人狼議事


97 wicked ROSE 【ハジマリの五線譜】

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視点:


【人】 双生児 オスカー

[ふら、と揺れる意識の中で。
少年は重ねた『アルト』の先に何かが見えた気がした。

声音に声音を重ねる事で、生みだされる共鳴。
旋律と旋律を混ぜる事で、響きはじめる調和。

アリアの世界に舞い降りた、シンフォニアの光]

(11) 2013/09/28(Sat) 02時半頃

【人】 双生児 オスカー

 (まだ足りない、旋律が、音が足りない)

[光に触れた少年は、渇きを潤す雫を求めだす。
この溢れ出す熱情、旋律の渇望。

熱病に浮かされた様に、求め出したのは比翼]

(12) 2013/09/28(Sat) 02時半頃

【人】 双生児 オスカー

[天使は片翼を広げて、鐘の響く世界に再び降りる]

 (君は、どこに、いるの。
     はやく、ぼくを、むかえにきて)

 (僕の詩を 鳴らして)

[鐘が壊れる、終末の時刻が来ようとも。
空へ飛び出す、比翼の訪れを、求める様謳う]

(13) 2013/09/28(Sat) 02時半頃

【人】 双生児 オスカー



        [それこそ 世界に赦されぬ 罪としても]

(14) 2013/09/28(Sat) 02時半頃

【人】 双生児 オスカー

[ふと、自分に返ると、髪に誰かの手が触れていた。
見上げる。チェレストの手が、見よう見まねと云う手付きで触れていた]

 ……だいじょうぶ……
 少し、ふらついただけ……

[曇らせる表情をみて、その手にそっと触れていた]

(16) 2013/09/28(Sat) 02時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2013/09/28(Sat) 02時半頃


【人】 双生児 オスカー

[廊下から誰かの声が聴こえた。
少し低めに落ち着いた声。耳心地はそう悪くない]

 ……ああ、そういえば。
 誰か呼んだってチェレスタが……

[云ってた。ぼんやりと考えながら、やがて少年の視界にも、声の主はやってきて]

(22) 2013/09/28(Sat) 03時頃

【人】 双生児 オスカー

 ――… う、え?

[当然、似非神父と何度も呼んでた青年の姿に、混乱した]

 や、ばい。
 この建物、見覚えあると思えば。

[漸く、自分が今、何処の建物に居たのかと云う事実に理解が及び。
元々、体調不良で青い表情をを更に白い顔にさせた]

(23) 2013/09/28(Sat) 03時頃

【人】 双生児 オスカー

[いえない。大人しくせず逃げ遂せて、出戻りに来てましたなんて。
にっこりとした嘘臭い笑顔が、そう、迫力を感じる]

 ま、ずい。
 にげ、なきゃ。

[少年の危機管理能力は、全力で逃げろと警報を鳴らすから、踵を返しそうになる。

だが、ああ。良く考えてみたら。
ここでひとまず捕まれば、寝台で休憩できる。
びしょ濡れの服も、体が重くて煩わしかった]

(27) 2013/09/28(Sat) 03時頃

【人】 双生児 オスカー

[逃げるべきか、ベッドで休息を取るべきか。
逡巡自体が命取りだと、風邪引きの頭では気付かないまま]

 ……あれ……。
 さっきの猫野郎……なんで寝てんの……?

[腕に抱えられた、猫野郎こと聖歌隊員を認めて、瞳が瞬いた。
王宮の内部まで追いかけられたと思えば。彼も出戻りか]

(28) 2013/09/28(Sat) 03時頃

【人】 双生児 オスカー

[自分とオルガニストとのやり取りに、チェレストはどんな反応と表情を浮かべるだろうか。
流石に少年も、ココでチェレストと関わり、捕まる未来までは予想しきれず、げんなりと溜息を盛大に]

 ………………わかった。いくよ。
 もう俺、限界……。

 チェレスタ、少し助けてくれない……?

[この似非神父の両腕はご覧の通り。然しひとりでキビキビ歩く体力は流石に無い。
暫く悩んで、その結果。先に忍び込んだ時と比べれば、随分殊勝な態度でチェレスタに肩を求める事にしたのだった]

(31) 2013/09/28(Sat) 03時半頃

【人】 双生児 オスカー

[結果、大人しく捕まる道を選べば、待つのは寝台だ。]

 もう……。
 お前に邪魔されてから、今日は散々だ。

 あそこで計画通り進んでたら今頃……。
 責任取れよな。

[よろ、と壁に手を付きながら、然し青年に、随分身勝手な悪態を付く事は忘れなかった。
立て続けに、想定外の事態が発生した。
この一際強く響き出した、鐘と関係があるのだろうか。然し運命は斯くも恐ろしい厄日にも思えた]

(32) 2013/09/28(Sat) 03時半頃

【人】 双生児 オスカー

 (知らない。俺知らないからな)

[少年といえば、傍目にも反省の色など微塵も無く。寧ろ]

 (何で、機関はこの聖堂に何の根回しもしてなかったんだ)

[何者かの妨害でも存在していたのだろうか。
そうで無ければ、態々『アルト』である自分が、自ら潜入する必要性も存在しないのだから。

……まさか、この似非神父が何か手を。
流石にないかな、と後で思い直したのだが]

(34) 2013/09/28(Sat) 04時頃

【人】 双生児 オスカー

― 倫敦 大聖堂オルガニストの部屋 ―

 元々、あれの管理権は俺達にあるべきものだ。
 それを偶々、この教会が管理していただけの事だよ。
 どうせ解らないだろけどさ。

[前から届く小言に、云わなくても良い口応えを返して、部屋へ。
誰の部屋だろう、と考えたが、やたらタオルや衣類の準備が良い所、彼の部屋なのだろうか。

タオルと寝巻きを纏めて手渡されて、寝巻きの方を見遣る。
少し、自分の身体にはぶかぶかだが、仕方が無いか]

(35) 2013/09/28(Sat) 04時頃

【人】 双生児 オスカー

[濡れ鼠の衣服に、手を掛けて、肌から引き剥がす。
衣服を脱ぎ、露にされた少年の体線を見れば、確かに子供と間違われても仕方が無い華奢。

寝巻きの上を、その場で広げようと、裾に手をかけた時]

 …………?

[視線を、神父の青年に移した時、何か刻まれた物が胸元で揺れる事に、少年の興味が惹かれた]

(36) 2013/09/28(Sat) 04時頃

【人】 双生児 オスカー

 ……木彫りの、ロザリオ……?

[何か、書かれている。よく見えない。
既に、気を失くしている聖歌隊員を別の部屋へ寝かせにいく処だろうが、少年の呟きは小さく、届き難い]

(37) 2013/09/28(Sat) 04時頃

【人】 双生児 オスカー

[そして、少年の気を惹くそれとは別に、ごく自然な理に準じた事実がひとつ]

 ……べっど……

[彼の部屋、勿論机もあり、そして寝台も存在するのが、基本的な部屋の定義だ。
つまり、ここに辿り着いた時点で、少年の前には、柔らかそうなひとつの寝具が神具より有難味のある物品として鎮座ましまして]

(38) 2013/09/28(Sat) 04時頃

【人】 双生児 オスカー

[上の服を着替え、後は、同じく濡れ鼠の下を穿き替えれば。
既に眼の前の寝台は、両手を広げて、眠りを求めるベッドの住人をお招きしている]

 ……ねえ、ちょっとあっち向いてて。
 した、着替えるから。

[青年へ視線の転換を指示しながら、少年はそろ、と指を濡れたズボンに掛ける。
そこまで視れば、既に自分の寝台がロックオンされている事にも、気づかない訳には行かないだろう]

(39) 2013/09/28(Sat) 04時頃

【人】 双生児 オスカー

[貧弱。眉が揺れて微かに殺気を覚えた。
そして、破れ目から覗いたロザリオは、気付いた時にはスータンの中に隠れ]

 ……性格わりぃ奴。

[やはりこの似非神父とは合わない、と思いながら。
何事無く着替えた後、と言えば云うまでも無く。
部屋主の視線もとりあえず、倒れ込む様にして青年のベッドを占領した。

眠りに落ちたのは、身体がベッドへと倒れこむ途中、身体が45度傾いた時には、既に意識がなかった**]

(42) 2013/09/28(Sat) 04時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2013/09/28(Sat) 04時半頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2013/09/28(Sat) 19時頃


【人】 双生児 オスカー

― 抹消されし旋律/メロディアデリート ―

 ♪...त्सुकिगाकिरेइतोहितोहाइउकेरेदो
 दारेमोओइशिसोउतोहाइवानाइनोने...♪

[それは遥かな昔の、破綻せし記憶、ブレイクレコード。
口ずさむ旋律が、天の庭園で流れていた。
夜空の髪を靡かせて、緋色の瞳は、旋律と共に喜びに燃える、妙な煌き]

(101) 2013/09/28(Sat) 20時半頃

【人】 双生児 オスカー

[喉が歓喜に震える度に、旋律は唇から溢れていた]

 अनोहोशिकुज़ुहादोन्​नाअजि ...♪

[夜の少女が謳えば、月と星は何時でも彼女に応えてくれた]

 ♪...नेएवाताशिओअनोयोज़ोरामादेत्सुरेतेतेयो

[夜の片翼が響けば、黒の片翼はすぐ隣で奏でられた]

 योज़ोरानोमुकोउतोगिन्​गानोहातेनि...♪

[比翼と比翼の、重なり合うシンフォニアの光を信じているから]

 ♪...किमितोनारा

[夜色のアリアは何処までも喜びの色で奏でられていた]

(102) 2013/09/28(Sat) 20時半頃

【人】 双生児 オスカー

[遠い何処かで、誰かを呼んでいるアルトが聴こえた]

 इइशु.इइशु...
 कोरा.किइतेरुनो .इइशु!?

[こら、聴いてるのイーシュ、と少女は片翼の名を呼んでいた。
片翼を呼ぶその響きに遠慮は無く、少女はその存在を、誰より信じている存在、己が半身と看做していた]

(103) 2013/09/28(Sat) 20時半頃

【人】 双生児 オスカー


 माताकुमोउ......
 फ़ुतागोनानोनि.दोउशितेकोन्​नानिचिगाउनोकाशिरा...?

[産まれ落ちる時、両親の血が悪戯をしたのだろうか。
双子なのに、どうしてこんなに違うのだろう。
容姿も違えば、性格は少女の方がやや「せっかちさん」だった]

(104) 2013/09/28(Sat) 20時半頃

【人】 双生児 オスカー

[片翼の双子は、産まれた時から既に、その唇で奏でる旋律に特別な力が備わっていた]

 वाताशिगा『ﺁﺭﻭﺗﻮ』दे
 अनाताहा『ﺗﻴﻨﺎ 』

 वाताशिगाओन्​नानोकोदाकाराचिगाउनोकाशिरा...?
 देमोसोरेगाइइ

[片翼と片翼が奏でる歌の音色は、アルトとテナー。
少女が女だから、違ったのだろうか?
だがそれが良い。
異なる音域《メロディ》と音域《メロディ》は重なり交わり、やがてひとつの清廉な調和の音色を形作るのだから]

(105) 2013/09/28(Sat) 20時半頃

【人】 双生児 オスカー

[片翼は独りきりでは空を飛び立てない。
アリアの空は、どうしても孤独という限界の色が存在していた。

だけど、二人なら何処までも飛んでいける。
だけど、二人ならどんな音色も奏でられる。

比翼を為す二人の天使は、そう。
産まれ落ちた時から、互いが互いの片翼であるべしと定められた。

他の存在は入り込む余地の無い、二人で完成される、聖なる詩の翼。
互いこそ唯一の片翼、と世界に定められていた]

(106) 2013/09/28(Sat) 20時半頃

【人】 双生児 オスカー

[……定められて。いた。 のだが]

 नेए इइशा
 किमिनि ताइसेत्सुनाहानाशिगाअरुनो

 तोतेमो ताइसेत्सुना

[黄金の均衡が綻び出したのは何時の事だろうか。
共に空へと羽ばたく時、片翼と片翼の、羽ばたきがズレだしたのは何時の事だろうか。

君に、とても大切な話があるの。
そう肩翼に切り出した夜の少女は柔らかな笑顔でいた]

(107) 2013/09/28(Sat) 20時半頃

【人】 双生児 オスカー


 वाताशि ने...?
    《わたし、ね…?》
 दाइसुकिनाहितोगा देकितामिताइनानो...
     《大好きな人が、出来たみたいなの……》

 

(108) 2013/09/28(Sat) 20時半頃

【人】 双生児 オスカー


 इइशुनिमो...मोउइरुन्​देशोउ ...?
    《イーシュにも…もういるんでしょう…?》
 सोनोकोएओकिकुदाकेदे...सोनोतेगाफ़ुरेरुदाकेदे...
     《その声を聴くだけで…その手が触れるだけで…》

 मुनेगाइताकुनारु सोन्​नाहितोगा
       《胸が痛くなる  そんな人が》

 

(109) 2013/09/28(Sat) 20時半頃

【人】 双生児 オスカー

 वाताशिहा अनोहितोनोकोतोगा...
     《私は あの人の事が…》

 غويندولين गा......
      《グウェンドリンが…》



                              ......إيان गा...

(110) 2013/09/28(Sat) 20時半頃

【人】 双生児 オスカー



[   ...सोशितेत्सुमिहाबात्सुनित्सुज़ुकु...
    《そして罪は罰へと続く》   ]

(111) 2013/09/28(Sat) 20時半頃

【人】 双生児 オスカー

― 大聖堂 青年の部屋 ―

 …………ん……。

 ……あと、きゅーじゅっぷん…………。

[暫くの休息から、意識が覚醒に向かう。
寝返りをうち、少年は瞳を開いた。

……が、この少年寝汚い様で、再び眠りに入りだそうと]

(112) 2013/09/28(Sat) 20時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2013/09/28(Sat) 20時半頃


【人】 双生児 オスカー

[寝具を頭まで被り直し、さあ宣言通り90分の夢の旅。
然し、それは悲しく劈く様な、ﺳﻮﻳﻮﺭﺍﻧﻮ《ソプラノ》の慟哭に遮られた]

 ……何。今の声。
 何処かで、聴いたような。

[響いた高音の音色に、瞼を擦りながら顔をあげる。
寝起き故に、頭が良く働いていないから気付かない。

何故自分は、今の高音を、『声』と断定できたのだろう]

(120) 2013/09/28(Sat) 21時頃

【人】 双生児 オスカー

[その時、部屋の外から別の声が聴こえた]

 ……えせ神父……?

[呼び名が解らない故に、既にそれが呼称として定着している。
扉から聴こえたのは、青年の声。
然しまだ眠い。少し眠れば、体調の方は回復している様だ]

(121) 2013/09/28(Sat) 21時頃

【人】 双生児 オスカー

[訂正を入れながら部屋へ入る、青年に顔を向ける
似非、をつけてるが、確かに彼は正真正銘神父なのだろうが]

 よく言うよ……。
 服は似合わない事無いけど、神父なんて柄じゃ無さそうなのにさ。

[少年の主観込みだが、文字通りに唯の神父なら、今頃捕まって無い、と云う皮肉も交えて]

 ……うん……。
 まだ気だるい。けど、少し楽になった。
 飲み物も、貰う。薄く無いだろうな?

[紅茶の芳香。寝台の脇に瞳を向け、温度を確かめる様、おっかなびっくり指先でポットに触れる]

(124) 2013/09/28(Sat) 21時頃

【人】 双生児 オスカー

[そう熱くない、許容範囲の常温。ポットの温度を確かめていたら。
はた、と気がついた様に、顔を再び青年へ]

 ……俺の名前、チェレストから聞いたの?

[尤も、名前かと云われれば本名とは云えないのだが。
そう云えば、この青年も、名前を云わないな、と先の記憶を思い返しながら考えていた]

(125) 2013/09/28(Sat) 21時頃

【人】 双生児 オスカー

[そして、再びはた、と少年は瞳を瞬かせた。
声には出さない。でも少年はじい、と胡乱気に青年を視ていた。

今、紅茶のポットを渡された物だから、無意識に受け止めていたが。
…態々、俺に渡す必要あるのか…?

眠気と体力が限界に近づいていたから。
遠慮の欠片も無く、裾を通した寝巻き。目下占領中の寝台。

そういえば、面倒で、床に脱ぎ散らかした筈の服まで。
ご丁寧にも、部屋を横断する縄に、御干しに成られている]

(126) 2013/09/28(Sat) 21時半頃

【人】 双生児 オスカー

[子守、と云うワードにぴくりとポットに触れる指が揺れた]

 子守、ね……へぇ……。
 貧弱ぼでぃのお子様を見るのはお手の物って?

[完全な過剰反応。先程の貧弱発言が、妙に気にしているらしい。
兎も角、チェレスタに心配されていると聞くと、溜息をひとつ]

 ……わかった。その位はちゃんとするよ。

 出口、か。
 俺の見た限りじゃ、あれ以上の出口は見てないけど。

[探せば、出口のひとつふたつ見付かるかも知れない。
そういえば、この聖堂の住人、殆ど自分が眠らせたんだよな、と今更の様に気にしていた。
まだ聖堂で、《大衆》が目覚める様子は無いらしいし]

(131) 2013/09/28(Sat) 21時半頃

【人】 双生児 オスカー

[アールグレイの清々しい香り。部屋に広がる、肩の力が抜ける香り。
濃厚で芳醇な赤茶色の泉がカップを満たすと、指でそれを取る。

まあ、確かに薄くない。
失敬なと笑いながら、青年もまたカップを手に取るのだろうか。

然し、その表情を眺める内に、やはり。
紅茶を口に含むよりも先についた言葉は]

(132) 2013/09/28(Sat) 21時半頃

【人】 双生児 オスカー

 ……お前、お人好しとか言われた事ない?

[此方からいえた義理でない事は理解しながら、それでも呆れ顔でそう云う口を、自分で止める事は出来なかった。
少なくとも、幾ら子供体型と言え。
青年から視れば、聖堂の侵入者に焼く世話では無かろうに。

似非神父、いけ好かない奴、という認識を少し改めた方が云いのだろうか。
そんな考えを悟られたく無くて、ティーカップで、唇を隠した]

(133) 2013/09/28(Sat) 21時半頃

【人】 双生児 オスカー

[実は、逃げようと思えば今すぐ逃げられる。
然し、自分の意思で捕まっておいて、寝巻きも借りてベッドの占領して、お目覚めの御紅茶]

 ……僕、どの位ねてた?
 あの眠らせた人たち。
 そろそろ、いい加減におきてくるはずなんだけど。

[要するに、逃げるにも逃げにくいのだ。
この場で逃げ遂せたら、その瞬間、自分は何処ぞの小悪党も斯くや、ゲス染みた小物になる気しかしないのだ。

然し、永遠に眠らせた訳でも無いのに、なかなか目が醒めないらしい《大衆》に首を傾げかけた。
紅茶を口にする直前で、軽くむせていた青年を眺めながら]

(143) 2013/09/28(Sat) 22時頃

【人】 双生児 オスカー

[汝、隣人を愛せ。最も典型的な神父にセリフを口にした青年をみて。
まさか特に云われた事が無い事実と合わせて、唇が微かに緩む]

 …………あ、ははっ。

 確かに、それには僕も同意見だけど。
 やっぱり、神父としちゃ模範的過ぎて逆に胡散臭いよ。

 ははっ。

[同僚に面倒ごとを押し付けられても、知らず、笑顔でほいほい引き受けそうな気がした。
子守というのも、どうせその辺じゃなかろうか、と脇道を歩いた推測がこっそりと]

(144) 2013/09/28(Sat) 22時頃

【人】 双生児 オスカー

[ その時、高き音波の瀑布が   ――――――!!!! ]

 っうあ……!?

 こ、の。 この、声。

[指に掛けたティーカップが、支えの均衡を崩し、その中身を床へぶちまける。
鼓膜から入り込む。身体を揺るがす。
聴覚を司る脳ごとかきまわす様な音に、堪り兼ねて両腕で頭を抱えていた。

苛まれながら、気遣わしげに傍らの神父を見遣る]

(146) 2013/09/28(Sat) 22時半頃

【人】 双生児 オスカー

[アルトの詩を払いのけた彼なら、もしかして。
そんな期待も混在していたが、見遣る青年は、自分よりも堪えている。

床に蹲り、音に耐える姿に、唇をきつく噛んで。

音波に耐えるだけで、冷や汗さえ流れそうな中。
頭を抱えていた左手を引き剥がす。

胸へと。空気を、酸素を取り入れ、声を奏でる身体を支える為に。

息を、すう、と吸い込んで]

(156) 2013/09/28(Sat) 22時半頃

【人】 双生児 オスカー

  ≪ 月籠りのメディテーション op53 ≫

ﻧﻴﺈﻳﺄﻭﺷﻴﺈﻳﺘﻴ ﻣﻮﻛﺎﺷﻴﻨﻮﻛﻴﻤﻴ
ﻛﻴﻮﺃﻭﻧﻮﻳﻮﺃﻭﻧﺎﻳﻮﺭﻭ
ﺇﻳﻤﺎﻫﺎﻣﻮﻛﺎﺷﻴﻨﻮﻛﻮﺭﻭ
ﻳﻮﺭﻭ ﻛﻴﻤﻴﻬﺎﺩﻮﺃﻭﺷﻴﺘﻴﻜﻮﺇﻳﺘﻴﻜﻴﺘﺎﻧﻮ

[旋律として破綻した音波に抗うのは。
柔らかく、破砕の音色を包み隠す、アルトの音色]

(157) 2013/09/28(Sat) 22時半頃

【人】 双生児 オスカー

[謳い続ける間、高音の刺激に軋み続けた身体は随分と楽になった。

傍らにいた青年は、無事だろうか。
彼の様子を確かめる様、視線を送る間もそのアルトは、少年を中心に、高音の瀑布を包み込む様広がり続けて。

本調子でない喉が、どうにも心許無い。
声にあわせて震える胸を、喉を、確かめる様に左手でなぞりながら。

高音の声が流れてきただろう方角へと、その視線を向けた]

(158) 2013/09/28(Sat) 22時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2013/09/28(Sat) 23時頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2013/09/28(Sat) 23時頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2013/09/28(Sat) 23時半頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2013/09/28(Sat) 23時半頃


【人】 双生児 オスカー

[壊れかけた鈴音が響く、気を抜けば身体を突き破る高音が響く。
それらを丸ごと包む様な声は、もう暫くの間響き続けて]

 ﺳﻮﺭﻱﺟﺎﺁﻧﻴﻴﻮﺃﻭﻛﺎ
 ﺗﺴﻮﺣﻮﻣﻮﺭﻱﻧﻮﻧﺎﻛﺎ ﻣﻮﻛﺎﺷﻴﻴﺎﻧﺎ――ッ

 けっ 、かはっ!

[喉に耐え難い圧迫感、咳の詰まり。
波の様訪れた極限に、咳は詩の切れ目をザクリと作り上げた。
無様に途絶えた歌。しかし、その頃、高音の瀑布は止んでいただろうか]

(177) 2013/09/28(Sat) 23時半頃

【人】 双生児 オスカー

 くそっ、やっぱ喉痛めてたか……。

[けほ、けほ、と数度咳き込んで、左手は喉元を労わる様に撫でる。
止むは得なかった事だから仕方が無いが]

 ……っ?コンデン……。

 おい、猫野郎。なんだその名前は……。

[青年と共に訪れた、先程気絶していた猫野郎が呼んだ何かの名前>>171
少年が属する機関とも近い名に、思わず反応して。
ぐるぐると部屋を駆け回る、何かに眼を向ける]

(184) 2013/09/29(Sun) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

 ――…………ね、ず……


[ちゅーちゅー。元気に駆け回る白鼠との、目と目が逢う瞬間。
ちゅ?と小首傾げらそうなつぶらな目した、ネズミ。
ネズミだ。マウスだ。
そして、少年はネズミに耐性が存在しない]

(185) 2013/09/29(Sun) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

[ひっ、と喉の奥で声に成らない悲鳴をあげた]

 ……そ、そいつ捕まえろ!

 く、くんなよ?こっちくるんじゃないぞ!?

[後退り、ベッドに身体を乗り上げて、壁に手をつけて、避難完了。
このネズミは何だ。近づかない事を切に祈りながら、落ち着き無く視線を彷徨わせ。

その時、ふらふらと、紅茶の淹れたカップが、横合いから差し出されたのを見た]

(186) 2013/09/29(Sun) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

[紅茶は物凄く喉に沁みておいしそうだ。
背中の手も、労わる様な声《ヴォイス》もとても嬉しい。
だがお願い。そのネズミ抑えててクダサイ…]

 ……大丈夫……
 この位なら、大した事、ないから。

[ともあれ取り直し。
喉を確かめながら、緊張に張り詰めた体を弛緩させた。

声《ヴォイス》に籠められた願い。何処かふんわりと柔らかい声《ヴォイス》のまじない。
それは、喉か胸の何処かで緩く震えた気がして]

(189) 2013/09/29(Sun) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

 それより、お前達は……?

 猫野郎は、案外大丈夫そうだけど。
 えせ神父。
 やっぱり、お前大概お人好しだろ……?

[紅茶は受け取りはしたものの。
下手を打たなくとも、この中で尤も堪えてる姿に、呆れた視線。
横合いから、アスランの降した一喝に、大きく首を振った]

(192) 2013/09/29(Sun) 00時頃

オスカーは、アシモフの、人語を理解している節もある従順な姿に、瞳をぱちくり。だが苦手な物は苦手だ

2013/09/29(Sun) 00時頃


【人】 双生児 オスカー

 砂糖菓子《コンデンスシュガー》じゃだめだったの?

[成る程、余りにも残念なネーミングセンスだ。
少し弄り、練乳を砂糖菓子にした処で、対した改善には成らなかった。寧ろ改悪]

 心配してくれるのは、うん。
 まあありがたいんだけど……。

 悪い、そのまま大人しくしてて。な?

[仲間意識は、本来嬉しい物だが、この場合とても微妙だ。
アスランの肩上に座するネズミを遠めに眺めながら、然し此方に来ませんように]

(196) 2013/09/29(Sun) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

 ……それよりも……

[練乳か砂糖《コンデンスなんとか》は、今は意識から離そう。
表情を戻して、アスランに疑惑気な表情を向ける]

 アケノって……あの、アケノか?
 今日見た、あのアケノ?

 あいつが、今のあれを……?

[何故、誰の物だと理解できたのだろうか。
然し、そう云われてみたら、嗚呼、と何故か納得の出来る自分が存在する事も不思議で。
結果、全体何だったのだろう、と首を傾げるしか出来なかった]

(199) 2013/09/29(Sun) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

……ッ!お前、何やってんだ!?

[寝台に追加された重み。
随分と辛そうだな、と気掛りに青年を見ていたら。

隣に腰掛けた青年を抱き締めて、その頭を撫で出したアスランを前に、裏返る様な声で叫んでいた]

(203) 2013/09/29(Sun) 00時半頃

オスカーは、傍目に見ていた自分が、一番慌てていた。

2013/09/29(Sun) 00時半頃


【人】 双生児 オスカー

 まっずいにきまっとろうがッ!!

 お前ら自分の構図良く見直しやがれっ!
 そこのえせ神父も、へらへらしてんじゃ無いだろうな。
 済ました顔して、まさか、とんだ……っ。

[子供の様に笑うアスラン、状況処理仕切れてない青年。
自分はと云えば、断下一喝して。
思わず、引き剥がしそうに手まで伸びようと云う時に、はた、と]

(210) 2013/09/29(Sun) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

[別にそんな事する必要性なんて何処にも無いのだ。
疲れて、風邪も引いているから、神経質になってるのだろうか。

頭を撫でれば、早くよくなるなんておまじないは眉唾だが。
まぁ、わからないでもないし。

何故、慌てて神経質になったのだろう]

(211) 2013/09/29(Sun) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

[なんて結論をつけそうになったのに]

 …………いちばん色々と心配のは何処のどいつだよ……

[熟考の結果、撤退行動に出たと思しき青年に、覚えた。
貧弱といわれた時よりも、砂糖おおさじ増しの殺気を]

(212) 2013/09/29(Sun) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

 そうだよなぁ。
 床に蹲る位して、まだ他人を気遣う余裕のある奴なんかと比べたら。
 明之の方がよっぽど痛いだろうなぁ。

[勿論理屈が通る理屈はなくて、人間、笑顔を浮かべる方が恐い。
主観的、言い訳を重ねる程に、にこ、と薄く浮かべた笑顔に、殺気は蓄積されて]

(217) 2013/09/29(Sun) 01時頃

【人】 双生児 オスカー

 ――ネズミに噛まれて死んじまえ。変態盆暗似非神父ッ。

[ふわりと微笑に殺気を凝縮して、トドメの一言を突き刺した]

(218) 2013/09/29(Sun) 01時頃

【人】 双生児 オスカー

 ――それはそうと、確かに明之も気になるな。

[吐き出す殺気(もの)を吐き出せば、表情を戻した]

 ……でも俺、何かあいつ苦手なんだけど。
 なんか胸が、こうざわざわと。

 それで。どこにいるかは解ってるの?

[何か、頭が痛む。あの悲しげで痛い声があるからでない。
それ以前に、その表情を、その声を前にすると、頭の奥が何故かざわつく気がするから、余り明之に近づくのは憚れたのだが。
処で、今はまだこの聖堂にいるのだろうか、と問いかけた]

(219) 2013/09/29(Sun) 01時頃

【人】 双生児 オスカー

[彼なら大丈夫だろうか、とアスランに視線を送ると。
こてん、と気が付いた時には、眠りに落ちていた]

 ……こいつ、何か酒でも飲んだのかな。

 どうする。こいつもここで寝かしておくの?

[ここで待つか、と提案されると、傍らで眠りの世界に在住するアスランと共にココで待とうか。
それが、自分の気分や都合、後体調的には一番助かるのだが]

(228) 2013/09/29(Sun) 01時頃

【人】 双生児 オスカー

[余りそうは行かないかも知れない]

 ……でも、お前さ。

 もし今度、俺がいない時に。
 さっきと同じ状況になったら、どうするつもりなの?

[床に着地する白鼠を見つめながら、少し強めの口調で青年に問い掛けていた]

(229) 2013/09/29(Sun) 01時頃

【人】 双生児 オスカー

[やめろ、と頼んで止まれば確かに平和的な解決だろう。
まず無理だろうが。

訊いて置いてだが。
対策が無い事は、半分以上予測していた。

実は、ひとつだけその対策があると青年が云わずにいる事は知らず。

出来れば会いたく無い。
だけど、このまま彼をひとりで行かせる事に、抵抗を覚えたのか]

(232) 2013/09/29(Sun) 01時半頃

【人】 双生児 オスカー

[困惑気な、或いは苦虫を潰した、弱い表情を浮かべて、視線を泳がせ]

 …………えっと。

 俺、まだ調子良くないみたいだし。
 いざと云う時、お前が何とかする、て云う条件付、なら……

 ……一緒に……付いて行っても、かまわないけど。

[寝台に降ろされたアスランに、そろそろと寝台の占領権を明け渡しつつ。
流石にまだ乾いてはくれてない、自分の服に触れながら、そう呟いた]

(233) 2013/09/29(Sun) 01時半頃

【人】 双生児 オスカー

 無茶しないのは、どっちだか。

[申し出に頷きながら、無茶はするなと云うが。
それを云う本人こそ、誰より無茶をしそうな事実に、苦笑を交えて]

 ……オーケー。
 それで交渉成立だな?

[衣服は乾いてない。この際この寝巻きのまま歩いても構わないだろう。
物干し縄から青年を向き直る。
交渉、悪い場合は共闘の成立に対して、本当に何気なく、右手を青年へ差し出していた]

(236) 2013/09/29(Sun) 02時頃

【人】 双生児 オスカー

[いざと云う時は、本当に任せないといけないかも知れない。
尤も、そう成らない状況であるのが何よりも喜ばしいとは思うが。

そう肩を竦めながら、穏やかな笑みで差し出される。
一回り大きな右手が、この手を握る。触れる]


 (…………あれ……?)


[キリ、と胸が締められる様な緩い圧迫感。
辛くはない。身体は引締るのに暖かい。矛盾した感覚。
不思議な感覚を覚えた事に、ぱち、と瞳を瞬かせていた]

(238) 2013/09/29(Sun) 02時半頃

【人】 双生児 オスカー

[触れた手に感じる、何処か矛盾した感覚。
矛盾。不協和音は、心にも嬉しくないのに。
だけどそれとは違う。

何処かでこの様な感覚を、自分は経験した筈なのだけれども。
それが何時の事かは忘れてしまった。

心が引締る。それでも何処か嬉しい、そんな掌の温度。
どこかで]

(239) 2013/09/29(Sun) 02時半頃

【人】 双生児 オスカー

[何だろう…瞳を瞬かせながら、右手を離した時、その感覚も消えた]

 …………なあ。

 俺、まだちゃんと聞いた覚え無いんだけど。
 お前、名前は何ていうの?

[右手を放した後に、青年へ投げ掛けたそれは気付けば口を衝いて。
だけど、その質問で何時までももたもたしていられないとも感じていた。

今はまだ、似非神父と呼称があるから、気にはならない。今は]

(240) 2013/09/29(Sun) 02時半頃

【人】 双生児 オスカー

[問いからの応えに、自然と眉を寄せた]

 ……何だよ。名前の無――
 あ、うん、わかった。

[当然の様、事情を尋ねたのも、自分が始めての存在ではないだろう。
更に尋ねようとした間合いに、歩き出した。上手なはぐらかし方に少年もまた釣られて]

(242) 2013/09/29(Sun) 02時半頃

【人】 双生児 オスカー

 えと、コンデンス、だっけ。

 お前のご主人……なのかな。
 とにかく、そいつの事、任せたからな。

[部屋の出際、寝具を掛けて眠るアスランに視線を送り。
次いで、床から二人を見送る白鼠に向けて、云い置く言葉を残してから、青年に続く様にしてその部屋を出て行った]

(243) 2013/09/29(Sun) 02時半頃

【人】 双生児 オスカー

[ふと、感じていた掌の記憶。遠い儚い感覚。

忘れていた少年は知らない。
結びたいと遥か遠くで願っていた。

彼方で響くは、運命の絆が奏で鳴らした、小さな想い出の残響]

(244) 2013/09/29(Sun) 02時半頃

【人】 双生児 オスカー


 明之の処、いくぞ。似非神父。
 道案内はちゃんと任せたからね。

[掌をふと眺めながら、青年の足取りを追いかけ始めた。
響いた痛く悲しい、鈴の響きへ続く道を、追いかける*]

(245) 2013/09/29(Sun) 02時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2013/09/29(Sun) 02時半頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2013/09/29(Sun) 03時頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2013/09/29(Sun) 18時半頃


【人】 双生児 オスカー

― 大聖堂 客室の近く ―

[青年の後を追う様、続いた先に二人の姿は見付かる。
ぽーん、と喜色を顕した様なのびやか、安心を顕す音]

 チェレスタ。
 ……彼にも肩、貸してあげたんだね。

 あ、俺はもう元気だから。安心して?
 ぐっすり寝たらマシになった。ありがと。

[明之に肩を貸す姿が、殆ど自分へしてくれた時と同じ。
まるで覚えたての知識を再び実践している様な感じ。

自分を視てまた浮かべた喜色に、安心させる様に微笑を浮かべた]

(326) 2013/09/29(Sun) 19時頃

【人】 双生児 オスカー

[先程の音、二人とも無事でいたのだろうか。
実際、青年の推測通りに、明之自身が消耗した様子でいた]

 俺は……ついてくよ。
 チェレスタは、どうする?

[首を傾げられると、青年に頷き、明之を預かる彼と共に。が]

 …………イーシュ……?

[誰だそれ。そう思うと同時に、ちり、と頭を何か掠めた気がした]

(327) 2013/09/29(Sun) 19時頃

【人】 双生児 オスカー

― 聖堂 巡礼者用の客室 ―

[青年が部屋へ寝かしつける明之を再び眺めて思う。
やはり彼を見ると、何か違和感を覚えて仕方が無い。

青年が、その頭をよしよしと撫でている、下手せずとも年下に見える幼い姿]

 …………告解室から出てきた、んだよな。
 明之は、この時代の人間じゃない。

[何を求めて、この時代に導かれたのだろうか。
聴こえたのは、悲痛と悲壮に叫ぶ、破綻した高き声音]

(329) 2013/09/29(Sun) 19時半頃

【人】 双生児 オスカー

[自分は音域の天使『アルト』だ。
今の時代、本来のその役目の本質がどの様な物であるかと云う指針は失われ、少年自身の解釈で執り行われるが。

其処に崩れかけた旋律が存在するならば謳おう。
柔らかな音色は旋律を包み、優しい夜月の中再び導き往く。

ﺳﻮﻳﻮﺭﺍﻧﻮ《ソプラノ》やﺗﻴﻨﻮ ﺭﻭ《テノール》の様に、圧倒し、高く強く、どの音よりも晴れやかに響き渡る力はない。
でも、この声は、響く旋律達を柔らかに、優しく導く様な声はある。

だから、この声こそはﺁﺭﻭﺗﻮ《アルト》。

少年が、己が奏でる詩を総称してにつけた名前は……]

(330) 2013/09/29(Sun) 19時半頃

【人】 双生児 オスカー

 似非神父、俺、ここで明之視てるから。

[紅茶の片付け、スータンの裾洗い。
目的を聴けば、少年は逡巡した後、客室に残ることを選んだ>>284]

 ……あんまり。
 寝巻きで動き回るのも落ち着かないし。

[今更だが、目下借り受け中の寝巻きの裾を、広げてみせながら]

(331) 2013/09/29(Sun) 19時半頃

【人】 双生児 オスカー

[青年が部屋を抜けた間、明之はどうしていただろう]

 ……明之は。
 そのイーシュとか云う奴と、知り合いなの?

[先程、その名を耳にすると悲しげな表情を浮かべていた]

 ……そいつの事。気にしてるみたいだけど。

[零した涙、嘆く声。
まさか、その『イーシュ』とやらが、先程のアレの原因なのだろうかと勘ぐりもして]

(333) 2013/09/29(Sun) 19時半頃

【人】 双生児 オスカー

[その後ノックの音が再び響いた。
誰か、と言えば頭に浮かぶ候補は二人位で]

 ……おかえり、似非神父。
 悪い。あんまり明之と話してない。

[部屋に残りはしたが、明之から話を色々聴いた訳でない事を先に。
不安な表情は、元々の精神状態なのだろうが。
何故かの苦手意識も手伝い、あまり話せない少年では、安心要素にはならなかったか]

(334) 2013/09/29(Sun) 19時半頃

【人】 双生児 オスカー

 なあ、聴き損ねた事があるんだけど。

[礼を告げられると、悪い気はしないのか、微かに視線が横にずれて。
そして忘れ物を思い出した様に口を開く]

 ……イーシュって。誰?
 ここの神父か何か、て訳でも無いだろう?

[今の所、この聖堂に元々いるこの青年に直接聴くのが早かった。

視ていた明之は、何かを感じただろうか。
焦がれる者を知らない少年。
処か、響き過ぎた、掠れたテノールを引き合いに出されると、不思議そうな表情を浮かべて、小首を傾げるだろう]

(339) 2013/09/29(Sun) 19時半頃

【人】 双生児 オスカー

 ふぅん……。

[客室の椅子に座りながら、青年の応えに相槌を打って。
先程の明之の談を要約させてみようと考え出した]

 (つまり、知り合いぽい事は間違いが無くて。
 明之曰く、そのイーシュは、明之の比翼の君。

 比翼……対の存在、その位の人、と云う事だよね)

[その言葉が選ぶ音色の響きから。
そのイーシュに対する明之の想いの様は察せるのだが]

(346) 2013/09/29(Sun) 20時頃

【人】 双生児 オスカー

[元々、この部屋にいたらしいのに、今はいない。
明之を置いて離れた。沈んだ悲しげな表情からも察して]

 (……つまり、明之の方が。
  事実上の距離以上に、そのイーシュに恋焦がれてるのか。

  ……或いは、イーシュの方が。
  本当に二人は比翼である絆でいるはずなのに。
  自分の気持ちに正直になれず、明之を悲しませている初心な人。

  ……のどちらかなのかな……)

[器用に頬杖を突きながら、ぼうっと。
観察する様に明之の動向を眺めながら、そんな結論を独りごちていた。

何だか軽く、短編の恋愛小説を読ませられた感じがした]

(347) 2013/09/29(Sun) 20時頃

【人】 双生児 オスカー

[何処かぼんやりとした沈黙を感じながら、はたと思い出した。
鳴り響く鐘の音色、着実に何かが起こりつつある今。

あの黒曜の化物は、何だったのだろう。

随分と、《大衆》の目に見える形で騒動を撒き散らしたあの水蛇。
刺激したかと思えば、竜に化けて。

遊ばれた?侮られた?対峙して負けた筈なのに見逃されたが。
あの化物にも使役者がいるはずだが。
そいつは今、何をしているのだろう……]

(349) 2013/09/29(Sun) 20時半頃

【人】 双生児 オスカー

[そんな物想いに耽っていたからか。
最初、青年が提案した言葉が理解できず、ぱちぱち、と何度も瞳を瞬かせた]

 ……おい、似非神父。
 なんで、地下のアレが、そのイーシュの手掛かりに……

 そもそも、俺はどうするんだよ。

[地下、元々少年が標的にしていた聖遺体の場所だが。
もう忘れたのか?と半分本気で、青年の記憶力を疑いかけた。
この状況下、下手に『アレ』を弄る事が対して得策になるかと云われれば、疑問だろうなと思い浮かべながら、蔓にやられたあの地下はまだ無事なのだろうかとも]

(350) 2013/09/29(Sun) 20時半頃

【人】 双生児 オスカー

[濡れ羽の鈴が、耳元を音色で通り過ぎた]

 ああ、どうせ俺じゃアレに触れないからって、そう。
 …………〜〜。

 たく、もう。
 お前といると、こっちの調子が先に狂うよ。

[笑いながら、何てこと無い様に告げる表情を見て。
自分の考えすぎなのか、いやそうではあるまい、しかし、と。
夜髪をぐしゃぐしゃと掻き混ぜながら、盛大に溜息をついた]

(356) 2013/09/29(Sun) 20時半頃

【人】 双生児 オスカー

 俺も行くよ。地下に。

 確かに、『アレ』には触れないだろうし。
 今は無闇に触りたくもないんだけど。

 『アレ』については、俺も良く知っておきたいんだ。

[当人でもある明之は提案に元より否やも無い様子。
行くなら向かおう、と椅子から立ち上がるのが、二人へ対する合図になるか。

少年の視線は、ここまでで随分とお人好しを露見させてくれた青年へと、半分はいっそ心配になって来た、苦笑混じりの表情を見せていた]

(357) 2013/09/29(Sun) 20時半頃

【人】 双生児 オスカー

― 聖堂 地下階段前 ―

[方角、階層、侵入時に大まかな場所は把握していた故に。
少年でも其処まで行く事はそう難しく無く、殆ど青年と横並びに行く]

 ……何だか。
 俺が逃げた時よりも、随分と蔦や茨が成長してないか?

[石壁や床を廻る緑を眺めて、ぽつとそんな感想を漏らした。
元はあの聖遺体が発生源だろう、然し何故それが発生したのだろうか。
まるで、聖遺体を護る揺り篭を、檻を。
この聖堂を丸ごと取り込み、ひとつの巨大なそれに為そうとしている様に感じられた。
地下階段の、暗闇の大口を見遣り]

(362) 2013/09/29(Sun) 21時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2013/09/29(Sun) 22時頃


【人】 双生児 オスカー

[漏らした感想で、青年から微かに視線を逸らされた事に、少年は気付かず]

 明之、付いて来れるか?

[階段を埋める植物、下へと続く暗い道。
一応、傍らの明之の様子を確かめながら、少年も軽い足取りで青年に続いた。
タン、タタン、弾む三拍子の気持ち早足。

地下の霊廟、奥底まで続く様な大階段。
明らかに、人の手で掻き分けられた痕が、植物に散見された。
その痕をなぞる様に辿れば、やがてそれは終点の位置まで]

(368) 2013/09/29(Sun) 22時頃

【人】 双生児 オスカー

― 地下霊廟 聖遺体の檻 ―

[地下霊廟に辿り着くと、少年は驚きに眼を瞠った。
つい数時間前、この場所に侵入した時との様変わりに]

 ……これ、誰が毟ろうとしたんだろ。
 この場所には誰もいない様だけど。

 もしかして、イーシュって奴が?

[形成された鳥籠の檻のお陰で、そこからは満足に近づけない。
柵の植物は、右側へ、左側へ、掻き分ける様に毟られて。
だが、それを途中で諦めた様に、元通りの八方覆う障害として機能していた]

(369) 2013/09/29(Sun) 22時頃

【人】 双生児 オスカー

[植物の隙間から、護られし聖遺体の姿は窺えただろうか]

 どう?奥の中身、見えるかな。
 …………んー……。

[時折、聖遺体のあろう方向を覗きつつだが。
少年はそれとは別口に、何か落し物を探す様に。
時折床面の緑を靴先で押し退けながら、辺りの床面を調べていた]

(371) 2013/09/29(Sun) 22時頃

【人】 双生児 オスカー

[蔓の合間から除く副葬品や、さらりと零れる黒髪。
永遠の時を眠る亡骸は、確かに美しい造詣をしていたが]

 ……え、明之に……?

 ――……うッ。

[ツキ、ん。明之の、そして茨に眠る亡骸が持つ容姿。
それらを浮かべた瞬間、脳裏を奔る痛みに、思わず足を取られそうになる]

(381) 2013/09/29(Sun) 22時半頃

【人】 双生児 オスカー

[…風邪、やはり治ってないのか?頭をひとつ振りかぶる。
そして、ぱち、と瞳を瞬かせて、少年は聖遺体近く、緑の柵ぎりぎりの場所で屈み、何かを掴んだ]

 似非神父、ほら。

 …………ん。

[そうして少年は、柄を先向けに、青年へと徐に差し出す。
鉄色の刃先、少し汚れているが、ナイフだ。
少年が捉えられた時点で、霊廟に置き去りにされた物。
これでも使え、と云う様にそれを]

(382) 2013/09/29(Sun) 22時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2013/09/29(Sun) 22時半頃


【人】 双生児 オスカー

[その時、控えめな調子で掛けられた声に視線を向け]

 え?アスラン、そんな事。
 ……。

 ………………わたし……?

[今、一人称が可笑しかった。怪訝な表情を、"アスラン"に向ける]

(385) 2013/09/29(Sun) 22時半頃

オスカーは、アスランの呼称を、今何気なく猫野郎から格戻ししていた自覚はなかった

2013/09/29(Sun) 23時頃


【人】 双生児 オスカー

 ――――……お前。アスランじゃないな……?

[首傾げの応えを前に、疑念は確信に変わり。
明らかにアスランとは別人、その口調その様子、視線は強い物に]

(390) 2013/09/29(Sun) 23時頃

オスカーは、似非神父の反応を伺う様に視線を向けたり

2013/09/29(Sun) 23時頃


【人】 双生児 オスカー

[やはりアスランじゃない。確信しながら続く言葉に眉を寄せる]

 声《ヴォイス》で…他者への干渉を?

 そんな。そんな馬鹿な事が出来るなんて。
 俺以外には、誰も……。

[似非神父には「全く作用してない」。その条件も自分と同じ。
いよいよ、このアスランの中にいる存在に対して、本格的に懐疑的に成りだした時]

(401) 2013/09/29(Sun) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

[アスランの身体に同居する、二つの心。
慌てた様な、青年の説明に、理解は示すが懐疑的な姿勢はとれず]

 ……だけ、で済む話じゃないだろ。
 二重人格、でも無くて、二人分の"魂"なんだろ?

[存在が、益々不可思議な物になりつつある。
他者へ干渉できる、不思議な力を持つ声《ヴォイス》。
アスランの身体の中に同居する状況になる様な、何か特別な物を秘めた魂]

(402) 2013/09/29(Sun) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

 ――音域の天使《メロディ・レンジェル》……?
 いや、流石にそれは……。

[飛躍しすぎだ。自分の発想に呆れた様、独り呟いた。
そもそも、音域が合わない。アルトにソプラノ、テノールにバス、そして…?]

(403) 2013/09/29(Sun) 23時頃

【人】 双生児 オスカー

 ――…………。
 アスラン、?の言葉を借りるなら。

 俺の声《ヴォイス》は、無機物にも作用する。
 水も、石壁も、勿論死体でも効く事には効くだろうな。

 でもそこの似非神父、俺の声《ヴォイス》も弾きやがったよ? 

[そうで無ければ、他の《大衆》と共に、彼も眠りについている筈だ。
死人であるのを否定したがる青年の言葉に、注釈する様助けはしたが。
今度は更に、ならば何で作用しないか、新たな疑念は向くが]

(406) 2013/09/29(Sun) 23時半頃

【人】 双生児 オスカー

 アスランの……「前世」?

[告げられた、アスランの中にいる誰かの名前と事情。
確かに魂はひとつ。しかし心は二つ。驚いた様に眼を瞠り]

 ……ふうん……
 それじゃあ、この時間の人間じゃないアスランは未来の。
 で、「セシル」、は元々この時間の人間だと。

 ……だから似非神父とも随分親しげだったわけ、ね。

[あ、思い出すと少しむかむかしだした。
先程も随分心を赦していた。前世の縁で、そういう処があるのか、と納得した後には再び意識を戻して]

(408) 2013/09/29(Sun) 23時半頃

【人】 双生児 オスカー

 幾つか気になる事はあるけれど……。
 今はそれより先にアレの方だね。

[聖遺体を囲む植物に視線を向ける。自分には少し荷が重い]

 ……頼める?

[青年がナイフで植物を斬り裂くも、アスラン―セシルがその声《ヴォイス》を扱うも。
とりあえず、念の為に両耳を抑えて置くだけ抑えて置く事にした]

(409) 2013/09/29(Sun) 23時半頃

【人】 双生児 オスカー

 ……人形使い《パペットマスター》に作られた。
 人間《オートマタ》……?

 何だか。随分やな表現だね。

[蔦を齧る鼠を、セシルに釣られて眺めてから考える。
アスランは兎も角、「セシル」と云う人物の背景が視えない。
自身を人間《オートマタ》と表する、不完全な器《ボディ》。
既に故人らしいが、生前、どんな存在でいたのか、少年には未だ良く視えない]

(414) 2013/09/29(Sun) 23時半頃

オスカーは、人形遣い《マスター》と呼ばれた白ネズミに、驚きの視線を

2013/09/29(Sun) 23時半頃


【人】 双生児 オスカー

[横隣、当人、詩を弾いた青年が懸命に考えながら出した言葉に、振り直る]

 …………ええ、とね。
 精神服従、の表現は似てるけど少し違うかも。

 俺があの時謳ったのは ≪静止≫の狂詩歌。

 俺の詩を聴いた奴は、皆、意識を≪静止≫させる。
 眠る。
 だから、部屋の電気をパチん、て消す様な強制終了だと思えば良いけど……。

[心地良い眠りの揺り篭を用意しながら、然し眠く無い者にも早く寝ろと寝かしつけるからこその、何処か感じる不快感、だろうか。
それ以上の説明は少年にも難しいらしく、二本指で額を抑えながらそう講釈していた]

(417) 2013/09/30(Mon) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

 ……なんで、俺、こんな事わざわざ教えてるんだろ。

[額を抑える指二本を、はた、と離して。
思い出した様に、微妙な顔つきで首を傾げいる最中にもセシルと白鼠のやりとり。

自殺した。そう取れる言葉に瞳を大きくし。
確かめる様に、青年の瞳を見るも、何を話しているか、一人と一匹のやり取りを、怪訝な表情で眺める]

(420) 2013/09/30(Mon) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

 ――……ひっ しゃべ……っ!?!?

[練乳とか砂糖菓子とか呼ばれていた真白鼠。
人語を発し、ぺこりと謝る怪奇現象を正面で直視し。
少年は顔を蒼褪めさせて、青年の背にでも隠れる様避難しようとしたか]

(423) 2013/09/30(Mon) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

[白鼠が人語を口にした。10文字で収まるこの事実、信じられようか。
しかも鼠だ。病原菌の温床とか依然に、あの暗闇でこそこそ歩く姿が不気味なのだ。
それを思い出せば、遡る事幼少期、7歳の頃王宮で――いややめておこう。

意識を切り替える為に、敢えて、青年から返る言葉返答に、意識を切り分けた]

 主の思し召し、ね。
 本当、神父らしすぎて胡散臭いや、この似非神父め。

[神様への祈りだけで、音域天使《メロディ・レンジェル》の詩が弾ける物か。
例え、主教、大司教。いや、遠く教国の教皇にも、その様な真似は果たしてできるか。

強気な皮肉は、然し背中に隠れていたら棘が薄い]

(433) 2013/09/30(Mon) 00時頃

オスカーは、アシモフから視線を向けられると、殊更息を飲んで隠れるだろう

2013/09/30(Mon) 00時頃


【人】 双生児 オスカー

 ……会いたい人……?

[白鼠が鳴いた言葉に、目を丸くし、次いで向いた視線は青年]

(435) 2013/09/30(Mon) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

[あ、視線逸らした。顔を紅潮させた様子はありありと見られて]

 ……で、それはおいといて。
 其処のコンデンス化けネズミ、お前は何者なんだよ……。

[突然人語を話し出した白鼠は、そも何なのだ、と似非神父の背中越しに睨み付けた]

(441) 2013/09/30(Mon) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

 ――……とっとと応えろ。"コンデンス化け鼠"。

[今、言外に、自分も恋とお菓子の区別すらついてないと言われた気がした。
お菓子は食べれる物。恋は食べれない物。誰でも付く区別だろうが]

(447) 2013/09/30(Mon) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

[この失礼な化け鼠、叩き潰してやりたい。
元々の鼠怖い意識も忘れて飛び出そうとしたが]

 ちょ、止めるな似非しん――…

 …………っ。

[さり気無く、髪に触れ頭を撫でられ、沈静化した。
抗議しようと拳を振りかけ、無言、表情を何故か赤くしたまま、結局後ろで引き下がる]

(453) 2013/09/30(Mon) 00時半頃

【人】 双生児 オスカー

 調和《ハーモニー》の調律《チューン》。
 《指揮者》、俺の事も知って。

 ……コンデンス化け鼠。お前、『機関』の者か?

[随分と事情に通じている様子を受ける、化け鼠、いや、人形遣い《パペットマスター》。
まさか、少年と同じ響界機関の者なのか、然し姿名前聴いた事無いと思いながらも問い掛けた]

(455) 2013/09/30(Mon) 01時頃

【人】 双生児 オスカー

[化け鼠は、正体を騙らない。業を煮やす。
再びの飛び出しはしない物の、随分はぐらかす、飄々した風情に視線を強くして。

然し、先程の返答を、青年が噛み砕いて解釈した言葉に。
横合いから棒を突き出された様に、驚いた顔を浮かべた]

 ……えっ、俺?
 なんで、明之と俺が出てきたの……?

[調律師の役割、流石に少年もその大切な事を知らない訳ではない。
然し想定外なのか、突然喰らったそれに瞳を驚かせながら、鼠を招くセシルの事を見ていた]

(460) 2013/09/30(Mon) 01時頃

【人】 双生児 オスカー

 『響界機関』の道化師《アルレッキーノ》……?

[きゅ、と鳴く化け鼠の呼称に、記憶を手繰り寄せる。
然し、記憶に至ると、少年は驚愕に瞳を丸く]

 ……昔々に死んだはずの存在じゃないの?
 いや、二千年前にはもう記述に登場してるはずだよ?

 それ以前に、やっぱりお前、『機関』の……っ。

(468) 2013/09/30(Mon) 01時頃

【人】 双生児 オスカー

 《指揮者》……。

[この似非神父は、無意識か否か、自分を完全に除外したが>>464
違う、俺と"こいつ"だ。そう半ば確信を覚えながら]

 道化師《アルレッキーノ》。
 《指揮者》は、一体何者の事なんだ?

 俺は、そこまでの事は知らないし、教えて貰った事も無い……。

[えへん、と小柄ボディで威張る道化師へ向けて、尋ねる。
後ろから、青年の背中へ視線を送りながら]

(472) 2013/09/30(Mon) 01時半頃

【人】 双生児 オスカー

 ――――……ッ ?

[その時、チリチリとした電気が、意識を奔り抜けた気がした。
まただ、明之を視た時に感じる、頭を揺る様な頭痛。

謎の渦中にある《指揮者》と云う存在のヴェールを前に。
遥か遠くに消えた、扉を前に。
然しその時覚えたチリチリした感覚は、何故か痛みとは違っていた]

(473) 2013/09/30(Mon) 01時半頃

【人】 双生児 オスカー

[――――遥か昔に、抹消された緋と夜の旋律。

黒い夜空を飛び歌う、黒の記憶。
飛び立つ羽には黒の翼、比翼の詩。

裏切りは、どちらが始めだったのだろう。
空《スコア》を飛び立つ、別たれた翼と翼。
堕ち往く身体、零れた緋の雫、透明色の雫。

そして、浮かび上がる――。

旋律と旋律、あらゆる音色と音色を纏め導く、至高の存在。
詩を音色を導く、調律の中、究極の調律《チューン》。

遠く遠くに、散り散りに消えたはずの記憶が、また時折、掠める事が…]

(476) 2013/09/30(Mon) 01時半頃

【人】 双生児 オスカー

 ……あ、あぁ。
 余りもたもたするのもなんだしね。

 お願い。

[結局、道化師が質問に答えるより、そちらに気を取られ。
蔦を枯らす言葉、声《ヴォイス》を前にする]

(478) 2013/09/30(Mon) 01時半頃

【人】 双生児 オスカー

[枯れる蔦を眺めながら考えていた。
調律師。旋律を調律し《ミチビイ》て音色を響かせる存在。

その調整された調和《ハーモニー》に身を委ねる。
歌い、奏でる者達の、至福の安らぎがそこにある。

唯ひとり、己が旋律を托す、比翼の君が存在するのなら。
例え曇天の空でも、自由に羽ばたいていける]

(483) 2013/09/30(Mon) 02時頃

【人】 双生児 オスカー

[『アルト』には、その存在が現れた事はない。
心から信頼し、その絆に全てを托せる者はまだいない。

それは孤高の空を舞い、独り夜空に浮かぶ月の様謳う天使。
響き合う調和《ハーモニー》の無い、アリアの詩謳い。

だから、望んでしまう事が、ある]

(484) 2013/09/30(Mon) 02時頃

【人】 双生児 オスカー

[欲しい。

この絆を結べる様な存在が。

この声に、柔らかく響き合う交響の輝きを重ねてほしい。
この旋律に、強く奏でる調和と響界の光を導いてほしい。

片翼のいない世界はもう飽いた。
求めたい。自分を導いてくれる物が。

楽人《シンフォニア》に赦された至福の境地。
真な片翼の――導く、調律師《チューナー》の訪れを]

(485) 2013/09/30(Mon) 02時頃

【人】 双生児 オスカー

[急激な成長と共に、枯れ行く植物を眺め。
その声《ヴォイス》が齎す才能《ギフト》の後]

 ………………。

[セシルに近づき、労わう様その頭を撫でている。
青年の後ろをじい、と眺めていた。
別に、何の気なく、見ていたはずなのに、口は]

(486) 2013/09/30(Mon) 02時頃

【人】 双生児 オスカー

 俺のなら……良いのにな……

[小さな声で、抱いた想いを口に認めた、その時]

(487) 2013/09/30(Mon) 02時頃

【人】 双生児 オスカー

[ ―――― La aaaaaaa ――!!]


[地下聖堂から、響き渡る、柔らかな声。
何処かで歓喜に溢れる、『アルト』の旋律。

何かの覚醒に、手を掛けた扉へ祝福を授ける様に。
聖堂中に、国中に、森で主を探す、片翼にも。その音色は高く響いて]

(488) 2013/09/30(Mon) 02時頃

【人】 双生児 オスカー

 うっ…………あぁ……!?

[少年の左腕から眩くも黒い光が放たれた]

(489) 2013/09/30(Mon) 02時頃

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