人狼議事


158 Anotherday for "wolves"

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[押し黙っていると、マーゴットの睫が震えた。

闇夜の中、重いものを背負い行くその姿は、
教会にかかっていた磔刑の像を思い起こさせた。

その影がサイラスのものだと理解するのと
彼が背負う獣が恐らくはグレッグだと把握するのは
ほぼ、同時のこと。

ぱた。と黒髪揺らしマーゴットが己の背に隠れる。
何故、と思うたは一瞬。
震える掌は、黒い男の手へと向かう。]

( ……マーゴット )

[乙女の心が二つに引き裂かれている事など知らなくとも
求められていることは、ただ一つだと理解した。]


 ……会いたい、かい?

[婚礼の時の父親のように「幸せにおなり」と
その掌を彼に渡す事は――
彼が冥府の住人でない以上、できないけれども]

 大丈夫さ。……大丈夫。
 そんなに湿っぽくては――カビてしまう。

[そうして、何度目かわからない「大丈夫」を塗り重ねて
震える彼女の掌を、そっと包み、握り締める。
何かから守るように。]


[そうして静かに、サイラスが墓穴を掘るのを見ている。
見守り続けている。

彼には、辛い思いをさせている。
彼にも、村の皆にも、そしてアルカイドにも。
落とされた呟きを拾って、
口の中で小さく「すまない」と呟いた。]

 …………願わくは……。

[あの真っ直ぐな薬屋の若者は生き残ってほしいと思う。
その一方で、こんな辛い仕打ちを受け続けるならば、
もう、とも思う。

わからなかったから、小さく ほんとうに小さく
彼が進む先に光あれと、願うのだ。*]


メモを貼った。


[ここならば宿屋からの音が聴こえないと。
男が再び姿を現したのは村の傍の河原だった。

小さい頃、遊びに来た場所。
幼馴染達と駆けて回った、
転んだ従妹を必死に掬い上げた場所。

一歩、躊躇いもなく水に足を踏み入れる。
せせらぎが聴こえるばかりの穏やかな地。
男の足音も水の跳ねる様子もない、生の世界。

自分が死ぬ覚悟はできていた男は、
他の村の者がこれ以上死ぬ覚悟はできておらず、
喧騒から離れてひとり、耳を閉ざすことにする。]


[見下ろすのは己の手、爪を短く切ったその指。
視界の隅で、岩に引っ掛かった流木が
まるで天秤のように不自然に揺れる。

人間と『共存』する為の均衡、
水平に保たれていたはずの『天秤』、
そもそも天秤は、はじめから水平だったのか。

[男の知る『天秤』は―――…
はじめから、水平なものではなかった。
人間との『共存』は、
いつだって人間に重きを置かれた歪なもの。]



(人間がこわがらないよう…
 獣の型をとらないように心掛けた。)

(人間がこわがらないよう…
 その肌を傷つける事がないように爪も短くした。)

(人間がこわがらないよう…
 牙を見せない笑い方を覚えた。)

(人間がこわがらないよう…)

[少しでも人間をこわがらせれば均衡は崩れる。
ひとつ、またひとつと
人狼が本来の在り方を人間の為になくして。
そうしてようやく『共存の為の均衡』が成り立つ。
それが男の知る『天秤』の本当の形で。]


[人間は、好きだ。
人の姿でいれば人狼とそう変わらない。
気が合えば友達として想うこともできる。]

けれども、

人間は、こわい。
ちょっとした過ちですぐに均衡は崩れる。
そしてその信用は一度崩れれば
同族の血を以て償わなければならない。]




 ―――…いっそ、みんなで…
 この村を出れば…よかったのかな。


[人間のことを気にしなくてもいい人狼だけの場所へ。
どれが、何か、何かが違っていれば。
別の未来もあったのではないか―――…
そこまで考えて、緩く首を振る。
きっと何も変えられず…いつか、どこかで、
同じ問題は起きていたのだろうとも思った。


決断は下されもう戻ることはかなわない。
なら、男が願う結末は―――……**]


【人】 逃亡者 メルヤ


[駆ける寸前、背けられた視線。>>153

 昨日の騒ぎを‟聞いただけ”の狗は、
 少女の目に 『兄』の姿と
 被さって映ることなど、黒は知ることもなく。
  
 >>154這うように離れてゆく姿を、
    空と同化するように奔る傍ら
    獰猛な耀きを放つ蒼は見送り、

 そうして
 弧を描こうとした鉤爪は、どうだったろうか。

 ―― 外したにせよ、
     食らわせたにせよ。

      一度、敵意に唸りながらも
      駆けつけるひとのにおいを感じ、
      後ろに、跳ぶように下がる。 ]

(197) 2015/05/21(Thu) 00時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[>>144張り詰めた空気に似つかわしくない、
   糸を弛めるよな、宥める声。

   ぴくり。

  黒い耳が揺れて、
  どこか平常のままにさえ思える
  彼の、その調に。
 
    黒い毛並を、揺らし。
    男と、女の、合間の声が、
    低く、 獣の声にくぐもる。 ]
  

 …… ――― 再現?
 っははあ、 …そういう風に、見える?

 [ 相変らず、蒼氷はわらいやしない。
  鋭い輝きに、死肉の衣をまっすぐ見据えたまま。]

(201) 2015/05/21(Thu) 00時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

  あいにく ぼくは馬鹿だけどさあ。
  そんな疑いを買うことをして、
  むざむざ無駄死にする気は、さらっさらない。

[ 触れたものを、灰燼に帰すよに。
         凍土に眠らすよに。

  ふたつの相反を持つ炎は、
  轟々、火の粉を巻き込んで膨れ上がるばかり。]

 [隅に、ベネに頼るよな少女>>190を映し。
  ギャラリーが増えてきたなら、
    ふる と、 毛並みをざわめかせ。
    元の華奢な肉体に身を戻す。

  ひとを超えた手のせいで、
  黒い手袋は破れ ―― 、
  烙印のよな、火傷跡が覗いたが。
   そんなことに構ってられない。]

(205) 2015/05/21(Thu) 00時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[ひとの身に戻ろうと、
  猫が尻尾を逆巻くような。

  一度毛羽立った空気は、止むことはない。
  >>200憔悴しきった少女を抱きながら、
     切に乞うすがたに。

  止めて と。そう騎士に頼むようすに、
  眉根をあげるなか、追い打ちのように
  >>202夢見の可能性を示唆する、声。

     ―― 嘘や、演技には見えない。
        けれど。

   …… 一歩遅い、駆けつけに
   こころは、まだ信じることが出来ないまま。]

(209) 2015/05/21(Thu) 00時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

 [状況が分からぬ観客に、
 異常なまでに落ち着いているように見えて、
  その実、興奮して高鳴る鼓動を抑えつけるよに
  冷淡に、 箇条に書いて、語る。

  >>208ゆるり。

  首を振るうすがたに、
   張りつめるよな筋の力を解くよう、
   手を添えて、 首を一周回しながら。 ]

  …… でも、レグとはちがって、
     ちゃあんと説明くらいは出来る。

  助けを求める声が聞こえたから、
  駆けつけたら、さあ。

  『ルール』を破ったやつが、
  目の前で『掟』を犯そうとしてた。
  それを止めようとした。それだけだよ。

(210) 2015/05/21(Thu) 01時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

  [ ‟止めようとした”。

    ―― さらり、 流れる水のよに。
       嘘は言ってない。

   けれど、真実も言っていない。
   手を ぐ、 と握り込む。
  
   そのまま 事実も全部放り棄てて、
   処刑を待たずに殺してやろうかとおもった。
   当たり所がわるくて、死んだなら。

   それもそれで、いいと思えたくらい。
   加減する気も、起きなかった。 ]

(214) 2015/05/21(Thu) 01時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[先のやりとりで彼女自身が認めていないなら、
 掟を破ったかは、推論にしかならないけれど。

  事実 『断定』しても違わないと、
  あの『ショウ』を謳うすがたは。
  犯人以外の、何者でもない。
  >>202金色が取り押さえんとする姿には
       目もくれず。

    そのまま 駱駝色をみつめて、
    死したとき 連れを導く星陣を、
    狙いを定めた‟獲物”にむける。]
 
 [ 獣の影響のせいで、
   ずり落ちそうなストールを解く。
     ―― 手の甲の傷よりも

   ずうっと酷く そして古い。
    鎖骨の火傷が、ちら と覗く。
  それこそが 生来宿された『呪』の痕。]

(215) 2015/05/21(Thu) 01時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[ すれ違い、一瞥する姿に。
   >>213ちら、と だけ、
      ひとみはさざめく。]

  … そっちは、たのんだよ。

[ ぼそり。

   少女に大人気なく絡みつけたままの
   氷の茨は、解けそうにもないけれど。

   そうとだけ、 ことばを落とせば。
   一直。

   鋭利な、ことばの刃をつくりあげる。 ]

(217) 2015/05/21(Thu) 01時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

    
   …… ―― … 、

   アンタが今日、吊るしあげらればいい。

   そうでないなら、
   … ぼくが殺された暁にはさあ、
   アンタを冥府までつれてってやるから。

   ―― 覚悟してな。

[どう、彼女が繕うとも。

  星棺を背負う、
  破軍星の煌めきは、
  死兆星を夜空に隠して、ひときわ明るんだ。*]
     

(218) 2015/05/21(Thu) 01時頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2015/05/21(Thu) 01時頃


  っふふふふふ。 ――聞こえた?

[ 呆れた溜息、苦笑、ちょっと怒った?どうかしら。

くるり、鳴らない踵をひとつ打ち、
風の無い夜へスカートを翻しながら
笑みを向けた先のせんせはきっと
口をへの字に曲げているだろう、なんて思う。

確認するのに口元に触れたらきっとまた、おんなしように怒られてしまうから わたしは自分の口元に手を当てて。

   くすくす。 くすくす。

村でいちばんしめっぽいひとを、
ちょっとでも乾かしてやろうと肺に吸い込んだよるかぜは、
どうやら無事にその役目を遂げたようだ。]


[ 「あなたを忘れない」
そんな素敵な花言葉を知っていたのなら、
怖いもの知らずの幼さを武器に「せんせ、恋人いたの?」
なんて聞いただろうに。

せんせから、小さな小さな漏れるような吐息を感じて
わたしははたり、と動きを止め 疑問符をひとつ。
頬の横に?を浮かべることしか出来なかったのは、
彼にとっては幸いだったのかもしれない。

わたしの触れた花に、せんせの低い声が重なる。
あかい あかい まっかなアネモネ。

指を擽るかすみ草と、分厚いフリルのカーネーション。
白は亡き母へ。桃は感謝。
いつかの母の日、クラリッサに花言葉を教わって
川へ流した花束を思い出す。

贈り主がそこまで知っているかを考えては、
微かに頬を緩ませて 包むように 花束を抱いた。]


[グレッグと、彼の命。両方を背負った影がゆらめいて
確かな足音と重さでもって墓地へ近づく。

  怖いんだ。どうしようもなく。
  あの手に触れたくなってしまうことが。

そんなわたしの恐怖なんかお見通しだとでもいうように
掛けられる声は、低く、優しく。
背中に額をすり、と寄せて 金色の優しい光から目をそらす。

 ( うん。あいたい。)

無責任に頷いてしまいたい。けど。いけないこと、だから。
首が縦に動こうとするのを必死で繋ぎ止めれば
奥歯がぎちりと嫌な音を立てる。]

  …………せんせ…。   …もう、かびてるかも。

[大丈夫、大丈夫。繰り返されるまじないと、包まれる手。
わたしは「父」の背中に顔をうずめ、幸いにも与えられる愛情に縋りつきながら 淀んだこころにフタをした。]


[ 不便なもので。 見なくても 視えてしまうもの。

サイラスの重い足取りと苦悶の息遣い、
ざくりざくりと 昏い夜のさらに深くへ続く 
虚のような墓穴が拡がる音。
そのなかに”なにか”が置かれ また土の振るおと。

微動だにせずそれを見守る背中で それを聴く。

( おやすみなさい )グレッグ( おやすみなさい )
( きっとまたちかいうちに いつものとおり )
      ( おはようをいうから )      ]

  だからサイラス、泣かないで――。

[わたしはせんせの影からようやく離れ
触れることができないひとの頬を、指先で探し
彼は誰時の空へ、絵の具のように 届かぬ言葉を溶かした。**]


メモを貼った。


[河原にまで届く人狼の遠吠えに、
男は不安げに空を仰ぐ。

願うならばもう誰にも来てほしくない。

けれどもそれが既に叶わぬ願いであり、
生者をまた選ぶことになるのだろう。

なら、

来て欲しくない、と思い描く姿は3つ。

その声が、聴こえないように。
届かぬ向こう側に在るように。

祈るように、目を閉ざした。**]


メモを貼った。



 そりゃあ、……乾かさなきゃな。

[ぽん、と背中に額が押し当てられる。
がちりと歯を食いしばり何かに耐える様子なのも
彼女が口にしなかった何もかもも、
深くは追求しないで、そっと掌に触れ包む。

距離は出来るだけ、二歩以上あけて
必要なときだけ寄り添えるように在る事。
医者の役目はただ、それだけ。

暗い空の下掘られる墓穴は
地獄にでも届きそうに見えた。
離れていくマーゴットの掌をそっと離す。
サイラスの涙を拭おうと、宙を彷徨う白い掌を見守った。]



[視線を転じるはキャサリンの墓。
捧げられた花冠――否、花輪も。
カーネーションも。
闇の中では蒼褪めて見えてしまって

(……。)

ふと、辛さを表情に出したのは
マーゴットには見えないで幸いだった。
折角湿っぽさを払ってもらったのに、これでは意味が無い]

 何かあれば、泣きたい時でもなんでもいい。
 また呼びなさい。
 ……さっきのような大きな声じゃあなくていいから。

[そう、マーゴットに静かに呼びかける。
それから、そっとその場から足を踏み出した。*]


― やがて ―

[焼け焦げた教会の一角。
落ちていない屋根の上。
村での出来事を見守り続けていた。]

「……こが選んでくれないから、……。
 ……八つ裂きか、喉笛を潰すか……。

 ……一番滑稽な串刺しにでも?」

( ……君だったのか。素敵な贈り物をありがとう。)

[―― 静かに目を伏せた。]

[ 今日になって何故、と思った。 
 このまま上手くすれば、他の者だって欺けただろうに。]

[続く声に、ぐ、と胸が痛む。]



「…………四肢を食い千切った後、
 死なないように止血してから ―― 、
 そのまま『魔女』を火炙りにかけるってのは、ねえ!」

 …………もう、止せ。アル。(猫の癖にらしくもない。)
   大馬鹿野郎。

[小さく呟いた声は風に消えた。
彼が己を殺した誰かを恨む姿も、殺す姿も見たくはないが、
この村を離れることもまた できないでいる。

そうして、いつしかまた体は真っ黒へと沈みこみ
はたはたと揺らぐローブの音だけが、やけに煩くなる。]



[――”Oh ! La belle nuit pour le pauvre monde !
Et vive la mort et l'égalité !”

そう云ってけらけらり、あざ笑うのは誰だろう。
悪魔? 死神? それとも、自分自身だろうか。

それでも「今日も」やがては来る投票の時間を、
「終わり」が来ることを
死刑宣告でも待つように待っていた。**]


メモを貼った。


【人】 逃亡者 メルヤ

― 幕間/『黒妖犬』の一族のはなし ―

[ ――― あの、星が。
      少女が、散ったよるの日。

     星々見守る天の下、
     つめたく つめたく、

    冷え切った腕は その躰は。
    もう、物言わなかった。 ]

[けれど 弾けた恒星は、
     ただ 黙して沈むことはない。

 その華奢な矮躯から、
 躰に刻まれた火傷痕の星陣より
 魂とも言えるような黒狗が現れ ――、
     
     トリガーを引いた 哀れな追っ手の
     その心の臓を、抉り食らいていった。]

(245) 2015/05/21(Thu) 03時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

  [ その光景に、 

    ( ああ、 きれいだ、 )

    なあんて、血錆に塗れた叢のうえで
    星のかがやきと あかいろと、

    透き通る、誇り高き黒妖犬のすがたに。
    見惚れ、惹かれ  ―――  、 ]

   [ ―― ぼくも、いつか、  ]

  [ それが、ねえさんであることを。
        忘れても、その黒狗の姿は。

    漆黒の毛並みの狼は。  
    脳裏に焼き付いたまま、
    ずっと ずっと 離れることはなかった。 ]

  [ ――― 冥府の黒妖犬<ヘルハウンド>。]

(246) 2015/05/21(Thu) 03時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[ぼくたちは、そう呼ばれている、らしい。

  人狼族でありながらも
  北斗の死棺の力を得た 特異の血統、と。
  母が話してくれたのは、いつの噺だったろう。

  力を継いだ末裔は、
  北斗の星の名を名に、
  身に七星を描いたよな
  星陣を刻みて、続いてゆく。

  他と混ざりあう中薄れ、
  母さんはその血脈の呪縛を継がなかった。
  けれど ねえさんが、色濃く継いだものだから、
          ぼくは ほんの薄くではあれ。 ]

  [ 身に、星の呪いを刻んでいた。 ]
  [ それは、散り際に、
    ――― 死の国へ生者を連れ帰る、
        死神のよな一族の、呼称。*]

(247) 2015/05/21(Thu) 03時頃

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