人狼議事


266 冷たい校舎村7

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視点:


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 超心理学会 ヒイラギ

[柊紫苑は笹崎小春を愛している。

好きな食べ物、好きな場所、好きな服、
好きな教科、好きな映画、好きな本。
相手の全てを理解し、肯定したいと思った。

何も望まない。何だってする。
だから、愛して欲しい。愛し合いたい。
そう思った。

だって、それが恋人ってものでしょ?]

(57) 2019/06/12(Wed) 07時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[雑音が、聞こえる。]

(58) 2019/06/12(Wed) 07時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

―とある夜:自宅にて―

[その日は、はるちゃんは塾があるって言ってた。
だから、紫苑もひとり家に帰って
彼女を取り巻く音に耳をすませていた。

やけに移動時間が長いなぁと思って、
繁華街らしい音が聞こえてきて、
紫苑はそこで初めて違和感を覚えた。

『久しぶりだね』と、誰かが彼女に話しかける。
聞き覚えがあるな、と思う。男の声だ。
確か、学年主任か誰か。]

(59) 2019/06/12(Wed) 07時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[『会いたかったです』とはるちゃんは言った。
普段の歌うような軽やかな声音が、
今は媚びるような甘さを帯びていた。

――気持ち悪い。

イヤホンから聴こえるはるちゃんの声に
嫌悪したのは初めてだった。]

(60) 2019/06/12(Wed) 07時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[雑音がひどい。

……嘘。高音質が仇となった。
耳のいい紫苑には、とっても良く聞こえた。]

(61) 2019/06/12(Wed) 07時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[何が起こって居るかなんて容易に想像出来た。
何処かの部屋に入ったらしい彼女の周囲には
沢山の音が溢れていた。

荒い息遣い、水音、それから――
肉と肉が触れ合う音。
引き攣ったような、途切れ途切れの嬌声。

聴きたくない。そう思った。
それでも、イヤホンを外せなかったのだ。

だって、こんなの、何かの間違いじゃないか。
あのはるちゃんが、こんなことをするはずがない。
一縷の望みを抱いて、耳を澄ませた。
そうして一部始終を聞いた。
聞いてしまった。]

(62) 2019/06/12(Wed) 07時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[イヤホンの向こうが沈黙してから、
耐えきれずに紫苑は吐いた。
聞かなきゃ良かった、と思った。

彼女にとって、紫苑はただの隠れ蓑だった。
教師と生徒。既婚者と未成年。
それを誤魔化すための羊に過ぎなかったらしい。

再び聴こえ始めた嬌声に、
紫苑はまた吐き気を催す。

人は見かけによらない。

悪い子だなぁ、と紫苑は力なく笑った。]

(63) 2019/06/12(Wed) 07時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[盗むなら、かたちあるものの方が、
ずっと良かったのかもしれない。
教科書を思い出す。

いくら吐き出したって、
耳にこびり付いた音は消えてくれない。
頭の中を反響して、胸に重くのしかかる。

病気みたいだ、と紫苑は思う。

恋煩いと馬鹿と同じで、
多分、死ななきゃ治らない。
死ぬつもりなんてないけど。痛いの嫌だし。]

(64) 2019/06/12(Wed) 07時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[他には何も望まない。何も要らない。
君の全てを肯定して、
君の望みを叶えてあげよう。

だから、愛して欲しい。

たったひとつの望みが、
どうやったって彼女らに伝わる事は無い。

どこで間違えたんだろう。
問いかけても、イヤホンは答えてくれない。

ただ、残酷に、鮮明に、
不快な雑音を奏でるだけである。*]

(65) 2019/06/12(Wed) 07時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

―8時50分:教室―

[シャワーを浴びて、教室に戻ったあと、
用意されていた毛布>>24に突っ伏した。
それきり記憶が無い。

ただ、最悪な寝覚めだった。
チャイムの音で目覚めた紫苑も、
内心で田所に感謝しながら
昨日購買で調達してきたメロンパンを頬張る。

保健室に向かう>>44らしい背を見送ってから
ようやく紫苑はゾンビの如く
よろよろと毛布から這い出した。]

(66) 2019/06/12(Wed) 07時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[彼女の声が聞こえないからだろうか。
やけに違和感があって、
それを振り払うように
食事を終えた紫苑は教室を出た。

流行りのJPOPが、誰かへの愛を囁いていて
紫苑はそれを耳障りだなと思う。

そうして、のろのろと何処かに向かう。
目的地はない。ただの散歩だ。**]

(67) 2019/06/12(Wed) 07時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2019/06/12(Wed) 07時半頃


超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2019/06/12(Wed) 19時半頃




      何もかもを羨んでいる

 




  物静かだけども 手先の器用なおんなのこ
  どこか不思議な雰囲気で 綺麗なおんなのこ
  可愛い持ち物の似合う 今どきのおんなのこ
  気が強そうに見えて 凛々しいおんなのこ
  一つの恋に夢中になれるおんなのこ
  
  普通じゃないところなんて
  いっぱいいっぱいあるのだろう


  だけども
  おんなのこはみんな まぶしかった

 




  まぶしいおんなのこたちを眺めて
  おとこのこに交ざって 生きている
  おんなのこ と おともだちになれても
  おとこのこ と おんなのこ
  おんなのこ と おんなのこ

  おともだち の かたちって 
  一つの違いだけで かわってくる

 




  頑張って 頑張って 頑張って
  それでやっと おとこのこと並べる
  おとこのこ の かたちをとれるのだから

  境界のわからないおともだちを
  距離感のわからないクラスメイトを

  保つことが出来ている自分を
  ほめてあげたって いいのかもしれない
 



  そんなの ただの開き直りでしかないけども

 




         [ 夢を見た気がした ]


  


    ──── 学校 ────


[ 妙な冷たさが頬を撫でる。
 虎落笛にたたき起こされて、
 宇井野は気だるげに頭を持ち上げた。

 冬の夜は早い。
 外はもう暗くなってしまっているようで、
 部活終わりの生徒が窓の外に見えた。


 ヴヴ、と、スマホが通知を告げる。
 鞄から取り出そうとして、気づいた。
 教室だ。教室で眠っていたらしい。 ]
 



[ 寝ぼけ眼で頭をわしりと乱した。
 机に擦れて外れた胸のボタンを締める。
 夢を見ていた気がする。
 誰かが頭に触れて、
 胸の上には何かが乗っていて。

 その前を、遡って。はっとした。
 そうだ。学校に閉じ込められて。
 
 見回す。スマホを確かめた。
 圏外ではないし、窓の外はいつも通りだ。 ]
 



[ 通知は、親からだった。
 今日は遅くなるのか、と。

 遅くなる、と、返事をしたところで。
 ぴろん、と、通話アプリが受信を示した。


 それを見て、 は、と、漏れた。
 がたりと椅子が倒れる音がする。 ]
 




     [ 養が 病院に運ばれたらしい。 ]

 



[ はっきりと思い出した。
 そうだ、あの校舎。
 誰かの精神世界かもしれない場所。

 精神世界を作り上げる人の条件。


 跳ねるように、教室を飛び出した。
 熱心な運動部の生徒と、
 一握りの教師しかいない校舎は、
 時が止まったように静かだから。
 上履きの足音はよく、 響いた。 *]
 


メモを貼った。


【人】 超心理学会 ヒイラギ

―3階にて―

[ぼんやり、文化祭の出し物を見ていた。

と言っても、さっき菓子パンを食べたばかりだし、
華やかな衣装を来た女の子達がいる訳でもないから、
冷やかし程度に眺めただけ。

我らが3年7組の教室以外は
人が居ないことを除けば
喫茶店や展示もあの時のままで、
随分とこの世界の主は凝り性なんだなと思う。

本当に、文化祭が楽しかったんだろう。
そうじゃなきゃ、こんなに細かく
覚えて居られない。
少なくとも、自分の世界じゃないなぁ、とは思う。]

(165) 2019/06/12(Wed) 21時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[帰りたくない、と思った。]

(166) 2019/06/12(Wed) 21時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[紫苑は笹崎小春の全てを受け容れて、
愛すると決めた。
それなのに、あの時の
はるちゃんの声が耳から離れない。

不毛だと、理解させられてしまった。
どんなに愛しても、何も返って来やしない。
我ながら滑稽だな、と紫苑は思う。
何も要らない、って思っていたのに。
自分も案外欲張りだったらしい。

あぁ、もう、考えたくない。
彼女と顔を合わせるのが怖かった。

思考を追い払うように、紫苑は首を振って
そうして、喫茶店から飛び出して
階上に向かおうとして――]

(167) 2019/06/12(Wed) 21時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

 
 ……何それ。

[シーツに包まれた何かを運ぶ
2人組>>139>>152に出会った。

昨日もあった気がするな、これ。

繭のような塊は、姿こそよく見えないものの
相原に似たそれよりはずっと大柄だなと思う。]

 もしかして、マネキン?
 運ぶの、手伝うよ。

[デジャヴのような光景に、
紫苑も昨日と同じようなことを言って
二人に着いていくことにする。]

(174) 2019/06/12(Wed) 21時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

 
 ちなみに、さぁ。
 誰かに似てたりする?これ。

[昨日のものは相原に似ていた。
なら、これもそうなんだろうか。
紫苑は誰ともなしに問いかける。

何にせよ、
シーツの隙間から顔を出すネコちゃんは
とっても可愛いなと思った。*]

(176) 2019/06/12(Wed) 21時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2019/06/12(Wed) 21時頃




   『それでは、次のニュースです――――』

 


―― 自宅 ――


    ( …… あれ? )


[暖かい家の中で目を覚ました。
……そのことすぐには受け入れられず、
何かに横たわった姿勢のまま、イロハはじ、っと目の前に映る光景を見ていた。

煌々とあかりのついた自宅のリビング。
台上に置かれた大きいサイズのテレビにローテーブル。
テレビはつけっぱなしで、
ゴールデンタイムの合間にちょこちょこと流れるニュース番組を今は垂れ流している。
テーブルの上には湯気を立てていないマグカップがひとつ。
この部屋には確か、ふたりは座れるサイズのソファーがあった。
イロハが今横たわっているのはソレだろう]


[母の帰りを待つうちにソファーで転寝してしまった。
そう判断するのにふさわしい材料が揃っていた。
だが……違和感。
それもぬぐいきれないくらいの]


   ここは、学校じゃない…………


[ゆっくりと思い出す。
大雪の中学校に向かったこと、
道中が妙に静かだったこと、
3年7組の教室に集まった顔ぶれ、チャイムの音、
閉ざされた校舎(せかい)でのこと]


―― 帰る前の話 ――

マジで? あたしったらすごいじゃん。

[どうもタイミングばっちりだったらしい。
イロハの中にヒーローに憧れる思いはないが、
ついつい、嬉しそうな顔をしてしまう一幕もあったが]

  あー……、そっか。

[教室へと引き連れていくことはできなかった。
七月の口ぶりからして、高本だけが先に教室に戻ったことには、
やっぱり、何らかの理由があったみたいだ]




なん、で、そんなこというのさ。
あたしがこうやって来ちゃうのも、こうやってここにいるのも、
これが……最後ってわけじゃ、ない、じゃん。だから……


[帰らないと、ってイロハは心のどこかで思っているにしても、
別にそれは今すぐでもちょっと先でもなくったっていい、
そう思っていた。
たとえば、の話になるけど、
この世界をつくったのが七月で、みんなを引き留めたがっているというなら。
彼女が望むならずっといてもいいくらいだったし]




  ………… なーに、ヨーコちゃん。

 


[イロハは殊更穏やかな口調で七月に呼びかけた。
結局なんでもない、と返ってきてしまったけれど。

ただ、高本に会いたくない、というのがこの場に残る理由なら、
いくらか間を置けば頭も冷えるだろう]


…………うん。わかった。


[そう思って、こくこく頷いて多目的室を後にして、そうして]


なんか、うまくいかないモンだよねぇ……


[このまま、教室に戻る気にはなれなかった。
戻って、高本をはじめとした面々に、
ヨーコのちゃんのことは心配ないよ、って報告して、毛布で寝る?

……誰かの悲鳴とともにマネキンが現れる。
そういうことがこの先も、ないと限らないわけで。
少しの思案の末、イロハは多目的室のわりと近くに寝場所を取ることにした。
そりゃまあ何もないのが一番だけれど。
保健室から残ってた毛布をこっそりこっそり、拝借して、
廊下、は寒いから……美術室にしよう、と決めた]


[音を立てずに扉を開ける。
油っぽい臭いの中、いくつもの四角い板がイーゼルに立てかけられてそこにある。

 ――そっか、ここも、か。

ここにも文化祭の時間がとまったまま留まっている。

探索して回れば、美術部である蛭野や養の展示物も見られたかもしれないが、
イロハは見回ることより寝ることを優先していた。
入り口付近が一番スペースありそうだったから、
毛布を敷いて、そこで眠った]




[イロハだって、思いもしていなかった。

あれが、さいごになってしまうだなんて]

 


メモを貼った。


【人】 超心理学会 ヒイラギ

[男3人がかりでも、そのマネキンは案外重い。
だから、宇井野>>198と聞いて
紫苑は納得したように頷いた。
昨日見かけた顔ぶれの中で
当てはまりそうなのは彼ぐらいだ。

昨日の繭のような、目立った汚れは見当たらない。
でも、生きていないということは
嫌でもわかる。つまり、――]

(224) 2019/06/12(Wed) 22時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


 死ねば、現実に戻れるってこと?
 それは…………嫌、だなぁ。

[戻りたくない。死にたくない。
どちらの意味も込めて、紫苑は首を横に振る。>>199

あぁ、でも。
相原のように、突然何かが
噛み付いて来ることもあるのだろうか。
そうなったら、どうしようもないよなぁ。

そんなことを思う紫苑は、
高本の方を見れないでいる。]

(225) 2019/06/12(Wed) 22時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[紫苑は何も聞いていない。
委員長の懺悔>>213も、
自分は関係ないなぁって内心で思う。

だというのに、何故だろう。
自分が責められているような気がして
そそくさと紫苑は歩幅を広げた。]

(226) 2019/06/12(Wed) 22時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[少し後の話。
体育館で任務を達成した紫苑は、力なく微笑む。
多分、青白い顔をしていた。]

 お願い、なんだけど。

[委員長に好かれていないのは
空気が読めないとは言え、何となく分かる。

なので、必然的に、養の袖を引いて
彼にだけ囁く形になったと思う。]

(227) 2019/06/12(Wed) 22時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

 
 ……なんてね、冗談。本気にしないで。

[そう、ただの冗談だ。
しばらく帰りたいとは思わない。思えない。
もう少しくらい、考える時間が欲しかった。

なので、紫苑はそれ以上は何も言わず、
思案するような面持ちでマネキンを眺めたのち、
ふら、と体育館を後にする。**]

(228) 2019/06/12(Wed) 23時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2019/06/12(Wed) 23時頃


[灰谷彩華はあの校舎(せかい)のどこにもいない。
――と、言うのは、間違いないらしい。

盛大に階段落ちした状態で残るのとどっちがよかったんだろう、
なんて、ことは、……考えない。
のろのろとソファーから身を起こす。とたん、額に鋭い痛みが走って顔をしかめた]

  ……、ん、何……?

[触ってもよくわからなかったので、
洗面所の鏡の前に立って、前髪をかきあげる。
額にはたんこぶができていて、見るからに赤く腫れていた]


…………。


[一瞬心当たりのなさに呆然としたイロハだったが、
心当たりに思い至ればそれはそれで呆然となった]


まさか、……帰る前に頭ぶつけたから……?


[精神世界のしくみはやはりよくわからない。
とはいえ痛いのは確かなので、家にある救急箱で応急手当をした。
消毒液をしみこませたガーゼを傷口にテープで止める。
前髪をいつも通りおろせば多少は隠れるが、
それでも明るいところでは見えてしまうだろう]


[手当てを終えてリビングに戻ってくれば、
何気なく部屋着のポケットの中のスマホを取り出す。
何分か前の、通知。
トークアプリの方に新しい通知が来ていたようだ]

アイちゃん……!

[何、ていったらいいんだろう。「おかえりなさい」?
そうやって返信の第一声を考えていたイロハだったが、
送られていたメッセージの内容を見て小さく息を呑んだ]




え、  うそ、なんで……


[養が病院に運ばれたって。血まみれだったって。

思わずイロハはつけっぱなしのテレビを見たが、
ニュースはとっくに終わっていた。

だからとりあえずテレビを消して、スマホをいくらか操作して、
それから相原にメッセージを送った]




  『わかった。あたしも行く』
  『それとメール来てた?』


               『きてなかったよ』

 


[……察しはいいと思ってたよアイちゃん。

というのはさておき、そう。
はじまりの時間に、3年7組の教室にいた面々に関初入れずに送られていた、
遺書じみたメール。

それが、今手にしているイロハのスマホには届いてなかった。
相原のところにもきてなかった。
だから―――だから、
      つまりは送信できなかったのでしょうか。

考える、それはじたばたして動けないことに他ならない。
だから、自分の部屋からコートとマフラーを引っ張り出して、
ふつうに、家を出た。
母宛てのメッセージは何も残してはいなかったが、
……まあ、別にいいさ、必要以上に怒られたって**]


メモを貼った。


【人】 超心理学会 ヒイラギ

[そんなに親しい訳じゃない。
紫苑は彼に興味があるわけじゃないし、
きっとそれは彼>>240だって同じはず。そう思う。

だから、安心して頼める。

紫苑が普段聴いている音にだって
彼は興味はないだろうし、
何より、これはただの冗談だ。
本気になんてしないで欲しい。

委員長の方をちらと見る。
彼は猫の頭を撫でていた。>>247]

(298) 2019/06/13(Thu) 08時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[紫苑は、はるちゃんのことしか考えていない。
脳の中を可視化出来るなら、
7割くらいは彼女のことで埋まっているだろう。

けれど、ねぇ、
それって誰のためなんだろう?

恋は盲目というけれど、
一度だって、目の前の彼女を
見ようとしたことがあったかな。

あぁ、嫌だな。
紫苑は考えるのをやめる。

我らが委員長のように優しくも賢くもないので、
悩む脳味噌だって
持ち合わせていないのだ。>>0:146]

(299) 2019/06/13(Thu) 08時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[体育館を後にして、紫苑は階段を上る。

目的地があるわけじゃない。
強いて言うなら、1人になりたかった。
ただ、それだけ。**]

(300) 2019/06/13(Thu) 08時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2019/06/13(Thu) 08時頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

[ひとりになれる場所。
それを探して階段を上った先には、
先客がいた>>187ので、
紫苑はおや、と立ち止まる。

眠っているらしい。
いつも気を張っている彼女の寝顔は
案外子供っぽく見えて、可愛いなと紫苑は思った。
勿論、他意はない。]

(332) 2019/06/13(Thu) 20時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[あんまりよく眠れる場所には見えないけれど、
窓の外には青空が広がっているし
案外、悪くは無さそうだ。

少なくとも、たぷたぷ言うお経は聞こえないし、
隣人の話し声も、啜り泣きも聞こえない。
月2万5千円の家より快適かもしれないね。

紫苑は着ていた制服の上着を
眠っている田所の肩にかけて、踵を返す。
内心で、お邪魔しました、と呟いて
階下へと歩き出した。*]

(333) 2019/06/13(Thu) 20時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2019/06/13(Thu) 20時頃



  
     それは たしかにしあわせでした

 




    てんとうむしのお世話をして
    おともだちと笑いあった時間

    なんてことない賭け事をして
    勝った負けたと言い合う日常

    自分たちの持つ物を活用して
    一つの形に仕上がった文化祭


    楽しかった 本当に
    心の底から笑うことが出来て
    それは確かな しあわせ で

 




    ただ 欲張りなだけなんだ

 




    たった一つの嘘が忍び込む
    嘘はやたらと存在を主張して
    楽しさの傍らに立っている

    光があれば影が生まれるみたいに
    それは しあわせと隣り合っていた

 



    
    しあわせだよ って
    語り掛けるようなゆるい顔
    ふわふわの可愛さは
    嘘なんてないしあわせを
    伝えてくれたことでしょうか


    ────そんなこと 知る由もない


 



        [ 夜の中に 白が融けた ]
 


    ──── →病院 ────


[ 疲れる、って、感覚は無かった。
 ばくばくと鳴る心臓が、
 走り続けたせいなのか、
 報せのせいなのかわからない。

 街の、病院。
 養が運ばれたらしいって其処を仰ぐ。
 荒く吐き出す息が広がって、
 凍えるような冬が 身体を冷やしていく。 ]
 



[ 待合室で待つことになるか。
 身内ではないから、迷惑かもしれないけども。

 病院の前。息を整えていたら、
 やがて、誰かの足音を聞くこととなるのだろう。

 クラスメイト。
 あの冷たい校舎にいた仲間。
 その姿を見つけたら、少し瞠って。
 よ、と。片手を緩く、 持ち上げる。 ]
 



  ……灰谷。
  養のこと、聞いて、か?


[ あの校舎のことは、
 夢か現かも曖昧で。
 吐き出せた言葉はなんだか、
 不器用な形をしていた。

 問うて、また、病院を見る。
 相原もそろそろ、来るだろうか。
 宇井野は誰が来るのかもわからないし、
 養が血まみれだって理由もわからない。

 だから、わからないだらけの声は、
 どこか曖昧な色を、していたことだろう。 *]
 


メモを貼った。


超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2019/06/13(Thu) 23時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

―2階:放送室―

[聞き覚えのある声がした。

いや、たった1日聞いていないだけだけれど、
その声から逃げるように
紫苑が転がり込んだのがこの部屋だった。

居るはずがない。
それでも、イヤホンを取り出したのは
単純にそれが手っ取り早かったから。

いつも通りにイヤホンを耳にはめて、
いつも通りにその向こうに耳をすませた。

それが間違っていた。
いや、とうの昔から、間違っていたのかもしれない。]

(422) 2019/06/13(Thu) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[――雑音が聴こえる。

いや、聴こえるなんてもんじゃない。
右耳から飛び込んできた
暴力的とも言える音の奔流に
紫苑は短い悲鳴を上げて仰け反った。]

(423) 2019/06/13(Thu) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[しかも、よりにもよって。
吐きそうになって、口を手で押さえた。

耳を劈くような音量で
イヤホンから聞こえるのは、あの夜の音>>62だった。

生々しい音をまといながら、
自分以外の男の名を呼ぶ
甘ったるい、媚びるような声。

紫苑は首を振る。
やめてくれ、といつかのように叫んだ。
音が止むことは無い。]

(424) 2019/06/13(Thu) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[イヤホンが外れない。
まるで身体の一部になったみたいだ。

鼓膜を直接掴まれて、
振り回されているような不快感に
紫苑は力なくその場に座り込んだ。]

(425) 2019/06/13(Thu) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[雑音に脳が焼かれる。
きっと、雷に打たれるってこんな感じなんだろう。
思考も、視界も、何もかも。
ぱちぱちと白く塗り潰される。融ける。

唇が戦慄く。ぐるりと視界が反転する。
絞り出した声は意味を成しておらず
紫苑は潰された蛙のような声で呻くことしか出来ない。]

(426) 2019/06/13(Thu) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[鮮明な雑音の中で、
はるちゃんは嬌声を上げている。

吐き気を覚えると同時に、
それでも、彼女の声に聞き惚れてしまう
自分もいた。

俺の名前を呼ぶ声が好きだった。
熱心に何かを話す横顔が愛おしかった。

瞼が熱い。頬を何かが伝った。]

(427) 2019/06/13(Thu) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[柊紫苑は空気が読めない。

目を見て察するなんて出来ないし、
いくら耳を澄ませても、
聞きたいことは耳に入ってこない。

けれども、わかる事だってある。]

(428) 2019/06/13(Thu) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[少なくとも、俺は。

君のことを、愛して――。*]

(429) 2019/06/13(Thu) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

―8時50分―

[2階の放送室。その扉は開け放たれている。

文化祭の裏方の部屋。
延々とJPOPを流し続ける狭い部屋の片隅で、
右耳にイヤホンをしたマネキンが
壁に力なくもたれかかっている。

目立った傷はない。パッと見ただけなら
眠っているようにも思えるだろう。

その白い頬には、赤い筋が走っている。
両目から血の涙を流すようにして
マネキンは床を見つめている。]

(430) 2019/06/13(Thu) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[耳に着けているイヤホンに手を伸ばしても、
持ち主に奪い返されることは無い。
聴くことだって容易だろう。

あぁ、でも、止めておいた方が
いいかも知れない。

片耳だけのイヤホンは最大音量になっていて、
周波数の合わないラジオのような雑音と
脈絡のない生活音が混ざりあって
不快な騒音を奏でているだけだ。]

(431) 2019/06/13(Thu) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[本を捲る音、足音、笑い声。
テレビの音、ドライヤーの音。

或いは、ぺちゃ、と水が跳ねるような音とか、
走ったあとのような荒い息遣いとか、
頬を何回も叩くような音とか。

雑音と、生活音と、何かの音。
深く考えない方が――分からない方が幸せだ。]

(432) 2019/06/13(Thu) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[耳を劈くような音量で鳴り響く雑音たちに、
マネキンは静かに耳を傾けている。

無表情に、赤い涙を流しながら。**]

(433) 2019/06/14(Fri) 00時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2019/06/14(Fri) 00時頃


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