人狼議事


125 【突発誰歓】I-GAME.ver.2

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若者 テッドは、メモを貼った。

2014/06/23(Mon) 08時半頃


【人】 若者 テッド





       カシャン カシャン



 遭遇者にとって死を意味する足音が、洞窟内へと木霊する。
 淡い光に照らされたその内部を、騎士は黙々と踏破する、見上げるほどに巨大な洞窟ではなかったらしく、目測で横幅16m.高さ8m程度の空間が延々と続いていた。
 今のところは誰とも接触はしていない、行けるところまでは行き、其の後に引き返す予定である騎士は、唯々歩を進めるのだ。]

(3) 2014/06/23(Mon) 09時頃

[――流。
僕はじっと、流の戦いぶりを見ていた。]

流…。

[能力による戦い。
流は僕との肩慣らしの経験があるとはいえ、相手は相手で戦いの経験が豊富なようだった。

――助けを呼ぶべきか。

迷っていた。
…たぶん、レイジなら助けに来てくれると思う。
しかし、また無理をさせて死なせたら。
レイジを呼んで、この三人に勝てるかどうかは分からない。流石に多勢に無勢だ。ただ、あの幻覚能力は逃げるということに関してならば……とも思う。
そうして、迷ってい要るうちに。
流の脇腹が噛み千切られて。]

……僕の馬鹿っ!


[あたふたと慌てながら、僕は必死にメッセージを送る。]

― 電脳世界β 全体発言―
レイジっ!流が危ないんだ。
工場で三人組に襲われている。レイジに無理はしてほしくはないけど、出来ることなら助けて欲しい。

[そのメッセージは、恐らくは真寺愛衣子にも見れてしまうだろうけれど。
そして、間に合うかも分からない。
――助けになりたい、なんて考えておいて。
足を引っ張っている気がしてしまう。]


[そうして打ち終えて、送った後には。
もう、恐らく戦いは終わっていて。

僕は、膝をついて。
流が負けたことを――。
――見てしまった。]


[のんびりのんびり歩いていた。辿り着いた頃には日付も変わっていた。ゆっくりと灯台の階段一段一段を踏みしめ、とうとうその最上階に足を踏み入れる。]

…おはようございます、黒田さん。


[少しの間、僕は放心してしまっていて。
――気づけば、流は蘇生していて。
レイジが、助けに来てくれていた――。]

……レイジ。

[僕は、いつのまに泣いてたのだろう。
眼を赤くしていた。視界の邪魔なそれを袖でごしごししつつ、電脳世界βに。]

― 電脳世界β 全体発言 ―
ありがとう。

[と打って、去る様子をぼうっと眺めた。
誰を追う気にも、ならなかった――。]


メモを貼った。


[――恐く、なってしまった。

今更ながらに、流が死ぬことが。
レイジが死んだ光景を見て。
流が死んだ――ように見えた、その光景を見て。
もう、死ぬのを見たくはなくて――。

――追う気には、ならなかった。]



[熱を持たない無機質な画面。
届けられた伝言をそっと指でなぞる。
心を少し暖める「また」という二文字。
最後になるかもしれないと、打ち込もうとした文字をすべて消して。
「また」美味しいオムライスが食べれるように。
叶えられないかもしれない願い事が一つ、増えた。]


…レイジ。

[僕は端末を見て、そのまま端末を抱きしめて――。
しばらく、じっとそうしていた。]


[「この状態」というのは幽霊に近いのか、それとも幽霊そのものなのか。
判断材料としての情報が少なすぎて、俺はまだ自分自身の夢の中で泳いでいるだけじゃないかと、半分くらい思っていた。
そうとでも思わないと、身内に殺された事象を受け入れられない。

向き合わねばならない事の多さにため息をつきながら、彼の到着を待つ。
……階段をゆっくりと登ってくる音、扉を開けた音。
そして彼の声。それの全てが、メッセージ通りにここへやって来た事を俺に知らせる。
しかし、振り向くことができない。]

 ……おはようございます。
 朝日、綺麗ですよ。

[上り始めたばかりの太陽を見ているふりをしながら、言葉を発するのがやっとだった。]


おやおや、本当ですねえ。

[こちらに背を向ける人物に穏やかに近づく。小さい背中。何を思っているのだろう。]

ふふ、余所見してると食べちゃいますよ?

[後ろからその背を優しく抱きしめた。
もしもこのまま生き返らないのだとしても、黒田には幸せに死んで欲しい。死ぬために生きていた自分とは違って、黒田はまだ若く夢もあったはずだ。死の痛みは自分の比ではないはず。自分が少しでもそれを和らげてあげることができればいいのだが…。]


 食べるって……っ!?

[予想外の行動に、後に続くはずだった言葉が消え、思わず固まる。
……死んだ後でも感覚は生きているもんなんだな、そんなどうでもいい場所へと思考は一瞬飛んだ。]


 ふくはら、さん…………?


[抵抗はしないものの、表情は段々と安堵と困惑が混ざったような複雑な物へと変化していき。
彼の顔を見ようと、それでも視線は合わないように体を動かそうとした。
果たして上手く見れただろうか。]


うっふふ、可愛い顔だこと。
お久しぶりです、黒田さん。

[やっと見れた黒田の顔ににこやかに微笑む。]

どうですか、元気にしてましたか。

[死人相手に変な質問だ。福原が言いたいのは、心の元気のこと。

黒田が視線を合わせないようにしてるのを感じ取ると、黒田の顎をくいと掴んで無理矢理こちらを向かせる。]

私のことを見て下さい。ね?


[可愛いなんて成人男性に向けて言うのは間違ってるだろ、とか。
口に出したいことは沢山訪れるようにあった。
けれど、それよりも逃げられないようなこの状況の方が問題で。]


 元気、ですよ。痛みも熱さも感じませんし。


[きっと彼が俺に聞きたいことは、そういう事では無いのだろうと感じながらも。
視線を泳がせ、自然体を装い音を出す。
無理矢理彼の方へと向かされても、顔は何とか見れたものの瞳を見るのは怖くてできなかった。]


 黒田さん………。

[黒田がどうしても視線を合わせられないでいるのを見ると、福原は屈んでその耳に何事か囁いた。]


[囁きが聴こえれば、目を見開きそして段々と細くなっていく。
迷わない筈がない。
俺にとっては、どちらも救いに繋がる囁き。

ぐらり、ぐらりと揺れているのが嫌でも分かった。

また逃げるのかと俺が俺に問いかける。
逃げて避けてばかりだった「生きていた頃」の俺が「死者」の俺に這い寄る。
「向き合うべきだ、それ相応の痛みを背負うべきだ」と主張する。]

 俺は、…………おれ、は…………


 ふふ。

[福原は黒田の小さく吐き出した答えに、
慈愛を込めて目を細める。

そして黒田を抱きしめる手に力を込め、]


―灯台・頂上―
[僕はとぼとぼと情けない顔をしながら、無意識のうちにここに着ていた。
レイジに、流にここで待つと伝えて貰ったからか、それとも自分の遺体があるからか。
何となく――だった。
ふと顔をあげれば、]

――。

[何気なく、入ってきてしまったことを僕は後悔した。二度見、三度見をしてから]

…!?
……!?
………!?

[ムーンウォークを三倍速にしたような動きでずささささっーと全力で後退して。]

お、お邪魔しましたっ!

[と言って、頭を下げて、僕は全力でその場から去っていった。]


―電脳世界β→全体発言―

邪魔をして、大変申し訳無い!

[僕は慌てふためいて階段を降りながらそれを送信し、訳もわからずに走り去っていった。]

あ、あれが……衆道…!?

[決して見てはいけないものを垣間見てしまった気がして、さっきのショックが新たなショックで上書きされているような――。
少なくとも、泣きたくなるような感情とはまた別の何かに動かされて。
無我夢中で、僕はそこから逃げ出した。]


[少女が入って来たと思ったらすぐさま出て行ったのを見やり、福原は片手で髪をかき上げ、舌を自らの唇に這わせべろりと舌なめずりをした。]

 ふふ、見られてしまいましたねえ黒田さん?

[なんて目を細めた艶っぽい顔で笑ったりして。
床に放置した端末がぶるりと震えて先ほどの少女からのメッセージを受信したようだが、そのまま放っておく。

別に何も逃げ出さなくてもいいのになあ。]


[何が起きたのか分からなかった。

突然入ってきて突然去っていた彼女。
何事だと首を傾げて扉を見つめていたのだが。]


 …………っ!?!?!?!?!


[福原の言葉でようやく頭が追いついた。
その後すぐに震えた端末。慌てて手に取りメッセージを確認しようとした。]


 うわ、ちょ、まっ……!!


[が、慌てすぎたせいか端末を上手く掴んで確認する事ができない。
徐々に顔がトマトと同じくらいの赤さへと染まっていく。]


くっくっくっ。

[慌てる黒田の様子に笑みが零れる。]

少し休憩しましょうか、黒田さん。
どうぞ、確認してもいいですよ。

[と言って黒田の身体を放す。真っ赤な顔した黒田を放すのは惜しかったが、あまり無理をさせるわけにもいかないだろう。
自分も端末を手にしてメッセージを確認し、また笑いを零す。]

ふふふ、愛らしい女性ですね。


 わ、笑ってる場合ですか……!?

[耳まで真っ赤にしながら離れると、今度こそ端末を手にする。
全体会話で表示されたそれは、きっと先程出ていった彼女のものだろうと考えるだけで頭が痛くなった。
そのまま端末を置くと福原の元に戻りわざと体重をかけるように寄りかかる。]

 どうするんですかこれ、どう返せば良いんです……

[もしも、彼女と顔を合わせる機会があるのなら、まともに見れないような気がする程恥ずかしく。
いっそ開き直るべきかと福原を見上げた。]


どう返せばいいかですって?

[こちらに寄りかかってきた黒田の髪を撫で梳く。]

そうですねえ。
こうでいいんじゃないですか?

[福原は自分の端末をぽちぽちと操作し始めた。]

―電脳世界β→全体発言―
いえいえお構いなく。
こちらも一息つこうと思っていたところでしたので。


「これでよし」とばかりににこにこする。


[近くで自分の端末が震えているのは分かっていたが、なんとなく離れがたくて福原の手元を覗きこもうとする。

撫でられれば心地良さそうに目を細めながらも、過度に体重をかけるのをやめた。]

 ……福原さん誤解されちゃいますよ、良いんですか?

[視線を手元に落としながら小さく呟いたそれは、拾われること無く消えてしまっただろうか。]


誤解?一体何がでしょうか。

[にこにこと惚ける福原。]

"水無月さんの考えてること"が真実でしょうに。

[果たして水無月が自分たちを見て何をどう考えたかは実際には分からぬのだが。そう言ってみる。]


 ……まぁいいですけど。

[これは、俺が言いたいことが分かっていて言っているのかと、福原の瞳をじっと見つめる。

水無月さんが考えている事が真実、とするのなら。
それは彼女のみが知ることで。
本人があまり気にしてないのならそれで良いかと、苦笑いをくしゃりと浮かべた。]


納得しましたか。じゃあ…

[にたりと唇は弧を描き、黒田の身体を抱き寄せる。]

"続き"、します?


 …………また、見られちゃいますよ?


[あぁ、ズルい笑い方するな。
断れる人が居るなら見てみたい、けれど俺以外にこんな笑みを浮かべているのは少し嫌で。
まだ少し赤いままの顔を埋めながら、小さな声でぽつりと呟いた。

独り占めしたいだなんて告げたら、執着しすぎだと笑われてしまうだろうか。]


いいんです。
そしたらまた可愛い黒田さんが見れますから。

[そう言ってまた黒田を二人の世界へと引きづり込む。

多分普通なら。こういうとき、「将来ある若者がこんなおじさんにかまけていてはいけない」などと言って身を引くのがセオリーなのだろうが。

福原はそういう陳腐な台詞とは無縁である。]


 成人男性とっ捕まえて、可愛いって……

[不満げに福原を見上げながら首に手を回し、彼の耳元で何やら囁く。
聞きたいことは本当は山程ある。
最初だって今だって、からかわれているだけな可能性だってある。
それでも一つだけ耳元に落とした。

どんな答えが返ってきても、ただ溺れて沈むだけしかできないのだろうけれど。]


[僕は返ってきた返答を見て、灯台へと振り返り――。
――何かそれは別の何かに見えてきて、二度と灯台には登るまいと僕は決心した。]

― 電脳世界β 全体発言―
本当に申し訳ない。もう二度と灯台にはいかないことを約束する。他の人も、絶対に灯台には行かない方が良い。絶対にだ。

[と僕は返信して、一心不乱に走った。]

アイデアロール【70】
71


[僕は、あの二人を見て何かの可能性を思いつきそうになったが――いいやまさか、と頭を振って。
さっきのも何かの勘違いだったのかもしれない、と思うと急に恥ずかしくなってきた。
穴があったら入りたい――なんて、思った先に。

どこをどう走ったかなんて全く覚えてなかったけれど、いつの間にかに洞窟へとたどり着いていた――。]


[戻ってきた言葉に首に回したはずの腕が自然と解けていき。
どこか安心したような情けない笑い顔へと徐々に変化していく。]


 ……よかっ、た……


[自分でも驚くほどに弱々しく響く。
これ程までに強い喜びを感じるのは初めてで。
そこで漸く、どうしてこんなにもこの人に嫌われるのを、失うのを怖いと感じたのか分かった気がした。]


若者 テッドは、メモを貼った。

2014/06/24(Tue) 14時頃


[僕は洞窟探検をしていた。
色々と思う所はあったけれど、気分転換だ。
ふと、端末に僕宛のメッセージが入る。
僕はそれがちょっと嬉しくて。]

― 電脳世界β→全体発言 ―
真寺愛衣子。三人組のうちの一人だよ。
電脳世界βを使って、僕の死体の在り処を聴いた時にそう名乗っていたな。――櫻子。

[ふむ。とちょっと考えて。
それを聴くと言うことは、羽根を持つ者にコンタクトを取るつもりなのだろうか。
それなら、見かけたらレイジに伝えようと思った。]


若者 テッドは、メモを貼った。

2014/06/24(Tue) 21時頃


【人】 若者 テッド


[ 結局、彼女との間にあった感情は何だったのかと、彼は一人自問する。

 男女間の愛情? 生を受けて九年の男にそんな甲斐性を求められても困る。
 友情? これも違う気がした、それ何方かと言うとあの喧嘩仲間との間に感じていた気持ちだろう。
 信愛? なるほど、これは当て嵌まるかも知れない。

 妹の様だと思っていたし、彼の独りよがりな思い違いでなければ、彼女もそんな風に自分と接していたなと、彼は一人自答する。

 彼女は、幸せだったのだろうか。

 そんな曖昧模糊な疑問を前に、彼は二の句を紡げない。

 死んだ人間の気持ちは、死んだ人間にしか分からない。
 あぁ、生者のなんと無知な事か、憐れなハンプティ・ダンプティは、潰れてしまってもう誰にも理解されないのだ。]

(61) 2014/06/24(Tue) 22時頃

【人】 若者 テッド




     カシャン  カシャン


 金属が岩肌を踏みつけ、前進する度に不気味な不協和音は洞窟内を反響する。
 そして、いつ迄も続くかと思われた其れが鳴り止んだのは、騎士が出口へと辿り着いた証拠であった。
 騎士のレバーを破壊した入り口を西口と呼ぶのなら、こちらは東口と呼ぶべきか、兎も角、騎士は洞窟を抜けたのだ。
 騎士は東口に近づき、周囲を確かめ、誰も近寄っていない事を確認すると、踵を返し洞窟内へと引き返す。
 あちらの入り口に気がついた者がいれば、十中八九鉢合わせになる、そうなれば雪白の騎士に敵などいない、獅子を蹴り殺し、森人と腕相撲をしたところで楽々と捩じ伏せるだけの出力を持つ騎士は、ただ黙々と今来たばかりの道を歩み戻る。


       カシャン  カシャン


(65) 2014/06/24(Tue) 23時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2014/06/25(Wed) 00時頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2014/06/25(Wed) 00時半頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2014/06/25(Wed) 01時頃


【人】 若者 テッド


[ 洞窟の内部は、例のタブレット端末に入れられていた地図から分かる様に緩やかな大カーブを描いている。
 この混沌の坩堝と化した無人島の外周、その南東部を囲むように伸びる洞窟内を純白の騎士は悠然と歩んでいた。


      カシャン  カシャン


 機械によって構成された脚を踏み下ろす度に、歪な足音がくぐもった金属音となって洞窟内を舐め回す。
 恐ろしい程に均一な歩幅で、単調なリズムを刻むように手脚を駆動させる。まるでメトロノームか何かのように、ただし針の代わりに振るわれる白亜の四肢は、その一本一本が凶悪な兵器となる魔手でもあるのだ。
 そんな騎士の一歩一歩は、きっと誰かの死へと繋がっている。
 そう認識した上で、騎士の歩みに迷いなどは一片たりともありはしない。
 迷うことは、全てに対する侮辱であり冒涜となるからだ。

 起こり得る遭遇の時は、もうすぐ其処まで迫っている。]

(82) 2014/06/25(Wed) 03時頃

― 洞窟の外 ―
気分転換にはなったな。

[僕の居た時間の前に、ここで何かあったようだけれど。結局櫻子は誰とも会わずに探検を終えた。

洞窟と言えば宝でも置いてないかと期待していたものの、そちらの収穫も特には無く。アイテムは中々見つからないなぁと溜め息をついた。

探検をしながら、僕は色々と考えていた。
馬鹿なことをしたかなぁと。流に覚悟を迫ったこと。
僕は自分の死に無頓着だったのだけれど。レイジや流の死を見て、僕がどれだけ馬鹿なことをしたか分かってきた。
……流には、後で謝ろうと思った。]


メモを貼った。


[端末を開いては、閉じて。
僕はもう一度溜め息をついた。

電脳世界βは、真寺愛衣子も見れることがネックだった。
僕は三人組はまとめて敵と認識していた。

――レイジに、会いたいな。
ふと、そう思っても。場所を知られてはまずいかもしれない。だから、聴くに聴けなかった。
捜してみようかな。さて、どこにいるだろう。そんな風に思いたって、僕はレイジをひそかに捜してみることにした。]


若者 テッドは、メモを貼った。

2014/06/25(Wed) 15時頃


[どうせレイジからは視えないのだけれど、何となく装備変更能力で色々試したくなってしまう。
使いすぎると眠くなるが、だからこそ今度は変える前に吟味しようと。歩きながら、ああでもないこうでもないと考えていると。]

― 廃校前 ―

…あ。

[いつも着ている如月高校の制服にしてみて、僕は廃校の前を通り過ぎた。そういえばレイジは僕のことをいくつくらいだと思っているだろう、なんて考えながら。そして、レイジはいくつなのだろうと。]


[ぱたり、と端末を開いてはまた閉じる。
そんな下らないことを聴いている場合ではないだろうな、と僕は僕自身にあきれてしまう。
流のことと言い、僕は本当に馬鹿だなぁと自嘲して。]


[僕は教会に向かっていた。
――たぶん、教会に行けばそのうち羽を持つ者は集まるだろうと。レイジが墓から掘り出した羽を持っていることは知らなかったけれど、その悪魔が現れる時までには教会に来るだろうと予想していたから。

廃校に人がいる可能性はあったけれど、素通りしたのはそんな考えからだった。]


若者 テッドは、メモを貼った。

2014/06/25(Wed) 17時半頃


【人】 若者 テッド


[ その微かな足音に騎士が気がついたのは、あれから暫く進んでからの事だった。
 誰かが、こちらへ向かって来ている。m単位では不明だが、そう遠くはない、そもこの緩やかな曲線をなぞれば何れかち合うのだから、そんな細事を騎士は気にしなかった。
 

 ーー迷わず、全力疾走。


 腰ダメに構え、機械の両脚を駆動させとんでもない速度で足場を踏みつけ、獲物を狩る肉食獣を思わせる空気を纏い、洞窟内を駆け抜けて征く。]

(96) 2014/06/25(Wed) 18時半頃

【人】 若者 テッド

[ そこはちょっとした広間の様に間が空いていて、洞窟が腸だとするならここは胃と言うべきか、兎も角そんな空間があり。

 その中央に、男が一人、たった一人で立っていた。

 若い男だ、歳は騎士とそう変わるまい、心臓を抉ればきちんと死にそうな顔だ。]

「やぁやぁ。君が騎士くんかい?


[ 広間へと踏み入り、一度脚を止めた騎士に対して男はそう呼びかけた。
 確かに騎士は、彼女の為の騎士だ、彼女の為に戦う騎士でありーー]

あぁ、彼女の為に、君を殺す騎士だ

[ 再び、吶喊。
 ただし今度は右手を四本貫手の形に揃え、相手の心の臓を抜き取る為の吶喊だ。]

(97) 2014/06/25(Wed) 18時半頃

【人】 若者 テッド






 ーーーー本当はもう、気付いていた。


       ーーーーそれが、誰の為なのか。




(98) 2014/06/25(Wed) 18時半頃

テッドは、>>97の吶喊以下の文は取り消し

2014/06/25(Wed) 19時頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2014/06/25(Wed) 19時半頃


【人】 若者 テッド


>>99ヤト

[ 何故だろう、何故自分は今すぐに吶喊し、あの男の心の臓を抉り出さないのかと、騎士は一人考えを巡らせる。
 男がこちらへかけて来た言葉など聴き流し、直ちにその命を断つべきだと言うのに、騎士は不思議とその言葉に耳を傾けていた。
 そんな男の言動を一言に纏めるのなら…………名乗れ、要はそう言いたかったらしい。
 構えも何もなく隙だらけ、全身で殺してくれと訴えかけて来ているようにしか見えない男の、ちっぽけな要求。
 戦闘に於いて全くの無益な行動であると、騎士の頭脳は迷わず答えを得る、故にそんな虚言に構わず、2秒とかけずに男との間を殺し、其の勢いのままに男の命を散らす、それが騎士にとっての正解だ。

 ーーだと言うのに、この男だけは、何故だか無視をしていはいけないのだと。]

テッド、テッド=茂呂河・オースティン……だ

 

(101) 2014/06/25(Wed) 20時半頃

【人】 若者 テッド


[ そう思ってしまった騎士の、いやテッドの口から洩れたのは、紛れもない、名乗りの口上。]

ボクが掲げる願いはただ一つ、【このゲームに今迄関わった全ての人々の死を、なかった事にすること】だ
後でなかった事にするから死んでくれとは言わない、君がボクを信じなければならない道理もないからね

[ こんなくだらない遊戯の犠牲者達に、元の世界を。

『カエサルのものはカエサルに、神のものは神の元へ返しなさい。』

 せめて、在るべき生活を、世界を、取り戻す為に。]

(102) 2014/06/25(Wed) 20時半頃

【人】 若者 テッド


いいんだよ、おこがましくたって、望まずこのゲームに放り込まれて、訳も分からず死んだ人だって居るだろう、彼等には彼等の世界があったはずだ、それも在るべき姿に戻す……なんて偽善を振りかざしてはいるけれど

これは徹頭徹尾ーーボクの我儘なんだから

君は君の道を歩けばいい、ボクはボクの道を征く、それが交差し何方も譲れないのなら、ボクは君の全てを踏み潰して先へと行くよ

其の果てに、彼女は居る、あまり待たせるわけにもいかないんだ

[ 本当はもう、とっくに気がついていた。
 藍の死と、ミナカタの墓へと舞い降りた黒い羽、そして【アイ-GAME】の名を冠するこの死の遊戯。
 魔法少女になりたいと、彼女はそう繰り返し言っていたではないか。]

(全く、いつ迄たってもボクは君に振り回されてばかりだよ……藍)

[ トマホークを構えた目の前の男ーー上原夜斗の姿が消えてゆく、どうやらそう言った能力のようだ。
 だが、消えた位置さえ掴めていればやりようは幾らでもある。
 騎士が其の手に握ったのは、洞窟内を転がっている数多の石ころ、その一つ、拳大のそれを拾うと。

(106) 2014/06/25(Wed) 22時頃

【人】 若者 テッド


 容赦無く、投擲する。

 当たれば儲けものではあるが、騎士の狙いは別にあった。
 騎士の有する万力の如き力を加えられていた石ころは、地面へ着弾すると共に砕け散り粉塵と化す、その広がりに目を通せば、例え透明になろうともその空白地帯が上原夜斗の姿を騎士へと教えてくれる。

 見つけた、後は唯ーー吶喊するのみ。

 ドッ、と騎士の足元が爆ぜる。
 人が前をへと進む力を得る時、大地を蹴ることによりその反発力を使うのだが、あまりに強い力で踏み込むと人体は容易に傷付いてしまう。
 
 だが機械仕掛けの騎士《エクエス・エクス・マキナ》だ

 どれだけ強く踏み込もうとも、機械の脚はその全ての反発力を推進力へと変えてゆく。
 空白との間が数瞬に殺され、騎士の右手の貫手が放たれた。]

(107) 2014/06/25(Wed) 22時頃

【人】 若者 テッド


[ 

 ーーーーしてやられた。

 騎士がそう悟ったのは、頭蓋を突き抜けたゴキリ、と言う本来人外からなるべきではない歪な音が響き、背骨をなぞる様なラインから血潮が噴き出した、まさにその瞬間であった。
 上原夜斗の存在が意識から抜けた、と評すべきか、そこに在るはずの空白が騎士の五感ーーいや、第六感からすらも消失した、その直後に切りつけられた。
 灯台の時といい、どうにも自分はこの手の搦め手に弱いな……などどいう感想を抱く暇すらなく、騎士の意識が暗転する。

 ーー後頭部に受けた傷は、頭蓋骨にヒビを入れ、脳にまで到達していた。

 脳、言うまでもなく、人体で最も重要な部位の一つだ、どんな人間であろうと、脳だけは鍛えられない。
 背中の傷も相当に深く、背骨の一部を削っている、皆まで云わずとも致命傷。
 助からない、万人がそう判断するその現状を。

 機械仕掛けの騎士《エクエス・エクス・マキナ》が覆す。

違う、そこじゃないぞ、と。]

(111) 2014/06/25(Wed) 23時頃

【人】 若者 テッド


         チク・タク チク・タク

 壊れた時計は戻せない

   チク・タク チク・タク

       憐れなハンプティ・ダンプティ

      チク・タク チク・タク

 潰れてしまってもう戻れない

  チク・タク チク・タク

        だけど白い騎士が持ち上げて

          チク・タク チク・タク

 ハンプティ・ダンプティ元に戻った

(112) 2014/06/25(Wed) 23時頃

【人】 若者 テッド




ギチ   ギチギチ  ギチギチ   ギチギチギチギチギチギチギチギチギチギチギチギチ     ギチギチ  ギチギチ  ギチギチギチギチギチギチ ギチギチ   ギチギチギチギチギチギチ    ギチギチギチギチ ギチギチギチギチギチ   ギチギチギチギチ  ギチギチギチギチギチ ギチギチ    ギチ!!!!!!!!


 明らかに、人の体から出て来てよい音ではなかった。
 先程の、騎士の脳をまでを削った一撃、其れすらまだ常識の範囲内だと思わせてしまう奇怪な雑音が、騎士の内側から鳴り響き、洞窟内を埋め尽くしていく。
 そして、騎士の内側から出ていたのは、音だけではなかった。
 
 真っ白な、しかし清潔感ではなく嫌悪感を抱かせるような雪白が、騎士の欠損を埋めてゆく。
 体が金属のパーツで補完され、機械の体が組み立てられる。
 後に残るのは、白亜を纏った機械仕掛けの騎士だ。
 騎士が立ち上がる、叫び声をあげている上原夜斗の、その眼前へ立ち塞がり、右手を以って貫手を作る。

 躊躇は、なかった。]

(113) 2014/06/25(Wed) 23時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2014/06/25(Wed) 23時半頃


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