82 【薔薇村企画】 Contagio ―共鳴―
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[―――…生きろ、]
にい、さん……うっ、……
[最期の瞬間まで、思ってくれたその想い。 砕け散った兄の身体の中で、しばらく間、泣いていた。
獣の遠吠えは、まだ遥か彼方―――…
空が白み始めれば、きっと彼らはやってくる。**]
(0) 2013/05/15(Wed) 00時頃
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…………。
[同じようでいて、膜に包まれたような世界で。
薄れた色彩の村の中、男はただそこに立ち何を思うか。]
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―真夜中過ぎ・村長家― [いつまでも 黒い石の塊になってしまった兄の中で泣いていると 気遣わしげに村長が肩を叩く。
明日の朝にでも、葬儀をしてくれると>>83 この村において異質の存在で、
まるで病を持ってきたかのようなのに。 優しい心遣いに、何度も項きながら、さらに涙した。]
ありが、とう……ございます、
[泣き疲れて眠るまで、シーツでくるんだ兄を ずっと抱きしめていた。]
(145) 2013/05/15(Wed) 19時半頃
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―翌朝・村長家― [疲れていたせいで、獣の咆哮に すぐには気付けなかった。
だけど、目覚めた時の村の空気に事態を察知して]
……魔物が!! 守らないと村の人たちを……
[この村を救えたらと思い来たと言うのに、 抱き締めていたシーツを、ベッドにそっと置き。]
兄さん、……僕は、生きるよ 精一杯、生きるよ
(146) 2013/05/15(Wed) 20時頃
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[―――…生きろ、
兄の声がすぐ傍らに、ある気がした。 寝不足のふらふらの身体を無理やり動かし、 鞄の中から、赤い塊を取り出した。
2階から、窓の外を見ると誰かが蹲っている。>>139 そこに迫る影が―――…その数、1匹、]
(147) 2013/05/15(Wed) 20時頃
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危ないっ!!!
[窓を開けて、叫ぶ。 そして、迫る影に赤い塊を投げつけた。
大地で弾けたそれは、赤くドロドロとしたものを撒き散らして 多少は、獣の足を止めることができただろう。**]
(148) 2013/05/15(Wed) 20時頃
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[青年が助けられたようで>>153
ほっと、安堵の息を吐く。]
良かった……、でも、まだ……
[禍々しい気配は消えない。 まだ、いる。もっと、強いのが。
村長の家に入っていくのを見たが>>186、 降りて行っていいものか。正直、戦うことはできない。 だけど、痛み止めか、熱さましくらいは渡しても良いだろうか。
フードをぎゅっと深く被って、階段の傍で、そわそわ。 あの子は確か、壺を使って修行していた子。 だからきっと、栞をくれた子なのだろうけど。 顔を出す勇気が出なかった。
そもそも、今はそんなことしている場合じゃない。**]
(194) 2013/05/15(Wed) 21時半頃
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[そわそわとしていると、また一つ獣の咆哮が響く。
その場所は―――…攻芸[[who]]の家の近くだろうか。]
(212) 2013/05/15(Wed) 22時半頃
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アオォォォォォォォォ――――ン!!!
[仲間の数が減ったから、 後ろで控えていた白い影が、動き出す。
その轟く咆哮にさらに駆ける―――…3つの影が、]
(227) 2013/05/15(Wed) 23時頃
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[白い巨大な狼の呼び声で、 呼び出されたのは、茶色の獣よりも一回り大きい。
黒い毛並みが―――…3匹だった、]
(229) 2013/05/15(Wed) 23時頃
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[轟く咆哮を耳にすれば、 身体が震えるのを止められなかった。
今は、抱きしめて守ってくれる人はいない。
胸に空いた穴。 それが埋まる日は、きっと来ないだろう。]
あぁ、……どうか、アメノマの加護があらんことを
[指を組んで、祈る。 今の自分には、それしかすることができないから―――…**]
(260) 2013/05/16(Thu) 00時頃
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―村長の家― [慌ただしい室内。 けが人の手当てを手伝っていた。
途中で、あの青年と彼のラーマらしき人物が、 家に入ってくるのを見たが、声を掛けることはしなかった。
酷く憔悴している様子で、声を掛けられなかった。 薬を飲んでも病を発症した人がいる。
予防薬は、予防薬。 必ず効くとは限らない。そう説明していたけれど。
副作用が出たのに、効かなかった人もいて 自分を恨む人、憎む人、どうして効かないんだと縋る人。 色々な人がいた。]
……ごめん、なさい、
[その度に、謝ることしかできなかった。**]
(494) 2013/05/16(Thu) 21時半頃
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……ペラジー。
[人の思いに押しつぶされそうになっている弟の肩を抱こうと手を伸ばし、しかし蜃気楼を掴むかのようにそれはすり抜ける。
泣いている時も、震えている時も、何度も繰り返してはもう届かないのだと思い知らされる。]
お前が悪いんじゃない。
[謝る必要なんかないと、繰り返し。
近くても遠すぎる距離に目を伏せた。]
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[どれ程の血が流れたのか。どれ程の人が砕けたのか。 その数は正確には分からない。
なぜ、自分は生きているのだろう。 そう過る度に、聞こえてくるのは、
―――― 生きて くれ。
優しい兄の声。 今生きているのは、それがあるから、**]
(573) 2013/05/17(Fri) 00時頃
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