人狼議事


160 東京村

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―自宅―

時間だ。私は鏡の新聞紙をはがした。

鏡はもう、あまり怖くなくなっていた。
もともと思い込みみたいなもの、今じゃちょっと楽しみなくらい。
不意に鏡を見せられたらすこしぎくりとはするけれど。

今日は誰だろう?
街で鏡を覗きこんでいた男の人?
挨拶した『香港小吃』の店員さんかな?
それともさっき『たまらん屋』にいた人たち?

鏡の前に立ち、覗きこむ。

――――4:44.
鏡に写ったのは、『たまらん屋』

店主がお店を片付けていた。まだ昼なのに店じまいかな…?


――――!

カウンターで、コンパクトミラーの鏡がこちらを覗いていた。
「大平あいり」と彫り込まれた、アイリスのコンパクトミラーだ。



コンパクトミラーに視線が釘付けになる。

コンパクトミラーの鏡に洗面台を覗きこむ私が、
洗面台の鏡の中にコンパクトミラーの鏡に、
映った私が覗き込む鏡にコンパクトミラーの鏡が、私の鏡を、中に鏡が、鏡と私を、鏡の中に、鏡と鏡、鏡の私の鏡の鏡の鏡私の鏡鏡、鏡私鏡鏡鏡、鏡……


鏡の鏡の鏡のずっと先に、目の細い香港小吃の店員が映る。

「 「 「あなた」は、
      見届けましょう  」 」

穏やかな声が響いた。

ぐるりと、視界が回る。
空と地面が逆さまになって、地面が降ってきた。


「カミヤミカ」

近づいてくる地面を眺めていると、ラボの先生に名前を呼ばれた気がする。
ラボのことを怒りに来たのだろうか。

私をフルネームで呼び捨てるあの先生は嫌いだった。

「生物学と医学、何が一番違うかわかるか?」

コリッ。頚椎が外れた音が指に伝わる。
…これはラボでの記憶だ。会話に覚えがあった。
続けてコリッ、コリッ、っと作業的に優しく殺し続けながら先生とそんな会話をした。

「う〜ん…人間を研究しちゃいけないところ? ですか?」
人間の首外しちゃだめだし。確かそんな事を考えながら答えた。

「それも間違ってはいない。だが僕が考える一番の違いは、僕たちは命を救うために研究していないことだ。
医学研究なら10人殺しても結果的に10000人救えば地獄に落ちずにすむかもしれないが、
僕たちは絶対にろくな死に方をしない」


大きな地面がゆっくり近づいてきて、
聞き慣れた軽い音を、私の内側から聴いた気がした。


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【人】 透明女子会 ヒナコ

― 時間不定・渋谷 ―

[私は倒れこけていた。
がやがやと人の声に、かつかつがたがたと忙しい足音の群れが響く場所。
どうやらそこは渋谷東急メトロ、半蔵門線の構内で。
最近綺麗になったその構内の端の端、壁にひっつくように私は倒れていた。

新宿にいたはずの私がなぜそんなところにいるのかは分からなくて。
人は私が目に入らないわけではなく、近くを通り抜けたりもするが自分から関わろうとは思わない。
私は誰の通行を邪魔する場所にいるのでもなく、怪我を負っているようにも見えないから。
私はまだ、眠りこけている。]

(0) 2015/06/07(Sun) 14時半頃

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[―――焦っていただろうか。
昨日からおかしなものを見るせいか、わからない。


あの時振り返って見た「あいつ」の姿は、
昨日、鏡に映らなかった、本来映るべきもの。

「自分の姿」に見えた。]
 



[…あの記事を読んで、
思っていたことがある。]


[正体は、行き過ぎた心理士だの
その幽霊でもなんであろうと。

こいつは、きっと

人が堕ちていく様を、
安全圏から眺めて楽しんでいる傍観者。


まるで、自分のような屑だろう。]
 
 





   、


[…階段の底、青年は動けずにいた。]

[体中が痛くて仕方が無い。
指の一本も、視線の一つでさえも動かせない。

煩いくらいに跳ねていた心臓も、
嘘のように静かになった。]


[「あの化け物」が何なのか。確かめなくては。

そんな暴走した好奇心を
痛みが止めたのだろうか。

薄れる思考能力に、
ようやく恐怖がまともに働き始めた]




 ( … 逃げな きゃ

  「さかした ひなこ」 は、

  あの鞄 、 どこ に )


[目に血が入ったせいか、動かせない視界はすこぶる悪い。
一緒に落ちたはずだ。あれはきっと、よくないものだ。
早く、早く逃げなければ。

だが足も腕も、何一つ動こうともしない。]




 ( 「あい つ」 は 、 )


[階段の上に居たはずだ。早く逃げないと。

「あいつ」の狙いは、妹じゃなかった。
狙われていたのは、きっと僕だった。
あのネットに書かれた噂の通りに、
「自分につながる連絡先」を消すために。]


[階段の上に、誰かいる。
だけど視線は動かせない。

何かを怖がっているようなこえがする。

視界はどんどんくらくなる。

誰かがをひかりを
あててくれたはずなのに。]



[にげなきゃ。

でも、からだがうごかない。


いたい。

なにもみえない。

みみももう、きこえない。]
 






[―――何時手放したか分からぬ程、
抱えていた思考はとけるように消えた **]

 


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― 『きさらぎ駅』ホーム ―

 ……降りちゃって良かったんですか?

[ゆっくり近付いてきたフランクに声をかけられ、手元のスマホに落としていた視線を起こす。
彼の背後、電車は出発してしまった。]

 ええ。貴方の巻き添えですよ……

[はぁ、と暗く溜息を吐いた。]


[間を空けた隣にフランクが座るのにも、気にする様子は無い。]

 ……、……

[痣が無い事への指摘については、特に言葉を返さなかったが、]

 本当のこと……実のところ、「覚えてない」のですが。

[あいりを、の問いには淡々と言葉を紡ぐ。
その言葉に、フランクが納得するかはわからないが。]

 でも、私はあの子が消えれば良いと思っていた。
 新宿の交差点であの子が死んでいるのも知っていた。
 あの子を手にかけた感触もこの手に有る。

 ……心配していない、と貴方が言ったのも当たりですよ。
 あの子が死んだ事は知っていましたし。
 そもそも私はあの子の事が嫌いでしたから。


 ――…だから。
 私が殺したと言う事で良いんじゃないですかね。

[自白とすら言えない、投げ遣りな言葉。
Barで見せたような狂気は見られないが、憑き物が落ちたと言うよりは、目的を失って自棄になっていた。]

 殴りたければ、どうぞ。ご自由に。
 また取り乱す事が無いとは言えませんが。


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 降りちゃダメだったよ。

[女――なぎさを見ず、答えた。表情は髪で見えず、代わりに彫刻のように美しい鼻と唇のラインが覗いている。]

 ……お前が先に襲ってきたんだろーが。

[どうしてか、口調は落ち着いている。落胆したような、諦めたような。観念したような。
 それとも、これが彼の『素』なのか。]

[辺りは真っ暗だが、ホームの外灯がスポットライトのように二人を照らしている。
 季節は夏に近いのに、虫の一匹も灯りには寄ってこない。
 『世界にふたりきりみたいだね』なんて、恋愛映画みたいなセリフが浮かんで、口の端が少し上がった。]  


[答えるなぎさの言葉を遮ることなく、向いた片耳だけで終わるまで聞く。
 彼女の言葉が終わってからも、またすこし間をあけて。]

 ……タバコ吸っていい?

[聞いたくせに、答えを待たずにポケットから煙草を取り出す。ライムグリーンのパッケージに、煙草を吸うインディアン。
 残りは4本、といったところか。]

 この駅に降りても、紙を燃やせば出れるって聞いたけど……
 たぶん、無理だろうなあ。

[独り言のようにそう言って、軽く咥えた煙草に火を付ける。ちりちり、と先端が輝いて後退していく。
 しばらくして、紫煙がゆったりと吐き出された。勿論、何も起こらない。]


 …………殴んないよ。
 おれ、女の子殴ったことないし。

[ようやく、会話の形になる。昨日は掴んじゃったけど、と小さく付け足した。]

 アイリスは、俺にとって特別じゃなかったから、
 あんたを殴る資格も、責める資格も俺には無い。
 その証拠に、あんたからDMが来るまで失踪してたなんて気づきもしなかった。

[煙草をもう一口吸う。先端の瞬きはわずかだ。]

 ってーか……
 あんたが本当にアイリスの姉なんなら、
 本当は俺があんたに殴られてるはずなんだ。
 うちの妹に何したの!ってね………

 だから……あんたが本当に殺したっていう………ん………、殺した原因だとしてもさ。
 それはあんたらの話だから。俺は知らねー。
 アイリス、たまにめっちゃウザいの判るし。


 ダメです。

[と、言ってみた時にはもう、フランクは煙草を吸っていた。
とはいえ、言ってみただけで別にダメでも何でもない。]


 素敵ですね。
 是非そのままの貴方で居て下さい。
 私の夫なんかは、結婚後いきなり暴力を振るうようになりましたから。

[女の子を殴ったことが無いと言う言葉にはそう返した。]

 ……貴方とあいりがそこまで深い仲ではないのは、まあ、承知していましたよ。
 何したの、っていうかオフパコですよね?
 あの子17歳でしたけど、都条例怖くなかったんですか。

 ……まあ。
 何したの、って訊いたらキレられた訳ですけどね?

[プレイとか体位とか。]


「……ビール飲みたいな」と呟いた。


たまらん麺食べたいけど逃げられそう、と思った。


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 ごめん。

[喫煙を止められた言葉にはそれだけ返した。]


 そっか。やっぱアイリス、死んだんだ……

[まだ、頭のどこかで死んでないと思っていた。作り物の写真かもしれないし、とは思ったけど、
 実際に犯人と独白する女に”襲われて”しまったのだから、疑うほうがおかしい。
 今の自分たちは、どうなんだろうか。
 生きているように思えるが、電車が来るホームに落ちたのは覚えているから、たぶんアイリスの仲間入りなんだろう。]

[素敵ですね、という言葉には反応しなかったが、彼女の夫の話になると、ようやく顔を向けた。
 まじまじと、顔を見る。やっぱり痣はない。白い肌が美しいと思った。よくこんな顔を殴る気になるものだ。]

 あの痣って旦那にやられたんだ。つか若いのに結婚してんだね。
 痣、なんで消えてんだろね?やっぱ死んじゃったのかな俺ら。

 違ーよ。妹のこと心配してないからキレたんだよ。あとTPO。
 ジョーレー怖いよ。だからあんたのせいで職場にバレるとこだったんだっつーの。

 ……体位の話とか聞く?

[少し、おどけながら言った。]


「ビール、いいねー。」と続けた。


 まあ、バラバラになってますからね。
 もう両親が捜索願を出した頃だとは思いますが……
 表向きには「失踪事件」止まりでしょう。きっと。

[アイリスの死そのものにははっきりと肯定する。]

 ふふ、こう見えて人妻ですよ。
 得意な家事は、夫のストレス発散です。

 痣は……私の願望か、「こっち」に来たからか。
 わかりませんけど、今更消えても、って感じですね。


 心配は…さっきも言った通り、全くしていませんでしたけど。
 TPOは、ええ、まあ。謝っても良いです。
 なんで私も千恵子さんとか居る中であんな事できたのか、不思議なんですよね……
 あんなテンションになるような「性格」じゃ、ないんですけど。本当は。

[実家そばの整形外科に行ってからだろうか…
した事の記憶は残っているのだが、どうも自分ではない者の思考で動いていたような感じがする。]

 ……お酒無しで猥談はちょっと。

[ビール飲みたいなー。と、もう一度。]


 ……あれフェイクじゃないんだ。まぁ、いいけど。
 両親は捜索願、2件出さなきゃいけないわけか……

[自分のことが過ぎった。母さんは捜索願を出したとき、心配してくれていたんだろうか。
 その心配が、ずっと持続すればいいのだが。]

 全然見えないよ人妻。エロさが足りないよね。
 自虐ネタわらえねー。つれえ。
 ってか、それ、たぶん発散できてないし。だから何回も殴られてんじゃん。
 ホントのやつ教えて。得意な家事。

 ふーん……ドライだね結構。俺は痣無い方が全然いいよ。
 痛々しくないから。普通の人と話してる感じがする。

[煙草が終わりを告げようとしている。地面にこすりつけて灯りを消し、その辺に投げ捨てた。
 いつもならしないことだけど、こんな状況でもポイ捨て条例や山火事のことなんか気にしていたくない。
 次を吸おうと煙草を取り出そうとしたが、さっきの『ダメです』を思い出して、やめた。]


 やめてくれ。あんたに謝られたら、今度は俺があんたの首根っこつかんだの謝らなきゃいけなくなる。

 あぁ……
 確かに、あんときのテンション、おかしかったよ。引いたもん。
 完全にアブナイ奴だったし……あんたの見かけとか、格好からしても異常な感じがした。
 「マジでこいつがやったのかも」って思ったし。
 『性格』…………今みたいな大人しめのが、いつもの性格?

[軽く冗談で聞いてみた『体位とかの話』だったが、昨日との反応の差に驚く。]

 マジで別人みたいなんだけど。
 なんかツキモノ?が落ちたみたいになってるし……
 何かヤバい薬でもキマってたわけ………


[虚空にビールを求めるなぎさを、呆れたような目線で見る。]

 ……あんたとアイリスって趣味全然ちがうんだな。
 あいつ、ビール全く飲めなかったよ。なお、俺はビール、ダイスキ。

 ……絶対無いと思うけど。
 駅出て、飲み屋でも探しに行く?

[冗談とも本気とも取れる言い方で聞いた。**]


 私の分の捜索願は出るのかな……
 夫のところに戻ったと思われて終わりかも……

[人妻の自虐ネタは受けなかったようだ。]

 エロさ足りないですか……
 本当に得意なのは掃除ですかね。
 毎度毎度、家の中をとっ散らかされましたから。

[自虐を重ねる事になってしまった。]


 そうですね。
 首根っこの方より、山手線で巻き添えにした方を謝って下さい。

 あの時は……必死で、しかも本気だったのは間違いないです。
 「マジでやった」のはまあ多分、そうなので、ある意味TPO合ってたのでは?
 ……いつもの性格は、もっと、弱腰…でしたね。
 今もう割とどうでも良くなっちゃってますけど。


 あの子のビール飲めない、はわかりやすいですよね。
 でも、両親も私もビール好きなので、「ビール飲めない女の子」を気取ってただけかもしれませんけど。

 ……どちらにせよ、貴方とはあの子とよりは美味しいお酒が飲める気がします。
 あの子そもそも未成年でしたけど。

[話していると、ますますお酒が恋しい。]

 行きましょうか。
 いくら待とうが、次の電車なんて来ないでしょうし。

[ベンチから立ち上がり、ん〜、と伸びをした。**]


【人】 透明女子会 ヒナコ

[かけられた声(>>4)に、私は鈍く目を覚ます。
覚醒はしていない、瞼を僅かの隙間開けただけで。
頭がぼっとして、何を言われたのかも判然としない。
今私がどこにいるのかもはっきりしないし、私が何なのかもよくわからない。
でも私は返事をした。]

……行きますーー連れてって

(32) 2015/06/07(Sun) 23時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[声が急かすので、ぐったりとした体を無理矢理に起こす。怪我もしているわけじゃなさそうで、体が痛いとかはなかったし。
ただ、意識はまだはっきりしない。
私が何でここにいるのかとか、私はどこに行こうとしてるのかとか、私が誰なのかとか。
うまく思い出せない。
硬く張った下腹の感覚と、微妙な吐き気だけがいやにはっきりとしている。

手招きされるままに、私は動き出した……。(>>33)]

(34) 2015/06/08(Mon) 00時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[(>>39)行く先の導き手を幻のような女に受け渡されるまで、私を手招きしている男が見知らぬ人間だと気づかなかった。
だけどそこに問題は無いんだ。道を示してくれるんだから。
それに、みんな同じように星をつけていた。ミサンガの六芒星。
私はそれを頼りに、女についていく。]

(45) 2015/06/08(Mon) 00時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[(>>47)押された背に私は疑問を感じることなく扉をくぐる。
混濁した記憶、喪失した記憶。今の私にはただ、「人の言うことにはおとなしく従う」というインプットされた行動指標のようなものに合わせている。
これがアイリスにつながる何かなんじゃないかっていうのは、かろうじて憶えてる。

憶えてる……?
私は、それ以外の何を憶えているんだろう。

とにかく、私は扉をくぐる。]

(49) 2015/06/08(Mon) 01時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[下に、下に、下に、下に。
どこまで潜るのかわからなくなった。その後。

うたが、きこえた。(>>56)

やさしい、と思った。
大丈夫だ、さみしくないと寄り添うだけの、あの穏やかな声とは違う。
もっとも今の私はもうそれをおぼえていないけれど。

受け入れてくれる気がする。呑み込むように迎え入れてくれる。
そこにいていい、と言われるような、うた。]

……むーすーんーでー……ひーらーいーてー

[自然、合わせて口ずさんでいた。]

(74) 2015/06/08(Mon) 10時頃

透明女子会 ヒナコは、メモを貼った。

2015/06/08(Mon) 10時頃


【人】 透明女子会 ヒナコ

[トンネルの先にある扉を越えれば、そこはがちゃがちゃとした街だった。
国と言ってもいい。
子どもになった大人が作ったおもちゃ箱の国。そんな感じ。

雑多なものばかりの通りを歩きながら、それを異様だとは思っていた。
だけど、それで良かった。それが良かった。
私はその異様さに落ち着き……安心してる。

ぷつりと途切れたうたを、私は自分で口ずさみ続けた。
そのてをうえに
むすんで ひらいて
てをうって むすんで……]

(84) 2015/06/08(Mon) 15時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[向こう側にはもっと人がいそう。人の多いところは苦手で。
なのに、行きたくなった。
吐き気もなくて、「おいで」って言われてる気すらするから。
見てみたい。私は階段を、上りだす。]

(85) 2015/06/08(Mon) 15時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[煙の甘い匂いはずっと漂っている気がする。

なんだか、こういうのが幸せかなって気分で。

突っかかって思い出せない私の記憶を まっさらにしてしまうような。]

(86) 2015/06/08(Mon) 15時半頃

-31)

 そしたらダンナが捜索願出すでしょ。
 掃除、してほしくってさ。
 まぁ……どっちにしろ多分帰れないけど。

 弱腰がいつもの、ねぇ。よくわかんねーけど……
 本当はその弱腰もホントの性格じゃなくて、
 今の開き直ったサバサバしたのがホントなんじゃない?


[自虐ネタを受け流しつつ。『巻き添え』の話に戻ると眉を潜ませた。]

 あのさぁ、その話やめね?
 さっきも言ったけどさぁ、そもそもお前が俺を突き落とそうとするからだろ。
 殺されたも同然なのに、恨まずにこんな神対応な俺を褒めて欲しいぐらいだ。
 お前が俺を襲ったりしなきゃこんなことに――……

[そこまで言って、少し考える。]

 ……やっぱり謝る。

 悪かった。

 ただ「死ぬ」んじゃなく……「ここ」に引きずり込まれたのは、俺のせいだ。
 それは、……謝る。ごめん。

[ぺこり、と小さく頭を下げた。]


[それから、なぎさが伸びをする様子を見上げる。]

 ねえ、なぎささん。

[自分も億劫そうに立ち上がる。一足先を行くように、改札へゆったりと歩いて行く。]

 俺ね、むかし、ここに来たことがある。一人でね。
 そのせいでまたここに来たんだと思う。
 そんときは、どうやったのかわかんねーけど、3年後にようやく出れた……
 でも、俺、遅かれ早かれ、ここに連れ戻されるんだったんだと思うわ。
 たとえなぎささんに突き落とされなくてもね。
 それが怖くて、電車にもバスにもタクシーにも乗れなかった。
 どっかにまた、一人きりで連れて行かれると思ったから。

 だから、変な話だけど―……

 なぎささんが今いることが、
 会話してくれる存在が、だいぶ嬉しいんだよ。

[それが、だらだらと会話を続け、自分を殺そうとした者を責めない理由だった。]


 ……なんだっけ。あー。ビールの話。
 気取ってただけってマジかよ。
 まぁ、んな若い頃からビールうめぇなんて言うなんて女子力低いもんな。

 そうしたら、あいつ、姉ちゃんとキャラ被りたくなかったのかな?
 家族の誰とも。
 変なの。俺、ガチの天涯孤独だから、全然わかんねー、そういうの。

 うん。それは俺も同感。
 んじゃ、行きますかね……

[きさらぎ駅改札を、*通った。*]


【人】 透明女子会 ヒナコ

[上った先には広い空間と、それを埋めるような人の数、そしてちらちらと燃える灯火が無数にあった。
それはとても非日常で、異常で、おそろしくもある光景のはずだった。
けど、今の私にはとても荘厳に、安らかに、心を暖める聖火に見えた。(>>89)
私は、立ち尽くす。

そして、音。(>>91)
空気の痺れ。私の体に波紋を起こした。
消えていく灯火達。私の心に静寂を起こした。
そして闇……一気に反転する音と光の衝撃が光線となって、私の全てを貫いていく。]

(116) 2015/06/08(Mon) 23時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[『ミサ』。これがミサだ。

すっと目の前の祭典を飲み込む。
祈りのための儀式であり、自分のための儀式であり、仲間のための儀式であり。

煙が鼻の奥から小さな刺激と甘さとともに肺に染みこんでくる。
耳や目や指先や毛穴からも入り込んでくる。
ちかちかとした光。ゆるりとした視界。沈み込む体。
下腹の中が踊りだして背骨から眼の裏側まで波を起こす。
むすんで ひらいて。
おおきなくりの。
ちぃちぃぱっぱ。
まま。
髪の毛の先が空気に溶け出していく。
私は、『みんな』と一体になる。


『救い』

そして私は、作り変えられる。]

(117) 2015/06/08(Mon) 23時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[煙のゆらゆらと波にまぎれてひとつ高いところに、ワ**キさんが見えた。(>>94)
ふわふわの花穂を腕や足に散りばめてる。
私の泡が浮かび上がっている手に、花穂の手を差し伸べてくれたのはあの人で。
アイリスが私とあのひとをつなげてくれて。
話しかけよう。この気持ちを。
私はこんなにも。]

『ワタヌキさん
私はこんなにも ゆるされて やすらかで
みんなとおなじものになってる』

[言葉通り発声できたかもわからない。そのまま通じたかもわからない。
それでも私は伝えたかった。]

(121) 2015/06/08(Mon) 23時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[ワ***さんが喋ってる。(>>135)その音は花色の光になって私に届く。
よろこびがあって。口元の綿毛が微笑んでいる。

慶びがある。ここにはそれがある。
哀しみも苦しみも笑いも悦びも、涙も痛みも廃棄物も飛んで消える泡も、ここでは一緒くた。

地上ではない、東京ではない、現実ではない、どこでもない空間がここで。
ここはまさに『あちら側』で。
ここからならどこにでもいける。ここはあそこ。あそこはここ。
本当に、私のいるべき場所はここなんだって。

光は波に。音は標に。足元は波打つ絨毯になり、空気はピンク色の甘い綿になる。]

(141) 2015/06/09(Tue) 00時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[ここには誰もいない。
笑いながら友達のふりをする女の子たちも。
私をおもちゃのように扱う男の人たちも。
やさしくて正しかったお母さんも、静かに笑って応援してくれるお父さんもいない。
私が手に入れたかったアイリスも、私を見下していたアイリスもいない。
私も、私の中にあった命もいない。
私はどこにもいなくて。
みんなここにいる。]

(144) 2015/06/09(Tue) 00時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[光と音と煙の羊水は 私をまっさらにした。リセット。
階段から落ちて駅まで飛んで寝転がっていた以上の初期値。
記憶の混濁は混ざりすぎてクリーンになっていく。
私にとって大事なものはしっかりと残り、私は存在を確定させていく。] 

(145) 2015/06/09(Tue) 00時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[アイリス。私のだいじなひと。
痛々しくてかわいそうな女の子。
ただ私の中でだけアイリスは私で、私はアイリスだった。

アイリスが学校の女達をバカにする話は、私がどこにも溶け込めない話で、
アイリスの堕ろした子どもの話は 私の堕ろした子どもの話で、
アイリスの寝た男の話は 私に覆いかぶさった男の話で。

そのうちに、わからなくなってしまった。


でも、そんな何もかもがここでピンク色の煙になる。
さんかくの声が 童謡の響きになる。
膝の皿が浮いていってしまったので、私は地面と同じ温度になる。]

(147) 2015/06/09(Tue) 00時頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

[膝がどこかにいってしまったから寝転んでいる。
指先から吹き出てくる泡が私の腕を包む。
睫毛の上に小さなキラキラとした石ころが湧いて、なにごとか唄っている。
胸の先の突起から幼稚園の匂いがするミルクが湧き出て、目の前に川になっていく。
赤ちゃんの産声が聞こえる。
腕から増えてきた泡が私の体を包み込んでいって。
弾けると一緒に体の部分部分が見えなくなっていく。
さんかくたちの群れに埋もれて、見えなくなっていく。
眠るように私の意識は泡になって。ふわふわの泡になって。
私はまたどこかに、現れる。]

……さよならさんかく


またきて さんかく

[私は 微笑んでいる。]

(151) 2015/06/09(Tue) 00時半頃

【人】 透明女子会 ヒナコ

……むーすーんーでー

……ひーらーいーてー……

[リセット。]

(152) 2015/06/09(Tue) 00時半頃

透明女子会 ヒナコは、メモを貼った。

2015/06/09(Tue) 00時半頃


()

 ……その発想は無かったですね。

[今の性格が本当の自分。
どうなのだろう。実感は無い。
昔からずっと、妹の影に怯えてきたから。
しかし、改めて考えると今の自分が自然体な気もして、腑に落ちる気もした。]

 死んでようやく素に戻れるというのも、中々に間抜けですけど。


 えっ、 と、 
 ……冗談だったのに。
 調子狂うなあ。もう。

[謝られたのは予想外で、少し動揺してしまった。
「お前」でなく「なぎささん」などと名前で呼ばれれば、尚更だ。]

 そう言えば、2回目って書いてましたね。

[彼の「きさらぎ駅実況」は、リアルタイムで追っていた。
まさにその、きさらぎ駅ホームのベンチで。]

 ……えっと。
 前に戻れたなら、また戻れる目もあるんじゃないですかね、貴方の場合。

[今いることが嬉しい、と言われても、そんな扱いには慣れていなくて。
つい、そっけなく返してしまう。]


[フランクの後について、きさらぎ駅の改札を抜ける。]

 私はあいりに馬鹿にされてたと思いますから、まあ、キャラ被りは厭だったでしょうね。
 ああ…それでかな。
 私、昔からしょっちゅうあの子の視線を感じてたんですよ。
 追い立てられてるみたいで、私はいつもあの子から逃げてました。
 今思えば、私と被らないように観察されてたんですかね、あれ。

[姉として情けない限りだが、いつだって妹の事が怖かった。]

 そういえば、実家から嫁ぎ先に持って出た荷物の中に、あの子の手鏡が混ざり込んでたんですよ。
 気付いたのは最近になってからだったんですけど。
 あれも、あの子が追って来てるみたいで怖かったなあ。

[その鏡は、いつの間にか無くなっていた。
無意識の内に捨ててしまったのかもしれない。]


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