206 “ J ” the Phantom thief
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[ 囁き声には囁き声を。 叶うならば見上げてくる瞳>>85の横の 耳許にでも顔を寄せて、くつりくつりと 笑い声でも交えて、囁いてみせようか。 ]
[ 一夜の悪巧み。 ]
…マア、 パーティが終わってから、
[ 二言三言、続けたならばもう一つ。 提案をすれば、緩く首を傾げて返事を待った。* ]
(103) 2017/01/07(Sat) 21時半頃
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[ 男がマスクの裏から取り出してくる言葉は尽く 紙切れのように薄っぺらいものである。 …仮に得意ごとはと聞かれていたならば "舌先三寸の口先である"と答えたことだろう。 ]
[ 言葉の数は多かれど、 その中の真実の数は決して多くはない。 ]
…サア?どうでしょうネ。 仕事上、隠さなきゃあいけないことも多いもンで。 分かり易い人間には務まらねェ仕事なんでさ。
[ 滲むようにじんわりと、 彼女の言葉に男は居心地の悪いものを感じた。>>110 …例えば。まるで腹の底を見透かそうとでもするような。 つまるところ、探るような色合いと温度の声。 ]
(144) 2017/01/08(Sun) 00時頃
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( 十のうち四五ほどは真実を喋っているんですがねェ )
[ …とは言いたくとも言わない。 更なる不信用を招いては大損になる。 ]
[ ……成したいことがあるのだから。 ]
[ その為ならば、婦女の手首を掴むことも厭うまい。 …或いは、口説き文句めいた言葉を吐くことも。当然。 ]
(145) 2017/01/08(Sun) 00時頃
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[ 挑発には挑発で。 美しい花には鋭い棘が潜む。
掴んだ手にすこうし力を込めてみたら、 ……彼女は何を思ったことか。>>111 ]
[ 何をどう思ったとしても、 その心は彼女の顔には現れない。 ] ヒヒッ…おお、怖い。怖い。 それじゃあっしは棘に手を刺されないうちに 大人しく手を"引く"ことにしましょうネ。
[ それは持ち前の気丈さが所以か。 それとも、別の何かが由来なのだか。 …どちらとも、男には判断をつけようもない。 ]
(146) 2017/01/08(Sun) 00時頃
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[ だから。 口説き文句地味た、或いは冗談ごとのような。 雲とも霞ともつかない曖昧なやり取りを繰り返す。 ]
こういったパーティ会場なんかに やって来ることも少なくはないんでねェ
どうも、美しい女性がいると声をかけたくなるんで。
[ 傍から見れば睦まじく囁きあっているようでも、 その実、彼女も男も頬を染めているわけでもなく、 淡々と笑顔で話し続けているのだから>>112 ある種、不気味な光景ではあったかもしれない。 …仮に誰かが見ていたら…の話し、ではあるが。 ]
(147) 2017/01/08(Sun) 00時頃
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……マア、「声をかける」だけですがねェ 仰る通りに、あっしの前にゃ強力な門番がいるんでさ
キスは大切な誰か一人の為に取っておきますよ。ヒヒッ。
[ 長い睫毛が上下する様を眺めながら、 尚もふわふわと浮いたような言葉を続けていたが、 次に続いた言葉>>113に目を瞬くのは男の番だった。 ]
正解を選べたみたいで何よりでさァ。 信用は金より重いと言いますからねェ
この場に限っては…《 彼女 》より。か。
[ 屋敷の中へ目を遣るが、 テラスからは何分、件の赤い輝きは見えない。 ]
(148) 2017/01/08(Sun) 00時頃
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[ そんな僅かな間のことだっただろうか。 囁かれた二つ目の約束を聞いて、男は頷いた。 ]
エエ。この調子で…光る「ホシ」を見つけたいもンで。
[ 約束ですよ。と囁いた直後 ]
…ヒッ…ヒヒ… ヒッヒ、ヒ …用心深いお嬢様だ。好きですよレディ・グロリア。 アナタのそういった用心深いところが、とても。
[ 一歩、離れた場所から投げられる提案。 花のような笑みにはくぐもった笑い声で応えよう。>>114 男はとても愉快な気持ちだった。彼女のおかげで! ]
(149) 2017/01/08(Sun) 00時頃
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[ 本当に刑事なら、と鎌女は言った。 彼女の気丈さを感じさせる言葉だった。 ]
エエ、あっしは刑事ですからねェ、 あなた"も"本当に美しいレディ・グロリアなら 協力しましょう。…そう、怪盗Jを"捕まえる"ためにね!
[ くつくつと笑いながら返事をして、 彼女が屋敷の中へ戻るようならば>>115 その花のような姿を目に焼き付けて、最後に一言。 ]
……それではまた。レディ・グロリア 約束が果たせるように、尽力させて頂きますよ。ヒヒッ。
[ 声を投げたなら、去りゆく背中を見送った。 ]*
(150) 2017/01/08(Sun) 00時頃
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― →邸内へ ―
[ テラスに長居したので、 やや寒気を感じ始めた男はやがて屋敷の中へ戻る。
ワイングラスは置いてきた。 きっと使用人の誰かが片付けておいてくれるに違いない。 ]
さてさて、レディ・グロリア。 エエと、それから……
[ パーティ会場で出逢った人間について 招待状に挟んだ紙につらつらとメモを取りながら 歩いていると、前方に男性二人組>>109>>120を見かける。 ]
ややや!これはこれはレオ"パ"ルド先生!
[ そのうち一人に見覚えがあったので 話に花を咲かせていると見えた二人に話しかけた。 名前がうろ覚えであったので合っているかはわからない。 ]
(151) 2017/01/08(Sun) 00時頃
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[ 間違っていたとしても事はなし、 名前の間違いに厳しい人では無かったように記憶している。 …この男の記憶能力が正確かは如何として。 ]
…と、此方のもうひと方は何方様で? あっしは…エー…こういう者でやす。
[ もう一人の彼には名刺を差し出してみようか。 必要がありそうなら、顔に覚えのある"彼"にも。
フライデー・モスキート と、名前だけ書かれたシンプルな名刺を。* ]
(152) 2017/01/08(Sun) 00時頃
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失礼ながら、何処でお会いしたやら思い出せなくてねェ ミスター、あっしと何処かで会ったことがありましたっけねぇ
[ どうも名前は間違っていたらしい と、気づいたのは彼の人の反応から。>>159 ここは素直に思い出せないのだと謝ってしまえと 判断を彼に投げてから――ああ。 ]
…ミスターレオナルド。 先日はJ絡みの見解を聞かせて頂きまして。 アレは――ローズ邸だったか、別の場所、でしたっけねェ。 マスクを被ってちゃあわかりませんよネ。
[ 思い出したことをつらつらと喋る。 …変わらず、彼の方が覚えているかは多少疑問が有る。 確か、ローズ邸の事件では己はガスマスクをしていなかった。 ] [ はずだ。 ならば、凡庸な一刑事のことを記憶しているかどうか。 ……それはこの男には知るべくもないことなのだった。 ]
(161) 2017/01/08(Sun) 01時頃
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フライデーさん…?
[ その最中に投げられた、 「フライデーさん」という呼び方に男は一瞬戸惑った。 ]
…ああ!あっしのことで! いやァ、中々その呼び方は珍しいンで ついつい誰のことかわからなくなっちまうとこでした。
[ しかし、直ぐに成る丈柔和な声で 初対面である彼>>156に返事をすると ]
ミスター・キルリア。 エエ、ぜひともよろしくしたいところで。
[ 恭しい礼法に習って、左足を引いて一礼を返した。 ]
(162) 2017/01/08(Sun) 01時頃
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あっしはさっきまでテラスに居たんですがねェ
……いやはや、今日は冷え込む日で 寒くなったきたもンで、引き上げてきたんでさ。
[ …と、話をし始めたあたりで 脇から疑問符>>160が飛んだものだから そういえば…と言ったテイで言葉を待つべく押し黙った。* ]
(163) 2017/01/08(Sun) 01時頃
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……聞いたことがある。か。 あっしの名も有名になったもンですねェ
[ …自分に関する話題でなければ。 彼の微笑>>164に特に何かを感じるでもなかっただろうが こと、自分の話となれば、おや?と首を捻らざるを得ない。 何せまだ自分の素性に関する話は一切していないのだ。 ]
[ …とはいえ。 突っ込んで聞くには、彼について あまりにも知らないことばかり。 ]
ひょっとして――アナタも、怪盗某に興味がお有りで?
[ それならば、一先ずは 無難な話題から彼に投げかけて様子を見ようじゃないか。 ]
[ … 遅かれ早かれ、持ち出す話題には違いないのだから。 ]
(169) 2017/01/08(Sun) 01時頃
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いいえェ、ミスターの呼びやすいように。
[ 名前の訂正を提案されたなら>>167 好きなようにと任せる意を伝えて、 ]
お気になさらず。 この顔ですからねえ。
飲もうとしたら全部零れてしまうんでさァ。ヒヒッ。
[ 飲み物についても有り難く辞退した。 テラスは兎も角、屋敷の…例えば絨毯にでも 飲み物を零そうものならタダでは済まないに違いない。* ]
(171) 2017/01/08(Sun) 01時頃
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[ どうも彼>>177の方にも覚えがあったらしい。 …ローズ邸の某というのは、 事件の現場が現場故に記憶に新しいものだ。 あの有名な"ローズ家">>0:98で起きた事件、 庶民の目にも大方新聞等で伝わったに違いない。 ]
…そうでしたねェ 何せ、記者だの学者先生だのシロート探偵だの 現場に入りたがる輩が後を立たなくて。
[ 暗に"入りたがる人間を止める側"だった そう仄めかしては、当時は失礼しましたと 口先ばかりの謝罪を述べて、ヘヘッと笑った。 ]
(214) 2017/01/08(Sun) 15時頃
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[ 彼の職業はハッキリと聞いた覚えはないが、 コナれた風体から記者ではないのだろうと 男は想像する。>>178
然りとて、追い出されたと言うのなら探偵でもない。 怪しげな( 例えば己のような! )探偵を名乗る者なら兎も角 彼のような礼儀正しい男性ならば――一応は。 現場に通すだろう。もしも彼が"探偵"と名乗ったならば。
だとすれば、後に思い当たるのは 犯罪学を研究していると言っていた学者先生くらいで。 仮に彼のことを頭の中で先生と命名する。 ナニ、外れていたならそれはそれで構わない。 何せ彼の職業を断定する証拠など持っていないのだから。 ]
(215) 2017/01/08(Sun) 15時頃
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エェ、どうぞどうぞ。 名前しか書いてない粗雑なものですがねェ
ヒヒッ…手間を省くには一役買ってくれていましてね。
[ 名刺を、と求められたなら スペースの大いに余った名刺を渡そう。 肩書きには何も書かれていないから もし彼が男の素性を知りたいならば役立たずだろうが。 ]
…この顔じゃあねェわからんでしょうさ お仕事は…順調とは言い難いですネ
何せ、先日も獲物を取り逃がしましたもンで。
[ 表の職業とも、本業と先ほど淑女に名乗った職業>>63とも どちらとも取れる言い回しをしながら、 名刺が渡されるようならば>>179受け取ろう。 ]
(216) 2017/01/08(Sun) 15時頃
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[ その段に至って、漸く。 ああ矢張り記憶は正しかったのだ、と 男はマスクの裏側でにんまり微笑んだ。 ]
先生、先日はドウモご無礼を致しまして。 ヒヒッ…またお話を聞きたいと思っていたんでさァ
こんな場所で再会出来るとは…嬉しいねェ
[ 彼の方はその呼び名に覚えがあっただろうか。 言葉を交わした際に、男が勝手に取り決めた "先生"という呼び方。大して回数は呼んでいない、それに。 ]
(217) 2017/01/08(Sun) 15時頃
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[ けれども、"先生"の反応を気にするより、先に。 素早く耳元へ寄せられ、囁かれた言葉>>194に 気を取られて、"先生"の反応は見そびれてしまった。 ]
…………ヒ。
ヒ、 ヒヒヒヒッ なるほど、必ず来る。
ナルホド!随分と、自信に溢れた言い方をされますねェ エエ、ミスター・キルリア。
―― コレは有り難く受け取っておきましょうとも。 楽しみでさァ、コレも、…アナタも。 これから…どうなるのか。
[ 青年の手から受け取る黒色のカード。 一見何も書かれていないソレの正体は 男には知るべくもないが――しかし。 ]
(218) 2017/01/08(Sun) 15時頃
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[ くつくつくつ。 低い笑い声に紛らわせてしまうように、 近づいた顔に囁きを返したならば、 半歩ほど、後ろに距離を開けてカードを仕舞いこむ。 ]
[ ……それから、 彼の視線を追うように目を動かせば ]
[ 黒い影のような彼女がそこに。>>201 ]
( またお会いしましたねェ )
[ 言葉は心の中だけで、緩く首を傾けて "彼女"ではなく、彼>>198に問いかける。 ]
気になるのなら、声をかけてみては?
[ 彼の持つカードが何なのか、は 変わらず分からないままだけれど。* ]
(219) 2017/01/08(Sun) 15時頃
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…………3点ですねェ
[ 自分の口から漏れれば 不快感などあるはずもない笑い声だが 他人に真似をされるとどうも胡散臭く聞こえる。>>243
点数は勿論100点満点である。 自分はそう気味の悪い笑い方などしない。 ……と、この男は思っていた。 ]
(265) 2017/01/08(Sun) 21時頃
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[ それを彼本人が聞いていたかはどうとして、 カードが女中である彼女の手に渡るならば 黙って見守ることにしようか?……ただ。 ]
奇術師は、体が真っ二つになる芸をよく見かけますがねェ …失敗して本当に"二人"にならないよう、
エェ、失敗なンてよくあること… あっしの仕事にも、アナタの仕事にも。 同じように…事故も"よくあること"でしょうから、ネ。
[ 男から彼に言うのはそれだけ。 …ほンの軽々しい忠告。それを聞き届けるかどうか それは彼の決めるところであるから、それっきり。 ]
『 お き を つ け て 』
[ 口の形だけではきっと、伝わらなかったに違いない。 何せ、顔の前に余計な覆いが乗っかっているものだから。 ]
(266) 2017/01/08(Sun) 21時頃
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[ そのまま向き直るのはかの"先生">>244の方、 ]
なんだかねェ、 コトが起きてからならまだしも 起きる前は誰も彼も怪しく見えちまいましてネ。
そう…だから今度は――おっと。 コレは幾ら先生と言えど言うわけに行きませんネ。ヒヒッ
[ ガスマスク。 体型も窺えないような分厚いコート。 パーティにそぐわない格好をしているのは 深い霧が体に障るから?…イイエ、勿論答えは否。
態とらしく言い淀んで秘密ですよ、と ……人差し指を顔の前に遣る。 ]
(267) 2017/01/08(Sun) 21時頃
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[ …盗みをしようと思うとき。 場所や、その場にいる人数、或いは警備の厳重さ 等々に応じて手段には複数の選択肢が生まれる。
では、"このパーティ会場のような場所で" "主会場に堂々と展示されているものを" "脇に控える奥方や大勢の客に気付かれず、盗むには"
どうすればいいだろうか? ]
[ 手っ取り早いのは睡眠作用を齎す薬品の散布だ。 会場の窓は冷え込みにより締め切られ、 広さもそれほどではなく、……そして何より
―― 主会場は密閉性の高い部屋である。 ]
[ つまり。 ]
(268) 2017/01/08(Sun) 21時頃
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[ 誰かが悪意を持って薬品を屋敷内に撒いたならば? ]
[ …当然、招待客は眠りこけ、 女王の心は盗人に射止められることになるのだろう。 ]
[ …悪意を持った"誰か"がこの場に紛れていれば。 ]
(269) 2017/01/08(Sun) 21時頃
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[ さて、悪意を持った"嘘つき"は居るのか、…否か? ]
(270) 2017/01/08(Sun) 21時頃
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[ …ソレを調べるのが "男の仕事"…ということに『 なっている 』。 ……そういった事情を事細かに説明はしないだけで。 ]
[ 故に、こんな格好をしていても 会場の中に「 入ることが出来た。 」 ]
…おや、聞きやすかい? 面白くもない話しなンですが、ねェ
先日…ゲンバは先生もご存知でしょうがね。 ローズ邸で、かの怪盗某を取り逃がしたんでさァ …何度目でしょうかねェ。
それで、後日謝りに伺ってね。エエ、大変でしたネェ
[ 詳細を聞きたいというから 大まかに先日の事件のあらましを説明していた>>245 そんな時…だっただろうか。 食器が割れるような派手な音がしたのは。>>251 ]
(271) 2017/01/08(Sun) 21時頃
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[ 直ぐに駆け寄る姿>>259があったから、 男は其方へ駆け寄るでもなく、 二人の男性へ、向き直って言葉をかける。 ]
…あっしはそろそろ失礼しますよ チョットね…気になる姿が見えたもンで
ミスター、カードは有り難く頂きまさァ …さきほどの言葉、お忘れなく。ヒヒッ。
先生は、また、そのうち。 …ゆっくりお話致しましょうや。
……今度は別のゲンバで…でも。ねェ。
[ そうしてキルリアにされたように深々と一礼すると 呼び止められなければ喧騒の中へ紛れてしまっただろう。* ]
(272) 2017/01/08(Sun) 21時頃
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[ ダンスに興じる男女や 話に花を咲かせる人々の間をすり抜けて 男が向かったのは壁際だった。
会場内で見た顔ぶれが増えたので、 手持ちの紙にがりがりと書き加えながら、 トン、と壁に凭れて一息。
横に立つ彼の姿>>262に気が付く。 ]
華やかな場所でため息たァよくありませんねェ お疲れですかい?ダンナ。
[ 壁に寄りかかったまま、 視線は向けずに話しかけてみようか。 ]
[ 彼が手帳をまだ持っているようならば、 自然とそちらに目が向きはするだろうけれど。* ]
(281) 2017/01/08(Sun) 22時頃
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