人狼議事


260 【R18ペア村】“Bloody Curse”

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 公安部 カガ


 [ こいつだって、 そんなに変わっちゃいない。
   何処ぞの猫のように 気紛れで 呑気で

   にんまり と わらう。 ]
 

(7) 2019/03/10(Sun) 00時半頃

【人】 公安部 カガ


 [ 掃除用具を押し付けられた日を思い出した。

     ( 「 カルロが掃除してる!? 」…なんて、
       人目を集めたことも忘れられない。
       見事に根に持っている。)

   あの日以降、 狭く、暗いところを嫌っている。

      …同時に、 このおとことの 縁、 も
              随分と長く続いたものだ。

   薄いくちびるを尖らせ、
     すわった目で、 揺れるはんぶんを 追う。 ]
 

(8) 2019/03/10(Sun) 00時半頃

【人】 公安部 カガ



  そーゆー 問題じゃ、 なくて だな?
  お前開き直って"遅れること"を楽しんでンじゃねえよ。

  俺ももう おとななんで。
     鍵くらいに怯んでやらねえからな。


 [ …銅像となった東の国の犬は、
   "その場"に、その姿で置かれたと言うことで。
   ─── 客になる、ならないの前に
           邪魔にされそうである。

   額がぴかぴかに磨かれるかもしれない。
   …猫の額亭 なので。 

   鍵の閉まった扉くらいは蹴り開けそうな
   足癖の悪さを カウンター下部に発揮しつつ、 ]
 

(9) 2019/03/10(Sun) 00時半頃

【人】 公安部 カガ



  さみしい、 さみしい ねェ…


 [ ──── 口には 出さずとも、]
 

(10) 2019/03/10(Sun) 00時半頃

【人】 公安部 カガ


 [ 何時か、そう 突然の話だった。

   都会に憧れた男が、 この街を蹴り出していき、
   一度目の "さとがえり"。

   いつの間にか、 このおとこの左手に、
   "幸福のしるし" が あって、

       ──── その時はまだ、結婚指輪じゃあなくて
           婚約指輪であった らしいが、 ]
 

(11) 2019/03/10(Sun) 00時半頃

【人】 公安部 カガ


 [ 嗚呼、 そう 
   喩え 近くに居なかったから とは言え、

      その報告を 後から聞きたくは 無かった と、 ]
 

(12) 2019/03/10(Sun) 00時半頃

【人】 公安部 カガ


 [ …口には、 出さず とも

     かの眼鏡の奥の瞳に、
     男の 表情が どう映ったのかは 知らないが、

   ろくにおめでとうも言わないまま、
   その場を離れたどころか、町だって離れてしまって
   "次の里帰り"までの間に 仕事を投げたりも した。*]
 

(13) 2019/03/10(Sun) 00時半頃

【人】 公安部 カガ


 [ 不意、"流行"という言葉に視線をあげた。

   まじないと 流行りと、  
      ──今の仕事に関わる、其れ、 ]


  ──── "呪い"の話か。
       何、"こんなとこ"にも噂きてんの。

  ま、 此処は遠いから。
  誰か持ってきてなきゃ平気でしょ。

 

(14) 2019/03/10(Sun) 00時半頃

【人】 公安部 カガ


 [ 俺は平気、と 自信を持った言葉。

   ふしぎには弱いので、
   "そんなもの"を持っていたら即動けなくなっている。
   そういうところでは便利な体質だ。

   いやにフラグめいた言葉選びで諸々を否定し、
   もう一枚、 と 紙袋に指を伸ばした。 ]
 

(15) 2019/03/10(Sun) 00時半頃

【人】 公安部 カガ



  ──── あ? 嗚呼、 此処。


 [ 宿屋、 との問いに すっ、 と 上を指差した。
   宿屋って言っても、この街は冒険者向けのところと
   それこそ、"住みわけ"がされていて

   結局はこの街出身である男は、
   宿屋としての『猫の額亭』の常連と化していた。
   立地的にも便利である。待合せしやすい。

     ( 例えば一日待たされても、
         此処なら、 待ててしまう。 

       一度泥酔をキメたときに、学んだ。
       帰る場所は近い方がいい。 ) ]
 

(16) 2019/03/10(Sun) 00時半頃

【人】 公安部 カガ


 [ この前は此処がとれなかったので、
   冒険者向けの宿に紛れ込み、 ……とても後悔した。
   煩さの質が違う。 ]


   お前が"酔って"もソファくらいは貸してやれるぜ。


 [ 酒を飲まない目の前のおとこに無茶を言い、  
   奪った一枚を また がぶっ、 と そのまま! ]
 

(17) 2019/03/10(Sun) 00時半頃

公安部 カガは、メモを貼った。

2019/03/10(Sun) 00時半頃


【人】 公安部 カガ


 [ 結論から言えば、 見事に潰された。
   …元より、そう強くはないのだ。
   昼から酒を頼むのも、唯、 格好つけたいだけで。
   分量を飲むには適していない そう言う男である。 ]
 

(32) 2019/03/10(Sun) 02時頃

【人】 公安部 カガ


 [ 『猫の額亭』 の宿スペースまで、
   "潰した帳本人"の肩を掴み、
      ( けして、"借り"ていないので… )
   杖がわりに案内させつつ、

       ────不意、

   あるひとつの部屋の前で、すこぅしばかり肩を引き、
   暫く 足を止めていたが、
      ……何か言うこともなく、結局は そのまま。

   特筆すべきことなんて"何も"無かった。
   ────── 何も。* ]
 

(33) 2019/03/10(Sun) 02時頃

【人】 公安部 カガ

 ─── 翌朝:猫の額亭 ───

 [ 正直、いい夢もなにも無かった。
   アルコールのおかげで、寝てはいた とはいえ、 ]

 [ 目覚めの予定時間の、 すこぅしまえ
   男は既に起床しており、朝のしたくを始めていた。
   寝起きは大変に良いのだ。 驚くほどに。

    ────唯、 朝であるのにばたばたと忙しない。

   うるさくて せっかちなのは まァいつものことであれ、
   今朝はすこぅし 事情が違ったよう。 

   そりゃあ機嫌も悪いようで、舌打ちに暴言混じり
   尖った声は朝から変わりない。 ]
 

(34) 2019/03/10(Sun) 02時頃

【人】 公安部 カガ


 [ ─── 左の手が、腫れていた。
       "酷い金属アレルギー"の 其れ。

   手首に下げたままのロザリオを外さなかったせいか、
   ……別の何かに因るものか、
     ( 昨夜のことなど 綺麗さっぱり忘れている )
   其処まで考える余裕は未だ、 無いようで。 ]
 

(35) 2019/03/10(Sun) 02時頃

【人】 公安部 カガ


 [ カワテブクロのよう、といえば過言であれ、
   爪で掻いてみると白い痕が残るほどの其れを、
   人目に晒すにも何だか  "嫌"だったし、

   こう言った体質のために、処方されている薬は
   偶々、幾日かの旅道中で 結構使ってしまっていて

  ── 何もかも役に立ちやしない。
     苛つきのままにロザリオをベッドに投げた。]
 

(36) 2019/03/10(Sun) 02時頃

【人】 公安部 カガ


 [ どうにか袖が長めの服で誤魔化して、
   "待ち合わせ"に 間に合うように 借部屋を出、

       ───── また、 或部屋の前で
             すこぅし 足を止めたが、

   左腕を駆け上がる痒みに負け、
   途端、早足で過ぎていった。

               何も ない。 何も。 ]
 

(37) 2019/03/10(Sun) 02時頃

【人】 公安部 カガ


 [ 片手で硝子を
    ……流石に、 水を、 2杯ほど空にして
   カウンターの席を立った。
   何処へ、 と 問うなら、 本屋へ と ひとこと。

   今日ばかりは 大人しく"待て"も出来ず、
   大通りを大股で通りすぎ、
   勝手知った顔で本屋の二階へ真っ直ぐと 向かえば、

      ───── がんッ! と

   躾のなっていない拳ひとつが 扉を叩いていた。]
 

(38) 2019/03/10(Sun) 02時頃

【人】 公安部 カガ



  ───── 俺のかわりに魔法屋行ってきて。


 [ 何れだけ"そいつ"が眠そうな、
   現実と夢との境にいる顔をしていようと、

   "焼きそばパン買ってこい"の呪文の調子に近しい
   "おはよう"の 派手なごあいさつ**]
 

(39) 2019/03/10(Sun) 02時頃

公安部 カガは、メモを貼った。

2019/03/10(Sun) 02時半頃


【人】 公安部 カガ



 ( そういえば、痒みの焦燥感により、
     視野が随分と狭かったので、

       『猫の額亭』にて擦れ違った
        " 見覚えのない女 ">>#2 には

          ちら、と 一瞥くれてやるくらい で )

 

(50) 2019/03/10(Sun) 12時頃

【人】 公安部 カガ



  寝起きに焼きそばパン突っ込まれたいのかお前は
  クッキーでも喰ってろ!


 [ きんきん 面倒くさい声色で
   寝起きの頭を揺さぶる。
     クソッ、とか 此処でも暴言混じり。

   まァ でも "わかっている"でしょう。
   唯、 機嫌が悪いときの癖であって
   誰に向けたものでも ないことぐらいは ───

   …然し、口のなかがぱさぱさになればいいと思う、
   みたいな呪詛は本物だった。
   冷たいミルクで流し込め、 とかも 添えて ]
 

(51) 2019/03/10(Sun) 12時頃

【人】 公安部 カガ


 [ そうは言いつつ、結局は部屋に踏み入れ
   躓くおとこの肩を掴んだりしながら、

    足元の図録を拾い上げ、 適当な空き地に ぽん。 ]
 

(52) 2019/03/10(Sun) 12時頃

【人】 公安部 カガ


 [ ──── 本を邪険に扱わないで。 

   そう言った部類の言葉を聞いたのは、
   もう、 ずぅっと 前 "故人"の いた頃。
   誰かさんの躓いた本を、足で退かしたとき。

   先に本に足を掛けたのは"こいつ"だ、
   と 屁理屈を捏ね、 ……見事に喧嘩した。

      その後だって わざとらしく足を使ったり、
      どうにも苛めっ子の挙動は変わらなかった。
      本だって気を付けないと腫れるから、
      ……そんな事情めいたことは 話もせず。 ]
 

(53) 2019/03/10(Sun) 12時頃

【人】 公安部 カガ



 [ その言葉を 守るようになったのは、
     "故人"が 居なくなってしまってからだ。 ]

 

(54) 2019/03/10(Sun) 12時頃

【人】 公安部 カガ


 [ ソファの方向は 15°くらいずれてはいたが
   今の借部屋よりも勝手を知っているかもしれない
   "こいつ"の家だ、 道に迷うなんてこともなく、
   俺のものかのように 広々と使って、
   ソファに腰を下ろした。

   長袖で隠した左手を 時折、
     掻き毟らない程度に袖越しに擦り、 ]
 

(55) 2019/03/10(Sun) 12時頃

【人】 公安部 カガ



  …怪我じゃねえ、 し
     女だって呼び込んだりは してない……たぶん。
    
  ──── つーか騙されたッてなんだ。
  俺は田舎女に騙されるほど 阿呆じゃねえから!

 

(56) 2019/03/10(Sun) 12時頃

【人】 公安部 カガ


 [ 寝る前の記憶が飛んでいるので曖昧ないいぐさである
   …が、 変なところだけは確りと否定して

     ──── カルロという男は
         初見でだけはモテるタイプなので
         女がらみで言えば割合クリーンだ。

   「 騙された! 」と言いがちなのは、結局、女の方
   見ためだけでは、男は選べない。良い教訓になろう。

   …諸々を"悪い女に騙されない自分"に昇華して
   都合の良いように理解している辺りは、
   童貞の思考にさえ近しいが ─────……… ]
 

(57) 2019/03/10(Sun) 12時頃

【人】 公安部 カガ



  ─── なんか、腫れてンだよ。
  軟膏偶々切らしてて、 苛ついて仕方ない。

  "この街"で魔法がらみの薬なんて
  彼処ぐらいしか作れないだろ。


 [ 左の袖を叩いた。
   見せるにも何だかグロテスクなので やめておき、
   くしゃくしゃになった処方の紙だけは
   ポケットから引き出して、 ]
 

(58) 2019/03/10(Sun) 12時頃

【人】 公安部 カガ



  ──── たぶん 直ぐには出来ねぇから
  早めに頼んで起きたい。


 [ 俺あの店入れねえから。

   ──── 眼鏡の奥を覗きつつ、
        すこぅしばかり 珍しくも、

   "かゆいのいやだ"って書いてあるような
   誰にも見せない弱味を 噛み潰したような
   …苛つき混じりの"おもしろい"顔! **]
 

(59) 2019/03/10(Sun) 12時頃

公安部 カガは、メモを貼った。

2019/03/10(Sun) 12時頃


【人】 公安部 カガ



 [ ぐうの音も出なかった! ]

 

(96) 2019/03/10(Sun) 23時半頃

【人】 公安部 カガ


 [ 物置に閉じ込められた頃、
   カルロと言う少年は、 そりゃあ図に乗っていて
   同年代のこどもだって、 どうせ、 おとななんてのも
   "おれみたいな"頭は持っちゃいないんだ、…と、
    ( 婆さん家の庭に来る、猫ばかりが友達で、 )

   …頭のよさ、 というよりは、
   田舎の何処が悪いかの欠点を並び立てることを
   何よりもすごい発明だと  そう 信じていて。

       ───── 其れを嗜める"おとな"は
       とうにいなくなってしまっていたから。 ]
 

(98) 2019/03/10(Sun) 23時半頃

【人】 公安部 カガ


 [ 唯、 つい あの日ばかりは、

   …きっと すこしの
        "さみしさ"が、
          無かった訳ではないんだろう。

   物置の中から猫の声がする、 との話に
   わざわざ首を突っ込んで、

  「 おれがみてきてやるよ!
     そのかわり、 "焼きそばパン買ってこいよな!" 」

   と、 そりゃあ意気揚々と突っ込んで、
              ────── ガシャン! ]
 

(101) 2019/03/10(Sun) 23時半頃

【人】 公安部 カガ


 [ ───以降 "すきなもの"は 弱味と信じている。
   魔法が苦手なこの体質だって、
   "故郷"では ふたりぐらいしか もう 知らないだろう。
   きらいなものばかりが 世の中 多すぎて
   ……にんげんだって すきじゃあ ないんだ。 

       預けてきた猫は、 元気にしているだろうか*]
 

(102) 2019/03/10(Sun) 23時半頃

【人】 公安部 カガ


 [ 噛みつく前の犬のように、
   ぐううう、 と 喉を鳴らしていたが、
   茶瞳を キッ! と上げ、

     ──── お前ッ、 と 声をあげかけた、 が、 ]
 

(104) 2019/03/10(Sun) 23時半頃

【人】 公安部 カガ


 [ 眼鏡の奥の "違う色"に
   あれ? と 尖った声は折れてしまって、
   いくつか瞬いた。

    見間違いだったろうか、
      ほら、"黒"だから、光の加減で似るものだし、

   ──── 左手の痒みが酷くなった気がして、
   其処で思考をぱつん! と 切ってしまった。
   せっかち なのは 何時ものこと、
     ……此れは唯、  目を背けただけだろう。 ]
 

(105) 2019/03/10(Sun) 23時半頃

【人】 公安部 カガ



  " ──── 殴りに来るっつってたのに "

 

(106) 2019/03/10(Sun) 23時半頃

【人】 公安部 カガ


 [ そういう"好奇心"だけは、 認めていた。
   "故人"の存在に慣れても、結局は
   "ゆるし"を向けたことはなくて、

   都に出てくると言うのなら、道案内くらいは。
   "オノボリさん"なんて馬鹿にされたくないだろ?

   ……なんて軽口も そういえば、ひとつ前の里帰りの時で

   葬式は きらいだから。
   後から聞いたからと言って、怒りもしないが…
    ──── 厭、 やっぱり 何処か
        いちばんに話を 貰いたかったような

   "未だ"左に収まったままの ぎんいろを
   思わず 見下ろしてしまいながら 
   さて、どんな顔をしていたのやら もう 覚えていない。]
 

(107) 2019/03/10(Sun) 23時半頃

【人】 公安部 カガ



   [ ───── 唯、 めのまえのおとこの顔からは
         目を背けたことだけは 鮮明に記憶している* ]

 

(108) 2019/03/10(Sun) 23時半頃

【人】 公安部 カガ



  ──── え? 嗚呼……


 [ "右"手を、ソファに擦るように宥めながら、
   "世間話"に 頭を戻す。
   どうにも昔を思い出す、 ふしぎ。
  
    ──── この男が、 此処に 居なかったなら、]
 

(109) 2019/03/10(Sun) 23時半頃

【人】 公安部 カガ



  ……此処に来なくなるだけだろ。


 [ "さみしい"とか …そう言う前に
   "こんなとこ"に帰ってくる理由なんて もう
   たったひとつしか 無いのだから、  

        "帰る場所"を 無くすだけだろう。

   さみしい とか 思うんだろうか
   抑、……棺桶を覗くことが、 出来るのか とか
   考えているうちに世間話の体を越えたので、
   頭を振って 諸々を追い出し、 ]
 

(110) 2019/03/10(Sun) 23時半頃

【人】 公安部 カガ



  ──── でも『猫の額亭』の看板娘殿が言ってたが、
  "したたか"な奴は長生きするンだと。
  お前なんてそう簡単に死なねえよ。


 [ ……本文は"強かな女"だったが、
   ひとつ、 消しておこう。

      ──── "故人"もまた 好奇心が旺盛で、
          "したたか"な奴だったと 思うから。**]
 

(111) 2019/03/10(Sun) 23時半頃

公安部 カガは、メモを貼った。

2019/03/10(Sun) 23時半頃


【人】 公安部 カガ


 [ ──── 本来、里帰りといえば、
   親兄弟の元へ帰ることを言うのだろうし、

   今回の職場 ……
   教会に設けられた『のろいをとく』という奴に特化した
   とある 部署に 確かに所属はしている。
   其処でだって 長期休暇で故郷に帰る、なんて伝えたら

   " 親孝行してこいよ " と
   …性格を揶揄したとしか思えない送り文句を
   背中に掛けられたものだったが、

      ──── もう、 とっくに死んでるンで、

   そう、 打ち返してやれば
   ソイツの笑みだって固まっていた。]
 

(146) 2019/03/11(Mon) 07時半頃

【人】 公安部 カガ


 [ 故郷に帰る理由なんて、
     ただひとつしか無い。

   "こんなとこ"から一度も出たことがないという、
   "コイツ"に自慢してやるためさ! ]
 

(147) 2019/03/11(Mon) 07時半頃

【人】 公安部 カガ


 [ 室内で待っていようと思った。
   利き手ではない とは言え、
   ずるずると長い袖は不便だし、

   これは全身蕁麻疹が出るやつだ、 と

   確かな予感があったから
   其処ら中のモノに当たってしまいそうだ。
       ( 悪い癖だという自覚はある… )

   アルコールなんか入れたら
   もっと大変なことになってしまうし、
   大人しくしているのが 一等良い。 ]
 

(148) 2019/03/11(Mon) 07時半頃

【人】 公安部 カガ


 [ 殊勝にも、…いやこれは体質への諦めか、
   此処にいる、という選択をして
   態度ばかりは殊勝でもなんでもなく
   体重をかけてソファに沈み、

   出ていくおとこに ふらっ、 と
   擦ったせいか、 赤く色を変えている右手を
   振った ───── 直ぐだった! ]
 

(149) 2019/03/11(Mon) 07時半頃

【人】 公安部 カガ


 [ "すごい音" が 室内にもしっかり聞こえた。

   はあ!? って …当事者よりも驚いた声を上げて
   飛び出してみれば 地におちたおとこの姿

   階段を駆け下り地面から数段のところで
              ──── 見下ろした。
   覗き込むように階段に座り込んで、
   まァ 打撲ですんでそうだ。
   それだから ───── ]
 

(150) 2019/03/11(Mon) 07時半頃

【人】 公安部 カガ



  ─── 珍しい顔してんな。


 [ 心配の声より先に にんまり笑った。
   数段上に落ちていた眼鏡をついでにつまみ上げ、
   頭上に ─── 空に、 吊るしてやろう。** ]
 

(151) 2019/03/11(Mon) 07時半頃

【人】 公安部 カガ


 [ ぶら下げた眼鏡を もう一度
   ふら と 振るも、

    "ずれた"ゆびさきと 視線は
        音のみを追っているように思えた。

   見下ろした先には 確かに、
   "故人の色"を宿した ──── 赤黒いような、
   ぼんやりとした 瞳があって、
   それなのに 目が合うことはなく ………、 ]
 

(169) 2019/03/11(Mon) 22時頃

【人】 公安部 カガ



  ──── それ、 やっぱ どーでもいいわ。


 [ 薬の件、 と 見下ろして
   言葉だけをぽつり と 落とす。

   眼鏡を摘まんだ指を下ろして、
   鼻先に触れるくらいにぶら下げてやれば
   流石に "見える"だろうか それとも
          "鼻に触った"と 辿るのか、

   …きっと "珍しい顔"をしている。
   真剣そのものに、 悪戯めいた行動で。 ]
 

(170) 2019/03/11(Mon) 22時頃

【人】 公安部 カガ


  
  たぶん   ……お前を立ち上がらせようとしたら、
  効く薬も効かなくなるやつだし。


 [ 口調だって、努めて軽いが、
   そういういい方しか知らないだけかも しれなくて。

     ───── くらくて せまいところを
           のぞきこむのは いやだったから。

   都での ある程度の経験が、
   頭の何処かを 冷静にしていたのか、
   それこそ "優先度"が 変わっただけかもしれない。

   空を泳いだゆびさきを掴み、
   とりあえずは身を起こすよう、
   背中を押し上げてみる。 ]
 

(171) 2019/03/11(Mon) 22時頃

【人】 公安部 カガ


 [ ──── バチッ! と 己のなかだけで
   静電気が流れたような ……内出血の音だ。
   嗚呼、そう "いつも"の 反応。

   "解呪専門"の聖職たちのなかで、
   唯一重宝されている "過敏体質"
   その"痣"を見る前に "存在"を示してしまう

       ≪ Bloody Curse ≫
             ……大層な 名前だ。

   俺の方がずっと、
   本当の痣になるって言うのに。 ]
 

(172) 2019/03/11(Mon) 22時頃

【人】 公安部 カガ


 [ きっと "先ほど肩を掴んだとき"
   既にやられていたんだろう。

   触れた右手のひらを見れば、それとは違う赤紫で
   痒みを越えたところがあった。
   まず見た目がわりとグロい。やめてほしい。

   まァ 今回ばかりは仕方がない
          " ゆるしてやろう "
   今度は襟を後ろから引っ張ろうとして、 ]
 

(173) 2019/03/11(Mon) 22時頃

【人】 公安部 カガ



  お前、 外でない方がいいぜ。
  ……転んで死んでも、 知らないからな。


 [ 寄せた耳許に尖った声を刺してやって、
   用事があるなら行ってきてやる、とか

   ──── "いじめっこ"には 珍しい 提案さえあった。 ]
 

(174) 2019/03/11(Mon) 22時頃

公安部 カガは、メモを貼った。

2019/03/11(Mon) 22時頃


【人】 公安部 カガ


 [ わらってンじゃねえよ、 とか
   呟いてはいた。

    ──── 例えば、 "過敏体質"がなかったとしても
    朝まではたぶん、ある程度見えていたんだろう奴が
    急に"見えない"挙動をし始めたら、
    ……近くにいたものは、真剣にだってなるだろう。
    目の情報量が大事だってことも、
          物置のなかで学んでいるし、

   明確に"何"かわかるなら、寧ろ冷静でも居られる。
   茶瞳の方の男は、そう言った状態だった。
   …"解呪"の組織に属しているとは言え、
   魔法やら法術の類いは使えないから、
   この場では"冷静でいる"しか "使い道がない"んだ。 ]
 

(196) 2019/03/11(Mon) 23時半頃

【人】 公安部 カガ


 [ 一段、階段に座らせ、
   その二段上くらいに屈んだ男は、

   …心底 真剣で 真面目だったと言うのに! ]
 

(197) 2019/03/11(Mon) 23時半頃

【人】 公安部 カガ

  こ  ッッッンの、…!


 [ 重たく 地に落ちていった、
   "世間話のつづき"に 

   嗚呼、 そうだ  "わかっていた!"
       ・・・・・・・・・・
   コイツは優先度が狂ってやがるんだ!

   …そう、明確にキレたが、
   続く暴言は …そういえば此処は往来に近い、と
   どうにか飲み込んで  額の青筋は隠さないまま、
    ( きっと "普段であれば"
        "面白い顔"と にんまり笑う、
           其れも見られたのだろうが、 ) 

   "やさしく"なんてしてやらない、と
   揺するように幾度も引っ張って ]
 

(198) 2019/03/11(Mon) 23時半頃

【人】 公安部 カガ



  ───── 俺は葬式が嫌いなンだよ!
  でも  てめェのは出ねぇわけにいかないだろうが!

  それに 、
  葬式用のあのダセェ服で此処に戻ってきたくないし、
  お前絶対この街に 墓を作るし、
  そしたらお前も居ないのに
  年一度は帰ってこなきゃならなくなる……

 

(199) 2019/03/12(Tue) 00時頃

【人】 公安部 カガ


 [ ────キレた勢いをそのままに、
   幾つもの文句を並び立てた。 時折クソッ、ってまた、
   誰にも向けない暴言を混ぜ、

   …こんなことを言いたい訳じゃあないんだけれど、
   あの呪いが、 時に死を招くことを、
   どうしても"知ってしまって"いるから。 ]
 

(201) 2019/03/12(Tue) 00時頃

【人】 公安部 カガ


 [ 一段落して 肩で息をついた。
   "あのときは掃除までさせられて、"とか
   昔の文句も混ぜた気がする。

      " ゆるす "と言ったこと、
         其れを否定したわけではなくて、


   ひとつだけ、 ただ ゆるせないんだ。
   "おまえ"が "あいつ"のように

          "故人"のように わらうから! ]
 

(202) 2019/03/12(Tue) 00時頃

【人】 公安部 カガ



  ──── だから、 お前、
           俺のために長生きしろよ。

    "こんなの"でさっさと死んだら、

 

(203) 2019/03/12(Tue) 00時頃

【人】 公安部 カガ


 [ はじめて そんなことを言った気が した。 ]
 

(204) 2019/03/12(Tue) 00時頃

【人】 公安部 カガ


 [ …包帯 とか 焼きそばパン とか

   まァそういうことは 覚えているんだけど、
   やっぱり頭に血が上っていた。痒い。 つらい。
   右手も左手もわりとグロテスクなのもきつい。

   もう一度 長く息をついて、]
 

(206) 2019/03/12(Tue) 00時頃

【人】 公安部 カガ



  …わかった。
  罰ゲーム用の焼きそばパン用意してやるから、
  首洗って待ってろ。


 [ からいやつをぶちまけておいてやる。
   そんな決意に満ちていた。
     ※たべものであそぶのはやめましょう

   階段を登らせて、 部屋につれていくのは……
   此方も彼方も 少々厳しいものがありそうだったから、
   おとこのポケットに手を突っこみ、
   ちゃら、 と 鍵の音を鳴らした。 ]
 

(207) 2019/03/12(Tue) 00時頃

【人】 公安部 カガ


 [ そうして もう 自分の店かのように
   "close"の扉の鍵を開けてしまえば、 ]


   …此処なら平面だし。
   暇なら本でも読んでろよな、


 [ "読めるもんなら、"って 冗談のわりには
   尖ったいい口で、
      "店長の席"まで 道案内。

   ≪Bloody Curse≫ …その"貰ったもの"の名は
   結局 口にも しなかった。 ]
 

(209) 2019/03/12(Tue) 00時頃

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