人狼議事


158 Anotherday for "wolves"

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【人】 逃亡者 メルヤ

    名前を呼んでもらえるだけで、
    ボクは、いいの。

[まだ青い空に、星は、またたく。

 映る、振り返った姿に、またぱちり。
 二枚の硝子の奥は 逆光に照らされ、
 うまく みえず。

 静寂が、ちょっぴり、細まった。 ]

(231) 2015/05/16(Sat) 19時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[ 糸が、断たれる音がする。
  つないだ手が、解けたあの日を見て。
  虚ろがまた、とおのく。

   差し出されれば、
   『ボク』のものではない掌をひらいて。
   まっかな、柘榴石がのっかったのを見た。]

  [ それを、じいっと、見て。 ]

   …… わかった。
       『渡しておくね』。

[ 持つべき、器の主に。
 語られずとも、燃ゆるいろを。

  ぐ、と握って。外套の内側、
  乱雑に縫い付けられたポケットの中に落とした。]

(234) 2015/05/16(Sat) 19時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[ ――― そうして。


   何も語らない後姿を、閑に追い。
   何も持っていない、少女は。

     ふ、と。

   聞こえても 聞こえなくても。
   いいよな 音を、風に乗せ。

 そのまま、駱駝色の少女をみつけるまで。
 また 透明色のように薄れさせて、
  
     ひた。 歩く。 *]

   

(235) 2015/05/16(Sat) 19時半頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2015/05/16(Sat) 19時半頃


逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2015/05/16(Sat) 22時半頃


─ 回想 ─

ああ、そうだな。

じゃあ、今夜は秘蔵の蜂蜜酒をあけてみよう。
味見をしてみようと思っていたんだ。
…付き合っておくれ。

[傍らを歩むグレッグを見返して微笑んだ。
確かに、甥はもう随分と成長をした。
幾ら当時の少年の姿を思い出してみたとしても、
今では充分立派な、一人の男だ。

時折、若い頃の兄に似ているなと思うことがある。
けれど兄より自分より、もっと快活で良い男になったと見えてしまうのは”親の欲目”か]

(そうだろう?兄さん)

[もう一人の息子、もう一人の子ども。
もう長いこと、そんな風に過ごしている甥の姿に目を細める



「処刑先は──」


[琥珀の双眸が、レンズ越しに向けられる
凍りつく空気、息を呑む音。
その中で、男は”ついにこの時が来た”と思っていた。

冷ややかな瞳が向けられる。
それを見返す胸のうちに、満足のようなものがある。
心密やかな願いの叶う時。

琥珀にちらつく、微かな迷いと恐れ。
それを、今は色を隠すことをしない鳶色が見つめ返した。

男の頬が上がりかける。
どうしたというのだろう。笑い返そうとでもいうのか]


……っ

[乱暴な力で押さえられ、手を戒められる。
自由を奪われれば抵抗のしようもない。
今更抵抗しようとも思ってはいなかったが。

ただ、気掛かりは確かにあった。
ざわめく面々、それらには目も遣らずに振り返る。
蒼白な顔をしたグレッグと、信じられないといった顔をしたメアリーを]


「どうしてお父さん“まで”殺すの!?」

[娘が叫んで、スティーブンにしがみつく
その姿に、心が痛んだ。

”願い”に、彼女のことは考慮されていない。
ひどく我侭で、自分勝手な望みなのだから。
…けれど。娘を愛しく思う心は、それとはまた別のものだ。

少しずつ狂っていた男に残されてた、確かな…──ひかり。]


メアリー、

[呼びかけようにも、身体は強引に前へ運ばれていく。
それでも首を捻って後ろを見れば、目を見開いた甥が見えた。

叔父さん、と。
いつものように名ではなく、そう呼ぶ甥に呼び返したくても、もう声が届きそうにない]


メアリー!!やめろ!!!

[ただ。医師が娘を突き飛ばした、その時だけは。
身をよじって、必死に声をあげた。
抵抗すると見られれば、手は更に乱暴になるだろうか。

知ったことではなかった。
愛しい娘。かわいいかわいい、キャサリンの忘れ形見。
彼女が、彼女とグレッグが生き延びることだけが、
幸せになることだけが───…


  ( ”あの子たち”が )


             … 最後の、望みであるのだから]


[暗い森を、よろめきつつ歩きゆく。
空気は湿って、村のざわめきもすぐに遠くなった。

かの青年に、いつか聞かせて貰うはずだった御伽噺も。
必死に追いかけてくる愛しい娘も。
呆然と此方を見ていた甥っ子も。


 次第に、遠く、向こうになり]


…スティーヴ、

[名を呼んでも、返事はない。
だから二人とも黙々と少し歩いた。

 ( ああ、この木は、)


        『 ルパート 』


       ( 君と木登りした木だったね。)


名を呼ぶ声も、その景色も。
昔とは随分変わってしまった]


…────、

[振り返らないかつての友の声を聞く。
その男の頬が、再び淡く引き上げられた。

そう、確かに自分は彼にそう言った。
彼だけには、そう言った。


生きなければならないはずだった。
自分も生きるようにと、言ってくれたのは誰だった?
そう、可愛い娘も甥もいる。
彼らを遺してはいけないはずだった。
その為に、今もこれからも生きていくはずだった。

けれど、いつまでだろう。
いつまでそうして、死んだように生きなければならないのか。
心捧げた愛は呆気なく逝ってしまった。
目の前のこの男が見殺しにしてしまった]


[死にたかった。
ずっと死にたかった、死ぬようにして生き続けてきた。

狂っている?そうかも知れない。
…───いや。
どうして”男だけが”正常ではないと言い切れるのか?
男にとっては、これこそが正常だというのに。

死にたかった、死にたかった…生きたかった。
引き裂かれるままに、目の前の男にだけ、

   ( これが過ちというのなら、)

ひとつ、仮面を装う顔で。


            ( …──正すといいさ。)


甘えるように、狂気の顔で自らの死を誘った]


[死ぬならば、と思ったのだ。
死ぬなら、出来れば彼がいい…彼に殺されるのがいい。
優しく懐かしく繊細な、この旧友(とも)がいい。

なんというエゴだろう、ひどい迷惑な我侭だ。
彼の心が過去にどれほど傷ついていて、
それを自分が更にどれだけ長く傷つけていて、

きっと、またひどく傷つくだろうことを知っているのに]


  ( … ごめん、)


[その願いを叶えてくれる男を目の前にして、謝罪は音になることはない。
恨み言をという、友の背をただ声もなく見つめている]


        ( ごめん、スティーヴ )
 


[獣の爪が、喉に深く食い込んだ。
目の前に散る赤に、男の口が開く。

声は出ない。
反射的に音なき叫びを”仲間”に響かせようとして──…]



           っ!!!


[咄嗟に押さえた。
いけない、彼らに聞かせるわけにはいかない。
これ以上、あの子たちを嘆かせるわけにはいかない。
ぐらり、視界が傾いて行く。急速に目が見えなくなる]


[地面には倒れこまなかった。
受け止められたのだろう、そんなことを一瞬思って]

 ( ああ、)

[鮮血に染まったまま、淡く微笑む]


  (やっぱり君は、)


       ( …─── ばか 、だなあ…。)


[そうして、何も*見えなくなった*]


メモを貼った。


【人】 逃亡者 メルヤ

 ― 墓場 ―

[>>290死肉の匂い纏い、佇む一人。
 緩やかな静謐を湛えるこの場所で、
 土塗れにまでなって、弔おうとする人影を、
 硝子玉は、疑おうとも思わなかった。

   弔おうとするすがたを。
   土塗れの、すがたを。
   
 平和を奪おうとするものには、
 黒狗の血を引く『少女』の目には、
 到底そうだと。映らなかったから。 ]

 [ 医師のことばに、
 縦に動きそうな揺らめきが、
 >>292不意に横に振られかけ。
 それが、ひとことに止まっただろうか。]

(323) 2015/05/17(Sun) 01時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[まさに、死をはこぶ、『死神』のような。
 ローブをまとう存在の、
 すこしうしろに、不吉を固めたよな黒は控え。

 慄く、ちいさくみえるそのすがた。>>296
 首元へ添わされるさまを、蒼は眺めるばかり。

  無意識の哀は揺らめけど。
  『欠けた存在』の片割れには、
  たちならぶ、墓標の黒い影に、
  まぶたを伏せるくらいしか、できなかった。]

[声無きこえで、

 その意志が、硝子のよな蒼につたわれば。
 駱駝色の奥、双眸のある位置をまっすぐ、
 責め立てるつもりも 悪意もなく。

   純粋ないろは、見据えて、
   やさしく ほほえむ。 ]

(326) 2015/05/17(Sun) 01時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

 うん、わかった。

[隠れたひとみが、まなこが。
 こちらを向いていないとは、わからない。
 けれど、すこし、血の気が失せたようにみえたのは。

 きっと 『仲間』の死が伝わったからだと、
 うすぼんやり、少女は半分のはずれを思う。 ]

 ( …… ボクが。
  …ううん、 『わたしたち』が。

   居なくなっても、こんなふうに、
   ショックを受けてくれるひとはいるのかしら?)

(327) 2015/05/17(Sun) 01時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[ そんな見当違いを、不謹慎を。
 はずれた螺子でかんがえながら、
 
  てつだおうと、一歩。
  そういえば『昨日逃げた理由』を、
  これまた悪気無く、問おうとして、

  うしろから、漂う、
  さっき声のしたすがた。

  >>276けものの、(犬の、)におい。
  それと、金がいつもつれ得ぬ、猫が
  振り返るとともに、ブルーに映り込んだ。 ]

(328) 2015/05/17(Sun) 01時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[金色をみても。
 やっぱり、煽ろうともからかおうともしない。
 『昨日』の、おとなしさとは、また別のいろ。

 色素のうすれた、透明色の存在は、
 ふくろにつつまれた、彼/彼女の方へ。
 ちかづき、腰をおろす。

 そして。 自分だけにみえるよう。
 『誰が』『どのふくろに』『どんな姿でいるのか』
 きっちり、蒼に焼き付けるように、ぺらり。

  もしも、咎められたなら。
  『だって、どこに誰がいるのか分からなきゃ、
  拝むことだってできないでしょう?』

  と、きょとり、 瞬いて、
  さも何がおかしいのか、と 見つめただろう。]

(333) 2015/05/17(Sun) 01時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[最中。
 >>320傍らで、聞えた会話に。
 『アル』が撫でられた、
  医師とはまた違う、手の感覚をおもいだす。
  今日も、あの窓の隙間は空いてるのかなあ。]

 レオせんせいのところなら、
  …ボクも、行ってみようかしら。

[ぽつり。]

[ボクの、 (あたしの)目で。
 (たとえ、借り物の、にせものだとしても。)
 みたいものを、みておきたいから。
 他のひとに聞こえたかはわからないけれど、
 風にまた、 音を、融かし。

 みっつの遺体を埋める作業にとりかかろうと。
 黒の幽は、ゆらり、 
  けれども 実体をもって、たちあがった。* ]

(339) 2015/05/17(Sun) 01時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[ 並べられた墓穴を、移ろうように
  ゆらり、 天の蒼が泳ぐ。

 >>343並べるのか、なんて。
 語り口がきこえる。

  ふれた麻袋。
  それが、被害者であれ。
      容疑者であれ。 ]

 ( 区別されるような、ものなのかなあ )

[ 少女は、ぱちり。

 やっぱり、『平和がころされるもの』がいても。
 殺されるものがいたとして。
 死んでわけられるような理由はないとおもったから。]
  

 

(361) 2015/05/17(Sun) 02時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

  …… ジョーさんは。

  自分が死んだときに、
  みんな一緒に並べられるのは嫌だったりする?

[>>354軽口をたたく黄金のいろに、
 普段冗談でもつけないような敬称に
 いつもの呼び名を載せた。

  それは、疑うでも、訝しむでもなく、
  やっぱり、『少女』の純粋な疑問以上ではない。

 塊を、ひとつ。またひとつ。
 手を土に沈めながら、埋める手伝いをしながら、
 蒼が、 じ、っと。見つめる。]

(362) 2015/05/17(Sun) 02時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


 [ルーおじさん、と。
  アルが呼んでいた彼を埋めようとするときになると
  それは下がり、 また、影をむいたが。]

       [ ぽつり。 ]

 [ >>344傍の盛り上がった土くれに、
    滴が落ちた。見上げる。   ]

 [ その、落とし主をとらえれば。

  無垢で、螺子のはずれたところから
  純粋の無意識が、ひとつ。

  小鳥が囀るよう、
  男にしては高めの 女にしては低めの。
  半端な声域を持つ、アルトが、
     ひとつ (ようやく) 問う。 ]

(364) 2015/05/17(Sun) 02時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


 そういえば、きのう。
  …… なにか、あった?

   ――― (片割れたちが、)
   何か、してたなら。
       謝ろうと、 (謝せようと)
       おもって。
 
[ それは、埋葬のとちゅう。

  死神の役目を果たす、医師が。
  離れたところで、のことだったろうか。
  息を吐くように、聞いて。

    なんと、かえってきたか。 ]

(366) 2015/05/17(Sun) 02時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[ すべて、埋めおわると。


  立ち並ぶ、よっつの墓標。
  すっかり、墓場の気を吸い込んだ黒の外套を、
  
 ( アルは、きっと、嫌がるだろうなあ。 )

  動物のよに、すん。と。鼻を鳴らし、
  かすかな、笑みを、土くれにむければ。]

  [それは。 
   蝋燭が消えるよに、吹き消えて。
   感情のない、空洞のよな風が。
   墓標の合間を、くぐり、吹き抜ける。]

 ( …… ――― 、 )
  
 

(367) 2015/05/17(Sun) 03時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[ 片割れとおなじように。
  ぽっかり空いた喪失感はあっても、
  こうして 姿が消えれば。

  焼き付いた姿も、すべて。
  虚像のように 悪夢のように、
  実体を消して、 『ボク』のように、残らない。]

  ( …… とっても。
     それが、おそろしくて、こわいね。 )

  [死んだあと、死者が薄れるのが。
      自分が、そうなるのが。]
 
   (片割れたちはいきのこっても。
   ‟にせもの”も、‟ほんもの”とおなじように。
    きっと、いや、すぐに、そうなるんだ。)

(369) 2015/05/17(Sun) 03時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

 (皆も。 (あたしも。)
  記憶にのこらなくなれば、
  それは、やっぱり、『さみしい』。)


[意図せぬ、哀愁を。
 
  星に浮かべ、無言で
  時が止まったように、またたきと呼吸だけ。
  生きてる証拠とばかり、揺るがして。」

    あ、 待って、

     ――― ボクも、行きたいから。

(371) 2015/05/17(Sun) 03時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


[>>358彼が行くなら、

  土に硬質をつよく踏み、
  跳ねだすように、追いかける。

  いつものように厭われることがなければ、
  最初は気付かないけれど、
  『奥』からみていたことの変化に
   すこうし 驚くよう、途中で目をまるめ。

  声にはださないけれど、気紛れかも、
  気のせいかもしれないけれど。

  ようやく、ボクの
(あとは、あたしは消えるだけの存在だけれど)
   『個』を持てたようで。

 ちょっとだけ、機嫌よさそうにしたかもね。]
      

(373) 2015/05/17(Sun) 03時頃

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