人狼議事


207 愛しの貴方を逃がさない。

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メモを貼った。


―翌朝―

[うーん、最悪な目覚めだ。無限に酒を飲み過ぎた。
頭が痛い。コタツを見れば、昨日の鍋の残りが――ない。]

え、あれ。もしかして。
片付けたの、折原さん? スミマセン、片付けさせちゃって。
助かりました。めちゃくちゃ嬉しいッス。

[さて、こうなったら腕によりを掛けてお返しをしないと。痛む頭を抑えながら、台所に立つ。
今日は、オムレツにしよう。たまごが食べたい気分だ。目玉焼きもいいんだけど、ふわっとしたたまごが良い。
あとはウィンナーをオーブントースターで焼こう。]

あー……頭いてぇ……。

[ぼやきながら、しかし身体は順序よくオムレツを作っていく。
二人分が焼き上がれば、オーブントースターの方も丁度焼けた頃か。]

朝飯出来ましたよ。ケチャップは好きなだけ使ってください。


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[彼女を薬で眠らせてから、己の仕事が始まった。
 彼女の身に纏っていた服を全て脱がし赤子の姿に変え、
 手を手錠に掛け、紐でベッドへと括り付ける。
 足だけは自由にして。

 引き出しから取り出したお香に火をつけて、
 あまったるい匂いを部屋中へ充満させてしまう。
 ――勿論性欲を煽るタイプのお香。

 部屋に焚くという事は否、己にも効果はあるもの。
 彼女に飲ませた即効性のある睡眠剤は効果が長いもの。
 目を覚ますころには翌日になっているだろう。]


― 翌朝 ―

[朝早くから目を覚まして己はキッチンに立っていた。
 己の部屋に焚かれたお香に匂いを嗅ぎ寝ていたのは彼女。
 己は居間で朝を迎えていた。

 もうじき彼女が目覚める時間だ。
 うきうきと館主人はとても上機嫌。
 一人先に食事を済ませて彼女が目を覚ますまで、
 居間で一服しよう。*]


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[実は、割と早くに目は覚めていた。ここのところ寝坊続きだったけど、元々そんなに寝覚めは悪い方じゃない。
だけど、ぐるぐる余計なことを考えたり、私が起きると新井さんを起こしちゃうんじゃとか変に気を回しているうちに、新井さんが起き出してしまった。
昨日の片付けのお礼を言われて、大したことはしてないと首を横に振る]

あれくらい気にしないで。
それより大丈夫?

[昨日のお酒は相当なペースだった。案の定二日酔いみたい。
朝ご飯何か作ろうか? って言いかけたけど、飲み込んだ。
一応拉致された身だ。そこまででしゃばるのもどうなの。
できたと声をかけられて、席につく。そういえば勝手にスウェット借りたんだった。なんとなく見られるのが恥ずかしい]


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あー……ちょっと頭痛いッス。
痛み止めあるんで、飯食ったらソレ飲んでちょっと昼まで休みます。

[食欲自体もそこまでないけど、食べないで飲むよりはマシだろう。
折原さんがスウェットを借りてる事は気づいてたけど特に何も言わない。]

まー、大学生の飲み会はこんなもんで済むレベルじゃないッスよ。
ひどい時は一時間毎に起きてトイレに行くのを繰り返して、昼過ぎにやっと復活って事もありましたしね。

[あの時は思い出したくない。気が付いたら居酒屋の床で寝落ちしてた。]

まぁ、アレ経験してるんで、これくらいならまだ……辛い物は辛いッスけどね。
とりあえず、昼まで休めば何とかなると思うんで、気にしないでください。

[とりあえず、作った分飯は全部食べました。お薬飲んで、お布団イン。]


[飲み会の話を聞けば、大学生なんだなあ、なんて改めて思う。こうしてれば、普通の大学生にしか見えないのに。
昼まで休むという話に頷いた]

片付けは私がやるから、ゆっくり休んで。

[枕元にトレイに載せた水のグラスを置いておく。それから洗い物。
後片付けを済ませてから、洗面所で着替えをした。洗濯済みだった、拉致された時に着てた服]


[掃除をしようかと思ったけど、新井さんが寝ている。掃除機はかけられない。
洗濯をして、窓でも拭こうかなんてぼんやり考えて、我に返った]

いや、だからどうしてまったりしてるの。

[逃げればいい。カバンも無造作に置いてあるし、新井さんは寝てる。
靴がないという問題はあるけど、新井さんはさくら書房に来てたし、職場以外の場所でも会ったことがある。家からそんな離れた場所じゃないだろう]


[それなのに、結局私はやかんでお湯を沸かして、お茶なんか入れてる。
こたつに座って、洗濯機の音をぼんやり聞いてる。
新井さんが寝てる方を見て、呟いた]

……帰っちゃうよ。


― 朝 ―

[少し肌寒く感じて目を覚ます。
そのまま目を擦ろうと手を動かして、

“ガシャリ”

という音に驚いた。
肌寒さの訳も、そこで理解する。

この状況を何とかしようと起き上がろうとして、
身体の違和感にも気づく。]

 ……っ、ぁ…

[身体がやけに熱く感じる。
熱がある感じでもないのに、
ジンジンと身体中が疼く感覚。]


[横になってるだけでも幾分かマシになった。
片付けをやってくれるというのは本当に有り難かった。
枕元に置いてくれた水は、すぐに飲み干した。水が身体にしみる。

洗い物の音、お湯の沸く音、洗濯機の音。
色んな音が子守唄のように聞こえてくる。
ウトウトしていれば、折原さんの呟きが聞こえてきて。

ぼんやりとした頭で、その意味を考えていたら、何故か胸が締め付けられるような気持ちになって。]

……帰んないでください。
寂しいッス。

[つい、ポロッと言ってしまった。今、弱ってるからか。]


[部屋には写真屋さんの姿はない。
だからこそ、いない間に何か纏うものをと探すも、
手首の手錠と、火照る身体で思うように動けず。

むしろ、身体の火照りはどんどん増すばかり。

疼く身体を抑えるように、
口から漏れる声を抑えるように、
唇を噛みしめてその場に蹲った。]


メモを貼った。


えっ。

[まさか返事があるなんて思ってなかった。寝てるって思い込んでた]

起きてたの?
お水、お代わりいるかな?

[枕元に置いたグラスは空っぽになってた。枕元に座って、新井さんの顔を覗き込む。
約束は一週間だから。自分にそんな言い訳をしてたけど、きっとそれは違う。
聞こえた言葉に、すとんと納得した。私がいなくなったら、新井さんが落ち込むような気がして、だから私はここを動けずにいるんだ。
やり方は間違いなく問題なんだけど、こんなまったりした時間を過ごすのなんて、本当に久しぶりで。
家族団欒だって錯覚するほど、私の孤独を埋められて。
私はどうやら、少しばかり新井さんに恩を感じているらしい]


[ガチャリ。
 そんな音が己の部屋から響いたのは一服が終わった頃。
 己は椅子から腰を上げて、自室へと向かった。]

 ―――やぁ、気分は如何だい?愛莉。

[ドアを開き、その場に蹲る彼女にかける声。
 部屋に漂う甘ったるい香りに目を細めながら、
 一歩一歩彼女に近付く。

 伸ばした腕は彼女の首筋に触れて指を滑らせる。
 こんな簡単に触れるだけで彼女の口からは、
 甘い声が零れるだろうか。]

 綺麗に鬱血していて嬉しいよ、俺の証だ。

[切に、昨日の犯人は己だと自己申告をする。
 ベッドへ片膝を付き彼女の両頬へ両の手を添え唇を奪った。
 昨日薬を飲ませた時と同じ柔らかさ。
 だが奪うように、噛み付くように荒い口付け。]


[舌でこじ開ける彼女の唇。
 今まで散々女と付き合ってきたが、唇だけは渡さなかった。
 今日、こうして彼女に捧げる為に。

 指先に力を込めて、彼女の顎を痛いほどの強さで固定する。
 彼女に拒ませぬように、逃がさぬように、
 己を受け入れさせるように。

 苛烈な口付けは、厭う相手の軟体に絡みつく。
 寄せた唇が、彼女の口唇を撫で、嘗てないほど近くで、
 ハァ、と吐息を紡いだ。*]


メモを貼った。


水……ください。

[おかわりを聞かれれば、素直に欲しいと申し出る。二日酔いにはとにかく水だ。
持ってきてもらえれば、また一気に飲み干して、ふう、と息を吐く。

つか、さっき俺が言ったのって。寂しいって。
最初は、ただこの人を着飾ってやりたいだけだったのに。
まだ三日しか一緒に過ごしてないのに、ずいぶんと長く一緒に居るように錯覚しちまって。

俺は、胸の苦しさに急かされるように、折原さんを抱きしめてしまった。]


[ちょっと待ってて、と持ってきた水もすぐに飲み干されてしまった。
グラスじゃなくて水差しとか持ってきた方がいいかな。水差しあるのかな]

新井さん、水差し、
! ちょっと、

[あるかな。そう聞こうとしたら抱きしめられた。
調子が悪い時って弱気になるよね。メンタルが体調に引きずられるっていうか。
きっとそういうことなんだろう。安心させるように新井さんの背中をぽんぽんと叩いた]

大丈夫だよ。まだ帰らない。
一週間って約束したからね。

[落ち着かせるようにそう言って、やんわりと体を離そうとした。
人の温もりにこれ以上慣れたくない。帰れば、独りなんだから]


メモを貼った。


[ドアが開く音、自分に掛けられる声。
ビクリと震え、近づく相手から逃げるように、
壁際へと後ずさる。

とはいえ、場所がベッドであるうえに、
手首には手錠。

逃げられる範囲などさほどない。

相手との距離はすぐに縮まった。]

 写真屋さんの…証……?

[彼の言葉の意味がわからず、
いや、わかりたくないというのが正しいか。

首筋に残った痕に触れられ、それだけで身体が反応するように、
吐息が溢れそうになるのを必死で堪える。]



 や、め……

[言葉は最後まで紡げなかった。
そのまま彼の唇に塞がれ、飲み込まれる。

逃げたいのに、逃げれない。
どんなに逃れようとも、力で敵わない。

離れてと、解放してほしいと、
彼の胸元を押したり叩いたりしてはみるものの、
もちろん状況が変わることなくて。

絡まる舌と吐息に
ただ涙をこぼすことしか出来なかった。*]



 [ ぼたぼた と
  首元じゃあなくて、瞳から
  痛みと恐怖で涙がこぼれ落ちる。
  
  抑えようとしても、
  抑えたら逆に痛い気がして
  自分で手当しようにも、
  冷たくなった手は、歯とおんなじ。
  がたがた震えて、いたから。
  
  …頷きも、返事もしなかったけれど
  先程とは違う手の伸ばされ方に、
  言われたとおり"じっと"していた。 ]
 



 [ ―― なんで謝るんですか。
  そんなこと 過ぎらなくは、なかった。
  
     だって貴方が、やったのに。

  赤色は結局 彼を見ることはせず、
  手当が終わって、浅く頭を下げて
  そのまま何も口にすることの無いまま

  卯月は 眠りに、落ちた* ]
 


 ― 翌日 ―

 [ 何時、だろう。 ]

 [ 自然と目が覚めて、
  足元、鎖の重みが現実を知らせてくる。
  唇――、だけじゃあ ない。
  喉もからから、胃の中も 少し軽い。
  
  まだ大丈夫かな、って
  何時もあんな生活を送っていた卯月は思う。
  ぐらん、重たい頭を無理矢理起こして、
  部屋を見渡した。

  彼は、仕事に行ったのか、どうなのか。
  そんな調子で* ]
 


ウス……。

[背中をポンポンと叩かれて、安心しきってしまった。
もうちょっとだけ、と更に抱きしめてしまう。]

一週間と言わず、ずっとここに居て欲しいッス。
ムリっすけど……
その、折原さんいるだけで、なんか華やかになったんすよ、色々。
だから、まぁ、一週間は寂しいッスよ。

[そろそろ、折原さんを解放して。水差しについて聞かれてたけど、
そんなハイカラな物は無いと答えた。]


[やんわり離れようとしたのに、むしろ腕の力は強くなった。
困ったな。あったかい。
だけど、続く新井さんの言葉には苦笑が漏れた。典型的、病気で気弱になってる人だ。二日酔いは病気じゃないけど]

そういうことは、好きな人に言わなくちゃ。

[お人形じゃなくてね。
新井さん、いい人だし。生活力もあるんだし。きっといい子がいるよ。大丈夫。
そろそろと体を離して]

ハイカラって。
そんな言い回し、久しぶりに聞いた。

[新井さんの言葉選びのセンスがおかしくて、思わず笑ってしまう。
それじゃ、何か別のもので代用しなくちゃね。
やかんか、ティーポットか。
持ってくるねって立ち上がった]


[彼女の反応の全てが、己を拒絶する。
 此方が一方的に抱える感情故に仕方のない事。]

 ―――…愛莉

[微かに擦れた低い声は、
 彼女に向けたことのない色を孕んでいる。
 胸が早鐘のように鳴る。
 嘗ての恋人達にも感じたことがない、甘く苦しい焦燥。
 眦が痛むような高揚感。

 逃げる軟体を追いかけ、
 引きずり出して、強張る彼女を追い立てる。
 細く繋がる銀糸は幾度も口腔で途切れ、
 彼女の中に己の味が広がるか。

 生々しい水音が、咽喉から入って鼓膜を内側から揺らす。
 甘い彼女の声が、酷く近い。]


[理解されたいとは思っていなかった。
 理解されるとも思っていなかった。
 彼女の視界には、部屋中に貼られた彼女が見えるだろうか。

 己はポートレートの彼女に見守られながら、
 目の前の彼女に見つめられる。

 するり、とフェイスラインをもう一度撫でて、鼻先を寄せる。
 一度、大きく彼女の香りを吸い込むと、
 同時に甘い香りが紛れ込む。

 明らかな熱が、腹の底で疼くのを、止めようもなかった。*]


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[白い肌に滲む赤。もう一度、と、疼く気持ちにふたをするように、
少女の肩口に消毒液とガーゼを添える。
包帯にうすら滲む赤と、沈黙が、この上なく痛い。]

[そうして、太陽が傾けど、いくら食事を差し出そうと、
この日、再びウサギの赤い目を見ることはかなわず。

部屋の隅、こくりこくりと船をこぎ始めた少女のもとに、
布団を運びはしたけれど、それだけだ。
振り払われれば、それまでだったろうし、
無理矢理寝かしつけるということもしなかったろう。]


[“食べちゃいたいくらい可愛い”

言葉自体は存在すれど、現実でその二つの共存は、
どうやら相当に困難らしい。*]


―朝―

[焼きたてのパンとオムレツ、スープとサラダ。
朝ごはんらしいメニューを、二人分、作り上げて。
そうして、寝ぼけ眼の少女に目線を合わせるようにして、しゃがみ込む。]

 ……朝ごはん、食べて。
 嫌いなメニューはないはずだから。

[さて、どう言えば、彼女は警戒を解いてくれるのだろう。
嘆息ののち、ややあって、再び口を開く。]

 俺だって、君を殺したいわけじゃない。
 ただ、俺の料理を食べてほしいだけなんだよ。

[生き物をなだめるなんて、いつ以来だろう。
何せ、今までは“美味しそう”という気持ちに、
抗わなかったものですから、分からない。
出来るのは、ただひとつ。彼女の動きを待つばかり。**]


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メモを貼った。


[顔を左右に振ってみても、逃げることは叶わず。
何度も口内を攻められる。

その度に、少しだけ苦い、煙草の味が伝わる。

こんなこと嫌なはずなのに、
唇を重ねるごとに身体がそれを求めて疼く。

甘い、甘い、その香りが、身体を刺激するように。
身体に熱を走らせていく。]



 写真屋さん、もう…やめ、て…

[頬を涙で濡らしながらの懇願。
聞き入れられないとわかっていても、
どこかで嘘であって欲しいと思う自分。
それ故に、やめてと言葉を繰り返す。

甘い香りを吸い込む度に、
まるで何かに酔ったようにクラクラとする。

呼吸を荒くし、身を捩り、身体を駆け巡る熱のせいか、
瞳を潤ませて、相手から目を逸らす。

それが相手を煽る行為になるかもしれないなんて、
考えられる余裕もない。*]


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 [ ぼんやりとした視界に、碧眼。
  乾いた唇を引き結んで、
  かかっていた掛け布団で身を守った。

  ひゅう、と
  掠れた息と共に、声を絞り出す。
  
  まともな会話、は
  多分、これが初めて。 ]
 



   それだって、何か 入ってるんじゃ無いですか。
   なんで わたしの好みなんて、知ってるんですか。
   …食べて欲しいだけって、そんな
   なにが、目的 なんですか。

 [ 知らない人から食べ物を貰うな、って。
  こどもへの言いつけのようなものを、
  ただ、頭の中 自分に言い聞かせる。

  わからない、みたいな
  そんな顔されたって。
  卯月だって、この人のことが分からない。 ]
 



 [ 首筋が痛む。
  八つ当たりじみた問いかけの後、
  小さく、小さく 腹の音が鳴った。
  きっと彼にも聞こえたはずで。

  恥ずかしさよりも、
  悔しさが勝って、赤色は伏せられる。 ]
 



   ………、
   ……あんな 食べる勢いで噛んだくせに、
   どうやって、…
   その言葉を信じろって言うんですか

 [ 腹の音よりも小さな声は、
  死にかけの草食動物の鳴き声の様** ]
 


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[やかんに水を入れて、あと昨日食べなかったみかんも持っていこう。そういえば今日箱で届くとか言ってた気がする。私が応対に出るのは……変だよね、やっぱり。
みかんが届く前に元気になってもらわないと困るなあ。
そんなことを考えながら新井さんの枕元に戻る。
空っぽのグラスに水を注いだ]

お水、ここに置くね。あと、みかんも。
あ、みかん食べるなら手を拭くタオルとかあった方がいいかな。

[濡れタオルを用意していたら、洗濯が終わる音がした。外に干したい、けど、私がベランダで洗濯物干すっていうのもどうなんだろう。
なんというか、色々と悩ましかった**]


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好きな人……。

[俺の好きな人? 誰なんだろう。以前片想いしてた人は居た気がするが……。
今は?]

とりあえず、ヤカンで良いッス。
すいません、何から何まで。

[考えるのをやめて、水を入れてきてもらうことにする。
ちょっとして戻ってきた折原さんは、ヤカンとミカンを持っていた。]

ミカン、嬉しいッス。あざます。
濡れタオルは――

[大丈夫、と言おうとしたら、行ってしまった。
一人取り残されて、また水を飲む。大分マシになった気がする。
洗濯機の止まる音が聞こえたから、ちょっと立ち上がって様子を見に行こう。
多少ふらつくけど、まぁ水を沢山飲んだから問題なし。]


メモを貼った。


[濡れタオルを持っていこうとしたら、新井さんは立ち上がっていた。けど、ちょっとふらついてる]

無理しちゃ駄目だよ。
大丈夫?

[洗濯機だとは思わなかった。トイレか何かかなと思って、とりあえず支えようかなって。
だけど、私と新井さんには何しろ30cm近い身長差がある。新井さんがよろけたら支えられるとは思えなかった。多分、一緒に倒れる。
でも、いないよりはまし……なのかな?]

えっと、どこ行くの? お手洗い?

[支えながら尋ねる。
洗濯機だと言われたら、止めるつもり。だって、乾燥機だってあるんだし。
そんなふらふらしながら無理して干すことないよ]


メモを貼った。


水飲んで楽になったんで大丈夫ッスよ。

[嘘は言ってない。朝に比べたら大分マシだし。
折原さんが俺の事を支えようとしてくれている。そんなにふらついているように見えたのか。
まぁ、そんな千鳥足じゃないから倒れることなんてないけど――]

〜〜〜!!!

[洗面所のドアに小指を思いっきりぶつけたマン参上。
倒れる事は無かったけど、しゃがみ込んで痛みに耐える。
やっちまった。久しぶりにやっちまった……!

痛みが少し治まれば、立ち上がり。]

せ、洗濯機……今日天気良いし、外干しすんなら俺がやろうかと思って……。


[なんて言ったら、思いっきり止められた。誠に遺憾である。]

たまには服も外に干してやんないと……あ、もしかして下着入ってました?
それだったら乾燥機の方がいいスけど……。
うーん、それじゃあ、干してもらうのお願いしていいスかね。

[何から何までスミマセン、とペコペコしながら、すごすごと二日酔いマンは退散しよう。
昼過ぎたら、ドレス作りに着手しようじゃないか。]


メモを貼った。


[洗濯物を持ってベランダに出た。なんとなくここがどこなのかわかった。思った通り、商店街の近くだ]

何やってるんだろう……。

[洗濯物を干しながら、思わずそんな言葉が漏れる。
洗濯物に私の下着はなかった。だって、今身につけてるものしかないもの。だから外干し。
新井さんはまだふらついてる。さっきだって、足の小指をぶつけて悶えてた。だから私が引き受けた。
当然の流れのようで、全然当然じゃないのは、私が拉致された被害者だからだ。
何してるんだろう。のんびり洗濯物干してるとか、意味がわからないよ。
ちょっと身を乗り出して、下を覗いてみる]

さすがに飛び降りるのはどうかと思うけど。

[だけど、例えばここで助けてって叫べば?
家の中は防音が効いてるみたいだけど、ここならご近所に響き渡る。
私は、どうしてそうしないんだろうね。一週間って約束を律儀に守って。
わからないや。
しばらくそうしていたけれど、私の顔を知ってる誰かに目撃されるかもしれない。
そんな可能性に気づいて、はっと私は顔を引っ込めた。
むしろ隠れようとするなんて。私は、どう考えてもおかしい]


[布団に横になりながら、世の中の同棲カップルや夫婦はこうやって女の人に洗濯物を任せているのか……なんて考えた。
つか、折原さんに何任せちゃってるんだろう。]

まぁ……やってくれるって言うんだから、いいか……。

[ウトウト……としてきた所で、インターホンが鳴った。荷物かな。
仕方なく起きて玄関まで出れば、やっぱり、ミカンだった。
受け取って台所に置いといて。]

なんか寝れなさそうだし、もう作っちゃうか……。

[クローゼットからミシンを引っ張り出して、ドレス製作に取りかかることにした。
元々、これの為に連れてきたんだ。すごいまったりさせちゃってるし自由にしちゃってるけど……。]


よし! 出来たぞ!!

[思ったより時間が掛かってしまった。腹減った。時計を見れば、もう夕方……夕方!?
しまった。飯の材料買ってない。晩飯、どうしたものか。
ていうか、昼飯……折原さん食ったかな。
なんだか申し訳ないことをしてしまった。]

あー、晩飯、出前取りますけど何がいいスか?
寿司、カレー、ピザ、チキン、あと中華ッスかね。

[確かその辺にチラシがあったはず。
晩飯を頼んだら、ドレスを着て貰おうじゃないか。]


[洗濯物を干し終わったら、部屋からミシンの音がしていた。
集中してるみたいだから、そっとしておこう。
昨日私が着た服は洗濯機使用不可だった。あれも洗ってしまおう。
セーターとスカートを手洗いして、ミシンの音で気にならないよねと思って掃除機もかけた。

お昼はどうするのかなと思ったけど、それどころじゃなさそうだった。
お茶を入れて、みかんを食べる。
コタツでみかんってまったりしてしまう。
そんなつもりはなかったんだけど、ついミシンの音をBGMにうとうとしてしまったみたい]

晩ご飯!?

[新井さんに声をかけられて、飛び起きた。もうそんな時間!?]

ピザなんかいいんじゃないかな!

[そんなことを言いながらベランダへ。洗濯物取り込まないと!]


ピザ。了解ッス。んじゃあ、マルゲリータ頼んどきます。

[スマホで注文。今はネットで何でも注文出来るんだよなぁ。
ピザとウーロン茶2本を注文。後は届くのを待つのみ。

さて、折原さんは洗濯物を取り込み終わっただろうか。
手招きをして、ドレスを見せる。]

折原さん、ドレス出来ましたよ。早速着てみてください。
あ、洗濯物ありがとうございます。

[ささ、どうぞどうぞとドレスを渡して、また洗面所に押し込もうじゃないか。
果たして、折原さんは着てくれるだろうか?]


メモを貼った。


[慌てて洗濯物を取り込んだ。少しひんやりしちゃってたけど、仕方ない。
畳もうかと思ったのだけど、手招きされた]

あ、もうできたんだ?
早いね。

[新井さんが抱えているのは赤いシルクのかたまり。わかってはいたことだけど、ちょっと腰が引けた。
広げて見せられる。おとなしめとリクエストしたそれは、確かにシンプルなデザインだったけど、ドレスというだけあってドレスだった。当たり前だ]

え、今着るの?

[心の準備ができてないんですけど!
そんな主張をする間もなく、抱えていた洗濯物を取り上げられて、私の手にはドレスが残る]

ご飯の後の方がいいんじゃないかな……!

[なんて主張もむなしく、背中を押されて洗面所へ。
ばたん、と扉が閉められた]


[赤いドレスに目を落とす。赤。そしてドレス。
わかってたことだけど、モノトーンのパンツスタイルといういつもとは対極の衣装は、とてもとてもハードルが高い。
昨日のセーターとスカートもハードルは高かった。けれどあれは、まあ女の子にとっては日常の装いだ。
そしてドレスは、普通の女の子にとっても非日常だ。そして私は普通の女の子ですらない]

だけど、これは……私のための衣装、なんだよね……。

[既製品じゃない。私のために作られた、私のためのドレス。それを着ないというのは……やっぱり、駄目だろう。
深呼吸して服を脱ぎ捨てる。
赤いドレスを手に取った]


メモを貼った。


[ふぅ、と漏れた溜息は、安堵でも憂いでもない。
はてさて、どう説明したものか。
正直、自分にだって、うまく説明できる自信がないのだ。]

 ……少なくとも、食事には何も入ってないよ。

[ほら、といいつつ、スープを一口掬って飲む。
少し冷めた、彼女の母親に倣った味が胃へと落ちていく。
スプーンを置けば、かちゃ、と陶器の鳴る音が、沈黙の中に響いた。]

 俺さ、血を飲まないと生きてけない体質なんだよ。
 で、卯月ちゃんが食べちゃいたいくらい可愛いから。
 だから、お近づきになりたいって思った。

 お母さん、いい人だよね。
 料理教室が流行るのもわかるよ。

[一息おいて、視線を落とす。
スープからほんのりと立ち上っていた湯気は、もうない。]


[覚悟を決めて、ドレスを着た。似合ってる、とは正直思えない。洗面所の鏡に映る私は、なんだか悲壮な顔をしている。
髪を梳かして精一杯身だしなみは整えてみたけど、焼け石に水もいいとこだろう。

着た。けど、扉を開ける勇気は出ない]

着た、よ……?

[扉の向こうから、そうっと新井さんに声をかけた]


 けど、今は、昨日みたいなことをしたいなんて、思ってない。
 卯月ちゃんに、俺の料理を食べてほしい、って、
 それだけ。今は。
 
 ダメかな、やっぱり。

[白い首元の包帯も、うつむいた赤いまなざしも、すべてが痛い。
ねぇ、どうしたらいい?
おずおずと、毛布にくるまるウサギに、視線を向ける。まるで、縋るように。**]


[止めて、という言葉に己の手はピタリと止めた。
 彼女の願いを叶えるかのように。

 俺は止めたっていいんだけども、
 止めて辛いのは君なんじゃないかな?

[己より長く吸い続けてる甘い香り。
 身体が疼いて仕方がない筈。

 此方を煽る仕草を重ねる彼女を見詰め、
 一歩ずつ彼女から離れ、扉に背を凭れかけた。

 拘束を解くつもりはない。
 ただ「やめて」という言葉を叶えてあげているだけ。]


[全裸にされ、手錠で拘束され、逃げる事さえも出来ない。
 身体はお香が回りじれったい筈。

 自然とシーツに染みを作り、シーツと秘所の間は銀糸が引く。
 だが彼女が求めない限り、手を出すのをやめようか。*]


[ご飯の後という意見は封殺した。食べたら寝ちゃうかもしれないだろう!?
折原さんが着替えている間、俺は自分の洗濯物を畳む。
まぁ一人暮らしの男だし、そんなに多いものではない。すぐ終わる。
服もしまって、さてテレビでも見るか、とコタツに潜りこもうとすれば、扉の向こうから折原さんの声が聞こえた。]

着替え終わりましたか? んじゃ、失礼しまーす。

[ガチャリと洗面所の扉を開ければ、俺の作った赤いドレスを着た、折原さんの姿があった。
綺麗だ。まるで、お姫様みたいだ。人形みたい、じゃなくて。
なんて褒めればいいのか分からなくて。]

……折原さん、結婚しましょう。

[俺は一体何を言っているんだ。なんで求婚したんだ!?
つい口にしてしまった言葉は取り消せなくて、どうすればいいのかと手で自分の口を覆う。]

あ、え、ええと。凄く綺麗で、美人で。
てか、何言っても褒め足りないくらいなんスけど。

[顔が熱い。しかもめっちゃ気まずい。どうした俺。]


[せっかくのドレスを着こなせないのは申し訳ない。しかも、このドレスを着るのは私だけなのに。
審判を待つ気分で扉の前に立つ。

扉を開けた新井さんは、しばらく言葉がない様子だった。思わず体を縮こめる]

あ、あの。

[完全に衣装負けしてるよね。ごめんね。
そう言いかけた時だった]


[願いは聞き入れてもらえたらしい。

少しずつ離れていく相手。
それを望んだはずなのに。

身体の疼きは止まることはなく、
それが切なく感じ始める。]

 ―――……っ、はぁ ……ん

[疼く身体に抗おうとするけれど、抗う術もわからずに、
口から零れる吐息を抑えるのが精一杯。]


[ガチャガチャと手錠を鳴らしながら、身を捩らせる。

どんなに身を捩って我慢したところで、
漏れる声を抑えたところで、
身体の熱は治まることを知らない。

こんな姿を見られているという羞恥が、
疼きと熱の上昇を加速させるよう。

潤んだままの瞳でドアに凭れる相手を見つめる。
言葉は紡がずに、荒くなる吐息でまるで縋るように。*]


……………………は?

[何を言われるかと思ったら、プロポーズされましたか?
色々言われることを覚悟してたつもりだったけど、完全に予想外の言葉に目を見開く。
ちょっと新井さん、大丈夫?]

その、落ち着いて?

[よくわからないけど、その。
ドレスの作り手さんには満足してもらえたって思っていいのかな?
大袈裟に褒めすぎだと思うけど]

……言い過ぎだよ。
でも、ありがとう。

[つられたように私も赤くなる。
綺麗だって。美人だって。
今、私、ちゃんと女の子になれてるのかな。
女の子に戻れた、かな]



   ………

 [ 声と、食器の音。
  
  どうして、って疑問には、
  …きっと正直に答えられたの だろうけど。
  正直 聞いていて、
  あまり気分の良い物じゃあ無かった。
  
  ―― 私の血を、飲むというのか。

  首筋が、噛まれた痕が、
  じくりと痛む。 ]
 



   それだけ なら、
   少しだけ なら

 [ 本当は、
  コンビニのものを求めようと思った。
  だけどそれじゃあ納得しなさそうだ。
  警戒の滲む赤色は、
  すっかり冷め切ったスープを見遣って、
  "注文"を、した。

  起き上がるのも億劫になってきて、
  活力が段々無くなっていく身体は、
  きっと彼が用意する間、ぱたり、床に倒れている。 ]  
 


メモを貼った。


言い過ぎじゃないッス。本当に。
とっても、素敵ですよ、折原さん。

[顔が赤くなってる折原さんも綺麗で、素敵だ。
まぁ、その。今は、俺だけがこの人の可愛さを知っているんだ。
そう考えると、折原さんが愛おしく思って。

つい、抑えきれなくて、屈んで唇を奪ってしまった。]


[言われ慣れない言葉を重ねられて、私の体温はどんどん上昇していく。ような気がする。顔がとても熱い。
目のやり場に困って、どんどん顔が下を向く]

そんなことないよ。衣装負けしてるって思うし。
でも、ありがとう……。

[私がドレスなんてって思うけど。
だけど、新井さんは私が似合うと思ってこのドレスを作ってくれたんだよね。
私に、ドレスが似合うって、思って。
そんなことを思うと、なんだか心臓がぎゅっと掴まれたような感覚がする。
そんなことを考えていたら、足元にふと影が差して。
気付いた時には唇が重なっていた]



 俺は君の願いを受け入れたつもりだけども?
 ―――だが誘っている目で見ているのに気づいてるかい?

[吐息を吐き出しながら、潤む瞳で己を見つめる彼女。
 だが己は願いを聞きいれただけだ。

 目の前で身を捩り、声を我慢してる姿が堪らない。
 荒くなる吐息を感じながらニコリと笑みを浮かべて。]

 ―――…俺は君が何も言わなければ手を出さないよ。

[ただ腕を組み、ニヤニヤと笑みを浮かべながら彼女を見る。
 そしてまた一歩一歩近づいて、
 ベッドの横へ腰を下ろす。]


[己も下肢に熱を溜めている。
 当たり前だ、同じ部屋で同じ甘い香りを嗅いでいるから。
 
 手を伸ばすも触れるのは髪の毛を撫ぜるだけ。
 まるで大切なものを愛でるように、慈しむように。]

 何か……云いたい事はあるかい?

[笑みを絶やさず彼女に問いかけるのは声。
 そして手は撫ぜるだけ。

 それだけで身体が刺激されてしまうのを分かっているが故に。*]


[しぶしぶ、といった様子ではあったけれど、
肯定の返事が返ってきたならば、慌てて、台所に駆け込んだ。
少女の分、少し冷めたスープは、後で自分が食べよう。
出来ることなら、一番おいしいものを食べてもらいたい。

けれども、温めたスープを持って、再び彼女のもとへ戻れば、
白い身体は、ぱたりと床に伏せているものだから、
スープの皿を放り出して、その身体を抱き起す。]


 え、ちょっと、卯月ちゃん!?

[貧血か、あるいは、はたまた別の原因か。分からない。
ゆさゆさと白を揺さぶる。
思い出した光景は、最初に“食べた”白いウサギの姿。
白い体は赤にまみれて、気付いた時には、その赤い目が開かれることは二度となかった。

白い首筋に手を当てる。
温かな体温を、心臓の音を確かめるようにして、
彼女の顔を覗き込んだ。**]


[唇は、とても柔らかかった。
折原さんのは、瑞々しい果物みたいだと思った。]

あ、せ、洗面所じゃ寒いッスよね。
俺、先戻ってますから、着替えて大丈夫ッスよ。

[今更、恥ずかしさが増してしまって、俺は居間に戻る事でこの状況から逃げ出した。
そろそろピザも届くだろうし……。

居間に戻って、俺は頭を抱えた。やっちまった。
こんな事して、嫌われたらどうしよう。戻ってきたらちゃんと謝らないといけないな。]

……嫌われたら?

[俺は今何を考えたんだ。そもそも、俺は折原さんを攫ってきている。
元々好意を持たれる事なんてあり得ない事なんだ。
それなのに、嫌われたらどうしようって、おかしいな。
まるで俺が片想いしてるみたいで――]

……そう言う事、なのか?


[まさか、な。まさか。いや、そうなんだろう。意識してしまったのか。
と、インターホンが鳴ったので、考えるのをやめて、応対する。ピザが来た。]

折原さん、ピザ来ましたよ!

[取り皿を用意しておいて、コップは……いいか。ウーロン茶はペットボトルだし。
とりあえず、いつでも食べられるように準備をして、折原さんを待つことにした。]


[キスをしたことは、あった。三年前までは、一応私も普通の女の子だったんだし。
高校を卒業して、遠距離になって、そのまま自然消滅した恋人の顔は、もうかすかにしか思い出せない。
あれからいろんなことがあって、取り巻く環境も、私自身も変わってしまった。

無意識のうちに酸素を求めて開けてしまった口は、もしかしたら誘っていると思われてしまったかもしれない。
突き飛ばそうという考えは、浮かんで来なかった。頭の中はただ真っ白で。
かくんと足から力が抜けて、気がつけば床に座り込んでいた]


[多分、新井さんを見上げて、私は物言いたげな顔をしていたと思う。
だけど新井さんは気が済んだとばかりに早足で洗面所を出て行ってしまった。
寒い。そういえばそうだ。洗面所は寒いところだし、ドレスは寒い。
いつもの格好に戻りながら、今のはどういうことだろうって考えた。

お腹に腕を回された時は、駄目だよって言えたのに。
駄目だって思うのに、今はその言葉が出てこない。
代わりに出てきたのは、別の言葉だった]

こういうことは、好きな人としなきゃ。

[それは、寂しいって言われた時に返した言葉。
私は着せ替え人形だよ。世の中には、まあそういう目的のお人形もあるらしいけど、新井さんが私に求めてたのはそういうことじゃないでしょう?
ああ、それとも、もしかしたら]


着せ替えが終わったから、次はそういうお人形になってほしいってことかな……?

[自分が言ったのに、自分の言葉が突き刺さった。
新井さんはそんな人じゃないって思うのに、私は自分が傷つく言葉をわざわざ選んでるみたい。
私、どうかしてる。

首を振る。丁寧にドレスを抱えると、私は洗面所から出た。届いていたピザに、美味しそうって微笑む]

ドレス、どうしたらいいかな?

[汚したら大変だ。抱えていたドレスをそっと差し出した]


[誘っているつもりなんてない。

だから相手の言葉に、ゆっくりと首を振る。
こんな状況から、早く解放されたいだけなのだと。

浮かべられる笑みに、羞恥心が煽られる。
見ないで欲しいと、頬を紅潮させて目を伏せる。]


 ―――……っ!?

[手を出されないのなら、それでいい。
だから何も言わずにいればいい。
そのはずなのに――

近づいてくる気配に、身体がまた疼いた。]


[伸びて来た手は、優しく触れるだけ。
先ほど乱暴に唇を奪われた時とは違う。

その優しさが物足りなさを身体が感じている。]

 ……、………

[云いたい言葉が何かすら、もうわからなくて。
ただ、この疼きを早くどうにかしたかった。

触れられたくないのに、触れて欲しい。
心と身体で求めていることは違う。

些細な刺激に下腹部はジンと反応するのがわかる。]



 ……意地悪、しないで………
 もっと、触れて……

[紡がれた言葉は、
自分でも予想外の言葉だった。*]


メモを貼った。


久々にピザ頼みましたけど、やっぱ美味しそうッスよね。
ああ、ドレスは置いときましょう。

[綺麗に畳まれたドレスを、なるべくピザから遠ざけておく。
折角作ったんだし、汚したくないし。]

あ、食べる前にちょっといいスか。

[と、一言断って、折原さんの耳元で小さく囁く。]



 [ そんな、たいしたことじゃあなくて。
  単純に空腹が過ぎて、エネルギーが切れた。
  きっとそれだけのことだったのだ。

  卯月はあまり食べないし、動かないし
  こんな風にプレッシャーのかかる出来事に、
  何度も遭遇している訳ないし。

  眠いとも疲れたとも違う何かに、
  ただ、ぱったり倒れた、だけ。 ]
 



 [ だから、
  首筋に誰かの体温が触れたら
  きっと直ぐに、目が覚めた。 ]
 



   ………?

 [ ぱち。
  
  緩慢に赤色は瞬いて、
  やっぱり、緩慢に起き上がる。
  ―― 途中、ぐらりと身体が傾いたけれど、
  なんとか持ち直して。
  
  なんでそんな顔してるんだろう、って
  そう聞きたそうな顔を彼に向けてから、 ]
 



   ―― あれじゃないんですか。

 [ 置かれた――、か、放られた
  スープの皿を示して、かくん。
  
  首を、傾げ。 ]
 



   ……美味しそうな香りがします。
   お母さんのと、似た香りです。

 [ 素直な、感想** ]
 


そ……、そんだけッス!
ピザ! 食べましょうか!

[今俺の顔めっちゃ赤いんだろうな。
誤魔化すように食べたピザの味は、まぁ、久々に食べたとは言え、前と大して変わってなかった。

あ。そうだ。]

ドレス作り終わっちゃったんで、正直折原さんを帰さない理由なくなっちゃったんですよね。
……また何か作りましょうか?

[この人には、もっと可愛く、美人になってもらわないといけないからな。]


メモを貼った。


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