人狼議事


219 The wonderful world -7days of SAIGAWARA

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―コキュートスJへの道中―

え、なに…あれ…?

[見えたのは参加者であろう男性がオオカミに追われる姿

オオカミのノイズは3日目にも見たことはあったが、視線の先にいるそれはあの時と何かが決定的に違う。
手負いではあったものの、それでも尚相手を威圧する殺意や邪悪さが漂っているように思えた。]


― コキュートスJへの道中 ―

[丈司の声に、視線をそちらへ向けてみれば、確かに参加者らしき……ノイズに追われているのだから、まぁ。
 それよりも目を丸くしたのは、参加者を追うノイズを阻止したのが先に会った死神だということ]

[ノイズを生むのは死神だから、彼らは仲間だと思っていたが、どうやらあの光景はそれを否定するものらしく]

………不思議なことも、あるものね。

[加勢の必要もないだろうし、とりあえずは丈司の手を引き、先へ行くよう促す]*


メモを貼った。





  賞金首とは、よく言ったものだわ …… !


[ 南エリアへと向かう道中。

 空から飛翔してくる黒き翼を持つ死神。
 まるで、獲物を見つけた鷹のように、
 次々に上空から襲い掛かってくる。

 ―――― が、その中に探している姿は無い ]
 




  邪魔しないで貰おうかしら!


[ バレーボール程の大きさの水球を宙に四つ。
 それを死神の翼目掛けるように、
 腕を横凪に振って、放つ。

 放たれた水球は空目掛け飛び立ち、
 死神の翼に当たり、体勢を崩させる ]
 




[ ―――― だけでなく。

 水の質量を増し、増して、
 その翼の動きを封じれば、
 死神は地に向け落下した。

 その結末を見届けることなく、
 今度は水を蒸発させ、濃い霧を張って
 その場から消え去った ]*

 


[男性はかろうじて逃げ回っているものの、このままでは捕まるのも時間の問題だろうか。

助けなくては、と思った時
周囲に響いた忠告と、鉄パイプを手にした声の主の姿。
それはあの死神のお兄さんで]

(……ほら、うそつきじゃないか)

[幸いにも男性は死神の声に導かれるよう方向転換をし
Mey-Fの方へ走り去っていったようで、
少年は彼女に手を引かれるまま目的地へ歩みを進めただろう*]





  これからあと何日、
  狙われる生活なのかしら …… 。



[ 死神との戦闘を終えた後、
 うへえ、と言わんばかりの表情を浮かべる。
 人を、報酬の為の駒扱いするのは勘弁してほしい ]
 




  そう言えば、あの死神のサイキックって、
  なんだか検討つく?


[ そう言いながら、
 “弾き飛ばされた事”
 “押し返された事”を話し、
 リョウの返答を待ちながら歩を進める。

 そして辿り着いた『 くさかげ 』を
 外から覗き込んでみたが、黒い翼は、無かった ]*
 


―コキュートスJ―

[屋上展望台へ向かう途中
ゲームコーナーにて景品を入れる為用意された袋を1枚拝借し、そこに死神からいただいた羽をしまっておく。

ポケットから移されたそれは黒い雪のようにふわりと積りはしたが、中を満たすにはまだまだ足りない。]

(…でも、大丈夫)

[まだ死神のゲームが終わるまで時間はある。
それまでに集めればいいのだ。

現世への切符。存在価値の証明を]


―屋上展望台―

[到着すればそこは、屋上というだけあり地上と違い強い風が吹いていた。

転ばないように手すりの方へ移動をし、街を一望する。
一般人が見れば、それはいつもと変わらないサイガワラの景色に見えただろう。
しかし、死者の目から見えたものは]

…パティさん、あの…黒いのって

[街の中に点々と存在する、くろいくろい斑模様**]


メモを貼った。



   そんな荷物になるわけじゃないし、
   あまり気にしないで良いよ。
  
 [ と、膨らんだ鞄を示しながら。
  
  私の投げた問いかけには、
  そりゃあ そうだけど、
  シーシャも確証が持てないようだった。
  ( こういう時、
       ああいう翼で自由に飛べたらと思う。 )

  でも 行かないよりはと、
  くさかげに向かうことにする* ]
 


 ― →南エリア ―

 [ ── と、頭から半ば抜けていたけれど。
  くさかげへの道が安全と言うわけでは、
  無かった

  ひい、ふう、みい。
  まさにイメージ通りの死神らしく、
  命を刈り取ることに躊躇はないらしい様子で。

  視界の端に水球が過ぎれば
  私はそこからすこぅし離れた。

  …制服の袖口、赤色が顔を覗かせる。 ]
 



   ── あなたも命を奪ってくるなら、
   私も、"それ" もいであげるね。
 



 [ …死神への死刑宣告、なんて。
  ちょっと それこそ二重に殺すみたいだった。

  うたうように告げた後、
  滑空してくる死神の翼 その根元へ蛇を向かわせ、
  思いっきり力を込めれば、──…

  ── きっと、根元から
         "ごきり" って、音がした。

  私が聞いたのは、それっきり。
  シーシャが倒したのは、ひとりで。
  私が落としたのも、ひとり。

  もうひとりは恐ろしくなったのか逃げてしまう。 ]
 



 [ うへえ、とか
  そう言わんばかりのシーシャの表情と反対に、
  私は涼しい顔をしていたと思う。

  皆アイツより弱いなあ って。
  そういう風。

  いや、戦闘狂ではないにしても、
  あそこまで殴られた後じゃあ、
  ……もう何も怖くないんだよなあ。 ]
 



 [ なんとなく腕や頭を触ってみても、
  傷はすっかり塞がっている。
  
  あちらこちら動いたり、
  目的の場所に目的の人物がいないのを確認すれば
  シーシャの声に、ん と、相槌を打った。 ]

   ……あの傘が急に重くなった。
   丁度いいやって思って
   あんまり気にしてなかったけど。

 [ あれ、って。
  今はもう無いお姫様のアンブレラを示す。 ]
 



   質量、みたいな……?
   ただ、傘のこと考えると、
   "武器"として適当に物持ってるのは
   良くないかもしれない。

 [ 私のサイキックはどうなるかは分からないけれど、
  腕への攻撃が避けられなかったあたり、
  望みはありそうだ。

  検討らしい検討はつかずとも、
  避けた方が良いことはなんとなく、言いつつ。

  ふと上空、西エリアの方へと飛んでいく、
  先程逃げた死神が見えたものだから、 ]
 



   ……何かあったのかな。

 [ と 不思議に思うのと、
  
  ボン!という音が
  ずぅっと遠く か細く聞こえてきたのは、
  ほとんど同時で。 ]
 



   西だ、…行こう。

 [ ── 駆け出す* ]
 


 ― Mey-F周辺 ―

 [ ……… たどり着いた時には、
  ほとんど終わっていたとは、いえ。

  何かが飛び散った痕跡やら、
  何かの欠片とか、
  そういう 爆発らしきものがあった跡は、
  なんとなく見えたと、思う。

  まだ生きている参加者の姿を捉えつつ、
  きっと私は、真っ先に、 ]
 



   ……いた。

 [ 目的の死神を捜し当てていた* ]
 


メモを貼った。



[ リョウが死神を墜とすところを視界の端に捉え、
 振り返ればそこにあるのは涼しい顔。

 リョウの素性は知らない、けれど。
 喧嘩とか、そういうものに
 慣れていそうな、気はする ]


   傘が?


[ リョウが受けた力は、
 どうもこちらのものとは性質が違うらしい。
 最初は磁力操作かと思ったけど、
 リョウの話を聞く限り、違いそうだ ]
 



[ リョウの話に、
 「元から手ぶらだから問題ないわ」と頷いた時、
 彼女が空を見上げたから、釣られて上を見る。

 西へ向けて空を駆けていく死神と、
 それから ―――― くぐもるような爆発音 ]


   ええ、行きましょう!


[ その足は、リョウに続いて駆ける ]*
 


  ―― Mey-F周辺 ――


[ ばたばたと駆け抜けていく参加者の姿。
 辿り着いた時には、何かが終わっていた。

 焦げたようなコンクリートに、
 地に散らばった、何かの破片。

 それらを置いて、参加者は北に駆けていく。
 その後に残っていたのは ―――― ]**
 


メモを貼った。



   ……あ、ねえシーシャ。
   かっこいいオニーサン発見。
   地獄の底から蘇ってみるもんだね。

   …私、豆腐きなこピーマンオレンジ、
   みたらしだんご添えずんだと
   餡子に最中特盛りのりょうちゃんスペシャル
   
   さっき殺すまでしこたま殴ってくれた、
   鉄パイプのオニーサンに、
   奢って貰いたいなぁ──…
 



 [ にっこりしていた。ええ、とても。
  上機嫌すぎて口が大変良く回っていた。
  
  ちなみに言ったはるか、──、じゃない。
  …りょうちゃんスペシャルは、
  あれはもう甘さを超越した
  宇宙的な何かの味ということで、
  超絶辛党の口にも何故か馴染んだ一品だ。

  と いうのはさておき。
  学生鞄を地面に放りつつ、 ]
 



   ── オニーサン。
   女子高生とコロシアイしちゃう、
   ちょっと危ないデートはお好き?
 



 [ ── と、た たん、 ]
   
 [  答えなんて聞く間も無く 一歩、二歩、三歩。

      大股で一気に死神に詰め寄る。 ]
 



 [ ── 今度ひらめくのは
  お姫様なレースじゃあなくて、
  裾のほつれたセーラー服。

  地面を叩くのも、
  可愛らしいまぁるいパンプスじゃあなくて、
  履き潰して踵の擦り切れたローファーだ。

  向ける瞳には殺意以外の色は無し。
  お色直しした"お嬢様"は二匹の蛇を従わせて、 ]
 



   [ 赤い双頭を 死神の首目がけて射出した** ]
 


メモを貼った。


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