172 ― 恋文 ―
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――山奥のアトリエ――
[今日の天気は、爽やかな秋晴れです。 ラジオから流れる天気予報では、まるで夏のように暑くなったとのこと。 山の上のアトリエは、さすがに冷え込みますが それでも、その暖かさは体感できています]
[恋して今夜も眠れNight]
[少女の甘酸っぱい投稿が、彼の胸を擽ります。 恋、とは、何でしょうか]
[彼は新しい画用紙をイーゼルに乗せると 絵具を出しながら思案します]
(19) 2015/10/20(Tue) 22時頃
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[人目を避けるように、山奥のアトリエに構えていては 恋をする事は難しいでしょう]
[恋をしたとしても、彼にはそれを伝える事は、出来ませんが]
(20) 2015/10/20(Tue) 22時頃
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[それは不運な事故でした。 頭を損傷する程の大事故に、彼は遭いました]
[すんでのところで、彼は生き延びました。 それは奇跡と呼べました。 しかし、後遺症が残りました]
[脳の一部分を激しく損傷した事による、運動性失語症。 それが彼の状態を表す言葉となります]
[時間を掛ければ、文字を読む事は出来ます。 内容も理解できます。 聞いた言葉も分かります]
[しかし、書くことも、喋ることも、出来ないのです。 単語と文法の繋がりが壊れ、他人が理解出来る言葉が紡げないのです。 脳の傷は、このような不思議な状況を作り出します]
(21) 2015/10/20(Tue) 22時頃
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[彼に残されたのは、描くことでした]
[幸いにして、絵描きに必要な目は無事でした。 手も、ほんの僅かの麻痺で済みました。 リハビリのおかげで、現在は不自由なく動きます]
[彼は 絵を描きます。 文字のない絵本を描きます]
(22) 2015/10/20(Tue) 22時頃
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[数日後。 「ラブ・レター」に、一通の絵葉書が届くのです。 宛先と差出人はシールに印字された絵葉書が]
(23) 2015/10/20(Tue) 22時頃
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