人狼議事


278 冷たい校舎村8

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[ 奇妙な夢を見ていた気がした。]
 



[ 悪夢のようでいて、
 そう悪くなかったような気もする。
 感触ばかりが残っていて、
 どんな夢だっけ。と礼一郎はぼんやり思う。]
 


──帰還──

[ ひどく体が強張っていて、
 礼一郎はゆっくりと体を起こした。

 自室。勉強机に向かっていた。
 広げっぱなしの参考書がよれている。

 体調を崩してはいけないから、
 仮眠だってこんな場所じゃ取らないし、
 意識をなくすほど疲れてただろうか。

 やや違和感を覚えながら、
 新着通知の出ているスマホを手に取った。
 画面をスライドさせてアプリを起動する。]
 



[ ────夢じゃなかった。]
 



[ 椅子をひっくり返しそうになりながら、
 礼一郎はガタンと慌てて立ち上がった。

 適当な上着を引っ掴んで、
 財布とスマホをポケットに突っ込む。

 行かなきゃ。

 気が急いて、めちゃくちゃな勢いでドアを開く。
 ガン、と何かにぶつかる音がして、
 それでも懸命に扉を押し開けて廊下に出た。]
 



[ ……それは礼一郎の足元に転がっている。]
 



[ 勢いよく扉を開けた際に、
 扉にどっか打ち付けたらしい。

 痛みを堪えるようにうずくまりながら、
 「 ごめんなさい 」とそれは言う。
 いつものように、謝罪を繰り返している。]
 



[ 礼一郎は気分が悪かった。]
 



 「 ほんと、なんで生きてんの? 」
 



[ 夢の中の夢。
 あるいは、異世界で見た夢。

 それをなぞるように、
 ゆっくりとそれの傍らにしゃがみ込む。

 礼一郎は、じいっとそれを見ている。
 見ているだけで胸がムカムカした。

 なんで生きてんだろうって、
 とっとといなくなんねえかなって、
 頭の中でぐるぐると渦巻いている。]
 



[ 礼一郎は本当に、妹のことが嫌いだ。]
 



[ なあ。って礼一郎は言う。
 うつむいたまんまの妹の髪を、
 傷んだ不揃いな髪を一束掴んで、
 強引に自分のほうを向かせた。]
 



  どれがいい。
  ケーサツ呼ぶのと、
  先にどっか遠くに逃げるのと。
  それか、ずうっとこのまんま。
 



[ ……声は震えていた。]
 



[ ガラス玉みたいな、
 何もうつさないがらんどうの瞳が、
 礼一郎にじいっと向けられている。

 気持ちが悪い。叫びそうになったとき、
 妹のひびわれた唇がゆっくりと開かれた。]
 



 声に出してしまったからには、
 礼一郎はちゃんとその言葉を背負うべきだ。
 



 嘘をつくのは良くないし、
 自分の発言は簡単に放り投げたりできないからね。
 



 …………わかってる?
 



  …………わかった。
 



[ 言って、乱暴にその髪を離せば、
 妹の痩せた体は簡単にバランスを崩した。

 待てともあとでとも言わないで、
 礼一郎はさっさと立ち上がり、
 大急ぎで玄関を飛び出し、夜の道を駆ける。

 妹なんかよりずっと、ずっと、
 会いたい友人がいるはずの場所へ。**]
 


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【人】 CC レイ

―― 昨晩 / 音楽室 ――


[その日の晩も、眠れなかった。

 真っ暗な電気の消えた音楽室でひとりきり。
 辰美の用意したシーツで
 寝返りを打っていた]
 

(31) 2020/06/22(Mon) 01時頃

【人】 CC レイ



  ……寒い。


[窓の外では、相変わらずしんしんと
 雪は降り続けている。

 毛布を頭まで被って
 スマホの画面に明かりを灯す。
 映すのは、擦り切れるほどに見た
 文化祭の劇の映像だ]
 

(32) 2020/06/22(Mon) 01時頃

【人】 CC レイ



  楽しかったな。


[毛布の中で、ぽつりと呟いた]
 

(33) 2020/06/22(Mon) 01時頃

【人】 CC レイ


[巻き戻す。繰り返す。
 何度見たって飽きることはない。
 映像は、決して止めない。止めてはならない。

 ――自分が、ひとりきりだと自覚してしまうから。

 冷えきった音楽室の中。
 画面の中で役を演じるクラスメイト達と共に
 俺は眠りの世界へと旅立った]
 

(34) 2020/06/22(Mon) 01時頃

【人】 CC レイ


[そうして、朝が来れば
 また不気味なチャイムが鳴り響く]>>#0
 

(35) 2020/06/22(Mon) 01時頃

【人】 CC レイ

―― 8:50 ――


[購買で腹ごなしをするために
 廊下を歩いている最中、俺はその音を聞いた。

 もう何度目になるだろう。
 その不気味なチャイムが誰かが消える合図であることに、
 薄々俺は気付き始めていた。

 胸騒ぎがした。
 弾かれたように俺は廊下を駆けだす]
 

(36) 2020/06/22(Mon) 01時頃

【人】 CC レイ


[そして、その教室を見つけた。>>650

 すりガラス越しに見えるのは、
 天井までうずたかく積まれた“白い何か”だ。
 胸がばくばくと五月蠅い。痛いほどに。

 俺は意を決して、ドアに手を掛けた]
 

(37) 2020/06/22(Mon) 01時頃

【人】 CC レイ



[――どさ、どさどさどさっ!]

 

(38) 2020/06/22(Mon) 01時頃

【人】 CC レイ


[ドアを開けた途端、
 雪崩のように廊下に崩れてきたのは、
 大量の白紙の原稿用紙。

 予感が、確信に変わった]


  ……誠香っ!


[叫んだ。原稿用紙を掻き分けて、
 教室の中へ分け入ろうとする]
 

(39) 2020/06/22(Mon) 01時頃

【人】 CC レイ


[爪の隙間に、指の腹に、
 原稿用紙の端がざくりと切り込みを入れる。

 湿気てない新しい紙って、
 けっこう手が切れるんだよな。
 だけどそんなこと、今は気にしてはいられない]


  どこだよ、誠香……っ!


[泣きそうな声を出して、
 手をいくつもの切り傷で真っ赤にさせながら
 原稿の山を掘ってゆく。掘ってゆく。掘ってゆく]
 

(40) 2020/06/22(Mon) 01時頃

【人】 CC レイ


[そして、原稿用紙の隙間から覗く
 肌色の指先を、ようやく見つけた。
 
 掘って。白い原稿用紙を血で赤く染めて。掘って。
 ようやくその冷たい手を握って、引っ張り出した。

 俺の腕の中にあったのは、
 誠香によく似た、ひしゃげたマネキン人形だ。
 物言わぬ冷たいそれを、思い切り抱きしめた]
 

(41) 2020/06/22(Mon) 01時頃

【人】 CC レイ



  俺、まだおまえに言いたいこと
  なにも伝えられてない。

  俺を、置いて行くなよ……っ!


[ぽろぽろと涙を零した]
 

(42) 2020/06/22(Mon) 01時頃

【人】 CC レイ



  いやだ。いやだいやだいやだ。
  おまえに嫌われたままお別れだなんて嫌だ。
  
  無事に、帰っただけだよな。
  ほんとに死んだわけじゃないよな。
  ……誠香。


[自分に言い聞かせるように、
 答えの返ることのない問いを宙に投げる]
 

(43) 2020/06/22(Mon) 01時頃

【人】 CC レイ



  そんなに、原稿いやだったら
  逃げちまえよ……ばか。


[誠香の苦悩を何も知らない俺は、
 絞り出すようにそう呟いて――

 あの約束を、思い出した]
 

(44) 2020/06/22(Mon) 01時頃

【人】 CC レイ

 

(毛布はいらないから氷室のマフラーがほしいな。
 あれ、暖かかったよ)>>4:253

 

(45) 2020/06/22(Mon) 01時頃

【人】 CC レイ



  取りに、行かなきゃ。


[そっと廊下に誠香によく似た人形を横たえ、
 涙を拭く。そのまま教室へと歩き出した]
 

(46) 2020/06/22(Mon) 01時頃

【人】 CC レイ


[すると教室の入り口で、
 見知った顔と出くわすだろう>>29
 

  ……辰美。


[泣き腫らした目を見られるのが気まずくて、
 思わず目線を逸らした]*
 

(47) 2020/06/22(Mon) 01時頃

CC レイは、メモを貼った。

2020/06/22(Mon) 01時頃


CC レイは、メモを貼った。

2020/06/22(Mon) 01時頃


【人】 CC レイ

―― 教室前 ――


[福住か>>51、と見事に言い当てられて
 俺は辰美に向き直った。
 泣き腫らした目を、まっすぐに向けて]


  ……ああ。
  ちょっとマネキンを引っ張り出すのに、
  苦労しちまって。このザマ。


[小さく、こくりと頷いた]
 

(53) 2020/06/22(Mon) 01時頃

【人】 CC レイ



  そっか。レイ……礼一郎が、うん。
  ……痛そうじゃ、なかった?


[おずおずと、聞いて。それから]


  俺と、辰美。
  あとマネキンになっていなかったら、
  颯真と葉野か……。

  全部で、4人。


[指折り数えて、大きなため息を吐いた]
 

(55) 2020/06/22(Mon) 01時頃

【人】 CC レイ



  ……終わりだな。もうすぐ。


[ハンカチを受け取って、さんきゅと礼を言う]


  辰美、念のため聞くけど
  おまえがこの校舎の主ってオチはないよな?


[辰美のハンカチを手に巻きながら、
 教室の中へと入ろうとするだろう]*
 

(57) 2020/06/22(Mon) 01時頃

CC レイは、メモを貼った。

2020/06/22(Mon) 01時頃


[ ――――がくんっ! ごん! ]

 うわあっ!
 


 ―― 現在:自室 ――

[ 頬杖していた手から、頬が落下した。
 その拍子に足で勉強机を蹴り上げて、
 つま先がじんじんする中、誠香は目を覚ました。
 机の上に広げられた参考書に、ぼんやり目を落とす ]

 そうだ、僕……。

[ 受験生らしく受験勉強をしていたのだった。
 ノートパソコンを見たくない現実逃避ともいう。
 中3の頃からまるで進歩していない。
 参考書によだれはついていなかった。セーフ! ]

 ……夢? じゃあ、ないような、気がする。

[ あんな夢が見れるほど、想像力豊かだったら、
 作家になれていたんじゃないだろうか。
 というか、あの死に方って。
 うわああ、と呻きながら頭を抱えた ]


[ 夢じゃなければ、原稿用紙に埋もれて死んでいる誠香を
 誰かが発見するのだろう。
 あれは、誠香の恥だ。恥が具現化したものだ。
 思った通りだ。ろくな死に方じゃなかった。
 考えただけで恥ずかしくて死にたくなる。
 というか、白紙の原稿用紙見られた時点でアウトです。
 死にたい。
 ……死? ]

 ……そうじゃん!

[ がば、と顔を上げる。
 誠香は恥ずかしくていたたまれなくて死にたいけれど、
 そもそもあの世界に誠香を招いた主は、
 多分、もうすでに死を選んでいる。
 あのメールがそう言っている。
 慌てて誠香はスマートフォンを手に取った。
 圏外じゃない。メールが複数届いている。
 夏美からのもの。
 そして、送信者がバグっていない、遺書メール ]



 ……しおちゃん。

[ 送信者名に表示されているのは、紫織の名だった ]


[ 身支度を整えて、誠香はリビングへと出ていく。
 まさに寝室に向かおうとしていた様子の両親は、
 誠香を見て驚いた顔をした ]

 クラスメイトが自殺を図ったって連絡が来て……。
 今、病院にいるって。
 僕行かないと。

[ 誠香の言葉に両親は顔を見合わせて、
 それから父が、車のキーを手に取った。
 病院まで送ってくれるという ]

 ありがとう、父さん。
 母さん、行ってきます。
 


[ 車の中でメッセージを打った。
 あの校舎で一緒だった、メンバー全員に宛てて ]


From:せーか
To:みんな

――――――

ただいま。
今病院向かってます。

――――――


[ ほどなくして、車は病院に到着する。
 車を降りようとして、誠香は少し静止した。
 それから、運転席の父に「父さん」と呼びかけた ]

 ……あのさ、あの……
 僕、父さんと母さんに、
 言わなきゃいけないことがあるんだ。
 ……おにーちゃんのこと。

 今度、話すね。うん、ありがとう。
 行ってきます。

[ 真っ白なコートにラベンダー色のマフラー。
 夜に溶けない装いで、
 誠香は病院前に降り立った** ]


メモを貼った。


【人】 CC レイ

―― 教室前 ――


  ……そっか。


[傷がなかったという返答>>61
 俺はなぜか安堵した。

 ここに残されたのは、ただのマネキン人形だ。
 ホンモノの阿東礼一郎じゃあない。
 それでも、願わずにはいられなかったんだ。

 大切な友人が、少しでも痛い思いをせずに
 この世界を去っていてほしいって]
 

(64) 2020/06/22(Mon) 02時頃

【人】 CC レイ



  うーん。確かに。
  辰美は遺書も残さずクールに逝っちまう感ある。


[縁起でもないことを言って、
 俺?とキョトンと目を丸くした]
 

(65) 2020/06/22(Mon) 02時頃

【人】 CC レイ



  俺はあんな殊勝な遺書を書くタマじゃないよ。

  自分の意志で死ぬなら
  謝罪の言葉なんて残してやるもんか。
  復讐したい奴らに怨嗟の言葉を残して逝く。


[少しだけ、いつもの調子を取り戻した口調で返すと
 毛布を受け取った]
 

(68) 2020/06/22(Mon) 02時頃

【人】 CC レイ



  ……もらってく。
  礼一郎の方は任せた。


[辰美をじっと見つめて、少しの思案の後に]


  確かに、葉野の様子が気になる。
  保健室で落ち合おうか。


[提案して、マフラーと毛布を手に持って
 教室を後にしようとするだろう]
 

(69) 2020/06/22(Mon) 02時頃

【人】 CC レイ


[去り際に]


  ……おまえは、
  マネキン人形になるなよ。

  実はもう颯真も、葉野も消えてて
  おまえまでいなくなって
  俺ひとり残されるとか、マジ勘弁だからな。


[念を押して、歩き出すのだろう]**
 

(70) 2020/06/22(Mon) 02時頃

CC レイは、メモを貼った。

2020/06/22(Mon) 02時頃


──現在・病院前──

[ 正直、このおにぎりを購入した時の空腹は、
 消え去っている、というかそれどころじゃなくて
 あんまり食べる気はしなかったから、
 あげてもよかったんだけどなあ。

 ひらひらと風に靡くビニール袋の中に、
 おず、と黒い三角形を仕舞うことにした。 ]


  ありがとう、じゃあこれは私が食べちゃうね


[ 食いしん坊って、訳じゃないよ。
 食べる量は人並みだし、食い意地貼ってるでもない。
 素直に、感謝した。 ]
 




  ……みんなで、おにぎり食べたいな


[ すごい食欲旺盛です!
 みたいな発言しちゃったけど、そうじゃなくて。
 しおりちゃんの手作りをみんなで囲んで
 ピクニックでもして食べたいってことです。まる。 ]
 



[ ふふ、と笑みが零れた。
 ちーちゃんと顔が合えば、また笑ってたかも。
 喜多仲くん、いつも通りだなって、安心する。

 そして、あたたかいおしるこを握りしめて、
 珈琲を買うちーちゃんを眺めていた。
 一口くらい、駄目かなって思ったりするけど、
 ここはあの世界とは違う場所だから、
 間違いがあっちゃいけないもんね。

 まなちゃんとちーちゃんのやり取りには気づけなくて
 私は、先にいってるねと告げて、
 喜多仲くんと病院の中へ踏み込んでいた。 ]
 




  ねえ、喜多仲くん。
  変なこと、聞くかもしれないんだけど

  ……ここに来る前、変な夢、みなかった?


[ もしかしたら、触れない方がいい話題だったかも。
 でも、ただ静かに待っているのは落ち着かなくて
 しゃべっていたい、から。そう問いかけた。

 彼のマネキンを直接目にはしていない。
 ……夢から醒める直前の自分を思えば、
 喜多仲くんにも、何かあったのかもって。
 だた、共有したかったから話を振っていた。
 いつも笑顔でハイテンションな彼なら、
 どことなく、ゆるしてくれそうな気がしたから** ]
 


【人】 CC レイ

―― 教室 ――


  どう聞いたら
  それが褒め言葉になるんだよ。


[ひねくれてる、は絶対に褒め言葉ではない。>>74
 けれど、見た目ではなく
 自分の中身を指摘されるのは小気味よい。

 もちろん、ひねくれてる
 自覚はありますとも。存分に]
 

(83) 2020/06/22(Mon) 03時頃

【人】 CC レイ



  そうだな。みんなで帰ろう。


[にやりと笑う辰美>>76に、
 一瞬、固まるくらいに驚いて]


  良い笑顔すんじゃん。


[笑い返し、教室を後にした]*
 

(84) 2020/06/22(Mon) 03時頃

【人】 CC レイ

―― 廊下 ――


[ハンカチが巻かれた手を不器用に使って、
 誠香を模した人形の首に
 ぐるりとマフラーを巻きつける]


  確か毛布はいらないって言ってたけど、
  今回はサービスでつけといてやる。
  あったかいだろ。
  ありがたく受け取れよ。


[あたたかな毛布を静かにかけると、
 かつて誠香だったものをじっと見下ろした]
 

(85) 2020/06/22(Mon) 03時頃

【人】 CC レイ



  ……ううん。だめだ、俺。


[声がかすれる。

 これ以上そこにいたら
 また涙を流してしまいそうだったから。
 白い原稿用紙の散らばるその廊下を
 逃げるように後にしたのだった]*
 

(86) 2020/06/22(Mon) 03時頃

【人】 CC レイ

―― 保健室 ――


[辰美と合流した保健室に残されていたのは、
 葉野からの伝言だった>>16


  ……は。


[まず、呆けた声が出た。
 先に帰った? どういうことだよ。
 俺たちに声もかけずに。ひとりで]
 

(87) 2020/06/22(Mon) 03時頃

【人】 CC レイ

[――そんな状況、ありえるわけないだろ]

(88) 2020/06/22(Mon) 03時頃

【人】 CC レイ



  ホントに葉野は嘘下手すぎるだろ。
  ある意味才能ある。


[大きな溜め息を吐いて、辰美に頷いた>>82


  ああ、上の階からしらみつぶしだ。
  人手が欲しいところだけど……。

 

(89) 2020/06/22(Mon) 03時頃

【人】 CC レイ



  颯真どこにいるんだろな。

  まさか馬鹿正直に
  昇降口から外に出ようとしてたりして。
  あいつ素直だからあり得るか……。


[そう言って、保健室を出ようとするのだろう]**
 

(90) 2020/06/22(Mon) 03時頃

CC レイは、メモを貼った。

2020/06/22(Mon) 03時頃


CC レイは、メモを貼った。

2020/06/22(Mon) 03時頃


── 病院内 ──

[ 病院の中に踏み込む。明るい。暖かい。
 心乃の後ろをついて行って、
 0.5人分開けたその隣に座る。……静かだ。 ]

  え?あぁ……変な夢、見たよ。
  チョー見た。みんなで学校に行って…、
  すげー雪降っててさぁ、閉じ込められて。

  みんな元気で、それで…………。

[ 心乃が夢の話をするので、
 郁斗は夢のことを思い出した。

 終わり方。っていうのを思い出せば
 あまりいい夢ではなかったかもしれない。
 手首をさすりながら、ぼんやりと言う。 ]
 


 
  ……変な夢だった!
  心乃ちゃんも見たの?変な夢〜。

[ 病院の人工的な明かりが二人を照らす。
 大雪が降っていた校舎の中よりは
 いくらか明るく感じていた。

 見たのかもしれない。と郁斗は思った。
 なにせ集まっているのはみんな、
 あの世界にいた友達ばかりだった。 ]**
 


メモを貼った。


【人】 CC レイ

―― 保健室 ――


[保健室を出ようとしたところで、
 明るい声と共にがらりとその扉が開いた。>>92
 噂をすれば何とやら。
 タイミング良く現れた颯真に、ほっと胸を撫でおろす]


  おはよ。いま颯真の噂してたとこ。
  無事で何より。


[そうして、視線で葉野からの書置きを示す]
 

(105) 2020/06/22(Mon) 10時頃

【人】 CC レイ



  昇降口が閉まってるなら、
  それこそそんなすぐにバレる嘘
  どうして葉野はつくんだ。
  理由が分からねえ。

  ……シンプルに。
  出てって欲しいんだろ、俺たちに。


[ひょい、と颯真に肩をすくめた>>95
 

(106) 2020/06/22(Mon) 10時頃

【人】 CC レイ


[それから、聞きにくそうに
 投げかけられた問いに俺は表情を硬くした。
 回答を辰美に丸投げして、俺は黙り込む。

 ――帰った? 本当に?

 それをこの世界の主に確かめるためにも
 葉野を探さなくちゃいけない。

 俺たち3人は保健室を出た]*
 

(107) 2020/06/22(Mon) 10時頃

【人】 CC レイ

―― 8階 ――


[辿り着いた最上階は、異様な空間だった。>>54

 壁や天井に付着した紫色のインク。
 葉野“紫”織を表すような鮮やかなその色に、
 俺は小さく息を飲んだ。
 この世界の主の、自白のようなものだとすれば
 合点がいった。

 窓の外に映るのは雪景色ではなく、
 エンドレスに繰り返される劇の映像だ。
 そうして、壁に掛けられた
 CG作品>>56に目を奪われる]
 

(108) 2020/06/22(Mon) 10時頃

【人】 CC レイ



  ……このウサギ、なんか颯真に似てね?
  こっちの狼は辰美っぽい。
  特徴よく捉えてんな。


[感想を言いながら、
 そのまっすぐな廊下を歩いてゆく]
 

(109) 2020/06/22(Mon) 10時頃

【人】 CC レイ


[そうして、廊下の奥にその姿を見つけた>>59


  葉野。
  放っといてって言われても、
  さすがにもうそのお願いは聞けねえや。


[昨夜の別れ際の言葉>>4:527を思い出し、
 辰美に続けてそう話しかけただろう]**
 

(110) 2020/06/22(Mon) 10時頃

CC レイは、メモを貼った。

2020/06/22(Mon) 10時頃


CC レイは、メモを貼った。

2020/06/22(Mon) 10時頃



[ 帰ってきてほしいと祈るべきなのか、
 嘘つき! と言ってやりたいのか、
 礼一郎にはもうよくわからなかったけど、
 近くで待ちたいとは、確かに思った。]
 


──現在/病院前──
 
[ 夜の病院。
 
 こちら品行方正な健康優良児。
 まるで縁のない場所の前に立ち、
 はあはあと肩で息をしている。
 
 そういえば、何も言わずに家を出てきた。
 礼一郎には家族に送ってもらう発想はなく、
 別にそれは不仲だから、とかじゃない。
 
 心配してるかな。
 とごく当たり前に礼一郎は思い、
 スマホで父親にメッセージを送った。]
 



[ 友人が危険な状態であること。
 他の友人たちと病院に駆けつけること。
 家を勝手に出てきてしまったこと。
 このメールに気づいたら返事がほしいこと。
 
 眠っていたはずの父だったから、
 返事など来ないかと思っていたが、
 案外間を置かずスマホが震えた。
 
 そういう事情なら仕方がないが、
 一言声をかけるべきだった。という指摘と、
 迎えに行くから帰りは連絡するように。
 入り混じる礼一郎と友人を案じる言葉。]
 



[ あー、気づいてたんだなって礼一郎は思う。
 まあ、出がけにバタバタしていたし、
 目が覚めたって不思議じゃないよな。
 
 礼一郎は起こしちゃって悪いなと思い、
 病院に入る前、もう一通返事を送る。
 
 心配かけてごめん、ありがとう。
 また連絡します。みたいなね。
 
 そういうふつうのやり取りをする。
 ふつうに、やり取りが成立する。]
 



[ 礼一郎は、ふつうにそこそこ両親が好きだ。
 
 ちょっと口うるさかったりもするけど、
 つきとおせない嘘ついてんじゃねえよって、
 呆れ果てちゃったこともあるけれど、
 
 でも、礼一郎のことを息子として大切にしてくれる。
 塾から遅く帰っても温かい食事を出してくれたり、
 おまえは父さんより賢いからなあ、
 できるだけ良い大学に行けよって、
 自分のことみたいに嬉しそうにする人たちが、
 礼一郎はふつうに家族として好きだよ。

 何やってんの、って呆れ果てても、
 家族に対して、いなくなれなんて思わない。]
 



[ ほんとやってらんないよね。]
 



[ とにかく、そんな連絡を終えて、
 いざ病院に入ろうかってときに、
 礼一郎はふとそこに立つ人影に気づく。

 ……気づくのが遅れたのが不思議なくらい、
 鮮やかな、存在を主張するような白をまとって。

 福住だ。そういえばさっきメールが来てた。
 4回目のチャイムのときまではいたはずで、
 じゃあ、同じタイミングだったのかなって思う。]
 



[ 礼一郎は軽く手を振って、ちょっとだけ遠慮がちに、
 こんばんは、という感じに何歩か近寄った。]

  ……葉野、だったんだな。

[ はじめてその名前を声に出したとき、
 礼一郎はなんだか無性に悲しくなる。

 話が違うじゃん。とも思うし、
 なんで? って疑問も渦巻いている。

 あんまり悲しいので、
 はあって大きく息を吐いてから、
 いまだに潜れずにいる入り口を見てた。]
 



  死にたかったとか、全然ないって、
  ……言ってたんだけどなあ、葉野、あいつ。

[ 礼一郎はじっと入り口の方を見てる。
 なにかの間違いでもいいから、
 今すぐ葉野が元気に歩いて出てこないかなって、
 現実に起こり得ないことを考えたりもする。]
 



[ それから、やっぱりあの世界で人形になるのは、
 帰ってくる、と同義だったんだなって思って、]

  ……福住もさ、人形になったんだろ。
  大丈夫だった? その……痛いとか怖いとか。

[ 福住の人形を礼一郎は見ていないけれど、
 友人のああいう姿、見るたびに思ってて、
 深い理由もなく、心配げに聞いてしまう。

 ぶるりと身震いをした。ここは寒いな。
 病院の中に入らなくては。入って……、
 入ったって、待つしかないんだなって思う。

 帰ってきてほしい。また会いたいなって、
 礼一郎はやっぱり当たり前にそう思っている。**]
 


メモを貼った。


メモを貼った。


 ―― 現在:病院前 ――

[ 車から降りたら途端に冷気が襲ってきた。
 雪は降っていなくても、寒いものは寒い。
 温かいものを買おうと自動販売機を眺めていた。
 飲む用とカイロ用。今日も買うのは2本。
 がこん、と音を立てて落ちてきた飲み物を、
 取り出して顔を上げた誠香の視界に、
 意外な、とても意外な人物の姿が飛び込んできて
 誠香はぱちぱちと目を瞬いた ]

 え? あれ?

[ 手を振る姿に釣られたように、
 ジャスミンティーのペットボトルを持った手を上げて、
 それでも誠香はまだぽかんとした顔をしていた ]



 阿東、帰ってたんだ?

[ マネキンと代わったクラスメイト達に、
 きっと会えると思っていた。
 けれど誠香の記憶している限り、
 阿東は校舎にまだいたはずだ。
 もしかして同じタイミングだったのかな、と誠香は思う ]

 ……うん。

[ 葉野、と阿東が名前を口にした。
 わかってはいたけれど、
 自分以外の人がその名前を口にすると、
 改めてその事実がのしかかってくるようだ ]


[ 死にたかったとか、全然ない。
 紫織が言っていたという言葉を考える。
 あの校舎での本心だったのか、
 それとも嘘をついていたのか、誠香にはわからない。
 わからないけれども ]

 すごーく今更の話なんだけどさ。
 昨日の夜、あ、校舎の話な、保健室で寝る前に、
 しおちゃんと話してて。
 元の世界に帰ったら、千夏ちゃんに
 みんなでメイクを教えてもらおうって話、
 してたんだけど。
 その時、しおちゃん言ったんだ。
 「いいなぁ」って。
 ……今思えば、なんかその返事って、他人事っぽい。
 その場に、しおちゃんはいないみたいだ。
 ……ほんと、今更だけど。

[ じっと入口の方を見ている阿東をちらりと見て、
 また誠香はペットボトルに視線を戻した ]



 ……う。うん。なった、んだろうな。
 なった記憶はないけど。

[ 人形になった。
 誠香にその記憶はないけれど、
 意識が途切れた後に、きっと代わったのだろう。
 あまり考えたくないけど ]

 怖い……はあった。痛い……はそれほどでも。
 でも、それよりなにより……恥ずかしかった。

[ あれは誠香の悩みで、恥だ。
 恥の具現化に襲われたようなものだ。
 考えただけで恥ずかしい。
 あれが見られたとか、消えたくなる。
 頭を抱えてうわーっとか叫びたくなる。やらないけど ]



 阿東は?

[ ぶるりと身震いをする姿に、
 あまり引き留めてはいけない気がしたのに、
 聞かずにはいられなかった。

 真夜中の病院前は、なんだかまだ非日常にいるように
 錯覚する。
 寒そうに立っている阿東は、当たり前だけど
 年相応の男子高校生の姿をしていて、
 勝手に苦手意識を抱いていたというのに、
 どういうわけか兄に似ているようには見えなかった** ]


メモを貼った。


──現在・病院内──


  うん、私も見たよ。変な夢
  閉じ込められて、最後には……


[ 手首を摩るのを見れば、心乃は自らの胸元を撫でる。
 ……痛くも痒くもない、なあ。 ]
 



[ もしも、もしもだよ。
 あの夢がこっちとリンクしてるなら。 ]


  あの世界で、死んじゃえばさ、
  こっちに帰って来れるってことなのかな

  ……だったら、向こうに戻って、


[ 戻って、しおりちゃん、のこと。
 ──と、言いかけて、口噤む。

 もう、なにかを与えられると思っていない。
 そもそも、向こうに戻れるかすら怪しい。
 物騒なお話はやめにしたいと思うのに、
 無機質な白い光が照らす中では、
 心はざわついたままだった。** ]
 


──現在/病院前──
 
  ああ。
  愛宮と綿津見が帰って──、
  たぶん、そのあとかな。
  最後に時計見たの、8時50分前だったし。
 
  ……タイミング的に、
  福住もそうだったのかなって。
 
[ 物わかりのいい子の顔して、
 礼一郎は投げられた問いにうなずく。
 
 あのとき、順番が来たのだと思って、
 それは今も感覚として変わらない。
 
 残れなかったなあ。残してきちゃった。
 そういう気持ちがないわけではないが、
 どこか、仕方ないような気もして。]
 



  ……いいなぁ、か。
  気づいてたのかな、あいつ。
  自分が死にかけてるって。
 
  気付いてんならさ、
  教えてほしかったな。
  ……こっちのわがままだけどさ。
 
[ 礼一郎にだって、
 そいつの何が嘘で本当かなんて、
 察しようもないから、寂しいなって。
 ぼんやりと口にしてから、
 
 ふと、福住のほうに視線を向けた。]
 



  今さら、つったってさ、
  そのとき気づけなくたって、
  そんなの仕方ねえよ、だから、
  ……あんま気に病むなよな。
 
  俺なんか、ソーマにまでさ、
  葉野は違うらしいぞーとか言っちゃった。
 
[ 礼一郎はちょっと後悔している。
 あれもまた、無責任な発言だったね。
 
 今からでも訂正できないかなって、
 念じてみたって届かないし、
 ここからできるのなんて祈るくらいだ。]
 



  ……恥ずかしい、か。
  なんかさ、みんなの人形、
  痛そうだし、怖かったじゃん。
 
  そうじゃないといいなって、
  ……思ってたんだけど、
  恥ずかしいのもいやだな。
 
[ 想像してみる。相当いやだな。
 いやだけど、無事戻って来れたのはせめての救い?
 避けられてんのかなあとか思ってたのが嘘みたいに、
 礼一郎の口からはすらすらと言葉が出てくる。]
 



  ……どうなったか知らねえし、
  別に、聞きだすつもりもないけど。
 
  大変だったなあ、お疲れ様。
  そんな思いしたならなおさら、
  ちゃんと帰ってこれてよかったわ。
 
[ しみじみというけど、
 礼一郎の言葉はちょっと他人事みたいだな。]
 



[ でも事実、礼一郎の幕引きはあんなだったし、
 同じように聞き返されて、うーんとうなる。
 なんていうかなあ、首をかしげて苦笑した。]
 
  俺は……なんだろ。
  思ったよりあっけなかったわ。
 
[ あっけなかったし、とっくに知ってた。
 わかりきってて見ないふりしてんのに、
 目の前に突き付けられてるようで、]
  



  ま、いい気分にはならなかったけど。
 
[ そんな感じですかねって笑って、
 
 まあ、細かい話は先約があるからさ、
 先に伝えなきゃいけないやつがいまして。
 
 また視線を入り口の方に戻して、
 言葉だけを福住に向かって投げていた。]
 



  中入んねえの? 風邪ひくよ。**
 


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


 ―― 現在:病院前 ――

 ああ、それなら僕と一緒だ。

[ 心乃とまなが帰って、その後。翌朝。
 自分がマネキンと代わるのも、
 誰かがマネキンと代わったのを発見するのも嫌だった。
 けれど、誠香に選択の余地なんかなかった。
 退場は強制だった。
 舞台からはけるにしても、強引な展開過ぎない? と
 物申したいところだ ]

 ということは、今残ってるのって……4人?

[ それって、もう、紫織の世界が、
 それだけの人数を留めるので精一杯なんじゃないか。
 そんな想像が頭に浮かんだ。
 言葉にしそうになって、飲み込む。
 精一杯の理由が、紫織の容態のせいだったら。
 そんなことを考えてしまうととても口には出せなかった ]


 ……わからないなあ。
 気づいてたのかもしれないし、無意識だったのかも。

[ 購買で、手を濡らして、
 手術前の医師のようなポーズをしていた
 紫織の姿を思い出す。
 
 そんな大きな秘密を抱えているようには見えなかった。
 紫織はいつも通りに見えた。
 演技が上手だったのか、本当に気づいていなかったのか、
 誠香にはわからない。

 あの「いいなあ」が、気づいていて言った言葉なのか、
 紫織も気づいていない無意識が言わせたのかは
 わからない。
 どちらだったとしても、知ってしまった今となっては、
 寂しい言葉だったと思う ]



 ……さっすが、委員長。

[ フォローを忘れない阿東に、
 誠香はちょっと笑ってしまう ]

 ありがとう。阿東もな。
 死ぬつもりないって本人が言ってたんならさ、
 信じない理由なんてないし、
 信じたいって思っちゃうのも当たり前だし、
 だから、気に病むなよな。

[ 同じ言葉を返して、できるだけ明るい声を出した ]



 それに、もう、4人だろ。
 そこまで容疑者が絞られたら、
 さすがにもうわかるんじゃないかな。
 しおちゃんが気づいていなかったとしても、
 気づく頃じゃないかな。

[ 希望的観測だけれども。今はそう願うしかない。
 あの校舎で、マネキンに代わったクラスメイト達は、
 きっと帰ったのだと願ったみたいに ]



 ……恥ずかしいのも、すんごい嫌だったよ。

[ 自分の死因はあまり思い出したくない。
 怖かった。苦しかった。痛み……はあまり覚えていない ]

 4人があれ見たかもしれないと思うと、
 どんな顔して会えばいいのかわからなくなる。

[ 少なくとも怜は見たんだろうなあ、と思う。
 絶対探すって言ってたし。
 マフラーほしいなんてお願いしちゃったけど、
 悪いこと言っちゃったなあ。
 きっと怜は約束守ってくれると思うけど、
 あそこから誠香を発掘するのは大変だろう。
 ……だめだ、考えただけで羞恥心で悶えそうになる ]


 うん。聞くな。言いたくない。

[ 聞き出すつもりはない。その言葉に食い気味に返事した。
 言質はとった。絶対言わない ]

 阿東も。お疲れ様。

 ……阿東ってさあ、委員長だからってさ、
 責任感強いよな。
 なんかさ、結局あそこはしおちゃんの頭の中の世界でさ、
 学校だったのは見た目だけだったのに、
 すっかり学校気分でさ、そのせいで、
 阿東もいつも通り委員長しなくちゃ
 いけなかったかなって。

[ 労いの言葉にそう返す。
 阿東はあんな所でも委員長だったなって ]


 
 色々仕切ってもらったり助かったけど、
 悪かったかなーとかもちょっと思ったりして。
 ありがとな。

[ 8組はいいクラスだと思う。
 文化祭だってみんな協力して、
 高い評価をもらった。
 そして、そんなクラスの雰囲気に貢献しているのは、
 間違いなく委員長と副委員長の存在だと、
 誠香はそう思っている ]


[ 阿東のあちらの世界でのおしまいは
 “あっけなかった”らしい ]

 そっか。

[ 誠香は突っ込んでは聞かなかった。
 自分が突っ込まれたくないというのもあるし、
 なにより、人それぞれ形はどうあれ死にざまだ。
 あまり愉快であるはずがない ]

 ま、お互い無事に帰れてよかったってことで。
 あとは、残ったみんなの健闘を祈るしかないなあ。

[ 入らないのかと聞かれて、入るよ、と答える。
 右手にジャスミンティーのペットボトルを持ったまま、
 左手のブラックの缶コーヒーを
 コートのポケットに入れて、
 ゆっくり、病院の入り口に向かって歩き出した* ]


メモを貼った。


CC レイは、メモを貼った。

2020/06/22(Mon) 21時頃


CC レイは、メモを貼った。

2020/06/22(Mon) 21時頃


【人】 CC レイ


[目を合わさない葉野の態度>>128に、
 もやもやとした感情が胸に渦巻く]


  ……もう、さ。
  下手な嘘重ねるのやめろよ。
  嘘つくならもっとうまくつけ。
  ほんっとおまえ、嘘つく才能ゼロ。


[俺は別に、辰美みたいに冷静でも
 颯真みたいに優しくもなかったから。
 ずかずかと葉野に歩み寄って]
 

(129) 2020/06/22(Mon) 21時半頃

【人】 CC レイ



  映像なんて、俺もワカバヤシも撮ってるし
  帰ってからクラスの皆で見りゃいいだろ。

  
[颯真に言葉を重ねて、>>126
 無理矢理に葉野の肩を掴んで
 こちらを向かせようとした]

 
  ――過去じゃなくて。

 

(130) 2020/06/22(Mon) 21時半頃

【人】 CC レイ

  今、ここにいる、俺たちを見ろ。


[女装していたときよりも、幾分か図太く低い声。
 男の力で無理矢理って、サイテーだろ。
 怒って罵ってくれたっていいんだぜ。

 それで、おまえが今の俺たちを見てくれるなら]*
 

(131) 2020/06/22(Mon) 21時半頃

CC レイは、メモを貼った。

2020/06/22(Mon) 21時半頃


──現在/病院前──

  ……やっぱり。

  また誰かいなくなんのかなって、
  ヒヤヒヤしてたら自分の番なんてさ。
  一瞬、訳わかんなかったわ。

[ 選択権、ほしかったですよね。
 それともあの退場も実は、
 無意識下に自分の意思が反映されてたり?

 今となってはわからないけれど、
 強引すぎるってのは同感です。

 福住が残り人数を数え始めて、
 礼一郎も試しに指折り数えてみる。]
 




 [ 人混みが苦手、という人は、結構いると思う。
  好きな人の方が珍しい?そうかも。
  
  蒸し蒸しするとか、においがだめとか、
  多分理由は色々あるし、あたし自身もわかるところで、
  ただ、ほんとのほんとなあたしの場合……、
  なん、だろうな。 ]

 



[ 二人ずつ消えているとして、
 礼一郎と福住が消えたら、4人。]

  たぶん、そう。4人。
  あの校舎に4人ぽっちか。
  さみしそうだな。

[ ひとりになったらもっとさみしい。
 あんな歪に膨らんでっちゃってさ。

 礼一郎も、縁起でもないことを考えていた。
 さみしいだろうからさあ、帰ってこいよ。]
 



  ……笑うとこじゃねえし。

[ 真面目に言ったつもりが、
 笑いが返ってきたから複雑である。

 でも、続いた言葉は明るく、
 礼一郎を励ますようである。
 そのまま自分に跳ね返ってきた言葉に、
 礼一郎は一言、言い訳みたいに言う。]

  ……嘘には思えなくてさあ。
  ありがとな、福住。
 



[ さすがにもう世界の主の正体に、
 みんな気づくころじゃないかと福住は言う。
 なるほどな、と礼一郎は思って、
 同意するようにひとつうなずきを返す。]

  確かに。あと4人だもんな。
  昨日、ソーマと話しててさ、
  あいつ、結構みんなと話して、
  世界の主が誰かって、すげえ考えてたし……、

  福住のことも言ってたよ。
  なんだっけ、レイと二人で話ついてる?
  ……仲良しか。マジ仲良いよな、おまえら。

[ あのときは結構真面目に話してて、
 ソーマも無邪気だったので水差せませんでした。]
 




 [ 埋もれそうとか、溶けそう、とか、まぎれそう、とか。
  そういう感じなんだろうな、って 思う。 ]

 



  ……うん。

[ どんな顔して会えばいいのかって、
 福住は本心から言っているようで、
 礼一郎にはその気持ちもわからなくない。

 わからなくないけど、
 礼一郎は思ったよりも受け入れていて、

 それは人形のあり方のせいかもしれないし、
 単純に礼一郎の心境の変化かも。あるいは、]

  合わせる顔がないって思うのもわかるし、
  思っちゃうのはどうしようもないけど、
  たぶんあいつら、福住の人形がどんなだって、
  単純に、おまえのこと心配したんじゃないかな。
 



[ 礼一郎だって、
 友人を模した人形を見るとただ胸が痛くて、
 無事でありますようにって思うだけだった。]

  ……だから、うーん、
  気にしすぎんなっつーのも、
  無理な話だと思うけどさ。

[ それに、あんまりそういうこと言うと、
 友だちなめんなって話になりかねない。
 これは単純に、礼一郎の経験則ですが。]
 



  ンな強く言われなくても、
  聞かねーっつってんじゃん。

[ 思ったよりも返事の勢いがよくて、
 礼一郎は一瞬たじろいで反論する。

 聞かねえよ。ってもう一度言って、
 それから、こそばゆい言葉に耳を傾ける。

 あんまりそういうこと言われると、
 それこそどんな顔すりゃいいかわからないだろ。]
 



  委員長する、か。
  ほんとにできてたかなー、
  俺、ビビり散らかしてたしな。

[ 自虐に逃げる。逃げようとして、
 向けられた「 ありがとう 」に目を細めた。]

  でも、もしできてたとして、
  俺がそうしたくてやってたんだから、
  全然、悪くなんかねえよ。……ありがとな。

[ 副委員長にはね、
 礼一郎もお礼を言おうと思います。

 けど、礼一郎に関しては、
 ほんとにやりたくてやってんだから、
 気にしないでねって、それは本心だよ。]
 



[ そっか。とあっさりした相槌。
 うん。と礼一郎はうなずいて、
 福住がそうしてくれたことに安堵する。]

  だな。
  あとは、葉野と残ったやつらのこと、
  信じて待ってるしかねえよ。

[ 礼一郎もそう言って、
 福住のあとから、病院の中へと向かった。*]
 




 [ ちなつちゃん、と、呼んでしまったあの時、
  あたしはあのこに、
  涼しい場所だよって日陰を示したけれど、

  あの場所、ほんとは
  ひとのいないところでもあったんだよなあって。

  他人の人生、あまり口出しするものじゃあないし、
  あたしはどんな人生であれみんながすきだけれど。
  ……みんなもみんなで生きづらいんだろうなって、
  当たり前のことを思った気がする。
  
  差し出したカイロを見て、ふと。 ]*

 




 [ 手元の缶は、いつかの飲み物と違って、熱すぎるほど。 ]

 


メモを貼った。




           *

 [ あたしは立ちっぱなしでマフラーに埋もれている。
  
  病院の入り口から足音がしているから、多分、
  帰ってきた人が段々増えてきているんだ。
  あたしみたいに。
    
  夢のなっちゃんは落ちて、砕けて、"死んでいた"。
  現実のなっちゃんはここで祈っている。
  夢から覚めたみんなは、きっと、
  そのひとの色をうつすマネキンと、
  入れ違いになるんだろうな、って、
  あたしは ぼんやり考えていた。 ]

 




 [ 帰ったときのこと、実を言うと覚えていない。
  あたしの夢を見ていた"あたし"と出会って、
  夢が終わるのを自覚すればあっという間だ。 ]

 




 [ もういられないのなら、
  息苦しい現実に帰ろう、ただそれだけだよ。
  あたしに何かがあるとするならば。 ]

 




 [ マネキンだって、傷ひとつついてないのだろうって、
  よく分からないけど、確信がある。
  "人波"に紛れて蒸発してないかとまで思うけれど、
  どうかなあ。多分無理かなあ。
  
  まあ、なんでも、
  残る人が怖くならないものだといいや。
  それだけならだいじょぶ。きっとね。 ]

 




  [ そこそこ整えてあるあたしの爪が、
       缶のプルタブを引っ掻いている。 ]*

 


-- 現在/駐輪場 --

[ 探し物はなんでしょう。
 毎日のように乗っていた自転車の鍵。
 修学旅行で買ったキーホルダーがついたやつ。

 どこにあるのかなあって、愛車をみるけど、
 鍵穴には鍵はさされてなくて。
 結局さっき鍵しめたんだっけ、と曖昧な記憶を探る。
 ……うーん。わかんない。 ]

  落ちてるのかな。

[ どうかなあ、と千夏はため息をついて、
 スマホの明かりを頼りに地面を照らす。
 びゅうと風が吹いて寒さに震える。
 こういうときに、あったかいカイロは心強い。* ]
 


メモを貼った。


── 現在:病院内 ──

[ 最後には。の続きの言葉を
 自分から聞く気にはなれそうになかった。

 恐らく、夏美が一番初めに目覚めたことや
 自分がその次辺りに目覚めたことを考えれば
 目覚める条件というものは分かりやすい。

 たぶんみんな死んで帰ってきた。のかな。
 みんなあーちゃんに殺された、
 ……ってことはないだろうけれど。

 落ち着かない指先が組み合えば、
 無機質な光に当たり前に影を落として
 なんてことなくそれを眺めている。 ]
 


 
[ ただひたすらに、ここが現実。
 っていう事実だけを見続けてる。 ]

  向こうに戻って……って、
  どーやってすんの…?

[ 声が震える。
 なにかを与えられるとは思ってない。
 でも手を伸ばして届くならと思ってしまう。

 あの時伸ばして届くことのなかった手が
 もし、友達に、届く可能性がまだあるなら。 ]
 


 
  眠ればいい?
  ……死にかければいい?

  どーやったら、ちゃんと、また、
  紫織さんに会えんのかなぁ。
  あの世界に戻れんのかなぁ。

[ 静かな病院が憎い。
 馬鹿みたいな音量でロックでもかけてほしい。
 へたくそなギターでいい。全然かまわない。 ]
 


 
  フツーに。マジびびったけどさ、
  分かってたら逃げねーから…。

  間に合わない?かな?
  説明なしとかずりーし!
  もー一回チャンスくれてもいいじゃん?

[ 組む手の先が冷たい。死んでるみたいだった。
 いっそこのまま死にかけたら、
 都合が良いのかもしれない。 ]
 


 
  紫織さんを殺すのだって
  分かってたらおれ、やったよ。

  それでこっち戻ってくれるっていうなら
  別にいーよ…マジで。

[ 口を噤んだその先を続けた。
 本当に。この現実に比べてしまえば本当に。

 夢の世界で友達を殺す方がマシだ。
 断言する声はやけに平坦になる。 ]
 


 
[ どうやったらあの世界に戻れるのか。
 友達が死ぬのを防ぐとこが出来るのか。
 ぐるぐると、永遠に同じことを考える。

 だれかおれから正気を奪ってほしい。
 って、郁斗は切実に思う。
 言ってることはすでに支離滅裂でも。 ]

  ……おれさあ、何も出来なかった。

[ とめどなく流れ落ちた言葉は
 それを最後に一旦止まる。

 せっかく自分を呼んでくれた友達に
 喜多仲郁斗は手を伸ばせなかった。 ]*
 


メモを貼った。


 ―― 現在:病院前 ――

 僕は油断しきってたな……。

[ ヒヤヒヤしていたという阿東はやはり委員長だと思う。
 誠香はというと、寝起きですっかり油断していた。
 油断していなかったら、入った教室の扉は、
 閉めなかったと思う。
 それで回避できたかというと甚だ疑問だけれども ]



 そうだよなあ。
 人はどんどん減ってくのに、
 校舎はどんどん増築してたし。
 あれからまた増えたのかな。

[ 寂しそう、という感想に同意した。
 残っているのは紫織意外だと怜と辰美と連城。
 冗談で思い浮かべた逆ハーレム、
 ほんとに実現しちゃったよ、なんて誠香は思う。
 男子3人に囲まれて説得される紫織。
 いじめてるように見えないか少し絵面が心配ですね ]



 褒めてんのに。

[ 笑ってしまったら、なんだか阿東は不本意そうだった。
 委員長はこんな時でも委員長なんだなあ、と
 感心と安心とちょっとおかしかったのと。
 茶化したつもりはなかったので
 素直に褒め言葉と受け取ってほしい ]

 クラスメイトのこと、いちいち嘘ついてるんじゃないか
 なんて疑うやつの方がやだよ。
 仕方ないって。
 ……そもそも、無自覚だったんなら、
 しおちゃんだって嘘ついたつもりなんて
 なかったのかもしれないし。
 
[ 紫織が嘘をつく癖があることを
 誠香はよくわかっていない。
 なにしろいまだに辰美と紫織が付き合っていたと
 信じているくらいですので ]


[ 連城の名前がでて、ああ、と誠香は頷いた ]

 僕も連城とそういう話したよ。
 その時に、あー、連城は違うなーって思った。

[ 夏美に似たマネキンの前で、確かそんな話をした。
 遠い昔みたいに感じる。
 確かあの時、辰美が夏美にかける布を
 取りに行ってくれて……なんて思い返していたところ、
 突然怜の名前が出てきて、
 ちょっと不意打ちを食らってしまう ]

 あー、氷室ともそういう話したんだよ。
 お互い、あんな殊勝な遺書は書かないな、で
 意見が一致してさ。
 仲はいいよ。今絶賛喧嘩中だけどな!

[ 無駄に胸を張っておいた ]


[ 胸を張ってはみたものの、
 きっと心配したと言われてしまっては、
 ちょっとしおしおとしてしまう。
 正論だ。ドのつく正論だ。
 誠香だって見つけるたびに心配したし落ち込んだ ]

 ……そうだよなあ。
 あっちにいる間は、マネキンに代わったらどうなるか、
 誰もわからなかったんだし。
 帰れるっていうのも希望的観測だったし。
 心配、させたよな。きっと。

[ 先に帰られたら「抜け駆けした」って
 苦情を言ってもいい。
 辰美とそんな約束もしたんだった。
 ジュース賭けようって言わなくてよかった ]



 うん。そーする。

[ 気にしすぎない。
 できるかどうかはわからないけど、努力はします ]


[ 食い気味で念を押したのは念のためです。

 少しくすぐったそうな顔に見える阿東に、
 してたよ、と誠香は言葉を重ねた ]

 そりゃびびるよ。わけわかんなかったし。
 でも、寝る場所の段取りとかさ、
 ごはんをここのんが作ってくれたりさ、
 なんとなくまとまりみたいなのが出たのって、
 阿東とここのんがいてくれたからだと思うし。

 やりたくてやったことでも、
 やってもらった方はお礼を言うもんなの!
 助かった!
 ……あと、実をいうと
 今までちょっとだけ阿東のこと苦手だった。ごめん!

[ どさくさで謝りました。
 あの校舎で最後に謝りまくったので、
 ちょっとハードルが下がっていたのかもしれません ]


[ でもやっぱり少し、決まりが悪かったので ]

 辰美が頼りになりそう。
 連城は情に訴えるかなあ。
 氷室は……なんかちょっと心配。

[ 阿東と目を合わさずにそんな予想をしつつ、
 病院に足を踏み入れ……ようとして。

 ふと、振り返った。
 まだ、帰ってこないのかな。
 頭をよぎったのはそんなこと ]



 阿東、先行ってていいよ。
 僕、少しだけここで待ってる。

[ あの校舎で3日目の朝を迎えたのに、
 こちらでは大した時間はたっていなかったようだった。
 それなら、4人がもうすぐ帰ってきたり
 しないだろうか。
 そんなことを思ったので* ]


メモを貼った。


【人】 CC レイ



  …………っ、


[怖い、という言葉に怯んだ。>>144
 思わずパッと手を離してしまう。

 ――誰かに怖がられてまで
      本当の自分を見せる必要ってある?

 弱音がむくりと顔を上げて、
 走り出した葉野に、一瞬反応が遅れた]
 

(158) 2020/06/22(Mon) 23時頃

【人】 CC レイ



  待てよ、葉野!


[追いかける、追いかける、追いかける。
 どこまでも続くかと思われたまっすぐな廊下、
 その終わりには、ひとつの扉。

 開け放たれたその先に見えたのは、
 夕陽の差す茜色の部室だった>>150
 

(159) 2020/06/22(Mon) 23時頃

【人】 CC レイ


[その光景が見えたのは、一瞬。

 扉が閉まる。続いて響く鍵のかかる音。
 俺はその扉を叩いて、声を張り上げた]


  ……開けろよ! なあ!


[それから、ぼろぼろ泣いてる辰美と>>157
 きっと追いついてきたであろう颯真を見た]
 

(160) 2020/06/22(Mon) 23時頃

【人】 CC レイ


  
  俺にハンカチ貸すから拭くもの
  なくなるんだろーが。ばか。


[俺はポケットの中に入っていた
 自分のハンカチを辰美に差し出した。
 それから、辰美と颯真に視線を向ける]


  強情娘がいつまでも心を開かねえ気なら。
  ……蹴破るか。


[1人じゃ無理でも、3人なら]
 

(161) 2020/06/22(Mon) 23時頃

メモを貼った。


【人】 CC レイ


[それから、扉の向こうの葉野に
 声が張り上げた]


  なんで、後ろばっか見てんだよ。

  卒業したって、またみんな会えるだろ。
  終わりじゃない。続いてくんだ。

  新しい思い出を作ってけばいいじゃないか。

 

(162) 2020/06/22(Mon) 23時頃

【人】 CC レイ



  嘘つくの下手だったら、素直になれよ。
  ……きっとそっちの方が何倍も、生きやすい。

  心を閉ざそうたって、
  そうはいかねえからな。

  無理矢理にでもこじ開けてやる!


[扉を蹴破る準備はできているとばかりに、
 鼻を鳴らした]*
 

(163) 2020/06/22(Mon) 23時頃

CC レイは、メモを貼った。

2020/06/22(Mon) 23時頃


──現在/病院前──

  ……福住って意外と肝座ってんな。

[ 礼一郎はずっと怖かったよ!
 誰かがあんな人形になるのもいやで、
 だけど、現実に帰れないのもやだった。

 駄々っ子みたいにあれもいやこれもいやって、
 ぶるぶる震えながら過ごしていたもんで……、
 いや、これは大げさな言い方だった。]
 



  また増えてんのかなあ。
  俺、全部は全然見れてなくて、
  最後に部室棟? が増えてんの気づいて、
  見に行けなかったなあって思った気がする。

[ 男子3人に囲まれる葉野紫織。
 いやあ、あいつらデカいからな。
 氷室はさておき、他ふたり。
 デカいから囲まれたら迫力あるだろうな。
 可哀相に、礼一郎や福住を追い出すからだ。]
 



  褒められてる気がしねえ。

  ……そうだよな。
  ほんとに、忘れてたのかもしんないし。

[ 礼一郎も、葉野の悪癖なんて知らない。
 冗談のセンスがないってことは知ってるけど、
 常習的なものなんて知らずに、同調する。]

  うん、俺と話したときも、
  ソーマ、自分は大丈夫だって言ってた。

[ 礼一郎はそれがうれしかったんだよね。
 少しだけ気分が浮上する話。
 続く言葉も、礼一郎にとってはそう。]
 



  ……へえ。
  言われてみりゃ、確かになあ。
  俺、全然そんなこと言ってやれなかった。
  レイは、おまえは違うって言ってくれたのにさ。

  ……福住、ほんとよく見てるよな。
  だからあいつが一緒にいるんだろうけど。

[ 寄ってくる女は俺の顔しか見てない! なんて、
 あたりまえのように言ってた氷室を知ってるから、
 礼一郎はなんだかちょっとうれしい。微笑む。が、]
 



  ……て、は? 喧嘩してんの?
  ンなことで胸張んな。マジかよ。

  そのテンションで言えるんなら、
  ハイハイ当事者でがんばれ。
  ……って感じはするけど。

[ 心配の種が増えたって、
 礼一郎はちょっと苦い顔をしている。

 あいつ、あいつなあ……って、
 氷室のほうの過去の所業を思い出して呻いた。

 もちろん悪いやつじゃないけど、
 すげえ良い友だちだと思ってるけど、
 見ててハラハラするとこあるよね、氷室って。]
 



  ま、友だちだからな。
  だから、福住が無事に帰ってるだけでさ、
  あいつらよかったーって言うよ、たぶん。

[ そりゃ心配はするでしょう。って、
 礼一郎は責めるんでもなく微笑んでいた。]
 



  飯、うまかったよなあ。

[ って、礼一郎はそっと話を逸らす。
 照れるじゃないですか。というか、
 ほんとに礼一郎、あんまり仕事してないです(笑)

 とはいえ、過ぎる謙遜は鬱陶しいよな。
 それなら、「 どーいたしまして 」って言って、
 言ったんだけど、カミングアウトが急すぎる。]
 



  ……あーーー、
  もしかしたらそうなのかなって、
  ちょっとだけ、ちょっとだけど思ってた。

  でも、人の好き嫌いなんてさ、
  誰にでもあるもんだし、謝んなよ。
  つーか、俺が気づかないうちに、
  なんかしてたのかなって……、

[ そうならごめんなって、
 礼一郎は先回りするように謝って、
 それから、穏やかな口調で尋ねる。]

  それもさ、
  詳しくは聞かないほうがいい話?
 



[ 別に、無理強いするわけじゃないからねって、
 流れてく話題にはしっかりと乗っかった。]

  ユキもソーマもレイも、
  友達思いの良いやつだし、
  やさしいし、頭がいいし、大丈夫。

  ……だと思うけど、
  まあ、レイが心配なのはわかる。

[ 同調するようにうなずきながら、
 礼一郎はいつしか福住を追い抜いていた。]
 



  そ? わかった。
  冷えねえうちに中入れよ。

[ 体調崩すと元も子もないぞ。
 ……とは、さすがに言わなかったけど。
 ひらりと手を振って、ひとり足を進めた。*]
 


メモを貼った。


──現在/病院──

[ 明るい。

 外から見ていたのより、
 ずっと明るい建物の中に足を進める。

 履きなれたスニーカーは、
 別に足音をうるさく立てるでもないけど、
 そこがあまりにしんと静かな空間だから、
 礼一郎の歩みは少し、慎重になってしまう。]
 



[ 明るい空間に、何名かの友人がいる。
 礼一郎はそれをちらりと見ながら、
 椅子に座るのはなんだか気が引けて、
 邪魔にならない場所に立つことを選ぶ。

 立っている友人のもとへ、
 静かな歩調で歩み寄っていって、]
 



  ……綿津見は座んなくていいの?

[ とっさに適切な挨拶が見つからず、
 こんばんはも何もなく、礼一郎は声をかけた。

 こんばんはおかえりただいま。
 どれもなんかちょっとしっくりこなくてさ。

 なんでもないことのように尋ねて、
 「 もう結構待ってる? 」って、
 友人の状況を気にするようにさらに質問を重ねた。*]
 


メモを貼った。


 ―― 現在:病院前 ――

 寝起きだったからだよ!

[ 肝座ってんな。
 褒められたけど、実情はそんなものじゃない。
 そういうことにしておけばいいのに、正直に白状した。
 緊張しながら朝ごはん食べるなんて美味しくないし。
 その結果一口かじっただけで朝ごはん終了したけど ]

 僕は6階までと、あと地下は見たけど、
 体育館が増えたらしいっていうのは見てないな。

[ 見に行った方がよかったのかなあ、と誠香は思う。
 天井や壁のインクの意味が分からなくて、
 ただ閉口しただけだったけれど、
 そういえば、紫織はCG研だった。
 チラシのデザイン、アドバイス貰ったじゃないか。
 インクと縁のあるのは、紫織だった ]



 褒めてるって!
 ナチュラルにフォローとか
 気遣いの言葉が出るってこと。
 委員長だなって思っただけだよ。

[ 褒められてる気がしなかったらしいので、
 解説を添えた。
 誠香はこんな嘘はつかない。
 もっと取り返しのつかない嘘はついてるけど。
 そんな誠香に、紫織を嘘つきと責めたりなんて
 できるわけもない ]

 連城はほんといいやつだよなー……。

[ 自分は大丈夫だと言ってた、という連城の話に、
 誠香はそんな感想をこぼす。
 そう、連城は情に厚くて健全な空気が出ていて、
 だから誠香だってさらっと聞けたのだった ]


[ 怜との関係を褒められるのは、
 なんだか妙にむずむずする。
 なんというか、阿東に裏がなく、
 純粋に褒めてくれている感じがするのが分かるから、
 余計に。
 そんな大層なものじゃないのになあ、と思うわけで ]

 んー……氷室は、向こうから僕に聞いてきたんだよ。
 校舎の様子がおかしいってなって、割とすぐくらいに。
 氷室は結構最初の頃から、あのメールの送り主を
 探そうとしてたから。

 別にそんな大層なことしてないよ。
 ふつーに友達付き合いしてるだけ。
 友達なんだから当たり前じゃん。

[ 謙遜でもなんでもなく誠香はそう言ったけど、
 続く言葉で阿東の顔を曇らせてしまった。
 ごめんなさい。とは正直思ってない ]



 大丈夫。悪いのは氷室だから。
 帰ってきたらがっつり罵倒して
 説教するって決めてるから。

[ 堂々と言い放った。
 なにしろこっちには辰美という強い味方がいるので、
 負ける気がしない。

 しかし、喧嘩の件と誠香が心配をかけたって話は
 別の話なので、そこは申し訳ないなと思う ]

 他人事みたいに言ってるけど、阿東もだからな?
 きっと阿東のことも心配してるよ。

[ まさか泣かせてしまったとまでは想像してないですが。
 お互い罪作りですね ]


[ 絶妙のタイミングで
 さりげなくカミングアウトしたつもりだったけれど、
 やっぱりさらっと流れるなんてことはなかった。
 しかも気づかれていた。
 誠香はとてもばつが悪い ]

 あー……気づいてたんだ。
 いや、好き嫌いとかそういう問題じゃないし、
 阿東に落ち度は全くないんだ、ほんとに。

[ 詳しく聞かない方がいいか、と気遣われて、
 少し躊躇って、けれど結局首を横に振った ]



 ……僕さ、おにーちゃんがいたんだよ。
 うん、いたんだ。過去形な。
 すっごく仲良くてさ。
 でも、3年前に、……事故、でさ。

 なんとなく、阿東と雰囲気が似てたんだ。
 そんな気がしたんだ。
 だからさ……思い出しちゃうから、苦手だった。

 けど、勘違いだったかも!
 なんか今日は、あんまり似てる気がしないし!

[ ちゃんと話せた。
 兄の話はずっとクラスメイトの前では封印してたけど、
 ちゃんと話せた ]


[ とっとと話題を変えようと、少々強引に変えた流れにも
 阿東はちゃんと乗ってくれた。
 そして、同意されてしまった ]

 ……だよな……。
 時々強引で馬鹿だから心配だよ……。

[ 校舎内時間で昨夜から、友人への暴言が止まらない。
 信じているけど。
 そんなことを考えたから、振り返ったのかもしれない ]

 ありがと。大丈夫だよ。

[ 冷えないうちに、という言葉に頷いて、
 一足先に中に入っていく阿東に手を振った* ]


メモを貼った。




 [ 開けたいのか開けたくないのか、
  多分どっちでも良いのかも。
  ぼんやりしてたり、夢中になったりすると、
  手元の食べ物食べられなかったりするよね。

  かりかり、かるーく、
  数度引っ掻いた後に、 ]

 




   ─── いいんちょ、

 [ あっ、って感じで、すがたを見上げた。

  こんばんはおかえりただいま。
  の、どれを言うのが良いのかな。
  いっそおはようとかが一番良い?どうかな。
  どれもちょっと、呑気だったりしますかね。

  でも、うん、おはよういいんちょ。
  お互い血まみれなんてことがなくて何よりです。
  足跡も無くて、
  足音だってべたつくものじゃない、現実世界。 ]

 




   ……なんだろ、待ちきれない、って言うのも、
   ちょっとおかしかったりするけど……。
   そんな感じ、かも?落ち着かない、みたいな。

 [ ……失礼な言い方をしてしまえば、
  結末をいち早く知りたいような、そんな感じだ。

  座ってたって変わらないけれど、あたしは、
  すきなみんなのこと、
  きっと、落ち着いて待っていられない。 ]

 




 [ なっちゃんと、喜多仲君の後に来たよ。
  ちかちゃんはおんなじぐらい。
  なんて足してみるけれど、どれくらいなんだろ?
  時間見て来たわけじゃないから、ちょっと曖昧。

  夢の中と違って、
  こっちはちゃんと一分一秒進むのにね。 ]

 




 [ 座るのは、いいかな。
  いいんちょは座らない?って、
  あたしからも聞いてみよう。

  なっちゃん……の、マネキン発見のときには、
  大変苦労をかけました。あたしはなんとか元気です。
  両手があいたら、もしかしたら、
  ばっちりダブルピースきめたかも。

  ……冗談です。でも写真映えする自信はあるよ。
  閑話休題。

  手を塞いでる ぬくい缶を撫でつつ、
    ─── そういえばさ、なんて、呟きひとつ。
          問いかけに重ねるみたいに。 ]

 




   いいんちょも、
   最後までいられないひと、だったんだね。

 [ ちょっとだけ上にある、いいんちょの顔を見ている。 ]

 




   ……あ、えっと、否定じゃないよ。
   単純に、終わりになった映画館には
   いられなくなるとか、
   座席が足りなくなるみたいな感じ……って、
   しおりちゃんとそんな話、あっちでしてたの。

   それで……あたし、なんとなく、
   いいんちょはずっといるんじゃないかって、
   どこかで思ってた。から。

 


【人】 CC レイ



  わんっがままだな!
  死んで俺たちに忘れて欲しいって?
  どんな駄々っ子だよ!


[俺は、扉を強く強く叩いた。

 ごめん。やっぱり俺は颯真みたいに
 やさしくなれそうもないや。
 俺はありのままの俺でいくと
 決めたものでして]
 

(179) 2020/06/23(Tue) 00時頃

【人】 CC レイ



  もう友達なくすのが嫌、って。>>177

  そう言ってるおまえが、
  「葉野紫織」って友達を
  俺たちから奪おうとしてるんだ。

  その矛盾に気付け。


[すう、と息を吸う。
 少しだけ声音を穏やかにして]
 

(180) 2020/06/23(Tue) 00時頃



 [ いいんちょのイメージは、"委員長"だし?
  なんとなく、ほら、
  こういう時どうしたって任せたくなるって、
  フツーのイメージがあるわけで。
  
  多分、そういうのが良くないのかもしれないけど。
  例えば、もし、エンドロールの一番最後まで、
  残ったひとたちに理由があるとするなら、きっと、 ]

 


【人】 CC レイ



  ……俺だって、友達なくすのは、もういやだよ。

 

(181) 2020/06/23(Tue) 00時頃



   ……あたしは、自殺したってひと相手にして、
   多分、連れ戻すとかできないしさあ。

 [ いいんちょは、できたと思う?なんて。 ]**

 


【人】 CC レイ


[ぽつり、と本音を漏らした。

 中学の頃を思い出す。
 恋愛事で人間関係はいくつもぐしゃぐしゃ。
 やっとのことで、
 高校で穏やかな学校生活を手に入れたんだ。

 もう嫌だ。やっと手に入れたこの居場所を、
 俺はあきらめたくないんだ。

 ――過去にかつてあった思い出に。
 ――粉々に砕かれてしまった思い出に。

 この場所をしてたまるかよ]
 

(182) 2020/06/23(Tue) 00時頃

【人】 CC レイ



  辰美。颯真。


[いっせーの、でいいな。
 そう小声で囁いた。
 3人で、葉野を、取り戻すんだ]*
 

(183) 2020/06/23(Tue) 00時頃

メモを貼った。


CC レイは、メモを貼った。

2020/06/23(Tue) 00時頃


──病院前──

  それにしたって、
  十分肝座ってるわ。

[ これは、語尾に(笑)がつくやつです。
 寝起きだったか、そっかそっか。
 なんて平和なやり取りだろうな。

 インクを葉野に結び付けられなかったのは、
 礼一郎ももちろん同じだった。
 世界の主の正体が分かった今も、
 どうしてあそこまで。って思っている。

 全部見に行ってたら、何か違ったかな。
 今さら考えたって、どうしようもないけどさ。]
 



  ……あーあー、
  ありがと。照れるからそのへんで。

[ 続けられた解説に、
 ストップ、と手を突き出して制止をかける。

 嘘じゃないのはわかってるよ。
 わかってるから、それ以上言うなよ。
 礼一郎が調子に乗るだろ。なんてね。

 別の友人に話題が移ろったことを、
 これ幸いと、大きくうなずいておいた。
 本当に連城はいいやつだよ。ほんとに。]
 



[ 福住がむずかゆかろうが、
 礼一郎の知ったことではない。

 当たり前じゃん。と福住が言い切るそれが、
 あいつにとってはそうじゃないって、
 礼一郎は知ってる。付き合い長い特権でね。]

  福住にとってはあたりまえでも、
  あいつにとってどうかはさ、
  本人に聞かなきゃわかんねえだろ。

[ それ以上は、
 礼一郎の口から言うことでもないなって、
 いきり立つ福住を応援するだけに留めておく。]
 



  言ってやれ言ってやれ。
  ……泣かさない程度にな。

  ……何があったか知らねえけど、
  あいつ、計算づくです〜って顔して、
  勢い任せだし、強情っぱりだし、
  ……たまに大事なとこ抜けてるし。

  一回がつんと言ってやってくれ。
  ……屍を拾う覚悟はしておく。

[ 捨て身特攻そろそろやめてくれません?
 って礼一郎は思ったりしてるんだけど、どうかな。
 あ、もう泣かせちゃった? お互い罪深いね。

 他人事じゃないことくらいわかってるって、
 礼一郎は「 わかってるよ 」って静かに笑った。]
 



[ 福住は打って変わって、
 ばつの悪そうな顔をする。

 おにーちゃん。という言葉が流れてきて、
 今度は礼一郎がなんともいえない気分だ。]

  ……そっか。
  辛いこと思い出させてごめんな。
  仲良かったきょうだいに似てるってのは、
  なんかちょっと褒め言葉な気もするけど。
  ……良いお兄さんだったんだな。
 
[ そっか。って礼一郎はつぶやいたけど、
 似てた。なんて、気のせいじゃないかなあ。
 あるいは、もしかすると、]
 



  ま、勘違いかもしれねえし、
  ……似てなくなったのかもな?

[ はは。礼一郎は笑った。いろいろあってね。
 なんのことかなんてわからなくていいです。]
 



  わはは、よくわかってらっしゃる。
  ついでに友達思いで後先考えない。

[ 流れるようなけなし文句である。
 リズミカルにいくつか付け足して、
 礼一郎はひらりと手を振ってその場を去った。*]
 


【人】 CC レイ



  ……二重人格?


[突然口調の変わった颯真>>192
 俺は目をぱちくりさせて。
 そうして「そういうこともあるか」と
 謎に納得してしまう自分がいた。

 死にかけて、自分の頭の中に
 クラスメイトを呼びこんでしまう
 女子高生だっているんだ。
 
 二重人格くらい、普通にあるだろう]
 

(195) 2020/06/23(Tue) 00時半頃

【人】 CC レイ

 

[颯真が死にたくはないけれど消えたい理由が
 うっすらと理解できてしまって]
 
 

(196) 2020/06/23(Tue) 00時半頃

【人】 CC レイ


[颯真は、颯真だ。
 見ていてそれは分かったから。

 ひとつ頷いて。3人で息を合わせて]
 

(197) 2020/06/23(Tue) 00時半頃

【人】 CC レイ

  いっせーの!


[扉に、全力の蹴りを入れたのだった]*
 

(198) 2020/06/23(Tue) 00時半頃

 ―― 現在:病院前 ――

[ ペットボトルのふたを開けて、
 ジャスミンティーを飲んだ。
 ほうっと白い息を吐きだす ]

 ……しおちゃん。

[ 届くわけないってわかってるけど、
 それでも誠香は呟いた。
 見上げた空に雪はなく、冬の星座が瞬いている ]


 
 僕さ、あの校舎であんな死に方してさ、
 正直、恥ずかしくて恥ずかしくて、
 思い出すだけで死んじゃいたくなるくらいなんだけど、
 なんでかな。一回死んだからかな。
 前、向かなきゃって、思えたんだよ。

[ 未来のことを考えるたびに、
 そこに自分がいてはいけない気がした。
 兄のいない未来で、
 笑っているかもしれない自分が許せなかった。
 けれど今は、
 いつまでも過去にしがみついていては
 いけないような気がする。
 兄のいない現実に、真正面から向き合わなくては
 いけないような、そんな気がしている ]



 ……しおちゃんが抱えてるものがなんなのか、
 僕は知らないし、安請け合いなんてできないけど。
 でも、一回死んだ気になったら、
 案外生きてけるんじゃないかな。
 どうかな?

[ 帰っておいでよ、って。
 テレパシー、飛ばしてみた。ぴぴぴ* ]


CC レイは、メモを貼った。

2020/06/23(Tue) 00時半頃


──現在・病院内──


  もう一回、チャンスほしいよね
  私も、わかってたなら、しおりちゃんと
  のんびりお話なんてしてなかったよ

  ごはん、作るとか、それよりも先に…
  ……ううん。それよりももっと早く
  しおりちゃんが思い詰める前に、
  この手を伸ばしたかったなって思うよ


[ ねえ、神様。私たちにもう一度、
 彼女を助ける機会を与えてはくれませんか?

 何かを与えられなくとも、
 そう、この指先が少しでも掠められたなら、
 未来は少しでも変わっていた? ]
 



[ ただ、なにもできなかったと言う彼と
 愛宮心乃は同じことを思っていた。

 自分のことでいっぱいで、
 他人のことを考えられないなんて
 敬愛するマザーが聞いたら、呆れてしまう。

 でも、たぶん、きっと、
 これは私の単なる妄想に過ぎないお話だけど、 ]
 




      しおりちゃんは、与えてくれた

 




        自分を見つめ直す機会を

 



[ 言葉が悪いかもしれないけれど、
 しおりちゃんが先にやっていなければ、
 私自身が、あの立場にいたかもしれない。
 ……と、心乃は思っていた。

 しおりちゃんが、行動を持って示してくれたのだ。
 きっと、そうなんだ、って思いたい。
 命≠フ大切さを見失っていたのだ、私は。

 ただ、マザーのように悪意ある自分と
 熱い抱擁を交わす日はまだ遠いかもしれないけれど。
 生かされているという事実を鑑みて、
 私は、私らしく℃v考してみていた。 ]
 




  私にできて、喜多仲くんにできないこと
  喜多仲くんにできて、私にできないこと
  ……きっと、なにもできてないことないよ


[ おしるこ缶を、ぎゅと握る。
 すこしぬるくなり始めていた。 ]
 




  まだ帰って来てない人たちもいる
  私たちにできて、彼らにできることと
  彼らにできて、私たちにできないこと

  きっと、あるよ。まだ間に合うよ


[ 信じていたい、と思う。
 私たちができることは、待つこと。
 彼女が戻って来れた時に、
 生≠共に喜び合う準備だろう。

 喜多仲くんに言い聞かせるというよりかは、
 自らに言い聞かせるようなものだった。 ]
 




  ねえ、喜多仲くんだったらどう?
  死の淵から帰ってきたら、
  ともだちに、どうやって迎えてもらいたい?


[ なんて、愛宮心乃は微笑みを浮かべた。** ]
 


【人】 CC レイ


[3人で、力を合わせて扉を蹴破った。
 あるいはそれは、葉野が俺たちに
 心を開きかけていた証左だったのかもしれない。

 耳障りな金属音と共に部室の扉がこじ開けられれば、
 そこに広がるのは茜色の部室だ。
 入ったことはないけれど、
 そこはCG研の部室なのだと直感的に理解した。

 そうして、踏み台に足を掛けた葉野を見るや否や
 俺は瞬間的に地を蹴った>>204
 

(208) 2020/06/23(Tue) 01時頃

【人】 CC レイ



  ばっかやろ!
  死なせねえ……ぞ!


[辰美が右腕を掴めば、>>207
 俺は葉野の左手を掴んで引っ張った。

 飛び降りなんて、させない。
 俺たちの目の前で、死ねるだなんて思うなよ]**
 

(209) 2020/06/23(Tue) 01時頃

メモを貼った。


CC レイは、メモを貼った。

2020/06/23(Tue) 01時頃


──現在/病院──

[ 見上げられて、目が合う。

 礼一郎はおつかれさまも考えたよ。
 結局どれもこの空気に馴染む気がせず、
 単純に名前を呼んだりしたけどさ。

 手持無沙汰みたいにいじられてる、
 手の中の缶に気が付いて、
 ロビーは飲食大丈夫なのかなとか、
 何か買ってきたらよかったとか、

 礼一郎はそういうことを考えたので、
 呑気でも生きられていいですね、現実世界。]
 



  ……落ち着かねえよなあ、そりゃ。

[ ごくふつうの同意を返した。

 ちらりと時計を見る。
 もう夜はとっくに更けていて、
 良い子の出歩く時間じゃないのにな。]

  俺もいいかなあ。
  落ち着かねえし、
  なんか気兼ねしちゃって。

[ 同じように問い返されて、
 礼一郎の返す答えも、
 そんなにおもしろくはないでしょうが。]
 



[ あちら側ではいろいろありまして、
 なんかもうほんとにいろいろあってさ、

 あんなの苦労とか全然思ってないから、
 気にしなくっていいんですよ。とは、

 スマホの電波が回復したって、
 礼一郎にアンテナが備え付けられてないから、
 こちら側でも一向に伝わらないですね。

 ま、重要な話ってわけでもないから大丈夫です。]
 



[ 非難の意図のない言葉を、
 礼一郎は黙って、最後までお利口に聞いている。]
 



  ……ま、俺。
  自分のことで手一杯だしなあ。

[ いいんちょはそんな大した人間じゃないですよ。
 というか、人間じゃない説も浮上してたっけ。

 なんでもないことのように礼一郎は言う。

 責められてるって、
 もっとちゃんとやんなきゃって、
 ちょっと前なら思ったかもしれないけどさ、

 今、こうして現実に立っていること。
 が、答えなんだよね、たぶん。]
 



  自分のことと──、
  あと、ほんのちょっとくらい?

  そんくらいしか抱えきれないの、
  向こうもわかってたんじゃねえかな。

  ……ふつうに余裕のない人間なもんで。

[ 向こうって誰だか知らないけどさ。
 冗談めかして、礼一郎は言う。

 残らせてはもらえませんでしたね。
 でも、礼一郎は正しい選択だと思う。

 連れ戻すとかできない、と言う綿津見に、
 礼一郎は「 俺だって無理だよ 」と笑った。]
 



  ……つーか、
  そんなのできる人なんて、
  実際いないんじゃねえかな。

  葉野が帰ってこない、とかじゃなくて。
 
[ 伝わる? って礼一郎は首を傾げたけど、
 たぶん、これじゃ無理ですね。さて。
 うーん、と唸りながら礼一郎は言葉を捻りだす。]
 



  無理やり連れ戻したってさ、
  ハッピーエンドにはならねえし、

  かといって、人の考え方とか行動とか、
  他人が変えようと思って、
  どうこうできるようなもんでもないしさ。

  結局、こっちの勝手な思いをぶつけて、
  あとは本人を信じるしかないじゃん。

[ 全部、礼一郎の憶測であり持論だけどね。
 綿津見の隣に並んで、じっと前を向いている。
 それこそ、信じて待つしかできないからさ。]
 



  ……綿津見も、
  言いたいこととか、
  聞いてほしい話くらいはあるだろ。

[ 礼一郎は結構たくさんある。

 葉野と綿津見。
 礼一郎よりよっぽど仲良しに見えます。
 ほら、女子同士だし。……また偏見。
 だから少しくらい……と言わず、
 何かしらあるだろうってあたりまえに思って。

 今度こそ言えたらいいよなって、
 ぽつり、つぶやきをひとつ落とした。**]
 


 ―― 少し前:病院前 ――

[ 2回目の「肝座ってる」は褒めてなかった。
 そう言われてしまってはもう反論できない。
 肝の座った女の称号、いただきました。

 探索しきれなかった校舎、全部見に行っていたら
 どうなっていただろう。
 なにしろ誠香は迷探偵なので真相に近づけたかどうか。
 心乃のお掃除の手間を
 増やしてしまっただけかもしれない ]

 納得したならいいよ。

[ 褒め言葉の解説は制止されてしまった。
 ご理解いただけたならやぶさかではありません。
 そういえば辰美にも、褒めすぎと照れられた。
 案外誠香は人を褒める才能があるのかもしれない。
 調子に乗ったっていいのに。
 委員長という責任のせめてもの報酬みたいなものです ]


[ ふつーに友達付き合いしてるだけで
 評価されてしまうのは、
 やっぱりよくわからない。

 わからないので、ふつーに、
 喧嘩も罵倒も説教もする予定。
 しかし、悪いのは怜! と言い切った
 誠香が言うことではないが、
 阿東にまでこんなに応援されてしまうと、
 こちらの層が厚すぎて少々怜が不憫になる。
 と同時に、愛されてんなー、とも思う ]

 ほんと、馬鹿なやつだなあ。

[ 思い出すのは、怜が書くと言った遺書のこと。
 なーにが“みんな見た目で判断する”だよ。
 こんなにみんなに愛されちゃってるじゃん。
 馬鹿だなあ、と誠香は思う ]



 うん、まあ、色々と思い知らせてやる予定。 

[ 迎え撃つ気力は十分です ]


[ 辛いことを思い出させてごめん、と
 謝られてしまった。
 それに、誠香は首を横に振る ]

 阿東は悪くないし。
 それに、おにーちゃん思い出して辛い、って
 薄情な妹だろ。
 ……うん、いいおにーちゃんだった。
 穏やかで、なんかほっとする空気出してて。
 そういうとこ、阿東に似てる気がしてた。

[ 勘違いだったのか、阿東が変わったのか、
 誠香にはよくわからない。
 もしかしたら、どちらでもないのかもしれない ]

 僕がさ、こだわりすぎててさ、
 勝手に重ねてたのかも。
 


[ 容赦ない誠香の評価に、
 重ねられる評価も割と容赦がなかった ]

 それな!

[ そう声をかけて見送った** ]


メモを貼った。


メモを貼った。


-- 現在/駐輪場→病院前 --

[ 何処かなあ、と地面を照らしていれば、
 光るものを発見。千夏の自転車の鍵です。
 見つかった鍵を指にかけて、くるりと回す。
 愛車に乗れなくなったら、通学もできない!
 (別にそんなことはないです)

 外気に晒された指先はつめたくって、
 ポケットにいれたカイロがとてもありがたい。
 探し物を見つけた千夏は来た道を戻る。
 カイロを握って、ふらふらと。 ]
 



[ あ。誠香ちゃん、と千夏は思った。
 現代人の必須アイテム、スマホ。
 に送られたメールは確認していなかった。
 精神世界の校舎、で見た格好とは、ほとんど一緒。
 首許に巻かれているもの以外。

 なんて声かけたらいいのか、思いつかなくて。 ]

  それ、おいしい?

[ 誠香の手許にあるペットボトルを指差してみたり。
 缶コーヒーは、熱いとかいいながら、
 すぐに飲み終えてしまっていた。ので。

 新しい飲みものでも買おうかなあ。
 と千夏は自販機を眺める。** ]
 


メモを貼った。


【人】 CC レイ



  人の生き死にに、人騒がせも何もあるかよ。


[俺は、葉野の左腕をがっちりと掴みながら>>215
 ぐずぐずと泣く彼女をまっすぐに見据えていた]


  死にたいと思うほどに悩んでる奴を
  もしも笑う下衆がいたなら、
  俺が蹴散らせてやる。


[それから、にっと歯を見せて笑って]
 

(216) 2020/06/23(Tue) 17時半頃

【人】 CC レイ

  
  
  こんな大の男3人に囲まれて、
  やだやだ帰りたくないって
  大立ち回りしてるんだ。

  今更、帰って怒られたところでなんだ。
  心配したぞって責められたところでなんだ。
  屁のツッパリにもなりゃしないだろ。

  ……諦めろ。
  葉野が生きるって言うまで、
  俺はこの手を、離さない。**
  
 

(217) 2020/06/23(Tue) 17時半頃

CC レイは、メモを貼った。

2020/06/23(Tue) 17時半頃


 ―― 現在:病院前 ――

[ 足音を聞いた気がして顔を上げて、
 誠香は大きく目を見開いた ]

 千夏ちゃん。

[ メールではただいまと打ったものの、
 いざこうして実際に顔を合わせると、
 なんて挨拶したらいいのかわからない。
 ただいま、はメールでもう言ったし、
 こんばんは? ……変だ ]



 あ、うん。
 僕は好き。

[ 手元のペットボトルを指差されて、
 釣られたように誠香も視線を落とす。
 自分の着ているコートも目に入って、
 ああ、そういえばこのコート、
 一度は千夏にあげたんだった、なんて思った ]

 ……千夏ちゃん、風邪、引いてない?
 
[ ぽつりとそんな言葉が口をついて出た。
 あれは紫織の作った世界で、現実ではなくて、
 だから、そんな心配をするのはおかしいのかも
 しれないけれども ]

 最後に見た千夏ちゃん、ちょっと寒そうだったから。
 風邪ひいてないかなって、ちょっと心配だったよ。*
 


メモを貼った。


メモを貼った。


-- 現在/病院前 --

[ 名前を呼ばれれば、呼び返す。
 社会に組み込まれているとより認識できて、
 いいよなあ、と千夏は思う。
 相変わらず顔色はよくないけど、
 千夏はほわ、と笑った。 ]

  誠香ちゃん。
  誠香ちゃんが好きなそれにしよーっと。

[ なんてない飲み物の決め方。
 自販機に小銭をぴったりいれて、
 ジャスミンティーを代わりに手に入れた。 ]
 



[ 手に入れたペットボトルをつまみあげる。
 質問が飛んできて、首を傾ぐ。 ]

  あ、やっぱり私も、
  夏美ちゃんみたいになってたんだ?
  雪の上にダイブインしてたでしょー。

[ そっか、そっかと千夏は頷いた。 ]
 
  最初は、自分があの世界を創ったと思ってたから、
  自分のマネキン?が他の人に見られるなんて、
  ちょっぴり予想外だったな。

[ マネキン、と語尾は上がる。
 うんうん、と千夏は一人で頷いて。 ]
 



  心配ありがとう。
  風邪ひかないようには気を付ける。
  なんたって受験生だし、
  ここちゃんにも無駄な心配かけちゃいそうだし。

[ 中に入ろうかな、と千夏は付け足す。
 誠香ちゃんも風邪ひかないように、と言って、
 一緒に行きませんかとはお誘いをば。* ]
 


 ―― 現在:病院前 ――

[ ジャスミンティーを手にした千夏は、
 これでも遠回しに言った、つもりだった誠香の問いに、
 なんてことないように直球で返事をくれた。
 雪の上にダイブイン。
 ちょっとだけ決まり悪くて誠香はうん、と
 頷いたけれど、
 続いた千夏の話にそんなものは吹き飛んだ ]

 千夏ちゃん、あの世界作ったの自分だと思ってたの?

[ つまりそれは、あんなメールを送る
 心当たりがあったということだ。
 誠香はなんとも言えない気持ちになる ]



 ……そっかあ。

[ 一緒にクレープを食べた夜のことを思い出す。
 あの夜、千夏ははしゃいでいて、
 いつもよりテンションが高く見えた。
 あれは、自分が世界の主だと思っていたからだった? ]


[ でも、千夏は風邪ひかないように気を付けると言った。
 受験生だから、とも。
 それはつまり、少なくとも今は、
 生きていくつもりがあるってことじゃないかな。
 誠香はそんな風に思った ]

 ううん。そうだね、受験生だもんね。
 お互い頑張ろうね。
 ……あ、でもね、まなっちと話してたんだ。
 こっちの世界に帰ってきたら、みんなで千夏ちゃんから
 メイク教えてもらいたいね、って。

[ 受験勉強も大事だけど、
 メイクの勉強もよろしくお願いします、先生。
 そんなお願いをしてみる ]


[ 一緒に行きませんかと誘ってもらったけれど、
 ありがとう、でも、もうちょっと待ってる、と
 誠香は首を横に振った ]

 しおちゃんが帰ってくるかどうかって、
 しおちゃんが生きたいと願うかどうかじゃないかなって
 そんな気がしてて。
 そのために、きっと、あっちに残ったみんなが
 頑張ってくれてると思うからさ、
 僕はもうちょっとここで待ってみるよ。

[ 風邪ひく前に入るから大丈夫。
 またあとでね、と笑った** ]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 CC レイ



  離さないぜ、悪いけど。


>>222帰る。生きる。
 その言葉を葉野から聞くまでは、
 この手を離すつもりはない。

 泣き腫らした顔を向ける葉野を、
 辰美の大きな手がぽふぽふ撫でている。>>226

 その光景が、誠香の頭を撫でる自分の姿と
 重なって俺は苦笑を浮かべた]
 

(231) 2020/06/23(Tue) 21時頃

【人】 CC レイ



  生きるぞ。葉野。
  こんなとこで死んでる場合じゃない。


[それから、言いにくそうに
 視線を泳がせて]


  おまえのせいで、その――……
  色々関係がこじれちまったんだ。
  最後まで責任取って相談乗りやがれ。

 

(232) 2020/06/23(Tue) 21時頃

【人】 CC レイ


[そう。俺とおまえは“共犯者”。

 まだ伝えていない俺の気持ちを知ってるのは、
 世界中探してもたったひとり。
 葉野紫織だけなのだから]


  ……帰ろう。


[強く強く、手を引いた]**
 

(233) 2020/06/23(Tue) 21時頃

CC レイは、メモを貼った。

2020/06/23(Tue) 21時頃




 [ いいんちょが、委員長じゃなかったら、
  あたしはどういう目で、
  あとうくん、を見てたのかなあ。
  礼儀正しいいいひと?どうかな。

  その時にならないとわからないから、
  きっとわからない。
  人生のルートは一度きりです。

  あたしのよくある会話に返ってくるお返事は、
  ふと、そう思う程度にはよくあるお話。 ]

 




 [ にんげんもにんげんもどきも、
  スマホが使えたところで脳内電波は圏外だから、
  いいんちょの考えてることは、きっと届かないまま。

  お利口さんです、フツーにね。 ]

 




 [ いいんちょが、たとえば、
  イメージ通りにいい人で、
  イメージ通りに他人の手を引けるような、
  そんな風だったら、あたしはすんなり頷くだろうし。

  イメージと違って、申告通りに、
  ─── 冗談なのか、ほんとなのか、
  自分のことと、
  ちょっとぐらいしか抱えられないひとであっても、
  あたしはきっと、いいんちょがすきだなって。

  ……そう思うのは良いことなんでしょうかね。
  やっぱり届かないあたしの思考回路。 ]

 




     ……そういうもの?

 [ 反対方向に首を傾げる。
  連れ戻す、ことが正解であるならば。
  残っている人たちはそういう意味で選ばれているって、
  展開的なものを考えてしまうあたしは思うわけです。
  いつだって呑気だ。 ]

 




 [ 思いをぶつけたかもしれない、残った人は、
  それを分かっている上で、
  しおりちゃんの手を掴むのかな。

  ……ちょっとエゴっぽいの、
  こどもだからできることなのかもね。

  あたしたちは大人と子供の境目の、
  きっと、 ぎりぎり、子供のところにいる。 ]

 




  ……いいんちょ、あたしも 思うんだけど、
  こっち戻ってきても、しんどいよなー、って。

  死にたいぐらいに逃げたかったのを、連れ戻すの、
  本とかなら綺麗な話だけど、
  綺麗なだけじゃ、ないじゃん?

 




 [ 白紙が全部綺麗に塗られるような、
  そんな ハッピーエンドなんて、
  ちょっとあたしには想像つかないな。

  ……そこも含めて、
  信じるしか、ないんだろうけど。 ]

 




    死ぬ勇気があったひと、を。
    寂しいなって思っても、
    怒ることは、あたし、できない。

 [ 褒めることじゃないって、わかってても。
  きっとこれだってあたしのエゴ。

  いいんちょの方へ向いていた目線は離れて、
  マフラーに顔半分埋めながら、じっと前を向いている。
  いいんちょの真似です。 ]

 




   言いたいことかー。
   あたし、案外ないよー。

   しおりちゃんってわかんなかったときに、
   「つまんない話します!」って、
   黒板に書いてきちゃったんだけど。

   ……需要あるものかなあ。

 




 [ ハクジョー、じゃないと、いい。
  単純に、距離感が難しくて、
  あんまりなかったの、寧ろ悲しい。

  自然消滅した元彼という微妙なネタが、
  そこそこ平和に話せる時がくるのかはさておいて。

  多分、こういう時は、
  "これから増やせば良いのかな"って
  落ち着くのだけれど、 ]

 




  [ そういうお話しができれば、
   しおりちゃんもあたしも、
   エンドロールの先が変わっていたのかなあ、って。
   思った、思ってしまった から、 ]

 




   ……深いお話しできるひとって、貴重だよ。
   あたし、ちょっといいんちょと辰美君が羨ましい。

 [ 仲が良いって聞いてるからさ。
  マフラーの下からもごもご言うわけです。

  ほら、あたしも偏見みたいなもの? ]*

 


メモを貼った。


メモを貼った。


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メモを貼った。


── 現在:病院内 ──

[ もう一度、の話をする。
 チャンスが与えられたところで
 それを生かせるのかは分からない。

 それでも夢想の話をしている方が
 まだ自分が無関係な存在ではないと
 思い込むことができる気がした。

 無関係なんだって割り切ってしまえば
 その途端、紫織と自分の繋がりや
 紫織の意識と現実の繋がりすら
 切れてしまう気すらしていた。 ]
 


 
  ……ほんと、ひでぇよ。
  自分でやった後におれたち呼んで、
  だったら…やる前に教えて欲しかった。

  そしたら何でも聞いてやれたのにさ、
  こんなんじゃ……なんもできねーし。

[ 何かを与えることはできなくても、
 指先を掠めることすらできなくても、
 何か届けることが出来たかもしれない。 ]
 


 
[ 喜多仲郁斗は、ずるい。と思っていた。

 言いたいことだけ言って、
 あの世界に逃げ込んだくせに
 自分たちを連れ込んで、追い出した。

 紫織と、そんなことを思う自分がずるい。 ]
 


 
  おれにできたこと…?

[ そんなこと、あっただろうか。
 心乃の言葉を聞いて、思い返してみる。

 ただのくだらない世間話。
 何があったかの報告会をしよう。と言って
 結局守れずに眠って、……目が覚めた。 ]
 


 
[ それに一体何の意味があるのだろうか。
 紫織にとっては、意味があったのか。

 無い。気がして、爪を立てる。
 組んだ手は、祈るというには不格好だ。

 けれど、信じるような心乃の言葉で
 郁斗は深く息を吐けるようになって
 きつく込めた力を緩めた。 ]
 


 
[ まだ、帰ってきていない人がいる。
 現実に戻ってから見ていない顔を思って
 自分より頑固そう。って考えた。 ]

  ……そう、かな。
  いいなぁ。そーだったら…。

[ 彼らにはできなくて、自分にはできること。
 現実のこと。こっちの世界のこと。

 心乃の言いたいことが分かって
 その優しさに、郁斗は泣きたくなる。 ]
 


 
  おれは……目が覚めたら、
  いつも通り、おはようって言ってほしい。

  女の子には手を振ってさ、
  ヤローにはどついてふざけたりして、
  みんな怒ったり笑ったりするんだけど。

  ちゃんとおはようって、返してくれるから。
  それだけでケッコー、幸せだよ。
 


 
[ ああ、そうか。って、喜多仲郁斗は思った。

 紫織がもし目覚めるのならば、
 彼女もまた自分と同じように
 友人が死んだ夢から目覚めることになる。

 ならきっと、これは間違いではない。
 そう思うと安心して、すこし笑えた。 ]*
 


メモを貼った。


──現在/病院──

  俺にとっては。

[ そういうもの? って音とともに、
 綿津見の首が傾いてった。

 それは礼一郎にとっての答えでしかないので、
 そういうものかはわかりません。

 あの世界の目的も、仕組みも、
 正解が存在するとしたら、
 あの世界の主の主観に基づくことになるでしょ。

 そりゃあ礼一郎にはわかんないよね。
 なかなか意見の合わない相手だったよ、あいつ。]
 



  ……だろうな。

  だから最後はさ、
  本人が決めるしかないんじゃん。

[ 帰ってきたら万事解決とはいかない。
 礼一郎もそう思う。

 礼一郎もつくづく思うんだけどさ、
 死ぬのにはある種の勇気がいる。]

  死ぬのに勇気がいるんだから、
  一回、その一線を越えちゃったのに、
  もう一度こっちに戻るのにも、
  同じくらい勇気がいるんじゃねえかな。

  だから、本人を信じるしかない。
  ……って、俺は思うけど。
 



  ……別にいいんじゃない?
  怒るのも、さみしがるのも、
  個人の感じ方にまで正解はない。
  ……らしいよ。たぶんさ。

[ 礼一郎は、遺書にクレームをつけたけど、
 この状況がどちらに転んだとしたって、
 怒る、に行き着くことにない気がするし。]

  ……もし帰ってきてくれるなら、
  うれしいよって、笑って迎えたい、けど。

[ どうなるかなんて、その瞬間の感情なんて、
 そのときが訪れるまで自分にもわかんないな。]
 



  じゃ、それを聞いてみれば?

  ……いざ。
  また本人と話せます! ってなったらさ、
  案外ないってことも、
  ないんじゃないかと思うけど。

[ 礼一郎はそう思います。
 そればっかりなんだけどね(笑)

 友だちでしょ? なら、あるはず。って、
 自分の友だち観みたいなものに則ってしか、
 口をきけないんだから許してほしい。]
 



[ 突然、ぽんと出てきた名前に、
 礼一郎は一瞬驚いてそっちを見た。

 大騒ぎしといてなんだけど、
 お互い秘密って話だったんだけどなー。
 もしや何かご存じ? って内心思いつつ、
 礼一郎はもう一度前を向いて、小さく微笑む。]

  ……まーね。

[ 付き合い、長いんです。良い友だちでね。
 ……とは言わないけど、
 礼一郎はその友人の存在が誇らしい。]
 



[ でもね、礼一郎の視界には、
 綿津見のまわりにだって、
 たくさんの友だちがいるように見えてたよ。

 そう、例えば──、]

  そういえばさ、
  黒板のアレ、書き換えたの綿津見だろ。

[ いろんなひとが書き足してって、
 最終的に辰美が写真に撮ってたアレね。
 並んでいた文言を思い出しながら言う。]
 



  「 まなっちと映画館に行きたいです 」
  …………だって。

  綿津見いなくなったあとも、
  残ったやつらで好き勝手書いててさあ……

  ほら、たぶん。ああ書くほうがさ、
  ちゃんと帰ったんだって信じられるから。

  ……ありがとな。あれ、残してくれて。

[ 福住も帰ってきてるよって、礼一郎は言った。*]
 


【人】 CC レイ



  ……うん。よくできました。


[帰る、という葉野のひと言>>238
 ようやく俺は満面の笑みを浮かべて
 痛くなるほどに握りしめていた彼女の左手を
 そっと離したのだった]
 

(246) 2020/06/23(Tue) 22時頃

【人】 CC レイ


[大丈夫。

 もう俺が引っ張っていかなくても、
 葉野は現実世界へと歩いていける。

 あとはそっと、その不安げな横顔を見守るだけ]
 

(247) 2020/06/23(Tue) 22時頃

【人】 CC レイ



  おう、帰ろう。みんな待ってる。


[辰美と颯真に、ひとつ頷いて>>242>>245
 ゆっくりとした歩調で歩き出す。

 過去の象徴である、
 茜差す部室に背を向けて。
 光の差し込む昇降口へ向かって]*
 

(248) 2020/06/23(Tue) 22時頃

CC レイは、メモを貼った。

2020/06/23(Tue) 22時頃


メモを貼った。


 ―― 現在:病院前 ――

[ 病院の中に入る千夏を見送って、
 誠香はまたジャスミンティーをこくりと飲んだ。 
 だいぶぬるくなっちゃったなあ、なんて思う。
 ポケットに片手を入れて、缶コーヒーで指先を温める ]

 ……もしも、さぁ、

[ ぽつりと誠香は独り言を言った ]

 あの世界に行ったみんなが、
 ほんとに死にたいくらいの悩みを抱えてる人ばっかり 
 だったとして。
 あの世界の主が、しおちゃんじゃなかったとして、

[ ぼんやりと、誠香はそんな想像をしてみる ]


[ きっと、世界の主が誰だったとしても、
 みんな一生懸命
 みんなで帰ろうとしたんじゃないだろうか。
 死にたいくらいの悩みを、
 受け止めようとしたんじゃないだろうか。
 誠香はそんなことを考える ]

 ……だとしたら、
 案外、人生って悪いものじゃ、ないのかも。
 なーんて。

[ 楽観的過ぎるかなあ、と誠香は思う。
 でも、そうだったらいいなあ、と思う。
 まだ問題は山積みだけど。
 受験だって立ちはだかってるけど ]


[ 結局誠香は、紫織の悩みを知らないままで、
 帰ってきてしまって、
 もう、待つことしかできないでいる。
 けれども ]

 帰っておいでよ、って思った分くらいは、
 しおちゃんの力になれるように頑張るからさ。
 帰っておいで。

[ 白い息を吐きだしながら、呟いた* ]


-- 現在/病院前 --

[ 誠香の反応を観察する。
 あれ。可笑しなこと言ったかな。
 と千夏は思ったけど、言葉をごく普通に続けた。
 そして飛んできた質問にも、うん、と小さく頷く。

 毎日しんじゃいたいし、しんじゃえって、思ってるよ。
 ────……って、言ったら、
 誠香はどんな反応をするんだろう。
 好奇心はあれど、
 現実世界で間違いがあってはいけないから。
 千夏はただ頷くだけに留める。 ]
 



  目指せ、現役志望校合格だよ〜。

  ん、わかった!
  一緒になりたい自分に近づきに行こう。
  メイクすると、本当に感動するから、ね。

[ わかりました、と依頼を請け負う。
 ぐ、と拳を握って、にこにこと千夏は笑った。 ]
 



  そっかあ。
  首許から風が入り込まないようにするんだよ。

[ 頑張ってるみんなのために待つという誠香に、
 千夏は首を傾げて。
 マフラーをきゅ、とするエア動作をする。

 そうして、暖かな空気が満ちる病院内へと。* ]
 


【人】 CC レイ


[首から下げたカメラで
 廊下に並べられたCG作品を
 ぱしゃり、と撮影する。

 クラスメイトの姿を模した動物たち。
 自分の記憶だけに留めるのは
 なんだか惜しくて、幾度もシャッターを切った。

 果たして、写真が現実世界に
 持ち込めるものかも分からなかったけれど。

 フラッシュの焚かれる甲高い音が、
 長い廊下に響いたのだった]
 

(256) 2020/06/23(Tue) 23時頃

【人】 CC レイ


[8階から1階へ。
 俺はたたたんっと一気に階段を駆け降りると、
 上階の3人に手を振った]


  ……早く来いよ!


[眼下を見遣れば、
 昇降口から白い光が漏れている。

 帰るのは、4人でだ。
 いや、もうひとりの颯真を合わせると5人か?
 細かいことは、考えないことにした]*
 

(257) 2020/06/23(Tue) 23時頃

-- 現在/病院内 --

[ クラスメート達の姿が見える。
 どこにいこうかなあと千夏は考えて。

 一人ぽつんと立っている夏美の傍へと寄る。 ]

  怖くなかった?

[ なにが、と書いてある夏美の顔に千夏は苦笑。
 主語が抜けていると認識を改め。
 持っているジャスミンティーを転がしながら、
 正しい主語を導き出そうと千夏は考える。 ]
 




 [ たとえば、あたしが白紙をびりびりに破いて、
  "向こう"に行っちゃったとして。

  "こっち"に戻ってくるのに、
  確かに勇気はいるのだろうなって。
  ちょっと、想像してみる。
  あたしは多分、帰りたくない。色々な意味で。

  ……だから、ほんとね。信じるしか無いんだろうな。
  それに、帰ってきてくれたとしたら、あたし、
  嬉しいことには変わりないの、それはほんとう。 ]

 



  一番最初に帰ってきて、色々解らなかったと思う。
  メールとか、電話とか、してくれてありがとう。
  何もわからなくて怖かったと思うけど、
  行動してくれたことが、
  私にはとてもありがたかった、よ。

[ なにそれぇと泣き出しそうな夏美の姿をみて、
 千夏は、ほんとうにありがとう、とまた繰り返した。 ]
 



  紫織ちゃん、帰ってくるかなあ。

[ 帰ってきてほしいな。
 千夏はそう思っている。
 文化祭の打ち上げも、できたらしたいし。

 ……卒業祝い、の打ち上げも兼ねられたらいいな。
 早未千夏は願っている。* ]
 




 [ あたしはみんながだいすき。
  変わりないの、それもほんとう。
  
  あの世界の主が誰であろうと。 ]

 




  ……つまらないものですが……って、
  お約束的なノリでいけばいけるかな?

 [ そういう問題じゃないって?(笑)
  こんな風に言えてしまうのだから、多分、あたし、
  戻らなくても仕方ないそぶりしておいて、
  やっぱり、戻ってきてしまうことを
  期待してるんだろうな。

  ともだち観、っていうもの、
  あたし、ちょっと曖昧なので。
  ちゃんと話すようになったときの展開までは、
  想像、ふんわりしていたりして。

  それでもマフラーの下で、笑ってたんじゃないかな。 ]

 




 [ あ、ふたりのこと。
  噂以上のことは聞いてないよ。
  それか、いいおともだちだってことは、
  あたし ずっとみんなを見てたから、
  なんとなくわかる……と、いいな。

  テレパシーじゃない。たぶん、
  動物の群れを眺めてる、
  まっさらないきものみたいな風。
  肯定をいただいたのなら、そっか。って。
  やっぱり、笑って返すだけ。 ]

 




    ……辰美君、なんかさ、
    たまに生きづらそうだなーって思うから、
    いいんちょ、見てあげてね。

 [ 手がやばかった……とまでは言わなかったけれど、
  ( そもそもその後、
      会ってるとも思ってなかったけれど、 )

  ちょっとあたしと似てるなあと思ったのは、
  異文化コミュニケーションのたまものかな。
  廊下のすれ違いは、夢に入ったばかりのあの話は、
  生きづらい二人の会話だったと思う、から。
  
  "紳士" にも、
  手を引いてあげる誰かがいれば良い、とは、
  やっぱり、観客たるあたしの エゴです。 ]

 




 [ だから、かな?
  緊張とか、それこそ やばい、とか。
  そういう感覚がちょっとだけ消えたように、
  いいんちょを見てた時、
  
    ん? って、声が出た。 ]

 




   ─── あ、あれね、そう。
   ちかちゃんと喜多仲君が帰ったあとに、
   どう書いたら良い?って、
   せいかちゃんが言ってたから……。

 [ あれも元々しおりちゃんと話してて、なんて。
  あたしの夢の話が膨らみかけた。
  あれってあの後どうなったのかな?
  帰ってしまったあたしはわからないことだけれど、 ]

 




       ……えいがかん。

 




 [ 鸚鵡返し。
  ……ちょっとびっくりした。
  あたしの目、びっくりで、
  そりゃあ丸くなってたと思います。

  せいかちゃんが書いてくれたんだ、とか、
  あたし、書かれてたんだ、とか。
  あれ、誰かがまた書き足してくれたんだなあ、とか。

  エンドロールの続きを祈るようなあれが、
  なんだか、届いたような気がして、 ]

 




    ……うわー。
    あたし、なんか、すごいことしたみたいだね?

 [ 他人事みたいに言っちゃうの。
  しょうがないんですよ。
  ちょっとどきどきしてるんです。

  あたし、あがり症なんだって。
  顔がちょっと熱いの、
  おしるこのせいじゃないでしょ。 ]

 




  ……あたし、そしたら、いいんちょとは、
  えーと、そうだなー。
  格ゲーやろうよ。Smitchの。四人対戦できるやつ。
  イカになって陣地塗りまくるやつでもいいよ。
  っていうかいいんちょゲームやるのかな?やろ?
   
  せいかちゃんも……
  しおりちゃんも、みんな誘ってさ。
  それでポップコーン食べるの。
  どっかスペース借りるとかする?

 




 [ 生憎書き記す黒板はないけれど、
  あたしたち、現実を振り返れば受験生だけれど、
  "帰ってきたあと"、のこと、
  それくらい語ってもいい?って、わらった。

  ほら、打ち上げと、お帰りと。そういう名目。
  何度やっても、いいよね? ]

 




 [ テレパシー、ぴぴぴ。拝啓、せいかちゃん。
  おとこのこたちには負けないように、
  がんばりましょー。 ]*

 


 ―― 少し前:病院前 ――

[ うん、と小さく頷いた千夏に
 そっかあ、僕も死にたかったよ、なんて、
 もちろん言えるわけもないけれど、
 いつか、千夏には謝らなければいけないと思っている ]



   あのね、あの本にサインするべき人は、
   僕じゃなかったんだ。ごめんなさい。
 


[ まだ言えないその言葉をきちんと伝えるためにも、
 誠香は生きなければいけない。

 メイクの先生を引き受けてもらえたら、
 楽しみ! と誠香も笑った ]

 あの舞台のみんなのメイク、すごかったし。
 千夏ちゃんのメイクの腕は折り紙付きだからね。
 ……きっと、しおちゃんも一緒に。

[ ちらりと病院の方を見て、誠香は頷く。
 
 マフラーへのアドバイスに、はあいと素直に返事して、
 きゅっとマフラーを結び直した* ]


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 CC レイ

―― 昇降口 ――


[みんなで並んで、という
 辰美の言葉>>262に頷いた。

 まるで徒競走のスタートラインで
 空鉄砲を待つ運動会の子供みたいに、
 昇降口に横並びになるのだろう。

 抜け駆けはなしだろ、って
 歯を見せて笑いながら]
 

(268) 2020/06/23(Tue) 23時半頃

【人】 CC レイ



[もちろん、信じているさ>>258
 
 

(269) 2020/06/23(Tue) 23時半頃

【人】 CC レイ

  いっせーの!

(270) 2020/06/23(Tue) 23時半頃

【人】 CC レイ


[元気よく、その一歩を踏み出した。
 光の粒子に飲まれながら、
 文化祭の出来事が走馬灯みたいに駆け巡る。

 さよなら。だけど忘れないよ。
 そのあとに起こったことも含めて、
 ちゃんと向かい合って生きていきたいんだ。

 俺は光の奔流に飲まれ、静かに目を閉じた]*
 

(271) 2020/06/23(Tue) 23時半頃

CC レイは、メモを貼った。

2020/06/23(Tue) 23時半頃


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