人狼議事


191 The wonderful world -7 days of MORI-

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【人】 重層培養 イースター

 わっ、消えちゃった…


[景山が抱える豚がびくびくと震えてから消えれば、残念そうに見つめて
それから、少し間をおいてからぽふり、とその空いた隙間を埋めるように景山の胸の中にほんの少しの間だけ潜り込んだ
それからぱっと離れて、何事も無かったかのように]


 警察って聞いたらなんかそんなイメージ!
 あとごーちゃんそういう大きいの好きそうだし!
 あはっ、可愛い犬なんだね!


[詰まる所の偏見をぶつけて、そんな事を言ってみる
それからあと3匹、という問いには手のタイマーを見せて
誰かが1匹捕まえた事を報告するだろう]

(509) 2016/06/12(Sun) 22時半頃

【人】 重層培養 イースター

 なぁに、ごーちゃん


[卯月、と呼ばれて彼の方を見る
なくしたものを一緒に探そうって。あの時、自分は一つ嘘を吐いた
あの時から、自分が無くしていたものは気付いていたはずなのだ。財布も、警察手帳も盗めなかった違和感を覚えながら
それでも彼にそう言ったのは、そうでもしないと彼が消えてしまいそうだったから]


 あ、あの…あのね。ごーちゃん


[ピタリと足を止めて。それから暫く思い悩むように俯いた
生きてる価値が無いなんて、そんな事はないと言ってくれる彼が眩しくて。嬉しくて
だからこそ、余計罪の重さを感じる。違うんだと
自分がこうで無ければ、貴方は死ぬ事は無かった
だからこそ]

(511) 2016/06/12(Sun) 22時半頃

【人】 重層培養 イースター

 私、生き返るのが怖い
 生き返って、盗む事出来るようになって
 ……また同じ間違いをするのが怖い


[生前の自分は、生きていても人の物を盗む“悪”でしかない
その“悪”は間接的に人を殺し、直接的に人に迷惑をかける
物の価値もわからないまま盗む。そして、人を悲しませる
寂しかったから。自分を認めて、褒めてほしかったから
それがもう叶ってしまって。代わりに生まれたのはただ罪の意識だけ]


 生き返っても、きっと塀の中か盗みをするか
 それしか生き方がわからないの


[だから、生きてる価値は無い
少女はその小さな体躯に比べて背負っているものが重すぎて
今にも潰れてしまいそうな中、苦しくなる胸をぎゅうと握りしめて]

(512) 2016/06/12(Sun) 22時半頃

【人】 重層培養 イースター

 ありがとう、ごーちゃん…
 でもね、私はごーちゃんが思うような人にはなれない


[誰かに希望を与えるとか、誰かを喜ばせるだとか
彼が嬉しいと、このゲームを前向きに取り組んでくれたのはいい結果だ
けれど、それだけであって。それ以上は自分には出来ないから]


 …ごめんね、ごーちゃん
 行こっか。今はクリアしなきゃ


[だから、もう一度。無理してでも笑って
彼に心配かけないようにしなきゃって。私は頑張るんだ*]

(513) 2016/06/12(Sun) 22時半頃

【人】 重層培養 イースター

 生き方…。
 あはっ、なんか告白されたみたい


[まるでプロポーズみたいな言葉は、昔読んだ少女漫画のようで
馬鹿みたい、とクスクス笑った。あんな乙女チックな状況じゃないのに
片や正義の塊、片や犯罪の塊。そんな二人が相容れるわけがないのに]


 約束、したからね


[一瞬抱きしめられて
聞こえてきた、声でない言葉を聞いて。涙が出そうになるのを堪える
嗚呼、この人は本当にズルい。このまま消えてしまいたいのに、そうさせてくれないのだから
小さく頷けば、ちゃんと聞こえた事は伝わるだろうか。返答はしなかった
いや、しようと思えば違う何かが聞こえてしまいそうだったから]

(561) 2016/06/12(Sun) 23時半頃

【人】 重層培養 イースター

 あっ…
 誰かが他の子も捕まえたみたいだね。良かった


[タイマーが消えた事を確認すれば、そんな事を言って
呑気に食べに行くなんて言われてこちらも呑気に]


 とんこつラーメンが食べたいな


[さっき豚を見たから、なんてそんな事は言わないでおこう
生き返った時の事なんか。叶うかもわからないのだから
その時に考えよう。今は、ただすばらしきこのせかいを生き残ろうと。そう胸に秘めた**]

(562) 2016/06/12(Sun) 23時半頃

―回想・とある春の日―

[――春。
それは別れと、出逢いの季節だ。
困り顔の鳥飼寿に引き取られたのも、
たしか、うららかな春の日だった。

朝に夕に、高らかに声を張り上げる。
大型インコに特有の雄叫び――
それが存外五月蠅かったからと、
気紛れな大家が飼育放棄したコンゴウインコ。

……それが、俺である。]


[前の主人は、好きになれなかった。
呼び掛けても構われなかったどころか、
飼い始めてすぐ匙を投げられてしまった身。

だから、新しい環境への期待は大きかった。


トリカイ、ヒトシ。

――どんな人なんだろう?
――たくさん、遊んでくれる?
――いっぱいお話し、してくれる?
――美味しいごはん、食べたいな。
――見て見て、僕って綺麗でしょう?
――君のためなら、綺麗に鳴いてみせるよ!]


[――ねぇ、ヒトシ。

ねぇ、ねぇ、

こっち向いて。
…僕を見て。

ねぇ、 ……ねぇ、ってば 、]


[――…どうして、そんな顔するの。]


[ヒトシはいつだって、話半分だった。
ろくに耳も傾けず、視線はPCの画面に向けて。
うんうん、と形だけ頷いたりも。

最初のうちは、それで良かった。
反応を返してくれるだけで、嬉しかった。

けれど段々と、ものが解るようになって、
…その態度が、無関心の表れであると知って。


それが気に入らなくて、
さらに躍起になって気を惹こうとした。

結果的に、逆効果だったけれど。]


[春の終わりに、
俺は、寂しいという感情を知った。]


―回想・とある夏の日―

[それから数か月が経ち、
ヒトシとの関わりは相変わらず希薄なままだったが、
代わりに、絶え間なく流れる映像と音を得た。

話しかけても決して返事はくれなかったが、
それらは色々な言葉や、その意味を教えてくれた。

時間ばかりはたくさんあったから、
じっくりと、ニンゲンという生き物を観察した。
どういう時に、どんな単語を投げかければいいのか、
どうすれば、相手の――ヒトシの気を惹くことができるのか。]


[文字を読み、覚えた言葉を真似してみせると、
珍しくヒトシが笑顔を向けてくれた。
それが嬉しくて、また一つ言葉を覚えて、]


 オハヨ!
 コンチワ!
 マタ アシタ!


[けれど、いつしかその言葉が向かう先は、
無機質なカメラのレンズとなっていた。

ヒトシ曰く、クスクス動画に投稿するとのこと。]


[それが何かは知らなかったが、何か下心がある気がして。

やがてカメラを向けられると喋らなくなり、
ヒトシは撮影をやめ、俺も新しい単語を口にしなくなった。


…つまりは、そういうことなのだ。
それが解ると、何だか無性に腹が立って仕方がなかった。]


[夏の終わりには、
俺は、反抗することを覚えていた。]


―回想・とある秋の日―

[それでもやっぱり、諦めきれずに。
あまり家に帰らぬヒトシが顔を見せれば、
今日こそはと、何かしら行動したものだ。

態度はだいぶ、可愛げがなくなって。
ストレスによる過剰な羽繕いも相俟って、
姿はなかなか、凶悪に見えていたかもしれないが。]


[リピート再生される幼児向けの教育番組はとうに飽きて、
この頃にはこっそり、テレビのリモコンを弄ったりもしていた。
…ヒトシが出掛けると足を伸ばし、帰る前には消しておく。

そうして観はじめた主婦向けの番組には、
これまでとは異なる種類のニンゲンが出ていて、
夫に邪険にされ、寂しく思う妻などにはかなり共感した。

ヒステリックに叫ぶ彼女達を見て、ふと思う。


――これを、ヒトシに問いかけてみたら?]


[半年も共に過ごせば、色々と理解できる。
ヒトシが日中、シゴトをしていること。
そのシゴトが大切で、そのために寝食を削る程であること。

テレビの中の夫達も大抵が彼と同じ状況にあり、
それで家に残された妻が、悲しい悲しいと泣くのだ。
件の問いかけには、二種類の答えが用意されている。

――“シゴト”か、“アタシ”。]


[おまえだよ、とすぐ謝るパターンは決して多くはないが、
それでも時折目にしたし、最後は幸せに締めくくられる。

大半の男はまず、シゴトだと答えてしまう。
けれどその場合でも、紆余曲折を経て最後には、
やっぱりおまえが大事だよ、という結論に辿り着く。


…つまり、この問いかけは。
ハッピーエンドに繋がるキーワードなのではないのか?]


[そう考え、ワクワクしながら帰宅を待って、
ドキドキ胸を高鳴らせながら、あの台詞を叫んだのだ。]


[――結論から言うと。




            結果は、最悪だった。]


[驚いてこちらを振り向いたヒトシに、
キラキラと期待の眼差しを向けた。

ある程度辛辣な言葉が投げられるのは、
もちろん、覚悟の上だった。
働く男達の大半が、そうだったので。


一人でノリツッコミをこなして一見、上機嫌。
けれど続き、早口で述べられる答えはやはり、“シゴト”。]


[焼き鳥にして喰ってやる、という、
酷く恐ろしい、胸の潰れる、最大級の罵倒を受けて。
それ程までかと泣きたくもなったが、
どうにか涙は堪えて、じっと黙って見つめていた。

大量の餌だけを置いて、ヒトシが家を出る。


ここでヒステリーを起こしてはいけない。
黙って耐え忍び、風向きが変わるのを待て。
そうすればきっと、彼は振り向いてくれるから。

…物語の彼らはいつだって、そうだっただろう?]


[けれどそのまま秋も終わり、
俺は、諦めることを覚えてしまった。]


―回想・とある冬の日―

[朝晩が冷えるようになった頃。
寒いと抗議して鳴いたら、暖房が付くようになった。

光熱費が嵩むとボヤかれたものの、
南国の鳥であるから、そこは仕方がない。
いっそ人の身であれば良かったのに。
そしたらアンタは、もっと――

…そんなこと、考えたところで無駄だったけれど。]


[やがて冬も終わってしまい、
想い出も何もないまま、また、春が来た。]*


―ロスタイム:とある結末、その後―

[つぅ、と頬に温かなものが流れる。
ゆっくりと瞼を持ち上げると、
ぼんやり滲んだ視界が飛び込んできた。]


 あ、っれ、……


[――最後の記憶。

鳥飼に礼を述べようとして、鮫に喰われた。
はず、だったのだけれども。]


[辺りを見渡せば、そこはスクランブル交差点。

翌日に移行したのかと疑問符を浮かべていたところ、
上空から、ぼやけた影のような人物に語り掛けられた。
…涙をごしごし拭っても、やはり上手く像が結べない。


“未だに諦めきれない方は、――


嗚、そんなものは。
答えなど、わかりきっているというのに。]


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