人狼議事


212 冷たい校舎村(突)

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視点:


【人】 ろくでなし リー

―  回想:分からない話  ―


[この頃の俺は、周りのみんなと違って
自分が“変”だって気付き始めていた。
中学生の時の話だ。

悲しいとか、腹立たしいとか、怖いとか。
そういった感情が、俺には分からない、みたいで。

だから、あの日。放課後の帰りがけ。
上級生に絡まれているクラスメイトを見つけた時。
間に入ったのは、ちゃちな正義感とかじゃなくて、
ただ、知りたかっただけなんだ。

そのクラスメイトは怯えていたように見えたから、
俺にも分かるんじゃないかって。

―――― 怖いって、何なのか]
 

(0) 2017/03/16(Thu) 00時頃

【人】 ろくでなし リー


[結果だけ言えば、結局、分からなかった。

俺は殴られもしたし、蹴られもしたし、
血を流しもしたけど、やっぱり何も感じなかった。

悲しいとか、腹立たしいとか、怖いとか。
ただ、痛いだけで。


―――― でも、本当に俺が変なのか?


俺は、知りたかった。
だから、手近にあった石を掴んで、
上級生の一人目掛けて、振り被った]
 

(1) 2017/03/16(Thu) 00時頃

【人】 ろくでなし リー

[痛いのか、叫んでいる上級生を俺はじっと見ていた。
期待するように、じっと。

でも、俺の期待に反して、
その上級生の目には、怒りの色が、滲んでいた。


―――― やっぱり、何も思わない、
     俺が、変なのか。


怪我を負った上級生は、
他の上級生に連れられてその場を去った。
後に残ったのは、俺と、クラスメイトの二人だけ。

帰るか、って俺は笑って言ったんだ。そいつに。
切った頭から血を流したまま、腫れた頬を向けて。

そいつは何故か、まだ怯えていた。
―――― 俺を見ながら]

(2) 2017/03/16(Thu) 00時頃

【人】 ろくでなし リー


[翌日。

包帯を巻いて登校すると、教室の様子が何だかおかしかった。
遠巻きにされてるような、そんな感じ。

ひそひそ。ひそひそ。

クラスメイトが俺を見ながら、何事かを言ってる。
はっきりとは聞こえないけど、なんだか嫌な心地がする]
 

(3) 2017/03/16(Thu) 00時頃

【人】 ろくでなし リー



  「橘くん、笑いながら先輩殴ってたって、本当?」
  「らしいよ」「えぇ……怖い奴だな」
  「そういう時まで笑うの……?」


[俺は、何にも言えなかった。
笑ってた?俺が?そうだった、っけ。

俺は、分からなかった。
だから、何も言えなかった。

ただ、あの日。
上級生に絡まれていたクラスメイトは、
他のクラスメイトと一緒に、遠巻きに、俺を見ていた]
 

(4) 2017/03/16(Thu) 00時頃

【人】 ろくでなし リー





    [ じぃと見つめる目と囁き声が、俺を突き刺す ]*



 

(5) 2017/03/16(Thu) 00時頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2017/03/16(Thu) 00時頃


― 病室にて ―

[目を覚ます。夢を、見ていた気がする。
まだ、感覚を失いながらも動けていたときの。

文化祭が終わってほどなくして、
ある日、とうとう、歩くことも覚束なくなって
入院してのリハビリと検査の毎日が始まっていた]

……あれは、夢、だよな。

[携帯を使うのもリハビリの一つ。
さすがに通話は病室では難しいけど、
目が覚めたのでSNSやメールをチェックしようとしたら
電源がつかなくなっていた。
そういや雪の中に落としたんだったかと考えて、
夢の中ではなかったかと首をかしげる]


[仕方なく起き上がり、
暇つぶし用のノートパソコンを引っ張り出し
そちらでメールをチェックする。

水野から連絡が入っていた]

理一……。

[あいつが、俺たちを閉じ込めていたのか。

青白い光を眺めながら、考える。
誰かの中に閉じ込められてたなんて。
三流小説にもなりはしないだろうに、
あれが現実だったって、夢ではないと
なぜかそう思えて]


To:昴
From:堆
Subject:聞いたか?

-----------------------------

水野からの連絡見たか?
俺のいる病院に運ばれてるらしいから。
様子見てくる。

-----------------------------


[背後から近付いてくる足音。
深夜の道だから、ちょっと警戒して振り向いてみる。半回転。
ちょうど、こちらに声をかけてくるその子と、向き合う形になれた。]

……莉緒ちゃん。

[ほんの一瞬だけ、不意を突かれたように間を空けて。
あの冷たい校舎に向かう道で、最初に合ったときのことを思い出した。
ふっと、硬直した表情が崩れる。]

うん、よく寝た、というか……
あそこにいた、というか。

[あの世界のこと。
彼女も知っているなら、あれは現実だったんだと思えるから、
どういう風に確かめよう。そう考えて]


[少し待ったが返事は来ない。
まだ、あの世界にいるんだろうか。

手すりにつかまりながらベッドを降り、
電動車いすに座り、
まずは様子を伺いに、ロビーへ行ってみようか**]


かまくらでパンケーキ、だめになっちゃったね。

なんて。
……おかえり?

[もしくは、ただいま、かな。わたしも一緒に。
おそるおそる、手を伸ばして彼女に触れようとする。

半分は、あれは夢じゃなかったんだと確かめたい気持ちで、
もう半分は、指先が冷たいから暖まりたい、の気持ちで。*]


メモを貼った。


【人】 ろくでなし リー



  [ 再び夜を告げる、
   8時50分のチャイムが鳴ったその後。


   噂めくような囁き声は、
   飽きてしまったかのようにフッと途絶える。


   ―――― 代わりに、流れ始めたのは、
   高所で吹きすさぶような、荒々しい風鳴り]*

 

(11) 2017/03/16(Thu) 00時半頃

メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


ろくでなし リーは、メモを貼った。

2017/03/16(Thu) 01時頃


――自宅――

……ん、……?

[どうやら机の前の椅子に座ったまま寝てしまっていたらしい。手には編み棒が握られていて、膝の上には黒い毛糸玉があった。
ああ、そうだ、今持ってるのはピンクのマフラーくらいで学校にはしていけないから、黒いマフラーを編めばいいと思ったんだった。
まだぼんやりした頭でとりあえず続きをやろうかとしたところで、机の上に置かれた携帯がチカチカと光っているのに気が付いた。

こんな時間に誰からだ、と疑問に思いつつメールを確認して、そこに記された内容に目を見開く。]


っ、あ、の、馬鹿……!
何が「俺じゃねェよ」だ……!

[一気にさっきまで見ていた夢……いや、夢のような現実か?ともかく、閉じ込められていた校舎でのことを思い出し、勢いよく立ち上がる。
橘が屋上から飛び降りた……ということは、つまり、あの世界のホストは橘だったということだろう。
共に寝袋を取りに行った時は、俺じゃないと、言っていたのに。
悩みなんて勉強のことやCD返してないことくらいだと、そう言っていたのに。
まさかCDの延滞料金払いたくないから自殺するなんて馬鹿なことするわけないだろうし、それなら――]


……っくそ!

[あの時、もう少し踏み込んでおけばよかったのだろうか。
いや、でも、無理やり踏み込んで踏み荒らすのは……。

ともかく、今は病院に急ごう。
せめて近くで、あいつの帰りを待っていてやりたい。
……きっと、帰ってくるはずだから。]

親父!クラスメートが病院に運ばれたらしいから行ってくる!

[いつもの黒いコートだけ羽織って、携帯をポケットに突っ込んで、玄関へ。
親父の返事を聞くよりも早く、家から飛び出した**]


メモを貼った。


[夜中の路上、
わたしにとっては通学路からは外れたその場所で、
振り向いたささらちゃんと向き合う。

―――これって、あの校舎に入る前と逆だよね。
あの時はわたしがささらちゃんに先に声をかけられてたから。
最初の朝のことを思い出しつつ、
不意をつかれたみたいな表情をささらちゃんが見せてた一瞬、
いきなり変なこと訊いちゃってまずかったかな、とは思ってた。

実は全部わたしひとりだけの夢だったのかな、って、
悪い想像も過ぎってたけど]

やっぱり、……いたよね。

[確認するみたいに呟いた声は震えていた。
別に寒くはないんだけど。走ってきて身体は温まってきてるし]


[もし、最初のチャイムが鳴る前にいた職員室で、
帰るでも教室行くでもない第三の選択肢として、
“かまくら作ってパンケーキ焼いてわいわい食べる”を提案してたらどうなってたんだろう。

りーくんは見慣れた笑顔で提案に乗ってくれそうな気がした。
で、そのノリで古辺くんも誘ってしまいそうな気がした。

でも、もうかまくらでパンケーキどころじゃない。
りーくんが――クラスメイトが死んじゃうかもしれない。
それは分かってるんだけど。

目の前にわたしと同じように帰ってきた子がいるってことに、
まず、ほっとしているわたしがいる]


ダメだね。こっち、全然積もってないもん。
なんか変な感じ……。

[だけどこっちこそが現実。だから]


うん。ただいま。
……それと、ささらちゃんもおかえり。


[一通り挨拶を済ませた後。
ささらちゃんの手が頬に触れて、
冷たさのあまり思わず「ひえっ」って声が出たけど、
ちょっとの間はささらちゃんの好きなようにさせておこうと思う**]


[――うん、いたよ。
って、肯定するように頷く。

あの奇妙な出来事を共有したということ。
それが確かめられたなら、安心するように微笑もう。]

うん。
わたしも、ただいま。

[ここにいるふたりと、つばさ氏は無事に現実に帰還できた。
生きていくには息苦しい現実に。

まだあの世界に残っている人たちは、いつ戻れるんだろう。
つばさ氏が手当たり次第連絡をしているみたいだから、みんなきっと気付くとは思うけど。

わたしにはもう、後は祈るしかできないらしい。]


[莉緒ちゃんの頬に触れる悴んだ指先は、きっと彼女を驚かせた。
冷たいだろうけど、遠慮せずにそのまま、ほっぺたを縦に横に、ふにっふに。
なんだか、安心できる。

少し堪能したら指を離して、ごめんねと微笑みつつ。]

大丈夫だよ。
きっと。みんな。

[それは、あの世界のホストのこともだけど、
彼女にもし心残りがあるのなら、それも意味に含めよう。

相変わらず根拠なんてない、ただの勘だけど。**]


ろくでなし リーは、メモを貼った。

2017/03/16(Thu) 18時半頃


[ほっぺたふにっふにされるのは痛くはなかった。
最初は冷たい指先にびっくりしたけど、時間が経つにつれ慣れたというか、
いい具合にわたしの温度がうつってきたみたいで気にならなくなったというか]

気にしないで。

[指を離して謝るささらちゃんに、笑い返した後。
みんなを指して大丈夫、と言われれば俯いてしまう。

ただいまとおかえりを言い合って、笑い合う。
ささらちゃんとはそれができたけど―――、]


[薄情と思われるかもしれないけれど、
今この時真っ先に思い浮かぶのは、
ちよちゃんの言葉、だとか、繋いだ手にぎゅっと力がこもる感触だとか、
勝手にいなくなって慌てているかもしれない姿だとか。こっちはただの想像だけど。

泣いている姿は想像できなかった。
むしろわたしにしたみたいに誰かを励ます姿の方がしっくりくる。

そういう、しっかりしたところに、向こうでもずいぶん助けられてきた。

……ああ、元気でやってるかな。
そして無事に帰れるのかな]




………そう、だね、きっと大丈夫だよね。


[ようやっと顔をあげてほんのり笑う。
今わたしにできるのは、信じることだけ。

行こう、って言って手を差し伸べた時、
ポケットの中でスマートフォンが震えた。
ちょっとごめん、って言い置いて、ポケットから出したスマートフォンの画面をタップする。
つばさちゃんからメールが来ていた]

……つばさちゃん、夜用の出入り口のところで待ってるって。
はやく顔を見せてあげよう。

[告げて、改めてささらちゃんの手をとって、
病院に向かうことにする*]


メモを貼った。


ろくでなし リーは、メモを貼った。

2017/03/16(Thu) 22時頃


【人】 ろくでなし リー


[家庭科室でパンケーキを食べた後、
ちょっとシャワー浴びて来るって、
皆と別れて教室に戻った。

確かジャージはロッカーに入れてたはず。
そう思って、探したら、あったあった。

んで、タオルは教室の一角に積んであったから、
それを一枚拝借してシャワー室に行こうと思った時。


四度目の、チャイムが鳴った。>>#0]
 

(91) 2017/03/16(Thu) 22時頃

【人】 ろくでなし リー



   …………。


[それから。

スピーカーから流れてくるのは、
屋内なのに、まるで屋外にいるみたいな、
少し強めの風の音が、ゴゥゴゥ鳴ってる]


   今まで声だったのに何で風ェ? 


[応える声は当然無い。
まァいいか。声よりかマシか。
って、シャワー室へ、電飾の光を浴びながら進む]
 

(92) 2017/03/16(Thu) 22時頃

【人】 ろくでなし リー

―  シャワー室  ―


[どうも通とはすれ違いになったらしい。

シャワー室に行くって言ってた通はいなくて、
代わりに、まだ暖かい空気だけが残っていた。

烏の行水な俺は、さっさかシャワーを浴びて
ぱっぱとジャージに着替えちまう。
濡れた髪をタオルでガシガシ、
タオルで拭きながら、洗面台の前に立つ。


ぼさぼさ頭の冴えない顔。
にーって笑ったら、鏡の中の俺もにーって、]
 

(93) 2017/03/16(Thu) 22時頃

【人】 ろくでなし リー





        [ 血塗れの姿で笑った ]



 

(94) 2017/03/16(Thu) 22時頃

【人】 ろくでなし リー


[驚いて、目を凝らす。

だけど、また見た時には
驚いた顔の俺が映ってるだけ。

疲れてンのかなァって、上履き引っ掛けて、
ブレザー持ってまた教室に戻って、置いて、それから]


[ ―――― ぴしゃん >>62 ]

  

(95) 2017/03/16(Thu) 22時頃

【人】 ろくでなし リー


[乱暴に戸が閉まる音が聞こえた。

何だ?ってそっちの方に歩み寄る。
なんだか少し寒い気がして、腕をさすりながら
ゆっくりと進んで行って、扉の前に立った]


  おおい、誰かいンの?


[扉を開けながら中を覗き込んで、
目の前に見えた光景に目を丸くした]*
 

(96) 2017/03/16(Thu) 22時頃

【人】 ろくでなし リー

―  少し前  ―


[>>3:345 棘がある雰囲気がすっかり和らいだ入間に、
良かったと思ったのは一瞬の事で。
投げかけられた問いには虚を突かれた。

帰れない私たちは何なんだろう]


   さァな。
   まだその順番が来てないんじゃね?


[別の理由かもしれないけど、
これ以上、深刻な雰囲気になるのは御免だな。

だから、にって笑って、入間と一緒に
匂いに釣られるように家庭科室へ]

(102) 2017/03/16(Thu) 22時半頃

【人】 ろくでなし リー

[そこにはなんと!
文化祭の時を彷彿とさせるような
クリームが乗ったパンケーキがあった!]


   へェー、健士郎が?
   健ちゃん、凄いじゃーん!


[どうやら昴が作って、健士郎がクリームを
乗せたらしいそれ>>40は可愛いし美味しかった。

(通に大目玉喰らった時みたいな
 山盛りクリームは無かったけど)

親指立てる昴に習って、
俺も健士郎と、そして昴にも親指を立てたのだった]*

(103) 2017/03/16(Thu) 22時半頃

【人】 ろくでなし リー

―  2階 教室  ―


[真っ先に目に飛び込んできたのは、
何故か黒板にポスターを貼ってる那由多。>>104

それから。
窓際に凭れかかっているマネキンと
そのマネキンが抱えているうさぎのぬいぐるみ]


   これ……健士郎?


[水野のよりも、天ケ瀬のよりも大きくて、
短髪で、男子の制服を着たマネキンは、
そうとしか思えねェけど、なんでうさぎ?

ああ、でも。
包丁がぶっ刺さってるよりか、全然いい]

(106) 2017/03/16(Thu) 23時頃

【人】 ろくでなし リー



   つか、那由多。なに……


[やってんだよ、って聞けなかったのは
那由多の様子がなんか変だったから。

真っ直ぐに向けられた視線が、何だか、
泣きそうに、見えた気がして]
 

(107) 2017/03/16(Thu) 23時頃

【人】 ろくでなし リー



   目ェ、隠してンの?
   気味悪ィよなァ。

   あとは俺やっとくからさァ、
   那由多は……どっかで休んでたら?


[へら、って笑ってみるけど、
これは正解、なの、かなァ。

でもしんどそうに見えたから、
マネキンを見たせいかもって思って、
遠ざけようとしてみたけど、どーだろ]*
 

(108) 2017/03/16(Thu) 23時頃

[つばさ氏は夜間の出入り口のところで待っているらしい。
莉緒ちゃんからそれを聞いて、足を進める。
少し暖まった手で、ふたり揃って向かえば不安もきっと紛れる。
……紛れてくれたらいいなあって、思う。]


【人】 ろくでなし リー





     「 屋上?おー、いいよォ 」



 

(114) 2017/03/16(Thu) 23時半頃

【人】 ろくでなし リー

―  回想:春風と通  ―


[転校生が俺のクラスにやってきた。
二年生の時の話だ。

ただし俺はフライングでそいつの姿を知ってた。
職員室で見かけてたからだ。

その日。真っ先に通に右手を差し出しに行った俺は、
それと同じくらい真っ先に弁当を広げに行った。

コンビニ弁当をつついていた通に
叔母さんが作ってくれた卵焼きをお裾分けして。

ふと、外を見ながらぽつりと言った通の言葉に、
俺は一も二もなく承諾した。>>78

だって、断る理由もねェし、
眺めが良くて気持ちがいい屋上は好きだったから]

(115) 2017/03/16(Thu) 23時半頃

【人】 ろくでなし リー

[他の高校はどうだか知らねェけど、
ここの高校の屋上は昼休みの間だけ解放されてた。

だから弁当食べ終わった後に、
通を連れて、屋上に続く階段を上がっていった。

その日は良く晴れてて、
暖かい風が吹いてて、授業が無けりゃ
昼寝するのにバッチリな日和だった。

街の景色が分からないって、通は言ってた。

だから、教えてやろうと思ってたんだけど、
通は、夢中になって街の景色を眺めてた。>>81

前髪で隠れてても、その奥の目が楽しそうで。
俺はしばらく声を掛けずに、
通と一緒に同じ方向を見てた]

(116) 2017/03/16(Thu) 23時半頃

【人】 ろくでなし リー


[春の風が穏やかに吹いていた。


その時は、その時間が
永遠に続くんじゃないかって錯覚してたけど、
永遠を終わらせたのは、俺だった。

だって、チャイムが鳴る時間が迫ってたから。

学校にいる間は、どうしたって時間に縛られる。
それはここで生きるためのルールだから仕方がねェ。

だから通に、戻るぞ、って言いながら、
俺はもう一言付け足した]
 

(117) 2017/03/16(Thu) 23時半頃

【人】 ろくでなし リー




  「 今度、この街、案内してやるよ 」


[こんな遠い場所から見るだけじゃなくて、
もっと近くで教えてやろうって、俺は決めた。

この景色がアンタにとって、いいものであるように。
そう願いながら、俺は通に一つ、約束をした]*
 

(118) 2017/03/16(Thu) 23時半頃

— 病院 —

[夜間入り口は、と探していたら、
こちらに向かって手を振るつばさ氏の姿が見えた。]

連絡ありがと。
どう? 橘くんは助かりそう?

[今の状況を、つばさ氏は教えてくれる。
現在手術中で、助かるかどうかは五分五分といったところらしい。
病院の人が言うには、生死を分つのは患者の気力と体力次第、と。

わたしたちにできるのはやっぱり、待つことだけ。

ロビーに入ったすぐのところ、雨風を避けられるくらいの場所で、
他に来るであろうクラスメートを待ちながら、静かにじっとしているしか。*]


メモを貼った。


【人】 ろくでなし リー


[>>109 呼吸をするように、
ゆっくりと吐かれた言葉は、
最後に「たぶん」ってオマケが付いてきた。

でもきっとそうなんだろうなァって、思うけど、
うさぎの謎だけが解けなくて。

那由多もきっと知らないだろうなって思ったから、
何も訊き返さず、謎は解けないまま。

可愛らしいうさぎとマネキンを見て、
そして那由多へと視線を移した]
 

(129) 2017/03/17(Fri) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー



   そっか。
   はいはい、りょーかい。


[>>112 真面目だねェって
どこかでも思った事をまた思って、
ポスターを剝いで、黒板の上部に貼っていく。

落書きのくせに、妙に視線を感じるソレを、
ポスターの下へと隠していく。
ぺたぺた。テープをポスターの角に貼る。

しばらく無言でその作業を続けていた時、
泣きかけ、みたいな那由多の声が飛んできた。>>113
から、俺は手は動かしたまま、へらり]
 

(130) 2017/03/17(Fri) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー



   無理なァ。
   してるつもりはねェ、けど。

   無理してるように見える、俺?


[おどけるように、冗談交じりに
訊き返して、また一つ目を隠していく。

笑ってばっかの俺が、
那由多にはどう見えてるんだろなァ。
だけど直接聞き返す度胸がなくて、そんな遠回りをする]*
 

(131) 2017/03/17(Fri) 00時半頃

【人】 ろくでなし リー


[人が消える度に、時間が経つほどに、
きっとみんな摩耗していく。
那由多だってそんな顔、
今までした事なかったじゃん。なァ?


何時になったら、みんな帰れると思うよ。
通が訊ねる声を思い出す。

帰りたいと思ったら帰れるのかもな、と俺は応えた。


だとしたら、さほど摩耗もせず、
強く願いもしない俺は、どうなるんだろうなァ]**
 

(132) 2017/03/17(Fri) 00時半頃

ろくでなし リーは、メモを貼った。

2017/03/17(Fri) 00時半頃


[二人揃って病院へと向かう道すがら。
ささらちゃんと話せたことでわたしには、
ちょっとばかり他のことを考える余裕ができていた。

ホストが誰だったのか分かったけれど、
あの校舎(せかい)の仕組み、みたいなものについては謎はまだ多い。

つばさちゃんに似たマネキンは何だったんだろう。
つばさちゃん本人は無事に帰れていたわけだけど、
あれのおかげで無事を確認するまで色々心臓に悪かったのは事実]

……結局、帰ったひとの代わりだったのかな、あのマネキンは。

[たぶん、きっと、そう。
だとすればわたしだいぶ無残な姿だよ……とは、
口に出せないまま小さくため息をついた]


[そうこうしているうちに病院の建物が見えてきた。
夜間出入り口側に回る。
つばさちゃんの姿が見えたら大きく手を振った。
そうして彼女の口から現状を聞く]


……そっかあ。

[手術中で。
助かるかどうかは五分五分で。
あとは患者さん次第だって。
言われたわたしは粛々と頷くことしかできない]


[ロビーの、まだ出入り口に近い辺りから、
手術室のある方角に、祈るような眼差しを送っていると、]

……あれ?

[病院の奥からこっちへ、
出入り口から入ってきたわたし達非入院患者とは、
逆の方からロビーに向かってくる人影を見つけた。
そっと人影に近付いていく]

こんな時間にどうし……、

[お見舞いにしては遅すぎる、というか、
電動車椅子に乗って入院着を身に着けてるからむしろ患者の可能性が高い。
ともあれ気になって声をかけたんだけど、
相手がクラスメイトだと気付いて途中から驚くような声をあげた]


あれ……上須賀くん? 上須賀くんだよね!?


[ばっさりと切られた髪。
身体のあちこちにつけられたパッド。
車椅子で移動する姿。
教室で見る姿ともあの校舎で見た姿とも違う。

入院してる、と皆方先生からちらっと聞いてたのを思い出す。
だけど、これは見たところちょっとした入院って感じじゃない。

帰ってきたのを喜ぶのも忘れて、
しばらく驚いた顔で見つめるばかり**]


メモを貼った。


— 病院への道にて —

[莉緒ちゃんが口にした、マネキンについてのこと。
そういえば、と思い出すのは、校舎で変わり果てたつばさ氏の姿。
触れた感触をなんとなく覚えている。
どこもかしこも作り物だったはずなのに下着まで身に着けて、流している血が生々しかったマネキン。]

帰った人の代わりにマネキンがあそこに残る……か。
どうしてなんだろうね。
考えても分からないけど。

[マネキンとなった自分もあの校舎に残っているのだろうか。
だとしたら、それはどんな姿をしているんだろう。

……って、少し想像を巡らせたら、
誰かに見せられる有様にはなっていないのではないか、と、思えて。
同じく口に出せないまま、髪をくるくるいじった。]


— 病院・ロビー —

[莉緒ちゃんが声を上げたほうに視線を向ければ、
車椅子に乗った患者さんがやってくるのが見えた。
一度は気に留めずに視線を戻したけど、上須賀くん、という名前を聞けばもう一度振り向く。]

……えっ、上須賀くんなの?

[そういえば、入院しているって言っていたような気がする。
あの校舎で姿を見たものだから、てっきり病状は重くないものなのだと思い込んでいた。

体のあちこちに取り付けられた電極が生々しい。
鬱陶しげに掻き上げていた髪も、短くなっていて、見違える。
文化祭以前のクラスで出会った頃は、長い髪を見兼ねて気まぐれに結んであげたりすることもあったものだけど。

何があったの、とか。
病状は、きっと聞いてはいけないことだろうなって、わたしは線を引いて口を噤む。**]


― 病院・ロビー ―

[キュルキュルと車椅子のタイヤが床をする音が
静かな病院内に響く。
ロビーについて水野はどこにいるのだろうと
探そうとしたところ、誰かが近づいてきた。
見上げれば三星で、その向こうに
天ヶ瀬と水野の姿も見える]

よ。お前らも帰ってきたんだな。

[片手を挙げて挨拶をして、
近づきつつ、驚いた様子に苦笑した]

んな驚くなって。
体は元気なんだけどな。
ちょっとこっちのほうで。

[とんとん、と自分の頭を指でたたく]


お前らもあの校舎にいたろ。
朝飯食ってるとき
天ヶ瀬と三星のマネキンが見つかったっていってたから
帰るとマネキンが残るんだろうな。

[ということは自分のマネキンも残っているのだろう。
昴が見つけてなかなきゃいいなと、思いつつ]

んで、理一は。

[聞けば水野が五分五分だと説明してくれた]

あいつは俺たち呼んで、どうしてほしかったんだろうな。

[あの校舎で届いたメールの文面と
へらへら笑っている理一の顔がどうにもうまく重ならない*]


メモを貼った。


……やっぱりわかんないよね。
何も残さないでふっと消えちゃうよりはマシ、……だったかもしれないけれど。


[とは言ってみたけど……どうなんだろう。
つばさちゃんのマネキンは見るからに心臓に悪かったし。

そもそも、ふっと消えただけだとしても、
「消えた人は帰ったかも」という予想(あるいは希望的観測?)に辿り着けたんじゃないだろうか。

……結局あれこれ考えるのはやめた。

ため息をつくわたしと髪をくるくるいじるささらちゃんと。
それぞれ沈黙を抱えつつ歩いていた、病院までの道中]


― 病院ロビー/そして、再会 ―

[上須賀くんに手を振り返す間も、
わたしの表情は驚きを見せたまま固まっていた。
苦笑の後、病状を説明されて、
ようやく、そんなに深刻にとらえてほしくないんだろうか、と考えることができていた。

向こうで朝飯を食べた、ということは、
上須賀くんが帰ったのは、朝飯にありつけなかったわたしよりも後らしい。
マネキンが残っていたと聞いて苦笑いひとつ。無残な姿確定である]

……たいへんおさわがせしました。

[そしてぺこぺこ頭を下げる]

でも、上須賀くんもちゃんと帰ってこれてよかった。
……おかえりなさい。


[つばさちゃんから現状を聞いた上須賀くんがこぼした問いに、
答える術を持たず考えてこんでしまう。
そもそも―――どうして屋上から身を投げたのかだって分かっていない。

“あのメールの送り主”をりーくんに置き換えてみても、
何を求めて死んでみることにしたのか、
何があって死んでみるしかなさそうだという考えに行きついたのか―――という問いにぶち当たる。
それでも、考えてみて、]


……、誰かに答えてほしかったのかも。
ほら、メール、もう一通あったよね? 謎かけみたいな。

[言葉を紡ぎながら近くにいる皆を見回していた*]




『 人を人たらしめるものとは、何ぞや? 』


[三星莉緒としての答えを挙げるなら、
それはただ一言、“他人”となる。

ヒーローがヒーローたる条件は、
性格が当てはまるかどうかではなく、
心の強さでもなく、
誰にも正体を知られることなくさっそうと事件を解決すること―――でもなく、
第一に、助けるべき他者が存在すること。

これが人全体にも当てはまるのではないかという話]


[――ただ、多くの人の例に漏れず、
わたしにとっても最も身近な他人とは血の繋がった家族であり。
その存在――つまりはあお姉を思い浮かべればこそ、素直に答えることができなかった。

わたしからあお姉を取り去ってしまおうにもできない、
そんな気持ちを抱えているからこそ。


これがわたしの答え。
それが真の正解とは限らないけれど。

でも、わたしからすればりーくんは紛れもない人だよ。
病院に運ばれたと聞いて駆けつけてくれるクラスメイトがいるんだから*]


[病院へ急ぎながら思うのは、あの校舎での出来事だった。

能久と一緒に作った、ふわふわのパンケーキ。

「ふわふわ、きらきら、かわいい。魔法使いみたいだね」と、感嘆の声を上げた入間。「それはね、元賀が飾ってくれましたー!すごいでしょ!」と、こちらに親指を立ててみせた能久。「健ちゃん凄いじゃーん!」と、笑顔で褒めてくれた橘。
クリーム控えめのパンケーキを、「そんなんよく覚えてたな」って受け取って食べてくれた保田。喜んでくれた……と思うのは、きっと錯覚ではないだろう。

やったことといえば、生クリーム作りなどの簡単な手伝い、それと、パンケーキにクリームで飾り付けしただけ。
ほんの少しの勇気をもって、起こした行動。踏み出した一歩。

そのおかげで返ってきた言葉の数々や笑顔が、本当に、言葉に出来ないくらいに、嬉しかった。]


[今までずっと悩んできたのは、俺の考えすぎだったんじゃないか、と。
たとえ知られたとしても、自分が思っていたよりも、周りは受け入れてくれるんじゃないか、と。
無理に隠そうとして、もし知られたらっていちいち怯える必要は、無いんじゃないか、と。そう、思えた。

まあ、今すぐ、周りの人全員に、何もかも話したりするなんて、とても出来ないけれど。
それでも、本当の自分を受け入れて、周りの人にも少しずつ話して、受け入れてもらいたい。

そう思ったことはきっと、間違いなんかじゃないはずだ。]


っ水野!

[走っているとやがて病院が見えてきて、その夜間入り口に立っている水野が目に入れば、喜色を滲ませながら声をかけた。
あの校舎で、血塗れのマネキンを残して居なくなってしまった水野がこうして目の前にいるのを見て、心の底から安心したから。
入り口に着き、肩で息をしながら「連絡、ありがとう、無事で、よかった」と言えば、水野は苦笑しながら「うん。元賀も、おかえり」と返してくれた。
だが、水野から橘の容体を聞けば、徐々に表情は厳しくなっていっただろう]


……五分五分、か……。

[五分“も”ある、と思えればいいのだが、同じだけ、もう生きている橘と会えない可能性がある、と思うと、心配だし、気持ちが落ち込みそうにもなる。]

……いや、でも……きっと、大丈夫だ。

[あの校舎からこっちに帰ってくることができれば、きっと助かるだろうから。
そして、きっと……まだあの世界にいるあいつらが、橘を連れて帰ってきてくれるだろうから。
今は、そうなることを信じよう**]


メモを貼った。


[三星におかえりと言われて]

ん、ただいま。

俺は実際お前らのマネキン見てねーんだけどな。
そういや天ヶ瀬のは裸だったって聞いたぞ。

見に行きゃよかったかな。

[どういう帰り方したんだ?と首をかしげ]

せっかく昴がパンケーキ焼いて
健士郎がきれいにクリーム飾ってくれたの
食えなくて残念だったな。
焼き立てふかふかでうまかったぞ。

[そう言って自慢した]


【人】 ろくでなし リー


[>>133 そうだろ?って、からり、笑う。
無理なんて、ここに来てからした覚え、なかったし。

黒板の上の方。
ぐるぐる渦巻いてる白い瞳孔をまた隠す。
ポスターのカラフルな彩色が目に飛び込む。

涙が滲んだような声は、
少ォし、元に戻っていた気がした。
だから、続いた言葉に、少しだけ驚いて苦笑する]

(192) 2017/03/17(Fri) 22時頃

【人】 ろくでなし リー



  だいじょーぶだって。
  ……俺、こーいうの、平気だし。


[聞こえてくる声も見つめてくる目も怖くねェし、
クラスメイトじみたマネキン見ても、悲しくねェし。

…… ヤな気分になるだけでサ。

それから、おっしゃって、満足げな声が聞こえた時、
俺も見える範囲の目は隠し終わったから、台から降りる]
 

(193) 2017/03/17(Fri) 22時頃

【人】 ろくでなし リー



  おォ、どういたしまして?


[>>136 満足げ、というには、
少しばかり眉の角度が足りねェけど、まァいいや。
さっきの湿気た顔より全然マシ。

なァ、健士郎もそう思うだろ?

うさぎのぬいぐるみを大事そうに抱えた、
白いマネキンを見遣るけど、当然答えはない。

一仕事したーって伸びをした時に、
零された一言>>137に、ぱたり、腕を下げる。

その横顔は、なんだか、]
 

(194) 2017/03/17(Fri) 22時頃

【人】 ろくでなし リー



  おォ、どういたしまして?


[>>136 満足げ、というには、
少しばかり眉の角度が足りねェけど、まァいいや。
さっきの湿気た顔より全然マシ。

なァ、健士郎もそう思うだろ?

うさぎのぬいぐるみを大事そうに抱えた、
白いマネキンを見遣るけど、当然答えはない。

一仕事したーって伸びをした時に、
零された一言>>137に、ぱたり、腕を下げる。

その横顔は、なんだか、]
 

(195) 2017/03/17(Fri) 22時頃

【人】 ろくでなし リー



   いなくなってもいいって思うから、
   いなくなんじゃねェの。


[“思う”のは、この世界の主か、
消えてったヤツらの方かは分かんねェけど。

どっちかがそう思ったから、
閉じられた場所から出られたんだと思う]


   何だよー。
   那由多、寂しいのー?


[茶化す声色で、へらり。
それはどこまでも軽薄で、軽い言葉で]*
 

(196) 2017/03/17(Fri) 22時頃

なぞかけっつーと、
人を人たらしめるものは…とかいうやつか?

[三星に言われて考える]

そんなん死んだり、死んでみたりで
見える答えじゃねーのにな。
だって、生きてるから人だろ。

俺の答えが理一の考えじゃねーだろうからな。


ろくでなし リーは、メモを貼った。

2017/03/17(Fri) 22時頃


ろくでなし リーは、メモを貼った。

2017/03/17(Fri) 22時頃


メモを貼った。


裸……?

[おかえりなさい、を言えてほっと一息ついた直後にまた目を丸くすることに。
それからわたしの眼差しは。
上須賀くんとささらちゃんの間を行ったり来たりしたけど下手に詮索はしない。
パンケーキの話を聞けば盛大に「いいなあ」と口にしたけれど]


………こうなったら、
昴くん帰ってきたらパンケーキ作ってもらおう。
盛り付けは健士郎くんにやってもらって。

[今は夜遅いからまたいずれ]


[こっち、って。
頭を示されたなら、より心配になる。
体のケガよりもヤバいやつなんじゃないのかな、それって。

でも、元気そうに振る舞うその様子に、
それ以上何をどう言えばいいのかは分からない。]

……ああ、うん。
わたしたちのマネキンもあったんだ。

[わたしたちが校舎から出たその後のこと。
聞けば、帰る順番は一斉ではなく、少しずつなのだということが分かる。
それに何の意味があるのかは分からないけど、残された人たちはどういう気持ちになるんだろう。
あの笑い声と泣き声の放送を聞き続けて、頭がやられたり、しないかな。

——なんて。チャイムが鳴るごとに変遷して行く校舎のその後の様子を、わたしは知らない。]


えっ?

[考え事をしながら顔を傾け、癖になっている髪いじりをしていると、
わたしのマネキンの有様が聞こえた。

……校舎を出る際、途切れた記憶。
あれも夢を見ていたような、ふわふわした心地だったけど、
全身を包む寒さを少し思い返して身震いした。]

そうなんだ。なんでだろうね。
よく覚えてない。……みんなもそうでしょう。

[髪をいじりながらとぼけてみる。
別にマネキンの裸を見られても大したことはないけど、
もしかしたら美術準備室の件がいろいろと筒抜けになってしまうのではないか。
そんなことを心配して、でも、上須賀くんは直接見たわけじゃなさそうだし。]

何があっても不思議じゃないもの。ね。

[莉緒ちゃんの視線を受け流して、努めて平静な表情で肩を竦める。努めて。]


朝食はパンケーキ?
あっ、いいな。ずるい。

元賀くんがクリーム係したの。
見たかったな。文化祭の時、フリル手伝ってもらったの、すごく上手かったし。
向いてそうだよね。

[自慢された。ストレートにそう思った。
パンケーキといえば我々にとって思い出の食べ物ですし。
文化祭を模した校舎でそれを食べることができたなんて、羨ましいとさえ思う。
どこか、緊張感の欠けているわたし。

クラスメートが死の淵にいるというのに。
必ず戻ってくると確信しているのか、それとも、どうでもいいと思っているのか。

……後者ではない、と、思いたい裸のわたし。
自分の気持ちさえ、殺して生きていこうとしたこれまでのわたし。
どうすればいいかは、ゆっくり考えていく。]


[さて、どうして橘くんはわたしたちを呼んだのか。
わたしはあの校舎で推測をした。古辺くんと話していたこと、それをそのまま口に出す。]

みんなにも自分の気持ちを知って欲しかった、から?

だって、あの校舎は文化祭みたいだったけど、
明らかに文化祭にはなかったもので彩られていたから。
橘くんには、ああいう風に見えていたのかも。

[……目映すぎる電飾に、止まらない放送。
あれはきっと、橘くんの苦悩に直結している。と思えた。

莉緒ちゃんの言葉で、あの最初のメールの文面を思い出して、
そういえば、あれは答えを問いかける形式だったっけ。]


[あれに対するわたしの回答は、
きっと、橘くんが求めていた回答にはならないのではないか。
そう思うから、上須賀くんに頷く。]

そうだね。
少なくとも、死んでみたって答えは見つからない。
……と思うけど。

それとも、……答えを見つけたくなかったのかも。

[これも、ただの勘。今度ばかりは自信もない。
誰かに答えを突き付けられたら絶望するかもしれない。そう思えたなら、って。

わたしは橘くんの何を知っているというんだろうね。
自分で吐いた言葉を掻き消すように、苦笑いして頭を振った。*]


【人】 ろくでなし リー


[―――― 見透かされたみてェに思ったんだよ。
     那由多の言葉にサ。>>203


だから、その時だけ、
ポスターを張るテープがよれた。
それを誤魔化すように、上からテープを貼りなおす]


   …… へーき、へーき。


[誤魔化すには、ちょっと演技が下手だった。

だから、しぼんだ声に釣られたようにサ、
聞こえてたらいいなって思うんだよ。
ズルいよな、俺]
 

(215) 2017/03/17(Fri) 23時半頃

【人】 ろくでなし リー

[だからサ、寂しいかって聞いた時も、
本当は、否定されることを期待してた。
そんなわけないだろって、怒ってくれるかと思ってたのに。

>>206 あまりにも真っ直ぐ言われたもんだから、
すぅって、茶化した空気が息を潜める。

帰りたくないって、那由多は言う。
でもそれは、つまり、]


   …… ワガママだなァ、那由多。
   
   帰るか、みんなに置いてかれるか。
   多分、どっちかしか選べねェよ。


[那由多にとって、現実は辛かった?
聞こうと思って、止めた。
踏み込んでいいのかが、分からなくて。でも、]

(216) 2017/03/17(Fri) 23時半頃

【人】 ろくでなし リー



   帰れよ、那由多。
   選ぶんだったらサ、そっちだ。


[それだけは、何となくだけど、思えるから、
どっち付かずなら、そっちの選択肢を挙げとこう。

そして、独り言めいたそれに>>208俺は、

スピーカーから流れる風の音を聞いて、
ポスターに埋め尽くされた黒板を見て、
至る所で飽きずに輝く電飾を見遣って、

思う]
 

(217) 2017/03/17(Fri) 23時半頃

【人】 ろくでなし リー



   それはこの世界の主に
   聞くしかないンじゃねェの?


[何となく。なんとなく、だけど、
那由多が主なんじゃねェかって、過った。

でも、俺は、
困ったような顔で付け足された言葉に、
そーだな、戻るかって言う事しかできなかった。

そろそろ眠らなきゃなって。
明日目覚めた時、またここかは知らねェけど。


那由多が帰れてりゃいいって、そう思ったんだ]*
   

(218) 2017/03/17(Fri) 23時半頃

…………。


[帰った時のこと、
よく覚えてないとささらちゃんは言うけれど。
わたしもそうだ、ってすぐには答えられなくて、
誤魔化すみたいに手をひらりと振った。

今にして思えば、あお姉があの校舎にいるのなんてどう考えてもおかしいのに、
なんで、逃げなかったんだろう、あの時のわたし。
……過ぎた話だ、と気持ちを切り替える]


そうだね、
……機械のコンセント抜いても声が止まなかったりもしたし。


[結局提案するだけで終わった、“機材を椅子で殴って止める”というのは誰かやったんだろうか、
いっつもあの調子じゃ力ずくで止めたくなる人が出てもおかしくはないんじゃなかろうか。

わたしが帰った後もさらに鳴る音が変わり続けている、とは、
さすがに想像の外側にあった]


[パンケーキにはしあわせな思い出があればいい。

そんなことを昴くんが思っているとは知らないけれど、
事実として、パンケーキにはしあわせな思い出が詰まっている。

思い出の再来を願って、心を軽くできたのはほんのわずかの間。

だって、誰か一人でも戻ってこなかったら、
パンケーキどころじゃないって思うわたしがいる。
なかなか、ささらちゃんみたいにどんと構えていられないのは、
わたしが心配しすぎなだけなのかな。

でも無理もない話だと思う。
心の中に閉じ込められて広がる景色を見てみたところで、
りーくんのことが分かったわけでもなし]


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