97 wicked ROSE 【ハジマリの五線譜】
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[飲み込まされた違和感という不協和音が、より大きく、チェレスタの内部で反響する。 自身の中、膨れ上がる滅び。その真逆に、森は消えて、消えて、消えていく。
駒鳥の奏者と、星屑のような天使の声。 愛らしい幼さは、滅びの歌には本来なら似つかわしくなく。 しかしそれ故に、不協和音《ゴートリンゲン》は力を増す。]
(18) 2013/10/02(Wed) 04時半頃
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" "
[歌う。静かすぎる歌は、誰かにその音を読まれることも、誰かをその歌で呼ぶこともなく、広く風に、空気に、空に、倫敦中に、愚かしい歌を届ける**]
(19) 2013/10/02(Wed) 04時半頃
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『 羨ましい 』『 羨ましい 』
『 命持つ者は羨ましい 』
『 妬ましい 』『 妬ましい 』
『 逃げ延びた者が妬ましい 』
[増幅器《アンプ》は歌声を奏者の意のまま反響させ増幅する。 歌う。歌詞を紡ぐそれが"楽器"としての自身の幸せであるとばかり、恍惚にうっとりと目を細めながら。]
(53) 2013/10/02(Wed) 22時頃
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[倒れた片翼の男の身体には、ほんの少し視線を向けた。 悲しみだったのか、死のあっけなさへだったのか、憐憫か。 彼に助けられ、死を免れるアルトの、その瞬間も光ない目で見ていた。]
『 繋がり持つ者は羨ましい 』
[けれど、軋んだ絆のまま、楽器はまだ歌い続ける。]
(56) 2013/10/02(Wed) 22時半頃
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ねえ……ロバート?
[消え行く森を見、滅びはじわりじわりと侵食を続けていた。 それが己の歌により齎された、奏者の願う世界ならば、楽器として喜ばしいものに思えた。 何かがちくりと軋むのは《調律》の甘さのせいに違いない。]
つぎは、なにをうたう?
[その問いかけすら、セレナーデのように。 歓喜にとろりととろけていた。]
(67) 2013/10/02(Wed) 23時半頃
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[駒鳥の指差す方向を、ついと見る。]
あっち。 いっしょに、いくの?
[重ねられる手。自分の手と一つになるような感覚。 指を絡ませて、目を伏せる。そっと息を吸う。]
(87) 2013/10/03(Thu) 00時半頃
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『終わりは此処にあり』
[二人で声を重ねれば、それだけでもわずかな《増幅》。 意志をも重ねあわせるようにして、唇を動かす。]
『終わりは其処にあり』
[空へ。 空へ。 翼は羽ばたく。]
(88) 2013/10/03(Thu) 00時半頃
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――大聖堂――
[がさ、と不慣れな羽ばたきで、空にいる。 下を見る。見て、そして、それに何を思うでもないままに、ただ見ている。]
[耳障りだ、と奏者が言うなら、そうなのだと認識して。 雨の音が心地よいのなら、そうなればいいと思って。]
(94) 2013/10/03(Thu) 01時頃
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[大聖堂が重音にふるえる。 その音を耳から取り入れれば、体がふるえるような心地さえした。]
っ……、ぁ。
[己の奏でる不協和音《ゴートリンゲン》に、和声《ハーモニクス》が混ざって、狂う。]
(102) 2013/10/03(Thu) 01時頃
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[不協和音は、膨らんでいく。 それは増幅器であるチェレスタの身体を、喉を、音色を通して、膨らんでいく。 大きく体積を増して、それをぶつけるように、大聖堂へと狙いを定め。]
[そして、和声《ハーモニクス》もまた、チェレストを介し膨れていく。 《音》は振動だ。振動は、触れれば、伝わる。]
(114) 2013/10/03(Thu) 01時半頃
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[不協和音に、和音の重なった、不自然なメロディが紡がれる。 音流は大聖堂を食らおうと大きく口を開ける>>110。それを奏でるのは自身。
けれど、それを展開し、迎え撃とうとする和声《ハーモニクス》を奏でるのも、自身。]
……ぁ、あ、
[音律に、乱れが生じる。]
(117) 2013/10/03(Thu) 01時半頃
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……ちがう。
[ふるり、とゆるく首を振る。 違う。違う。ちがう。 自身が増幅する和声《ハーモニクス》を、拒絶するように聖堂から飛び退る。]
(129) 2013/10/03(Thu) 02時半頃
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" 怖《完全》な 旋律。 "
" 僕らの糧になれ! "
[奏者の求める歌をうたうべくが、楽器《チェレスタ》のあるべきと。 書き換わる旋律《ハーモニー》を、自身の力で、己の意志で、歌い変える。 完全に恐怖のみで塗り固めた音。不協和音を超え、怖恐和音となったコードを、ぶつけた。]
(130) 2013/10/03(Thu) 02時半頃
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[拒絶。拒否。否定。 狂想曲を協奏曲へ書き換えるパイプオルガンの響きへ、真っ向対立せんとチェレスタは鳴り響く。 祈りの歌声を、絶望に染めてしまわんと。]
" ぼくらの、糧に、な レ!! "
[振り回される、《未調律》の歌声**]
(135) 2013/10/03(Thu) 03時頃
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やだ! いやだ!
[拒絶は、次第に単調に。子供じみた、感情だけでの否定。 すでに《歌》と呼べるものでもなく、響きは弱い。]
[ リ ィィイイイイ イイィィィン ]
[しかし、その狂想曲すら塗り替えるような、高い鈴の音]
(168) 2013/10/03(Thu) 23時頃
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[羽根が ひらり と舞った]
(169) 2013/10/03(Thu) 23時頃
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[奏者の指揮も聞かず、ただ駄々をこねるように歌っていたチェレスタの音が、ひたと止まる。 圧倒される、負の響き。]
――――っ、
[ぞくり、と冷たいものが背を駆けた。]
(170) 2013/10/03(Thu) 23時頃
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[続けよう、の言葉は途切れて、行き先を見失う。]
カレン?
[六翼の天使に圧倒され、歌を一度止めたチェレスタが、駒鳥の言葉に問いを投げた。 声《音》は震えて、ひどく弱い問いかけになった。]
カレン……
[懐かしむように問いかける、奏者の声を聞く。 が、しかし、不協和音はそんな間隙を許さない。]
(207) 2013/10/04(Fri) 00時半頃
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……!
っづ、ぁ、『――ボクらの 糧、に』
[歌わなければ。 突き動かされるように、その喉が傷つこうとも、不協和音を紡ぎだす。 切れた喉。混じるノイズ。それ自体も不協和音《ゴートリンゲン》にしながら。]
(208) 2013/10/04(Fri) 00時半頃
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[鳴らさなくてもいい、と。 天使の慈悲の手が、伸びる。 喉は悲鳴をあげるのを止め、不協和音の代わりに、チェレスタははらり、涙を落とした。]
……じょう、か、
[拙い声が、天使の言葉をなぞる。 天使の声《チェレスタ》は天使の声《プリエール》へ]
(228) 2013/10/04(Fri) 01時頃
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" さあ静かな風に 身を揺蕩えて "
[ नाकानाइदे 《痛みも、悲しみも》]
" 耳を澄ませて 風の眠り詩に "
[ वाताशिगाइरुयो 《全て私に預けてしまえばいい》]
" 寄り添い 身を寄せ合い 魂を安らかに "
[ दाकारादाइजोउबु 《私に身を委ねて》]
[楽人《チェレスタ》に向けられる、二律]
(248) 2013/10/04(Fri) 01時半頃
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ぅ、ぁ
[引き裂かれるような痛みが、ぎりぎりと響いた。 和声《ハーモニクス》。不協和音《ゴートリンゲン》。 背反が、チェレスタを切り裂いていく。]
ロビン――――っ、
[《奏者》に縋り、名を呼ぶ。 が、しかし、その駒鳥は、歌う《ユニゾン》力を、もう]
(256) 2013/10/04(Fri) 01時半頃
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[鳥は墜ちる。 彼が落ちれば、彼の力と、借り物の片翼でしか宙へ留まれない自分は。]
や、ぁ、
[墜ちる。 バランスの偏った片側だけの翼。借り物なれば尚の事、コントロールは失われ。]
[落下は、大聖堂の天辺の朽ちかけた十字に、スータンの端掛けて、不安定に止まった。]
(257) 2013/10/04(Fri) 02時頃
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[ひとつ、ふたつ、雫が落ちる。 不協和音《ゴートリンゲン》の優しさに。 和声《ハーモニクス》の手招きに。
《音》は楽器《チェレスタ》の中を駆け巡り、感情を揺り動かす。]
(265) 2013/10/04(Fri) 02時頃
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