人狼議事


24 ロスト・バタフライ

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視点:


[アイリスの問いには、にー。と笑って。]

 おいらを殺さないなら
 ぺラジーが死ぬかもね?

[声音は囁くみたい。聞こえるか聞こえないか。]


 ── 濡れ衣着せてくる相手、
      このまま、ほおっておけないもん。

[それは、ひどくひどく、あっさりとした物言いで]


[ そう言ったこどもの足元から、じわりと影が滲む。 ]

[ 影が重なるぺラジーの体温を奪いとるのは子どもの影 ]

[ 人に触れられても死人にまで成らない体温は 

  ──人から墓守りの姉妹から
   体温を血の熱を奪って、そこに存在しているから。 ]


[使ったばっかだから、あんま力でないかもなあ。

過ぎる思考は言葉にはせず]

[足元、蠢く影だけでは、命奪うまでは届かないか。

へらりと笑って、ぺラジーが、
覚悟もって動くのなら、それに応じるつもりで──
黒い目は見えぬ目を、*微笑んで見つめる*。]


メモを貼った。


メモを貼った。


―― 湖畔に浮かぶ小船 ――

 ……

[常と変わらない。
 周囲を包むのは白闇と舞い踊る数々の蝶。
 最後に覚えているのは掌にあった温もり。]

 そう。

[なんでも無いように見下ろしながら呟いた。
 視線の先には二つの身体。]

 生きて、いたのね。

[おぼろげだった感覚すら、
 失って初めて知る霧の中の幻のよう。]



 ずうっと信じられなかった。
 私と姉さんは随分と前に―――

[双眸を伏せ、深く息を吸い込んだ。
 それもきっと、夢幻。
 感覚、と誤認する何かが残っているだけ。]

 世界に見放されたその瞬間から。
 死んでいるものだと、思っていたから。

[薄っすら浮かぶ笑みは何処か幸せそうにも見えた。]



 失う事が愛しくなる日が来るなんて思わなかった。
 本当に――――

[そっと開く二つの眸。
 薄い笑みは確かな言葉を象った。]

 ありがとう。

[自身の生涯を閉じた原因に対しての、
 不器用な言を。]



 でも。

[繋ぐ言葉に、微か翳る眸。
 視線は二つの身体から離れ、陸の白闇へと。]

 叶うのなら、彼らにも。
 愛しい、と思える最後がありますように。

[そ、と両手を胸元で組んでは]

 神様―――

[存在など何時の日からか否定していただけの
 存在へと願う、夢現。]



 ……

[ゆらり辺りを探る幽鬼の眸。
 その姿は、あるだろうか。]

 ――――、姉さん。

[名を呼ぶ声は、微かに震えていた。]


[沈んでいた意識がゆらりと覚醒する]

 よー、らんだ

[拙い声色で名を呼んだ。
 そう、と妹の傍に佇む様に
 この幽世だけで明確化する輪郭]

 おはよう。

[いつものような挨拶を向けて、淡く微笑む。
 いつまでも一緒だと、その約束を果たしてくれた妹へ
 喜びとほんの少しの切なさを湛えながら]


[姉の声を聞けば其方へ視線を向けた。
 綻ぶのは永久の願いが叶ったせいか。]

 おはよう。

[何時ものように。
 或いはそれが最後のように。]

 具合は、どう?

[軽い調子で尋ねるのは、
 此の白闇には何処か不釣合いだった。]



 うん。

[両手を軽く回して、頭を軽く回して]

 悪くない。
 むしろ、身体が軽いわね。

[長年の柵から解き放たれた身体は、
 軋むことなく、自由に動く。
 それが霊体ということを除いては、ごく普通の所作。]

 ヨーランダに、触れられるの、かしら。

[少しの不安を伴って、伸ばす指先。
 そ、と妹の頬を擽るか]



 そう。

[姉の言葉に微笑を見せる。
 体の具合を確かめる姉を見つめたまま]

 ―――、良かった。

[しみじみと呟いた。
 姉の指先が頬へと伸びると]

 ……

[緊張した面持ちで其れを受け入れる、が。
 確かに触れている筈なのに。
 触れられている感触を得る事は無かった。]



[―――感覚が、……無い。]

 え?

[妹の身体をすり抜けるわけではないのに
 触れているのに、感触がない。]

 なんで

[ぺたぺたと妹の頬を、髪を、手で辿っても
 得られることのない――其れは
 死の代償なのか]

 ―――ッ

[こんなに近くにいるのに、遠い。
 もどかしさが胸を附く]



 ……

[姉も同様なのだろうか。
 眸から互いに窺い知るのは隠せぬ動揺。
 頬を、髪を、辿られればそれだけ膨れ上がる。]

 ………姉さん。

[相手の感触を得られない恐怖から
 少しでも逃れようと両腕を伸ばす。]

 ―――ッ

[強く、抱き締めようと―――*]



 ―――。

 傍に、
 傍にいるから。

 だから…――

[抱きしめる、だけど、感覚の無い寄り添いは
 虚しさすらも、齎すもので。]

 大丈夫よ、大丈夫。
 私はヨーランダの傍に、いる から。

[それは自分に言い聞かせるかのような、*言で*]


【人】 執事見習い ロビン

…――――

んー、フィルの馬鹿者 本当に死ぬ所だったぞ

[ああ、器に少しガタが来たようだ。まったくイライラする。私にはわかる、私が眠っている間に何があったか]

子供を殺すか そういう存在は、許せないな
やっぱり皆殺しか あー、頭痛たい

コリーンお嬢様、いつまで泣いていらっしゃるのですか
私が死ぬはずないでしょう

[まったく、もう死んでいるのに、二度死ぬものか。]

(3) 2011/01/29(Sat) 08時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2011/01/29(Sat) 08時頃


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


──夜、寝室──

[互いに対立するように対峙する二名の足元、
重なった影がざわりと色の濃さを増した。

──どちらのから、とも、判別しがたいざわめき。

攻撃の対象に選ばれた、
その本人以外には理解できないだろう
身体がら血を、熱を、命そのものを奪われる感覚。

何もせずに居ればそのまま、死に至る影。]


 おいらは死にたくない。

[笑み浮かべたままぺラジーに告げる言葉]



 死にたくないから。
 殺されない
 そのためになら、

 人も、殺すよ。

[とん、と歩を踏んで、抱きかかえた鞄から、小型のナイフ取り出して、そのまま体当たりする。小さなナイフ、胸に刺しても──赤が散ることはない。]


[──それは、影が、血を吸っているからであれど、]

[他の者の目に、赤い血を流さぬ身体は、どう映るだろう。]


 ─── おやすみ

[告げる声音と同時ざわり 影がざわめくのにあわせる様にか
金色の蝶がひらりと舞い込み]


 ──…っ!

[その光に導かれるようにか、
ぺラジーの手が、トニーの喉に伸びて、
子どもの細い喉を絞めた。]


 か、はっ

[体躯は子ども。痩せ細った身体は、
女の腕でも強く締めれば──折れそうなくらい。
瞠る目は、水晶玉のブレスレットを黒い瞳に映しこんで──]


[ ざわり ]

   [ 縺れる二人の足元で 影が大きく波打ち
     蝙蝠の片羽のかたちの黒色が ]

       [ 二人ともを、包むように、呑み込んだ ]



[ 一瞬、周りの目からすべてが覆い隠され ]

 [ ご きん ]


  [ 黒い闇の中から。骨の折れる嫌な音がして ]


[ どさり ]

      [ 部屋の中に横たわるものは ふたつ ]


[ ありえぬ方向に、首のねじれた子どもの身体と ]

[ 胸にナイフを突き刺されても赤を零さぬ 少女の身体**。]


メモを貼った。


【人】 執事見習い ロビン

まったくもう…――――

私は、静かな夜が欲しいのに
貴女が泣くと、静かには程遠いでしょう

[彼女から伸びる手を、私はそのまま受け止め。体がだるいなりに、抱き寄せるのでした。ああ、体が痛い。]

よしよし、心配かけました

(13) 2011/01/29(Sat) 10時半頃

【人】 執事見習い ロビン

ああ、もう…――――

ほら、もう子供じゃないんだから、泣かないの

[私の胸の中、涙を流す者。何か記憶にあったような気が致しますが、思い出すには炎が強すぎる。私の炎は、今も尚]

涙は、死者を喜ばす物にはならない

[私は、彼女の頬に顔を寄せて、彼女の涙をその唇で掬い取ろうと致します。ペロリ、涙は塩辛い。こんな物、なんの役にもたたないと言うのに。無駄に心をうつのは、なんなんだろう。]

(15) 2011/01/29(Sat) 11時半頃

【人】 執事見習い ロビン

私は、死ぬ事などありません

この胸に、憤怒の炎がある限り
器朽ち、魂が折れ、全ての同志が滅ぼうと

この墓地にある、負の感情が集まる限り
憤怒のイーラは、何度だろうと舞い戻ります
そして、次の怒りの対象を探すのですよ

[彼女の頬が紅く染まり、俯く姿に、私は首をかしげます。どうしたのだろう、私には良くわかりません・・・が。彼女が喜んでいるのだろう、と言う事はわかります。私は、彼女の頬をそっとなで、彼女の瞳をじっと見るのでした。]

記憶が戻らぬから、貴女を焼く甘美な口付けは出来ませんが
普通の人間と変わらぬ物ならば、出来ます
お嫌・・・ですか?

(18) 2011/01/29(Sat) 12時半頃

【人】 執事見習い ロビン

愛、か

その感情は、私の最も嫌う物
怒りの炎にかかる、水のような物だと言うのに

今はまだ、貴女を壊す気にはならぬのですよ

[瞳を閉じる彼女を、こちらに引き寄せます。私から、近寄る事はありません。心の深い所で、この行動には意味があるのですが・・・今の私には、何の意味があるのか、よくわからないのですよ。彼女の額に唇を落とし、次に右頬、左頬。彼女の唇に私の唇が一度触れ、小さな音を鳴らしすぐに離れ。最後に長い口付けを、彼女の唇に。彼女の中に深く入り込む事は、まだ心が反発致しましたから。今は、まだ。]

私は、貴女の愛したロバートかどうかわからない
それでも良いか?

(20) 2011/01/29(Sat) 12時半頃

【人】 執事見習い ロビン

…――――

わかりました、思い出すよう努力致します
私と貴女が、どのような間柄だったのか
思い出さぬ以上、これより先は出来ません

我慢して下さいね、コリーン

[愛しい、などと言う感情は、憤怒にはいらぬ物。だから、私が憤怒のみの間は、ここがリミット。私の記憶を繋ぐには、まだ供物が足りぬと言う事でしょう。]

もっとも、私と結ばれた時には
その身を、私の焔が焼く事になるかと想いますが

(22) 2011/01/29(Sat) 13時頃

【人】 執事見習い ロビン

ふふ、貴女も変わった人だ
女性という物は、随分と恐ろしい物なのですね

[私としては、それで良いと思うのですが。生き残りたいと思う者達には、随分と恐ろしい女性でしょう。自分の幸福な死のために、多くの魂を怒りの炎に捧ぐのですから。]

私が言うと、おかしい感じがしますが
愛していますよ、コリーン 多分、きっと
そうじゃなきゃ、今ここで貴女を食らうでしょうから

そのくらい、私は今空腹だ 心も、体も、魂も

(24) 2011/01/29(Sat) 13時半頃

【人】 執事見習い ロビン

確かに、業は深そうだ
貴女の唇は、凄く美味しかったもの

[彼女が幸福そうなのならば、私の胸も熱くなります。人間というものは、煩いのみの存在だと想いましたが。彼女がもっと欲しい、彼女を食らいたいと、私の体が言うのですから。快楽主義者のようで、私の矜持が許しませんが。]

どんな魂を、私にくれますか?

(26) 2011/01/29(Sat) 14時頃

【人】 執事見習い ロビン

私は、女子供を壊すのは嫌です
最も憎むべき罪ですから、私の中の

[と言っても、残りの人数は少ない。私が食らう事の出来る相手も、少ない。彼女のように自ら望む物ならば、男女関わりなく食らう事が出来るのに。]

私の友人に、相談致しますよ
決まったら貴女にも手伝って頂きます
よろしいか?

(28) 2011/01/29(Sat) 14時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2011/01/29(Sat) 14時半頃


【人】 執事見習い ロビン

―― →二人の埋葬 ――

[その後、フィルの報告を受けた私は、コリーンを連れ遺体の埋葬を手伝いました。その時、トニーの遺体に向かい、他者に聞く事の出来ぬ音域の声で何かを囁き。出所のわからない寂しさを紛らわすべく、彼女の肩を抱くのでした。]

ん? 彼女ですか?

ああ…――――

言うなれば、私の片羽で御座いますよ
私が居なくなれば、彼女も生きてはいない
それほどに、私を愛して下さる女性で御座います

この人を泣かせたフィルは、後からお仕置き致しますから

[そう、彼女は片羽。ただし、羽ばたく先は未来に非ず。地獄の底の悪鬼達の巣に、墜つる痛みを和らげる羽。怒りのままに舞う悪魔が、大空を走るための漆黒の翼。それが彼女。]

(38) 2011/01/29(Sat) 18時頃

【人】 執事見習い ロビン

[さて、フィルには私を仮死状態にしてまで、入手した情報を聞く必要が御座います。彼が何を見、何に気がついたのか。それが、私の邪魔になる物なのか、そうでないのか。私は、煩い者と、私の邪魔をする者に対しては、どこまでも非情になる事が出来るので御座います。]

フィル、それで何かわかりましたか?
彼女の涙に釣り合うくらいの話は、聞けるのでしょうな?

[私は、コリーンから離れず側におります。一度、酷く悲しい想いをさせましたから。出来るだけ、安心させたいのです。]

(39) 2011/01/29(Sat) 20時頃

メモを貼った。


【人】 執事見習い ロビン

そうなりますな

私は彼女を守り、彼女と共にあったならば
全てが終わった後、あるべき所にある事が出来る

彼女に何かをすると言うなら、君だろうと殺しますよ、フィル

戻りたいから、と言うんじゃなく
自分を慕う女性一人、守る事が出来ぬのでは甲斐性がない

[お仕置きは何に致しましょうか。後から面白い事を探そう。]

(44) 2011/01/29(Sat) 21時頃

【人】 執事見習い ロビン

・・・?

[悪霊だと、大きな声が上がる。まったく、言いがかりも甚だしい。私はたしかに霊ですが、私が悪だと言う事が出来る者は、少なくともこの地では墓守だったあの二人だけ。それ以外の者は、私を悪と呼ぶ資格などありはしない。]

酷い言い掛かりですね

フィル、貴方が悪いんですよ?
おかしな薬を使うから、死者が生きかえったと勘違いされた

貴方が誤解を解きなさいよ?
私は、知りませんから

(47) 2011/01/29(Sat) 21時頃

―回想―
ウン。

[アイリスの問いに頷く。]

悪霊ヲ滅シテ、片羽ヲ見つケテ。
私ハ外ニ帰るノ。

…ココの管理人ッテ人ガ言ッテた悪霊ッテ、ロビンとトニーなんデショ?

[だから、いなくなって?と、
トニーの言葉たちに頷きながら言って。]

濡レ衣しヨウとしてルノ、ソッチじゃナイノ?

[最後の問いには、ただ苦笑しか浮かばなくて。]


【人】 執事見習い ロビン

はぁ・・・あの、アイリスお嬢様

焦げた匂いがすると聞いた前の日、貴女方は何を食べました?
そして、それを調理した者はだれでしょう?

匂いくらい致しますよ

ペラジーお嬢様は、私を怖がりましたか?
炎の匂いがすると言う、私を怖がりましたか?

どうして話を聞いただけの貴女が、彼女以上に恐怖する?
落ち着きなさい 私は、女子供には何もしない
だから私は、貴女が恐怖しなくてはならない存在とは違う

それでも私を、その痛そうな棒で殴ると言うのなら
私は、私と、私を慕う者を守るために 矜持をすてる事になる

[まったく、人という物は醜い。自分とは違う、たったそれだけの理由で、他人を殺す事が出来るのだから。]

(52) 2011/01/29(Sat) 21時半頃

―――… ウソツキ。

[囁いた言葉ばかりの言葉を繰り返す。
そして影を伝い感じるものに、苦笑から驚きに似た表情に変わり。]

…奇遇ダネ。私もダヨ。

[聞こえる言葉に返して。
胸に刺さったナイフの痛みに顔を顰める。]

休むナラ、貴方もヨ。

[乳白色の世界に、ヒラリと舞い込む黄金色の蝶。
それにあわせるように手を伸ばして、
その先にあった感触に力をこめる。

少女が最後に聞いたのは、相手の命が尽きる鈍い音――。**]


メモを貼った。


【人】 執事見習い ロビン

どうして、と仰ろうと、私はその時死体だったから
フィルのおかげで、ぐっすりでしたよ
だから、理由など知りようもない

貴女は、貴女の命を守る、と言いながら
ただ怖い、と言う理由で罪のない者を
少なくとも、証拠も無しに独断で、断罪しようとしている

私は、貴女に何もしないと言うのに
貴女は、私に言い掛かりをつけ、殺そうとする
どちらが悪でしょう、今の、この状態は

今の貴女では、自分以外皆悪霊と言い出しかねない
フィル、彼女から凶器を取り上げてくださいな
私がやると暴走しそうだ

女性を傷付ける事は、私の矜持に反します

[私は、涼しい顔をしたまま、彼女を見ます。あんな物で滅びますか、普通。通常の人間でも、女性に叩かれるくらいじゃ死にはしないと思うのですよ。霊に対しスコップ、かっこいい]

(55) 2011/01/29(Sat) 21時半頃

──回想──

[ぺラジーの言葉受けて、にこりと微笑む。]

[絞められる細い首に、
 同じ色の肌した指が食いこむ。]

 あ、は

[笑った顔、ぐ、とその胸にナイフを押し込みながら
切っ先が心臓に届くより前に命を奪うのは影]


 じゃあ、… 一緒に、寝て、くれる?

[周りからの制止にもかまわず
嫌な音響かす前に相手に向けたのは
誘うように笑ったままの顔で。]


[器とした事切れた身体から、ずるり、と
人の目に見えぬ黒い影が這い出て
濡れた泥のように周囲に広がる。]

[ぱり、ぱり、ぱり。]

[泥が乾いて土になり砂になり風に混じり]

 [ ひらり ]

[器に押し込められた死者の魂の一部が

   黒い蝶に変じて、霧の向こうへ彷徨い出でる。]


【人】 執事見習い ロビン

私のあるべき場所?
それは、私の望む場所でしょう

サイモン様を殺した、と言う事も、確証などありますまい?
怖いから殺す、そんな気がするから殺す、滅ぼす
そんな言葉を紡ぐ自分達を、正義だと本気で想いますか?

悪を絶つ剣は正義であり
正義無き思想も、力も、夢も希望も
全てを総じて、悪意と言うのですよ

悪で悪を滅ぼす事など、出来るはずもない
どちらが勝とうと、残るのは悪だ

私が真実、悪霊だったとしましょう
私を殺した所で、悪が滅びるはずもないでしょう
貴方自身が、悪なのですから

[まったく、何をそんなにいきり立つ。私はただ、静かな夜が欲しいだけ。静かな者には、最初から何もしやしないのに。]

(57) 2011/01/29(Sat) 22時頃

[ちいさな身体から抜けだした影がやがて
黒い影として模る人の形は少年よりも大人びた姿かたちで]

 生きてるから駄目なら、

 死んだら、おれと一緒に居てくれるの、かな。

[声、言葉、尋ねるようであれども
望み薄いを知るように語調に強さは希薄。

年恰好、手にかけた相手と同じほどの姿。
ひとを殺しても笑う顔だけが面影そのままを残している*。]


メモを貼った。


【人】 執事見習い ロビン

私は、何方が悪霊だろうと構いませんから
私と、私の守りたい者を害する者は「敵」であり
悪霊だから殺す、人間だから守る、などと言う事はない

それに、死んだから正しい、と言う論理は破綻している
自分の意思を持つ事なく、他人の言う事を妄信する
そんな自分が、正しい理に辿りつく事が出来るとお思いか?

私は、女性を傷つけたくない
だから落ち着くよう、言っているのですが
それが叶わぬと言うのなら、皆様に聞きましょうか?
今の貴女の主張に 根拠、物証共に乏しい主張が
誠に「正義」であるのか 貴女の主張は間違いなく正しいのか

勘違いしてはならない、アイリスお嬢様
今武器を持ち出し、暴力にうったえているのは貴女だ
その一点で、今の貴女は悪であるのですよ
落ち着きなさい、話をすればきっとわかりますから

[ああ、めんどうだ。起きてからこっち、騒がしいったらない。言い掛かりで暴走するのは構わないが、私に降りかかるんじゃない。いっそ壊そうか。いや、女は壊したくない・]

(62) 2011/01/29(Sat) 22時半頃

【人】 執事見習い ロビン

おや、レティお嬢様
おはよう御座います

危ないから、少し離れていらっしゃい
今少し、修羅場で御座いまして

関わり無いお嬢様に危害が及んだなら、私の恥で御座います

[ああ、まったくもう。お嬢様に何かしたら、燃やしてやる]

(70) 2011/01/29(Sat) 22時半頃

【人】 執事見習い ロビン

ほぅ、フィル、あの場にいなかった貴方が良くご存知だ
ならばその続きも、知っておりましょう?

「女性の前で恐怖を煽るような発言はするな」で御座います

良いか、フィル
君の言葉も、前後を無視し自分に都合の良い所のみ抜き出す物
そんな主張にも、正義は御座いませんな

正義の無い主張で、悪を滅ぼそう、とおっしゃる?
笑い話以外の、なんだと言うのでしょう?

[ああ、もう、頭が痛い。付き合うのが馬鹿らしくなる。本当に皆殺しにしようか?これだから生者は嫌いなのだ。自分の都合しか考えず、自分の聞きたい言葉しか聞かず、自分のやりたいようにしかやらない。だから私は怒るのだ。]

(73) 2011/01/29(Sat) 22時半頃

【人】 執事見習い ロビン

相手が追いつめられているから、私に死になさいと?
フィル、貴方こそどうにかしてしまったようだ

彼女が死にたいと言うのなら、私は死ぬなと言いましょう
彼女が殺したいと言うのだから、殺すなと言うのがおかしいか

私が死ぬと、コリーンお嬢様が悲しむのでね
落ち着くなら死のう、とは、言う事がもう出来ない
おかしい事か? 不思議な事か? 間違った事か?

正直、付き合うのも馬鹿らしい話だ

[ああ、疲れる。私は悪だ、だが悪には悪なりのルールや、道という物がある。彼等には、その道がないように思う。そんな者を生かす事に、何の意義があると言うのだ。殺そうか、いまここで。滅ぼそうか、その狂気ごと。]

(79) 2011/01/29(Sat) 23時頃

[意識を取り戻した時にいたのは小屋の中ではなく、外で。

聞こえた声にそちらに視線をやっても、ただ変わらず乳白色の世界があるだけで。
少し困ったような表情になると]

ココは、嫌。
イルならオ日様ノ当たル場所ガイイ。

[はっきりそう言って。]

………一緒ニ、行ク?

[手を伸ばした理由はなんだったのか。
恋とか、愛と呼ばれるようなものではない。と思う。]


【人】 執事見習い ロビン

私は、炎の匂い トニーは土の匂いがすると
そう、伺いましたが

匂いに共通点がある、と言う話は初耳ですな
本当に、彼女がそんな話をしたのですか?
他の方、何方か聞きましたか?

頭が混乱して、何を言っているのかわからない?

だから一度、落ち着きなさいと
何度言ったらわかりますか、貴女は

コリーン、少し下がりなさい?
君が側にいると、私の盾になりかねないから

[私は、コリーンに少し下がるように言い。武器も持たずに、暴徒と化した女性を見ます。女のヒスは、手に追えないな]

(83) 2011/01/29(Sat) 23時頃

コリーンは、雨ノ匂イ。

失くシタ物ガ大キ過ぎテ。
土砂降リナノ。

[ポツリと呟いて。
ニールがこちらの声に気づいたなら]

悪霊ハ、ロビン以外ニ後一人。
アイリス、フィルはオ日様ノ匂イ、ダヨ?

[コリーンの匂いを嗅ぐ時に気づいたことも含めつつ告げる。
少女が特に疑っているのは、ノックスと呼ばれている青年。]


[ 嫌。といわれても、
目の見えないまま、困った顔の相手に
向ける声音は軽いまま。──恨むとか怒るとか
そういうのは別の誰かの領分みたいで]


── 連れて行ってくれるの?

[ただ、こてりと首を傾げて
向けられる言葉に尋ね返した。]

 でも、

 此処が嫌なら、
 …… 片羽を探さなきゃ。


[そう言ってから、少し黙る。]


 ……でも。 難しいかな。

[身体の一部、ぺラジーにナイフ突き刺した手の形が、
焦げたように崩れる。顔をしかめるでもなく炎に巻かれて土くれになり崩れた片手を見て首を振った。]

 おれは、でられない。
 片羽は、いらない。


 置いてくのも悪いし

[霧の向こう見やるようにしながら、手首から先が無くなった手をふる。]


【人】 執事見習い ロビン

ペラジーお嬢様がトニーを殺した理由、で御座いましょう
貴女が、ペラジーお嬢様をどんなに信用していたのか知らない
二人にどのような関わりがあったのか、知らない
そんな私が言うのも、おかしな話でしょうが
貴女は、一度頭が固まると動かなくなる人のようだ

私が、貴女を、いつ殺そうとした
いつ殺すと言った、いつ壊すと言った、いつ滅ぼすと言った
私は、女子供を殺さない、壊さない、奪わない、滅ぼさない

そう、心に決めておりますが
コリーンお嬢様と、アイリスお嬢様
私を慕う者と、殺そうとする者
どちらかを取る必要がある時、私は貴女を取る事など出来ない

最後の忠告です、武器を放しなさい
さもないと、私は私の命と大事な物を守るため
貴女を壊さねばならなくなる

[まったく、イライラする。なんだと言うんだ、この女は。被害妄想も甚だしいし、そんな事で殺されてたまるものか]

(93) 2011/01/29(Sat) 23時半頃

今ハ、心を満たせナイケド。

[ぬるま湯のような関係も、いいのではないかとも思う。
少しの沈黙の後に告げられた言葉には眉を寄せて]

――残るノハ、他ノ人ヘノ義理がアルカラ?

[それとも、別の理由があるのだろうか。]


【人】 執事見習い ロビン

気概で死ぬのは、嫌ですから

貴方が私に、あの不思議な薬を使ったりしなかったなら
ペラジーお嬢様を元に戻す事も出来たでしょうに

まったく、仮死にされ、戻ったと思ったらすぐに死ね?
自分勝手にもほどがありますよ、フィル

私は貴方を信じ、死すら受け入れましたが
貴方は、私を信じず死ねと仰る
随分と、都合のよいお話ですな

[それから、ニールの方を見、首をかしげ]

さぁ? そんな事言ったかな?

(97) 2011/01/29(Sat) 23時半頃



 おれのこころは、欠けたままでいいんだよ
 …満たして、みたくなった?

[にー。と少し、悪戯ぽく笑って、]

 それだと、むしろ困るかな。

 そうじゃなくて一緒に居てくれるなら


 嬉しい。

[笑ったまま、そう答えて]


[続く問いには]

 ここが、また死者だけの場所になったら
 イーラが戻してくれるって言ってるしね。

 それに、


 … … 待ってたんだよ。

 いつも、ずっと。



 誰を待ってたか、何を待ってたか忘れちゃったけど
 おれは、ここで、待ってたから、

 待ってなきゃ。


 だから、出て行けない。

[声、顔、悪意なく、どこか無邪気に笑うまま]

 おれは、出て行けないから。
 ぺラジーも一緒にここにいない?

[ただ。繰り返し、相手のこと考えず此処に留まる死人の仲間になれ。と、誘いをかけるのは、やはり悪霊と呼ばれてしかるべきありようではあれど。]


[霧の中、顔上げた先、ひらり 蝶が舞う]


 ん。聞こえてる。

[どこかの誰かへと、明瞭に返す答え]


[霧の向こうを眺めやるようにすれば]

[ふわり。 風景を黒い蝶が運ぶ]

[蝶の羽に映りこむのは、器が壊れた時のことから
見えたのは、 涙を零すアイリスで、]

 ……

[その音が聞こえて、そちらには、わからないように首がかしぐ]



 それは、

 怖い、から?
 … 苦しいから?

[大事な人が死んだら、自然とこぼれるものだと涙ぐみながら言っていたアイリスが土に落とす雫。
尋ねかける声は聞こえていなくても留まらないけれど]


【人】 執事見習い ロビン

だから 彼女が私に向ける刃をおさめれば、殺す気などない
そう言ったでしょう、耳がどうかしたのか、フィル

君が一番、何かに取り付かれているようだ
武器を手に話し合いを語るなど、愚かしい事を言うとは

私は自分の身を守るが、私に害を成さない者は壊さない

私に彼女を殺させたくないなら、武器を奪いなさい
そうしない貴方の主張は、どんな者にも対話の余地を生まない
一方的な、都合の良い、自己中心的な言葉だ

[まったく、殺意の無い者に殺すなと言うとは。頭がどうかしたんじゃないのか、彼は。]

(105) 2011/01/30(Sun) 00時頃



 … やめて。

[ぽつり、不意に声が否定する。]




 あはは。ううん。
 それは、いらない。

 いらないよ。アイリス。
 泣くなら──半分だけがいい。

[にひ。と口許が笑う。
その涙が、ぺラジーのためなら。

それは、いいけど]



…ウゥン。

[首を左右に振る。]

唯寂しクテ、哀シイ。
…そう思ったノ。

[そしてには]

待っテタ?
…自分カラ探さナイノ?

[片羽がなければそも出れないのだろうけど。]

私ハ、此処ニいるヨリ、外ニ行ク事ヲ選ブ。

[確証もないけれど、ふと浮かんだ思いを呟いた。**]

……一緒ニ帰ロウ?


【人】 執事見習い ロビン

アイリスお嬢様

悪霊を滅ぼす事が出来たとしても、このままでは
殺し合いをしようとする心のままでは
生き残る事など、出来ませんよ

私に、女性に手を上げさせないで下さい
貴女が死にたくないと仰るのならば、お守り致します
私のいたい場所を壊さず、私の大事な物を奪わない者に
私は、何も致しません

[私の目標は、静かな夜。私の・・・私達の静かな夜を邪魔しない者に、私の憤怒は牙を向かない。ただし邪魔をすると言うのなら、地獄の業火より熱い炎がきっと、その者を焼く]

(116) 2011/01/30(Sun) 00時半頃

メモを貼った。


【人】 執事見習い ロビン

私にそれを懇願されても、困るのですよ

私は女子供に害を成す気など、最初からないのです
私を撃とうとする者には、逆撃を差し上げますが
そうでない以上、私に女性を殺す理由などない 最初から

[すっとそう言っているんだが、聞く気になったのだろうか]

私は、起きたばかりでイライラしているのです
あまり同じ事を言わせると、怒りに我を忘れますよ?

(119) 2011/01/30(Sun) 01時頃


[ 黒い瞳は、首横に振る様子見て]

 おかしいの。
 おれは、嬉しいのに。

 …かなしいの?

[問う声は、わからない。とは言わずに]



 うん。待ってた。
 … ただ、待ってたよ。

 此処じゃなきゃ、逢えないから。

[探さないのかと、その問いに頷く。
外には探しにいけなかったから、と、
そう言わず答える。]

  … おれが、おれのままで居るためには、

 いろんなものを、
 失くさなきゃいけなくて。

 …。


[外に行くのを選ぶ、という彼女に、
黒い瞳に褐色の肌をした青年は 笑って]

 ────。

[今度は、帰れないとは言わずに。]



 …… 一緒に、帰ってくれる?

[残った手を、そっと*差し出す*。]


【人】 執事見習い ロビン

信じる気がなかろうと、構いませんが
殺意を受けるには、それなりの理由がありましょうに

自分は悪くない、悪いのは殺そうとする奴だと
声を大にして言うのですね

だと言うのに
私を殺す気に違いない、だから殺そうと構わないのだと
手の平をかえしたように、そう仰る

そういう人間の、なんと醜い事でしょう
自分が正しいとしか言わないのなら、世界中が悪でしょうよ

[私は手を出さないが、醜い者を守る気もない。]

(124) 2011/01/30(Sun) 01時半頃

【人】 執事見習い ロビン

ああ、フィル、君が戦うのは構わないし
私も、男相手なら戦う事が出来るが

知りませんよ、彼女が死んでも
私が彼女を殺さない事と、悪霊が彼女を食らわない事は違う

意味がわからないと言うのなら、私を殺すといい
明日には、意味がわかる事でしょうよ

[まったく、馬鹿ばっかりなんだから。イライラする、まぁいいか、男だし壊すか。なんの問題もない、私がいなくなる事に。私がいなくて困るのは生者だ、死者ではない。邪魔をする者は、皆殺しだ。]

(126) 2011/01/30(Sun) 01時半頃

【人】 執事見習い ロビン

コリーン 手を出す事はないよ

こういう身勝手な者達がいるから

私の怒りは、尽きる事がないのだから

[馬鹿な男だ。服従するのなら、命は助かったろうに。自分も、自分の守ろうとする者も。剣を抜くという事は、自分が敗北した時、守ろうとした者も死ぬと言う事だとわからぬ愚かな生者。だから私は怒るのだ、だから死者達は憎むのだ、だから生者は救えないと言うのだ。]

(129) 2011/01/30(Sun) 02時頃

【人】 執事見習い ロビン

違うな
君が戦うという事は、その女性の死を意味するという事だよ

わかるかい、取引を反故にしたのは君なのだ

私は君も壊すが
私が壊すのは、君が守ろうとした者だ

戦うという事は、そういう事なんだよ
大事な物を、巻き込むという事なんだよ

[ふぅ、と深い息を吐き。戦うと言うのなら、怒りのままに]

(130) 2011/01/30(Sun) 02時頃

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