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うっさいわよ、っていうか――…
[相変わらずの軽口を叩くまりの顔を、じ、と一瞬凝視して]
――あ、わぁい。
あたしの遠回しなおねだり察してくれたのね、
さっすがまりぃちゃん♪
[直球そのものな願いに応えてくれたお土産を左手で受け取り、右手をすっとまりの額に宛がって]
…人の事全然言えないじゃないのよ。
馬鹿は風邪引かないって、やっぱ迷信だったのねぇ。
[酷い評を下しながら、眉尻を下げ、熱い額を撫で下ろす]
ー管理人室横/十文字ー
[頭を撫でられて目を細め
いよいよ駄目だと帰った途端悪化する自分の体調に呆れながら管理人室を離れる。
琴には申し訳ないが、このまま待っていても心配をかけるだけだと判断して]
…ほだ顔しらんな
[自分を心配そうに見つめる何かにそう言って、ゆったりとした足取りで自室に向かう。
誰かとすれ違ったなら「ただいま」と言って笑っただろうか]
―管理人室/マユミ―
ええなぁ、修学旅行。
みんなで布団並べて、夜中にぶっちゃけトークすんねん。
[
― わかば荘オブザデッド・廊下 ―
[耳の良い者、大人しくしている者には聞こえるだろうか、禍々しく、そして重々しい、ずるずると床を這い擦る音が。
干からびかけた冷却シートで顔の上部が、使い捨てのマスクで顔の下部が覆われた見るもおぞましい中年男は肉体を蝕む病魔の作用により、体液を滲ませ呼吸も不規則になりながら
それでも ――生きていた。]
……薬……薬、を……
[風邪などそうそうひかない人間の部屋には期限の切れた市販薬が一回分だけあった。
まさかの備え足らずである]
―管理人室 まり―
やだ、起き上がらなくていいからね
ゆっくり寝てて、寝てて
[もぞもぞとしているマユミと燐の姿に、ひっそりと声を上げる]
……あー、うん。風邪みたい
やっぱバレちゃった?
本当、軽く呪われてるわよねぇ
きっとカイル[[who]]の日頃の行いが悪いせいよ。うん
[燐の言葉
いいでしょー。修学旅行!
みんなでこっそり深夜ドラマみてー先生の悪口言ってー恋バナしてー。
うーん、でも流石にあたしがここで寝るのはまずいわよねぇ
[マユミの言葉
― 管理人室:牧野 ―
ここで寝る人多いなら、私も戻ろうかなー…くしっ。
[寝ている間は一緒に眠っていた症状が起き出してきたらしい。
煩い症状の病人は別の方がいいかもしれない。
それに、重い症状の人をまとめておいた方が
看病する人達も安心だろう。
自力で動ける内に一度部屋に戻る事にする。
というかそのために部屋の暖房だけ入れに戻る事にした。
寒い部屋には戻りたくない。]
― 廊下:琴 ―
……あれ、そういえば、スーちゃんは……?
[自分で連れてきておいて忘れるとはなんとも無情な娘である。ススムも体調が良い様子ではなかったのを思い出し、お互い体調が良くなったらコートを返そうと、肩にかけられたコートを軽く握った……………と同時に視界に入るは廊下を這いつくばり、顔面がなにかに覆われた…………なんだろう
に゛ゃあぁあぁあああぁああぁ!!!
おばけえええええぇええええぇ
[今年一番の大声と共にペタリと座り込む。]
――少し前・談話室/夕――
なんと!甘酒には二種類あるんですか…!
わあ…わざわざありがとうです。
[小さな手でアランからそれを受け取り
わあ…!お野菜のスープ!楽しみにしています!
[廊下に出かけたところで、東雲の悲鳴
どうしたの琴ちゃ……わあぁぁぁぁあっ!?
……って南さん!?
ちょ、生きてますか!?
[向けた視線の先にリビングデッド
それが堅田と気付いて重ねて驚き。]
[なんとなーくなあらすじと、かなり大雑把なメインキャラの第一案を書き出した頃か、廊下から、悲鳴
ぶぁ?!
なに今の誰どうしたの!?
[驚いて、部屋から顔を出して廊下を見た。]
―管理人室/マユミ―
あれー、リンちゃん先輩もいってしまうん?
[わーっと押し寄せた病人たちが、波が引くようにわーっと去っていく]
寂しなったら戻ってきてやー
[牧野にかけた言葉は、どちらが、という話であるが]
……人口密度、下がりました。
[とりあえず管理人さんに報告した]
あ、その、さっきはありがとうございます。坂道負ぶってもろて……
[布団に座った状態で、ぺこりと頭を下げる。ちょっと、恥ずかしい]
遠回りどころか直球ドストレートだったわよ
バッターも迷わず振り切るレベルにね
[樹里の言葉
ばっ、ばかっていったほうがバカなんだからね!ばーかばーか
[ムキーッと地団駄を踏んだ。その直後に琴の悲鳴
え、……今の何……?
[思わず二人は顔を見合わせた]
[血走った眼、時折漏れる地低から響く様な呻き声
ウィルスが回り切った”それ”は管理人室へ行き着こうと懸命に這う、が]
逆に面倒ね、これ……あー頭痛い。
[唐突に呟き、壁の補助もあって立ち上がる。
一刻も早く布団に戻りたいがしかし動かずとも走る神経痛のせいで恐らくは簡単に眠れなかろうと。
いずれにしても風邪薬必須の状態、改めて管理人室を目指そうとして]
そうですアタシがお化けです
って違うわよ……キンキン響くから叫ばないでちょうだい……
[
ごほ、と一呼吸(一咳?)入れつつ>>+燐にも手を上げる。]
生きちゃいるわよ。
顔色が土気色になるほどしんどいけ・ど・ね。
アタシ、風邪とかホンット久々にひいたのよー、だから薬もないし貰おうかな、って
金定の顔が見えればカッと眼を見開いた。瞳は物語る。『この感染源め』と(不確定)
千珠さん、南さんが死……瀕死です。
[千珠の姿が見えれば、状況を見たままに伝えた。
聞こえた生存主張
― 管理人室:牧野 ―
寂しいからすぐ戻るよー。
部屋の暖房入れにいくだけだもの…へくしゅっ。
[星河の声
煩くなければずっと管理人室にいるのだが、
いかんせん鼻風邪は煩さがセットであった。]
鼻風邪に効く薬買ってきてくれてないかなー…。
――管理人室・夕――
ことおねえちゃん!おかえりなさい〜
夕は少し頭痛がするくらいで…でもにいさまがしいどうそうで。
あ、はつもうでどうでしたか?
[管理人室へ入ってきた琴に挨拶をする
その問いに彼女は何と答えただろうか。少し燐とマユミと話をした後、着替える
ふらついていたようだが大丈夫だろうか、と心配した眼差しで去ってゆく背中を見つめた。]
余ってたのです…ああ、もう少し言うのが早ければ…
うう…それはそれで困りますねぇ
[マユミのフォロー?
そう、だといいのですが…
夕も、冷にいさまがいるから幸せです。
[マユミのその言葉通りだと嬉しいという意味を込めて。彼女のその手に幸せそうに摺り寄せた。]
現にこうしてバッターが打ち返してくれた訳だから、
あたしの投球センス、冴えてるって事じゃない。
[しれっと言い返つつ、真っ赤な顔で喚くまりの腕を、はいはい、と引き寄せて]
ね、早速お土産食べない?
お互い病人ってことで、今は半分こで我慢しときましょ?
お腹に入れたら、後でお薬飲みなさいね。
いくらまりぃちゃんがタフでも、他の子に感染したら大変だし。
[恐らくここに居るという事は、大判焼きを食べるくらいの元気は残っているだろうと踏んで、そう誘いかける。
弱り切った様を他人に晒しそうな状態なら、何となくまりは自室に引き篭もって、人目につかないようにする気がした。
そして、きっと自分もそうする自覚はある。
不意に階下から悲鳴が届けば、身を竦めてまりと顔を見合わせたが]
……今、お化けって言わなかった?
なんか深刻そうな内容じゃないから、大丈夫でしょ。
――管理人室・夕――
フランクおにいさん!夕は起きてます。
[フランクが入ってきたのに気づき
その時にまりが入ってきただろうか。一言か二言言葉は交わせたように思う、少し話すと部屋に戻るといい>>+管理人室を出て行った。]
あ、よかった……。
琴ちゃん大丈夫だよ、南さんだよ。
[堅田
東雲にゾンビの正体について声をかけた。
しかし、随分と調子が悪そうである。
這っている堅田にあわせてこちらも廊下にしゃがんだ。]
そういえば風邪全然引かないって言われてましたよねー…。
管理人室ならゆっくり寝れると思うし、
薬も持ってきてもらえると思いますよ……へくしっ。
引っ張って連れていきましょうか?
だぁぁあぁぁ生き霊!!!!
[驚いた拍子に、鼻栓が飛んだ。]
……じゃない、南ぢゃん!!
なに”やっでんのそんなどごろで!
え"、なに?
瀕死……あぁ……
[見たままだった。
あまりに見たまますぎて、唖然と見下ろすと、カッと眼を見開かれた。]
ヒッ!
[こわい。]
― 廊下:琴 ―
わ、わわわ、り、りんちゃん、お、おばけが…………え、南ちゃん…?
[近くに来た燐に、涙目で光の速さで抱きつけば、南の名が出て
あ、あっ、あ、南ちゃん、ご、ごめんなさいなのにゃ…
[燐から離れ南慈郎の近くまで行くと
――管理人室→廊下・夕――
[と、突然聞こえた悲鳴
ことおねえちゃん!?
お、おばけ!?大丈夫ですか…?
[彼女に近づきおろおろしながら尋ねる。]
ー自室前/十文字ー
(あっちい…)
[米神を流れる汗に気付き、随分と体温が上がってしまっているのを自覚する。
借り物の羽織を汚したらいけない、と肩から下ろして軽く畳んでいると階下から立て続けに女性の悲鳴が聞こえ
!おば…っ!?
[お前たちかと周りをふよふよしている何かに視線を遣るが、彼らは何もしていない。
耳をすまているとお化けだという男性の声が聞こえて
違うわよ。あたしのバッティングスキルのおかげよ。そのうちメジャーから声かかるんだから。夢の10億円プレイヤーになるんだから。
[樹里の言葉
……ん、いいわよ。
どこで食べる?談話室?
わかってるわよ。アンタもいい年なんだから無茶しないで食べたらさっさと寝なさいよね
[何か気を使わせてしまったような気もする。癪だがこの女はよく気が回る。癪だが。そして聞こえる、悲鳴]
……アンタもなにげに冷血ってか、豪胆よねぇ
[しかし樹里のその淡々とした態度に、思わず笑ってしまった]
メモを貼った。
メモを貼った。
[ふと琴の悲鳴を聞きながら、まりは思った]
……そういえば、夕ちゃん怯えてないかしら?あの子、すっごく怖がりだから……心配ね
[それよりも琴の心配が先だろというツッコミが聞こえたような気がした]
――廊下→管理人室・夕――
[燐の話をよく聞けばどうやら琴が南慈郎をおばけと見間違えたらしい。
ほっと胸を撫で下ろすと管理人室へ戻った。]
メモを貼った。
失礼ねー。まあ紛らわしいことしてたアタシがいけないっか。
ごめんなさいね。
[
自分が眠っている間にどれほどウィルスはわかば荘を侵食したのだろう。
心配はいらない、と緩慢ながら身を起こして]
女の子に助けられちゃったらいくらなんでもアタシダメダメすぎじゃなーい。
ってうっわ汚ぇな金定テメェ菌撒き散らしてんじゃねぇっつったろうがシメっぞゴルァ!!
[
メモを貼った。
そうね、じゃあ談話室…か、フランクさんに怒られたら管理人室でもいこっか。
あいにくあたしは今まで寝てたとこだし、推定まりぃちゃん程いい年じゃないですぅー。
[べー、と憎たらしい声付きで舌を突き出し]
だって、あれだけおっきい声が聞こえたら、誰かお化けから救助に向かってるでしょ。
二階に居る分、あたし達のが不利よ。
一階の面子がとんだ薄情者で孤立無援だったら、通りがけに助けましょ。
…あ。お手紙書いといたから。後で見といて?
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