231 自由帳の中で、僕たちは。
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[ジェニファー先生とのことに関しては 他の教師から余程言われていたのか 止めるだけじゃなく勧めない、障害がと 色々言葉を向けられたと記憶している。
それもあり、逃げた分ここで追及される これが一番想像し易かったのだけれど。
額に触れる先生の手 まだ下がりきらない体温は温度差を過敏に伝えた 指先まで冷えている。この人はとても寒がりなのに。]
(14) August 2017/12/26(Tue) 18時半頃
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先生、 ……
[何気ないように付け加えた一言に思う それではまるで予想は違っていたみたいで 教師としてじゃなく来たかのような。
……では、何故だろう。こんな風になってまで いつまでもオレを責める様子は見えない。
続ける言葉が見つけられずに押し黙り 再び髪を乱され文句を口にも常のように笑いもせず。 じっと受け入れながら心だけが揺らぐ。]
え?
[軋む音、人の重みが乗って傍らが沈む感覚 次いで投げられた唐突な問いに咄嗟に答えは出ない。 上げた両目が捉えるのは取り出されるあれこれ ああ、袋はそういうことか。]
(15) August 2017/12/26(Tue) 18時半頃
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やだ、よっしーったら ……顔の割にやっさし
[涌き上がる感情をいつもの戯言で誤魔化した。
見舞いの品はとっくに容器だけになり 寝ていたから三笹には会えてもいない そも、治るまで作って貰う程は図々しくも無く。
適当と言いながらも気遣いを感じる品々が 有難くて、とても嬉しい。
だけどそれだけじゃないんだ。]
(16) August 2017/12/26(Tue) 18時半頃
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……そういうのはオレの専売特許だよ? キャラじゃないでしょーが。
[悪戯への意趣返しだろうか 普段なら有り得ない台詞、常と違う声音。 どれよりも珍しかった表情は忘れられそうになく そうしている方がずっといいと感じた。
やっぱり意識しないほうが皆笑ってくれるみたい オレなんかが頑張ったって、大したことも出来ないんだな いや、当然のことだったのかもしれない。 無理に笑っていることを見破られるような奴だから。
普段どれだけからかったり巫山戯た態度をとったって 先生に勝てることなんか何一つ無いんだ。]
(17) August 2017/12/26(Tue) 18時半頃
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…… 、 淵先生。
[身体ごと先生の方を向く。 その背に腕を回し、上体を引き寄せるように 抱きしめると肩口に顔を寄せて細く呼んだ。
突然の行動は驚かせるものだっただろう。 自分自身でも制御が出来ていない いけないことだと分かっているのに この人に、縋り付きたくなってしまった。]
嫌だよね、……ごめん 「おかしい」よね。ごめんなさい。
今だけでいいから、我慢して ちゃんとオレ、大人になるから。
[努めて明るくしようとする声音が震える]
(18) August 2017/12/26(Tue) 18時半頃
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ありがとう。嬉しかった。
来てくれたことも ずっと、こんな奴を見捨てないでいてくれたことも。
なのに、──逃げてごめんなさい。
[一度声にしてしまえば後はもう 塞き止められていた言葉は次々と零れる。 口数の多いのはこちらのほう だけど、言葉が足りないのもオレだった。 淵先生はいつも応えてくれていたのに。]*
(19) August 2017/12/26(Tue) 18時半頃
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営利政府 トレイルは、メモを貼った。
August 2017/12/26(Tue) 18時半頃
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そうだね。 きっと、正しいんだと思う。
[茶化すことは無く 紛れもない本心から肯定する。
歳も随分離れた教師と生徒 話す機会が多くたってそれは揺るぎない差で お互いを何もかも知るなんて程遠い。
一体どんな気持ちで学校からここまでやって来たのかも 見舞いの品を選ぶ為に掛けてくれた時間もオレは知らない。 そんな中でこの人はきっと 気遣って、考えて選んできてくれたのだと思う。
体調を崩し未だ名も知れないままのあの花 何故だかこの時ふ、と浮かんだ。]
(37) August 2017/12/27(Wed) 04時半頃
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[戸惑いの中口にした呼び方は そうあらなければならない、これが正しい 「おかしい」オレを見せてしまわないように 常識に基づいた線引きを自分に言い聞かせるもの。
逆に言えばそうする必要があったということ。
この時も、ほら。 鼻で笑う相手に上手い返しも浮かぶこともなく 手の内で口がもごつくばかりで。
“冗談では”短い言葉が妙に耳に残った。
じゃあなになら、って ── ……一体何を考えているのだろう。
大人は狡い。自分ばかり余裕を見せて 子供は簡単に惑わされペースを乱してしまう。 だけど、とても優しい。]
(38) August 2017/12/27(Wed) 04時半頃
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………… っ
[優しすぎて痛いくらいだ。 背中に回した手がその服を掴む ああ、目頭が熱くなっている。
誤解を抱かれることも多い強面の理科教師は 本当はとても温かい、いい人。 珍しいくらいに長く喋って、言葉をくれて その内容の一つ一つが酷く胸を締め付けてくる。
ずっと隠さなければならないと思っていて 決意した後は、普通になるべきだと考えた。
けれどその中で、甘ったれで大人になれないオレは ずっと誰かに本当を受け入れてもらいたかった。 いや、それだけじゃない。 自分を認められるようになりたかったのかもしれない。]
(39) August 2017/12/27(Wed) 04時半頃
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[とんでもない爆弾発言をかまされた。
照れるどころじゃないよこれ この人は短い時間に何度オレを驚かせる気なのか こうなるともう自分ではどうにもならない。
緩む涙腺を抑える術が今は無く 押し付けられるままに相手の服を涙で色濃く変える。]
っ、 う…… オレ、オレも
[普通に考えれば信じ難く むしろ都合の良い空耳を拾ったと考えたほうが自然。
なのに否定も流すことも選ばなかったのは まるで同年代の少年のようとすら感じられる 常のオレなら「可愛い」と囃す反応をされたから]
(40) August 2017/12/27(Wed) 04時半頃
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オレも、あなたが っ ……
[嗚咽混じりで情けない。 ここで誤魔化されるのはきっと簡単で そうするのが社会の正しさなのではと思う。
“今だけでいい”嘘のつもりは無かったのに。 全てを受け止めて弱い部分を認められて こんなことまで言うから、だから、……]
(41) August 2017/12/27(Wed) 05時頃
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……流石せんせー、何でもお見通しですな?
[おどけるのは言葉だけ 繕いではない笑いは小さく静かに。
なんだかおかしかった。 何もかも隠そうとして、結局一つもそう出来ずに終わり 許されないと諦めようとしたものは 踏み込んでしまえば酷く穏やかで心地よくて。
馬鹿だなあと改めて思う。本当にこの人の言う通り オレはまだまだ子供で、自分から逃げていた そんな奴がなろうとしてすぐに大人になんて無理な話。
優しい指が拭ってくれたから 視界は滲むことなく、見つめ返すことが出来た。 まだ少しそうすることは慣れない だけど、もう逸らしてはいけないんだ。]
(52) August 2017/12/27(Wed) 23時半頃
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[気がつけば距離は更に縮まっていた 髭の感触がこれは夢ではないと教えてくれる。 次いで感じたものは目許への …… いい年した男が隣で泣き続けているから 優しさでしてくれている、理解はしていて 言葉少ない代わりにそれ以外でも示してくれる そんな人なのだと思っている。 それでも、だ。]
っ、よ、よっしー……?
[狼狽えは露骨に態度に出てしまった 病以外のもので顔に熱が加わったのが分かる。
オレは中途半端な位置にいる ただの子供と言うには無垢じゃなくて 大人と主張するには余裕が足りない。
要するに、そんなことを急にされるのは困るのだ ……その相手が恋しい人だと、どぎまぎしてしまうから。]
(53) August 2017/12/27(Wed) 23時半頃
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あ、あの。 アイスっ、溶けるから……!
[声が思い切り上擦る。 チャラくて軽いオレのイメージが崩れてしまう。 言い訳の内容も下手くそ過ぎた うん、間違いなく点数は一桁の出来だ。 柔く胸を押すようにして距離を取り、立ち上がる 二人の傍らにあるであろう袋と品々を手に取って ベッド脇から数歩離れ、振り返り。]
……ありがとう。このアイスもワンタンも、好きだよ。 ご飯、また一緒に食べる?指導室じゃないけどさ。 もう結構良くなってるからまだ起きていられるよ。
[見慣れたご飯セットは自分は手にせずに置いたまま それを見て、彼を見て、問いかける。 涙はさっきのことで止まったみたいだが 笑顔が不格好になままじゃなければいいけれど。]
(54) August 2017/12/27(Wed) 23時半頃
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営利政府 トレイルは、メモを貼った。
August 2017/12/28(Thu) 00時半頃
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── 翌日・自室 ──
[熱はすっかり下がって身体は楽になった。 着替えを終え、ベッドに座ってスマフォをいじっている。
友田に続き佐藤と古雅、他にも見舞いのメールをくれた連中 いつも通り茶化して巫山戯た内容ばかりだけど 思ったことと感謝はしっかり書いて 皆に礼を送信した。妬んでしまったあいつにも、勿論。
……ふと視線を流した自分の隣には誰の姿も無い 起きた時にはもう一人で、まるで夢だったみたいだ。 二人で食事をした跡が残っていなければ 本当にそう思っていたかもしれない。]
(76) August 2017/12/29(Fri) 02時半頃
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[思い出すと色んな感情が押し寄せてくる
泣きたくなったり すごく嬉しかったり 罪悪感のようなものもあって ちょっとだけ顔を覆いたくもなる。
最早疑いようもなく、これは恋だ。
そんな相手に朝になって思うのは複雑なもの この汚い部屋とだらしない格好を見られたのか、とか 寝顔、不細工だったらどうしよう、とか 本人が聞いたら笑いそうだが切実な問題だ。
──ああ、でも。 また笑っているところを見れるのはいいな。]
(77) August 2017/12/29(Fri) 02時半頃
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[咳をし、頭を横に振る。
さて、今日は出掛けてみようか 少し遠いスーパーまで歩いてみるつもりだ。 隣人ご要望の品を彼が学校に行っている内に用意しよう。
それに、いい加減皆の厚意で生活するのはやめるべきだ もう病人生活はおしまいにする ……お裾分けは有難く貰い続けるけどね! 楽だからとパンばかり食べるのもやめよう。
そんな小さなことから少しづつ変わってゆけたらいい。
軽快な音を立ててカーテンを開く 窓から差し込んだ冬の光は弱々しくも柔らかかった。]*
(78) August 2017/12/29(Fri) 02時半頃
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[随分と休んでしまった。
直接会って礼を言えなかった相手も多く 古雅との約束のパフェはまた今度 それに、木島先生を避けたままだ。 休み明けには三人でまた話すことになるだろう その時オレはやはり担任の提案に頷けはしない だけど、心持ちは変わった。 木島先生に謝罪し、伝えよう あの大学で“やりたいことを見つけたい”と。
羨んだノート上の誰かは眩しくて 自分とは遠い存在だと今も思う。
だけど。大人になんてならなくてもいいと なりたくなくても勝手になるのだと 良い教師は、大切な人は言った。 まだまだ子供だというのなら 大人になってしまうまでの間、精一杯頑張れたら こんなオレでもなりたい自分になれるだろうか。]
(120) August 2017/12/29(Fri) 21時頃
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[とりあえず今は将来ではなくメモ書きと向き合っている
発見したのは掃除を終えた部屋の中 どうしてすぐ気付かなかったのかと思う位置で。 小さく白いそれを凝視し、考え込む 一体誰が書いたのか、誰のメールアドレスなのか どう考えてもどっちの答えも決まっているわけだが。
つまりオレは緊張しているのだと思う。 だから分かりきったことを考えているふりをして 時間を稼いでしまっているのだ。
これを送信してしまえば昨日の出来事は現実となり 教師と生徒にはもう戻れなくなるような そんな気が、して。]
(121) August 2017/12/29(Fri) 21時頃
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…… あー
[両頬を叩き気合を入れる。 何考えてるんだ、戻りたくなんかないくせに 照れたってオレじゃ可愛くもなんともないぞ。 あっちだってきっと連絡を待ってくれているんだ。
登録したアドレスを眺めるのにまた時間を掛け 表示される名前を見ては枕に顔を埋めて 悩んだ末に送った文章は笑ってしまうくらい短い。]
(122) August 2017/12/29(Fri) 21時頃
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[やがてスマフォに通知が表示されたのなら 恐る恐るとメールを開き、読んで。 強張っていた身体の力を抜き、息を吐けば
自然と口許が緩んでいた。]
── ……うん、とってもきれいだ。*
(123) August 2017/12/29(Fri) 21時頃
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── 卒業式の後で ──
[染め直した黒髪も馴染んできた 違和感があるといじられることも無くなって久しく ついにこの日を迎えることとなった。
希望していた大学への進学は決まり 卒業後は一人暮らしをする。 これからどうなるかは分からないけれど 今のところは思った通りに進んでいけている。
皆の輪から抜け出して向かったのは図書館 もう訪れることはないこの場所へ 最後にもう一度だけ行っておきたかった。
いつもの位置で、それは待っていた。]
(134) August 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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[紙の感触を指に感じながら一つ一つと捲る 数日の空白を置いて受験の合間も通い続けた 名も知らない誰かの書き込みは皆思い出だ。
自分は一人きりで異物だと思い込んでいた頃 無理をして笑うこともせず繕わない言葉を書ける そんなこのノートが救いになっていた。
印象に残らないようなことばかり書き込んで 他人のことを気にして、羨んで “ライ”には個性なんて無かったのだけれど それが本当の自分なのだと思う。]
(135) August 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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頑張ってみようと思うよ
礼
(136) August 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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[最後の書き込みは隅を選ばず 少しだけ、いつもより大きな文字。 自分のやりたいことが見つけられたのならば 個性も手に入れられる、のかもしれない。
背を向ける前になんとなく、頭を下げて 名残惜しい心地を抑え踵を返す。 スマフォを取り出して慣れた相手へメールを送った。]
(137) August 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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── 指導室 ──
[落ち合ったのは扉の前か中か。 何にしても誰かに目撃されることも無く 今こうして二人きりで対面している。
友達や後輩との同じ高校の生徒としての時間 それも惜しいものだが、充分に話すことが出来た。 少しの間でもいいからと この部屋で、この人と最後に過ごしたくて。]
もうここに来ることが無いなんて 本当……信じられないなぁ。
[窓辺から眺める景色に雪はもう見当たらない 初めて訪れた時と重なる春の風景が覗いていた。]
(138) August 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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あっ、よっしー的にはむしろ オレが何事もなく卒業したことが信じられなかったり?
[振り返り、おどけてみせれば反応はどうだったか それ以上は何も言わず、静かに歩み寄る。 こうしていると何も変わっていないみたいで 明日もまたこの校舎に来て、指導室に呼ばれるような。 そんな気すらしてくるけれど、オレはここから去るんだ。 去年あの人がそうしたように。]
(139) August 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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[自分のせいで不幸になりもう会えなくなってしまった先輩 彼の姿が、最後の言葉が脳裏を過ぎって。
……一瞬、ほんの一瞬だけ 足がすくみ動けなくなってしまった。]
(140) August 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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美人の先生や可愛い生徒が新しく来ても ──目移り、しないで?
[僅かな時間、相手を見つめた後そう口にし 相変わらず血色の悪い頬に手を添えて唇を重ねる。 最中、密かに相手の懐にシルバーピアスを忍ばせた。
それはオレなりの選択と ちょっとした子供の独占欲の表れ。]
(141) August 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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これからも傍にいてね、佳徹。
[卒業証書を抱え、笑いかけた。
高校を去り、教師と生徒では無くなった後 二人の関係はどう変わっていくだろうか。 過去を無理に忘れる必要は無い けれど、今隣にいてくれる人がいる。 どんなことがあっても、想い合ったままでいられたら。 それをきっと幸せと呼ぶのだろう。]*
(142) August 2017/12/29(Fri) 23時半頃
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