちゃんにも連絡を入れておいた方がいいだろうか。
もう病院に来てるとしたら電源を切ってしまっているかもしれないけれど。

そもそもつばさちゃん、いつ帰ってきたんだろう。
わたしの感覚では、最後につばさちゃんの姿を見てから、
もう、半日以上も経ってしまってるんだけど]


『今病院に向かってる』


[道の端に寄って、そんな、簡素に過ぎるメールを一応送る]


[夜の風は冷たいけれど、雪は積もってない。
だからいつものローファーを履いてたって、
滑って転ぶこともない。

一夜明けても外は雪だったあの校舎とは大違いで。

ちよちゃんとのやりとりを思い出す。
誰がホストかわかったところで、わたしにできることなんて、
こうやって走って病院に駆けつけるくらいしかないよ。


あの校舎にいるりーくんになら、声は届くんだろうか]


[しばらく走ってると、
前方に、見覚えのある人影が見えた気がした。
スピードダウン。早歩きくらいの速度でその人影に近付いて、
横顔を視界に入れることができれば声をかけた]


ささらちゃん――― えっと、
よく寝られた?

[夜中の挨拶としては不自然に思えるけど仕方がない。
ささらちゃん、わたしより早起きだったんだし*]


メモを貼った。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

― 3階空き教室 ―

[床を踏む感覚が遠い。

俺は今、ちゃんと歩けているか。
あぁ、普通に歩くってどうやってたっけ。

棘を手のひらで転がし、かすかな痛みに
まだ感覚がなくなっていないことを確認しながら、
人目につかないところを探して歩く。

ふと、文化祭のときにサボっていた空き教室が目に入った。
ここでいいかと扉を開ける。

……無数の目が、見えた]

(346) 2017/03/15(Wed) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

見張ってる…? いや、観察してるのか。

[黒板に書かれていると気づいて、
パーカーの袖で消そうとするが
何度拭いても、軋むほど力を入れても消えない。

諦めて、そのまま、
パーカーのフードかぶって机にうつぶせになる。

そして、軽いうたたねの気持ちで目を閉じた]

(347) 2017/03/15(Wed) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[――風が通った気がして目を開ける。
見れば、窓が開いている。
入ってきた時はしまっていた気がしたが、気のせいか。
それとも他の誰かが来たのだろうか。
でも、ふぶいてると分かっていて、誰が窓を開ける?

きっと今この部屋は寒いのだろう。
だが、その感覚も今の自分にはわからない。

誰かが来たときのために閉めておいたほうがいいだろうと
近づいて、窓に手をかける。

ずるり、手がすべる。

つかめていないことが、目に入るまでの数秒。

ぐらりと視界が回る]

(349) 2017/03/15(Wed) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[――失敗した。
奈落に 落ちる。
よぎるのは、幼馴染の泣き顔。


――また、泣くんだろうな。


それが、最後の――]

(350) 2017/03/15(Wed) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[――チャイムの音が鳴る。
3階、空き教室の開けられた窓に
ジャージを着たマネキンがもたれかかっている。
全身の表面はぐずぐずにとけ、
髪は五分刈りほどに短い。

片手のひらに腕に巻いたチェーンの
棘のついた球体を握り
もう片手は、窓枠をつかみ損ねたように
中途半端に伸ばされていた**]

(351) 2017/03/16(Thu) 00時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2017/03/16(Thu) 00時頃


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