191 The wonderful world -7 days of MORI-
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[ あの夜。
諦めることで生きてきたはずのおれが、 たったひとつ、諦めきれなかったこと。
きみを守りたいと思った。 きみが無事なら、それでいい。 そのためなら、なんだってする。
── きっと、死の間際、おれはそれだけを悔いた。
あのとききちんと、諦めていたら。 これも仕方のないことだと、受け入れていたら。
きみは、死ななかったのかもしれない。 たったひとり、守りたかったきみを、 おれの諦めの悪さが、殺した。
その後悔が、今のおれをつくり、 そして、今、みっともなく足掻き、藻掻いている。]
(322) 2016/06/08(Wed) 16時半頃
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── 2nd day:宵越屋 前 ── [ 彼(或いは彼女)の問いが、「なぜ」じゃなくてよかった。
── と、おれは思う。
生前の記憶を手繰ろうとすると、 なんだかしっくり来ないのだ。
きみの様子が明らかにおかしいことはよくわかるし、 きっと、きみの”エントリー料”とやらは、 きみの自信とか、誇りとか、 そういったたぐいのものなんだと思うけれど、
ただひとつ、おれに強烈に残されたものは、 きみを守りたかった、という思いだけで、
── 果たして、おれはなにを失ったんだろう。
という疑問は、まあ大した問題じゃないので、 今、目の前の課題にぶつかって、たちまち消える。]
(323) 2016/06/08(Wed) 16時半頃
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[ 今この瞬間も、やっぱりそうで、 死神科天使属みたいな、明らかに矛盾した見た目のそいつは、 なんでなんでを繰り返す三歳児みたいなことを言うから、]
ネルは、絵本を描くんだよ。
本屋に行けばあるんじゃないかな。 この近くにも、大きい本屋があっただろ。
そうだ、見せてや…………、
[ そして、おれが硬直したのは、
きみの言葉>>309への喜びではなく、 死んで、目を覚ましたとき、 確かにしっかりと抱えていたはずの絵本が、 いつのまにやら、なくなっていることに、 今、ようやく気がついたからである。
おれは、ぎこちなくきみを見る。]
(324) 2016/06/08(Wed) 16時半頃
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──── ごめん。
[ 血の気が引くというのを、 生まれてはじめて、というか、死んでから、 はじめて身を持って感じたように思う。
おれは、ただひたすらにきみに申し訳なくて、 情けなくて、きみを失望させるんじゃないかとか、 いろいろと思うことも、謝りたいこともあるのに、 特にその中のどれも言葉になることはなく、
その一瞬に限っていえば、 いくら”死神のゲーム”を司る死神様だろうが、 壁を挟んだところにいるやつのことなんか、 すっかり頭から消えていって、
ただ、視界が数段暗くなったような、 「目の前が暗くなる」という、 本日ふたつめの慣用句を体感しているところであった。*]
(325) 2016/06/08(Wed) 16時半頃
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[ きみは優しい。
おれに励ましの言葉をかけて、 提案をしてくれるきみ>>360に、
それと、今なお進んでいるはずのカウントダウンに、
おれは、今なおとっても後悔しながらも、 それでも、前を向かなきゃいけないと思う。
だって、今、もっとも重要なのは、 ミッションが無事達成されること、 できることなら、おれときみの手で達成すること、 きみを生き返らせること。
なので、おれは、きみの顔を見て、 うん、とひとつ頷く。 そのころきみは、死神にお礼を言っていた。]
(365) 2016/06/08(Wed) 21時半頃
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── 宵越屋・1F ──
[ それから、]
── そうだ、ミッション。
[ ここには買い物に来たわけで、 本当に、これは、棚ボタってやつだと思うんだけれど、
偶然訪れた場所が正解だっただなんて、 やっぱり、きみはすごいな、なんて思うわけだ。
── もっとも、時間はあんまり、残ってないみたいだけど。
おれは、きみの言葉>>363に、少し考える。 それはほんの一瞬のことで、]
(366) 2016/06/08(Wed) 21時半頃
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……とりあえず、上に向かおう。 今日の所は、ネルの兵隊に頼ってしまうことになるかも、だけど。
[ なんせ、ミッションが達成できないとなると、 全員、一発アウト。まず大前提として、 ミッションはクリアしなきゃならないのだ。]
先客とか言ってたけど、 とりあえず、登ろう。 屋上なら、エレベーターの方が早いと思う。 確かここ、10階近くあるし。
[ そういって、おれたちはエレベーターホールに向かう。 地上階から、そのうちのひとつに乗り込んだ。*]
(368) 2016/06/08(Wed) 21時半頃
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── 宵越屋・屋上 ──
[ ”先客がいる”という言葉に、 てっきり、よそのペアがいる光景を予想したのに、 どういうわけだか、そこには、 見覚えのある顔がひとり。>>386]
── あれ、昨日のおじさんは?
[ おれは尋ねる。確か、目的地は屋上と言ったはずだ。
ぐるりと屋上を見回してみても、 ノイズらしき鳥が見えるくらいで──、]
あ、黄金って。
[ アレか。って、つぶやきつつ、 一日ぶり二度目。おれは自分の視力に少し感謝する。]
(392) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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[ さてと、ミッションの意味は大体理解できたけれど、 果たして、同い年くらいと思しき彼から、 彼のパートナーの居場所を聞き出せたんだか。
ここに至るまでの背景を聞き出したなら、 やっぱり、おれは、 「どうしようか」という顔できみを見て、 正しい決断を、知るのだと思う。*]
(395) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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[ ほんとうは、きみに戦いをまかせるなど、 できるだけ避けたいところだったんだけれど。
ああ、まさか、自分の言葉を、 こんな早々に回収することになろうとは!>>368
だけど、きみがそういうからには、 というか、それは、正しいとしかいいようがなくて、 おれは、]
わかった。 ……けど、めちゃくちゃテレパシーしてほしい。
[ とだけ頼んで、きみを見送ることにする。*]
(412) 2016/06/08(Wed) 22時頃
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[ さてと、なら、こっちは単純。
おれは、なるほど、よく覚えてるなあって思いつつ、 同い年くらいのいわゆる”イケメン”>>411に向き直って、]
── ちょっと、息止めてて。
[ とだけ、言うわけだ。
彼の言葉で、ミッションについて、 またいくらか追加情報を得る。
なるほど、アレだけじゃないのか。 なら、余計に急がなくてはならない。
とまあ、おれは金属バットを地面に置き、 ”翅が生える”イメージをして、 とん、 と地面を蹴る。]
(414) 2016/06/08(Wed) 22時半頃
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[ 所詮は屋上の範囲内上空。 きみはもちろん、そこにいる彼もご存知の通り、 おれの力の強みであり、厄介なのは、 この無差別的な攻撃にある。
背中と肩に生えた二対の翅が、 ぱさ、ぱさ、とはばたくたびに、 昨日と同じように、淡黄色の粉が風に乗る。
ゆるやかに、範囲内を旋回。 モノを加えてる鳥の攻撃なんて、 そう怖いものじゃあないし、 おれはただ、ゆうゆうとそらを飛んで、
ソレが、じわじわ、動かなくなるの、 まるで、モノみたいに、ぼとん、と床を打つのを見守る。*]
(418) 2016/06/08(Wed) 22時半頃
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まだ、しばらく、口と鼻、 ハンカチとかで押さえといたほうがいいと思うけど。
[ ないなら貸してやらんでもないけど、 昨日きみに濡らしてきてもらったそれは、 当然ながら、誰のものかもわからない血を吸って、 そのまま、洗濯とかはしていない。
今、おれが警告するべきはそれだけで、 彼がきっとトドメをさすのを見ながら、
ひたすら、きみに安否を問うてるなど、 たぶん、彼の知るところではない。*]
(419) 2016/06/08(Wed) 22時半頃
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[ ── どうやら心配する必要もなかったらしい、と、
屋上の地面に降り立ってから気づく>>420けれど、 その様は、正直なところ、 イケメンがどうとかで許される感じではなくて、
おれは、少しだけ── いや、かなり、 この男のパートナーのところに、 きみをひとりでやったことを、 もちろん、きみは小さい女の子などではないんだけど、 それでも、やっぱり、後悔する。*]
(421) 2016/06/08(Wed) 22時半頃
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── そういうのさ、
[ なんだかとても不思議そうな顔をしている、 イケメン(美少女マスクON)に、 おれはなんとなく、桐原のきもちを推察した。 、 なんだか今なら彼と友好的に握手ができる気がする。]
多分、”組み合わせがおかしい”って言うんだ。
[ イケメンに美少女マスクは相応しくない。]
(441) 2016/06/08(Wed) 23時頃
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[ ── それはそれとして、]
── パートナーと、下で集合する予定なのか?
[ おれは首を傾げる。 きみは無事だろうか、と、 きもちは半分、テレパシーのほうにいっている。
もう半分は、すこしだけ薄くなった、 掌のカウントダウンに。]
降りるだけなら、降ろせるけど。
[ 下まで、と、おれはフェンスの先を指差す。
昨日きみを抱えることはできたわけだし、 昨日みたいに空をカラスが埋め尽くしているわけでもないし、 上りじゃなくて下りだから、まあ平気だろう。]
(451) 2016/06/08(Wed) 23時頃
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おれにしがみついて、下まで息止めることになるけど、 向こうの戦闘が途中だとしても、 ネルのこと信用するなら、できる。
おまえをおれが下までおろすから、
おまえのパートナーに、 全部終ったにしろ、まだにしろ、 死ぬ気で走って下まで降りろ今すぐ。
って言え。 .
(457) 2016/06/08(Wed) 23時頃
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[ なにより、そのとき、きみの声が聞こえたから。]
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(458) 2016/06/08(Wed) 23時頃
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[ とりあえず、少なくとも確実に、 向こうも一匹は片付いたらしい、とは、 彼が不思議そうな顔をしているなら、 言ってやろうと思う。
彼のパートナーは、 テレパシーのひとつも寄越さないのかもしれない。
とにかく、 なんせ、ミッションに失敗したらアウト、らしいし、 そして、掌に刻まれた時間は残り多くなく、 もしかすると、まだ残りがあるかもしれず、
おれは、内心とても焦って、 彼が同意するならば、 ちょうどいいからその実用性優先のリュック>>453に、 金属バットも下に降りるまでさしておいてくれと頼み、 すたすたと、フェンス付近まで歩いて行ったことだろう。*]
(460) 2016/06/08(Wed) 23時頃
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じゃあ、おれからネルに、 とりあえず可及的速やかに降りるよう言ってって言っとく。
[ 戦闘に集中だかなんだか知らない>>459が、 きみはこうしてきちんと答えてくれるわけだし。
まあ、その必要はなかったかもしれない。
しかし念のため、 おれは、そりゃもう気軽にきみにテレパシーを送り、 最後に、彼にひとつ忠告をする。]
(468) 2016/06/08(Wed) 23時頃
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── つかまるのは、自己責任だからな。
[ さすがに、10階近くともなると、一対の翅じゃ心もとなく、 腕なんかなくなってしまったおれは、 ひょいと、そりゃあ身構えるも何もなく、 特に親切なフライト直前の案内なんかもなく、
とん、と地面を蹴り、 そのまま彼を、愉快な空の旅へとご案内したことだろう。
ご安心ください、着地まで、ほんの数十秒だかそこら。 よほど暴れでもしない限り、きちんと送り届けてみせる。*]
(469) 2016/06/08(Wed) 23時頃
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── 上空数メートル ──
[ ── 突然、彼が叫んだ。>>475
ふつうにおれは驚き、一瞬びくりと肩を揺らし、 結果として、多分少し、 快適な空の旅は雷雲に頭を突っ込みかけたが、
まあ、地上数メートルでのことだ。 落としても死ぬまい。
アレ、これ、もっと上で落としても良かったのか? と思ったのは、きみにも彼にも内緒だ。 そうだ、おれに車は運転できないし。
ただひとつ言っておきたいのは、 その叫びが、「関係なし」とか言ってるけど、 きみに関係があるのならば、 おれは今すぐこの手を離すこともできるという、 その一点のみである。]
(481) 2016/06/08(Wed) 23時半頃
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── それ、ほんとうにネルに関係ないよな?
[ 返答によっては、 あと数メートル分は自由落下を楽しんでもらおう。*]
(482) 2016/06/08(Wed) 23時半頃
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[ ── もう少し早く聞きたかった。
と、ほぼほぼ地上に降り立つ頃合いに、おれは思う。 3階くらいからなら、事故っぽかったろうから、 きみにも、申し訳が立っただろうに。
とりあえず、きみにはめちゃくちゃテレパシーした。]
── そうか、嘘じゃないといいけど。
[ 地上に降り立ちつつ、彼にじとりと目を向けたが、 きみもどうやら1階までたどり着いたようで>>486、 おれの視線は、そっちにすぐに釘付けになっただろう。*]
(493) 2016/06/09(Thu) 00時頃
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[ 助かったよ、と彼は言って>>497、 なんだ、のんきなやつめ、とも思ったけれど、]
うん? いや、いい。
[ なんというか、昨日、 ホテルで礼を言った自分が重なって、]
── 昨日の、二股男が、
[ ごめん、桐原。 共通して持っている認識がそれしか思い出せない。]
恩は売れるときに売っとけみたいなことを言ってた。
[ ありがとう、桐原。 おれはちょっと賢くなった。 きみを守るためにも、 おれは何事も柔軟に吸収し成長する人間でありたい。*]
(506) 2016/06/09(Thu) 00時頃
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[ と、そこで、 きみが手を降ってくれた>>496ので、 おれは同様に手を振り返し、
きみが無事であったこととか、 とりあえずは元気そうであることとか、 このままだとあの顔は良い変質者たちに、 きみが拉致されてしまうとか、
色々と考えて、一瞬のうちに考えて、 ずかずかと、その車に乗り込んだ。
刃物が欲しかったから百貨店に行ったのだった、 と、思い出したのは、車が発車した頃である。*]
(507) 2016/06/09(Thu) 00時頃
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[ どうやら、わかりやすさを心がけた表現は、 きちんと相手に伝わった>>520らしい。それはなにより。
覚えておく、というのが、 おれへの恩義だかなんだかのことだといい、 ともちらりと思って、 引き続ききみへの感謝の念を述べる北見 圭一に、 おれは、得意げな顔を返す。
きみが褒められているのはとても誇らしい。]
(538) 2016/06/09(Thu) 00時半頃
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── ネルの知り合いだったのか。
[ という言葉は、きみに向けたものだった。
それからは、きみの説明>>527を聞きながらも、
あんまり付き合わないほうがいいと思う、とか、 おこがましくてとてもおれに言えたことじゃないけど、 明らかに幼児向けのグッズに身を包む男に、 ロクなやつは多分、この世のどこにもいない。
とか、思う。]
(539) 2016/06/09(Thu) 00時半頃
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[ ところで、北見 圭一のパートナーの運転は荒く、]
………きろく、るい だ、け、ど、
[ 一応名乗っておこうにも、 日頃車になど乗らないおれは、 ぐらぐらと振り回される感覚にやられ、 目的地に着くころには、ほうほうの体であった。
この瞬間に限って言えば、 化学の進展こそが罪のあかしだなんだとかいう教えを、 認めてやってもいいかもしれないとさえ思ったほどだ。]
(540) 2016/06/09(Thu) 00時半頃
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── 2nd day:ヴァニタスコロシアム ──
[ というわけで、何故か、あの運転を経ても、 ケロリとした顔で走る北見>>522からは少し離れ、 おれは、きみの更にうしろを、ゆらゆらと付いて行く。
きみはなにやら、その場所の盛り上がりや、 なにか、たくさん立っている幟や、 なんだろう、競技? に、そわそわとした様子で、 なんなら、おれにワクワクとした顔で、 なんだかよくわからない話をしてくる>>534のを、
掌のタイマーが消えたのを確認したおれは、
とりあえずきみが幸せそうならなんでもいいや、
と、ひたすらにきみの話を楽しく聞いていた。**]
(541) 2016/06/09(Thu) 00時半頃
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