人狼議事


255 【ヤンストP村】private eye+Violine

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 奴隷運び ヌヴィル

  ―薬屋前―

 [花屋に直行する前に、寄っておきたい場所がある。
 こうも気が滅入っていると
 何を言い出すか解ったものではない。

 かといって処方要の薬を求める為に
 治療院で診てもらって更年期と始まりだとか
 診断されたら余計に不機嫌になりそうだ。

 睡眠補助剤には安定剤作用のあるものもあるし
 処方無しで購入できるものもあるから、
 栄養ドリンクのついでに在庫があるのなら
 購入しようと考え、訪ねることにした。

 必要ならメールをしろとあったが>>3:43
 今は細かい作業をなるべく避けていた為
 丁度出ていてついでに立ち寄ったとでも言い訳しようと] 

(0) 2018/12/06(Thu) 08時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [薬屋の中でどんな会話が為されているかは、
 店外まで聞こえるものでは無かった>>3:299>>3:314

 薬屋は閉店札が出たままか>>3:36
 そうでなくとも一応、ノックをして
 物音が聞こえるようなら外から声をかける。]

  おーい、居るかぁ?
  栄養ドリンクと、あれば睡眠導入剤を…

  メールでも聞いたがなんかあったらしいな。

 [声をかけて反応が無ければ
 取り込み中だと諦めてそのまま辞すつもり]**

(1) 2018/12/06(Thu) 08時半頃

奴隷運び ヌヴィルは、メモを貼った。

2018/12/06(Thu) 08時半頃


ーー 自宅地下室 ーー

[ノッカを入れたキャリーバッグを運び込んだのは高塀側にある自宅。
 その家には隠した地下室がある。
 多くは研究室が占めており、仮眠用に用意している部屋は広くはなく、
 ベッドとサイドテーブル、小さな冷蔵庫があるだけであった。

 その部屋にキャリーバッグを搬入して、
 鍵を開けてひらくと中にいるノッカを見て笑みを浮かべる]

 お姫様、お部屋につきましたよ。

[まだ眠っているノッカを抱き上げてベッドに横たえさせた。
 それから部屋にヌヴィル先輩の絵を飾り、
 花瓶に花を挿してサイドテーブルに置いた。
 香水と端末もその上に乗せておき、
 絵本と押し花は冷蔵庫の上に置いておく。

 大切なものは揃えてあり、
 冷蔵庫の中にはプリンや飲み物が入っている。


 さてーー部屋の準備が終わればベッドへと腰掛ける。
 ノッカを見下ろしながら頭を撫でてやり、
 優しく接しながらももう一方の手は太ももを愛でて撫で回していった**]


― 地下室 ―

 ん、………………。

[あたしは、なんで眠ってたんだっけ。
 眠る前は、何をしてたんだっけ。

 起きなくちゃ、って思っても、
 瞼はなかなか開いてくれなくて。
 けれど、何か違和感があったから、
 一生懸命、瞼を上げる]

 ………… そー、さん?

[傍には、そーさんがいる。

 ああ、そうだ。
 ソファで眠ってしまったんだった。

 急に眠くなって、それで、]



   っ、 な、なに……、 !?

[飛び起きる。
 太腿に触れている手に、驚いて。

 ベッドで眠った記憶なんてないのに。
 おかしい、って、そーさんを見て。
 次に、室内を見回す。

 ―― あたしの部屋じゃ、ない]

 ここ、どこ……?

[もしかして。
 安全な場所まで、運んでくれたのかな。
 あたしが、眠ってしまったから]


 あの、ここって…………?

[そう、だと信じたい。

 あたしが随分と長く眠ってしまっていたから、
 仕方なく、運んでくれたんだって。
 随分と寝ていたけど、もう大丈夫だよって。

 そう、言ってほしかった**]


メモを貼った。


[ノッカが目覚めると自分は微笑んで見せる。
 表情は優しい微笑みだ。
 しかし――その手は已然としてノッカの太腿を撫で続けていた。
 指先は不思議とノッカが触って欲しいところをなぞっていく]


 ここは自分の家の地下室です。
 ストーカーもここまでは来れません。
 安全な場所なので安心してくださいね。

[太腿と同時に頭も撫でていく。
 ゆるり、ゆるりと触れていく]


 もう大丈夫です
 もう何も怖くはない……。

[ゆるり、ゆるり――。

 害意なんて此処にはない。
 悪意なんて自分は持っていない]


 ノッカさんは、自分が護ってあげますからね。
 人からも、そして――キングスからも。

[自分の口角が僅かにあがる。
 きっとそれだけで、自分の笑みは――変わってしまっただろう**]


メモを貼った。


[優しい笑みを、してるのに。
 そーさんの手は、あたしの太腿を撫でていく。

 触ってほしいって身体が求めてることを、
 わかっているかのように]


  っ、 待って、そーさん、 なんで……!


[忘れていた、忘れかけていた、
 眠ってしまう前の身体の異変。

 その異変はまだ残っているようで、
 あたしの口から零れる息は、熱が籠もる。
 同時に、じわりと。
 下着が濡れていくのも、わかってしまう]


  ひっ…………!

[混乱した頭で、
 そーさんの手を避けようと
 ベッドの上を後ずさる。

 そーさんの、笑みが。言葉が。

 あたしの知ってる
 『優しいおにーさん』のものとは、
 まるで違ったから]


 や、やだぁ……!!

[ちいさく震える、あたしの身体。
 泣きそうな表情で、そーさんを見る。
 逃げようにも、怖くて、逃げることも出来なくて。

 自分の家の異変に気付いた時の。
 朝起きて、誰かが侵入してたって気付いた時の。

 あの、恐怖が――、 あたしを襲う*]


【人】 奴隷運び ヌヴィル

  悪いな、
  ―――丁度近くを通る用事があったんだ。
  

 [ノックの後、中から近づく足音が微かに聞こえ>>5
 扉越しに声をかければ小言が降ってきた>>6

 先ほどまでの怖気も日常の一部―――
 競りに出した絵画と
 “似たような”タツミの姿を見れば
 なんだか少し、現実に戻ってきた実感が湧く。
 
 愛想が薄いのはどうにかならないかと
 サイラスは気にしていたようだが
 案外こうしてアポロの役には立ってくれた。
 安定剤より効き目があったかもしれない]
 

(8) 2018/12/06(Thu) 21時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  文句垂れるくらいなら、
  思ったよか元気そうで何よりだ。
  
 [箱の用法を確かめる。

 想像していた通り、
 生薬成分が神経を落ち着けると謳い文句がある。
 食後というのが難点だが、此処はのむとしよう

 タツミの方に視線を向けている為、
 店隅の休憩ソファの方に居るらしい>>3:287
 ワカナの姿は中に入っていないので見えていない。
 声が掛かれば挨拶くらいはするだろうが――]

(9) 2018/12/06(Thu) 21時頃

[後ずされば一時は、手指から逃れることができよう。
 でも一時だけだ。
 部屋はそう広くはなく、逃げた方向は部屋の隅に当たる。

 震えても、泣きそうな表情になっても、
 逃れることはできないのだ]


 なんで?
 ……そう、ですね
 自分はね、母と姉を『招集』されたんですよ
 それも『繁殖用』として、ね

[手を持ち上げて、指先を伸ばす。
 たったそれだけで逃げた距離は縮まって、
 自分の指先は再びノッカの足に触れた]


 母も、姉も、別れる時は笑顔だった
 ……笑顔だったんですよ?

[自分は目を、細める。
 その瞳は冷たい光を宿し、憎悪の焔を宿した瞳で見つめるはノッカではない記念公園に建てられた銅像の海老だ]


 ……そんなことありえるはずがない
 あってはならない

 あのような化け物の苗床にされるというのにね
 笑みを浮かべられるなんて……


 そんな笑みをね、ノッカさんも浮かべていたのですよ
 だからね、決めたんです


メモを貼った。


 キングスになんてやりはしない
 ノッカさんは、自分が護る、ってね

 だからね、もう大丈夫
 もう安心していいんです

 貴女にキングスの子は産ませはしません

[細めていた瞳は、憎悪の焔は一寸で消え、
 優しく微笑み――]


 これからずっと、貴女を愛して
 自分の子を孕ませ続けてあげますからね?

[優しい口調で、告げると――*]


【人】 奴隷運び ヌヴィル

  盗みに……
  そりゃ、…………。

 [自警団が寄っているのを見たと聞いたが、
 不法侵入と盗難にあっていたとは知らなかった。>>7
 栄養ドリンクやこの睡眠導入剤が
 無事だったのは救いだが]

  換気ってぇと、窓から、だよな。
  そうか……
  その、ウチも今日の昼間に空き巣にやられて。
  今聞いて、てっきり同じ犯人かと思ったんだがよ。
  こっちと手口が全然違うな。

  出入りに目撃証言があったんだが
  業者に変装してたらしくてよ。

 [困ったように頭を掻き、目を伏せる。
 盗難が目的というよりは怨恨の線が高いとか
 ――心当たりはあるが、]

(10) 2018/12/06(Thu) 21時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  こっちは玄関の鍵穴を歪めて入ったらしい。

 [実際はスペアキーを作られていたとは知らず
 鍵穴の傷が無理やり外から
 こじ開けた形跡である、と
 異なる見解で落ち着いてしまった。]  

  パン屋の窓が割られたとか聞いたからよ。
  てっきり召集に掛かってる店を
  同じ奴があちこち狙ってるのかと思いもしたんだ。
 
 [ただ―――

 それは手口が異なる事で、……違う気もしてきた。] 
  

(11) 2018/12/06(Thu) 21時頃

[動けない。
 一度は離れたそーさんの手が、
 あたしの足に触れようとも。

 いつも聞いていた、優しい声の筈なのに。
 今はそれが、恐ろしい。

 あたしじゃない、
 何処かを見るように細められた目
 そこに宿る感情から。焔から。
 あたしは、目を逸らせない]

 だから、って、 そんな、
 こんなこと、しなくても ………… ?

[ふと、思い当たる。
 身の回りの『異変』が起き始めたのは、
 そーさんに住所を告げた後からだって]


[ひゅう、って、喉から息が零れた。

 怖くて、怖くて。
 まさかそんなこと、って思いたいのに、
 目の前のその人は。

 狂ってる。
 そう、形容するしかなかった]

 や、やだ、やだやだやだ、
 そーさん、なんで、おかしいよ、
 
[『やさしいおにーさん』が嘘だったなんて、
 思いたくなくって。
 ふるふると首を横に振るけれど、 ]


【人】 奴隷運び ヌヴィル

  ……サイラスなあ。

 [店をまるごと失った訳ではなければ
 不義だと咎める事も無かろうと
 慰めを口にしても良かったけれど。]

  ただ――不穏だな。

  盗まれたのは、その。
  どんなもんだった?

 [店内の物品という事は薬品などの物資が思い当たるが
 アポロが盗られて一番動揺したのは
 金にならないものだっただけに。
 どうにも気になってしまった

 代金を支払うべく財布を取り出して、
 自然と顔を強ばらせながら問う]* 

(12) 2018/12/06(Thu) 21時半頃


  ぁ…………、  

[スカートの中に潜ってきた指が、
 湿っているそこに、触れて。
 自分の意思とは関係なしに、甘い声が零れてしまう。

 なんで、こんな声が出てしまったんだろう。
 咄嗟に口を閉じたけれど、遅くって]

   だ、だめ…………!

[これ以上は駄目だって。
 これ以上は、嫌だって。

 逃げることもできないあたしは、
 そう、言うことしかできなかった*]


奴隷運び ヌヴィルは、メモを貼った。

2018/12/06(Thu) 21時半頃


 自分が、おかしい?
 フフッ……ノッカさん、それはね、違いますよ
 おかしいのはこの街だ、この世界だ

 高塀という檻に囚われた家畜という現状を、
 奴らの餌という事実を、
 そこから目を背けている……

[自分もベッドへと乗りあがり、
 益々ノッカを追い詰めるように向かっていく。
 横に振られている頭の頬へと手を伸ばし、
 動きを止めると共に優しく撫でていく]


 ノッカさんも、イヤでしょう?
 あんなエビに交尾されて、
 あんなエビの子を産む未来なんて……

[嗚呼、その様なこと――想像しただけで悍ましい。

 産むどころか胎を内側から破られエビが出てくるかもしれないのだ。
 ある種の蜘蛛のように胎を内側から食われてしまうかもしれないのだ]


 ダメ、という割には――ノッカさん……


[本当はそれは薬の力もあってのこと。
 一度宿した熱は正しく解消しなければ戻らない]


 昨夜も随分と感じていらっしゃいましたからね。
 ノッカさんは、エッチなことに才能があるのでしょうかね?

[自分は触れた指先をゆるりと動かしていく。
 蜜をより滴らせ、下着が濡れていくのを早めるように。
 秘裂に沿って布越しに指で撫でていき、
 じわり――じわり――淫らな花を開かせていく*]


 でも、それは、 だって、
 しかたのない、ことで …………、

[『決まりごと』だから。
 逃げだしたらどうなるかなんて、
 わかりきってること、なのに。

 ベッドが、軋む。
 これ以上後ずさることのできないあたしは、
 伸ばされた手を受け入れるしかない]

 嫌、 嫌だけど、でも―― !!

[街から逃げ出したって、
 街の外をうろついている化け物たちに、
 食われて死んでしまうだけ。

 逃げる場所なんて、ありはしないのに]




      ―――― ッ!!


[囁くような言葉に、
 あたしの顔は赤くなる。

 ちがう、って言いたかった。
 それはあたしの意思じゃない、って。
 でも、その言葉は紡げなかった。

 続いた言葉に、息を呑んでしまったから]



  な、んで、 そのことを、
  だってそれは、夢で、   ひ、ぁ

[昨夜、って。
 恥ずかしい夢を見た、あの時のこと。

 なんで、そーさんが知ってるの、って。

 考えるよりも前に、
 指が動かされてしまうから。
 思考はあちこちに、散らばっていってしまう]



 ぃや、  やだ、なんでぇ……!?

[なんで、こんなに気持ち良いの?

 嫌だって思っているのに。
 怖いって思っているのに。
 言葉とは裏腹に、あたしの秘部からは蜜が溢れ出す。

 触れられるのだって、初めてなのに。
 もっと触れて欲しいって言うように、
 あたしの腰が、小さく揺れた*]


 仕方がない?
 決まりだから?

 そんなことで大切な人をね、
 奪われ続けるなんて自分は我慢できないんですよ

[そう、そうなのだ。
 自分は許せないのだ、自分は我慢できないのだ]


 ノッカさんも、その気持ち、わかるでしょう?
 安心してください
 自分は既に外の化け物なら対処できる
 その為の研究は終えていますからね

 だから、後は『エル・ドラード』を目指すだけです

[赤くなった顔を愛でる自分の指先は酷く優しいものだ。
 そう――ノッカは自分にとってのイヴになるのだ。
 たっぷりと愛してあげて、幸せにしてあげなくてはならない]


【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [店奥で過ごすワカナの存在を気がつかないまま>>20
 窓からの侵入であり手口の異なることから>>21
 この時期に悪辣な住人が 
 推定でも二人、いや三人>>22
 ――存在する事に、深い溜息をつく。]

  そうだなあ……。
  薬屋やウチに入った泥棒は別人。

  ウチとお前さんとこが物取り目的だと仮定すると
  パン屋はそれとは違う目的っぽいよな。

  わからねえ。
  窓を割るってこたぁ嫌がらせの類だろうが
  ココアが恨みを買うとはあんま思えねえな。

 [恨みを買うような人物ではない、
 それで連想したのは――ロイエだった。]

(28) 2018/12/06(Thu) 22時半頃

 なんで?
 自分はね、ノッカさんを"ずっと見てきました"から
 十一年間の付き合いですからね?

[虚実入り混じった答えを返し、
 自分の指先は更なる蜜を生み出していく。
 夢のことなど知りませんとぼやかしながら、
 それでもノッカの心を淫欲に溺れさせていこうとする。
 秘裂の前方に感じる盛り上がりを指先で掻いてやり、
 ノッカにも分かるように、感じていることを示してしまう]


 嗚呼、でもそれだけではなさそうですね。
 ノッカさんも望んでくれてるのでしょう?
 腰……動いてますよ

[今は僅か揺れるだけ。
 それでも意識してしまえば、止めることは難しいだろう。

 ゆるり、前に身体を動かし、頬を顔を愛でていた指先で肩に触れる。
 そのままノッカの身体を押し倒してしまえば上から多い被さって、
 そうすれば華憐な蝶は、毒蜘蛛に組み敷かれてしまうのだ*]


【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [随分前に雑貨屋で何かあったのではという噂は
 あくまで噂とロイエに視線で制されたが>>3:327
 追い返される際、明らかに粗暴な連中が
 店に入ってきた事を思い出す。>>3:330

 大丈夫なのかと食い下がろうとしたものの
 足のないアポロに出来ることは数少なく
 店の主に送り出されるなら帰る以外の選択肢はなくて
 渋々と、彼女の身を案じる声を一つかけた程度だった。

 ああいう、―――輩しか想像ができない。 
 虫も殺さなそうなココアが悪質行為に遭うとしたら]

(29) 2018/12/06(Thu) 22時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [けれど、物取りの犯行に関しては別だ。

 手口は違えど似たように私物を狙われるなら
 同一犯が別件犯罪を装った可能性はある。
 これでも元自警団の一人だった訳で
 検証が完全なるズブでもない。

 もし似たような個人的な何かを盗られていたら
 そうであれば―――、そうだったら。

 タツミに、愚痴を零したかった。
 家族を受け入れることが出来ず
 怒りや恨みを飲み込んだ愚かしい過去を。]

  ……盗まれたのは?

 [当の相手が何を考えているかは知らず>>23 
 固い声で聞き返すも。
 落ちてきたのは、備品程度の損害。]

(30) 2018/12/06(Thu) 22時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  ………そっか。
  怪我した猫でも治療してやりたかったのかね。

 [薬屋が閉まっていたか
 緊急だと、こっそり侵入しただとか。
 そんな風に考えれば
 まるきりの別人だと決め打ててしまった。

 ―――物騒なモノが消えたと分かれば
 もっと違う感想を漏らしたかもしれないけれど。]

(31) 2018/12/06(Thu) 22時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  また負けられちまったなあ。
  昨日は面倒かけちまったてぇのによ。

 [多く持たせても昨日と似た問答になりそうで、
 言い値の通りに支払いをしてから。>>24]

  お前さんがナルシストなら
  死ぬ前に一枚描いて渡すんだがな。
  
 [金以外の報酬を思いついたところで、
 自分の絵を描いてもらって喜ぶタツミが想像できない。
 “エロ本” 
 セミヌードデッサンを押し付けても
 ピスティオのような反応が見れるどころか
 おまけの溜息を増やすだけになりそうだ。]

(32) 2018/12/06(Thu) 22時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  っと、長話したな。
  閉めてる時にありがとよ。

 [薬と栄養剤を車椅子の網籠に入れ、
 挨拶を短く告げ、店の前から離れていく]*

(33) 2018/12/06(Thu) 22時半頃

[その気持ちは、わかる。
 大切な人を奪われていく、悲しさは。

 けれど。
 どうしてこんなことをするのかは、
 あたしには、理解できなかった]

 だからって、こんなこと……!

[なら、『どう』すればいいのかって言われたら、
 それはわからないけれど。

 そーさんの行動が、正しいとは思えなくって]




   ぁ、 そこ、だめ……っ!


[そーさんの指が『そこ』に触れた瞬間、
 あたしの身体が、びくんと跳ねた。

 電流が、走っていくような。
 今まで感じたことのないなにかが、
 身体中を駆け巡る]


【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [車椅子を店とは逆側に動かせば――
 若い声がいくつか、耳に届く。
 
 薬屋は大学に近い。
 サークル帰りか、夕方まで過ごして生徒らが
 連れ立って大学から出てくる姿を眺めながら
 その様子に――

  イアンと共に大学で過ごした時代を思い返して。
  帰りがけに出会ったパピヨンに
  デッサンモデルを頼んだ
  いつかの思い出を頭に過ぎらせる。]

(38) 2018/12/06(Thu) 22時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  ……ん。

 [その時。
 メールの通知をする無機質な電子音が届いた。
 ポケットから宛名を見て
 強ばっていた顔が、余計に固まる


  パピヨンだったから、だ。

 
 財布を握る片手に無意識に力を篭らせ
 もう一方の手で携帯端末を弄り
 恐る恐る内容を確かめれば、]

(39) 2018/12/06(Thu) 22時半頃

 やっ、 ちが、ちがうのぉ、
 からだが、勝手に…………

[望んでなんかない筈なのに。
 与えられる刺激は未知のもので、
 そして、気持ちがいい。

 ベッドに押し倒されるあたしに、
 逃げる術なんてひとつもない。
 逃げようとだって、思えないくらい。

 あたしの身体は、触れてもらうことを求めてる*]


【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [『朝はごめん。
  彼とのこと、昼に行った時にでも
  ちゃんと話すつもりだったのに
  あんたが妙な事言い出すから
  怒鳴りつけてビンタしちまったけどさ。

  あんたの事ちゃんと見送りたいんだ。

  あの人、何も知らせずに行っちまったから
  せめて、親友のあんたを見送らせてよ。
  わがままで身勝手なババアの望み、
  最後に、最後だから、聞いて欲しい。』]

  …………。

 [ほっと息をつく。
 虫が良いと分かっているのに、
 和解の機会を貰えたことを。]

(40) 2018/12/06(Thu) 22時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 『こっちこそ当たっちまってすまねえな。
  柄になく気が立っちまった。

  今夜は用事があってな、明日の朝なんてどうだ。
  あの男との祝いに花でも買っておくから
  アトリエに来いよ。
  俺とイアンが揃って惚れたいい女だ、
  幸せになってくれなきゃ困る。』

 [営業時間まであと数時間はあるだろうが、
 こうして合間を縫って連絡をくれたのは
 素直に嬉しかった。
  
 それに、呪いなんて無かったと。
 パピヨンらしいメールから証明された事に
 バカバカしい話だが、安堵している。 


  けれど―――そのメールを送った時。]

(41) 2018/12/06(Thu) 22時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [幸せを手に入れたというのに沈んだ面差しの女。
 いつもより苦く感じる煙草を吸いながら
 返ってきたメールに注意を注いで
 よかった、と独り言を小さく呟いた。

 
 化粧では誤魔化せない
 血管がいくらか浮き出た
 中年女の首が―――何者かに絞められ

 仲違いしてしまった男の許しを得た
 安堵の息を最後に、
 二度と呼吸を許されなくなったことを。



         アポロは、知らない。]

(45) 2018/12/06(Thu) 22時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [五十年と少し。 
 ―――五十年と少しだ。

 ひとりの女が歩んできたいのちの蝋燭は、
 下手人よりずっと長くて。


 小さな種火がすべてを燃やすまでは
 きっと、時間がかかる。

 酒に、油に、火の手が移るまで
 きっと、何時間も掛かるのだろう。]

(46) 2018/12/06(Thu) 23時頃

 どうして、って――単純なことですよ
 自分はコレが正しいと思った
 だからそうしているのです

[「正しさ」なんてものは人の数程存在する。
 自分にとっては贄でいることが正しいとは思えなかっただけの話だ]


 でもね、――今の一番の理由は
 自分がノッカさんを愛していると、気づいたからですよ
 貴女がね、エビの子を孕んで、産むだなんて
 考えたらね、とても、とても
 腹が煮えくり返って仕方がなかった

[そう単純なことだ。

 自分が、ノッカを、愛していると思い込んだのだ]


【人】 奴隷運び ヌヴィル


  [―――分からなかった、


   何も、知ろうとしなかったせいで。]

 

(47) 2018/12/06(Thu) 23時頃

 ダメなら、イヤなら、逃げてもいいのですよ?
 でも、できない
 むしろ、求めてる――だってね

 こんなにも、感じているのですからね

[『そこ』は女性にとっては酷く感じるところだろう。
 快楽を生み出す源は愛でれば愛でた分だけ望んでもいないのに感じてしまうのだ。

 逃げてもいいと嘯きながら、そうさせるつもりは毛頭もない]


【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [高校や中学と違い、私服の学生らの人波。


 車椅子で移動するアポロとすれ違うさなか。

 『せんせーこんばんは。』

 『明日講義でねー』 

 そのうちの数人が挨拶を非常勤の講師にかけて、
 そのうちひとりは、アポロに声をかけた。

 
   『            』と。   ]

(48) 2018/12/06(Thu) 23時頃

 身体が勝手に感じるわけがありませんよ
 イヤなら、こんなに感じない――

 心の中では、自分に愛されたがっているのですよ

[押し倒した身体に覆いかぶさり、
 肩に乗せていた手を胸元へと移していく。
 そうして服の上からやんわりと膨らみを揉みはじめて、
 触れて欲しそうにしている『そこ』を指先でかき乱す]


 


【人】 奴隷運び ヌヴィル


  …………!?

 [車椅子の向きを返るのは、
 早足で帰路を目指す彼らには間に合わない。
 上半身を捻り、振り返る。

 けれど、どの学生が告げたかは分からない。
 見覚えある顔は居た。
 明日の実技を取っている生徒。
 けれど、そうでない生徒の顔を
 常勤でないアポロが、全て覚えている訳じゃない。]


  ……空耳、か……?

 [そうでなければ、困る。
 だって、願いなんて、もう抱いていない。
 あるとすれば明日、パピヨンに花を渡すくらい。]

(50) 2018/12/06(Thu) 23時頃

 ほら、――逃げないと――
 大事な初めて、全部、貰ってしまいますよ?

[くすり、そう笑いながら顔を近づける。
 少しずつ、吐息の音が聞こえていき、
 額が触れ合い、鼻先を少し横へとずらして、

 瞳を見つめて、覗き込み――その奥の情欲の焔を見せながら、
 自分はノッカの唇を奪おうとした*]


【人】 奴隷運び ヌヴィル




  [死神は、呪いしか叶えてくれないのに。]*


 

(51) 2018/12/06(Thu) 23時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [大丈夫だ、
 飯を食って、薬飲めば。
 ―――― 幻聴もなくなるのだから。
 幻聴ではない事を、“知らない”。
 いいや。
 分かろうとしていないのだ。

 パピヨンから返信が無くてもおかしいとは思わない。
 夜に開ける店だから、今頃準備で手が離せないだろう。]

  ……お。

 [買い物を終えたところで花屋に行こうとするも
 短い電子音に>>14携帯を見る。
 パピヨンではなくて、フローラからだった。>>14]

(52) 2018/12/06(Thu) 23時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  だから持って出ろって言ったのに。

 [水筒と氷嚢を押し付けて花屋に向かう彼女は
 着替えなどの手荷物を持ってはいなかった。
 添付された店のアドレスを開いてみれば]

  ……こんな店でいつも買ってんのか?
  
 [少女趣味なセンスとは少し外れている。
 新作の衣服の写真を見る限りでは
 いまいちピンと来ず、大人びたものばかりだ。]

(55) 2018/12/06(Thu) 23時頃

 っ、 

[愛しているから。
 あたしは息を呑む。

 けれどその言葉が本当なのか、
 真意を探る余裕さえ、
 持ち合わせていなくって]

    ふ、ぁ、  やあ……っ、

[言わないで、って。
 あたしはふるふると首を横に振る。

 求めてるって言葉を拒否したつもりだけど、
 逃げても良いって言葉に、
 首を横に振ったようにも見えた、かも]


【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [可愛い服をこの中からどう探せば良いのだろう。
 店員に流されるまま選べばいいか―― 
 
 というか、着替えには下着まで含まれるのか。
 着替えを何も持って行っていないと思えば
 そういう事なのだろうけれど。
 送りつけられた店では下着の取り扱いもある。
 益々フローラに似合わない、奔放なデザイン。]

  『サイズはMで良かったか?Sか?
   靴下くらいならともかく
   下着はカップだとかあるんだろう。
   俺には分からねえし
   自分で選ぶ方がいいんじゃないか。』

 [遠まわしに衣服だけなら買って帰るが
 下着のサイズなんて
 流石に把握も想像もしていないし
 無理だろうと言いたげな内容で返信する。]

(57) 2018/12/06(Thu) 23時頃


  ひ、 いや、まって、 
        あ、あっ、やだ、

[言葉を紡ごうにも、
 与えられる刺激に零れるのは甘い声。

 自分の知らない声が
 自分の口から零れていくことに、
 困惑してしまう。

 なんとか、逃げなくちゃって。
 ベッドのシーツを、握ったけれど]



  そー、  さん、

[気付けば目の前にあった顔に。
 まっすぐ覗き込まれた、瞳に。
 瞳の奥に宿った、知らない色に。

 情けないことに、
 あたしの身体は動けなくなってしまって。

 潤んだ瞳がそーさんを見上げたまま、
 瞳に宿る焔を煽るように。
 唇が降りてくるのを、待っていた*]


 嗚呼、ノッカさん……自分の愛、
 理解してくださったのですね?

[逃げてもいいという言葉を否定した首の動きに、
 自分の表情はノッカのよく知る優しいおにーさんのものと同じものへと戻った。
 ただそれは自分が浮かべる表情なだけで、
 ノッカにどう見えているかは分からないのだが。

 シーツを握る姿に、「まだ気が早いですよ」というように小さく笑いの声を漏らして、]


【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [此処から一番近い通り沿いの 
 ブティックを目指して車輪に運ばれていく。
 嫌だな、と感じたのは
 男が下着まで扱っている女物の服飾店に
 ひとりで入るのがどうにもむず痒い、
        ――と、いうだけではなくて。

 表に見えるように展示されている華やかなワンピースは
 朝に出会った時のパピヨンが着衣していたものと
 同じデザインであったからだ。
 白いマネキンの隣に写真家の男などいないけれど。

 着いた後にメールを打ったが>>57
 返信を待つ間、背後から声をかけられた。]

(66) 2018/12/06(Thu) 23時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  あ…?


 [それが店員――とは思わなかった。

 女性物だけを取り扱う店だから
 店員は、女だと思ったのもある。]  


  な。

 [気色の悪い雰囲気を纏う男が
 フローラの下着のセンスを朗々と語るのを
 呆気に取られ、口が塞がらない。]

(70) 2018/12/06(Thu) 23時半頃

 ノッカさん、愛しますよ

[愛しているではなく、愛すると誓い、
 自分はノッカの柔らかな唇に自分の唇を重ね合わせた。

 唇を触れ合わせ、少し合間を置くとゆるりと押し付けるようにしてその柔らかさを貪っていく。

 唇は離されることなく味わい続けていき、
 視線と声を奪ったまま、秘芽を愛でていた指先でショーツのクロッチ部を横へとずらした。
 待機に秘花を晒し、指でそこを開いてしまう。
 誰もみてはいないが、どうされているかは伝わるだろう。

 そうして開いた乙女の花を、
 自分の指先は蜜を纏わせながら、
 淫靡に聞こえる水音を部屋中に響かせて撫でて擦り、
 愛でていった**]


メモを貼った。


【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [なんで?
 なんでこの男がどんな下着を選ぶか把握しているのか。
 サイズまで語るのだから余計に意味が分からない。
 フローラちゃんの彼氏です
 とでも自己紹介があったとして、
 理解できない、無理だ。

 フローラとこの男とでは年齢に開きがあり過ぎて。]

(71) 2018/12/06(Thu) 23時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [―――顔も声も覚えのない男は去っていく。
 茫然自失から返ってきたのが今。]

  お前、っな。
  なん……なんなんだよ……

 [ブティックを出て行く男を追うにも、
 距離はとっくに開いていて。
 店を慌てて出ても、通りは人気が無かった。]

(73) 2018/12/06(Thu) 23時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  あ、あいつに付け回されてんのか?
  あいつが犯人だったのか……?
  いや、
   だが……

 [配達の商会を装った男とは別人だと思う。
 声すら聞き覚えが無いだけに
 山羊の頭を押し付けられた異常事態は
 アポロの耳にも、記憶が刻まれていて。]

  ――――っ

 [直後、届いたメール。>>63
 服の採寸や靴下のことよりも目が向くのは
 やらしい意味ではなく、
 今しがた口添えられたブラジャーのサイズと
 メールに書かれているサイズの一致。

 ……だけではなくて。
 好むデザインまでも。]

(74) 2018/12/06(Thu) 23時半頃


  ちが、 ……っ!

[そうじゃないのに。
 あたしの首の動きは 
 違う方向に伝わってしまったようで。

 そーさんの表情が優しいものになる。
 あたしのよく知る、そーさんの顔。

 でも、そーさんの本当の顔を見てしまった今、
 その表情が、逆に恐ろしく感じられて。
 口から零れる甘い声の合間に、
 ひ、って、喉から小さな悲鳴が洩れた]


[男の人に、愛されたことはない。
 キスをされたことだってない。

 どうするのが正解なのかもわからないし、
 そもそも、この状況でどうすべきなのか、
 あたしにはもう、わからなかった。

 それこそ、『愛している』ではなく、
 『愛する』って言葉の違和感にだって、
 気付けないくらいに]


  ん、 ぅ……  っ!!


[塞がれた唇。
 視線はそーさんの瞳へ向けたまま。
 下着がずらされて、そこに触れられた瞬間。
 あたしの瞳は、大きく開く]


【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [いや、気持ち悪い。
 無理だ。
 何が嬉しいのかにたついて、
 訳のわからない人物から
 勧められたデザインなんか。

 フローラの要望であっても
 生理的に、嫌だ。

 それに、花に―――蝶。
 
 幼い頃、蝶にもみじみたいな手を伸ばす
 幼い妹の姿は知っているけれど
 アトリエで抱いたパピヨンの着用していた
 下着に、デザインが似ていて。]

(81) 2018/12/07(Fri) 00時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  『服のサイズは解った。
   靴下もお前の言うとおりのやつが
   置いてあるらしい。

   だけどその下着、売れ筋らしいな。
   俺の前に来た客が
   買って帰っちまったよ。

   だから、別の同じサイズのやつを
   見繕ってもらうよ。』


 [嘘を――ついた。]

(83) 2018/12/07(Fri) 00時頃


   ひぃ、あ ……っ、

[耳に届く水音が羞恥心を誘う。

 お腹の奥は何かを求めるように熱くなってきて、
 溢れる蜜は止まるどころか、
 そーさんの指先をさらに濡らしていく。

 やだ、やだ、って小さく呟いているのに。
 あたしの身体は、快感に溺れてしまう]

   やぁ………… へんに、なっちゃう……、

[触れられるだけで反応してしまう、自分の身体。
 押し寄せる快楽の波を必死に耐えようと、
 拳を握り、手のひらに爪をたてた*]


メモを貼った。


【人】 奴隷運び ヌヴィル


  パピヨンみたいな下着を
  あいつが着けてるなんて、

 [服だって、少女の域を超えない格好を
 している印象が男の――アポロの脳内では強く。
 だから。
 もっと、子供っぽい下着を付けるのだろうと
 そう、思っていたのだ。

 ガキっぽくクマがプリントされているだとか。
 少女らしい小花柄であったりだとか。

 アポロがフローラという少女を
 妹と“認めようと”していた頃の印象から
 大きく掛け離れないものでないと―――]

(85) 2018/12/07(Fri) 00時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


        気持ち悪い………。

 

(86) 2018/12/07(Fri) 00時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


 [その声を。
 その想いを。

     車椅子の一部に取り付けられた“何か”が
     拾っているなんて思わなくて。

 ――――誰に届くのかも、当然、知らない。]

(87) 2018/12/07(Fri) 00時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [不快感を隠せない顔を一度手で覆う。
 
 ブティックへと引き返し、
 華やかな柄物のサテンワンピースや
 肩が出る色気を誇張するカットソーや
 ジッパーでスリットの開閉が出来る
 妖しいスカートなどには目も呉れず。

 型落ちで安くなっていたが
 値段が質に比例しているのではなくて
 この店では流行らないから値引の末路を辿った
 丸襟で、何処か少女らしさを主張している
 水色のニットのワンピースを選ぶ。

 膝下丈――

 きっとこの店に通う客から見て、
 一番“センスがない”地味な服。]

(88) 2018/12/07(Fri) 00時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [だがきっと、花屋の薄桃色のエプロンに映えるだろう。


 どぎつい原色ではなくて。
 水彩で描いた空のように、優しい水色だから。]

(89) 2018/12/07(Fri) 00時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [下着展示の場所に差し掛かれば、
 正直、人目がどうにも気になって落ち着かない
 靴下はメールにあった通り取り置いて貰うが

 下着は店員が強くお勧めをする
 贔屓のメーカーではなくて
 白地にラベンダー色の小花の刺繍が入った
 ごく、清楚なものを上下組で。

 もう絶対に、一生買いたくない。
 こんな買い物は、生理用品の次くらいに困る。
 だが、そもそも、そんな機会は
 あと数日経てば訪れないことを思い出す。

 それが嬉しい筈なのに――――

    大好きだから分からないと
    訴える顔を思い返すと、
    肌を引き攣るような寂しさを
    ほんの微かに、感じてしまう]

(90) 2018/12/07(Fri) 00時頃

[「違う」、「正しい」。
 ナニがそうなのか決めるのは自分自身。
 だからノッカは今、自分を求めてくれている。
 求めているように、してしまえばそれは「正しい」ことになる]


 ん……ふ、っ、へん、ではないですよ
 それはね、女だけが知る快楽です
 学校でも習ったでしょう?

[くちり、拳すら握れぬようにしてしまおうと、
 蜜に濡れた指先は秘芽へと伸びた。
 そこに触れれば蜜を塗りながら滑らせるように捏ねていき、
 優しく「愛」というものを教えていく]


 ノッカさんの身体はね、
 子を孕もうかなって準備しているんですよ

 その証拠に、ほら――どんどん愛液が溢れている

[嗚呼、こんなにも濡らしてしまうなんて。
 媚薬の効果だけではなくて、きっと求めてくれているのだろう。
 そう思えば股間が熱くなり、高まっていくのを感じてしまう]


 もっと、へんに、なっておしまいなさい
 自分が全部味わって、愛して――


[耳元でそう囁けば、自分は秘芽から一度指を離してしまう。
 そうしてポケットから媚薬の小瓶を取り出すと中に指を入れて纏わせて、
 媚薬を纏った指先を蜜壺に張る乙女の証へと触れさせそこへと塗りたくっていった。

 初めては痛いというから――
 その初めてすら快楽に感じてしまえば、
 もう、留めてくれる痛みなど、残るまい?**]


【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [……それでもやっぱり下着の買い物はない。
 
 独特のチョイスから、
 同年代の女房や愛人に対する
 贈り物ではないのだろうなあ……と
 言いたげな店員の目が刺さるから。]
 
  早いとこ会計を済ませてくれ。

 [下着はいの一番で包んで欲しい。
 買った事実を隠してほしいから。

 非常に気まずい顔で会計を終え
 ラッピングの有無に絡むのか
 プレゼント用か否かの問答には是を返す。

 まさかCカップトップ80の
 どちらかといえば小振りな表示を見て
 ――そもそも女物の品を買っているのに――
 自分用ですかと確かめたい訳ではないと思うが……]**

(91) 2018/12/07(Fri) 00時半頃

奴隷運び ヌヴィルは、メモを貼った。

2018/12/07(Fri) 00時半頃


メモを貼った。


 あ、 あっ、
 やだ、そこは、  ひぁ、 ぁ……っ!

[そーさんの指先が、
 あたしの感じるところを丁寧に捏ねていく。
 その一挙一動に、あたしの腰が揺れてしまう。

 今でも十分すぎる刺激なのに
 絶えず与えられるものだから、
 身体の力が抜けていって。

 握っていた手の力は、
 気付けば緩んでしまっていた]



 ちがう、そんなこと…………!

[『あたし』は、そう思ってない。
 そう思っていない、筈なんだ。

 でも、与えられる刺激に、
 あたしの思考はぐちゃぐちゃになる一方で。

 耳元で囁かれた一言に――、
 きゅうって、そーさんの指先を締め付けた。
 離れていくその指を、
 名残惜しく思っているように]



  ひぃっ、  な、に…… 、

[一度は離れていった指。
 そーさんが手にしてる小瓶は、何なのか。

 あたしが問うよりも先に、
 それを纏ったそーさんの指が、
 再びあたしのナカを弄る。

 それが効果を示すころには。
 あたしは、その小瓶が『何』だったのかなんて、
 その疑問すらも忘れてしまうほどに。

 身体の奥で、熱が。燻ぶり始める]



  あっ、あ、 なに、これぇ……!
  あつい、 なんか、へんなの、 やだぁ……!!

[ただでさえ、触れられることに敏感だったのに。

 指が奥の方を掠める度に、
 頭の中で火花が散るような気持ち良さが、
 身体を駆け巡っていく。

 自分でもどうなっているのかわからない、
 この身体の感覚に、混乱してしまって。

 あたしは、そーさんの服に縋りついた**]


メモを貼った。


―飛行艇―

[雨風の影響を避け、雲の上を無事に航空中。
基本的にはオートモードなので、特にすることがない。

だが暇を弄んでばかりもいられない。
定期連絡を済ませ、特注の椅子に深く腰かけた。

白く滑らかな肘置き。
体重に軋む音は、木材ともプラスチック素材とも異なる。]

サテ、何処まで縫いましたっけ?


[サイドボードの裁縫箱。
柔らかそうな布を広げ、筒状の突起物をゆっくりと縫い付けていく。

BGMは少年期の人間。
澄みきった良い声で鳴くからと、『特別に』融通して貰ったのだ、が。]

…… …もう、良いですよ。

[歌わずとも。鳴かずとも。]


[籠の中の人間は、顔を強張らせて首を振る。
歌わせて欲しいと懇い、哀歌を奏でた。]**


メモを貼った。


 「やだ」だなんて本当はそんなこと思ってもないでしょうか?
 だってノッカさんのナカ……すごく締め付けてきてますもの

[自分の指を離さぬようにと吸い付いてきた媚肉は指を抜いたあともひくりひくりと蠢いてははしたなく蜜というヨダレを垂れ流している。
 どれだけ否定しようとも体は素直になってしまう。
 体が流されてしまえば、じきに心も流され良い]


 ほうら、体はどんどん準備万端になっていってますよ。
 認めてしまいなさいな
 そうすれば自分が幸せにして差し上げますからね

[縋り付く身を抱き寄せて、
 唇を重ね合えば今度は舌を伸ばしてノッカの口内を犯していく。
 下が気持ちいいのだ、上での交わりも次第に気持ちよくなってしまうだろう]


 ほうら……一度イッテしまいましょうね

[自分は媚薬を指に塗り直すと、次は蜜穴の浅いところを探っていった。
 探るのはGスポット……そこを見つけてしまえば媚薬を塗り込み、
 指の腹を押し当てて擦り付けながら押し上げて刺激をしていってしまおうか**]


[どれだけ気持ち良くても、
 認めてしまったら、戻れなくなりそうで。
 あたしは、嫌だって言葉を零す。

 けれどその言葉も、
 そーさんの唇に、呑まれてしまって。

 狭い口腔を舌が逃げられる場所もなく、
 いとも容易く、
 そーさんの舌に絡めとられてしまう]


  ん、 ふぁ、 ぁ…………、


[息継ぎの方法さえもわからなくて、
 酸素の足りなくなったあたしは、
 ぼうっと、そーさんを見上げて――]




   あ、 あっ、や、やあぁ、 そこぉ……っ!


[あたしの口から、
 ひと際高い嬌声が洩れた。

 『そこ』を重点的に撫で擦られる度、
 肉壁がひくひくと、
 そーさんの指に吸い付いていく。

 その感覚は、慣れていくどころか、
 あたしを狂わせようとするかのように、
 快楽に陥らせていくばかり]




   あっ、 ひぁ、
    そーさん、 いっちゃ、 ――ッ!!!


[パチンと、頭の中で何かが弾けた。

 真っ白になった頭は、
 もう、何も考えられなくって。
 腰が、びくんと跳ね上がる。

 その瞬間、あたしの肉壁は、
 そーさんの指を強く締め付けた**]


メモを貼った。


[耐えてしまえば堪えただけ、
 達してしまった時の快楽は鮮烈になろう。
 溺れて、流されて、受け入れて。
 そうすれば幸せだけ感じていられよう]


 そう、ココが一番ーーほら、いけますよ

[高みに至ってしまったノッカ。
 跳ね上がる腰は指を持っていき、
 媚肉は精を求めるように締め付けてくれる。

 自分はにんまりと笑みを浮かべる。
 力尽きたであろうノッカを抱きしめてやり、
 一層惚けた瞳を見つめて]


 よく、イケましたね
 えらい、えらい……

[蜜壺から指を引き抜けば蜜が絡みつき、
 つぅ、と銀の糸が伸びてーー切れた。
 ぬらり濡れた指先を持ち上げてノッカに見せて、
 それを自分の唇に運び口に含んで見せようか]

 んん、これがノッカさんの味ですか……
 あんなに小さかった女の子が性徴あいた証とは感慨深いですね

[自分の指先はゆるりとノッカの服に伸びていく。
 力入らぬ身から、そこ着衣を一枚、また一枚と奪い去る。
 肌が露わになる度に、ちう、と音を立てて唇ですい立てていけば
 肌には淡い痕がいくつもついていく**]


メモを貼った。



  は、 ぁ…………っ

[荒くなってしまった息を整えようと、
 大きく息を吸って、吐いて。

 吐き出す息は熱を帯びていて、
 一度達したというのに、
 あたしの身体は、まだ熱いまま。

 どうしてこんなに、
 刺激が欲しいって思ってしまうんだろう。
 まだ足りないって、思ってしまうんだろう]




    そーさん、 やだぁ……、 


[そーさんの動きが、羞恥心を煽る。

 あたしに刺激を与えていた指を、
 口に運ぶ動きも。
 あたしの肌に痕をつけていく、その音も。

 まだ理性が残っているあたしには、
 あまりにも、恥ずかしくて。

 けれど、触れてもらうことを求めてる身体は、
 あたしが逃げ出すことを許してくれないから。
 両手の甲で、顔を隠した**]


メモを貼った。


【人】 奴隷運び ヌヴィル

  ― 花屋 ―

 [2階建ての構造を見る限り、>>62
 1階の通り沿いの店の間口から先は
 表に出していない鉢植えもあるのだろうが…
 キッチンや風呂があるのかもしれない。]

  1階に借りれる部屋が無いと
  泊まるのは難しいだろうな。

 [夫妻の他に年老いた存在がないだけ、
 ホームエレベータの類は着いていないだろう。

 既にシャッターは降りているようなので
 ショップの紙袋を抱えるまま、
 車椅子を裏路地に向かわせる。

 花屋側にしかこれまで用は無かったが
 そちらに回れば住居の玄関に出た。]

(111) 2018/12/07(Fri) 21時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [こちら側からも台車で花を運び入れることがあるのか
 幸いなことに、玄関には段差は無さそうだ。
 靴を玄関で脱ぐ習慣の家もあれば
 そうではなくそのまま入る家もあるだろう。
 ヌヴィル家が後者であるように。
 
 いかんせん靴を脱ぐ風習を重んじる家は
 車椅子を持ち上げて貰う必要があるので
 後者であって欲しいところだが……。

 車椅子を進め、ドアの前まで行こうか。

 窓の一箇所には電気が灯っている。
 窓の厚さでそこがキッチンだとは分からないものの
 既に夕飯の支度でもしているのか
 微かに―――“いい匂い”がした。
 ただ、香辛料の香りは鍋を彷彿とさせる。
 焼肉では無かったのかと、首をすこぅし傾げ]

(112) 2018/12/07(Fri) 21時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  ……あ、しまっ……

 [座っていると――否、座る移動しか出来ないと
 色々と不便な事があるが。
 インターホンに手が届かない事に気づいた。

 仕方なくノックを数度と。]

  『今玄関側に居るんだけど
   インターホンが高くて押せない』
 
 [フローラから返信は無かったから立て続けだが
 ノックが聞こえなかった際の保険に、メールを送信。
 
 もっとも、この携帯のGPSを
 掌握されているだけに――
 無用な心配ではあるのだが]* 

(115) 2018/12/07(Fri) 21時半頃

奴隷運び ヌヴィルは、メモを貼った。

2018/12/07(Fri) 21時半頃


[しゅるり――衣擦れの音が鳴る度にノッカの白い肌は露わとなっていく。
 荒くなった呼吸を整えようとしても、
 それはいけないというように、
 熱を孕ませ続けていくのだ。

 スカートをはだければ脚を隈なく愛していき、
 シャツを脱がせれば手指や腕を愛していき、
 下着だけの姿となれば首筋や臍を愛していき、
 ブラジャーを押し上げれば小ぶりなBカップにむしゃぶりつくように愛していった]



 イヤなわりには、嬉しそうですよ

[ちう、肌に吸い付く度に秘部を覆うショーツの染みは色濃くなり、次第にベッドに伝い落ちていこうとする。
 恥ずかしがってくれるのは重畳である。
 それは雄である自分の欲を煽ってくれる。

 これほどに若い、乙女の身体を逃すわけがない。
 ノッカの心を、解き放つわけがない]


[顔を隠しても身体を隠すことなどできはしない。

 小ぶりなおっぱいの先端にむしゃぶりついて、
 ちう、ちうと音を立てて吸いやり色づきを尖らせてしまうのだ]


 ノッカ、手を離して、自分を見てください
 そうでないと――もっと恥ずかしいこと、しますよ?


[そう、宣言して、自分はノッカのショーツへと指をかけた。
 嫌がっても無駄なことだ。
 抵抗など意味はない。
 腰を持ち上げてしまえば、動きようはなく。
 ショーツと秘裂の間を銀の架け橋がかかり、
 ぷつり、切れていく様を見れるようになってしまうだけ。

 ショーツを足から抜き取れば、じゅるり、
 音を立ててクロッチ部を口に含んで舐め取ってみせようか**]


メモを貼った。


メモを貼った。


  ぁ、 やっ、

[肌に痕が残される度に
 あたしの身体はピクンと揺れていたけれど。

 その刺激が胸にまで達してしまえば、
 身体の熱が、じわじわと。
 触れられていない秘部のその奥が、
 きゅんとして、刺激を欲してる。

 その事実を、あたしは認めたくなくて。
 そーさんの言葉にも、いやいや、って、
 顔を隠して首を横に振った]



  ―――― ひ、  


[名前を、呼ばれた。
 息を吸うのも忘れて、身体が強張る。

 けれど、その強張った身体は、
 胸に与えられる刺激ですぐに、
 力が抜けて行ってしまうのだけど]

  や、まって、 …………っ!

[気付けばショーツは脱がされかけていて、
 待って、ってそーさんに手を伸ばす。
 でも、間に合わない。

 間に合わないどころか、
 びしょびしょに濡れてしまったそれを、
 あたしは直視してしまって]



  いじわる、しないでぇ……っ


[涙声で、そーさんに訴える。

 怖いのか、恥ずかしいのか、
 それともこれからの行為に期待してるのか。
 もしくは、それら全てだったのかもしれない。

 そーさんを見上げるあたしの顔。
 潤んだ瞳に、紅潮した肌。

 まるで、男を誘う女のよう*]


メモを貼った。


[どれだけ否定しようとも。
 ノッカの身体は快楽を覚えてしまっている。
 例えその始まりが媚薬であったとしても、
 効果が切れた後も一度超えてしまった閾値は下がりにくいものだ。

 待ってと言われても待てるわけがない。
 早くノッカを自分のモノにしたくて仕方がないのだ。

 嗚呼、それなのに――泣声になったノッカを見て、自分は後頭部を掻いた。
 挙げていた腰を下ろして、両脚を開かせて自分の両太ももの上にそれぞれ乗せてしまう]


 いじわる?

[問いかけながら、自分も服を脱いでいく。
 自警団に所属し、研究の合間にも鍛えていた身体はそれなりに肉付きがいい。
 皮のジャケットも、黒いシャツも脱いでしまい。
 ジーパンを脱いで、パンツも脱げば――。

 露わにしたケダモノの現れをノッカの臍下に乗せて、
 見上げてくる顔を、潤んだ瞳を見つめて問いかける]



 いじわるなんて、してませんよ
 嗚呼、焦らしているのが意地悪なら、
 そうかもしれませんね?

 そう――ですか……ノッカはすぐに欲しかったのですね?
 自分と一つになりたいだなんて、嬉しいですよ

[くすり、笑いながら、 下腹部へと、熱く滾り、血管の浮き上がるソレの先端を擦りつけていた*]


【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [ブティックに寄っている間に、
 贔屓の酒場の中を灼熱が舐め回している事を。

 騒ぎになる前に花屋に着いてしまったアポロは
    ――――――知らない。]

  ……ん。

 [頼まれた下着は無かったと送っただけに
 不機嫌なメールが返ってくるかと思えば
 到着を知らせた返答だけの短いものだった。>>135

 些細な違和感はドアが開けば>>136
 別の違和感にすり替えられる。]

(141) 2018/12/07(Fri) 23時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  お…前……?大丈夫か

 [一瞬、唖然としたが。
 フローラが“痛がっていない”事に気づいて。]

  鶏肉か何かか?
  血抜きからするとなると。

 [乱暴に打ち付けた包丁で切られた肉。
 解体をしたのだと解るくらいに
 エプロンには少し血が飛び散っている。]

(143) 2018/12/07(Fri) 23時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [その染みの香りまでは――――
 湯気の熱気で乾いており、解らなかったけれど。
 花屋の店主の手伝いはあったのだろうが
 フローラが血抜きや解体作業を行えても
 おかしいとは思わない。]

  びっくりした、怪我じゃなくてよかったが…。
  そうなると服を買ってきて正解だったな。

 [ヌヴィル兄妹の家はもともと、農園で。

 食用となった羊は肉屋に流す際、
 父や義母が解体をしていたし
 自身は自警団で働いていたものの
 家の手伝いをフローラはしていただけに。

 エプロンの下までしみているのなら
 衣服を調達しておいたのは正解といえる。
 プレゼント用に包まれた衣類が入った
 紙袋をまず手渡し、中へと進む。]

(145) 2018/12/07(Fri) 23時半頃

 ひぅ、 ……っ、

[今まで見たことのない、男の人の身体。

 あたしよりもがっしりとしていて、
 男性の証であるそれは、
 既に、準備が出来ているようで。

 下腹部に乗せられた熱に、
 あたしは、小さく悲鳴を漏らす。

 ―― あんなの、入らない。

 って。
 ぽろっと涙が零れたことで、
 滲んだ視界が僅かに晴れた]


【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [目立った段差は中には無かった。

 それでもつっかえそうな所があれば
 背面にあるハンドルで前輪だけを持ち上げて貰えば
 きっと乗り越えられる程度だろう。]

  ああ、どう―――

 [挨拶を口にしかけ、]

        『…ぅあ、ワットさん、いらっしゃい。
          懐かしいなあ……ウチに来るのは…』

 [愛想笑いは、固まる。]

(148) 2018/12/07(Fri) 23時半頃


  ち、が………… 、


[欲しいなんて、言ってない。
 そう否定しようとしたのに、
 すぐには答えることができなかった。

 だって、期待してたから。
 あたしの身体が、
 刺激を求めてたまらなかったから]

  ひっ…… ぁ、

[先端を擦りつけられるだけでも、
 秘部から蜜が溢れ出す。
 いきり立ったソレを、いつでも受け入れられるように]


【人】 奴隷運び ヌヴィル


  ………は?

 [何故、―――父親と間違えられる。>>137
 釣り目であるし、父親も短髪ではあったが
 車椅子の世話になる前に死んでいる。
 声にどうしても険が乗るのは否めない。



 強い、不快感―――――
 
 嫌なことが立て続けにあり、
 仮面は、とっくに罅割れている。]

(149) 2018/12/07(Fri) 23時半頃


  そー、さん…………、

[男性のそれを、受け入れるところが。
 その、奥の熱が。
 冷めることなんて、全くなくて]


    奥が、あつい、 の……  


[あまりに身体の中で燻ぶるものだから、あたしは。
 ついに、自分から求めるように。
 そーさんに、手を伸ばした*]


[ノッカの反応は自分の嗜虐心というものを擽るのだろうか。

 それは愛情でもあり、
 情欲でもあり、
 独占欲でもある。

 愛するノッカ、君の身も心も自分に捧げて欲しい]


 奥……というと子宮ですね?
 ノッカの身体が、自分の子を孕みたいと言ってるのですよ

[それが事実であれ、虚言であれ、
 身体の奥からいずる熱を収める方法は一つしかない。
 縋るように伸びてくる手を取り、指を絡めて握ってやり自分は朗らかに笑みを浮かべる。

 そんな笑みを浮かべながらもケダモノの証は、
 ずりゅ、ずりゅと淫花をその竿で擦りつけていき、
 溢れ出させた蜜をその身に纏っていった]


【人】 奴隷運び ヌヴィル

  …………あ。
  そうでしたか。

  それより、フローラを預かっていただいて
  本当にありがとうございます。

  僕まで一泊させていただくことになりまして
  急なお願いを聞いて下さり、
  なんとお礼をしたものやら。
 
 [酔っているからだとフローラは言うし、 
 確かに何処か、ぼんやりしているようで。
 ただ、顔色は平常だから
 顔には出ない体質なのだろうと。
 
 奥方は愛想よく笑顔を向けており
 以前挨拶した際と変わらぬ態度にもみえたが。]

(152) 2018/12/07(Fri) 23時半頃

[もう一方の手で小瓶を手に取ると、口を逆さにし残っていた媚薬全てをケダモノへと振りかける。
 空になった小瓶を投げ捨てて、
 零れ落ちた涙を指先で掬い取り、その雫を口に含み舌なめずりした]


 嗚呼、イイですか、ノッカ……
 今から貴女の乙女を頂きますよ

[自分は器用に腰を引く。
 繋がるところが見えるようにと再び腰を浮かさせて、
 ケダモノの先端を花弁の奥まりへと押し当てると媚薬の効果で先端は痛い程に膨らみ、張りが出ていく。
 その先端を――少しずつ埋めていく様を見せつけていく]


 ほら、ほら――ノッカが自分のモノになっていく
 わかりますか?

[そう――その進みを乙女の抵抗がある処まで推し進めるまでは、
 じっくりとノッカの表情を味わいながら、
 その声を、聴き逃すことないように、 いやらしく、ケダモノを動かしていった*]


【人】 奴隷運び ヌヴィル

  すみません、こちらつまらないものですが。
  
 [店主ではなく奥方に渡す方が良いのだろうか。
 ブティックの帰りに店じまい直前で購入した
 菓子折りの箱を奥方へと手渡そうと。

 確か店主には弟が居たと聞いているが、
 その姿は見えず、一先ず夫妻に挨拶は済ませ。

 食事の出来るテーブルが設置された
 台所へと通されれば、高さは問題無さそうだ。]

  ああ、ありがとう。
  薬を飲むから酒じゃない方がいいな。
  お茶か水で。
  
 [ノンアルコールであれば正直なんでも良かった。]

(153) 2018/12/08(Sat) 00時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  確かに……。

  でも、鍋物の方が助かるなあ。
  あんまり今日食欲がないんだ。

 [テーブルの上には鍋敷きの上に
 鍋物の用意がされている。

 とりわけ皿やアク取りの準備も整っているし
 野菜や豆腐、香辛料と共に煮込まれていて
 メインの“食材”の原型は全く分からない。
 
 胃がやられている訳ではなく、
 気疲れする事ばかりで食欲が薄かっただけで
 香辛料の香りは、食欲を誘うものだった。]

(156) 2018/12/08(Sat) 00時頃

[優しい声は、
 まるで子供に言い聞かせるようで。

 熱に浮かされた頭では、
 それが正しいことなのかもしれないって、
 勘違いしてしまいそう]

  あ、 ぁ…………っ、

[そーさんの手を、握る。

 これから与えられる快感がどれ程のものか、
 期待してしまっているあたしが、いて。

 認めたくないのに、
 下腹部のそこを擦られる度に、
 期待するような声が洩れていく]


【人】 奴隷運び ヌヴィル

  それで、フローラ。
  御夫妻には何処まで事情を話してあるんだ。
  …………?

 [水は不純物を混ぜれば目立つ、
 であれば水か茶で用意してくれるのは
 必然的に茶となろう。

 フローラを音沙汰が冷めるまでは
 今後も預かって貰う頼みをするのに
 口を開き、後ろ姿を一度振り返る。

 何かを―――入れるように見えたのは
 気のせいだろうか。
 テレビで放送している利口犬の鳴き声に釣られ
 深く気に留めないまま、視線を流してしまったが]*

(157) 2018/12/08(Sat) 00時頃

[小瓶は、空っぽに。
 中身は、あたしに刺激を与えてるそれに。

 入るはずがない、って思うあたしと。
 その大きなものが入ったら、
 どうなってしまうのかと思うあたし。

 もう、拒絶するなんて思考はなくて、
 熱い息を吐き出しながら、小さく頷いた]


  あ、 あっ、 はいって、


[指よりも質量のある、大きなものが。
 あたしの中に入ってくる]


[入るはずが無いって思っていたはずなのに、
 あたしのナカから溢れた蜜を潤滑油にして、
 ゆっくり、入ってくる。

 狭い肉壁がその形を感じ取っていくものだから、
 接合部を見せつけられていることも相まって、
 あたしの熱は、言いようのない感覚は、高まるばかり]


  ひ、 あぁ、 やあぁ、 ……っ


[浅く、熱い息と、嬌声を漏らしながら。

 あたしの身体は―― 
 そーさんを、受け入れていく*]


[ノッカの中は益々熱くなっていき、
 溢れる蜜はケダモノを呼び込むように滑りを良くしてくれる。

 じわり、熱塊を押し込んでいき、
 乙女の証を少しずつだが確実に裂いて散らせてしまう。
 本来であれば激しい痛みを伴うであろう破瓜は、
 媚薬の効果でどうなっていたろうか。
 接合部から赤い筋が伝い落ちていけばノッカが女になったのだと理解できよう。

 抵抗がなくなれば奥まで邪魔するものは何もなく、
 熱く、質量のある代物がノッカの内臓を圧し
 強い圧迫感と被征服感を以て雄の到来を伝えていく]


 嗚呼、ああ……イイですね
 至極、気持ちいい、です。

[狭い媚肉は痛い程にケダモノを締め付けるが、
 ケダモノもまたその締め付けを楽しみながら中を押し広げて己の形を覚えこませていこうとする。

 そうしながら、接合部の根本と根本が近づいて、
 奥に先端が当たれば今少しと押し込み、
 熱くなった奥の小部屋を押し上げてその口へとケダモノは口づけてしまう]


 ほうら、ほうら、全部、入った、ぁ……
 どうです?
 キモチイイですか?
 それともイヤですか?

[嗚呼、だが、例え「イヤ」でも、
 もう、ノッカの身体はソウスケを受け入れてしまっているのだが*]


[初めては痛い、って言うけれど。
 痛みを上回るほどの快感が、
 あたしに押し寄せる。

 だから、あたしの純潔が散る痛みも。
 与えられる快感の中に、消えていく。

 ひゅう、って、息を吐いた。
 奥へ奥へと押し進められる度に、
 息が詰まって、そして吐き出されて]


   や、やあぁ、 奥、おくに、……っ


[肉壁を掻き分け進んで行くそれは、
 あたしが思っているよりもさらに奥へ、
 どんどんと進んでいくものだから。
 怖いって、そーさんの手を握りなおす]



  は、 ……は、

[はくはくと、空気を求めるように、
 あたしは口を開閉させる。

 嫌なはずなのに、気持ちが良くて。
 もっと気持ち良い事を知りたいって、
 思ってしまってるあたしがいる。

 そーさんを受け入れた、身体は。
 真っ白になったままの、思考は 、]


     きもち、ぃ よぉ……っ


[  ―― 素直な答えを、紡いだ*]


【人】 奴隷運び ヌヴィル

  や、ぎ………?


 [てっきり、鶏程度と思っていた。>>175
 家庭で裁く程度を考えて。
 ただ、花屋なれば切花を揃えたりするのに
 広い流しは必要で、その設備はあるといえる。
 
 解体に不可能ではない――でも。]


  っああ、……言って、なかったな……。
  その、嫌がらせをされたって言ったろう。
  山羊の頭を知らない男に押し付けられて。

  だからあまり………


 [いくら美味しいと言われても、
 フローラには悪いが食欲は更に下回った。]

(190) 2018/12/08(Sat) 01時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  そりゃいいが……

  楽しみな割に、浮かない感じするな。
  そんなに欲しかったのか?あのメーカーの下着

 [贈り物を喜ぶ声色だった。
 表情も―――
 相手が芸術家でなければ言葉通りに受け取っただろうが。

 顔色や挙動から見て、
 何処か、気落ちしたそぶりも感じられ
 メールを返信できないくらいに
 落胆していたのだろうかと。]

(198) 2018/12/08(Sat) 01時半頃

メモを貼った。


【人】 奴隷運び ヌヴィル


  たかが下着だろう?
  隠して付けるもんがどうだとか
  そんなに気にするもんか?

  見せる相手が出来たなら紹介してくれ。
  発つ前に挨拶はするさ。

 [まさか、あの薄気味悪い男とは思いたくないが
 大学の同期生、先輩後輩――そのあたりなら。
 なにせ、顔を見ておかねば迎えが来てしまう。]

(199) 2018/12/08(Sat) 01時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [父親を殴りつけるような衝突は、
 フローラが生まれる前の話だ、
 嫌悪感を表情にも声にも隠せていないのを
 指摘する声と笑い声に思わず頬を硬くした。>>176
 何かを告げる代わりに一度、奥歯を噛み締め、
 続く言葉にだけ、ちいさく溜息をつく。]

  いや、敬語は使うだろうよ。
  今日の今日でお世話になってんだから…。
  お前を一日二日居候させて貰うとは限らねえんだ。
  礼金を払うくらいのが筋だしな。
  態々食事まで、その…奮発して貰ってよ。

 [近所付き合いだから、バイト先だからと
 まだ二十歳を過ぎたばかりの小娘には、
 世間体は解らないのだろうけれど。>>179

 花屋の店主が父親より少し若い程度だから
 年上相手に頼みごとをするなら
 改まらない訳にはいかない、というのもあるけれど。]

(200) 2018/12/08(Sat) 01時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  ……………。

 [だから――
 楽しくなくたって愛想笑いも浮かべなければ
                 なのに。
 この夫婦は揃って泥酔しているのか、
 義母の名前を口に出す。>>180
 花屋が父親と後妻の出会いの場となったことは
 フローラの名づけに由来している事から既知だが…

 あまりにも不愉快で、
 強引に目皺を歪め
 口角を引き攣らせてつくった笑みも
 浮かべた端から消えていく。]

(201) 2018/12/08(Sat) 01時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [此処まで酷い間違いはされずとも、
 似てきたんじゃない、なんて話は
 井戸端でもごくたまにあった。 
 その度に、不快感を隠す為
 イアンの仮面を被り、やり過ごしたのだ。
 今日ばかりはそれも上手くいかない。
           、、
        女房と再会できたからなのか、
           しらないけど。

 苛立ちが口数を少なくさせ。
 不快感が表情を仏頂面にさせ。
 冷静さを欠如に導く。
 アポロを―――自分自身を、誤魔化せない。]

  やめろ。
  余計に酔いを深くしてどうする。

 [フローラが楽しげに告げた言葉を鋭く絶たんと。
 胸中穏やかといかず、切れ長の目で睥睨してしまった。]

(202) 2018/12/08(Sat) 02時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [お茶の事よりも鍋の中身が山羊肉と聞いたせいで
 一口二口いただいて勘弁して貰おうと
 そんな思考に呑まれていた。

 だのに、取り分けられた量は多いし>>182
 今日は嫌な方に気が利く―――
 即ち、余計なお節介を弾むものだと
 口にまではしなくとも、内心で悪態をつく。]

  そうだな……。
  なんにせよ毎日着るものを買う訳にいかねえだろ。
  お前の衣服は持ってこないとならないだろうな。

 [ただ、――警戒がある。

 山羊頭を押し付けたのも不法侵入したのも
 どちらも共通して変装した“男”であるという事。
 犯人は男と考えるのが妥当。] 

(203) 2018/12/08(Sat) 02時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  あ?そうなのか?
  ……なら、付き添いを頼もうかな。

 [さっきから口を開く度閉じさせたくなる彼女に 
 はじめて、まともな提案を聞いた。>>183
 屈強といわずとも体格が良ければ
 同行して貰う分でいくらか安心出来そうで。]

  すみません、それじゃあ。
  話をしておいて貰ってもいいですか。

 [フローラではなく兄にあたる店主に窺うが
 この状態で頼んでも聞いているかどうかはっきりしない。
 明日覚えて無かったらもう一度頼めばいいか。]
  

(204) 2018/12/08(Sat) 02時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [何を、何に、乾杯するのだろう。
 一応、アポロは召集が決まっていて、
 この鍋の肉のようにされるとも限らないのに。

 自身が此処に一泊させて貰うのは
 不法侵入に遭ったり盗難被害を受けた所為で
 乾杯を交わす気分はひとつも無いのだが。
 
 ……酔っ払い相手だ。
 まして厚意でフローラを預かってくれている。
 仏頂面を継続させる以外に噛み付くまではせず。]

  では、いただきます。

 [グラスを合わせてからお茶に口をつける。>>184
 煮込まれた野菜を口に運んでから。
 肉を掬い、

  ――― 一口、いただく。]

(205) 2018/12/08(Sat) 02時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  …………ん?

 [農園暮らしだった頃から羊は食したことはある。
 山羊もあの頃の農園では飼育していなかったが
 渡した農家は山羊も飼っているだけに
 山羊肉も食卓に上がったことは、あった。


 ただ―――

 
 過去口にした山羊とは、一致しない。
 やわらかく煮込まれていて、
 赤身はしっかりと歯ごたえを感じるし
 脂肪分は柔らかく溶けていて]

(206) 2018/12/08(Sat) 02時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [牛――いや、豚。
 肉質の味わいとしては、それらに近い。

 よく噛むと香辛料の味付けが唾液で薄まり
 少しだけえぐみが感じられるだけ、
 猪が近いようにも思えて

 初めの食感と咀嚼してからの印象が変わるなんて。
 でも――――――]

(207) 2018/12/08(Sat) 02時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  これ、………や、ぎ…じゃ

 [これは、山羊じゃないだろう。


 そう告げようとしたのに、なんだか。
 頭がぼうっとしてくる。

 
 食感、風味、後味。
 抱いていた感想の一部が抜け落ちて。
 
 味わった時に感じたもう一つの感想だけ
 囁くフローラの声と共に、鮮明になる。]

(208) 2018/12/08(Sat) 02時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [赤身は筋肉。
 この“ ”は“メス”だから硬すぎない。
 脂肪が剥離していないのは
 “メス”特有で、柔らかくって。]


   ああ、……とても。
   こんなに美味しい肉――たべたことがない……


 [ほう、と息が出る。
 あんなに薄かった食欲が、込み上げてくる。
 取り皿に多く分けてもらった肉を掬い、
 胃が喜ぶ幸せに目を細めさせる。]

(209) 2018/12/08(Sat) 02時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [これが“そう”とは知らないけれど。
 知らないまま、知らないから、
  喜んで食べているのだけれど。




  キングスが獣ではなく人間を主食とするのは
    きっと、   当然だ。






    ―――だって、こんなに美味しい。]

(210) 2018/12/08(Sat) 02時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [花に止まった蝶は。


( 柱が崩れ落ち )
( 熱線に割れる硝子窓 )『虫かご』
( 溶け崩れる天井 )
               の
               中にはいない。

 だって、鍋のメインディッシュになってしまった。
 アポロの口から入り、一つになってしまう。

 愛した女を煮込んだスープは、
 骨で出汁まで取られて、
 ただ一つの部位は
 玄関に置かれた鉢植えの肥料となる。]

(211) 2018/12/08(Sat) 02時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


[
 ああ、――美味しい。
 こんなに美味しいなら。


      なんの肉だって、良いじゃないか……


 思考力が薄められている今、
 違和感なんて、どうでもいい。
 うまいものを食い、
 幸せを得ること。

 生きているって、こんなにも。
 尊いものだったのか………]

(212) 2018/12/08(Sat) 02時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  ………ああ、いいのか?
  お前もちゃんと食べないと。
  大きくなれないだろ……

 [なんだろう。
 傍にいるフローラはずっと年下なのに。
 ラベンダーの花弁を差し出したあの時のように
 幼く、愛らしく、
 “心を隠さない”姿で見えていたのに。]

(213) 2018/12/08(Sat) 02時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


   かあさん……?

 [ アポロ、と。
  そう呼ぶ声がしたから。

 母親――義母ではなく
 アポロと呼んだ実母を重ねる。
 似ているのは義母なのだけれど
 あの人、他人だから。]

  ん。たべる……。

 [子供にするように差し出されて>>186
 普段なら照れて断るのだが。

 取り皿は犬食いしていたアポロが
 掴んだままであったから。 
 躊躇は長く続かず、口を開いて
 そのまま、匙に噛み付くようにして、いただこう。]

(214) 2018/12/08(Sat) 02時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [血管だろうか、筋肉の繊維か。
 ああ、違う、どちらでもない。


 ころころして、歯ごたえがある。
 死後硬直そのまま茹だって
 なかなか噛み切れないけれど
  

 母親が行ってしまった日は
 まだ、アポロは乳離れして
 一年しか経ってなかった。

 
 赤子がだいすきなもの――恋しいもの。
   歯でぐにぐに噛んで飲み込んだのは、
   凝固した脂肪――乳房の一部
   それに、乳首だ。]

(215) 2018/12/08(Sat) 02時半頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  かあさん………かぁ、さん
  またみんなで、暮らせるのか……?

 [飲み込んで――、
 ああ、涙が、溢れた。


 美味しいから、
 いや。
 それだけじゃなくて。
 
 ずっと、母親に会いたかったのだ。
 ひとり寂しく去っていった母親に。]

  俺と、かあさんと、親父と

 [幼子の頃、再婚前、記憶はぐちゃぐちゃで。]

(216) 2018/12/08(Sat) 03時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [―――――――]


  ……ふろー……


 [かあさんの中から出てきてはいないが。
 ラベンダー畑で兄と呼ぶ、妹が、
  ――――アポロには、  ]

(217) 2018/12/08(Sat) 03時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [叫び声>>187




 そして、食器の割れる音。]

(218) 2018/12/08(Sat) 03時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [目元の涙、乾ききらぬ今。
 “牽牛子の呪縛”が溶け、


 過去の幻覚が薄れて。
 現実が、目の前に広がる。]


  ……っぁ、・・・・・あ?


 [今、口にしているのが何の肉だと
 実感は未だ沸かないが。
 ぐずぐずになっていた理性が
 ぼやけていた輪郭線を強固にする。]

(219) 2018/12/08(Sat) 03時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  火事……?
  火事が?
   
  ――っ、表、見てくる。
  
 [周囲を見渡す。
 台所が燃えているなんてことはない。

 ならば隣宅か。
 それとももう少し離れているのか。
 此処は商店街の一部。
 なら、何処かの店が燃えているのか。
 孤児院>>188は花屋の並びには遠く。

 なんにせよ、状況を確認しなければいけないと
 車椅子を動かして、外に出ようとする。
 車椅子を動かし、戸口まで―――――、]

(220) 2018/12/08(Sat) 03時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

  『酒場が燃えてるってよ!』

  『消防隊が動いたが、勢いからして
   半焼じゃ済まねえかもな』

  『あそこは燃えるものばかりですものねえ』

  『でも、隣との距離はあるから…
   二次災害にならないのは不幸中の―――』

(221) 2018/12/08(Sat) 03時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [幸い、だって?

 そんな“幸せ”があるか―――]

(222) 2018/12/08(Sat) 03時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル


  パピヨン……?

  いや、いや。 
  いや、はは……馬鹿な、嘘だろ。

 [防火服を着込んだ火消しが駆け巡るさなか、
 薄ぼけた頭を何度も横に振るう。

 車椅子を進め、路なりに進む。
 消防隊には自警団員も加わっており、
 人足の行き交う中、車椅子を蛇行させ。]

  そんな訳がねえんだ、そんな―――

 [自動で動くものだが車輪を手回しし、
 少しでも速度を足そうとする。]

(223) 2018/12/08(Sat) 03時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [これ以上は踏み込めないところから、見上げる。
 放水を受けている店を。
 しみったれた場末の店だと笑ってやった一軒を。]


  あ、っ………ぅぅ…ぁ
  そんな、そんな……パピヨン……?
  なあ、中にあいつはいるのか?
  た、助けてやらねえと、っ……

  退け!退いてくれ、あいつが中に居たら―――

 [更に進もうとしても、若い団員に止められる。


 驚愕に包まれた目で先を。
 黒い煙を上げる酒場“だったもの”を見ながら

――思い出す。]
 

(224) 2018/12/08(Sat) 03時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [願いは叶ったと――>>48]



  嫌だ、違う…ちがうんだ……。


 [呪ったから、死んでしまった。
  燃えてしまった、――そうなのか?]

(225) 2018/12/08(Sat) 03時頃

【人】 奴隷運び ヌヴィル

 [そう―――違う。


 店は燃えてしまったけれど。


 愛した女は骨すらもあの虫籠の中にはいない]**

(226) 2018/12/08(Sat) 03時頃

奴隷運び ヌヴィルは、メモを貼った。

2018/12/08(Sat) 03時頃


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:ヌヴィル 解除する

処刑者 (5人)

ヌヴィル
127回 (8d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.085 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび