人狼議事


204 銀花の咲く路、灰白の世界で君を想う

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視点:


【人】 樫の樹の子ら リツ

[――恋愛は、苦手だ。
それが片思いならなおさらだ。

叶うことなら、平穏な人生を送りたい俺にとって。
相手の一挙一動に、動揺して。
心臓が激しく動く感覚は、結構しんどい。

なのに思うことをやめられなくて。
気付けば結構な時間が流れてた。

クリスマスパーティへの参加を決めたのは、それが理由。
いいかげん、胸の奥に秘めた思いと決別してもいい頃だ。

もっともそれは、告白なんてまっとうなものではなく。
卑屈な俺らしく、何とも後ろ向きな手段によるものだけど。


       ―――最初から片思いだって、言ってるだろ。
       叶わないって知ってるんだ。
       どうか、俺にこの恋を、諦めさせて。]*

(5) 2016/12/18(Sun) 10時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

― 12月23日:公園 ―

[朝から妙なことに巻き込まれてしまった。
ちくちくと針を動かしながらため息をつく。

駅から大学へ向かう途中にある小さな公園。
いつもは視界の隅に入れるだけで通り過ぎるけど、今日は少し違った。

小学生くらいの男の子が一人で立っていた。
学校はどうした、学校は。とも思ったが。
あれか。もしかして今日は国民の休日と言うやつか。
大学生には関係ないのが悲しいところ。

ならば珍しくもなんともない。
そのまま通過しようとして―――できなかったのは。
男の子が、今にも零れそうなくらい瞳に涙を溜めていたのと。
その手に、腕のとれた猫のぬいぐるみがあったから。

……別に男の子が心配なわけではない。
ぬいぐるみが気になっただけなんだ、俺は。]

(6) 2016/12/18(Sun) 11時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



   何してんだ、お前。


[園内に入り、ぶっきらぼうに声をかけ、高みから見下ろした。
俺は目つきがよくないから。
最初はずいぶんと怯えさせてしまった。

しばらくして、男の子がようやく口を開く。]


   ―――“まぁちゃんのぬいぐるみを、壊してしまった”



[話を要約すれば。
まぁちゃんというのはこいつの女友達らしい。
見ればわかるけど、友情以上の感情もあるんだろう。]

(7) 2016/12/18(Sun) 11時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[いつものように一緒に遊んでいたら。
まぁちゃんとやらが、少し早いクリスマスプレゼントに貰ったぬいぐるみの話ばかりするものだから。
何故かむしゃくしゃして、ぬいぐるみを無理やり奪い取ろうとしたところ、布が避けて綿が零れる事態になったということだ。

まぁちゃんは壊れたぬいぐるみを置いて、泣きながら去って行ったらしい。]


   ……… お前、少しは素直になれよ。
   でないと人生いろいろ失敗するぞ。


[不器用すぎるだろ。

俺もたいがいあれだけど。
人のふり見てなんとやらは、今はみないふり。
仕方がない、と肩をすくめ。]

(8) 2016/12/18(Sun) 11時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



   貸せよ。
   俺が直してやる。


[その時の男の子のキョトンとした顔は
なかなかに傑作だった。

ソーイングセットは鞄に入れっぱなしだし。
修理くらいならできるだろう。
何より男の子の頭にくるくらい馬鹿な行動が、
誰を思い出して、放っておけなかった。
ぬいぐるみを受け取って、近くのベンチに腰を下ろす。]

(9) 2016/12/18(Sun) 11時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



   ほらよ。もう壊すなよ。


[そんなに時間は掛からなかったと思う。
修理が終わったぬいぐるみを、男の子の顔面に押し付ける。
壊れた箇所をぺたぺた触って「本当に直ってる…」と茫然しているのを捨ておいて、後はとっとと立ち去ろうと。
そんな背中に飛んできたのは、幼い言葉。

            ―――なんでにーちゃんは男なのに、
            さいほーできるんだ?]


   ……別にいいだろ。

   だってそのお陰で、
   まぁちゃんのぬいぐるみを直して、
   ごめんなさいって言えるんだから。

(10) 2016/12/18(Sun) 11時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[それで男の子が納得できたかはわからない。
確認しないまま、公園を後にしたから。]


   はぁ。


[ため息とともに出てくるのは、白い息。
気付けばクリスマスパーティはもう目前。


   “やーい。律のオカマ野郎
    縫物やぬいぐるみが好きなんて、へんなやつー”


どこからか響いてきた声に、
苦虫を噛み潰したような顔になる。
いつかの、不愉快な記憶。>>0:101
相手の顔なんてもう覚えてない。
なのに、囃し立てる声だけは今もなお鮮明で。]

(11) 2016/12/18(Sun) 11時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



   ……うるせえよ、馬鹿。
   出てくんな。


[あの時にも「別にいいだろ」ってはっきりと言えたのなら。
俺は、もう少し自信をもって生きられたんだろうか。]**

(12) 2016/12/18(Sun) 11時頃

樫の樹の子ら リツは、メモを貼った。

2016/12/18(Sun) 11時頃


【人】 樫の樹の子ら リツ

[喧嘩してしまった男の子と女の子がどうなったのか。
少し先の未来で、誰かに顛末を聞かされることはあったかもしれないけど。
真っすぐに大学へ向かって歩いていた俺が、
現時点で知ることは無く。

流石にポリエステルは厳しかったから、買ってから鞄に入れたままのもう少し丈夫な糸を使ったけど。
それでも強度は大丈夫だったか。
ジーンズステッチとか、購入しておけばよかった。
などと気になるのは、自身の未熟さばかり。


……もしかしたら、俺が本当に心配しなければいけないのは
糸の強度なんかじゃなくて。

綺麗なお姉さんに優しく諭してもらった男の子と。>>18
綺麗なお兄さんに優しく手を引いてもらった女の子が。>>35

それぞれ別の相手に淡い思いを抱いてしまうこと、だったかも?
――なんてな。]

(38) 2016/12/18(Sun) 17時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



   (眠い)


[ぬいぐるみ制作も佳境に入ったものだから
つい昨日は夜更かしをしてしまった。
おまけに夢見が悪かった。

一匹の犬と栄介が俺の周りをぐるぐる回っている。
何故か奴らは少しずつ数を増やし。
混じり合い、溶け合っていく。

最終的に完成したのは、栄介の顔をした犬。
―――いわゆる人面犬ってやつだ。
大量のそれらが一斉に俺に向かって吠え立てる。

あれは悪夢だった。
うるさいし。]

(61) 2016/12/18(Sun) 19時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[さらに可愛らしいサンタクロースの存在は知らなくとも。
どうしても幼い頃の自分を思い出せる、あの生意気な子供は。
果たしてまぁちゃんに謝れたのか。

そんな様子でぼんやりと歩いていたもんだから、
受信したメールにも>>56
こちらに向かって駆けてくるふわもこ、もとい猫の存在にも、気付くのが遅れた。]


   ――は?


[俺は猫は好きだ。
と言うか基本的に動物全般好きだ。
だから「止めて」の声に、とっさに猫を抱きとめた。]

(64) 2016/12/18(Sun) 19時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



   (あれは……)


[猫を抱いたまま、前方を確認する。
先ほど叫んでいた女の人。
見覚えがあった。

図書館でよく見る人。
渡り廊下でニモと話していた人。
天文サークルの、写真に写っていた人。

ええと、違う。そうじゃない。]

(65) 2016/12/18(Sun) 19時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



   うづき、先輩…?


[彼女と共有した記憶は殆どないけど。
その外見から得られる印象は鮮烈で、強く残っていた。
彼女が近付いてきたのなら、
この猫先輩のですか?
何て言いながら差し出そうとして―――]

(66) 2016/12/18(Sun) 19時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



   いたっ


[鋭い爪が、俺を引っかいた。
一筋の赤い線が、頬に流れる。
同時に鈍い痛み。


   (……ああ、そうだ。)


[思い出した。

俺は猫が好きだけど。
猫の方は、そうでもないんだった。]*

(67) 2016/12/18(Sun) 19時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

― 少し後に送られたメール ―


   タイトル:余ったやつでいい


[本文は、空白。>>56]*

(68) 2016/12/18(Sun) 19時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



   いや。こちらこそ…
   本、見つけてくれて…


[どうやら記憶違いではなかったらしい。
内心で安堵しつつ。
どうにも歯切れが悪くなるのは、
本のタイトルがタイトルだったからか。
最も先輩は気にしていないかもしれないが。]


   始田先輩…


[ようやく苗字の読み方を知った。
不勉強を晒すようなので、口には出さない。]

(87) 2016/12/18(Sun) 21時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



   …………ぁ


[清潔な布が汚れてしまったことに、若干の申し訳なさを抱く。
素早く貼られたので、絆創膏の柄には気付かない。

猫は始田先輩の猫ではないらしい。
それなのに大人しく抱かれている光景に
羨ましさを覚えたが、顔に出ないよう努力する。]

(88) 2016/12/18(Sun) 21時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



   いや。
   こっちこそ、ハンカチ汚して…

   あー… 
   一年の樹村 律、です。

   確か天文サークルの人ですよね。
   明日のパーティー俺もいるので、よろしくお願いします。


[数か月ごしの自己紹介。

白い髪に紅の瞳。
微笑みながらこちらを見上げる先輩は。
現在誠意制作中の、うさぎの“みーたん”を思い出させて。>>1:67
知らぬうちに、ほんの僅か、口元が緩んだ。]*

(89) 2016/12/18(Sun) 21時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[俺にしては、と注釈は付くが。
和やかに会話して。
猫も親猫の元に帰って。

めでたしめでたし――で終わるはずだったが。
記憶力の優れている先輩は、きちんと本のタイトルを覚えていたようだ。>>98]


   ……え


[順調と言えば、順調だった。
ハマりにハマって、大中小、あらゆる色形のあみぐるみを量産した。
ようやく落ち着いて、
ぬいぐるみへと手を伸ばしたのが最近のことだ。
ただ、それをそのまま言うことはせず。

明らかに不自然なくらい、間をあけて。
ゆっくりと口を開いた。]

(104) 2016/12/18(Sun) 23時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



   ……俺があみぐるみの本借りてたって
   内緒にしてもらえませんか。


[すぅとほのかに暖かみを帯びていた瞳は、冷えた色に変わる。

   “――…男のくせに”

耳の奥で、過去の記憶が反響し合い。
耳鳴りのように襲い掛かる。
無関係な人ならまだしも。
この人は、明日のパーティーの参加者だ。
そこで話題に出されでもしたら。
それは、俺にとって紛れもなく恐怖で。]

(105) 2016/12/18(Sun) 23時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



   ……昔、
   男のくせにぬいぐるみなんかって馬鹿にされて
   あんまり知られたくないんですよ。


[それは、もしかしたら。
先輩のサークルメンバーを侮辱する台詞だったかもしれない。
あそこには、そんなことで馬鹿にする人は、いないのかもしれない。
でも、俺はそれを知らないから。]

(106) 2016/12/18(Sun) 23時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



   そういえば始田先輩、クリスマスプレゼント
   決まりました?
   俺全然思いつかなくて、わりと参ってます。


[隠す気のない、露骨な話題転換。
話は終わりだと言わんばかりに。

笑顔を作るのは苦手だけど、
精一杯の明るい顔で。]*

(107) 2016/12/18(Sun) 23時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



   マフラーいいと思います。


[失敗したなと思っても、後の祭り。
栄介だったら冷えた空気に明るさを取り戻す術をしっていたかもしれないが
俺にはとても無理な話。
ぎこちない雰囲気の中、それでも会話を続けて。

先輩は誰にも言わないと約束してくれた。
それは俺が望んだ答え。

「そんなことないよ」>>110
もしそう言われたら――…どんな反応を返していただろう。]

(122) 2016/12/19(Mon) 00時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



   気持ち……


[今から手作りなんて間に合わない。
ならば店でてきとうに、無難な物を選んで購入するしかないけれど。
そうして手に入れたものに
俺の気持ちってやつは、籠っているんだろうか?]


   子猫、助けたのは始田先輩ですよ。
   俺は先輩の上げた声に、咄嗟に振り向いただけ。

   それじゃ。
   ………。


[出かけた言葉を呑み込んで。
あとは無言で、駆けて行く背中を見送った。]

(123) 2016/12/19(Mon) 00時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



   ごめんね、て。
   悪くないのに、謝るなよ…


[一人になれば、
先ほど飲み込んだ言葉がするりと零れ落ちる。]


   本当に、
   謝らなきゃいけないのは


[“ごめんなさいって――――”>>10]


    (……あいつは、ちゃんと謝れたかな。)

(124) 2016/12/19(Mon) 00時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


                [いつだって。俺の方なのに。]**

(125) 2016/12/19(Mon) 00時頃

樫の樹の子ら リツは、メモを貼った。

2016/12/19(Mon) 00時頃


【人】 樫の樹の子ら リツ

[講義によっては、電車の関係でだいぶ早めに着く。
普段なら空いた時間は図書館で時間を潰すんだけど。]

   
   ………


[多分あの人もいる気がして。
始田先輩。
雪の中の、うさぎみたいな人。
話しかけることはなかったけど、いつも見かけてはいたから。
けれど今は、あわせる顔がなく。

悩んだ結果、サークル室に行ってみることにした。
もしかしたら、栄介から「飾り付け」に決まったってメールが着ていたかもしれないし。
着ていなくとも、そろそろ何か仕事しなきゃいけないだろうという、漠然とした思いもあったから。]

(143) 2016/12/19(Mon) 10時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



   ………


[人の気配。鍵も開いているようだ。

ノックをしようと思ったけど。
寸前のところでやめる。
代わりに中の様子を窺うように、扉をそぉっと開いた。

俺はコミュニケーション能力が割と死んでいる。
付き合いが長いやつは、「こういう奴なんだな」って理解してくれてるけど、そうでない人は………初対面は特にやばい。
だからニモや栄介がいるならともかく、
知らない人ばかりだったら申し訳ないけど回れ右しようと決意して。
始田先輩への失敗もあったから、尚更。

そんな後ろ向きの姿勢は、幸いなことに逃れたようだ。
中で雑誌らしきものを捲っているのは、
俺の知ってる、近所のねーちゃん。]

(144) 2016/12/19(Mon) 10時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ




   ……“ 恋する女子のヘアカタログ ”?


[ただ、その手に収まっている物は少々珍しかったから。>>137
思わず落ちた音は、静かな部室内では思いがけず大きく響いた。]**

(145) 2016/12/19(Mon) 10時頃

樫の樹の子ら リツは、メモを貼った。

2016/12/19(Mon) 10時頃


【人】 樫の樹の子ら リツ

   …… えっちぃ!?


[えっちってあれだろ。
もっとラッキーでスケベなやつ。
何でそうなるんだよ。
―――服、着てるじゃん!!

相手の動揺につられたのか、こちらも若干狼狽えて。]


   クリスマスパーティ明日だろ。
   準備の手伝いに来たんだよ。

   ノックは…ニモが気付かなかったんじゃないか。


[嘘。本当はしてない。
雲行きが怪しくなりそうなので、そういうこと。]

(150) 2016/12/19(Mon) 12時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



   栄介来てたのか。
   ……ん、


[本屋で怒鳴りつけて、何もフォローしてないな。
なんて考えながら、やはり目が行くのは。
テーブルに置かれた雑誌。
そのまま見ない振りをしてもよかったんだけど。
まあ、やっぱり少しは気になるから。]


   ニモ、好きな奴いるのか?


[“ 恋する女子のヘアカタログ ”

赤らんだ頬へ問いかければ。
近所のねーちゃんはどう答えたかな。]**

(151) 2016/12/19(Mon) 12時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



   何もしないまま、
   当日いきなりパーティーだけ参加するほうが
   ハードル高いだろう。


[人見知りは、まあ否定しない。>>153
思えば昔からこんな性格で。
何かと孤立しがちの俺を、それとなくフォローしてくれていたのがニモだった気がする。]


   いない、ねぇ…


[「ふーん」と相槌をうちながら。
信用してないのは態度からも明らかだったか]。

(159) 2016/12/19(Mon) 16時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[あんなタイトルの雑誌を一生懸命読んで。
見られたとなれば真っ赤になって動揺して。
それでいないって、お前。

今だってほら、
声――、震えてるし。]


   いるよ。


[話を逸らすための問いかけなのは分かったけど。
どうやら俺はこの幼馴染同様。
あまり嘘が上手くないようなので、正直に答えた。>>1:353
少しどきりとしたけれど、
幸いニモの目線は別のところにあったから、気付かれてはいないだろう。

正直に言った代わりに
別の逃げ道を用意しておく。]

(160) 2016/12/19(Mon) 16時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



   でも誰なのかは、ニモには言わないからな。
   かーさんにでも告げ口されたら面倒だからな。


[絶対、言わないから。
更に念を押してから。

こちらに視線が向いていないのをいいことに。
一歩一歩、距離を詰めて。]


   ま、頑張れよ。


[俯いてる頭。旋毛の上に、ぽんと手を置いて。
さらり、さらり、指通りのいい髪を。]

(161) 2016/12/19(Mon) 16時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



   ―――嘘吐きサン?


[にやっ。悪戯小僧のような笑みを浮かべると

いない、なんて。
そんなウソはお見通しとばかりに。
“ 恋する女子のヘアスタイル”が乱れるのなんてお構いなく。

勢いよく、わしゃわしゃと撫でた。]

(162) 2016/12/19(Mon) 16時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



   俺、そろそろ講義だから行く。
   何かやらなきゃいけないことあるなら、やっとくから。
   メールで教えてよ。
   

[癖のない綺麗な髪だから、
多少乱れたところですぐ戻るだろうけど。
それでもお叱りの言葉は勘弁だから。

今度は忘れずに目的を果たしてから、
逃げるように、扉から出て行った。]**

(163) 2016/12/19(Mon) 16時半頃

樫の樹の子ら リツは、メモを貼った。

2016/12/19(Mon) 16時半頃


【人】 樫の樹の子ら リツ

― 講義室 ―

[逃走成功。
女子の髪に無礼を働いたお説教からは、無事逃げられたようだ。

鞄を置いて席に着く。
教授が来るのは、もう少しだけ後。
ぼんやり頬杖を付きながらスマホを弄る。
受信メールに気付いたならば、返信を。>>73]



   タイトル:了解 顔出す
   本文:お前のせいで寝不足なんだけど



[送信完了と同時に、
スマホを鞄に滑らせる。
まさか夢の話とは思うまい。>>61]   **

(177) 2016/12/19(Mon) 21時頃

樫の樹の子ら リツは、メモを貼った。

2016/12/19(Mon) 21時頃


【人】 樫の樹の子ら リツ



   ………


[お昼時。
サンドイッチを片手に、返信メールに目を通す。>>190
あ。こいつ分かってないなって思ったけど。
まぁ、分かんないだろうなってのは想定通りだったし
そこは気にしない。]


   しかし、こいつ心広いよな。


[栄介が怒ったことって、あったっけ?
まあだからこそ、
俺の友人なんてやってられるのかもしれないけど。]

(199) 2016/12/19(Mon) 22時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[講義が終われば、メールの示すままサークルの部室へ。
今度はちゃんとノックした。

できれば見知らぬ他人に囲まれた、気まずい空間は避けたかったけど>>144
今回は「来い」と言われてるんだから、逃げるわけにはいかない。]


   ……ども。一年の樹村です。


[栄介来い!と思ったが、願いは届かず。
代わりにぬぼっと出てきた先輩らしき男に挨拶する。>>0:58
まるで何年も居座っているかのように貫禄のある先輩は、斎藤先輩とおっしゃるらしい。

俺の担当は飾り付け。
初対面の相手と仲良くお喋りなんて難易度が高い。
無言をごまかすために、とっとと準備を始めることにした。
もしかしたら当日でも間に合うかもしれないけど。
まあ、食品を扱うわけでもないなら、
早めに準備しても、問題ないだろう。]

(200) 2016/12/19(Mon) 22時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



   ………


[と言っても何をすればいいのかはさっぱりだ。
手伝うつもりはないらしい斎藤先輩を横目に
とりあえず購買に行って買ってきた厚紙を、ちょきんちょきんと切り「Merry Christmas]の文字を作る。
上にフェルトを張り付けて、飾り旗のように紐で吊るした。

後はてきとうに、雪だるまやら星やらも作って、壁に貼り付ける。
そういえば大学の裏に杉の木が生えていた。
一度外に出ると、寒さに震えながらてきとうに葉っぱを拝借して、
手持ちのぬいぐるみ用のリボンとあわせてクリスマスリースを作成。

気付けば夢中になっていた。
俺はこういう作業が―――好きなんだ。]

(201) 2016/12/19(Mon) 22時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



   そういえばクリスマスツリーとかないですかね。


[全く期待しないで尋ねたのに。
驚いたことに、返ってきたのは肯定だった。
パチンコで勝ったノリで購入したらしい。
まじか。

流石にツリーを作るのは手間がかかりそうなので
有り難く使わせてもらうことにした。
部屋の隅にあるらしいツリーを回収がてら、ついでにそばの戸棚を開いたら>>136]


   ………飾りも、あるじゃん。


[早く言ってくれ。]

(204) 2016/12/19(Mon) 23時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[仕方がない、飾りも後で使わせてもらうことにして。
今はツリーを組み立てることにした。

斎藤先輩といえば、俺に煙草吸うか?
と謎の質問を投げかけたと思ったら、
「未成年」って答えた途端、そのまま部室から出て行った。

非喫煙者がいる場での喫煙を避け、
外に煙草を吸いに行ったことを。
今の俺が知ることは無く。
特に気にしないまま。
むしろ若干ホッとした気持ちで、一人黙々と作業を続ける。]


   ………ぁ


[途中、ツリーの飾り。
星型のオーナメントに手が触れて―――

(206) 2016/12/19(Mon) 23時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



          ―――……昔、学校の行事か何かで、
          山のコテージに泊まりに行った時。

          街の明かりが届かない空に瞬く一番星が
         あまりにも綺麗で。

          欲しい欲しいって騒いで、
          周囲を困らせたことを思い出した。]

 
 

(207) 2016/12/19(Mon) 23時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[直ぐに手に入れられるわけないじゃん。
って馬鹿にしたように諭されて。

思い出した。
だから、星はあまり好きじゃなかった。
栄介の誘いにも、首を横に振った。>>>>0:87]


   (……ぬいぐるみの記憶もそうだけど)


[――メンタル弱すぎだろ。子供の俺。

思わぬところから出てきた記憶の欠片に、
キラキラ輝く星空が、ほっぺたに貼られたまなのに気付かぬまま>>81
思わず苦笑した。]*

(208) 2016/12/19(Mon) 23時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



   時計見ろ。
   いつまで寝てるつもりなんだ。

   お前は夢でも現実でも騒がしいな。


[残念ながら。
眠れなかったのは別の理由なので。
いつもの通り、ふてぶてしい態度で出迎えた。>>211]


   猫に引っ搔かれた。


[触られれば、「痛いだろ」と唇を尖らせるが、>>212
別に避けることはしない。]

(214) 2016/12/19(Mon) 23時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



   ほら。お前も飾りつけしろよ。
   そこの棚の中に入っているから。


[部屋の奥へと指をさす。
最も俺が言うまでもなく、栄介はその存在を知っていただろうが。>>182

飾り付けが始まれば、
俺が作った飾りも、その中に埋もれていくだろう。
まるで最初から戸棚に入っていたかのように。]*

(215) 2016/12/20(Tue) 00時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



   ……………


[こいつは、なんでこうも勘がいいんだ?>>217
飛んできた質問に、眉を顰める。
否定すればいいんだろうけど、
どうやら俺の嘘はお見通しらしいので。

仕方がないので黙秘権を行使することにした。]

(218) 2016/12/20(Tue) 00時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



   口より 手を 動かせ。


[一語一句、はっきりと。

黙秘権と言っても俺が沈黙を保つための権利ではない。
栄介を「黙」らせる権利だ。

最もこんな態度をとれば、
何を言わなくても、バレバレだったかもしれないが。]*

(219) 2016/12/20(Tue) 00時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



   やめろ!
   やめろって!

   や・め・ろ!!馬鹿!!!!


[これは乙女の髪を乱した呪いだろうか。
抵抗するが、悲しいかな身長差。

すっかりぼさぼさになった髪を、乱暴な手つきで撫ぜながら。
ありったけの恨みを込めた眸を栄介に向ける。]

(230) 2016/12/20(Tue) 00時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



   いいだろう。アレンジしてやるよ ……お前の髪をな。
   リボンの色くらいは選ばせてやるから、感謝しろ。


[ニモの読んでいた雑誌を参考にすれば、
編み込みくらいならできるだろう。
量が足りなかったら、付け毛でもいい。
というか、何でもいいや。
とりあえず可愛くしてやるよ。

そんな感じで気心の知れた栄介との飾りつけは、
何とも騒がしく賑やかで。

一通り飾り付けが終わる頃には、
俺はすっかりプレゼントのことを失念していた。

思い出したのは、ベッドの上で眠りに落ちる寸前。]**

(231) 2016/12/20(Tue) 00時半頃

樫の樹の子ら リツは、メモを貼った。

2016/12/20(Tue) 00時半頃


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