人狼議事


160 東京村

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     トントン


                  トントン


 





               シャン


        シャン


 


 まあ、今にして思えば、そんな何も無い土地に嫁いだのも、あの子から逃げたい気持ちが有ったんでしょうけど。

 でも貴方が言うように、あの子が私にかまってもらいたがってたなら、多分、許せないと思ったでしょうね。
 あの子の事だから……

 死ねばいいのに。

 ……くらいは思われてたかも。


メモを貼った。


 ………ありがとー… すげえ助かる。

 [差し出された左手を柔らかく握る。 情けなく手が震えているのが伝わるだろう。]

 ……帰れるのかな、俺……
 正直諦めてるっつーか……

 [そのまま”反対の方”へ、ぶらぶらと歩いて行く。会話をしながら歩くうち、フランクの手の震えは収まり、緊張気味だった声も駅内でのように落ち着いた態度となった。]

 えー、嫁ぎ先田舎ぁ?そりゃ遊ぶとこなくてヒマそう……
 ダンナの実家だったの?


[なぎさの独白を、また最後までゆっくり邪魔せずに聞く。

 ……死ねばいいのに、か。
 当たってるとしたら、さすが姉、ってカンジだけど。

 ……なんだかなぁ。ピンと来ないわ。なんでそんなにおかしくなっちゃえるのか。
 俺は、今まで生きてきて、誰かを殺したいとか、冗談ではあるけど、本気で思ったことねーよ。
 だって………  ッ?!

[さっきまで続いていた会話、続けていたい会話をフランクが途切れさせた。原因は―

 いま、
 いま、太鼓のおと、き、
 きこえなかった………?
 聞こえたよな………?

[後ろのほう、遠くから、かすかに聞こえた。あの、太鼓と、鈴の音が。
 なぎさの手をぎゅうとつかんだまま、歩む足を早める。本当はダッシュで逃げたかったけれど、最初から飛ばしたらいずれ追いつかれる。恐ろしい気持ちを必死で抑え、足早に次の外灯を目指した。]


 私が女子高生だったら、お金取ってましたよ。

[手を繋ぎながら、冗談めかして言う。
繋いだその手が震えていたのには気付いたけれども、口にはしなかった。]

 帰れないと、ここで野垂死にですかね。
 夫の実家は、娯楽が無くとも缶ビールくらいは手に入りましたが……
 ここは本当に、「何も無い」感じがします。
 最後の場所には、あまり……したくないかな。


 まあ、わからないんですけどね。
 あいりが何を考えていたかなんて。

[妹の事に関しては、自分の認識も大概歪んでしまっている。
ピンと来ないと言われれば、それもそうかとも思う。
……と、そこで、会話が途切れた。]

 ……太鼓?

 え、あ ちょ、ちょっと?

[フランクの足が早まれば、手を繋いだ自身も自然、小走り気味になる。]



     トン     トン


                   シャン

      シャン


                       トン

 


山から遠ざかる方へ歩いていたはずなのに、何故か山に向かっている気がした。


 そんなの全然払うよ。今でも全然払う。なぎささんもまだ若いじゃん。俺31だよ。

[無意識に、子供のようにその手をぎゅっと握る。財布にいくら入ってたっけなあ、と思った。]

 野垂れ死に、とかじゃないと思う。なんていうか、ずっとここで彷徨うっていうか……
 閉じ込められるっていうか……
 ああ、クソ…… 俺だってここから出たい、けど……

[女性であるなぎさが遅れないよう、ある程度の限度を持って走り続ける。その間もあの音が聞こえてくる。]

 はぁっ、な、なぎささんは、聞こえないのか?!
 太鼓と、鈴みたいな音が……!


「おーい。そっちに行ったらあぶないよー。」という声を聞いた。


メモを貼った。


 はぁ  はぁっ、

 太鼓と  鈴? ですか?

[言われて、聴覚に意識を集中する。
急ぎ進む自分とフランクの呼吸音に混じって…]

 ……あ、


[聞こえた。]


[近付いてくる。]




[近付いてきている。]


 ……あ、

 あっち! あっちです!!


[走りながら、フランクと繋いでいない側の手で指し示す。]


 あそこから、逃げられます!


[強く、自信を持って告げながら示す先――…]



[ 暗く、先の見えない「トンネル」が、その口を*開けていた* ]
 


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


[はぁ、はぁ。
 抑えていたはずの速度が上がっていく。それでも、手はずっと、離さないでいて。
 それでも音はどんどんと近づいてくる。その時、なぎさが別方向を指差す。

 はぁ?!何を根拠に……!

[そのトンネルは突如そこに現れたように、ぽっかりと口をあけていた。
 入り口があることはわかるのに、向こう側は全く見えない。それどころか、中には非常灯のようなものすらない。ゲームなんかでふと見る、細部までレンダリングされていない虚無の洞窟のようだ。]

 ………行くしかない……?

[もう一度、なぎさの顔を見る。]

 ……行くか。

[小走り気味に、その中へ入る。]


[『きさらぎ駅』に降り立ってから、周りは常に暗かったが、トンネルの中はその比ではなかった。手をのばした先が見えないぐらいの、本当の暗さだ。それでも、つないだ手のお陰で相手の存在は確かめられたし、顔も寄れば窺い見ることができる。
 床は水が漏れているのか、時々浅い水玉を踏んだような音がぱちゃぱちゃとする。
 いつの間にかあの太鼓のような音は聞こえなくなり、必然として走ることを止めていた。ただ、自分と相手の足音しか聞こえなかった。]

[――……つまり、会話が止まっていた。]

[それまで、絶対に会話を途切れさせなかったフランクの声はしない。]


…………ぁ………く……………しな………


[フランクがいる、フランクの口があるだろう高さから、何か言葉がこぼれている。
 歩みの速度に変化はない。]


落下する湖の駐車場は白菜のゴミ箱である.いざ匍匐せよ獏ども敵国のラブコメディは一瞬にして彷徨う蝸牛である.懐かしき駄菓子屋を爆破して自費出版とする幽霊船の靴べらは至極まっとうな音階をとらねばなるまい.ひいてはアンタレスからのお歳暮となるべし.


喜べよ土手煮.耄碌した文房具を必須科目として白亜紀へ貢献する針山となれ.哀れなる保険調査員は髪留めの谷にミルクティを注ぐ他ない.踊る風船を飼い私はファラオの肖像権を求める.


[その声はフランクのものではなかった。
 低く、くぐもり、絞りだすような男の声。
 もしも、なぎさが恐る恐るその顔を覗いたなら。
 顔は真っ暗に塗りつぶされていて、
 口だけが真っ赤に裂けているのが見えるだろう。]


 消防の行き遅れは太古からの暗示である


[手をずっと繋いでいたはずなのに]


 夏蜜柑の都に取り入る万華鏡ども


[手をずっと繋いでいたのに。]


フランクではないのかもしれない。


お姉ちゃん、どうして私を殺したの?


[男の声ではなく、女性、それも若い女の声でそう聞こえた。]

 お姉ちゃん、どうして私を殺したの?
 お姉ちゃん、どうして私を殺したの?
 お姉ちゃん、どうして私を殺したの?
 お姉ちゃん、どうして私を殺したの?
 お姉ちゃん、どうして私を殺したの?
 お姉ちゃん、どうして私を殺したの?
 お姉ちゃん、どうして私を殺したの?

[フランクの手はがっちりとなぎさの手を掴んでいる。そして、何かに導かれるように、暗示されているように歩みをとめることはしない。]


 ………ぁ、………、ます

[今度は、別の女性の声だ。
 さっきよりも年齢が上のように聞こえるが、
 何と言っているか、聞き取れない。]

 ……を、…………し……す


 ヒ………を  おね………す……


 宏をよろしくお願いします。

[やわらかい、女性の声だった。
 その声を聞いた瞬間、足場を踏み外したかのように、体が落下していくのを感じた。
 わずかな浮遊感のあとに、恐ろしく下へ、下へ落ちていく感覚。
 なぎさは手を離しただろうか。

 ずっと、ずっと落ちていった先――……









 二人の意識はそこで*途切れた*]


メモを貼った。


[ぱつん、とコードが切れて、さんかくは壊れる。
 蓋をすれば道はすっかり閉じてしまって、常闇は箱の中。
 赤ん坊の種は赤く染まって駅のトイレに流されて、帰り道振り向いたら鏡の中に自分が見えた。

 さて、消えた少女は、どこへ行ったのか。]


[駆ける。暗い路地を、走っていく。
 ひたひたひたひた。夜の高円寺を西に向かって走る。
 足音もない。誰かの足元に伸びる影くらいに、静かに、当たり前のように夜に溶ける。
 少女が走っていった先は、自宅だった。
 真っ直ぐに、家路を目指す。真っ暗な家が待っている。

 少女はただ、ふと思ったのだ。
 ああ、水が飲みたいな、と。]


[何が悪かったのか。
 "またきてさんかく"に霊的な何かがあったからか。
 あのパズルが、高円寺へ導いたせいか。
 そもそもの少女の自宅が、すぐそばの荻窪だったせいなのか。
 ――それとも、もう時間の問題だったのか。

 少女はほんの些細なきっかけで、人であることをやめてしまった。
 タクシーの暗さに、最後の一歩ぐぅと目を見開いて。
 代わりに暗いものしか見えなくなって。
 頭の中も、外は眩しい、に支配されて。
 スイッチが切り替わるように、ぱちんと。]


――――


[歩けば、一時間弱はかかる道。
 どれだけの速さで走っているのか、時計を見る目が見えないから、わからない。
 ただ、一種の帰巣本能のようなものに任せて走って、走って、家の目の前についたとき。]

『おかえり』

[頭の上から、やさしい声がした。]


『何をやってるんだ、駄目だろう、こんな遅くに出歩いたりしたら』
『パパ驚いて、今から探しに行こうとしていたんだぞ』

[知っている。この声を知っている。
 最近は怒った声ばかり聞いていたから気持ち悪いけれど、知っている。
 どうして。なんで。外を電車が行く音がした。終電には早すぎる。
 僅かに残った人間の部分が混乱して、ただ呆然と立ち尽くす。
 唯一わかること。声は、怒っていなかった。]

『ほら、入るぞ』

[ドアの開く音に誘われるように、ふらり、足が動く。
 水が欲しい。そうだ水が欲しかった。家に入るのは当たり前だ。]


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