人狼議事


82 【薔薇村企画】 Contagio ―共鳴―

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視点:


消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2013/05/17(Fri) 00時頃


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[主が指差した方向は扉>>0]

お客様ですか?

[確認をすると頷かれて、ゼリーも食べる仕草を見せたので
軽く礼をして了承する]

おはようございます。
おや…トレイル様、ジェームス様。
どうされましたか?

[扉の向こうにいたのはトレイルとジェームスで。
また何事か事件があったかと視線を鋭くする]

何か、ありましたか?

(1) 2013/05/17(Fri) 00時頃

メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[警戒はするが、
纏う雰囲気に違うのだろうかと首を傾げつつ招き入れる]

お飲み物は温めた牛乳でよろしいでしょうか?

[主にはゼリーを、と思っていた。
一緒に砂糖入りの牛乳を出すつもりだったので、2人にも確認を]

(4) 2013/05/17(Fri) 00時頃

メモを貼った。


─ 霊界 ─

[ケヴィンと、しっかり手を繋いだまま。
 やがて、人の世に関与できない世界へ辿り着く。

 懐かしさはあまり感じなかった。
 なにせ、前回は半年足らずしかいなかったのだから。]


メモを貼った。


― 霊界 ―

[3年ぶりだが、ここにいた時間の方がその倍くらい長かった。
目を開けて、しばし。]

 ……おはよう。

[目覚めの挨拶から、が正しいだろうか。]


─ 霊界 ─

[こんな所で迷ったら洒落にならないから、
と言い訳をつけることにより、兄と手を繋ぐ事に成功中。]

………ん。

[人の世から魂は離れたが、
気がつけばグァイナの村の中に立っていた。]


― 霊界 ―


 ぁ。 あ    おはよ う … ?


[気怠く心地良い眠気の残る体を起こし、
重い瞼を瞬かせながら。

ほんの短い時間失っていただけで、
随分久しぶりに感じる自らの声を聞く。

ここは何処だろうか…と思い悩む、一瞬。

記憶は、寝室で握った
ドリベルの手を覚えているのが最期。

辺りをゆっくりと見回す。
すると、そこは、やはり、
グァイナ村に在る愛しき我が家の寝室だった。]


[更に歩けば、グァイナの村の中にいた。
 魔物はもうすべて退治されたのか、思ったよりも静かだった。]

 さ、帰ろうか。

[手を引き、自宅へ向かおうとする。]


メモを貼った。


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[牛乳には2人とも頷いた>>7>>9のを確認する]

承知しました。

[軽く頭を下げて準備に下がる。
主の為のゼリーと、甘く温かい牛乳を三人分用意して
テーブルに付いているそれぞれの前に]

冷たいのが宜しければ用意しますので。

[自分は席に着く事無く、部屋の入り口近くで三人を見守った。
来客の表情からして魔物以外の事も色々知っているのだろう。
ケヴィンは勿論、もしかしたらサミュエルの事も
何か気付いているのだろうかと
静かに彼らの口元と表情を見ていた]

(15) 2013/05/17(Fri) 00時半頃

メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


[周囲をきょろきょろと見回している。
ここは本当に自分たちの村なのだろうか。
全く同じに見えて違ったりしないか。
或いは、誰かが居やしないかと。]

あ、うん。……帰ろう。

[手を引かれ、子供に戻ったように兄についていく。]


メモを貼った。


メモを貼った。


[窓の外は、どうやら、
夜から朝にかけてが移り変わる頃合い。

肉体の全てが黒玉病に犯され、
最期、心臓が停止した時間より少し後だった。


佇み見下ろした寝台の上には
まだぼんやりとした曙を受けて
虚ろに煌めく黒石の破片。

部分的にはまるで
砂のよう粉のように細かく砕けてしまっているが、
それは確かに男の肉体であった物の、残骸。]


 ……おはようございます。エル。

[まだ半分寝ているサミュエルの顔は肌色に戻っていて。
数日ぶりに耳で聞いた声は、もう二度と
聞けないと思っていたもので。

思わずぎゅう、と抱きついた。]


[やけにキョロキョロする弟の姿に、おかしいような、微笑ましいような気持ちになり、口元に拳をあて、少しだけ噴きだした。]

 何探してるのかな。

[時折、弟と同じ方を見てみながら。

 やがて自宅まで辿り着けば、玄関を───すり抜けることになるのだろうか。]

 ただいま。

[誰もいるはずがないのだが、つい、クセのように呟いた。]


 ドリー …… !


[ふ、と。気付けば。
傍らにはドリベルの姿。

咄嗟に両腕を伸ばして彼を引き寄せ
強く確かに抱きしめた。

その体から硬さは失せ、
生身の人の体のように柔らかく温かい。]


 ドリー。ドリー。
 すごいね。
 
 また こうして 名前を呼べる。


[嬉しくて。何度も、彼の名を呼び。]


あー……いやいや。

[挙動不審になっているのが見つかって、誤魔化しながらも、たまに村の中の様子を伺っている。

自宅についても、玄関の扉は開けられなかったから、兄の後ろをすり抜ける形になって…]

……おかえり。

[背後から、つぶやきに返事を返す。]


メモを貼った。


 ん?

[背後からの返事に振り返り]

 ならケヴィンも……おかえり。

[チュッと、小さな音を立ててキスをした。

 テーブルを見れば、パンはまだそこにあった。
 そういえばチアキはだいぶ負傷していたようだったので、きっと、少し休んでから来るのだろうと。]


メモを貼った。


[最後に触れた時。
少し癖のついた髪も固くなってしまっていたけれど。
今は動くたびに揺れるのが見える。]


 ……はい…はい!

[名前を呼ばれる幸せと、
再び触れ合える喜びに震えて。]


 
 ……よか、った。

[死してからも、共にいられることに。
少しだけ、泣いた。]


…………ただいま。

[不意打ちに言葉を失いつつ、呟いた。]

……こうして見ると、何も変わっていないな。

[最後に作ったパンも、残された料理も。
自分たちが出かけた時のままだ。
少し離れただけなのに、何故か懐かしい気がする。
台所に、食卓に、寝室……まで思い至って。]

……ホレーショー。
そういえば、ベッド、つなげたまま……

[遺品整理に来られて見つけられてしまったらば。
……バレてしまわないだろうか。不安そうな顔。]


 ここでも、ずっと一緒に居られる ?


[この世界の事は解らない。
なんたって死ぬのは初めての経験だ。

抱きしめたドリベルの背を撫で、
涙をこぼす目元へと唇を寄せて。
ちゃんと動く、温かな舌先で少し、舐めた。

幽霊に体温があるのかどうか…と
少し疑問が頭を過ぎったが。確かに感じられる。]


 散歩の約束。ちゃんと守れるね。
 よかった。


[視線を向ける、現に遺してきた板。
そこにはまだ約束の言葉が残っている。]


[おそらくまだ1日程しか経っていないだろうに、やけに懐かしさを覚える室内に、ゆっくり視線を巡らせていると]

 え?

[ベッド。
 そういえば……と、口を開いたまま、赤くなる。]

 いや、そこは……。
 おまえの腕が動かなかったから、看病の為に、って……

 …………。

[誰にそう言い訳をするのかと。
 聞こえないじゃないかと。
 左手はまだしっかり繋いだまま、右手で顔を覆った。]


……………………。
なるほど な。

[看病の為だったと、誰かが思ってくれるだろう。
そうだ、きっとそうに違いない。

出かける前にはちゃんと片付けておかなければならないんだな、という教訓は得たが、次に生かせる機会はあるのか。ないだろう。

そしてじたばたしても、ベッドの位置は直せない。
触れようと試してみても、すり抜ける。]

………諦めよう。

[騒いでも仕方がないので、悟った目になっている。
手は繋いだままで。]


メモを貼った。


……離れるつもりはありません。

[一度目の時はどうだったろう。
気にもとめていなかったからはっきりとしないが。
例え離されそうになったとしても、
言う通りにするつもりはない。]


……散歩…楽しみにしてたんです…
…ちゃんと案内して…くださいね。

[直に触れることはできないけれど、
目に見える形で残されている約束に胸が温かくなる。

舐められたのに驚いて、
涙はひっこんでしまっていたけれど。]


 ………まぁ、その時は、その時で。

[ケヴィンの、何か悟ったような目に、諦めが肝心だなと嘆息し、笑う。
 死を前にして、朦朧とした意識のまま、攻芸達の目の前でケヴィンに口付けてしまったことは、残念なことに覚えていないようだ。]

 …………。

[繋いだままの手を、緩く引く。]


メモを貼った。


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[ゼリーがトレイル>>21>>23と差し出されるのを見て]

簡単なもので宜しければお食事を御用意しましょうか?

[腸詰も、昨日のシチューもまだ残っている。
ケヴィンのパンを出せば、辛い食事になるかもしれないと
思いつつもメニューを組み立てていると主に呼ばれた]

はい。

[真面目な話の途中、呼ばれるまま板を差し出した]

(25) 2013/05/17(Fri) 01時半頃

[ぽんぽんと軽くベッドを叩いてみる。
毛布がめくれあがることはないが、上には乗れそうだ。]

……よし、寝てしまおうか。

[ベッドに横になって。
兄にも来い、と手招き。**]


メモを貼った。


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[板に伸ばすと思っていた手が自分を撫でて眼を丸くする。
人前でこんな動作をするとは思わなかったから。
勿論、嬉しさや恥かしさもあったが。

それ以上にやはりあの4人の事が響いているのだろうと
表情は変えずにされるまま]

(29) 2013/05/17(Fri) 01時半頃

 あっ!

[言い訳を並べているうちに、弟は寝室へ行ってしまった。]

 あーぁ……。

[また、顔を手で覆って、そちらへと向かう。
 無意識に扉を閉めようとしたが、手が空振った。

 しかし、どうせ見えないのだから、開いていても閉まっていても変わりないかと、小さく笑って**]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[トレイルの視線>>28がちらりと見えて、
いい歳をした男2人のおかしな所を見せてしまい、申し訳ないと
内心で謝罪する]

承知しました。
トレイル様とジェームス殿も少々お待ち下さい。

[終わり、とばかりに軽く叩かれた後に
板に書かれた内容>>30に頷いた。
耳の聞こえぬ自分がこの場にいても、仕方ない。
むしろいない方が喋りやすい事もあるだろうと、早速料理へと]

(32) 2013/05/17(Fri) 02時頃

メモを貼った。


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[昨日のシチューは
流石に男4人の空腹を満たす程は残っていない。
誤魔化す為に腸詰をパンに挟んで、
シチューはソース代わりに掛ける]

このパンも、もう食べれませんね。

[数日前に貰ったパンを作ってくれたライマーを思い出して
少しだけ手が止まった。
だが今は生者の命を繋ぐ事が優先、と手早く野菜を千切り、
卵は面倒なのでスクランブルエッグに]

お待たせいたしました。
あまり人様に振舞えるものではありませんので
味の方はご容赦願います。

[自分がいない間、どんな話がされていたか。
様子を見ながら配膳したつもりだが、主から許可が出るまでは
食べる事も勿論、テーブルに着く事もせず彼らを見守っていた**]

(34) 2013/05/17(Fri) 02時頃

消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2013/05/17(Fri) 02時頃


メモを貼った。


[思い出すのは数年前の日々。
何とかドリベルを得ようと苦心した日々。
あれも、今にして思うと幸せな日々だった。

舐めた涙の味にそっと微笑い。


抱いた腕に力を込めて。
躊躇なく重ねた唇から伝う
ドリベルの熱を愛する。

今度は、新たな存在になった彼を欲しがり。
更に深い繋がりを求めて…―*]


メモを貼った。


[寝室を出たのは太陽がすっかり昇った後。
棚にしまわれたままの腸詰めや佃煮に、
もったいなかったなぁと棚のあたりで手を透かさせて。]


……出かけましょうか。

[手を差し出して。
いつもと同じ。手を握ってから出かけたい。]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[朝から少し重いかもしれないが、
戦士ならいつでも食べられる時に食べておくもの。

そう切り替えて、食卓に並べ]

トレイル様がお持ち下さったチーズと果物があれば
もっと豪勢なものになりましょう。
その時は宜しければどうぞ。

[そっけもないスクランブルエッグやサラダも
トレイルが持って来てくれる>>31と告げたチーズや果物があれば
更に豪華になるだろう。
その時の食事は、人が多い方がもっと豊かになる。

食事はエネルギー補給と考えている節が多分にあるのだが、
今はそれ位は思うようになっていた]

(48) 2013/05/17(Fri) 12時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[トレイルの表情が哀しそうに見えた>>39のは
気付かないフリをした]

はい。
では、いただきますのでおやめ下さい。
料理に埃が入っては困ります。

[主に促され>>35、もう少し見守ろうとしたが止めた。
再び撫でる手が伸びて来て、少し強い力に感じたので
呆れを半分表に出して、椅子へと着く。
何を言っているのか判らないのが幸いだった。

最終的に肉全て抜いたスープだけの食事を3食出すところだった]

(49) 2013/05/17(Fri) 13時頃

メモを貼った。


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[シチューや腸詰はドリベルに味見もして貰っているから問題無い。
卵も味付けはシンプルだから、失敗はしていないはず。

口を付けて、多分大丈夫だろうと思いながら
客人を観察していたところで手を取られて主の口元へと運ばれた>>45]

我が君!?

[これには流石に声が裏返る。
客人が目の前にいるのに、とは思ったが、
届いた言葉に振り解け無くなる]

光栄ですが……口を濯いでからにしていただけませんか?

[一瞬綻びそうになった口元を引き締める。
年長者としての自負もある。
極力いつものように、冷やかに]

(50) 2013/05/17(Fri) 13時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

お見苦しい所をお見せして申し訳ありません。

[トレイルとジェームスの動き>>46も見えていたが、
こちらが恥かしくない様に意識してくれたのかもしれないと思うと
申し訳なく。
主の様に、素直になるにはまだ恥かしく。
照れ隠しから毒が更に濃度を増した]

目に余るようでしたら仰ってください。
肉やチーズや牛乳で頭の中が偏ってしまったのかもしれませんので
畑の野菜と山菜のみの生活に切り替えて節制させますので。

(53) 2013/05/17(Fri) 13時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[いつものように突き刺した瞳に主がぼそり、呟くのが見えた>>52
大体パターン化しつつあるので、何を言ったかも判る]

今日の夕食はコンソメスープのみです。

[冷ややかな視線のまま、笑みは極上のものに変えた]

(54) 2013/05/17(Fri) 13時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[昨日の夕食もドリベルと食べた。
サミュエルは多分苦しんだろうが、そんな表情も見せずに
ドリベルと共に帰って行った。

サミュエルは物理的な苦しみと、ドリベルへの気遣いと。
ドリベルもサミュエルの力になろうと互いに必死だった。

こんな事を思うのは不謹慎かもしれないが。

互いが互いを思うからこそ
生まれる苦しみから逃れられたのなら。
2人は幸せなのではないだろうかと。

目の前の2人はどうなのだろうと、気にする様に2人を見つめた]

(55) 2013/05/17(Fri) 13時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[食事がある程度進む中、
会話をする事は流石に叶わないので、
一方的にこちらから話しかける]

これからどうされるおつもりですか?
まずは村長の所で被害の把握に努めたいと思うのですが。
私は耳はやられていますが、他はいたって健康ですので
補修や怪我人の手当てやお手伝いするつもりです。

(58) 2013/05/17(Fri) 13時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[主には確認していないが、希望を告げる。
群れを成す魔物が入って来たのだ。
ケヴィンまでやられたのだから、他のライマーやラーマにも
被害が及んでいると考えるのが自然だった。

そして次の行動予定を共有したいのは、
万一また魔物の襲撃があった場合、
各自の位置を把握しておけば動きやすいとの考えもあった]

我が君は、御希望はありますか?
釣りは少し先になりますが。

[予定の希望は告げたが、主が残って欲しいと言うなら
当然それを優先して傍にいると、視線は告げる]

(60) 2013/05/17(Fri) 13時半頃

[握った手の甲を指先で擦る。いつもと同じ。

この感触を失うのだと、失ったのだと、
一度は絶望したからこそ、
それがとても尊いものだと心底から思える。
これまでとは違う繋がりを得たからこそ、
もう二度と離すまいという強い意思も生まれていた。]


 少し歩こう。天気も良いし。


[戸口でドアノブとの物理的接触が出来ないと
すこし目を瞬かせながら悩んだが、
通り抜けてしまえば良いのだと気付いて。

並んで屋外へ。陽の下へ。
そぞろ歩きで向かう先は、仲睦まじい兄弟の家。]


消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2013/05/17(Fri) 14時頃


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[笑って手を振るトレイル>>59に重ねて頭を下げた。

普段から誰彼かまわずスキンシップを求める彼だから良かったのか。
これがチアキや攻芸の2人だと、ぎくしゃくしそうな気がしたが、
今の彼らの心境を考えると不謹慎な気がして、
苦笑でトレイルへの返事とした]

(63) 2013/05/17(Fri) 14時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[ジェスチャーで自宅の方を示すトレイル>>61に頷いた。
彼が何処がやられたのかは知らないが、
ジェームスに抱えられいた様子から、
主同様見えぬ場所をやられたのだろう。
無理はさせられないと、ラーマのジェームスで無くとも思うから]

お疲れでしょうし、ゆっくりお休みになられて下さい。

[そして自分にも休む様にと指差され>>62
また深く頭を下げる]

(64) 2013/05/17(Fri) 14時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

お気遣い感謝します。
確かに休める時に休むのも戦士の勤め。
無理はしない様にしますので。

[動いている方が忘れていられる事も多い。
その分後で大挙して押し寄せて来る事もある。
どんな行動が正解かは判らぬまま、主を見て]

今日は朝も早かったのですから…お休み下さい…。

[口にしたのはそれだけ。
後はいつもと変わらぬように食事を口に運んで行く]

(65) 2013/05/17(Fri) 14時頃

メモを貼った。


―紹介に預かった仲睦まじい兄弟の家―

んー。

[寝台に転がってから、どれくらいの時間が経っていた頃か。

死人は、自宅の庭先で腕を回したり伸ばしたり、準備体操的な物をしている。]

腕動くって実にありがたいことだな。

[しみじみと、お天道さまに向かって呟いたりしていた。]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[主が板に書いた文字>>66に、一瞬だけ目を伏せた。

師と弟子と。

そこだけは決して割り込めない、割り込む事は許されない絆。

ただ黙って頷いた]

なるべく早く戻るようにしますので。

[昨日は主の身体が心配だった。
だが今日は主の心が心配だった]

(67) 2013/05/17(Fri) 14時半頃

メモを貼った。


【人】 消防隊長 トルドヴィン

     − 自宅→村長 −

[それでも主の決め事に口を挟む事は無く。
食事の片付けを終えれば、トレイル達を見送り、
予定通り村長の家へと向かう。

数日前なら、途中で誰かに会って立ち話もしたのだが。
今はそれどころでは無かった。

魔物の襲来もそうだが、
薬の副作用や病に倒れている者も多く>>3:494
村の被害は小さくは無かった]

(68) 2013/05/17(Fri) 14時半頃

― 仲睦まじい兄弟の家 庭先 ―

[ドリベルと並んで歩いている道の先、
庭先で動いている人影を見つけた。
大柄なその姿は、彼らの他には思い当たらず。

早朝、血の匂いのする中で聞いた、
ホレーショーの叫び声を思い出した。]


 え。幽霊とか。なにそれ。こわい。


[自分のことは棚に上げまくって呟き、
ドリベルの傍を離れて慎重な忍び足にて近付く。
気配を殺して。]


 … わ !


[上手く背後に忍び寄れたら。
満を持して大きな声をかける。
たびたび繰り返し行なってきた定番の悪戯。]


さて、これから何するかな……
見守るくらいしか出来ないが……

[幽霊は魔物に襲われる心配もない。
つまり、周囲を警戒する必要はなく、殺された気配に気づく要素は全くなかったわけで。

だからこそ、背後に立たれた瞬間、何気なく振り返った。]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

私に手伝えることはありますか?

[村長と、兄を喪った錬金術師に声を掛けて
手伝いを申しでる。
聴力のせいで、普段よりは遥かに動きは悪いのだが
それでも身体を動かしている間は、
胸に去来するものを忘れられた]

(69) 2013/05/17(Fri) 14時半頃

メモを貼った。


………うわ!?

[そのうち誰かと会うかとは思っていたが、
あくまでもそのうちだった。

しかし構えなくあまりに唐突に訪れたその瞬間。
めったに見られぬ非常に驚いた顔になった。]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[兄を喪い、それでも知らぬこの村の為に動いてくれる
錬金術師に突っかかる者もいた。

表情から感謝の言葉では無い事は見て取れた]

申し訳ありません、お手伝い願いますか?

[手をあげそうになった所で、その手を受け止めて
錬金術師に声を掛けてその場から離れる。

彼の声は伝わらないから、やはり一方的に]

本意だろうと不本意だろうと、生きている者は必ず死ぬ。

(70) 2013/05/17(Fri) 14時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

気にするなとは言いません。
だが自分が生きる事を優先した方がいい。

[副作用の話を隠していたわけではない。
確かに飲まなければと、主を見て思ったが、
今は生き延びる可能性を与えてくれた事に感謝している。
共に砕ける事が出来れば、幸福だが。
やはり主には生きていて欲しい。
その傍に自分がいる事が出来れば尚の事。
それをくれた錬金術師に感謝を込めて]

私は、御二方が来てくれた事に感謝しています。

[そう言って自分は手伝いへと戻って行った**]

(71) 2013/05/17(Fri) 14時半頃

 …… わ !


[こちらに気付いた風では無かった。
うまくやれたと思った。

しかし声を書ける瞬間に振り返られ。
咄嗟に面と向かって大きな声をかける事に。
悪戯は失敗だった。

しかし驚いた顔のケヴィンに、
同じく珍しく素のままに驚いた顔を向け、
つられて二度目の大声を上げ。

しぱしぱと目を瞬かせながら
数秒、見つめ合う事になる。]


消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2013/05/17(Fri) 15時頃


………サミュエル?

[最後に見たのは、黒玉病に冒されていっている彼の姿。
自分に声をかけてきたのは、同じ存在だということだろう。

まあ、そんなことはさておき。

驚いている彼をむんずと掴み、首に片腕を回して。

ぐりぐりぐりぐり。
手加減はしているが、サミュエルのこめかみに拳を当てて、おしおきの時間。本当に驚いたんだから。不覚な表情見せてしまったんだから。]

……なるほど、さわれるな。


 ちょ。え。あ。
 いたい いたい。頭割れる。


[驚いている隙に、
気付けばケヴィンの片腕につかまり
頭を逞しい拳でぐりぐりされて喚いていた。

未だ実感の薄い状態ではあるが、
今の自分は現の肉体を離れた存在らしいと
おおよそ察していた。

そして、触れ合う事が叶う彼もまた、やはり。]


笑うな兄さん。……気づいてたな?

[同じく庭先にいた兄をジト目で見やる。
あちらはサミュエルのイタズラに気づきながらも、
看過していたようだ。

このくらいの力では割れん、と思いながらも解放してやり。]

ちゃんと会うのは数日ぶりだが……
変わってないようだな全く。

[数日で劇的変化はそうは起こらないだろうが、普段通りのサミュエルにどこか安心を覚える。

体を無くしたことについては鑑定に入れてない。]


メモを貼った。


 うん。生前より元気。
 …… って言うのも変な話だね。


[解放されて頭を擦りながら、
いっそそこに痛みを感じた事に安堵した。
この体は石ではないのだ…と。

それからケヴィンとホレーショーの様子を見つめ。
自らの頭部を擦った手をケヴィンの右腕へ向ける。]


 ケヴィンさんも、
 今日も変わらず熊より怖い。安心したよ。


[動かなくなったと聞いていた彼の右腕を
少しだけ撫でてみる。
安堵に息を吐きながら。]


それはつまり、だるだるしているのが抜けて、
人並みになったということか。良いことだな。

[うん、と頷いた。
生前=修行をさぼっていたあの頃、と解釈したようだ。
故意でかそうでないかはともかくとして。

……ほう。

[すぅ…と目が細まるが、右腕は硬い感触をサミュエルには与えない。ぐ・ぱ・ちょきと、手を動かしてみせ。]

ドリベルも、お疲れさま。
やっぱり、共鳴、したか。

[ドリベルにも声をかける。
彼らはそれだけ心を通わせていたということであり。
ラーマとライマーとして良いコンビだということなのに。
それが感染に繋がるだなんて、皮肉な話だ。]


 確かに。こうなると。
 もっと … 、
 先生にいろいろ教わっておけば 良かったって。

 思う。


[想うのは師の姿。声。厳しさ。
怠惰に過ごした日々を悔いるわけではないが、
もう二度と得られないのだと思えば
淡々と変わりない口調に、
微かな悲しみが混じる。

そして、これが死ぬという事か…と実感した。

ドリベルへと向けられたケヴィンの声に、
細く息を吐き、ゆっくりと瞬きを。]


 一人じゃ寂しいから、連れてきちゃった。


メモを貼った。


……………、

[口調の中に微かな悲しみを感じとって、
今のは失言だったかと思うけれど。]

わかった。

じゃあ、こっちでは俺が鍛えよう。なるべく厳しく。
大丈夫だ。
熊よりは怖いかもしれないが、キリさんよりは怖くない。

[励ましのつもり。]

…まぁ、そうだな。
一人は寂しいから、な。
……仲良さそうで、何よりだ。

[一瞬だけ、兄の方に視線をやりつつも。
穏やかな笑みを、二人に向けた。**]


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 消防隊長 トルドヴィン

      − 遅い朝食時 −

[自分とジェームスは似ている所も多いと思うが、
やはりここは主たるライマーの違いだろう。
明らかに動揺している様に見えるジェームス>>74>>75には
ただ微笑むのみ。

スパルタだと聞こえていれば、
甘やかすと後進を育てる者として
だらしない姿は見せられません。

と言い切って、冷たい視線を主に向けただろう]

引き留めてしまう形で申し訳ありませんでした。
チーズや果物、楽しみにしております。

[どうやら主を休ませる事にしたらしいジェームス>>77の頷きに
こちらも頷いて、少しだけいつも通りの会話を混ぜて見送った*]

(86) 2013/05/17(Fri) 17時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

    − 村長の家 −

[怪我人の手当てや、補修等少し落ち着いてから、
村長に錬金術師の兄の事を尋ねる]

本当に…跡形もなく……。

[その最後>>2:598に、絶句した。
砕け散るとは聞いたが、何も残す事無くと知れば胸が傷む。

弟子の元に赴いた主が見たものが、どれだけ苦しく痛むモノか。

そしてあの弟は砕ける兄をどんな思いで見送ったのか]

話以上に…残される者にはきつい内容ですね。

やはり粉になると…ラーマにすらなれないのでしょうか。

[望んでいるとは思わない。
ただふと思った事があったから、確認するように]

(87) 2013/05/17(Fri) 17時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

そうですか。
ありがとうございます。

[村長の答えは推測ではあったが、
肉体の一部が残れば可能なのではと言うものだった]

では私は戻りますので、何かありましたらお呼び下さい。

[礼として酒を貰った。
疲れた時は酔って寝るのが一番だ、
と豪快な書き込みに苦笑しつつ帰途へ。

その道すがら考えていた]

……我が君が発症すれば私も砕ける。

[それはそれで幸福な事だ。
だが主がそれ以外の死を迎えるなら。
願ってもいいのだろうか]

(88) 2013/05/17(Fri) 17時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

……どうやら、頭まで薬にやられたのかもしれません。

[浮かんだ考えをふるふると頭を振って打ち消そうとする。
だがもし、これが許されるなら。
我儘だと判っていても強請らずにいられない気がした。

もっとも、ずっと先の話だ。

病が通り過ぎて、何事も無く、主が死の淵に立った時に。

まだ砕けずに自分がそこにいたら、の話だと飲み込んだ]

(89) 2013/05/17(Fri) 17時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

     − 自宅 −

[家には主が待っていた>>85
普段通りに見える姿が逆に苦しかった。
サミュエルとドリベルの事は何も聞きはしない。

主が何も言わずに飲み込むと決めたのなら、その背を擦るだけ]

ただいま戻りました。

[村長宅での様子を説明する。
魔物の被害、薬の副作用、病の発症者。
感情を込めずに事務的に報告した後、板に書かれた内容>>85
目を通すと、数度瞬いて長い沈黙を]

…………………………宜しいかと思います。

[2人きりの時間を惜しむわけでは無かった。
ただ弟子を喪った直後の主の想いに心を寄せていただけ]

(91) 2013/05/17(Fri) 17時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[宜しいのですか。

とは聞けなかった。

歴戦のライマーとして名を馳せた主だからこそ、
今の状況を憂い、前に進もうとする姿勢は正しくて。

ただ哀しかった]

我が君は戦士として指導者として優秀だと思っております。
刀は手入れしないと錆びてしまいますので。

[黙って抱きしめると言う選択肢を見ないふりをする
自分の性格が少し恨めしかった。
楽な方へと逃げている気がすると、少し苦笑しつつ
冷静な物言いはそのままで]

(92) 2013/05/17(Fri) 17時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[2人きりで暮らせたら>>90という言葉に笑顔を見せる]

足腰が立たなくなるほど弱ったら考えましょう。

[多分自分が狂ってしまう。
主を独占する事が当然だと、訪問する者、目に映るもの、
全てに敵意を抱いてしまいそうだから。
想いが通じてまだ数日しか経っていない。
その数日で出来事がありすぎて、神経が高ぶったままなのだ。

だからこのまま2人きりで生きていくのは
今はまだ危険すぎると言う判断はぎりぎりだが出来るようだった]

(93) 2013/05/17(Fri) 18時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

我が…君……。

[板に書かれた問い>>94に絶句する。
やはり見透かされているのかと思いながら目を閉じて思い出す。

厳しく接しながらもサミュエルを見つめる主は優しく。
指導の後、弟子を褒めるのは彼が帰った後が殆どで。

楽しそうで慈しみに満ちた表情を思い出す。

そして戦士として闘気を纏い剣を奮い、戦場を駆ける姿。

優しく甘く名を呼ぶ主。

ゆっくりと閉じていた目を開けて主を見つめた]

(95) 2013/05/17(Fri) 18時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

私が最初に惹かれたのは戦場です。

風の様に迅く、炎の様に激しく駆け抜けるキリシマ様に。

そして弟子のサミュエル様に見せる厳しく優しい姿に
日常の些細な事に気付く度に、キリシマ様に惹かれ続けていました。

ですから。

[そこまで言うと主の手に自分の手を重ねる]

私だけでは引き出せない、貴方の姿をもっと見たいのです。
貴方の傍でずっとずっと。

(96) 2013/05/17(Fri) 18時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[生ある時は一瞬。
自分が望むのはその後の永遠だと、握る手に力を込めた]

2人きりの時間が減るかもしれませんが。

その分2人きりの時に甘えて下さい。

(97) 2013/05/17(Fri) 18時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

キリシマ様…私の願いは…。
ただ、貴方の傍で。
貴方と生きていられれば…それで十分すぎるのです。

[祈る様に重ねた手を自分の額に押し当てる。
2人で暮らしたいのか、もっと色々経験をして欲しいのか。
ただ根幹の願いは変わらないと、握った強さが伝えて欲しいと**]

(101) 2013/05/17(Fri) 18時半頃

消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2013/05/17(Fri) 18時半頃


[扉を開けずに外に出るというのは不思議なもので。
それもそのうち慣れるのだろう。

向かったのは、よく香ばしい匂いを
漂わせていた一軒家。

その庭先に影を見つけたサミュエルが
そろり向かうのを確認して。
邪魔しないように足音を殺してゆっくりと歩く。

一足先にホレーショーが気づいたようなら、
人差し指を口元に当てて内緒の仕草。]


─ 仲睦まじい兄弟の家 ─

[こんなにもゆっくりと眠ったのは、いつぐらい振りだろう。

 漸く目を覚ましたのは、傍らにあった温もりが、動き始めるのを感じたから。
 それがなければ、下手をしたら陽が西に傾くまで、微睡み続けていたかもしれない。
 サミュエルでもあるまいし。]


 ……、ふぁ……。

[身支度を整えて庭に出ると、伸びをする。
 ついでに、大きな欠伸が出た。]

 ん……たしかに……。

[腕を回しながらしみじみ呟く弟に、同意しつつもつい苦笑してしまうのには、あれそれと理由があるわけで。]


― キリシマが訪れた頃 我が家の寝室 ―

[戸口から聞こえたノックには気付いたものの。

「やあ。先生。いらっしゃい」などと出迎える事も
「今日は天気が悪い。休もう」などと逃げる事も
もちろん、駆け寄って歩行を支える事も出来ない。

無力な霊体として、
砕けた黒石と成った実態を見つけてくれた
師の姿を見つめる。]


 先生。 先生、 …… 。


[彼の言葉を聞き、その背を見つめて声をかける。
届くはずのない声を。]


[顔が歪む。膝をついて泣きたくなる。

「お前はずっと私の弟子だ。」
その言葉に、胸がギシギシと軋んで痛い。
師が誇れる弟子にはなれなかった。最後まで。

せめて泣かずにその場に強く立ち。

向き直り去りゆく師に向けて両腕を広げた。
朧な霊体となった体では
抱き締める事は叶わないが。

彼がこの身を通過する一瞬、
ありがとう先生 ありがとう、と心の中で呟いた。*]


メモを貼った。


[悪戯が失敗して二人が戯れているところへと、
ゆっくりとした速度で到着。]


……お元気そうでなによりです。

[最後に見た二人の様子とは打って変わって、
どちらも健常そのものだ。
それはこちらにも当てはまるが、それはさておく。]


……はい。ついてきちゃいました。

[向けられた言葉をに、笑みの形で。
これが逆の形であったなら、
悔いても悔やみ切れなかったのだろうが。]


 これから……どうしようねぇ?

[もう、魔物と対峙することもない。
 病に罹ることもない。
 一度目の死の時は、とにかく早く戻ることばかりを考えていたのだけれど、戻る必要がないとなれば、さてどうしたものか。]

 まぁ、ゆっくり考え…… 

[ぼんやりと向けた視線の先に、サミュエルと、ドリベルが見えた。
 あぁ、彼らも自分達と同じ姿になっているのだなと、すぐに分かった。
 緩く手を挙げ、呼ぼうとしたが……]

 …………。

[ドリベルが、人差し指を唇に当てていることに気付いたので、何も見ていないふりをした。]


メモを貼った。


メモを貼った。


 …………。

[サミュエルは、順調にケヴィンの背後に近付いていた。
 一方こちらはといえば、何も見ぬふり知らぬふりで、ゆっくりと、柔軟など行っている。

 時折、ドリベルの方をちらりと見ては、笑いそうになるのを堪えて。

 そして………]


 ……… うん。

 鍛えて、地獄の鬼でも狩りに行こうか。


[先生は、先生ひとりだけ。

しかしケヴィンの明るく力強い声に励まされる。
傍に居ると、姿を見ていると、
不思議と気分が前向きになる不思議な兄弟だと
ずっと感じていた。それは、死して尚変わらない。

新たな師匠を何と呼ぼうか。
そんな事を考えながら、少しだけ笑って肯いた。]


 お二人も。
 仲良さそうで何よりだよ。


 ……ッ、ぶっ……!!

[ケヴィンが気配に気が付くか。
 サミュエルがまんまと出し抜くか。

 さてどちらかと思ったら、まさかの相打ち状態だった。]

 ……ッっ!

[おかしくて、噴き出して。
 屈み込んだ。]


 ……っ、はは……っ。

 ごめ……ッ!

[弟の視線がこちらへ向けば、笑いながら立ち上がる。]

 うん、でも、サミュエルもドリベルも、元気そうでなにより……
 ……元気っていうのは、違うか。

[けれど、じゃれ合うケヴィンとサミュエルの様子は、やはり「元気」という言葉がよく似合う気がした。]


 そうか、ふたりは”共鳴”で……

[だとしたら、はじめに発症したのは、自分と同じく副作用のあらわれなかったドリベルの方かとも思ったが、どうも違うようで、緩く首を傾げた。
 今となっては、どちらでも変わりはないかもしれないので、敢えて聞くことがしなかったが。]

 ん、なに?

[弟の視線が、一瞬だけこちらへ向いた気がして、小さく笑みを浮かべ、問いかけた。]

 …………。

[おそらく、ドリベルとサミュエルへ向ける視線には、どことなく、羨ましげなものが滲んでいたかもしれない。

 置いて逝くことも、置いて逝かれることもなかったが。
 もし、弟が、魔物に襲われてなかったならば。
 はたして”共鳴”したろうか。
 ひどく身勝手とは知りつつ、そうであって欲しいと思わずにいられない。]


 ホレさんも、元気そうだね。


[柔和で穏やかな様子も生前とは違わず。
朗らかに笑う声に、微かな笑みを返した。

ケヴィンと遊んだ後。
ホレーショーへも歩み寄り、
握手をしようと、手を差し伸べる。]


 また会えて嬉しい。

 ………… けど、ちょっと悲しい。

 
[彼らへの挨拶の後に続いたのは、
ほろりと漏れた、本音だった。]


 ん、元気。
 久し振り……

[差し伸べられた、サミュエルの手を取ろうとして]

 ……でも、ないか。

[少し言い直してから、強く握る。]

 私も、会えて嬉しいよ。


   …………  うん。

[けれど、続いた言葉の理由は、自分でもよく分かった。]


メモを貼った。


ああ、行ける行ける。
目指せ10人斬り。ファイト。

[サミュエルの返事に、愉快そうに笑う。
少しだけでも、笑みを見せてくれたのが嬉しい。]

……ま、この歳になれば、
ケンカするネタもあまりないしな。

[こっちも相変わらずだな、と笑って。]


………?

[兄の、ドリベルとサミュエルに向ける視線がどこか羨ましげに見える気がしたが、その胸中はわからない。

しかし、もしもその疑問を聞いたならば、
『何をいまさら』と呆れてしまうだろう。
あんなことまでしておいて、と。

予防薬で防がれたかもしれないが、もし予防していなければ、確認するまでもなく共鳴していたに違いないのだ。


 うん。
 10人でも100人でも1000人でも。
 ドリーと一緒なら。


[きっと。
もうドリベルを武器として掴む事は無い。
それでも、並んで進むなら、と。

その後に握ったホレーショーの手も
温かく、逞しく、生前と何も変わらなかった。]


 生まれてからずっと一緒なら
 ネタが尽きるのも肯ける。

 羨ましい。


[サミュエルの声が聞こえれば、困ったように笑って。

いや、ドジってしまったけどな、
右腕がちゃんと動いて、兄さんを扱えていれば、
絶対あんなのにやられる事はなかったと思うんだ。

片手で、しかも左手で強めの魔物に難儀している所に、
奇襲かけてきやがった。

どこまでも不運だったな。
少しだけしか悪い事してないのに、ひどい目にあったもんだ。

[言い訳を始め、最後に冗談で〆る。]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

あれは甘えでは無く我儘です。

[主の文字>>103には冷ややかに答えるが、口元は嬉しそうだった。
優しげな口元が何を呟いているのか判らない。
だが近付いた主の顔と絡む指>>105に]

我が君に…アメノマの…御加護を……。

[主の為に祈りを奉げるのだった*]

(122) 2013/05/17(Fri) 21時半頃

 ……ご協力…ありがとうございました。

[気付いていてもケヴィンに伝えなかった
ホレーショーに共犯者の称号を。]



 ……ネタがつきるほど…
 …喧嘩しているのを見た覚えがないですね…

[ホレーショーがライマー時代にも
こんな感じで仲睦まじかったような。
子供の頃にネタを使い果たしたのであれば、
さぞや…と想像してみたが。

やっぱり仲のいい二人しか想像できなかった。]


消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2013/05/17(Fri) 21時半頃


メモを貼った。


メモを貼った。


 ケヴィンさんの強さは、知ってるよ。
 先生の次くらいに。


[師の前では絶対に言わないが。
知らないところでは
ちょくちょくデレる弟子なのだった。

合間、小声でのやり取りには、
ここでは深く頷く仕草だけを返し。

もう少し落ち着いたら、
改めて話を聞こうと思った。]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[村長の家での手伝いは思いの外長い時間掛かったようだった。
気付けば昼よりも夕方に近付く頃で、
その日は静かに室内で過ごす事に決めた。
正しくは、主の傍で過ごしていた]

我が君、村長からお酒をいただきました。
今回は甘えて良いかと判断しましたので、
たまにはいいでしょう。

[夕食はしっかりコンソメスープだった。
その後に村長から貰った酒にチアキから貰った佃煮の残りと
野菜炒めを肴に付けて、ゆっくりと一時を過ごすのだった*]

(126) 2013/05/17(Fri) 21時半頃

消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2013/05/17(Fri) 21時半頃


メモを貼った。


 どうだろう。
 ドリベルが知らないだけかもしれないよ?

しれっと返す。
 ただ少なくとも、ラーマとなってからは、大喧嘩は記憶にない。]


まぁ……そうだなあ。

[喧嘩した記憶を辿り、子供の頃を思い出して…
くすりと笑った。
ドリベルの見解通り、喧嘩の記憶は…思い出せない。

小さい頃は、大人しくて泣き虫で、兄の後ろから他の子の様子を伺っているような、内気な少年だったなんて、きっと今のケヴィンからは誰も想像できないだろう。]


 んー?

[こっそりデレるサミュエルに、にっこりと微笑んで]

 サミュエール。
 私の前で、そういうこと、言う?

[キリシマの強さは、勿論、知らぬわけではないけれど。
 やはり、弟が一番だと言い張りたい。]


 したこと、ある? ケンカなんて。

 少なくとも。
 ボクが知ってるケヴィンさんは
 ホレさんが大好きでたまらないって
 いつだって ダダ漏れてたし。

 
[兄弟の仲睦まじさは、
ここ数年眺めている分にも明確だった。
と、思う。

ライマーとラーマとしての仲の良さは
村のあちこちで見てきたが。
彼らはそれとは違う、それ以上の、
強い絆に繋がれているように見えていた。


そんな記憶を思い返しつつの揶揄だ。]


………あ。

[そうこうしているうちに、攻芸とチアキが家にやってくるのが見えた。恐らく、自分の遺言通り、最後に作ったパンを取りにきたのだろう。

他に残っている料理があれば、どうせ自分たちには食べることはできないのだから、全部持って行ってもらいたいくらいだ。

…最期の記憶にある弟子の顔は、泣きながらも笑っていた。
今すぐでなくとも。泣きながらでも。
笑って、生きていってほしいと、願う。

それがもう、叶わぬ願いになっているとは知らずに。]


[病を抱えて歩く弟をただ見つめる。
黒い結晶へと変わっていく姿に、やるせない思いは募る。
しかしまた共に在れる可能性に喜びを覚えた。]


……弟の死を喜ぶなんて兄失格だな。

[苦笑いを浮かべ。
ただ、もう一度触れ合うことができるなら。
その時は、名前を呼んで思い切り抱きしめてやろうと。
歩いていく弟を見送る。]


……は?

いやそんなことは、全然、ないけど?

[声に動揺が現れている。
隠せていた、と本人は思っていたわけで。
かまかけだとしても、どことなく挙動不審。]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

    − 朝 −

[今朝は自然に目が覚めたので、
昨日の様な不穏な様子は無いのだろう。
当然の様に同じ寝台で眠っている自分に慣れ過ぎだろうと
恥かしくなるが、弟子を取る様になれば
また違うかもしれないだろうと許容する事に]

さて、鶏と闘うか。

[数日で何とかコツは掴めてきた。
後は実生活、実戦に使えるようどうするかだと悩みつつ
いつものように家畜の世話に向かう]

(153) 2013/05/17(Fri) 23時頃

………。

何張り合ってるんだか。

[動揺したまま、それだけ返すのがやっと。


 …それを言ったら……ホレーショーさんも。

[サミュエルに追従するように。
半年での転生は指折りの早さだ。
その理由が弟に会いたかったからだとは、
その後の二人を見ていれば分かるというもの。]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

今日は釣りをされますか?

[森は少し危険ではないだろうかと思いつつ、
村に近い川なら大丈夫だろうか。
何事も無く、これ以上誰にも病が広がらない事を祈りながら
日常を続けようと、朝食を取りながら主に今日の予定を確認する]

(155) 2013/05/17(Fri) 23時頃

……ちょっと、様子みてくる。
パン見つけられるかわからないし。

[空気が微妙になったのもあり、そそくさとチアキたちの後を追っていく。見つけられなかったとて、知らせる方法がないはずなのにも関わらず。

つまり、この場を離れる言い訳なのがバレバレである。]


 もちろん、言うよ。
 実際にはそうでなくてもね。


[自信に満ちた声で深く肯く。
父を誇る息子のように。
その言葉には、いつまでも、
そうあって欲しいという願いも含まれている。

ドリベルの同意()を得て、
ほら とばかりに得意げに兄弟を見る。]

 
 うん。チィに … よろしく。


[先程見かけたチアキを追うケヴィンは
大人しく、その場から見送った。]


―自宅の中―

…………?

[よろしくしたくても、もう届かない。
だから、黙ってチアキ達のやりとりを眺めたりしていた。
パンの場所はわかるだろうかと、奥に行った後の攻芸についていけば、囁かれた言葉が聞こえて、不思議そうに首を傾げる。

意味をとらえることが、できなくて。


[弟をからかうサミュエルを見て。
 そして、弟の反応を見て、嬉しそうに笑う。]

 んー、私?

 それは勿論。

[こちらはといえば、さも当然といった口ぶりで、ドリベルの追従を肯定した。]


[チアキと攻芸の姿が見えたのは、そんな会話を交わしながら、クスクスと笑っていた時か。]

 あ。

 ……逃げたね。

[様子を見てくると、そそくさとこの場を離れてゆく弟の背を見て、ぽつりと一言零し、またクスクスと肩を揺らした。]


―自宅の中―

[二人のやりとりを聞いて。
攻芸がどこか遠くへ行くのだろうかと思った。

半日の暇という割には、先程の口ぶりはいつ帰ってくるかわからない物に聞こえたのが気になったが…死者には知るすべもない。]

おーい……
二人とも、無茶はするんじゃないぞ。

[届かないとわかっていても忠告しておく。]


…………。

[現れたチアキと攻芸が家へ中へ入るのを見て。
後をついていくケヴィンを見送る。

あの中で見えるのは、師匠と弟子の絆のやりとり。
少し前、キリシマとサミュエルの間で行われたような。


その光景は、胸が締め付けられる。
彼も見られたくはないだろうと。だから。]


 ……逃げましたか。
 
[ホレーショーの笑いに返す。]


メモを貼った。


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[主が全く生活を改善するつもりがない>>159とは知らず、
日常は流れていく]

はい。今日は天候も良いですし。
沢山取れたらお裾分けしましょう。

[取らぬ狸と言う訳ではないが、今迄そうやって暮らしてきた。
分ける相手が少なくなったが、まだ分ける相手が残っている。
そう思う事にして、楽しみにする事に]

お昼ですか。
何を御用意しましょうか。

[家畜も静かだったから、異変を感じてはいないだろうと頷いた]

(165) 2013/05/17(Fri) 23時半頃

 逃げた逃げた。
 まったく、ひどいなぁ。

 ねぇ?

[わざとらしく肩を竦め、同意を求めるようにサミュエルとドリベルを見て]

 さて、それじゃあ私は、弟子に大切な弟がとられてしまわないように、後を追ってみようかな。
 ふたりはどうする?

[そんな、冗談なのか本気なのか分からない言葉を残し、家の中へ。
 彼らが、ともにチアキ達の様子を見たいというならば、勿論歓迎するつもり。]


 ……仲がいいことを…
 …恥ずかしがる必要もないですよね……?

[兄はあっさり認めているのだから、
弟も諦めればいいだろうに。
二人の関係の本当のところについては知らぬまま。]



 ……ここで…待ってます。

[ホレーショーも同様に見送って。
チアキ達の様子が気になるのもたしかだが、
それはここからでも窺うことはできる。
室内については彼ら師弟ペアのみの空間にしておこうと。]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

燻製ですね。そうですね。保存食は重要です。

[美味い>>170と言う文字には少し照れて反応しなかった。
大物が釣れるといい、と
指を折りながら誰に分けるかリストを上げ]

我が君が御用意して下さるのですか?

[ここにきて、主が昼の用意をするのだろうかと気付く。
本来なら身体の事もあり、ライマーである主に
用意させる等と慌てるが、
何となく主に甘えてもいいかと笑みを浮かべる]

我が君が用意出来る範囲でお願いします。

[既にそのつもりになっていた]

(175) 2013/05/18(Sat) 00時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

死ぬつもりはないので、死なない食事をお願いします。

[主が焦る顔>>177に満面の笑みで返す。
体調が悪ければ引き下がったが、そうは見えない。
味について知らないわけではないが、何となく甘えたい気分もあり。
今なら主の作ったものなら食べれそうな気がした。

気がするだけで実際どうなるかは別の話なのだが]

私の為に…作って頂きたいのです。

[ちょっとした意地悪だったかもしれないが、
すっかり自分の我儘になっていた。
主を台所に見送りつつ、ナイフや魚籠だけなく、
竹串やハーブや塩コショウに生で食べられる野菜を準備する。
食べられるとは思うが、念には念をいれる]

(186) 2013/05/18(Sat) 00時半頃

 逃げたね。
 まったく。可愛いね。


[屋内へと向かうケヴィンには聞こえないよう、
ホレーショーと密かに笑いあうように。

彼もまたチアキの傍へ行くと言うなら、
その場から見送るつもりで
ゆっくりと頭を振った。

死して師と逢った際の切なさは
まだ記憶に鮮明。

邪魔はしない。

ドリベルもどうやらそう考えているようで。
ドリベルの手を取り、握った。]


 ん、ない。

[ドリベルに笑みを返し、頷いて、扉をすり抜け家の中へ入ってゆく。

 おそらく、攻芸が、どこか不自然な願いを、誰もいない空間に告げた後くらいだったろう。]


 遺言。
 聞いてくれたね。

 素直だし、頑張り屋だしさ、チアキは本当にいい子だよ。
 ……おっちょこちょいだけど。


―自宅の中―

………ああ。

[ホレーショーの言葉に、同意する。

俺、あの子に何か、残せたかな……
もっと、何かしてやれてたら、ってつい思ってしまう。

[ぽつりと呟いた。]

……最期の時に、笑わせたくらいだな。


 ……どうだろう。
 私は、ケヴィンはとてもいい師だったと思うけど。

[自分など、チアキと出会ってすぐに病に倒れ、次に会った時には既にライマーではなくラーマだったのだから。]

 残せたかどうか……
 何を得たか、何を残してもらったか……それは、ケヴィンが考えるんじゃなくて、チアキ自身が考えることなんじゃないかな。

 教えられるばっかりじゃなく、自分で考えて、さ。
 そうやって、成長して……

 …………。

[笑わせた、と聞けば、少しだけ噴きだして]

 あれはね。
 うん、とってもケヴィンらしかったよ。


 …………。

[ケヴィンとホレーショーは、中でチアキ達を前に、
どんな言葉をかわしているだろう。

つながれた手を握り返して、
こつりと肩口に首を預け。
言葉はなく、ただ寄り添う。]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[台所から壊滅的な匂い>>202が漂って来る。

この匂いが村中に漂ったら恐らく魔物来襲と同じ位の
騒ぎになる可能性は高い]

……我が君……魔物避けですね?

少し味見…しても宜しいですか?

[言い切ったが。
甘えた手前と意地もある。
出掛ける前に念の為一口口にしてみる。

悶絶度は74(0..100)x1%程だろうか]

(208) 2013/05/18(Sat) 01時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[思わず壁を殴り付けていた]

!!!!!!!!!

[思い出した。
本当にこの主はこういうものを作るのだった。
だが意地がある。
ほらみろ、と言った表情で見られたくは無い。
なんとか無理矢理飲み込んだ]

………個性的な…味ですね…相変わらず…。

[病より早く砕け散りそうになったとは言わず、
引き攣った笑いが浮かぶ]

(210) 2013/05/18(Sat) 01時頃

それは、兄の欲目が入ってるかもだな。
……まあでも、受け取っておく。

[いい師だと言われて、悪い気はしない。
そして、それはチアキ自身が考えることだ、という己のつぶやきに対する答えを、黙って聞いていた。]

…やや過保護気味の傾向は、あったかもしれん…
と、我ながら、思う。

[チアキ自身が考えること。
成長のことまで思い至っていなかった。
自分は過保護だったのかもしれないと。が、
初めての弟子が、仔犬みたいなのが悪い、と責任転嫁。]

ま、そんな中で、パンの味だけは、自信があったからな。


 ……かも、しれない。

[欲目は、確かにあったろう。
 けれどそれを抜きとしても、真っ直ぐに弟子を導く良い師だったと思っている。

 ……あまり、酔うほど酒を飲むことはないのだが、いつだったか、つい飲み過ぎた時に、散々自慢した記憶がうっすらとある。
 多分、師としての弟以外についても、あれこれ自慢しただろうけれど。
 あの時は、そういえば誰がいたか……そこまでは覚えていない。]

 そりゃ、あんな仔犬みたいにキャンキャン懐かれたら、そうそう厳しくなんて接せないよ。

[まさか弟が、同じようなことを考え、心中で責任転嫁を謀っているなどとは思わずに。]

 ん、確かに。
 パン だ け は ケヴィンの方がずっと上だったね。
 パンだけは。

[他はお察しということで。]


[その酒の席には、弟も同席しており。
酔った兄に自慢されまくって、肩身の狭い思いをしたものだ。
嬉しいのだが、基本的に恥ずかしがりなので。
その後、からかわれることを考えれば複雑な表情になっていた。

やかましい。

[パン「だけ」と強調されて、一蹴する。]

……出来れば、さ。
一人前になる所、生きてる内に見たかった。

[少しだけ、寂しげな目になって。
けれど、首を振って、仕方のない事だと微笑んだ。]


 ねえ。
 ドリーは …… 

 …… どうしてラーマになったの ?


[静けさの中で寄り添い、
短い言葉で尋ねてみる。

何処でもない遠くへと眼差しを向けたまま。]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[心配する視線>>214に、にっこりと笑みを返した。
これがドヤ顔ならキスを返していた気がして、
主を殺さずに済んで良かったと胸を撫で下ろす]

活用方法を考えましょう。

[食べ物と呼べる代物かどうか判らないが、
組み合わせが間違っただけで、食べ物は食べ物。
粗末にしたくないと考えて]

魚の餌になりますかね。

[人と違う生き物なら何とかなるかもしれないと考える。
坊主になるのは困るので、暫く成果を試してからだと思いながら]

お昼は塩焼きで。

[それ以外無さそうだと言い切った]

(215) 2013/05/18(Sat) 01時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[取り敢えずそれを片付けないと、と蓋をして。
スライスしたレモンを入れた飲み水と、
川で食事が出来る様に用意した諸々をバスケットに詰める。
後は釣り竿と、主が作った釣り針。
念の為サーベルと模擬刀も用意して]

では我が君、出掛けましょうか?

[危険物質は主に持たせて川へと向かおうとするが。
途中で他のライマーやラーマの姿を見掛ければ
少しは立ち話もするかもしれない**]

(216) 2013/05/18(Sat) 01時半頃

消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2013/05/18(Sat) 01時半頃


 …………。

[ただ静かな時をすごす間。
かけられた問いに目を瞬かせ。]

 ……それが…覚えてないんです…
 ………とても…後悔していたことだけしか。


[苦笑と共に落とした言葉に偽りはなく。
ライマーとして命を落とした周辺の記憶は抜けたまま。
どうしてラーマへと転生を願ったのかも、
二度目の死を経験して尚思い出せなかった。

ただ、ぽっかりと空いた記憶の中。
押し寄せる後悔と、響く声だけが、あの頃は残っていた。]


[一蹴されてもけらけらと笑い]

 いいじゃないか。
 私は、とても好きだったよ。
 ケヴィンのパン。

[大好きなベーコンやチーズ、ナッツ類をパンに混ぜる時、やさしい弟が、いつも少し、自分のところに多く混ぜてくれていたことは、よく知っていた。
 だから自分も、シチューを盛る時など、弟の皿に肉を多めに入れたりしていたのだけれど。]

 ……ん。

 きっと、攻芸とふたり、いいライマーとラーマになってくれるよ。

[生きているうちに見たかったという思いは同じ。
 けれど、弟のそれの方が、きっとより強かったろうと。
 寂しげな表情を浮かべながらも微笑む弟の肩を、そっと叩いた。]


 ラーマとして生きて … 死んで、


[言いかけた言葉が、
躊躇うように一度そこで途切れた。

後悔。

ドリベルの言葉を頭の中で繰り返す。
深く息を吸い、吐いて。
再び口を開く時には視線はドリベルへと落とした。]


 …… 後悔は、無い?


………、そうか。
……………。

ま。ホレーショーの料理も、美味かった。

[恐らくこの身では食べられそうにないのが、結構辛い。
味付けも、肉の量も、実は大変気に入っていたというのに。]

……ああ。
なるだろう、な。

[親はなくとも子は育つというものだ。


[やがて、自分たちの家を去っていくチアキと攻芸の後ろで、
霊体は見えないのに手を振っていた。]

また、来てくれ、な。

[誰も訪ねて来ない家は、少し寂しいから。]


[向けられた視線の中で
揺れる感情をしばらく見つめて。]

 
 …僕は…エルのラーマとして……生きて。死んで。
  
  ……幸せでしたし…幸せです。今も。これからも、きっと。



[だから後悔なんてない、と。
しっかりと手を握った。]


 そう?
 ありがとう。

[褒められると、素直に喜び、笑みを向けるが]

 ……もう、作れないし……食べられもしない、んだろうな……。

[ケヴィンのパンは勿論のこと。
 腸詰めも、鹿肉の佃煮も、マーマレードだってまだ残っていた。
 そういえば最近、ジェームスの美味しいケーキを食べていなかった。
 攻芸の淹れてくれたお茶も……]

 ……。

[考えれば考えるだけ、心残りが増えそうで、やめた。]


[やがて攻芸とチアキが去ってゆけば、ケヴィンの隣に立ち、手を振った。
 もう片手は、おそらく、ケヴィンの腕を掴んでいたろう。]

 ……いつでも、歓迎するよ。

 あ。
 お土産も待ってるから。

[お土産があったところで、触れることすらできないのだが、何となく、楽しげな声色でそんなことを付け加えた。]


 そう。 … よかった。

 ボクたちは、どこまで一緒に行こう。
 ドリー。


[どれだけ繰り返し確認しても、
ドリベルに赦されても。

愛しい人を自らの不運に引き込み
死出の旅路にまで伴ってしまった自分を
心の底から赦せる日は来ないだろう。

悔いる気持ちは無い。それでも。


ドリベルの手の強さに、胸が熱くなる。
泣きたいくらいに。**]


メモを貼った。


[応えには、頷きを。]


 ……ずっといます。一緒に。

[取った手の甲に誓うように口付けを落として。

チアキ達が出てこれば、
元気でね、と言い添えて。
彼らが立ち去るまで見送っただろう。**]


メモを貼った。


………。

[掴まれた腕を解いて、握り直す。
手を繋いだ形になって。
自宅は再び、二人だけの空間へと戻った。]

……兄さん。

[力を込めて、兄の手を握る。]


 あ。

[腕を解かれると、一瞬だけ眉が下がったが、すぐ手を握り直され、今度は笑みの形となる。]

 ……なに?

[静かな、他に誰もいない空間に響く弟の声に、問いかける。]


………俺、さ。

[言い難そうに、少し俯いて。]

………ラーマになろうと、思ってるよ。

[それが何を意味するのか…
わかっていながらも、呟いた。

握る手の力は、強く、強く**]


メモを貼った。


 …………。

[弟の告白を、静かに聞く。]


 ……そう。


 それが、おまえの選んだ道なら……。


[握られた手、こちらからも強く、握り返す。
 それが弟の選択ならば……止める権利など、あるはずがない。
 彼ならきっと、素晴らしいラーマとなることができる。]

 ……………。

[暫しの沈黙の後、無言のまま、微かに頷く。

 ただ、弟の顔を見ることは、まだ少しできなかった**]


メモを貼った。


[どこまでも一緒に。

この曖昧模糊とした永遠の世界では
それが言葉の通り、
途方も無い時間の共有を刺すことは明白。

誓いのキスに、肯いて。
同じように、ドリベルの手の甲へキスを。


屋内から出てくる隣家の二人へと視線を向け、
にわかに湧いた忌まわしい予感から目を背け、
ただただ彼らの健やかなる日々を願う。

うん。どうか元気で。

ドリベルの声に重ねるよう、言葉添えて。]


[ホレーショーとケヴィンが外へ出てきたようなら、
そろそろ一度戻るということを告げるつもりだが。
長く出てこないようなら取り込み中だろうと、
中をわざわざ覗きはしなかったろう。

まだ死んで間もないし、
あまり長居をするのも申し訳ない。
それに、また会えるのだから。]


……トレイルさん?

[ホレーショーの家から戻る途中。
一人で歩く姿を見つけ。
その手に持たれたシーツに、向かう先を知った。]


― 自宅へと戻って。 ―

[ふらり、と再開した逍遥。
自然と足が向くのは、住み慣れた我が家。

トレイルが戸口を潜るのを見つけて()
その後を静かに追って歩いた。

門前を通りがかった斜向かいの男が
この家の住人たちの死を
トレイルに伝える様子も見た。]


 寝てるだけだって書いたのに。
 バレたか。


[隠しおおせるとは微塵も思っていなかったが。
気恥ずかしそうに、肩を竦ませて。]


[静まり返った部屋に響く、
トレイルの相変わらずな明るく柔らかな声。

同じ頃に村を訪れ、修行に励み、
年の近さもあって何かと接点は多かった。
なんとなく、負けたくない相手でもあった。

それでも、男の人生において、
躊躇いなく友と呼べるのは、トレイル一人。
もし。もしも誰かに背を預ける日が来るなら、
その相手はトレイルしか居なかっただろうと
今なら、思える。

嘘つきだと罵り涙する友の背を見つめ、
試しに、彼と背中合わせにして立ってみる。

背後の他人の気配は煩わしくて嫌いだったが
こうしてみると、心強さを感じる。
生きているうちにこうしてみれば良かった、と。
思えば少し、悲しくなった。]


メモを貼った。


メモを貼った。


……シーツ、届けにきてくれたんですね。

[結局取りに行けなかった。
わざわざ持ってきてくれたトレイルに、
お礼を言わないといけない。]


……わざわざ来て下さって…
…ありがとうございます。

[中へと入るトレイルへかけるのは、
聞こえないとわかっていても、
出迎えと感謝の言葉。]


[兄の表情を伺う。
横顔が、寂しそうに見えた。
当然だ、俺だって寂しい。だけど。]

……病に皆、苦しんで、悲しんで。
ライマーもラーマも減っただろう。
なのに、黒玉病のせいで、ラーマになれない者もいる。

[そしてこれからも減るのだろうという予感がある。ラーマが足りなくなるであろう未来が見えた。]

……兄さんと離れたくは、ないよ。

でも、皆が辛い思いをしてるのに…
まだ、俺に出来ることがあるのに。
それを放棄して、安穏と眠るのは。

例えアメノマが許しても、俺が俺を、許せない。


[そこまで言って、ふっと表情が弱くなる。]

……死んでみて、どうやら永遠の別れじゃないと思えたから、決められたこと。だから……俺のわがままだけど。兄さんには、見守りながら、待っててほしいんだ。

手のかかる弟で申し訳ないが。

[離すのが、惜しい手。
否と返事があれば、きっと、離せなくなる。]

多分、長くは待たせない。
美術館にでも飾られない限りはな。

[そして兄の返事を待って、その表情を伺った**]


メモを貼った。


……なかなか様になってますね…。

[背中合わせに立つ二人を見て呟く。
これで互いのラーマを手にして…と、
そんな光景が実現することはないけれど。
あったかもしれない未来の光景を、
目に焼き付けるように。



それから、俯き涙を零すトレイルに
近づいて髪をそっと撫でる。
実際は透けてしまうので、気持ちだけ。
撫でられたことは幾度もあったけれど、
こうして撫でるのは初めてだったなと。

どんな反応を返してくれただろうか。
一度やっておけばよかったかもしれない。]


メモを貼った。


[トレイルを見送って、
しばらくは静かな時を過ごす。
窓をすり抜けて窺う陽気は穏やかで。]


 ……そういえば、とっておきの場所。
 …連れていってくれるん……ですよね?

[一度は果たせなかった約束は、
まだ枕元に残っている。]


メモを貼った。


[顔は上げられぬまま、弟の話を、ただ黙って聞いていた。
 繋いだ手の指先には、白むほどに力が篭もる。

 漸く、口を開けるまで、どれくらいの時間を要したろう。]


 ……恥ずかしい話だけど。

 私は、おまえが死んだ時。
 ともに逝けることを嬉しく思ってしまった。
 けれどおまえは、黒玉病で逝ったわけではなかったから……もしかしたら、ラーマとなってしまうのではと思って……。
 それが、すごく……いやだった。
 何故、共鳴で死んでくれなかったのかと……考えた。

[自嘲を浮かべながら、ぽつぽつと語る。
 指先は、微かに震えていたかもしれない。]

 ……ひどい、身勝手な兄だと思うかな……。


 ……けれどね。
 おまえの口から、さっき、その言葉を聞いた時、何故か不思議なくらい、すんなりと受け止めることができた。

 勿論、辛い、寂しい……。
 離れたくなんか、ない、けれど……。

 けれど、おまえの話を聞いて、よく分かった。
 そうだな、おまえが、この状況を放っておけるわけがない。
 おまは昔から、やさしくて……。
 いつの間にか、私より大きくなってしまっても……それでもずっと、真っ直ぐなままで……。

[声が震え、涙が零れそうになる。
 脳裏に思い描くのは、幼い頃の、内気だった弟の姿。
 いつも自分の後をついて回っていた、泣き虫な少年。

 今ではすっかり、逞しい男となったその顔を、愛おしげに見つめ。
 頬にそっと、手を伸ばす。]


 だから私は、おまえを好きになったんだ。

[真っ直ぐに見つめ、笑う。
 笑った拍子に、溜まっていた涙がぼろりと零れてしまったけれど。]

 おまえはいつまでも、私の自慢の弟で……。
 誰より愛しい……恋人だ。

[ほんの少しだけ高い、弟の肩。
 そこに、ゆっくりと凭れかかり]

 ………行っておいで。

 私は、ここで待っている。
 次に会える時まで、ここで、ずっとおまえを見守っている。

 それにおまえなら、私の姿が見えなくても……きっと、感じ取ってはくれるだろう?


 …………。

 少しだけ、時間が有限になってしまったな……。

[弟がラーマとして転生するのは、半年後か、一年後か……もっと早いか、遅いのか。
 そこは、弟の意志と、アメノマの恩恵に依るのだろうけれど。
 猶予は、まだ残されている。

 だからせめて、それまでは……**]


メモを貼った。


[丁寧に整えられた寝台。

目立たない縫い跡の残るシーツ。
きっと寝心地は最高だろう。

部屋を去るトレイルに笑顔で応える。]


 ありがとう。トレイル。
 … ありがとう。
 

[彼が撫でた箇所をなぞるように
皺ひとつなく敷かれたシーツを撫でる。

そこは少し、温かい気がした。]


[それぞれにトレイルとの別れの時間を過ごし、
静寂の中を並んで佇んでいただろう。


穏やかな陽射しの中に在る我が家は
昨日までと何一つ変わらないのに、
そこはもう自分たちの空間ではないのだと
どこか余所余所しく感じた。
実際、黒石と成り果て砕けた二人分の肉体は
既にこの家には無い。

寂寥を振り払い、向き直す。外へと向かって。]


 うん。他にも、ドリーの行きたい場所があれば。
 どこへでも行ける。


[ドリベルの手を握り、行こう。
途中、村の中で生者の面々と擦れ違いながら。]


 …エルもちゃんと考えてください……ね。

[自分も考えるように、と釘をさし。


村の中を歩けば、
獣との争いで壊れた場所を修繕する姿も見られ。
生者達の逞しさを知る。

…住む者がいなくなったあの家も、
いつか壊されるか、別の者が住むのかもしれない。]


 ……エルはその場所…いつ見つけたんですか?

[ふらりと出かける水浴びも、そこで行っていたのなら。
自分がサミュエルのラーマになった時には
すでに見つけていた計算。]


[兄の言葉に、ゆっくりと首を横に振る。

生きられないなら、せめて共に逝けるのは幸福だと、
自分も思ってしまったから。

さすがに、死因が違うことに対する不満までは思い至っていなかったけれど、その話を聞いても、兄を責める気にはなれない。逆の立場なら、もしかしたら考えていたかもしれないのだから。]

…………。

[兄の言葉を、黙って聞く。

いつの間にか、背も年齢も追い抜いてしまった自分。
年齢が少し下がっているのは、元の年齢差に戻りたいと、兄に甘えられる弟でありたいと、無意識に思っていたから。]


ごめんな……ありがとう。

[手を伸ばし返し、零れ落ちた涙を指の腹で拭う。

辛い思いを押し殺して、それでも笑ってくれる兄。
我儘を言っても、最後には許してくれる兄。
そんな優しい兄が、昔からずっと、好きだった。]

……必ず会える。
永遠は、ここにしかないのだから。

姿が見えなくても、声が聞こえなくても。
心は、常に、傍にある。


……腕一本と、腹だからな。
時間はかかるだろう。

[損傷箇所は少なくない。
長く過ごすのは、手が離せなくなって困りそうな。
かといって、短く過ごすのは、寂しい。

だから猶予は天にまかせる事にして。]

戻るまでは、ずっと、一緒に。

[顔を寄せて囁き、誓いの約束をするように、
口づけを落とす**]


 ボクは、ドリーと一緒なら
 どこでどうしたって幸せだからね。


[すれ違う人達の顔を何気なく眺め、
彼らの表情に悼みが見えると目を逸らした。

ほんの数日で、ずいぶん変わった。
仕事や戦闘で命を落とす者が出た時は、
その勇敢さを讃えて見送れるだけの
戦う者たちの覚悟と強さがあったと思う。

不意打ちに訪れた厄災に蹂躙されて
無力に奪い去られる時は、
どんなに強い者も打ち拉がれるのか。

これも死してはじめて知ったこと。]


 この村に来てすぐ後。
 森が好きで。 … ひとりでよく散歩した。


[村人たちとの穏やかな日々の営みに慣れず、
修行の合間に森に入っていた頃。

そんな話を、ぽつぽつと。]


メモを貼った。


 ……それ…僕も同じように返したら…どうするんです。

[その時はその時で、
目的もなしに歩いて行くのも楽しいのだろうが。


少しずつ村の中心から離れながら、
耳にするのはまだ出会う前の話。

サミュエルがどこから来たかも知らない。
すべてをもらったと言ったけれど、
過去まで踏み込んでいいものかと逡巡し。
返す相槌は曖昧なものとなったろう。]


 どうしよう。 考えてなかった。


[とは言え目的のない旅に出るのも
悪くないかもしれないと考える。
ずっとこの村を見つめるのも良いけれど、
広い世界を見て回るのも楽しそうだ。

村外れを流れる川を、
源流に向かって遡って歩く。
踏み均された道と呼べるものが消えて、
木々の隙間の苔生した地面が広がる。
その上を、のんびりと。


昔話はこちらも曖昧に頷き、終わる。
もうすっかりただの過去だ。現に残した過去。
とは言え、訊かれなければ語らない。
それはきっとずっと変わらない。]


[指で涙を拭われた
 それは昔、泣き虫だった弟に、自分がよくしていた仕草とどこか似ていて、懐かしいような照れくさいような気持ちになって、小さく笑った。]

 ん……。

 これからも、常に、傍に。

[晴れた日は朗らかに。
 雨の日はひそやかに。
 愛しいものへ、唄を届け続けよう。]


 あぁ……。

言われてみれば、自分は、肺を病んだだけだったので、早く戻りたいという強い想いと相俟って、半年足らずで戻ることができたけれど。
 ジェームスは3年、ドリベルなどたしか7年くらいかかっていなかったろうか。
 ……いやドリベルの場合、これほど時間がかかったのは、肉体的損傷からでないのは分かってはいるけれど。]

 それまでに、しっかりと笑っておまえを送り出せるようになる。

 それまでは………

[誓いの囁きに、目を細め……閉じる。
 涙はまだ乾きそうにはないけれど、それでも、きっといつか……**]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


[道のない場所は、生身であったなら
歩くのも大変だったろう。
形ない存在であれば足場について気にせず、
足元の草木を心配する必要はない。

周りの光景を楽しみながら
やがて目的の場所へと辿り着けば、
そこに広がる有りのままの自然の形に息を呑んだ。]


 ……よく…見つけましたね。

[浮き立つ声で、なるほどとっておき、と。
村に長くいるからといって、村のすべてを
知り尽くしてるわけではないようで。
長い時間の中での楽しみを見つけた気分。]


[生前よりも軽やかに進む、森の中。
途中に見かけた動物たちは
第六感が優れているのか、堂々と傍へ行くと、
不思議そうな目を向けて駆け去って行った。

辿り着いた滝壺に近い川原は、
いつ訪れても変わらず静かでどこか厳粛だ。]


 本当はさ、ちょっと、
 ここで死にたいなって思ってた。

 昨日の話じゃなくて …
 いつか、死ぬなら って。


[川原の岩の上に屈み、
水流に手を差し入れてみる。
触れられない水には温度も感触も無い。]


[冷ややかな水を湛えた場所は雪ぎ場のようで。
水辺に膝を落としたサミュエルの背を見つめ、
聞こえた声に目を伏せる。]

 
 …………。

[それは、自分がラーマになってからもだろうか。
その時は、自分を置いていくつもりだったのだろうか。

聞きたいことはあって。
けれど言葉にはならなくて。


答えを聞くのが怖かったわけではない。
この神聖な場所に不似合いな思いを抱いてしまったから。

だからただ無言で、その背に額を預けた。]


メモを貼った。


[背中に受ける感触と僅かな重みに振り返り、
片腕でドリベルを抱き寄せた。
こめかみと目元に唇を寄せる。]


 特別な場所 … ってこと。
 他にも、たくさんあるよ。


[夜になると光る花の咲く渓谷だとか、
陽の光が雨のように降り注いで見える洞窟、
泉にはいつも綺麗な蝶が集まっている。
…そんな話を、続けて。

村の周りの森や山だけでも、
熱心に探索しないと見つけられない場所は
きっとまだまだたくさんある。]


 全部、一緒に見に行こう。


【人】 消防隊長 トルドヴィン

    − 川へ向かう途中 −

[最初に出会ったのはチアキと攻芸だった>>226>>232]

チアキ様、攻芸殿、おはようございます。

[いつも通りに見えるチアキは乗り越えたのか、
まだ耐えているのか。
パンを差し出されると>>227
じっとその顔を見つめて頭を下げた]

(304) 2013/05/18(Sat) 20時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

ありがとうございます。
丁度昼ご飯に食べるものが無くて案じていたところです。

[包帯にも気付いたが、ただじっと見つめて目を伏せるだけ。
昨日呼びに行った時にはあの位置に傷があっただろうか。
それとも……、そこまでで考えるのは止めた。

包帯を巻いていると言う事は、その下にあるものを
チアキは知っている。
その下に何があってもチアキが今笑っているのだから
自分からは何も聞くつもりは無かった]

(305) 2013/05/18(Sat) 20時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

釣りの予定ですので、沢山釣れたらお礼に差し上げます。

[まだ釣れていない成果を勝手に約束し、
視線が主の持つ危険物質に向けられていれば、にこやかに]

これは元食べ物です。
我が君が調理なさいましたが……。
忍耐を鍛えるには良い試練となりますが。
いかがですか?

[手合わせをするという攻芸には流石に勧められず、
綺麗な笑顔でチアキに勧めてみた]

(306) 2013/05/18(Sat) 20時半頃

[サミュエルが病で死んでよかったと、
そんな最低なことを考えた。
それはラーマになるか問うた時にも抱いた想い。
抱き寄せる腕はきっとそんなことは知らないだろう。

落とされる口付けを赦しと錯覚してしまいそうで、
けれど目を瞑って享受する。]


 ……ちょっとずつの…楽しみにします。
 …一度に見たら……感動が薄れそうですから。

[挙げられるのは、想像し描くだけで煌く、
きっと本物はそれを越えるだろう場所。]


 …新しい場所も…たくさん見つけましょう。

[小さく笑んで、付け足した。]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[勿論冗談だが、主はどんな反応だったろうか。
会話は主任せだから、リアクションを見て楽しむだけにして]

攻芸殿もありがとうございます。
丈夫なもので助かっております。

[籠を渡す仕草の攻芸>>232と主から言葉を伝えられれば
にこやかな笑みと共に礼を言う]

これに入りきれない大物が取れたら自慢しに行きますので。
攻芸殿には御武運をお祈りします。

宜しければ私とも手合わせをお願いします。

[修行した後で、と付け足すが。
チアキの包帯を見て、叶うか叶わぬか、多分後者だろうと
何処かで思うものがあった]

(308) 2013/05/18(Sat) 20時半頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[いつものようにチアキと攻芸と別れ、彼らを振り返る。
もしかして、今のが最後の別れになるのではと
名残惜しむ様に背を見ていた]

(311) 2013/05/18(Sat) 20時半頃

[自分は戦で死ぬのだと思っていた頃、
強大な魔物に殺される予感を抱いていた頃、
ドリベルは死に際に手放そうと思っていた。

それはこの沢で何度か考えていた事。

自分にとって彼が唯一のラーマだと確信はあった。
しかし、彼にとって自分が唯一のライマーだと、
自らを過信する事は無かったから。

死に至る病の脅威を聞いて、
実際的な死を間近に感じるまでは。


それは、抱きしめてこんなに傍に居ても
ドリベル自身には告げていない数日前までの秘密。
それは今も色濃く残る、
死に伴ってしまったという罪の意識に繋がる思考。]


 うん。一緒に見つけていこう。
 ボクらの特別な場所を … たくさん。

 時間は無限にありそうだしね。


[笑ってくれるドリベルの目元へ
もう一度、口付けを。

楽しい想像に、胸を踊らせて。]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[次に会ったのはジェームスだった>>223
あれ程トレイルに付き従っていたジェームスが
単独行動している事に驚いた。先の攻芸との手合わせの件を
知らなければ更に案じているところだった]

おはようございます。
先程チアキ様と攻芸殿とお会いした所です。
私とも今度手合わせをお願いします。

[攻芸に掛けたと同じ言葉を掛けて頭を下げる。
1人でいるラーマの姿に何故か切ない物を感じるのは
主を思う同じラーマとしてのものだろうか]

どちらを応援するとも言えませんので、
ジェームス殿に御武運を。

お二人の手合わせ、後にまた見せて頂けるとありがたいです。

[そう言って戦士を見送った]

(315) 2013/05/18(Sat) 21時頃

【人】 消防隊長 トルドヴィン

[3人をそれぞれ見送った後。
ぽつりと主へ呟いた]

……お裾分け…出来るといいですね。

[それだけ呟くと主を誘う]

では行きましょうか。
それとも、気になるようでしたら
遠くから少し覗いて行きますか?

[主の想いが何処にあるのか。ただ付き添うのみと]

(318) 2013/05/18(Sat) 21時頃

消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2013/05/18(Sat) 21時頃


メモを貼った。


……うん。

[これからも、という言葉に頷いた。
涙のあとが残る兄の顔を、僅か眉毛を下げた笑みで見つめる。

しっかりと笑うと言ってくれたのだ、兄に恥じぬよう、
自分も笑えるようにならなければ。

晴れた日も、雨の日も。
胸を張って歩いて行けるように。]


[永い未来のことを少し話して。

穏やかな時間の中、
跳ねる飛沫や流れてくる木花を眺めたり、
風と森が奏でる囁きを楽しんだ。]


 ……また…季節が変わったらきましょうね。


[その時はまた、きっと別の顔を見せてくれるだろう。

太陽が傾く前には、村へと戻ろうか。]


 秋に染まる森も美しいよ。
 雪も。

 この身体なら
 冬でも、きっと寒くないだろうしね。
 

[帰路の間も軽く会話を交わして。

例えば行ってみたい場所や、
見てみたいもの、してみたい事について。
永遠の時間をふたりで過ごす計画。


森を抜けて再び村の道を歩く途中で、
弁当箱を抱えたチアキを見かけた。
包帯に面積が心なしか増えているような。]


メモを貼った。


……長居してしまったな。

[自宅の中から外に出てみれば、既に二人はいなかった。
待たせすぎてしまったから、仕方がない。]

……どこか、行こうか?

[兄へと話しかける。
残された時間をどう過ごそうか。]


メモを貼った。


 言っておくけど、私が恋しくなったからといって、わざと早く帰ってくるような真似だけはしてくれるな?

[からかうように笑いながら、弟と手を取り合って外に出てみれば、ドリベルとサミュエルの姿はもうなかった。]

 ……ん。
 あとから謝りに行かないと。

[申し訳なさそうに肩を竦め]

 どこへ……。
 なら、どこか風の気持ちよさそうなところ?


[見つけたチアキの行く先は、当然自分達と同じ方向で。
けれど自宅ではなく入っていくのはこちらの家。]


 …………。

[机の上に置かれたお弁当箱に、目を細める。
聞こえた言葉に、約束だったねと呟いて。
分からないという呟きと首まで広がった包帯の白に、
暗い予感が胸を占めた。

ただ、現実にならないことを祈る。
チアキには攻芸と一緒に元気に頑張っていってほしいから。]


 ……ありがとう…チアキ。いただきます。

[実際に口にすることはできないけれど。
大切に作られた、料理に込められた想いは必ず。]


……そんな事するくらいなら、
最初から戻るなんて言い出さない。

[からかわれて、苦笑する。
実際寂しくなりそうだから、良い返しが思いつかなかった。]

…ああ、いいな。行こう。

[先程の会話のせいか、外だというのに手は、離せなかった。]


― 自宅 ―

 
 あ。ひよこ豆。


[チアキが食卓に置いた弁当箱には
美味そうな料理が詰まっていた。
目ざとく豆料理を見つけて目を瞬かせた。


よく見れば、やはり増えている包帯。
包帯で覆われた下に何があるのか、
悪い想像が膨らみかけたが
首をゆるく振ってそれを払って。

頑張っている様子のチアキを見つめる。]




 美味そう。
 チィ。ありがとう。


[珍しく素直な礼の言葉をかけて、
去りゆくチアキを、見送っただろう。]


[繋がれたままの手に、嬉しそうにくすりと笑う。
 一部の村民にはもう勘付かれているだろうし、折角の時間を、あまり無駄にしたくもない。]

 どこがいいかな……。

[見上げた空は青い。]

 草原か、河原あたりなんてどうかな。


メモを貼った。


[二つ提示されて、少し考えて。

ん……じゃあ、河原、行ってみるか?

[河原の方が、草原より少し遠く。
村の中をゆっくり歩くために。]


― 自宅→ ―

[チアキが去っていった家で。
食卓に乗った料理が
否が応でも日常を思い出させて少し切ない。


昨夜、深く深く眠ったせいか、
まだ眠気も遠く。珍しく。


再び、村を歩いてみようかと。
ドリベルに声をかけてから、外へと。

宛てもなく、ゆったりと散歩を。]


 ん、行こうか。
 今日は天気がいいから、きっと川の水も気持ち良いだろうね。

[そう言ってから、ふと考えて]

 ……あぁ。
 私達は触れなかったか。

 けれど川のせせらぎを聞けるのは、嬉しいね。

[冗談めかし、少し笑う。
 歩くペースはゆっくりと、周囲の景色を楽しむように。]


[チアキの残していってくれたお弁当。
相変わらず手はすり抜けてしまうけれど、
心はいっぱいになったつもり。


誘われて三度外へと。
二人でゆったりと歩く散歩道は穏やかで。



風が少し悲しい気がするのは、
夜を迎えるからかもしれない。]


消防隊長 トルドヴィンは、メモを貼った。

2013/05/18(Sat) 22時半頃


 …風邪を引いたりすることもないですし。
 ……星を見ながら眠るのも…いいかもしれませんね。

[果てのない星空を眺めながら。
思いついた言葉をそのまま口にする。]


―――――。

[その、散策の途中で。
楽しそうに食事をする一帯を見つけて。

チアキの包帯の範囲が、広がっているのを見る。
…隠しているようだ、と。

胸がざわついた。]


 いいね。
 でも、外じゃ いろいろ …
 … そういう事は、出来ないね。


[してもいいんだけど。と付け加え。

夕暮れ時から夜にかけての時間、
村のあちこちを歩いて回る。

眠るならどこが良いかと思案しながら。]


 なに?

[足を止めた弟と同じ方向へ視線を向ければ、空き地での、楽しげな食事の風景があった。]

 あぁ、チアキ達───

[楽しそう、と言おうとして、止まる。]

 …………。

[どこか、違和感がある。
 胸騒ぎがして、握った手の力が強くなる。]


[死者が生者に出来ることはなく。

そして仮に、生きていたとしても。
病が発症してしまえば、止めるすべはない。]

……楽しそうだな。

[元気そうに笑うチアキ。
発症していたとしても、していなかったとしても。
彼が、明るく過ごすと決めたなら…。

声は、思っていたより寂しげに響いたけれど。]

パン……食べてくれてる、な。

[泣きたくなる気持ちを耐えて、
強く握る手を、握り返した。


 ………    。

[ぱちり、と二度ほど目を瞬かせて。
しばらく。かなり。沈黙してから。]


 ……誰も見えないなら…いいんじゃないですか。

[俯きがちに呟いて。
慌てて打ち消すように、別の話題を振る。]


 ……ところ、で。
 …前髪切るとしたら…どうやったら切れると思います?

[鋏に触れないからどうしたものか。]


[沈黙の間は、同じように目を瞬かせながら
ドリベルの顔を見つめていた。]


 ………… いいんだ 。


[それは良いことを聞いた…とは言わないが
目を細めて唇には笑みを。
小さく呟きを返して、不穏なほどゆっくりと頷いた。]


 ホレさんを握った
 ケヴィンさんに切ってもらう … とか。


[触れられる刃物を思い浮かべてみれば
その発想にしか行き着かなかったが。

想像してみれば、実にシュールだった。]


 あぁ……。

[そういえば、チアキは攻芸ともども、薬を飲んでいないと言っていた。
 だからなのか、偶々かは分からないが、もし黒玉病なら、彼もまた、こちらへ来てしまうのだろうか。]

 うん、きっと喜んで食べてくれたよ。
 ケヴィンのパンは、とても美味しいから。
 ……。

[泣くのを堪えているらしいことが、握り合った掌から伝わってくる。
 だから]

 ふたりきりでゆっくり過ごせる時間、あまりないかもしれないね?

[つとめて明るく。
 けれどきっと、声は微かに震えていたろう。]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

   − 拡大した惨禍 −

[トレイルの顔が見えた時は安堵したが、
その手が主の鍋に手を伸ばしたのを見て思い切り驚愕した]

トレイル様………。

[戦場で、一万歩譲って病に倒れるならともかく。
こんなところでジェームスから仇討ちを求められる可能性を
作りたいとは思わない]

トレイル様…レモン水で宜しければ飲みますか?

[皮の水筒に入った水を差し出してみた後は。
この件は忘れる事にした]

(345) 2013/05/18(Sat) 23時半頃

…………。

[俯いて、一度だけ地面を睨みつける。
兄の手を握った手が、震えた。

………なら、

……今のうちに。ゆっくり……しておこうか。

[明るい声を出してくれる兄が、居てくれたから。
同じように、明るく振舞おうと。

弟子を傍で看取りたい気持ちも、あったけれど…
耐えられない気も、したから。]


 ……確認しないでください…。


[俯いたままではあったけれど、
耳まで赤いのは夕暮れのおかげでばれなかったと思いたい。]



 ……ホレーショー…さんに…ですか。
  …………よく切れそうです、けど。
 …適切な人がきてくれるまで……おあずけですかね。


[ケヴィンの腕は信用してはいるが、
やはり色々怖かった。

綺麗な場所を沢山見つけにいくのなら
少し、視界を広げてみようと思ったのだけれど。

できればなるべく遅い方がいいと、矛盾した呟きを。]


 ドリーの目。

 こうしてちゃんと見られるのはボクだけ
 … っていうのも
 ちょっと幸せなんだけど。ね。


[赤い耳を指先でくすぐり、
そのまま目元にかかる前髪を掻きあげて。
正面から双眸を見つめる。
小さな独占欲を込めて、
彼の目元を逆の手の指先で撫でる。]


 ダメだよ。もう、誰にも会いたくない。
 こっちへは。  誰も来て欲しくない。


[適切な人と言えば誰かと
思わずちょっと想像してしまいそうになるけど。]


[大丈夫、腕は確かだ。

[と、話を聞いていたら斧を素振りしたに違いない。*]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

では釣りで。

[予定についての答えは背中を叩かれた>>343
川への道を推す勢いに頷いて歩き出す。
結局あの鍋の中身はあまり減らなかった。
魔物に掛ければ逃げるんじゃないだろうかと、
やはり酷い事を考える。
主の言葉>>341が聞こえていたとしても
同じ事を考えているだろうが、幸い聞こえてはいなかった]

木漏れ日の中を歩くのは気持ち良いですね。

[森の中は何一つ変わらなかった。
歩くと昨日までの事が全て夢ではないかと思うほど。
目的地まで、変わらぬ日常を思い出させてくれる森の中を
ゆっくりと噛み締めるように歩く]

(349) 2013/05/18(Sat) 23時半頃

 賑やかなのも好きだけどね。

 ……ふたりきりの時間も欲しいけど。

[手を握ったまま身を寄せて、チアキを見つめる。

 きっと、すぐ会える。
 それが、悲しいことか喜ばしいことかは分からないけれど。]

 行こうか。

[河原への道を、また歩み始めるべく、ケヴィンの手を緩く引いた。]


[どこからか自然の風でない風圧を感じた気がした。]


[弟子には夢を叶えてほしかったから、彼の生を望んでいた。
会うのだって、何十年先で良かった。

でも、願いはいつでも叶うわけではないのを、知っている。]

……ん。

[せめて最期は、心穏やかであれと願って。
兄と二人、また村の中を歩いていく。]


 ……その方が…よく見えるでしょう。
 …エルも……エルが見せてくれるものも。

[向けられた言葉と撫でる指に、
このままでもいいか…と思ってしまう。
流されすぎだと自覚はしているが。]


 ……まぁ…適切な、と考えると。
  ……僕になるんですけどね…。

[はっきりと言ったサミュエルに相槌を打ち。
考えてみると、親交のあった人達の中で、
髪を切れそうな得物というと自分くらいだった。

やっぱり前髪は当分このままになりそうだ。]


 いい子だよね、チアキは。

[おそらく、死期は悟っているだろうに。
 なのに皆の前で、あれだけ明るく振る舞える。

 せめて最期が、安らかであれと。
 去り際に、ちらりと視線を向け、微笑んだ。]


 ……そういえば。

 ケヴィンは、どんなラーマになるつもり?
 私は、おまえの元でもう一度唱いたい……そればかりだったから、あの、斧の形をとったけど。


 ずっと、こうしていてあげようか。


[前髪を片手で押さえている手で頭を撫でる。
溺愛から甘やかし過ぎている自覚は
まったく無い。
だから、ひどく真面目に提案した。]


 うん。
 … でも、もうドリーをラーマとしては
 扱うつもりも無いんだ。


[他の繋がり方を得たから。
それがとても幸福だと知ったから。
そう、真面目な声音で胸の内を吐露する。]


……俺の弟子だ、当然だろう。

[間接的に自分を褒めている。

ん。

俺は、歌下手だからな……
ホレーショーのように綺麗な斧にはなれない。

[憧れはなくはないが、雑音しか出ない未来が予想できて苦笑する。]

……バンビでも振るえるような、
なるべく扱いやすいラーマになるかな。

[ライマーを目指すバンビたちの、力になれるように。]


 っ。

[間接的に自分を褒めるケヴィンに、軽く噴き出す。]

 うん、ケヴィンは師としても一流だったと思うよ。

[けれどそれは、嘘偽りのない感想。]

 歌……。
 けれどケヴィンは、私を唱わせることは、とても上手かったと思うけど?

[バンビにも振るえるようなと聞けば、納得したように笑顔で頷き]

 そうか。
 なんだか、ケヴィンらしいよ。

[ラーマとなったケヴィンを手にしたバンビ達が、一人前のライマーとなり、巣立つ。
 そんな未来に、思いを馳せた。]


【人】 消防隊長 トルドヴィン

[主の声も言葉も聞こえないが、
ゆったりと歩調を合わせてくれる様子は
きっと満更でもないと自惚れてみる]

トレイル様の所には一番の大物を届けないといけませんので
はりきっていきましょうか。

[川に着けば、早速釣り糸を投げ入れる。
村で、ひたひたと訪れる死に向きあう者がいる事は
まだ想いの外。
ただ、今は主と過ごすこの一時だけに集中していた]

(352) 2013/05/19(Sun) 00時頃

[穏やかに散策する村では、
ひとつ、またひとつ、と命が失われている。
漂う悲しみの気配を感じながら
ドリベルの手を強く握った。

どこまでも一緒に。
もう二度と離さずに。
悲しませるような事はしない。

誓いを胸に。

今夜は星を見上げて静かに過ごそう。
どんなに悲しい出来事が起きようとも
残酷なほどに夜はやさしく。
どんな日にも等しく訪れる。そして新たな日の黎明も。

それを、ドリベルとふたりで見届けよう。**]


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