160 東京村
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[わたしは、なんて馬鹿なんだろう。 パパがわたしを見てくれないなんて、うそ。 わたしがわざとパパに見られないようにしていただけ。 パパはこんなにわたしがいないことを、心配してくれていた。
暗い部屋。外から鍵のかかる音がした。 眩しくて頭が痛くなりそうだった分、部屋の中は落ち着く。 よく歩いて、疲れた。少し眠たくなってきた気がする。
わたしは心の中でパパを嫌っていたことに、何度もごめんなさいを重ねながら、ゆっくり目を伏せた。 しあわせな気持ちで、静かな眠りにつく。]
(0) mmsk 2015/06/11(Thu) 05時頃
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――――
(1) mmsk 2015/06/11(Thu) 05時頃
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『……ここまで来たんだ、今更逃がせるかよ』
[娘を押し入れに押し込んだ。こんなこともあろうかと天板を抜いて鍵を設置しておいてよかった。
くそが、と低く、苦く吐き捨てる。 煌々とパソコンのモニターが光っている*]
(2) mmsk 2015/06/11(Thu) 05時頃
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『絵里』
[久し振りに、わたしを呼ぶ声がした。パパの声だ。 怒った声色じゃなくて、静かなやさしさを湛えたその声は、"あの日"から時々わたしを呼ぶ。 おなかすいたな、とふいによぎる。部屋を出たら何か食べに行こうってねだろうかな。 部屋の扉が開けられた。]
(64) mmsk 2015/06/15(Mon) 00時半頃
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っ……、
[少し暗い部屋にいたから突然の光が眩しくて、蹲る。 ちょっと引きこもりすぎたかもしれない。]
『絵里』 『ママに会いに行くぞ』
[パパの口をついたのは、予想外の言葉だった。 あれだけ喧嘩をしていたのに。あれだけ罵り合ってたのに。 わたしはどんな顔をしていたろう。目の前が真っ白でわたしを見ているはずのパパの顔すら見られない。]
(65) mmsk 2015/06/15(Mon) 00時半頃
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[どういう風の吹き回しか、想像もつかなかったけれど。 これが本当に最後の、別れを突きつけるための顔合わせだとしても、わたしがもう一度ママに会えることには変わりない。 うまく物は見えないのに、ママの顔なら鮮明に見える気がする。どこにいるかまで、よくよく見える気がする。]
じゃあ、早く行こうよ。
[あまり喜んだらパパは嫌な顔をするかもしれないと思って、出来るだけ冷静に、パパを促す。 行こう。行こう。早く。 袖を引きたい気持ちを、ぐっとこらえた。]
(66) mmsk 2015/06/15(Mon) 00時半頃
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[ママに会ったらはじめはなんて言おう。"何か食べたい"かな。"顔をよく見せて"かな。"抱きしめて"なんていうのも、恥ずかしいけど、悪くない。 それから、それから、どうしよう。"一緒に住みたい"なんて、だめかなあ。
わたしはいてもたってもいられなくて、我先に家を飛び出した**]
(67) mmsk 2015/06/15(Mon) 00時半頃
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