206 “ J ” the Phantom thief
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[ パチン 、
弾ける音と共に、私は闇に溶け込みましょう。 粗方、予想通り と …… 。 さぁさ、 “ 話した中で最も怪しい ”と、 そう思える “ 彼の人 ” の元へと、 音を立てぬよう足を運ぶのです。 不足される情報の中では、傾く真実。
─── それに、気付きもせずに。 ]
(22) ゆら 2017/01/11(Wed) 19時頃
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[ 果たして、暗闇の中の何処に、 疑わしきは存在するのかしら、と。 彷徨う足取りは、迷い猫を見つけて。 そおっと、指先を伸ばしました。 ]
( … 見ぃつけた 、 )
[ 現行犯で、捕まえてしまわなければ、 意味などないのに、何故なのかしら。 彼が“ J ”だったのならば、 あの約束を叶えてくれたかもしれないのに、 ]
(23) ゆら 2017/01/11(Wed) 19時頃
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[ 突如、会場を包み込む音色 … ──── 甘く美しい響き、まるで何かを救うかのような響き この音はやはり、あの、楽器の。 >>19 この会場にいる“ J ”の心が救われますように、 …… だなんて。
まるでJが寂しがり屋さんだと、 私が知っているみたいじゃない。 ]
( …… 莫迦ね、私ったら。 )
[ 伸ばしていた指先は、誰かに触れることはなく、 其の儘、下へと落ちゆくのです。 ]*
(24) ゆら 2017/01/11(Wed) 19時頃
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[ ──── … 其れは、叶わぬ願いでした。
私が、ローズの家に居たのは僅かな時のこと。 嘗ては、確かに“ 女中 ”のひとりとして、 薔薇の花の傍に、居りましたのは事実。 お転婆な彼女の傍で、花を愛しむように、 後を着いて回っては、掌を、 …… けれどもう、其れも昔々のことでした。
花開く薔薇の噂、嫁ぐ様子のない彼女。 あの頃、傍に居たというのに、 花の蕾に覆い隠された胸の内も、 彼女を繋ぐ鎖の重みも、 私には、決して理解などできないのです。
女の幸せとは、…… ──── 誰かのお姫さまになることではなくて? ]
(40) ゆら 2017/01/12(Thu) 02時頃
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[ 私は、
グロリア様が、羨ましかった
蝶よ、花よと大切に育てられ、 望めば手に入る、裕福な暮らし。 願えば叶う、裕福な暮らしに。 ]
(41) ゆら 2017/01/12(Thu) 02時頃
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[ 同時に、首輪に繋がれながらも、 “ 友人になりたい ”という彼女が、>>0:238 酷く、ひどく、
……… 愛おしかったのです。
私は、カモミール。貴女は、薔薇の花。 隣に並んで咲いて居られるのならば、 貴女に纏わり付く虫たちを、 私が全て、総て、払いのけてしまいたいと。 貴女が誰かのものになってしまわぬことに、 知られたのなら、怒られてしまうかしら、 … 安堵に胸を撫で下ろしていたの。 ]
(42) ゆら 2017/01/12(Thu) 02時頃
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[ ねぇ、
私が、このローズ家を選んだのは、 昔々に、貴女と同じ星空を見上げたからなの。 貴女と共に、お花を摘んだことがあったからなの。 私の名を、『 ノーラ 』 と、 初めて呼んでくれたのは。
貴女は、憶えてはいないのでしょうね。 ノーリーン・スナイダーという少女のことを。 ]
(43) ゆら 2017/01/12(Thu) 02時頃
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[ ……… 『 ウィル・スナイダー 』
其れが、私の父の名でした。 父は、其れなりに名のある、 精神科医だったように思います。 時には、脳の障害を持つ患者を相手にし、 時には、心的外傷を受けた患者と話し、>>2:-169 心理学とは、類似しつつも、 思考過程は相対するものと知りながら、 父は、互いの理解を深める為にと、 学者様と逢瀬を交わすことは幾度かあり。 ]
(44) ゆら 2017/01/12(Thu) 02時頃
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[ そんな父のお陰で、私は裕福な暮らしが 出来ていたと言っても過言ではありません。 けれども、彼の命は突如絶たれたのです。 お陰様で、私の人生は、 咲き誇る花弁は地へと墜ちゆくのでした。
口斑を繋ぐ為にと、私は女中として、 身を捧げはじめました。 けれど、私が目指しておりましたのは、 … ]
(45) ゆら 2017/01/12(Thu) 02時頃
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[ 父の死の原因を解明する、こと。
其れが、私の最終目標。 そして、ある程度自らの知識を得られたとき、 華やかな薫りの屋敷から、離れてゆきました。 ビアンカと知り合ったのは、其れから。 彼女の、ひとつの好奇心から。 依頼にて、モノ探しをしたことがありましてよ。
そう、私の本当のお仕事、 本来、名乗るべきは ………
“ 探偵 ”と。 ]
(46) ゆら 2017/01/12(Thu) 02時頃
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[ だから、もう。 ローズ家に帰ることはできないの。 貴女の傍にいることもできないの。 貴女のしあわせだけを、いまは ……
腰に結んでいたリボンが、 するりと外れ落ちる音がした。 ]**
(47) ゆら 2017/01/12(Thu) 02時頃
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[ さて、いつのことだったでしょうか。 恐らく、煌々と辺りは照らされて、 “ 女王の心臓 ”が、確かに鎮座する儘、 ビアンカの表情は、如何なものかと、 窺おうとしたときに、違いありません。
私の名が、喧騒たる空気に乗せられ、 耳朶を擽るのは。>>55 ]
…… あら、Mr.モスキート。 お仕事は、もうお終いになられたの?
[ 視界いっぱいに映るのは、怪しげなガスマスク。 お別れを告げる彼から続くのは、 あの約束のこと。>>0:123 口角が僅かに持ち上がれば、 ガスマスクの空気孔に指を添え、 ]
(56) ゆら 2017/01/12(Thu) 16時頃
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[ そっと、距離を再び取れば、 嫋やかな微笑みを浮かべて問うのです。 彼の今後のことなど、私には知り得ないこと。 そもそも、Jがいなければ、 出逢い、縁が繋がることもなかったようなもの。 ]
…… ねぇ、 貴方の素顔を知っているのは、 此処では、私だけなのかしら? 素顔の貴方と、お茶出来るのは私だけなのかしら?
[ 伸びていた指先は、 己のさくらいろの唇に添えられて、 同時に、ゆるく首を傾けます。 出生知らずの不確かな存在の彼。 この機会を逃せば、恐らく …… ── 。 ]
(57) ゆら 2017/01/12(Thu) 16時頃
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…… いつでも、此処に連絡して頂戴。
[ 差し出したのは、 探偵事務所の連絡先が共に印字されている、 ノーリーン・スナイダーの名刺。 ]*
(58) ゆら 2017/01/12(Thu) 16時頃
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[ 黒い硝子を隔てた奥の眸には、>>59 どんな色が浮かんでいるのかしらね? お顔が分からなくとも、 指先に伝わる吐息は確かに届いて。 近く顔を寄せた儘、眸を細めましょう。 ]
…… 貴女の未練は、 美しい花と踊れなかったことかしら? それとも、 ……
…… ──── いいえ、やっぱりいいわ。
[ ゆると、小さく首を左右に振り。 己の唇に触れる指先を、其の儘胸元へと下ろし、 エプロンの隙間を軽く引っ掛けましょうか。 ニィと、口端を持ち上げて、 ]
(68) ゆら 2017/01/12(Thu) 21時頃
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[ “ J ”の正体は掴めぬ儘でした。 “ J ”は私の心を盗むことはできませんでした。 けれど、 女王の心の行方が分からぬように、 逃してしまった貴方では、 私の心の行く先も分からないのではなくって? ]
此処に来ていた怪盗は、 “ J ”だけでは、なかったようよ?
─── …… スキャンダルは、嫌なの
[ マスクの彼の胸元を、軽く突いて見せましょうか。 其れでは、此処に在るだろう心は、 一体全体どこへゆこうとしているのかしら。 ]
(69) ゆら 2017/01/12(Thu) 21時頃
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[ 覗く唇の貌に、同じくして、 受け取る黒のカードに刻まれし黄文字を、 ちらと一瞥だけしましょうか。>>61 かの奇術師が配っていたものね。 結局、どんな意味があったのかなんて、 私には分からぬものでしたけれど。 ]
そう、“ 何でも ”やってくださるのかしら? なにをお願いするか、次の金曜日までに 考えておかなくちゃいけないわね。
[ カードに軽く口づけを。 命知らずなのかしら、可笑しな女なのかしら。 …… あら、お茶でも飲みながら、 お仕事のお話をするのではなくって? まだ、誰も、なにも、言ってはいないじゃない? ]
(70) ゆら 2017/01/12(Thu) 21時頃
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[ 魔法が解けてしまったならば、 此れは、ただの一夜の過ちになるかもしれません。 翻るマントをただ、見送るのは、 “ 女中 ”のノーリーンでした。
彼女の心の行く末は、 ……… **]
(71) ゆら 2017/01/12(Thu) 21時頃
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[ ガスマスクの彼の姿が、喧騒に紛れては 私の視界から見えなくなってしまえば、 するりとエプロンを外しましょう。 もう、女中の真似事などする必要もないのですから。 私が、どれだけ宴を愉しんでいようとも、 奥様によって足や舌が切られることは、 決して、あり得なかったのです。 ]
…… それにしても、 昔を憶い出して、楽しかったわ。
[ くすりと笑みを零しては、 髪を結い上げていた飾りを外すと、 はらりと腰ほどまで髪が落ちるでしょう。
─── 魔法の世界は、もうおしまい。 ]
(72) ゆら 2017/01/12(Thu) 21時半頃
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[ 魔法の解けた私は、女中のノーリーンではなく、 漆黒のドレスを身に纏う、一人の探偵。 …… ノーリーン・スナイダー。
胸元に着けていた襟をも外し、 手近にいた女中に、いらなくなった其れ等を、 全て渡してしまいましょう。 一歩。脚を進めて仕舞えば、 こつんと、床を鳴らすヒールの音が響きます。 耳に届く音に、僅か掌の温もりを憶い出して、 軽く、握り締めてしまうのは。 ]
(73) ゆら 2017/01/12(Thu) 21時半頃
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…… あら。Mr. 眸からお星さまが零れ落ちそうよ?
[ まだ、壁の花になっている、>>67 寂しがり屋の兎さんは、居ましたでしょうか? 目許に光るものが見えた気がしましたけれど、 私の見間違いだったのかしら? 胸許からハンカチーフを取り出して、 そっと、差し出しました。 そして、 …… ]
(74) ゆら 2017/01/12(Thu) 21時半頃
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[ 鎮座する女王を一瞥した後、 彼の耳許に唇を寄せて、囁きましょう。 どうしたら、迎えに来ていただけるのかしら?
…… ねぇ、いじわるなひと。 ]*
(75) ゆら 2017/01/12(Thu) 21時半頃
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[ 薔薇と女王が相対する世界。 彼方と此方側では、世界が違う。 太く深く刻まれし溝を越えるには、 些か恐怖さえ抱いてしまうもの。 ]
…… 見なかったことに?どうして、
[ 彼の視線は、まるで集る虫と同じ。>>87 光を取り込む虹彩は、一度閉ざされ、 なにも見えぬ筈の床に落ちましょう。 瞬けば、弾け飛んでしまいそうなお星さま。 流れ星に祈るのは、 …… 。 ]
(92) ゆら 2017/01/13(Fri) 16時半頃
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[ 小さく、小さく、呟いて。 ハンカチーフに刺繍されている薔薇の花は、 くしゃりと僅かに、歪みましょう。 迎えに来れないのではなく、 鼻からそのつもりなんてなかったのでしょう? 噫、此れだけ近付いていてよかったわ。 揺れる瞳も、昏い眸も、 貴方に見られることはないんだもの。 ]
でもね、─── … 貴方じゃあ、無理だわ。 “ アレ ”も、“ ソレ ”も、 手に入れることなんて、出来やしないもの。
[ 私と、貴方の間に引かれる線さえも、 越えることのできない意気のない貴方、では。 落とされる口付けに、>>91眸を細め、 彼の胸の中心を、指先で軽く突きましょう。 ]
(93) ゆら 2017/01/13(Fri) 16時半頃
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[ 目を惹く素晴らしい記事が書けたのかしら?>>87 あの美しい花の目に止まっていたのかしら?>>88 私、貴方たちのキューピッドになるつもりは、 …… ─── 甚だ、なくってよ? ]
…… 貴方が、怪盗だったなら良かったのに。
[ とん、と彼の肩を押して離れましょう。 己の毛先を軽く指先に絡ませて、 僅かに微笑めば、私は会場の闇に紛れるのです。 黒は、すべてを覆い包み隠すのが上手ですから。 僅かに覗きかける黄色さえも。 *]
(94) ゆら 2017/01/13(Fri) 17時頃
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莫迦なひと。怪盗という立場がなければ、 …… 何にも、できないのね。
[ わからない、できない、 して欲しかった、したかった。
其れ等はすべて、怪盗を軸にしたもの。 貴方も私も、怪盗なんかじゃあなくて。 唯の記者と、唯の探偵。 怪盗に僅か、指を伸ばすことさえ叶わなかった。 去り際にもうひとつ、音を残して。 ]
(115) ゆら 2017/01/13(Fri) 23時頃
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[ …… そうね、私たちには、 これがお似合いなのかもしれないわ。 温もりの残る毛先に軽く口付けを。 黒は、ひとつふたつ瞬いて、 …… ─── 空の星に祈るのは、 ]
………………… 。
[ 寂しがりやなのは、私の方だったのかしら? ひどいひと、意地悪なひと、莫迦なひと。 いつだって、薔薇に集る害虫駆除ばかり。 でも、偶にはカモミールも主役でいたいじゃない? 王子様の迎えを待っていることさえも、 脇役の私では、できないことなのね … ── ]
(116) ゆら 2017/01/13(Fri) 23時頃
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[ 棘が、刺さるみたいに。 彼の言葉を反芻し、最後の笑みを浮かべては、 最後に触れた筈の彼の心は、 掌の中を開いてみても見当たらなくて。 ]
(117) ゆら 2017/01/13(Fri) 23時頃
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[ ─── Jack is as good as his master.
私も、貴方も、同じ人間なのです。 どんなに異なる花を咲かせようとも、 どんなに異なる身分であろうとも、 この指先で触れたのは、確かに … 。
紡いだ糸は、細く長く繋がることは 決して、ないのでしょうか? ]
(143) ゆら 2017/01/14(Sat) 05時頃
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[ 答えを出すのは、時期尚早ではなくて? ]
(144) ゆら 2017/01/14(Sat) 05時頃
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[ 女王の心臓を手に入れた者には、 “ 幸福 ”が訪れるといいます、 ]
(145) ゆら 2017/01/14(Sat) 05時頃
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[ 女王の心臓が手に入らぬからといって、 しあわせが手に入らぬとは、 誰も、まだ、何も、言ってはいなくてよ?
腰を乗せるベンチ、降り注ぐ陽の光を遮る傘、 華やかな金糸雀を纏う女の指先には、 一冊の雑誌の頁を捲りましょう。 そして、雑誌の隅に刻まれる名は、 …… ]
ハァイ、Mr. 私、連れていって頂きたいところがありますの
[ 金曜区画の街角で、訪れる金曜日。 隠された素顔の彼は、来てくれるでしょう? だって、私との“ 約束 ”なんだもの。 そして、私からの、貴方への最初の依頼は。 ]
(146) ゆら 2017/01/14(Sat) 05時頃
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[ 薔薇の押し花の栞を摘む指、 とんと、指先で示す先の文字は。
───── ロレンス、と ]
(147) ゆら 2017/01/14(Sat) 05時頃
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[ ── 女の求める真実は今も尚、 ロンドンの霧に隠れているの 。 ]
(148) ゆら 2017/01/14(Sat) 05時頃
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[ ── 花は、咲きましょう。 自由を手にした貴方と会う日まで。 ]
(149) ゆら 2017/01/14(Sat) 05時頃
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なぁんて、私ったら、自惚れすぎかしら? **
(150) ゆら 2017/01/14(Sat) 05時頃
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