184 【RP】Septimo Oves Errantes【R18】
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(万が一があれば、己の閉じ込められていた部屋に逃げ込めばその身は助かる?)
[それとも。─────女の部屋だけ出入り自由とされた男尊女卑の配置なのか。 まさか、その罪に対応している者で無いと開かないとまでは想像が廻らずにそんな想像に至っては僅かな苛立ちを覚える。 女だからと馬鹿にしてくらるなと。 しかし、扉を順に巡ってみて、数が合わない事にようやく気付いた。 2人の女、5人の男。 1人の首無し男が出てきた部屋は大量の資料が存在していた。 その資料の部屋の奥には更なる扉。 だが、それとは別に、だれも出てきていないだろう扉がここにあるではないか]
(13) 2016/02/28(Sun) 17時頃
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(─────この先は?)
[もしかして、この奇妙な事に巻き込んでくれた張本人が居るのではないか。 もしかして、灯台下暗しで数ある扉のうち、ここが出口であったりしないか。 小刀を握る手に力を込めながら、胸を高鳴らせてそっと扉を開き中を覗き込んだ。 叶うなら、その中へと警戒しながらも足を踏み入れようとするだろう]
(14) 2016/02/28(Sun) 17時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 17時頃
看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 17時頃
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──扉の間──
[今まで見落としていた9枚目の扉。 そこは確かに開いたものの、寸分違わぬ位置に新たな扉を見つけた(>>#0) それをまた開いても、扉。 更にそれを開いても────]
(…………この先は、無いのでしょうか)
[そう考えもする。然し、死すれば傷は塞がり生き返ってしまう、そんな不可思議な場所だ。 それが、何故なのかは分からない。 それを紐解く為の鍵は圧倒的に足りないのだ。 少し期待していただけに少し落胆しながら、それら何枚かの扉を開けていく。 何枚も────何枚も?]
(………ここに集められたのは、7人。 それに、首無し男。 この扉を抜けば、扉の間には8枚の扉……?)
(21) 2016/02/28(Sun) 18時半頃
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[残念ながら、基督教などの"七つの大罪"はすんなりと思考に現れはしなかった。 しかし、彼方に集められた"罪人の数" 若しくは"彼らの扉の数" または、きりがよく十の数までは続けてみようか、と。 警戒しながらもゆっくりと、何枚も扉を開いてみたならば。
────7枚目の扉の先が、あった]
(22) 2016/02/28(Sun) 18時半頃
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[その、最後の扉を閉じた頃だっただろうか。 扉の並べられた広間に、色欲の男が来ていたのは(>>18ジェフ) 9枚目の扉の前にいた娘にその声が届いていたなら、ギクリと身を強張らせて振り返った事だろう。
時がすれ違っていたならば、知らぬ事であったろうが]
(23) 2016/02/28(Sun) 18時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 19時頃
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[────因みに。
娘の手に入れた小瓶には「劇薬」ではなく、「劇物」と書いてあったようである。
娘は表側の扉まで全て閉じて広間に戻っていたが(>*12>>23)、その後そそくさと"傲慢"の扉の中に入ってしまっていた。
だから"色欲"の男の声は、聞く事はなかったのかもしれなかった]*
(27) 2016/02/28(Sun) 19時半頃
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──傲慢の部屋の中から──
[娘は傲慢と刻まれた部屋に戻り、扉をきっちりと閉ざして一度袴を脱いでいた。 そうして血染めとなった着物を正し、着付け直すとまた袴を履く。 血染めとなった振袖を脱いでしまおうかと迷いはしたが、これを脱いでしまえば下着姿と同義にも思えて心許ない。 此処が女の園ならばともかく、白髪女と自分とを除けば全て男ばかりではないか。 しゅる、しゅる、しゅる。 慣れた手つきで着崩れを直すと、小刀と小瓶との位置を確認してからそっと"傲慢"の扉を押し開いた。
もし、広間に誰か居たならば、先に扉の動きを悟られてしまうかもしれない]
(28) 2016/02/28(Sun) 20時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/02/28(Sun) 21時半頃
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──傲慢の扉から──
[其処に男の気配を確り感じていたならば、娘は扉を開かせた後に素早く閉ざしていたかもしれない。 だが、今は先程手に入れた小瓶の「劇物」が気になってしまっていた。 それを手に入れた事で動揺したのもあるのだろう、その先に更に何かがある事にすら思い至ってはいなかった。 だから何となく視線は伏せられがちに扉から姿を現し、後手に扉を閉ざした所で相手の姿(>>31ジェフ)の姿を確認して目を丸く見開き体を跳ねさせる]
…………………っ!!!
[ひゅ、と喉を鳴らしては少し落ち着いていた顔色が青く染まる。 然し、己の扉の中には、己の資料が隠されている。 言葉を失った今、その所在を確かにさせたくない。 だからこそ、娘は相手に向かい青白い顔ながら膝を曲げ会釈をしてみせた。 そして何事も無かったかのよう、資料室へと向かおうとする。 少し、相手とは距離を置く位置に進路を定めながら]
(32) 2016/02/28(Sun) 22時頃
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[声をかけられ、娘はびくりと肩を震わせた後にそちらに視線を向けていた(>>33ジェフ) その着物は既に血染めとなっている。 青色の着物の胸元が特に、自分で吐いた血で汚れてしまっていたのだから。 その以前にも、男の頚椎を刻んで血飛沫を受けたが、どちらにしろ上半身の着物がよく見れば色濃く染まっている。 しかし、そんな姿であっても娘は眉を跳ね上げては首を左右に振っていた。
そして、すっと指先で相手の顔を示して見せる。
お前の方が余程だと、今の娘には言葉で伝える事が出来ない。 文字で伝えようにも、書くものもなにも持っていないのだ。その前に、そう言えば文字も通じるのかどうか。
指先は相手の顔から、相手のでてきた扉"色欲"へと向けられる。 言葉では無いが、キツく睨む視線から相手に何か伝われば良いのだが。
自分自身はどうなのだと。 色欲の罪の自覚はあるのかと。 その罪状を思い出せば身震いし、知らずのうちにそっと下腹部を守るように片手を添えていた]
(35) 2016/02/28(Sun) 22時半頃
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[こうして相対してみれば、この男も"強欲"の男と同じく穏やかで紳士的だ。 しかし、あの強欲の男もあんな風に狂っていた。 況してや目の前の男の資料を目にした娘は、その警戒を解くことが出来ないでいる。 一歩相手が近付けば、びくんと肩を跳ねさせはするが────]
…………ん、ぁ。
[自分が何かをしたと思われては堪らない。 ───実際に手も出してはいるが、自分の推察が正しいならば"最も罪深き"とされては堪らないのだ。 だからこそ、娘ははしたないと思いはしながらも、僅かに眉を寄せては大きく口を開く。 そして口の中を指差せば、相手には見えた────否、見えなかっただろう。 あるべき場所に、娘の舌先が]
………えう、いあーう。
[舌先が無ければ、明瞭な発音は出来ない。 それでも、まだ相手から自分は聞いてはいない筈のその名前を何とか発音しようとしたが、伝わるだろうか。 しかしやはりハッキリと発音出来ない様は情けなくて、恥ずかしくて。 羞恥に頬を染めては不機嫌そうにプイと顔を横に向けてしまう。 ジワリと涙を滲ませて、今の状況を悔やみ溜息をついた]
(44) 2016/02/29(Mon) 00時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 00時半頃
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──色欲の男→1人資料室へ──
[もし、この舌はどうして喪ったのかを尋ねられたら。 ────尋ねられなければもう一度口の中を指し示してから、そっとその指先をとある扉の文字へと向けた。
"強欲"の扉の文字へ。 彼にやられたと伝われば良い。 ────その選択を選んだのは自分だが、自分の自尊心を悪戯に傷付けてその選択を取らせたのには変わり無いのだから。 しかしそうして見せては、そっと指先を己の唇の前に立てる。
────何か、人の話し声のようなものが聞こえた気がしたのだ(>>48ヨーランダ) 訝しげに眉を寄せ、そっと忍び足で音がしたような"憤怒"の扉へと近づいて見せる。だが]
……………………っ!!!
(54) 2016/02/29(Mon) 19時頃
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[そこに、密やかながら男女の声が聞こえれば息を呑んだ。 頬の赤味が強くなるのは、何も直接的に卑猥な声を聞いたからでは無い。 男女の秘め事は見たく無い。聞きたくもない。 こんな、罪人ばかりが集められているかもしれぬ、時代も国も違うかもしれぬ者同士で────はしたない! 男はともかく、女は売女のようではないか────まさか、元いた場所でまさに売女のような扱いを受けていたとは思いも寄らぬまま、娘は1人憤る。 1人で衝撃を受け、"色欲"の男が何かを言ったとしても何も聞かずに夢中で走り逃げ出すのだ。
────冷静であれば、先ほど確かめたのだから"強欲"の扉へと逃げ込めば良かったのかもしれない。 しかし、強欲と嫉妬、女性2人の扉への出入りを確認してしまったからこそ、自分の部屋が扉さえ閉ざされれば自分もそこに閉じ篭れる、とは思い至れなかったのだ。
だから、娘は逃げ場を求めて資料室へ。
────暫し走り、1人になれば蹲り頭を抱え込んでしまうのだ]*
(55) 2016/02/29(Mon) 19時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 19時半頃
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──資料の間で、1人──
[本棚ばかりが続く場所で1人蹲る。 誰か周りにいただろうか。いまの娘はただ酷く混乱していて、頭を抱え込んで全ての周りのものを拒絶しようとしていた。心の臓がやけに煩い。 目の縁に塩辛い滴が溜まり、舌を失った口内に悪戯に唾液が溜まり、ゲホゲホと苦しげにそれを床へと吐き出した。
苦しい。 嫌だ。 見苦しい。 はしたない。 嫌らしい。 破廉恥な。 恐ろしい。 怖い。
────何故自分がこんな目に]
(58) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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(……………堕ちてたまるものですか)
[ぐいと口元を拭う。 傲慢な娘は恐怖を飲み込み、哀しみを苛立ちへとすり替える。 涙を拭い、自分を屈させようとする負の感情を逆に押し込めて顔を上げた。
そう、原点に戻ろう。 あの小瓶の部屋を調べたくはあるが────今更、1人であの部屋に行くのは嫌だ。 色欲の男が調べているかもしれぬが、まだ見ていない他の人物らの資料も気になる。果たして、どんな罪人か。
すう、はあ、と深く呼吸を繰り返しては凛とした表情を取り戻し、床に座したまま資料を見比べ始めていく。
果たして、今回の人物らの資料は手に入るかどうか]
(59) 2016/02/29(Mon) 21時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/02/29(Mon) 23時頃
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──資料の間──
[狂ったような笑い声はどこから響いていたか(>>60>>61オスカー) ビクッと体を震わせてしまう。此処には狂った人間がどれだけ居たのだろう。 その笑い声が近づいてくる気配は無いようだが、暫しあたりの気配を伺ってから、小さくため息をついて資料を探していく]
(63) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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["Nicholas de Fontbrune" そう名が記された資料に目を通し、その顔を強張らせていた。 其処に貼られた写真は見知らぬ相手のものだ。 然し、其処に並べられた"人形"の文字。 そして"愛娘ララ"の名。 奇妙に一致し過ぎた符号に首を捻る。 写真に手を伸ばせば、成る程、これを剥がして取り替えることも可能なのだろう。 若しかしたらこれは、あの強欲な男の物なのかもしれない。
然し、これでは証明できぬ。 この舌では問いただす事も出来ぬ。 もし、生き返ると知っていたなら、切り離したものが戻らずに傷がふさがると知っていたなら、あんな馬鹿な真似はしなかったのに。 改竄されてしまっている可能性に気付きながら、それを指摘できない娘はそっとその資料を本棚へと返した]
(64) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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["Yolanda Patric Shilton" 写真は確かにあの女のもの。 しかしその経歴を見れば、思わず眉を顰めてしまっていた。 何と哀れな身の上だ、父親に折檻されて生きて、窃盗を繰り返すなど余程の貧困層なのだろうか。 しかし、だからと言ってこの犯行の理由がよくわからない。それは、娘と育った環境が違いすぎるからかもしれない。 哀れだ。しかし、愚かだと思ってしまう。 貧しいとは悲しいことだとも。 娘はそんな風に女の資料を見下すように眺めてはまた、本棚へと戻す。 小さくため息をつき、そっと資料探しを続行した]
(65) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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[そんな風に真剣に資料の山と向き合い探し続けて、暫く。 いつの間にか娘は、先程自分が殺し、舌を失い死に至ったあの凶行の現場へと再び訪れてしまっていた。 血の強い匂いと、本棚から落とされた資料の山を見れば思わず眉を顰めてしまう。 しかし、そう言えばあの"色欲"の資料は"強欲"の男に一度預けていた。 それでは、ここで警官の男──"憤怒"の男と小競り合いになった際、その資料はこの山となったそれの中に埋もれたのだろうか。 そう思いはするが、かなりの資料の散らばり具合と、自分たちが流した血の量にその中から探し出そうという気は起こらない。しかし]
(警官の男と、人形……私の他に娘はあの白髪女? ………この地下室に、逃げ込んでいた? でも、彼方の扉からは、男女の声……)
(66) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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[そう、いつの間にか。 地下室にいたと想定される人物ら、特に自分の他では唯一の女である白髪の娘は地下室ではなく彼方の、憤怒の部屋にいたようだ。 なら、ここにはもう誰もいないか、警官の男か、…全く別の何者かが居ても可笑しくはない。 試しにドアノブを回してみれば、鍵は閉まっていなかった(>>41) そっと扉を開き中を覗き込む。 血と、それ以外の嗅ぎ慣れぬ臭気にウッと呻いて顔を背けたが──何かある、という事だろうか。 まさか、幾度も情事と破壊を繰り返していたとは気づいていない]
(何か、この奥に隠されてはいないかしら………?)
[先程は入れなかった場所である。 何かしら武器も見つかるかもしれない。 娘は意を決し、地下への扉を開き階段をゆっくりと降りていく。
内側から施錠をしなかったのは、中に危険な人物が居た場合、逃げやすくする為だが、それが良い一手となるか悪しき一手となるかは、まだわからない]**
(67) 2016/03/01(Tue) 01時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/03/01(Tue) 01時頃
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──地下室──
[地下への階段を下っていく。 強くなる血と、それとは別の生臭い匂いに吐き気を催しながらも何とか嘔吐する事なくベッドの並ぶ場所へと降りる事が出来た。 ベッドは3つ。 一つは血塗れ。しかし、少し乾きつつあったかもしれない。 もう一つも血塗れ。此方は滴るほどの血塗れで、原因の解らぬ生臭さは此方からのようだ。 そして、真新しいベッドが一つ。 更に血の付いたソファが一つ。
──血痕が此処から扉の間へと続いていなかったという事は、首無し男は此処で首を切られたわけでは無いのだろうか? それとも、何かしらされて生き返って歩かされた?何故? もう一つの血の滴るベッドは理由を推測できて眉が寄せられる。 然し、想像の通りだとして、あの男女の仲は理解できない]
(70) 2016/03/01(Tue) 08時半頃
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(ここではしたなく"遊んでいた"、そして殺して殺されて"生き返った"として。 ────あの部屋に居た2人と、ここの部屋にいた2人は、別人なのかしら?)
[若しくは力で女が服従させられたか。 女の方もその身を武器に男を手玉に取ったか。 何方にしろ、おぼこの娘には理解しがたい状態である。 きつく眉を顰めながら、娘は血塗れのソファの裏側を覗き込んでみたり、隙間に何か挟まっていないか調べてみる事にした]**
(71) 2016/03/01(Tue) 08時半頃
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──地下室──
[血まみれのソファの周りを調べて暫く。 薄暗い地下室の中で、ソファ周りで指先にカツリと触れる物があった。 見慣れぬ、少し先の細まった小さな円筒形。金属製のそれが何であるのか、娘には分からなかった。
──父親や兄が軍人であったなら、警察の者であったなら、せめてもう少し先の未来の人間であったなら。 それが何であるのかをきちんと把握出来ただろうし、娘はもっと恐れもしただろう。 だが、娘には分からない。 その円筒形の小さな金属は六つ見つける事が出来たが、これは一体何なのだろう? "弾丸"を目の前に、娘は戸惑う。 見つけたそれらを未使用のベッドに並べ、これを使う場所──若しくは物が見つからぬか、今一度ベッドも探ってみた。 血染めの、特にその血が新しいベッドは近寄るのには勇気が要ったが仕方が無い。己のとって、情報は武器となるやもしれぬ]
(73) 2016/03/01(Tue) 09時半頃
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[ベッドもくまなく調べていけば、血染めのベッドの隙間から"刃こぼれしたナイフ"を見つけた。 これは、何を────意味するのかと想像を巡らせ、「ひっ」と小さく悲鳴を上げて放り投げた。 カツン……と小さな音を立て、刃こぼれしたナイフが床に落ちる。 ここで、"人殺し"をした人間のものだろう。あの男曰く"警官"と"人形"がここに居て、新しい血染めのベッドもあって、そして刃こぼれしたナイフ。 それが実際に彼らが使ったもので無くとも、その想像に至った娘は流石に気分の悪さに口元を押さえた]
(74) 2016/03/01(Tue) 09時半頃
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──思えばあの"警官の男"が"強欲"の男に手を出さなければ。 何方が先に手を出したのか、聞いていたかも知れないが混乱の中で娘はその順序は失念する。 あの男が傷つく事も無く、自分が怯えて手をかける事も無く、目玉を口にする事も無く、自分が舌を失うに至る事も無かった? そんな、理不尽な八つ当たりの矛先が変わりつつある。それは、娘の慣れぬ男女の交わりを匂わされ、その身に潜む劣等感を刺激されたからでもあった。 口元を抑え呼吸を震わせ、そっとそのナイフも持ち上げれば綺麗なベッドの上に放る。 下唇を軽く噛み、今度は床や壁を調べてみよう。 あの、金属製の小さな円筒形を嵌め込む穴が見つかるかもしれぬと]**
(75) 2016/03/01(Tue) 09時半頃
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[地下室の床や壁に、娘は特に何かを見出す事は出来なかった。 小さく溜息をつき、血塗れではないベッドへと向かう。 その上には未使用らしい"弾丸"に"刃こぼれしたナイフ"と、ここで見つけたものが並べられていた。 何処かで使うかもしれない、持ち主を問いただせるかもしれない────いや、今の自分ではそれは無理か。 ならば、他の誰かを介して問いたださせる? ナイフと、あの首無し男の傷口を見比べてみようか。 ──いや、見比べた所で、素人の自分には傷口がどうこうは分からぬか]
(────何方かに見せて反応を見てみましょうか)
[そう思い至れば、このままでは持ち歩きにくいために綺麗なシーツの端をナイフで適当な正方形に切り取り、小さな金属と刃こぼれしたナイフとを共に包み込む。 それを手に、異臭放つこの空間から抜け出そうと階段を登り地下室を後にする事にした。 地下室の扉を開き、外の空気を胸いっぱいに吸い込む。 そして、扉をゆっくりと閉ざす。 自分が鍵を持たぬこの場所は、施錠される事は無い]**
(80) 2016/03/01(Tue) 13時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/03/01(Tue) 13時頃
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──地下室への扉のそば──
[娘は地下室への扉を閉めると、今度は先程は手をつけなかった、自分が舌を失った現場へと視線を向けた。 様々な所に比較的新しい血痕と、そして資料の山。 ────あの山の中に、誰かの資料は混じるだろうか。未だ見ぬ、怠惰や憤怒、暴食の資料は。 近づいては、空になった本棚に資料を戻しながら自分に必要な資料を探し出す。 いずれ、"色欲"の資料も片付けているうちに見つけ出すのかもしれなかった]
(97) 2016/03/01(Tue) 18時半頃
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[資料の山を、その内容を確認しながら元に戻していく。 中には血に塗れた資料もあったが、取り敢えずは今現在関係なければそのまま興味も示さずに本棚へとしまい込む。
やがて、見覚えのある資料が目に入った。 色欲の男"Jeff・Richard"の資料だ。 それに手を伸ばしてはピクリと指先を震わせる。 あの男、自分には罪の意識は無いのだろうか。 強欲の男もそうだ。ここにいる者は皆、罪の意識など無い罪人なのかもしれない。 ────もっとも、それはこの娘とて。 コレを突きつければどんな顔をするだろう。 突きつけて、自分が妙な目に遭うのは避けたいが、生憎今は言葉が喋れない。
然し、写真がすり替えられるなら、コレを見せた所で────改竄されるか。それとも、改竄された後なのか。
ぱらぱらと、頁を捲りつつしばし娘は考えを巡らせる]
(108) 2016/03/01(Tue) 21時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/03/01(Tue) 22時頃
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["Jeff・Richard"の資料を手にして、暫し。 考え込んでいた中で、バサバサと何かが落ちる音が聞こえてきた(>>120ケイイチ) 何事かと眉を顰め、地下で手に入れたものを袂にしまい込み、"色欲"の資料と小刀とを手に踵をゆっくりと鳴らしながらその音の方へと歩いてみる。 やがて、強欲と対峙したらしい警察の男────"憤怒"の男を見れば、何をしているのかと首を傾げた。 何かを探しているようにも見えるが、────何を探しているのか、何をしようとしているのか。 尋ねるための声は失われている。 眉尻を下げ口をへの字にして、喉を軽く押さえてはそっと袂に隠した包みを取り出し、首を傾げながら差し出してみた。 刃こぼれしたナイフと弾丸が包まれたそれは、ナイフの柄のみ飛び出た状態。 果たして、これを見て相手に何か反応はあるだろうかと]
(122) 2016/03/01(Tue) 23時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/03/02(Wed) 00時頃
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["憤怒"の男は何かを取ろうとしているようだった。 落としていたように聞こえた音は、まずは乱雑にファイルを扱う音だったのかもしれない。 何かを見つけたか、それとも逆に隠そうとしているのか。一見しただけでは分からぬが、意外にも怪我かどうかと尋ねられれば目を丸く見開いた(>>126) 一瞬答えに迷った後、首を横に振る。 そして喉をさすって見せた後で眉を寄せつつ指先でバツを作るのだ。 喉が、何かしらで使えないと通じるかどうか。 言葉が発せぬのだと、それだけで伝われば幸いである。
相手に見て良いのかと尋ねられれば頷いて、手に持った包みを差し出した。 どこで、ともし尋ねられれば少し考えた後、自分のきた方────地下室の扉があった方を指し示し、扉を開く仕草と床を示してみせるだろう。 しかし娘には、これが何を指し示すのかは分からず、その問いがあってもなくても首を傾げているのだ。 そうしては、相手から一歩下がる。 ────あの、鮮血滴るベッドを思い出す。 あれは、本当は誰の血であったのだろう?]
(132) 2016/03/02(Wed) 00時半頃
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[しかし、いまの娘にはそれを問うのは無理だ。 だからわずかな警戒を示した後、"色欲"の資料と小刀とを手にしたまま相手の様子を伺ってしまう。 どうやら、このナイフは────少なくとも柄は初めて見るようだけれども、どうなのだろう。 そう言えば、"強欲"の男にはナイフが刺さっていたようだが形状はかなり違ったのだろうか。 僅かな間にかなりのことが連続して起きた。記憶が混乱しつつあるのはその所為だろう。
片手でコメカミを押さえては小さくため息が漏れる。 もし、手持ちの資料にも興味を引かれたなら、相手にそれをそのまま抵抗なくみせるつもりだった]
(133) 2016/03/02(Wed) 00時半頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2016/03/02(Wed) 01時頃
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