人狼議事


160 東京村

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 やめてくれ。あんたに謝られたら、今度は俺があんたの首根っこつかんだの謝らなきゃいけなくなる。

 あぁ……
 確かに、あんときのテンション、おかしかったよ。引いたもん。
 完全にアブナイ奴だったし……あんたの見かけとか、格好からしても異常な感じがした。
 「マジでこいつがやったのかも」って思ったし。
 『性格』…………今みたいな大人しめのが、いつもの性格?

[軽く冗談で聞いてみた『体位とかの話』だったが、昨日との反応の差に驚く。]

 マジで別人みたいなんだけど。
 なんかツキモノ?が落ちたみたいになってるし……
 何かヤバい薬でもキマってたわけ………


[虚空にビールを求めるなぎさを、呆れたような目線で見る。]

 ……あんたとアイリスって趣味全然ちがうんだな。
 あいつ、ビール全く飲めなかったよ。なお、俺はビール、ダイスキ。

 ……絶対無いと思うけど。
 駅出て、飲み屋でも探しに行く?

[冗談とも本気とも取れる言い方で聞いた。**]


 私の分の捜索願は出るのかな……
 夫のところに戻ったと思われて終わりかも……

[人妻の自虐ネタは受けなかったようだ。]

 エロさ足りないですか……
 本当に得意なのは掃除ですかね。
 毎度毎度、家の中をとっ散らかされましたから。

[自虐を重ねる事になってしまった。]


 そうですね。
 首根っこの方より、山手線で巻き添えにした方を謝って下さい。

 あの時は……必死で、しかも本気だったのは間違いないです。
 「マジでやった」のはまあ多分、そうなので、ある意味TPO合ってたのでは?
 ……いつもの性格は、もっと、弱腰…でしたね。
 今もう割とどうでも良くなっちゃってますけど。


 あの子のビール飲めない、はわかりやすいですよね。
 でも、両親も私もビール好きなので、「ビール飲めない女の子」を気取ってただけかもしれませんけど。

 ……どちらにせよ、貴方とはあの子とよりは美味しいお酒が飲める気がします。
 あの子そもそも未成年でしたけど。

[話していると、ますますお酒が恋しい。]

 行きましょうか。
 いくら待とうが、次の電車なんて来ないでしょうし。

[ベンチから立ち上がり、ん〜、と伸びをした。**]


【人】 透明女子会 ヒナコ

[かけられた声(>>4)に、私は鈍く目を覚ます。
覚醒はしていない、瞼を僅かの隙間開けただけで。
頭がぼっとして、何を言われたのかも判然としない。
今私がどこにいるのかもはっきりしないし、私が何なのかもよくわからない。
でも私は返事をした。]

……行きますーー連れてって

(32) 2015/06/07(Sun) 23時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[声が急かすので、ぐったりとした体を無理矢理に起こす。怪我もしているわけじゃなさそうで、体が痛いとかはなかったし。
ただ、意識はまだはっきりしない。
私が何でここにいるのかとか、私はどこに行こうとしてるのかとか、私が誰なのかとか。
うまく思い出せない。
硬く張った下腹の感覚と、微妙な吐き気だけがいやにはっきりとしている。

手招きされるままに、私は動き出した……。(>>33)]

(34) 2015/06/08(Mon) 00時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[(>>39)行く先の導き手を幻のような女に受け渡されるまで、私を手招きしている男が見知らぬ人間だと気づかなかった。
だけどそこに問題は無いんだ。道を示してくれるんだから。
それに、みんな同じように星をつけていた。ミサンガの六芒星。
私はそれを頼りに、女についていく。]

(45) 2015/06/08(Mon) 00時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[(>>47)押された背に私は疑問を感じることなく扉をくぐる。
混濁した記憶、喪失した記憶。今の私にはただ、「人の言うことにはおとなしく従う」というインプットされた行動指標のようなものに合わせている。
これがアイリスにつながる何かなんじゃないかっていうのは、かろうじて憶えてる。

憶えてる……?
私は、それ以外の何を憶えているんだろう。

とにかく、私は扉をくぐる。]

(49) 2015/06/08(Mon) 01時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[下に、下に、下に、下に。
どこまで潜るのかわからなくなった。その後。

うたが、きこえた。(>>56)

やさしい、と思った。
大丈夫だ、さみしくないと寄り添うだけの、あの穏やかな声とは違う。
もっとも今の私はもうそれをおぼえていないけれど。

受け入れてくれる気がする。呑み込むように迎え入れてくれる。
そこにいていい、と言われるような、うた。]

……むーすーんーでー……ひーらーいーてー

[自然、合わせて口ずさんでいた。]

(74) 2015/06/08(Mon) 10時頃

透明女子会 ヒナコは、メモを貼った。

2015/06/08(Mon) 10時頃


【人】 透明女子会 ヒナコ

[トンネルの先にある扉を越えれば、そこはがちゃがちゃとした街だった。
国と言ってもいい。
子どもになった大人が作ったおもちゃ箱の国。そんな感じ。

雑多なものばかりの通りを歩きながら、それを異様だとは思っていた。
だけど、それで良かった。それが良かった。
私はその異様さに落ち着き……安心してる。

ぷつりと途切れたうたを、私は自分で口ずさみ続けた。
そのてをうえに
むすんで ひらいて
てをうって むすんで……]

(84) 2015/06/08(Mon) 15時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[向こう側にはもっと人がいそう。人の多いところは苦手で。
なのに、行きたくなった。
吐き気もなくて、「おいで」って言われてる気すらするから。
見てみたい。私は階段を、上りだす。]

(85) 2015/06/08(Mon) 15時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[煙の甘い匂いはずっと漂っている気がする。

なんだか、こういうのが幸せかなって気分で。

突っかかって思い出せない私の記憶を まっさらにしてしまうような。]

(86) 2015/06/08(Mon) 15時半頃

-31)

 そしたらダンナが捜索願出すでしょ。
 掃除、してほしくってさ。
 まぁ……どっちにしろ多分帰れないけど。

 弱腰がいつもの、ねぇ。よくわかんねーけど……
 本当はその弱腰もホントの性格じゃなくて、
 今の開き直ったサバサバしたのがホントなんじゃない?


[自虐ネタを受け流しつつ。『巻き添え』の話に戻ると眉を潜ませた。]

 あのさぁ、その話やめね?
 さっきも言ったけどさぁ、そもそもお前が俺を突き落とそうとするからだろ。
 殺されたも同然なのに、恨まずにこんな神対応な俺を褒めて欲しいぐらいだ。
 お前が俺を襲ったりしなきゃこんなことに――……

[そこまで言って、少し考える。]

 ……やっぱり謝る。

 悪かった。

 ただ「死ぬ」んじゃなく……「ここ」に引きずり込まれたのは、俺のせいだ。
 それは、……謝る。ごめん。

[ぺこり、と小さく頭を下げた。]


[それから、なぎさが伸びをする様子を見上げる。]

 ねえ、なぎささん。

[自分も億劫そうに立ち上がる。一足先を行くように、改札へゆったりと歩いて行く。]

 俺ね、むかし、ここに来たことがある。一人でね。
 そのせいでまたここに来たんだと思う。
 そんときは、どうやったのかわかんねーけど、3年後にようやく出れた……
 でも、俺、遅かれ早かれ、ここに連れ戻されるんだったんだと思うわ。
 たとえなぎささんに突き落とされなくてもね。
 それが怖くて、電車にもバスにもタクシーにも乗れなかった。
 どっかにまた、一人きりで連れて行かれると思ったから。

 だから、変な話だけど―……

 なぎささんが今いることが、
 会話してくれる存在が、だいぶ嬉しいんだよ。

[それが、だらだらと会話を続け、自分を殺そうとした者を責めない理由だった。]


 ……なんだっけ。あー。ビールの話。
 気取ってただけってマジかよ。
 まぁ、んな若い頃からビールうめぇなんて言うなんて女子力低いもんな。

 そうしたら、あいつ、姉ちゃんとキャラ被りたくなかったのかな?
 家族の誰とも。
 変なの。俺、ガチの天涯孤独だから、全然わかんねー、そういうの。

 うん。それは俺も同感。
 んじゃ、行きますかね……

[きさらぎ駅改札を、*通った。*]


【人】 透明女子会 ヒナコ

[上った先には広い空間と、それを埋めるような人の数、そしてちらちらと燃える灯火が無数にあった。
それはとても非日常で、異常で、おそろしくもある光景のはずだった。
けど、今の私にはとても荘厳に、安らかに、心を暖める聖火に見えた。(>>89)
私は、立ち尽くす。

そして、音。(>>91)
空気の痺れ。私の体に波紋を起こした。
消えていく灯火達。私の心に静寂を起こした。
そして闇……一気に反転する音と光の衝撃が光線となって、私の全てを貫いていく。]

(116) 2015/06/08(Mon) 23時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[『ミサ』。これがミサだ。

すっと目の前の祭典を飲み込む。
祈りのための儀式であり、自分のための儀式であり、仲間のための儀式であり。

煙が鼻の奥から小さな刺激と甘さとともに肺に染みこんでくる。
耳や目や指先や毛穴からも入り込んでくる。
ちかちかとした光。ゆるりとした視界。沈み込む体。
下腹の中が踊りだして背骨から眼の裏側まで波を起こす。
むすんで ひらいて。
おおきなくりの。
ちぃちぃぱっぱ。
まま。
髪の毛の先が空気に溶け出していく。
私は、『みんな』と一体になる。


『救い』

そして私は、作り変えられる。]

(117) 2015/06/08(Mon) 23時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[煙のゆらゆらと波にまぎれてひとつ高いところに、ワ**キさんが見えた。(>>94)
ふわふわの花穂を腕や足に散りばめてる。
私の泡が浮かび上がっている手に、花穂の手を差し伸べてくれたのはあの人で。
アイリスが私とあのひとをつなげてくれて。
話しかけよう。この気持ちを。
私はこんなにも。]

『ワタヌキさん
私はこんなにも ゆるされて やすらかで
みんなとおなじものになってる』

[言葉通り発声できたかもわからない。そのまま通じたかもわからない。
それでも私は伝えたかった。]

(121) 2015/06/08(Mon) 23時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[ワ***さんが喋ってる。(>>135)その音は花色の光になって私に届く。
よろこびがあって。口元の綿毛が微笑んでいる。

慶びがある。ここにはそれがある。
哀しみも苦しみも笑いも悦びも、涙も痛みも廃棄物も飛んで消える泡も、ここでは一緒くた。

地上ではない、東京ではない、現実ではない、どこでもない空間がここで。
ここはまさに『あちら側』で。
ここからならどこにでもいける。ここはあそこ。あそこはここ。
本当に、私のいるべき場所はここなんだって。

光は波に。音は標に。足元は波打つ絨毯になり、空気はピンク色の甘い綿になる。]

(141) 2015/06/09(Tue) 00時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[ここには誰もいない。
笑いながら友達のふりをする女の子たちも。
私をおもちゃのように扱う男の人たちも。
やさしくて正しかったお母さんも、静かに笑って応援してくれるお父さんもいない。
私が手に入れたかったアイリスも、私を見下していたアイリスもいない。
私も、私の中にあった命もいない。
私はどこにもいなくて。
みんなここにいる。]

(144) 2015/06/09(Tue) 00時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[光と音と煙の羊水は 私をまっさらにした。リセット。
階段から落ちて駅まで飛んで寝転がっていた以上の初期値。
記憶の混濁は混ざりすぎてクリーンになっていく。
私にとって大事なものはしっかりと残り、私は存在を確定させていく。] 

(145) 2015/06/09(Tue) 00時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[アイリス。私のだいじなひと。
痛々しくてかわいそうな女の子。
ただ私の中でだけアイリスは私で、私はアイリスだった。

アイリスが学校の女達をバカにする話は、私がどこにも溶け込めない話で、
アイリスの堕ろした子どもの話は 私の堕ろした子どもの話で、
アイリスの寝た男の話は 私に覆いかぶさった男の話で。

そのうちに、わからなくなってしまった。


でも、そんな何もかもがここでピンク色の煙になる。
さんかくの声が 童謡の響きになる。
膝の皿が浮いていってしまったので、私は地面と同じ温度になる。]

(147) 2015/06/09(Tue) 00時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[膝がどこかにいってしまったから寝転んでいる。
指先から吹き出てくる泡が私の腕を包む。
睫毛の上に小さなキラキラとした石ころが湧いて、なにごとか唄っている。
胸の先の突起から幼稚園の匂いがするミルクが湧き出て、目の前に川になっていく。
赤ちゃんの産声が聞こえる。
腕から増えてきた泡が私の体を包み込んでいって。
弾けると一緒に体の部分部分が見えなくなっていく。
さんかくたちの群れに埋もれて、見えなくなっていく。
眠るように私の意識は泡になって。ふわふわの泡になって。
私はまたどこかに、現れる。]

……さよならさんかく


またきて さんかく

[私は 微笑んでいる。]

(151) 2015/06/09(Tue) 00時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

……むーすーんーでー

……ひーらーいーてー……

[リセット。]

(152) 2015/06/09(Tue) 00時半頃

透明女子会 ヒナコは、メモを貼った。

2015/06/09(Tue) 00時半頃


()

 ……その発想は無かったですね。

[今の性格が本当の自分。
どうなのだろう。実感は無い。
昔からずっと、妹の影に怯えてきたから。
しかし、改めて考えると今の自分が自然体な気もして、腑に落ちる気もした。]

 死んでようやく素に戻れるというのも、中々に間抜けですけど。


 えっ、 と、 
 ……冗談だったのに。
 調子狂うなあ。もう。

[謝られたのは予想外で、少し動揺してしまった。
「お前」でなく「なぎささん」などと名前で呼ばれれば、尚更だ。]

 そう言えば、2回目って書いてましたね。

[彼の「きさらぎ駅実況」は、リアルタイムで追っていた。
まさにその、きさらぎ駅ホームのベンチで。]

 ……えっと。
 前に戻れたなら、また戻れる目もあるんじゃないですかね、貴方の場合。

[今いることが嬉しい、と言われても、そんな扱いには慣れていなくて。
つい、そっけなく返してしまう。]


[フランクの後について、きさらぎ駅の改札を抜ける。]

 私はあいりに馬鹿にされてたと思いますから、まあ、キャラ被りは厭だったでしょうね。
 ああ…それでかな。
 私、昔からしょっちゅうあの子の視線を感じてたんですよ。
 追い立てられてるみたいで、私はいつもあの子から逃げてました。
 今思えば、私と被らないように観察されてたんですかね、あれ。

[姉として情けない限りだが、いつだって妹の事が怖かった。]

 そういえば、実家から嫁ぎ先に持って出た荷物の中に、あの子の手鏡が混ざり込んでたんですよ。
 気付いたのは最近になってからだったんですけど。
 あれも、あの子が追って来てるみたいで怖かったなあ。

[その鏡は、いつの間にか無くなっていた。
無意識の内に捨ててしまったのかもしれない。]


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