105 CLUB【_Ground】
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謝らんでいい。
[へしゃった耳を強く握ってしまわぬように指先で撫で上げる。 両手で両耳を、そこから先ほどリスがしたのとは逆のように 輪郭を滑り落ち、喉元を擽り。]
お前は、素直で従順なのがいいところだが。
[指先は検温をかねてのもの。 男の愛撫に肌が粟立つようならば、少し熱を帯びていようか。]
常に「いい子」じゃなくて、いいんだぞ?
[そして手は、締められたネクタイを解く。 衣ずれ、そして落ちるネクタイがモニターに映る。]
(@118) 2013/12/18(Wed) 02時頃
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[一度、カメラに視線を向けた。 その先にあるものを意識したのだろう。 “意識した”という事を認識して、酷く、眉を寄せた。
「これだから嫌いなんだ。」
今吐き出せる最大の嫌悪。 それを向けるのはたった一つ。 何よりも誰よりも嫌いな。
――――自分自身に。]
(@120) 2013/12/18(Wed) 02時半頃
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[しなる背筋、作られた若さ故にその筋肉の動きも見事なものだ。 愛嬌、容姿、さらには従順で気遣いも出来る。 こうして少し刺激しただけでも、情欲に色づく。 すぐにいい買い手がつくだろう、それが男にとっても望ましいことである。]
難しいな、単純に肩の力でも抜けってことだが。
[男の手は緩やかに肩に移り、その体をそっと押し倒した。 男よりも小柄なリスの体を組み敷き、外したネクタイを手繰り寄せ。]
そうだな。 少し特殊なことでも勉強してみるか。
[臙脂色のそれが、シマリスの腕に絡む。 その手を自由に動かせぬように。]
(@122) 2013/12/18(Wed) 02時半頃
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人間の中には、こういうのを好む奴もいる。 目隠しして見えねぇ、腕も動かせねぇ。 どうされるかわからない状態から……
[言葉の途中で、服をたくし上げる。 予告もなく触れるのは、胸にある淡い色の飾り。]
お前がどう反応するか、見たい。
[囁くように耳元を声が擽る。 どうあっても愛を囁くことはないが、低く掠れた男の声が性を煽るようにして。]
(@123) 2013/12/18(Wed) 02時半頃
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[表情も、心も隠し。 ならば男が表せるものはいったいなんだと言うのだろう。 男自身にはわかっている、そんなものなど在りはしないのだと。]
そう…勉強、好きだろ?
[押し倒され、それでも色に震える身体。 右側に流れた尻尾が、組み敷く男の左手を追う。 ならばとそれに柔らかく触れ、根元をきゅっと掴んだ。]
覚えれば、喜ぶ奴もいる。 さあ、レッスンだ。
[白くなるほどに握り締めた指先、力を抜けと教える。 やはり温度を確かめるべく、唇が直接その指に触れ。]
(@125) 2013/12/18(Wed) 03時頃
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素直な反応だ、いいぞ。 最初は誰だって怖い、怯える、そういう反応を見たがる。
[探す声は胸への刺激に震えている。 所在を教えるように、男は温もりのない声を届け。 愛の代わりに、どうすればいいのかを説いていく。]
でもおかしいな、怖い割にどうなってる? 随分、硬くなってるぞ。
[片方の手はピンと立ったそこへ触れ、くにくにと弄ぶ。 もう片方は尻尾の付け根を柔らかく握ったままで。]
(@126) 2013/12/18(Wed) 03時頃
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[その「すき」に己を重ねれば、苦しくはなれど今よりは楽になれようか。 一瞬脳裏を過ぎるだけで、決して重ねることなどない。 22年の長い月日は、男を立派な“研究員”に育て上げた。]
弱いな、気持ちいいだろ?
[尻尾の根元をくにくにと指先で刺激する。 暫くそうして反応を観察し、頭の中に書き込めば 男の指先はリスの下肢へ、纏う衣服を焦らすように脱がし。]
どうする、見てるのは俺だけじゃないぞ?
[名を呼ぶから、初めに言ったように男の存在自体を薄めていこうと試みる。 実際カメラは設置されており、モニターには映っている。 どこか金銭感覚の可笑しくなったお坊ちゃまや、やけに男を(煙草を)恐がる長髪が見ているかもしれない。]
俺がこんな風に脱がしてる間に、こうやって。
[唇を胸の飾りに触れさせ、片手を腹部へ滑らせ。 視界の奪われた相手に複数人がいる想像をさせながら。]
(@129) 2013/12/18(Wed) 03時半頃
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本当に素直な身体だな。
[敏感になる感覚、それも露にさせた下肢。 指先でそおっとなぞるのは竿までいかず。 その根元に生える、シマリスの毛に指を絡め。]
怖いのに、気持ちいいのか。 こんなことされて。 「いけない子」だな、お前は。
[目隠しが濡れている。 その泣いた顔も、飼い主にはたまらないだろう。 部屋に充満して行く享楽に揺れる声、それを放つ唇に指で触れ。]
(@130) 2013/12/18(Wed) 03時半頃
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いいな、愛らしい。
[啼き声には合格点がつくだろう。 “すき”の真意も知らぬまま偶像崇拝するその生き物。 叩き壊してやることも、そこへ入りこんでやることも出来ない男は それでもそっと、その頭を撫でた。]
ダメじゃないだろ? ほら、聞こえるか?
[小型通信機の声をわざと聞こえるように耳に近づける。 そこからは許可をとるサミュの声が漏れ聞こえ。]
お前の声も、綺麗に届いてるぞ。
[辱めるように言葉を連ねれば。 謝るリスの声が高く、耳に届く。]
(@132) 2013/12/18(Wed) 04時頃
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こういう時に謝るのは、正解だ。
…擦りつけて、そんなに触ってほしいか? 「いけない子」には本来、お仕置きなんだが。
[毛布の上で跳ねる身体を組み敷く雄は、指をしゃぶらせ。 甘噛むその歯列を、充分堪能した指先で。]
正解した子にはご褒美だ。
[そう言って、リスの唾液で濡れた指を後ろの孔に宛がった。 体制は弄りやすいように、足を上げさせた後のことである。]
(@133) 2013/12/18(Wed) 04時半頃
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指だけで、イかせてやるよ。
[そう言って男は指を滑り込ませていく。 唾液だけで足りぬようなら、潤滑剤を足すことも忘れない。 目隠しの中、跳ねる体を指で操っているかのよう。 何度か世話をすれば、どこにポイントがあるのかもわかる。
気持ちいい場所を擦り、指は蠢き。 やがて抜き差しする動きが早まれば――――**]
(@134) 2013/12/18(Wed) 04時半頃
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――――――。
[撫でる頭が擦り寄り、男の声は消える。 普段世話の間、動物に何をするか分かりやすいようによくしゃべるのは有能な部下とは逆であろう。 その男が少しだけ言葉を放つのをやめた。 替わりに少し、頭をくちゃくちゃにして。]
サミュも見てるし、他のヤツも見てる。 お前がどれだけいい反応するか、どんな愛らしい顔するか。
[上がる体温を測るように、掌が体を滑る。 平均体温より少し熱い体を確認するように。 抑えようとする動作も、結局高く上がってしまう声も、全て。 カメラにも映りデータも残るが、男はその姿を頭に記憶させていく。]
(@151) 2013/12/18(Wed) 13時頃
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そ、正解。
[触らぬまま露になったそこから溢されるのは、目隠しを濡らすものとは違うなにか。 例えそれに触れてほしいと腰が揺れても、男の手が触れることはなく。 そそりたつ昂りからぽたぽたと流されるのを見つめるのみ。]
おねだりしろとも言ってねぇのに、ほんとにお前は。 「いけない子」だ。
[尻尾が腕に触れるなら、挿入していない片方ででも弄んでやる。 手触りのいい毛皮を撫でるつけて、その背の模様がまた映えるように。 囁く声は耳元に、意地悪く低く落ちた。]
(@152) 2013/12/18(Wed) 13時頃
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[後ろを攻め立てる指は遅く、時折早くを不規則に繰り返し。 響く水音は部屋に渡り、性の臭いを満ちさせていく。 記憶には男の煙草の臭いも、汗の臭いも強く残ることだろう。]
いいぞ、可愛くイキな?
[中を掻き回してやる。 触らない中心から、白い飛沫が放たれた。 長く、ひくひくと続くその果てを最後まで見届ける男は 放つ回数、時間を頭の中でカウントしている。]
いつものデータより長かったな。 こういうのの方が好みか?
[出尽くしたものを綺麗にするように、またその味を確かめるように舐めとる。 一度も触れなかったそこを舌で綺麗に掃除してから、漸く腕を解放した。]
(@153) 2013/12/18(Wed) 13時頃
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[横たわる体を労るように撫で、汗が浮かぶなら白衣で拭い。 口から落ちるものは指ですくって舐めあげた。 唾液もまた健康状態を知れるひとつだ。]
綺麗にはしたが、風呂には入っておけよ。
[ピロートークなど甘いものはない。 優しさや甘さを与えるのは男の役目ではなく、研究員の仕事ではない。 再び衣服を纏わせる指先は事務的であり、終わりに頭を撫でるのもまた。]
自己紹介以上に、客から連絡が来たら頑張るんだぞ?
[そう残して、男は部屋を後にした。]
(@157) 2013/12/18(Wed) 13時半頃
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―連絡通路―
おう。 つか、だから“上司命令”。
[すれ違う部下の一人はどうやら上に戻りたいらしく。 男が通信で伝えたはずの命令を、もう一度繰り返した。 勿論、上司命令などと口にはしているが強制力はない。 その上、男自身が上に向かうことを少し拒否している部分があった。 それはただの人間嫌い、ではなく。]
あー。 だな、ちょっと流してくるか。
[汚いままの頭を掻き回し、なんならフケのひとつやふたつも散らしながら。 冬に似合わぬサンダルの音がペタペタとシャワールームへと *向かった*]
(@164) 2013/12/18(Wed) 14時半頃
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―シャワールーム―
[研究ルームのある地下四階、研究員のためのシャワールームがある。 男はシャワールームに入り、褪せたシャツや汚れた白衣を脱ぎ捨てた。 投げ込むのは共同洗濯機のなか。 鍛えているわけでもなく、だからと言って肥えても痩せてもない体が露になる。]
あー。
[もし男自身が愛玩動物であれば、このようなときも逐一見られているのだろう。 尊厳性などないなと思うも、見られていたとて特に気にする繊細さは男にはなかった。 上の階ではそれぞれが思うままに、買うものを眺めたり買われるアピールをしたりしているのだろう。 仕事はあるが、さすがに水場に通信機を持っていくわけにもいかず。 黒縁も外し、唯一肌に触れるのは銀色のロケットのみ。]
(@172) 2013/12/18(Wed) 17時半頃
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[まだ若い部下たちは、世話のことをどう思っているのか。 職についてすぐであれば、やはり動物たちの痴態に煽られたりもするのだろう。 かく言う男の若い時分もそれはもう毎晩処理が大変であった。 何せ此方から一方的にどうこうと出来ても、自身の体を使うことはできないのである。 自らが男役であろうが女役であろうが然りだ。 持て余す熱が頭を擡げることに変わりはなった、が。]
あー…、このまま寝そう…。
[あと少しで四十路を迎える男のモノはどうだろう。 あれだけ攻め立てておきながら、或いは愛らしく喘がせておきながら。 事務と割りきった体は何一つ反応を示すことがないままである。 体を洗う際に触れてみたところで、なんの悦びもない。]
不能かもな、はっは。
[割りと冗談でもない独り言が落ちた。]
(@173) 2013/12/18(Wed) 17時半頃
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―シャワールーム→―
[水も滴るなんとやら、と男が形容されるかどうかはさておき。 清潔になった男が纏うのは優秀な部下の置き土産。 ベロベロのシャツでなく、新しいものとスラックスと。 よく気の利く部下だ、が。]
だからって昇給なんぞさせてやんねぇ。
[意地の悪い男は感謝の替わりにそう呟いて服を纏った。 通信機には未読のメッセージが光っている。 再生と、それから返事を送る。]
(@194) 2013/12/18(Wed) 22時半頃
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煙草、吸いてぇ。
[通信機に耳を当てるが、部下たちの声は残念ながら届かず。 ティーには下を任せたはずで、サミュには上を任せたはずだが。 男はどちらに向かうべきか、いやもうなんならいっそこのまま憎らしいツチノコプロジェクトと再び戦い始めてもいいんじゃないか。 とも思いはすれど、そういった気分にもなれず。]
どうすっかね。
[煙草を咥えて、火をつけるかつけないか。 悩んだところでライターが無いことに気がついた。]
(@196) 2013/12/18(Wed) 23時頃
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ったく。
[その音を通信機が拾ったかどうかは知らないが。 男の足は履き潰したサンダルをペタペタと動かし。 地下四階から、地下二階へと。]
(@198) 2013/12/18(Wed) 23時頃
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―寮・蛇の部屋―
おい、居るか蛇。 逃げてねぇだろな。
[ノックの音がするのは、対して時間を要さない。 通信機になにか喚く声が聞こえたが、特に返すことなく部屋にたどり着いた。 目隠しをして待っておけと言ったが、さて。 いるか、の一言はまるで、ここに来て初めて検温させたときを思い出す。]
(@199) 2013/12/18(Wed) 23時半頃
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[扉越し、なにか話している口調。 男の方に通信はなく、つまりは誰かと通信しているのだろう。 相手は、高い確率で“客”であろうと推察してから扉を開けた。]
よお。
[変わらず気だるげな声で襟足を掻く。 咥えたままの煙草、綺麗な白衣とシャツ、清潔なシャボンの匂いが違和。 男は蛇の方へ近付かず、閉めた扉に背を預ける。]
(@202) 2013/12/18(Wed) 23時半頃
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しばらく振りに堪能してきたとこだ。
[床に落ちた通信機がどこと繋がっているのかはわからない。 男は拾うこともなく、そしてまた蛇に近づくこともせず。 扉に背を預けたまま、唇で火の着いていない煙草を揺らす。]
おう、偉いな。
[身動く姿が黒縁のガラスに映りこんだ。]
――――で? 客にアピールする気にでもなったか?
[やはり声に優しさなどはない。]
(@206) 2013/12/19(Thu) 00時頃
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[誉め言葉は珍しかっただろうか。 男は誉めるべきと思えば誉めるし、叱るべきと思えば叱る。 部下に対しても愛玩動物に対しても、それは変わらず。 続いた男の言葉に毛布を被った蛇の顔が、少しひきつるのは見えていた。]
出来る範囲で、ねぇ。
[蛇の個体性格もデータとして把握している。 自分から愛らしいアピールを好んで出来るわけではないことも、あの自己紹介を見れば明らかだ。 それを踏まえた上で、男は。]
じゃあ、俺相手に練習してみろ。
[扉に背をつけ、蛇との距離を保ったまま。 男は腕を組み、蛇を見つめる。]
(@209) 2013/12/19(Thu) 00時半頃
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俺はお前を買おうと思っている、“客”だ。 でも他に大勢候補はいる。
[リス、フェネック、虎、鶯、狼――――それから。]
どうしてもお前が買いたいと、思わせてみろ。
[視線は目隠しをしていても、体をなでるように。 しっかりと蛇だけをガラス板に映す。]
(@210) 2013/12/19(Thu) 00時半頃
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[随分と間の置いた、しかも返事でも反応でもない疑問が届く。 はあ、とかすか溜息を漏らして。]
時は金なりっつってな、時間は有効に使わなくちゃならん。 光陰流水の如しってのもあって、時間つのはあっという間で返ってこねぇ。 “いま”アピールしなけりゃ、売れ残んのはお前かもしんねぇんだぞ?
[組んでいた腕を崩し、襟足を掻くに至る。 事を急くつもりはないが―――]
あ? わかった、目は瞑ってやる。
[と言いながら、思い切り目を開けた状態で。 何をするのかと観察の姿勢を再び取り直す。]
(@215) 2013/12/19(Thu) 01時半頃
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[触れる指先はひんやりとしている、蛇の特徴なのか緊張であるのか。 アピールが終わるまで、男は反応を返さない。 手を握り返しもしないし、言葉を掛けることもなく。 目を閉じているふりをして。]
――――――。
[泣きそうな顔を、握る指先に篭る力を、いつものような声でないことも そして、掌にふれる唇の感触も全て受け取ってから。]
(@216) 2013/12/19(Thu) 01時半頃
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―――――18点だな。
[随分と辛辣な点数を、淡々と吐き捨てた。]
それで酷い主人に買われたらどうする? お前を単純な玩具程度にしか扱わないような奴も、中にはいるかもしれん。 それと目を合わせて、“お前”は幸せか?
[瞳を合わせたら、相手がどんなであろうとも。 先に聞いた部下の話が重なり、やがて重なるのは。]
お前たちが客を選ぶことはできねぇ。 だとしても、お前たちの幸せを選ぶのは、お前たちだ。
[矛盾している、何もかも。 わかっていながらも男は、そう伝える事しか出来ず。 繋がった手を、一度だけ握り返す。]
(@217) 2013/12/19(Thu) 01時半頃
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そういうことだ、頑張れ?
[伸ばした手は目隠しをした相手の頭を乱暴に掻き混ぜた。 その後、他の世話が必要であれば男は事務的にこなすで *あろう*]
(@219) 2013/12/19(Thu) 02時頃
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