人狼議事


190 【身内村】宇宙奇病村

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【人】 重層培養 イースター

……そうだね。
ミッちゃんのメンテ、よろしく頼むよ。
本人はどう言うかわからないけど、頑張ってくれてたからね。

ついでに、覚えてたら「ご協力ありがとうございました」って伝えておいてくれる?

思ったより時間かかったけど、この二週間でミッちゃんのAIの解析は終わったよ。
この後、部屋で船内AIの修正作業に入ろうと思ってる。


[言いながら、出て行くワクラバを見送った。
 次元航法装置も復旧の目処が立ってきたし……
 そろそろ、おイタをしてくれたバカAIの性根を叩き直してやらなきゃな。]

(42) 2016/05/21(Sat) 01時半頃


『ね。経つ前に結婚しない?』

[枕に横向きに頭を預けた女性が、隣で仰向けになっているワレンチナにそう零した。
ワレンチナは横目で彼女を見る。緩慢に視線を中に漂わせたのち、起き上がり、前髪を掻き上げた。二人とも、衣服は身につけていない。]

『急だね』
『だって。最低でも数ヶ月、下手したら2年くらい会えなくなるでしょ』
『慣れてるでしょ?僕が長く戻らないのは』
『そうだけど……んー』

[女性がシーツの中で身じろぎする。]


『子どもほしいの。ティナの精細胞作って人工授精させる』


[瞬間、ワレンチナの動きがぴたりと止まった。
額に当てていた手がシーツの上に降りる。]


[今や同性婚は珍しいものではなく、地域階級種族を問わず自由に行うことができる。しかし遺伝子操作によって同性同士の子どもを作る場合、婚姻届はもとより、他にもそれなりの認証や準備が必要だった。]

『だから……急だね』
『うーん。そろそろかな?みたいな。ずっと考えてたけど』
『……』
『やなの?帰ってきた時、子どもが産まれてたら』

[寝転がったままの女性が、いたずらっぽくくすくす笑う。

ワレンチナは彼女を肩越しに見ようとして、しかし視線をどこか遠くに置いたまま。振り返ることなく、ベッドの上で長く細く息を吐いた。]


『嫌だな。寒気がする』


[普段のワレンチナからはあまり想像のつかない、恐ろしく冷たい声音だった。]


【人】 重層培養 イースター

― 現在 / コンソールルーム ―

(>>27)

 ……ワクさん。

[変換機の検証の件で通信開こうとチャンネル回したら、途端これだよ。
 て言うかメンテナンスしてるんじゃなかったのかよ。
 さすがにびっくりするからやめて欲しいなまったく。]

 えーっと……ぶっちゃけトーク大会開催中?
 私あまり秘密とか無くて混ざれないけど、聞いててオーケーなヤツかい、これ。

(43) 2016/05/21(Sat) 01時半頃

[女性は一瞬ぽかんとしたのち、目にいっぱいの涙を溜めたかと思うと、子どものようにわあわあと泣いてワレンチナをなじった。しかし何を言われても、ワレンチナの態度は変わらなかった。自分の子を女性が孕む。それを想像した瞬間、今まで経験したことのないような、途轍もない不快感がワレンチナを支配したために。

そうしてそのまま、ワレンチナは母星を発った。
未開のPavr=opety星へ、学者としての経歴に華々しい色を添える為に。]



(思えば理由は単純だった)

[ぼんやりと意識の海に漂いながら、ワレンチナは薄く目を開く。]

(それは、僕が、僕自身が……)

[涙が溢れる。粘性の高いPavr=opetyの海において、涙はすぐさまそこに溶けるということはない。水中に油の球が浮かぶように、少しの間、ワレンチナの涙は桃色の水の中をゆるやかに泳いだ。]

(『産みたい』と。
 『女で在りたい』と、感じていたからだ)

[自身の身体。環境。周囲からの視線。反応。
それらはそれぞれに、薄い薄い膜だった。しかしそれが幾重も幾重も重なって、やがて強固な層となり、ワレンチナの本質を封じていた。
しかし否応にも反応する――それが本能であるがゆえに。]


重層培養 イースターは、メモを貼った。

2016/05/21(Sat) 01時半頃




『こう在りたい、と望み続ければ』
『生物はそのように――進化する?』

(さあ、判らない)
(けれども――Remdaが助けてくれるかもしれない)
(だから、僕は……)


[ふと。水の揺れる、重い感触。
視線を巡らせる――不思議なことに、天地左右、どこにも水面が見受けられた――その中に、]


(シルク)


[『彼』がいた。]


[水にたゆたいながら、ワレンチナはただぼんやりとシルクの姿を見つめていた。薄桃色の水の中にあって、その姿は柔らかくほの白く光って見えた。

水のゆらめくたびに光を弾く絹のような髪、えも言われぬ透明感、男とも女ともつかぬ、一糸纏わぬその姿……]

(きれいだ)

[ワレンチナは何かひどく懐かしいような、寂しいような、嬉しいような気持ちになって、ぼんやりとした表情のまま、涙をこぼした。ふと気がついてみると、ワレンチナもまた何も身には纏っていない。しかし気恥ずかしさはどこにもなかった。]


【人】 重層培養 イースター

― → 自室 ―

(>>56)

[ババアが必死に引き抜いたAIモジュールとメンテナンス用端末を接続しながら、私は開きっぱなしの通信回線から届く声を聞いていた。]

 ……私たちがその「寄生体」とやらにミッちゃんの事を誤認させられてる、って事は。
 症状の進行が遅いってだけで、私たちもとっくにヤられてるって話だよね。

[医務室で寝こけてる連中同様、私も寝落ちたままいつ目を覚まさなくなっても不思議じゃないって事かよ。
 悲惨すぎて笑えてくる。
 笑えないけど。物理的にも。]

(60) 2016/05/21(Sat) 20時頃

【人】 重層培養 イースター

 ……ん?

[ふと、頭に浮かんだ一つの仮説。]

 いや、待て。待って。
 そういう、事か……?

 ――――、…… ヘイ、モフっち。

 聞こえる? 聞こえてる?
 ミッちゃんとワクさんの会話は把握してる?

 ちょっと、話しておきたい事というか、思い付きというか……
 いや、見当外れっぽかったら無視してくれて構わないんだけどさ、

[どうも最近やたらと思い悩んでる様子のネズ公……この船で最も医学に長けたそいつに、私は通信を飛ばした。]

(63) 2016/05/21(Sat) 20時半頃

【人】 重層培養 イースター

(>>66)

[返答が有った。何やらぶつぶつ言っているが、取り敢えず私の考えを伝える事にする。]

 ……いや、ね。
 船内AIがおかしくなったのが、どうしても疑問だったんだ。
 タイミング的には例の彗星の後――って感じで、何となく釈然としないのにそのままになってたんだけど。

 ……実は、どこもおかしくなってなかったんじゃないか、って。
 今、ちょっと思ってさ。

 何と言うかさ、あのシステムエラー騒ぎの時。
 単純な故障って感じじゃなくて、小狡い計算で私たちを的確に殺そうとしてきてたじゃない。

 本来、調査団を守るべきAIが、私たちを殺そうとする理由、ひとつ有るな、って。

 ……未開の星系から、未知の脅威を、私たちの星系に持ち帰らせない、ため。
 私たち以上に優先度を高く設定された――私たちの母星を守るため、だったんじゃないかな、と思ったんだ。

(69) 2016/05/21(Sat) 20時半頃

【人】 重層培養 イースター

 えーっと、だから、言いたいのは。

 ……この船のAIは、かなり早い段階で、「寄生体」とやらを検出できていたんじゃないかな、って事。

 調査直後のバイタルチェックとかはAIも参照してるだろうし、他の要因もあるのかもしれない。

 ……まあ、本当に思い付きだから、実際はどうかわからないけど、仮にそうだとして。

 AIが寄生体を検出した瞬間の判断基準……そのログや分析結果を抽出することが、もしできたら。
 それは、モフっちが寄生体とやらの事を調べるのに、役に立つ?

(70) 2016/05/21(Sat) 20時半頃

【人】 重層培養 イースター

(>>72)

 私もだいぶ荒唐無稽な事言ってると思うから、どうかな、ってとこだけど……
 仮にビンゴだったら、データ自体は暗号化されてアーカイブされてるはず。
 今は止めてるAIを復旧されれば、簡単に読めるようになるよ。

 1時間ほど待ってて。
 ヤンファお姉様が引っこ抜いたAIモジュールを、これから直すから。
 ……さっきの思い付きが合ってたら、直すって言うかむしろ私たちに都合良くブッ壊すって事になるけど。

[私にとっては、そっちの方が俄然やる気が上がるってもんだ。]

 じゃ、ちょっと集中するから暫く黙るよ。

(74) 2016/05/21(Sat) 21時頃

[頬に温かい物が当たる。
それは緩やかな水流に乗って、届けられた。
薄桃色の流れの先へ、目線を向ける。
探していた姿が、そこにあった。
ゆっくと流れに逆らって、近づいていく]

[近づくにつれ、彼女の顔がはっきりと見えてくる。
寂しさの混じった、その表情が。
先ほど頬に当たった暖かさを思い出す。
寂しさを抱いて泣いている女の子が、目の前にいる。
だから――]

[両手を伸ばし柔らかに、抱きとめた。
まるで、彼女を包み込むかのように]


【人】 重層培養 イースター

― 自室 ―

[作業用BGM代わりに通信は開いたまま、私はメンテナンス用端末に向き直る――前に、集中するための準備だ。]

[まず、服を脱いだ。全部だ。全裸だ。]

[私は決して変態じゃない。
 これは単に、身に纏わりつく余計な感触を絶って集中するためだ。
 実際、私の部隊ではオペレーションルームで常に全裸という奴らだって何人もいる。
 良識派の私はさすがに一人の時にしか脱がないけど。]

(77) 2016/05/21(Sat) 21時半頃

【人】 重層培養 イースター

[次に、頭に繋がっている方の個人端末で、一つのファイルを起動した。
 特製バーチャルキノコだ。]

[それも、ジジイやワクラバへ前に送ったような子供騙しじゃない。
 子供のキノコ嫌いを矯正できる程度じゃ、私の脳のリミッターは騙せない。]

[感覚データの配合自体はここ数日の空き時間で組んだ急拵えだけど、私のシマでも持っているだけで怖い制服の奴らが飛んでくるヤツだ。
 宇宙まで飛んで来れるもんなら来てみやがれ、って話なので、今回はこういったドーピングだって使ってやる。]

(81) 2016/05/21(Sat) 21時半頃

【人】 重層培養 イースター


 フゥ……
 

(82) 2016/05/21(Sat) 21時半頃

イースターは、寝不足で淀んでいた思考が急激に冴えていくのを感じた。

2016/05/21(Sat) 21時半頃


/* うわーみんな頑張れ! */


【人】 重層培養 イースター

[良い感じにキノコが美味くなってきたところで、改めて作業用端末へ向き直った。]

[AIモジュールのプロテクトは既に解除済み。
 そもそも軍事用でも無く、あまり攻撃を受ける事を想定していないから守りも最低限だった。
 私にとってこんなの相手にもなりやしない。]

[私が一番苦労し、時間がかかったのはむしろ、ミツボシのAIを解析する方だった。
 その出所を聞いた今としては納得できるが、見た事も無い造りのそれを解き明かすのは、突然知らない星の遺跡に放り出されて、時代も文明も知らぬままに文字を読み解いていくような作業だった。]

[判断基準のシンプル化を事前にしておいたのが効いて、2週間でようやくその肝心な部分のみ拾えたというところだ。]

(84) 2016/05/21(Sat) 22時半頃

【人】 重層培養 イースター

[その、ミツボシから拝借したデータを、AIモジュールへと組み込んでいく。]

[船員を害するようなフローにアタリをつけて、一部を上書いていきながらも機能自体は決して殺さず。
 不整合を起こしそうな箇所も潰していって――]


 ……、……

(85) 2016/05/21(Sat) 22時半頃

【人】 重層培養 イースター

[こうして改竄をしている時間を、私はプログラムとのコミュニケーションとして捉えている。]

[弱い箇所、敏感な急所を、いやらしく突く。]
[手が出せない箇所、反応の悪い点には固着しない。]

[主導権は完全に私にあった。
 相手の隅々まで意地悪な目で眺めながら経験と勘で要所を責め立てていく内に、快楽物質が分泌される。]

[……セックスで良いんじゃないかなこれもう。私、裸だし。]

(86) 2016/05/21(Sat) 22時半頃

【人】 重層培養 イースター

[だからコイツも私がひん剥いてやるんだ。
 私の前に、全部晒して見ろよ。]

 ……、……

[プログラムとサシでのコミュニケーションは、私を偽る必要が無くて気持ち良い。]

[親に捨てられた私が、気付けばこんな事に手を染めていたのも、きっと代わりとなる何かとの濃密なコミュニケーションを求めて――]

(87) 2016/05/21(Sat) 22時半頃

【人】 重層培養 イースター

 …………………… ブォェロロロロロロ

[ビチャビチャと、口から床に水分が垂れる音とともに、急激に落ち着く。
 チクショウ、久々すぎてキノコの配合トチったみたいだ。
 折角の良い気分が台無しだ。]

 ……オ゛ェッ

[端末やモジュールに吐瀉物がかからなくて良かった。]

(88) 2016/05/21(Sat) 22時半頃

【人】 重層培養 イースター

[それから数分? 数十分? 頭がグルグルしてて定かではなかったけど、]

 ――……AIモジュールの直し、終わったよー。
 ちょっと動けないから、誰か取りに来て、これメインコンピュータに挿してきて……
 
[完成と共に崩れ落ちた。
 うっかり吐瀉物に顔を突っ込む事になって、本当に最低な気分だったけれど、どうにか皆へと通信を飛ばす。]


[あー……服着てないな。まあ 良い  …か。]

(89) 2016/05/21(Sat) 22時半頃

[ゆっくりとシルクが近付いてくる。ワレンチナの目からはふわふわと涙が溢れ続けていて、それらは近付いてくるシルクの頬や、髪や、指先を音も無く柔らかくすり抜けて、やがて海へと溶けていった。

彼の両手が自身に触れるその瞬間まで、ワレンチナの視線はシルクに真っすぐ注がれたまま――そうしてゆるやかに抱きとめられ、一瞬目を見開く。それはあまりに優しい抱擁だった。今までの何もかもを、許してくれるような――]

ふ……、う、
うわああああん。ああーーん。わあーーーん……

[ワレンチナは彼を抱き返して、大声を上げて泣いた。時にしゃくり上げ、いやいやをするように彼の肩に、胸に縋り、泣き続けた。
ワレンチナの泣き声はゆるやかな波となって広がってゆいった。その残響。反響。それらは鐘の鳴るようにどこまでも幽玄に響きあって、その場のすべてを幻のように包んだ。]


『もし、ボクが男の子になったら』

[記憶の中の声がする。ワレンチナはもう、泣き声をあげてはいなかった。それでも未だ遠く響き渡り続ける――もはや掠れに掠れ、ただ不思議なノイズのようになった――声の中で、ワレンチナはゆっくりと顔を上げる。目の前には、どこまでも無垢で透明なシルクの顔があった。ワレンチナは目を見張る。]

(ああ)

『ワレンチナさんは』
『交際相手もしくはそれに類するものに』

(シルク、僕は)

『してみたいと思いますか?』

[泣きながら下唇を噛んで微笑む。シルクを見つめたまま、ワレンチナはゆっくりと首を横に振った。そうして今一度、シルクを両腕で抱きしめる。瞳を閉じ、唇を開く――]


僕は。君のような――
無垢な子どもに、産まれたかった……


[抱きしめる腕に力がこもった。
海が揺れた。星空のように辺りに漂っていたRemdaのすべてが一瞬、一同に震えわななく。
世界が、白くざわめいた。]


【人】 重層培養 イースター

― 自室 ―

(>>90)

 まあ、どっちもかな……

[畜生、良い勘してやがる。]

 これ見て役得と本気で思えるならワクさんだいぶ業が深いよ……

(104) 2016/05/21(Sat) 23時半頃

【人】 重層培養 イースター

― 医務室 ―

[ベッドに寝かされたが、込み上げる吐き気でちょっと寝られそうにないなこれ……]

 取り敢えず、問題無く動いたようで何よりだよ……

[ワクラバがAIモジュールを挿したのだろう。
 順次、船内の管理が復旧しつつあるようだった。
 エネルギーを節約しなければならない現状、一部の機能はセーフモードを維持せざるを得ないけれど……
 まあ、その辺の管理もAIが上手い事やってくれるはずだ。]

 ……、……

[ネズ公が、早速過去の記録を参照してる。
 もう、私が何か言っても邪魔になるだけだろう。]

 ウォェ……

[暫くはベッドでのたうち回るくらいの事しかできそうにない。]

(105) 2016/05/21(Sat) 23時半頃

【人】 重層培養 イースター

(>>108)

 ……本当にそれしか無いの?

[胸糞悪いったらない。]

 無いなら、私はやるんだろうね。
 自分が助かりたいから。

 モフっちの意思に従ってとか
 ミッちゃんが自分で望むからとか

 そういうのじゃなく、他に手が無ければ私はやるだろうさ。

 ……本当、畜生だな。

(117) 2016/05/22(Sun) 00時頃

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