人狼議事


159 戦国 BATTLE ROYAL

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[死して奇異な事もあるものだ。
それとも、死人は皆このように彼岸に渡って行ったのか。]


 そちらにいるのは船頭かしら?
 渡し賃の持ち合わせはないのだけれど。

[戦場で相見える機会もなし、一方的に枝上から観られていたばかりで露蝶の顔を知るはずもなく。
姿を見つければ、黄泉への先導人かと声をかけた。]


メモを貼った。


【人】 奇跡の子 カリュクス

 やまば…やえ…

[扇を挟んで向かい合いながら、言葉を覚えたばかりの幼子のようにその名を繰り返す。
ころころと飴玉を転がすようにやえ、やえ、と呟いて。]

 雪はね、花柳藤景虎。
 母の腹を裂いて生まれ、父の首を落とした鬼の子だよ。

[藤の花のようにふわりと微笑む。

景虎の母は、子を産むと引き換えに命を失った。
女を愛していた父は、狂うほどに悲しんだ。
愛する女の命を喰らって生まれた我が子は、恐ろしいほどに愛する人と似た容姿をしていたが、似ているのは面差しばかり。
女の髪が射干玉であれば、子の髪は絹のように白く。
女の瞳が夜のように深い黒であれば、子の瞳は血よりも赤かった。
女を愛するが故に子を憎み。
深く憎めど、女の面影を濃く残すが故に殺すこともままならず。

結果。
男は齢十二の子に首を刎ねられ息絶えた。]

(68) 2015/05/20(Wed) 21時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

 だから今は、雪が花柳藤の当主。

[鉄の扇に食い込ませた刃をぐいと傾ければ、悲鳴を上げたのはどちらの得物か。*]

(69) 2015/05/20(Wed) 21時半頃

[時折、とぷんと波立つ川流れ。耳澄ませ目を伏せること暫し。
 長い髪も背に流したまま、静かに時を待っていたが。
 声がかかって、思わず振り向いた。]

……船頭?
いいや。

[狗神の慈しみと信じ受け入れていた光景に、他人の姿。
 しかも狗神の血分けでない様子が口調からわかって、表情に驚きが乗る。
 いや、しかし、まるで見覚えのない顔では、ない。]

そちらは、李家の伸睦殿か?

[なれば、あそこにいた猛者共は、等しく呼ばれるのだろうか。
 忍の教養として様々を学んできたが、身を持って死を体験するのは、当然ながら初めてだ。
 こういうものだろうかと、軽く瞬く。]


メモを貼った。


[風もないのに静かに船は進んでいる。
気まぐれに立つ細波の揺れなど馬の背に比べれば歩くのは容易い。

かけた声に変えるは否であった。
よくよく見れば、髪を背に流し暗い色の装束を纏った女の姿は船頭にはあまりに似つかわしくない。
血の気の薄い肌の上に口元の紅が鮮やかに目を引いた。]


 あら失敬。

[死出の道にて他者との出会いがあるとは思わなかった。
が、考えてみればあの戦。彼岸へ向かう船はさぞ盛況となっていよう。
ならばこれは、かえって少ないのかもしれない。]


 ええ、そのとおりだけど。
 どこかでお会いしたことあったかしら…?

[紅色の唇から落ちた名に、目を瞬かせる。
生を振り返っても覚えはなく、ふと女性の纏う装束に目を惹かれた。
これと似たものを、関ノ原へと向かう道中で目にした記憶がある。]


 あなたもあの戦にいたの。

[忍には女性もいたのかと死してから新たな事を知り。
敵か味方か。同じ戦場に身を置いていた者と、ここで顔を合わせる奇妙な縁を感じた。]


……いえ、直接は。

[出会ったかどうかを問われ、僅か逡巡する。
 監視をしていたなど、知らないほうがいいはずだ。]

ただ、主が茶飲みに良い友だと貴方のことを話しておりました。

[それで主が知れようか。心当たりが多くあるようなら、鷹船悠仁の名くらいは出すつもりだ。
 死出の路、隠し事などもう意味を成すまい。]


ええ。
天下を討ち、そして討ち取られました。
実のある戦いであったと、思っていますよ。

[その点においては、悔いなどない。良き手合いであったと思える。
 西に身を置く彼が、その言葉をどう思うかは――彼のみぞ知る。]

ここにも茶があるといいのですがね。
貴方と飲む茶の味が、気になりますから。

[総軍裏切りながらも、討ちたくないと言わしめる男。
 さてどのような男かと、気になってはいた。]


【人】 奇跡の子 カリュクス

[八重の持つ鉄の扇を砕こうと込めた力は、烈破の声と共に受け流される>>80

…ほういち?

[静かな声音で、誰かの名を口にした八重にこてりと首をかたむける。

誰?ダレ?
ねぇ、雪がここにいるのに。雪はここにいるのに。

頼りなく揺れた灼眼。
歳相応よりも幼く、まるで迷子の子供の様に頼りのない表情を見せたのは一瞬。]

「てっぽぉぉおおおおお!!!撃ち さらせぇえぇぇええええ!!!」

>>82八重の丹田から気力もろとも絞り出したかのような八重の声を正面から受けて、ビリビリと肌が震え白髪が風に煽られたように後ろへなびく。]

(86) 2015/05/20(Wed) 22時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

 ―――ッ!!

[自軍の横腹を抉った、重く地を揺るがす銃弾の音が十重二十重と重なり響く。
咄嗟に鉄扇へ食い込ませた刃を引き抜いて後ろへ飛べば、先ほどまで自分が立っていた場所に砲弾を思わせる鉄の弾が地面を抉って深々と埋まった。

隅慈の弾雨より質量も球数も圧倒的に多い鉄の雨。
戦の最中。絶えず笑っていた景虎の顔が苦渋に歪む。
ひとつやふたつであれば、狙いを定めれば弾を切ることもできるだろう。
しかしこうも闇雲に降られては、ひとつを斬る間に八重の鉄扇に捉えらえてしまいそうだ。


くるり、ゆらり、ひらり、はらり。

鉄の弾降り注ぐ関ノ原を、円を描くように舞いながら。
まるで初めから示し合わせていたかのように。
剣と扇で完成された一つの舞いを舞うように、剣戟を響かせながらも歩みは止めず。]

(87) 2015/05/20(Wed) 22時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

 ………あはっ。

[打ち合う刹那。間近で目が合えば、景虎の顔を彩るのはやはり歓喜の笑み。
死と隣り合わせであるはずなのに、死神の鎌が薄皮一枚を裂いて優しく撫でる感触すらも楽しむさまはまるで狂気だ。]

[八重の扇を受け流すのに夢中で、捌ききれなかった鉄の弾がひとつ、ふたつ、戦場で舞うには小さな景虎の身体を撃つ。

したたかに右肩を撃たれてよろめいて。]

(88) 2015/05/20(Wed) 23時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

 ――おいで。桜の古木を、藤の花で飾ってあげる。

[微かに血を吐いた唇が、優しく弧を描いた。*]

(89) 2015/05/20(Wed) 23時頃

[奇矯な口調より、良し悪しはともかく人の記憶には残りやすい名ではあるだろう。
何処で擦れ違ったかと思ったが、どうやら縁は人伝てであったようだ。]


 悠仁殿のところにいたのねぇ。
 仕えるに、気持ちの良い御仁だったのではなくて?

[伸睦を茶飲みの友として挙げる心当たりはそう多くない。
その内で、最も記憶の浅瀬にいた名を挙げ同意を得られれば口端に笑みを刻んだ。]


[ああ、問わない方が吉であったか、と。
総大将である祭文の仇を目の前にして、笑みを潜め、目を細めた。

しかし仇討ち相手もすでに同じ黄泉路についている。
彼岸へ恨みを持ち込んだところで晴らす術など見出せまいと。波打つ感情を潜めやれる己は、忠実を掲げる割に冷淡であったのかもしれない。

目を伏せしばらくの沈黙の後。
喉の渇きを覚えて、こほりとひとつ空咳を零した。]


 そうね。私も飲みたいところだわ。
 水上での一席はぜひとも設けたいものだけど。

 ……悠仁殿はあなたに何を吹き込んでいたのかしら。
 さした手前でもないのよ?

[視線をあげ、苦笑を浮かべる。
しかし先の見えない船旅である事だし、湯くらいは念じたら出てきたりしないだろうか。
それもまた、まだ世俗から抜け切らないからこその考えか。]


ええ。
主命に応えること叶わず、申し訳ない思いです。

[己を見、影を見出した慧眼。野心家の男は戦にも事欠かず、好きに泳がせてくれるところもまた、やりやすく。
 良い主だった。気持ちの良い、という評価に、頷く。]


……殴られるか斬られるかくらいは、するかと思いましたが。

[存外、李伸睦は冷静なようだった。
 潜まる笑みに、三途の川流れの上でもぴりと皮膚に緊張が走ったが、細まりやがて伏せられた瞳は再び開くまでに長く時を要し、それまで得物に手をかける様は見られなかった。]

水上の一席。良いですね。

[何を吹き込んだかと言われれば、薄く笑って]

天下のため友軍を裏切っても、一個人として討ちたくない男だと聞き及んでおります。


楼船のようですから、酒席宴席の用意などがあっても可笑しくはありませんが。

[立派な柱に触れる。船頭よろしく甲板に居らずとも、中に行くのも悪くない。
 黄泉路の船がそれほど用意のいいものかは知らないが、中に入れないわけではなかろうと、戸を開ける。]


【人】 奇跡の子 カリュクス

 ふふっ
 雪が逝くまで、八重は覚えていてくれるの?

>>98息を切らせてもなお、鉄扇を構えるその姿は凛として揺るがない。
その立ち姿を美しいと感じる心が景虎の中に育っていない事は残念だが。

五合、十合と打ち合い、最後。
迫り来る八重の鉄扇をいなそうと剣を振るえば、山芭の大鉄砲で痛めた肩が僅かに震えて。

それは、瞬き一回程の時間。
動きの止まったその一瞬に、鉄の扇が白牡丹の咲く袖と共に脇腹を裂く。

痛みが焼ける様な熱となって全身を駆け巡る中。
遠くに見えた黒い影>>56に歪めた唇を笑みの形に吊りあげて。]

(110) 2015/05/21(Thu) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

―― ジャラリ

[桜の古木に藤の枝が絡み付くように、八重の身体に関節剣がぐるりと絡みつく。
美しく咲く藤の花は他の木に絡み付き、それを締め付けながら徐々に太く、大きく育つ絞め殺しの木。
如何に大きく、如何に樹皮を厚くした古木であろうと、憑りつかれてしまえばそれで最期。]

 …ばいばい。

[剣を引けば独楽のように。
老いた桜は散り、その血を受けて藤の花が赤く染まる。

八重の桜が散れば、夏が訪れる前に藤の花が咲くのは世の常なれば。
その藤が後を追うように散るのも、また…。*]

(111) 2015/05/21(Thu) 00時頃

[瞬きをし、言葉を喋れど死人である。
骸の血を吸わせる趣味はないのだ。
ここまで付いてきてくれた愛刀の柄を軽く撫でるが、握り向ける事はなく。ただ肩を竦めるのみ。

水上での茶席に同意を得られ、目元を緩めた。]


 甘い御仁ねぇ。
 そんなこと言いつつも、
 戦場で会ったら絶対槍雨降らせてきたでしょうけど。

[文といい、敵となっても心を裂いてくれるとは。
しかし敵として対峙した時の行動は容易に想像できた。]


 ここでもって世俗から抜け出るのではなかったかしら…?

[しかし露蝶の触れている柱もそこから連なる屋根も、しっかりとした上物だ。
口先ではそうも言うが、入った先に本当に酒があれば手向けとしてありがたくいただく気はある。

彼女の背を追って戸をくぐり、並べられた円座の数に、やはり後続があるのだと思い至った。]


 ……なんだか色々あるわねぇ。

[一目では何があるかすべてを把握しきれないが。
本当に、酒席宴席が開けかねない。]


奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2015/05/21(Thu) 00時頃


【人】 奇跡の子 カリュクス

[八重の骸を足元に。
シュタ、と眼前に降り立った小太郎にふわりと微笑む。
八重が倒れた今、景虎たちの上に鉄の雨が降ることはないが。
周囲の剣戟、銃声が入り乱れる中で、張り上げた小太郎の声はよく響いた。]

 うん。
 おかえり、こたろー。
 
[土産と称した報告を聞きながら、剣を引いて太刀に戻し、着物の袖で血糊を拭って鞘へ戻す。
後方に土下の軍勢と聞けば、疲労と痛みに青ざめた顔へ僅かに朱がさす。]

 土下?
 本当?!

[小太郎が構えて放った苦無の行く先など目も向けず。
左手で小太郎の服の裾をちょんと摘まんで遠方を睨む横顔を見上げる。]

(122) 2015/05/21(Thu) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

 あ、そうだこたろー。
 風間の痛みどめ、ちょーだい?

[ん。と掌を差し出して、薬をおねだり。
忍びの薬がよく効くことは、過去の戦場で経験済みなのだ。

もし、今景虎の風貌をよく確かめたのなら。
既に止まっているもののこめかみは切れて血を流し、綺麗にそろえられていた白髪はひと房が不自然な長さで切り落とされ。
着物の左袖は引き裂かれ、裾の方に咲いていた大輪の白牡丹は桃色に染まっていることは気付けただろう。
目敏ければ、利き腕である右肩を庇うような動きにも気づいたかもしれない。

それでも、この花柳藤景虎に戦から引く気は毛頭ないのだが。*]

(123) 2015/05/21(Thu) 00時半頃

奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2015/05/21(Thu) 00時半頃


[李の手が刀の柄に伸びれば、受けるべく手が匕首を探る。
 しかし匕首自体は見つからず。こちらに刃が向くこともない。こちらも肩を竦めた。
 鷹船に対する評価に目を伏せ、吐息で笑う。]

……でしょうね。

[あれも、戦いをやめられなさそうな男だと思う。
 共に並び立てないのなら、容赦なく槍を振るう。
 鷹の文からも、見て取れた。]


楼船など、世俗の塊のようなものではないですか。
案外、煩悩を吐き出しきれというのかもしれませんよ。

[部屋を見ると置かれているものを検分してしまうのは忍の性か。
 火鉢に水瓶、盃に茶器といったひと揃えは確認できた。

 広い空間。設えられた酒器茶器の数からしても、二人が逝くための船でないことは自明。]

……点てますか?

[これで茶の湯をするなというのも、不思議に思えるほどの用意がされている。
 ついと、後続の李に視線を向けた。]


 違いない。

[両断する言葉に、それもまた一理と含み笑う。
六文なしに船に乗っているのだが、これは身包み程度で済むのだろうか。

調度を検める露蝶の後ろから眺めていれば、何かを確認しているよう。
振り向き尋ねられれば、彼女が何を確かめていたか、置かれた一式に視線が向いた。]


 そうねぇ……。
 お相手がいるならば、一席。

[飲んでくれるかしら、と尋ね。
承諾が得られれば、一式をそろえ、簡易ながらの茶席を設けることだろう。]


【人】 奇跡の子 カリュクス

 ふふっ
 そーだねぇ
 こたろーは、雪に嘘をつかないもんね。

>>137それが金で結ばれた主従関係故だと理解したうえで笑う。
笑って、手渡された薬を大事に握りしめた。]

 …うん、わかってるよ。
 
[勝つこと。生き残ることを念頭に置くなら、今は撤退してでも回復の時を待つべきだと。
それでも歩みは止まらない。止められないのだ。

止まれば終わる。臆せば死ぬ。

苦い丸薬を口に含み、水も飲まずに噛み砕いた。]

(145) 2015/05/21(Thu) 01時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[遠く、小太郎の視線の先。
隅慈の旗印に土下の旗が混ざるのが見えた。
ならば、鬼姫と共に土下富楽もそこにいるのだろう。

忍刀を抜く小太郎の隣り。
景虎は半端に避けた左袖を引き千切り、不敵に笑って見せた。]

 こたろー、酷い主に雇われちゃったね。

 でもね。大丈夫だよ。
 地獄までついて来て、なんて、言わないから。

[一体どれだけの大金を積めば、風間小太郎をあの世まで連れてゆけるのか。なんて。
悪ふざけを考えて笑い、一歩を踏み出す。]

(147) 2015/05/21(Thu) 01時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

 そこにおられるは土下 富楽殿とお見受けいたします!
 よろしければ、一手お相手いただけませぬか!

[張り上げた声は、先のつぶやきを掻き消すように蒼天へ響いた*]

(150) 2015/05/21(Thu) 01時頃

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