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【見】 好奇診 キカ― 5d ― (@1) 2016/06/15(Wed) 11時半頃 |
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― 中央エリア / スクランブル交差点 ―
……ん、あ
[気付くと、スクランブル交差点に佇んでいた。
慌てて自らの腹に手を当てる。包丁も傷もない。
確かに、死んだはずなのに。
まるでゲームがまだ続いているかのようで]
俺は、いったい。
[その刹那、胸ポケットの携帯電話が震えた。
メールの文面は、「脱落者へのミッション」
生き返ることも、エントリー料を取り戻すことも。
思いのまま……だと?
[聞こえてくるコンポーザーの声
怒りを露わにする]
ふざけやがって……!
[端末を握る指に、力が入った。
ぱりん、と画面に罅が入る]
人の命を、なんだと思ってやがる。
[散々に悩ませて。散々に苦しませて。それでも、なお]
まだ、苦しみ足りないってことかよ。
[もうとっくに死んでいるというのに。
胸がずきずきと痛んで。
―――生き返ったらと、考えていたのだ。
相棒の語った夢物語が脳裏を過った]
……くそ。
[まずは、小津の姿を探そうかと。辺りを見回して]
……あ”。
[どうせ最期だろうと。死ぬ間際に小津にテレパシーで送った「死ぬほど恥ずかしい台詞」を、思い出した]
くそおおおおおおお。
なんで俺はあんなクサいこと言っちまったんだあああ。
[頭を抱えて、オールバックの赤髪をわしゃわしゃと掻き毟る。
後悔してももう遅い。後の祭りなのであった**]
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【見】 好奇診 キカ― 本日 ― (@9) 2016/06/15(Wed) 20時頃 |
つーか、なんで、俺の相手は鮫ばっかりなんだ?
[圭一の光の光球を咀嚼した鮫が、
まっすぐにこちらに向かってくる。
その牙がズラリ並ぶ口を開けて。]
とりあえず、逃げるぞ。
[まずは、圭一がぼうっとしていれば手を引いて、
突進してくる鮫を間一髪で避けるだろう。]
認めたくないが、この鮫は強いな。
[まず、規模が違う、そして、威圧感が違う
コンポーザーというあいつが化けたものであるならば、
この街を消してしまうとか宣言しているのもやや納得するような攻撃力を感じている。]
圭一、お前の力はなるべく温存しておけ。
[鮫がまた突っ込んでくるようならば、その視界に入らないように、
だけど、通用しないだろう。
こいつの目はすべてが見えているかのようだ。
建物の影に隠れれば、体当たりをかましてくる。*]
―ミタマ電機前―
[光球が鮫にぶつかる直前。
赤いインコがぱさりと羽ばたき、片言で語りかけた。]
「 コイツ コンポーザー
モリク ケスッテ!」
[
―――そうか。
こいつが……!
[コンポーザー…と、呟いたところで光球が着弾。
インコは首尾よく脱出したようだ。
それとほぼ同時に、聞こえてきた声に、
視線を向けて…一瞬、固まった。
ヒトシ…鳥飼等…あいつ、死んでたのか!???
[鳥飼はすぐに、建物内へと駆けていった。
内容からすると、明らかに今のミッションを察している様子。
驚愕と、懐かしい思いと…
数日前に彼のインコが話した言葉
それから本人の自己紹介
…そ、か。あの赤いの、あいつのインコだし。
インコが死んでいるなら、あいつが死んでいてもおかしくはないんだ…。
[自分の感覚では、中高時代に仲の良かった友人のはずだが…
思い出すと、卒業後のリア充の記憶に彼の姿が現れる事はなかった。
だとすると、失われた記憶の中で、何かあったのだろうか。
意識がそちらに飛んで、鮫の動きを確認するのが遅れた。
気がついたときは、光を咀嚼する禍々しい姿が…
――――!?
え………???
今の…すごく力込めて撃ったのに…
あんな、簡単に食って…………
[目を見開き、驚きの表情が浮かぶ。
鮫は、光を食いきると、目の前でくるりとこちらを向いて。
まっすぐに、自分に向かって―――]
―――っ…
[間一髪の所で、皆方に手を引かれその場から離れることができた。
自分の居た場所は、流星が落ちたかのようにコンクリートが抉れ、鮫にダメージは見当たらない。]
強いっていうか、規格外だよ。
前の鮫、あんなのじゃなかった…
俺の光球、バリムシャって目の前で食って……
[傍で見ただけでわかった、圧倒的な力。
コンポーザーという存在の、桁外れな実力を目の当たりにした。]
――うん。
これ……今のままじゃ。正面突破じゃ、難しい。
輝にいの腕でも…
どうにかして、他の方法を考えないと…
[皆方は、鮫と正面から立ち向かい、命を落としている。
その時二の舞にならないかと、
不安を隠せない様子で皆方の顔を見た。*]
ドォォォン
[建物の影に隠れてはみたが、
まー、うるさいこと。
全く、近所迷惑ですわよ、奥さん、とふざけてもいられないが]
なんなんだ。
これはミッションクリアさせる気は、
多分ないな。
[条件をつきつけておきつつ、
多分。これは、そういったな。だがそれは嘘だ!という感じにしか思えなかった]
まーな。
[圭一が怪我しないよう、護衛しつつ、
他の方法、には、頷く。]
どー考えても、ふつうにアタックだけじゃ敵いそうにない。
でも、じゃ、なんでこういうことをするのか。
暴れたいだけじゃない、と思いたいな。
[話からいうと、戦いに挑んではきてほしそうなのだ。]
つか、とりま、安全、というか、鮫が気にくそうなところにいくか。
行くぞ。
[そして、建物ない、まぎれると、地下街に向かう。
入り口のことも考えれば、デカいやつで入ることはできないだろう。
もちろん、そんなことおかまいなしにぶっ壊してくるなら、話は別だが]
―ミタマ電機前・物陰―
これって状況、ラスボス戦だよな…
何だよあの破壊力。っとに…
おいしい話には裏があるって奴すぎるぜ…
[建物の影に隠れた皆方の影に隠れながら、ちらちらと顔を出す。
鮫がこちらを向こうとしたら、ぴっと頭を隠した。]
そういえばなんか、物騒な事も言ってたよな…
俺が背中張り付いてたとき。
その、
――うん。わかった。
ひとまず、仕切りなおしの方がよさそうだ。
[皆方について、地下へと潜る道をとる。
見つからないよう、身を伏せて。
入り口へ移動して。
潜る直前、気がかりそうに地上を一度振り向いて、前へと進んだ*]
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― ミタマ電機・上空 ―
[
ただのノイズとは比べ物にならない威力でしょう。
これに立ち向かえという無茶難題を、要求しているわけですが。]
最初に言ったと思います。
どんな目に合ってもいい覚悟さえおありなら、と。
[淡々と、最初の誘い文句
運命を覆すのは並大抵のことではありませんので。
彼らが身を隠すなら、それ以上を追うことはしません。
このような絶望を前にして、立ち向かうのを諦め、残る短い時間を有意義に使うことも選択肢のひとつです。
体勢を整えて再び立ち向かってくるようでしたら、喜んでお相手いたしますがね。]
[“サメ”はくるりと宙を舞うと、その姿を“カラス”に変える。
小さな体躯を自在に羽ばたかせ、2へと向かい、そこで待つことにしましょう。
1,エコーシティ
2,カフェぱせり
3,ラーメン失楽園]
[せかいを形作るために必要な時間は、7日間。
しかし、同時に。
7日間あれば、世界を終わらせることもできる。
雑音に紛れて、終末のラッパの音色が聞こえるでしょうか。
モリ区に漂うノイズたちがそれを感じ取り、暴走を始めているのを。
そしてそれは、RGをゆるやかに、確実に、浸食していっているのを。]
― →カフェぱせり ―
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―ミタマ電機前・地下街へ―
[地下街に入れば、そこは適度に賑わっていた。
なんというか、この次元の違い。
女子連れ、カップル、ビジネスマン、親子、
話しをしながら、ふざけあいながら、
この街を謳歌しているのがみてとれる。]
――……少し、落ち着いて考える必要があるな。
そもそも、なぜ、死んでかつ、生き残り戦をしているのか。
[もちろん、その答えはわかるわけなんかないのかもしれないけれど]
っていうか。この状態じゃ、あのガキを殺すとかそういう次元でもないぞ。
俺ら、またここで殺されるんじゃないか?
っていうか。死んで、そしてまた死んで、そして、またまた死んで
そう考えると、俺ら、よほど行いの悪い地獄にきたのかもしれないな。
だけどよ。俺ぁ、わかるけど、圭一、
お前は苦しまなくてもいいよなぁ。
[眉を寄せつつ、
この愛すべき身内の境遇に、おおいに理不尽を感じている。]
もし、あのコンポーザーを倒したとしてだ。
それで、この街での万能の力を得たとしたら、
あいつら、地上の戦いは一体、何の意味があるかわからなくなるよなぁ。
もし、お前なんかがコンポーザーになっちまったら、全員生き返らせるだろ。
[普通にそう思うのだ。
だって、こいつは、そこらへん、とても大事にしているヤツだから。]
俺がコンポーザーになったら、
あいつが地上で生き残ったのとしても、もれなく、その相方を殺す気だしな。
[そして、また圭一が刺された事実を思い出して、勝手に気分悪くなる。]
―ミタマ電機前・地下街―
上は入れるけど、こっちは俺ら認識されないんだよな…
[ミタマ電機は地図上に記載されていて、自分達が出入りできるエリアとして記入されていたが。
ここでは自分達は幽霊のような存在。
人々は、振り返りもせず無意識に自分達を避け歩いている。
通路の端に寄り、皆方の話す様子を、顔を見ながらじっと聞く。]
あのまま…留まっていれば…
輝にいが俺を引っ張ってくれなければ。
そうなってたかもしれないな。
俺はわかる、じゃない。
輝にいも、苦しむのは駄目だろ。
[そこはむすっとした表情でツッコミを入れた。]
ん。できるのだったらそうしてる。
[お前なんかが…との言葉に頷いて。
俺が…の所では視線を伏せる。
それから、さらに思考を巡らせ…]
…これって、最初は死神のゲーム…だったよな。
最初に来たメッセージで、UGは死後の世界として書かれてある。
記名はない。
逆に、死んだ世界で死んだ後…
コンポーザーの記名のあるメッセージでは
「一時的にUGよりも次元の高い空間にいる、
消え行く寸前のあなたたちにしかできないことなのです。」
……UGのゲームと、ここのゲーム。
もしかして、開催元が…違う?
[
ぽつり。思い浮かんだ違和感を言葉にしてみた。]
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―― 回想:5day/終わりの直後 ――
[
痛ましげに見えて、それでも確かに笑っていた。
いつものような恐ろしい笑顔ではなく、
男と同じように目に涙を湛えた笑みだった。
何故、笑うのだろう。
男には分からなかった。
しかし、最期に聞こえたテレパシーにまた顔を歪める]
―――― …… っ。
[けれど、伝えるべき言葉が見つからずに、
男はただ、肩を震わせるしかなかった。
命の灯が消える、その時まで]*
―― File2:新秋の少年と迷い猫――
[迷い猫を探す方法その1。
名前を呼ぶ事。
迷い猫を探す方法その2。
その猫が好きなお菓子を持ち歩く事。
とりあえずはその二つの方法で、類と日暮れまで猫を探した。
路地の隙間、庇の上、駐車場の車の下、
ごみ集積所、飲食店の裏、ベランダ。
猫が集まりそうな場所を探したが、
結局その日は猫を見つけることが出来なかった]
[男は特に落ち込む様子も見せずに、
明日は警察署に行ってみようと決める。
赤く染まる空の下。
今日はありがとうと類に告げて別れようとしたが、
一つ思い出したように言葉を吐いた]
猫探しはできる限りは諦めない方が良い。
その猫の安否を案じている飼い主がいるのだからな。
―― だが、人生においては時に諦めた方がいい事もある。
諦めを忘れると周りが見えなくなり、
諦めてばかりだと何も手に入らない。
どちらを選択すべきかは、その時々で考えたまえ。
[そう類に教え諭したのは、
自分のようになって欲しくなかったから。
美術品収集を諦めきれずに、
家族とバラバラになってしまった男のようには。
その事を彼が覚えているかは、男には与り知らぬところである]*
【見】 好奇診 キカ― スクランブル交差点周辺 ― (@21) 2016/06/15(Wed) 23時半頃 |
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俺が苦しむ?
まー、そうねぇ。
えっちできなくなるのは残念だな!
[にかっ]
なんてな。
でも、お前がいるから、わりと、しっかりしてられるんだけど。
わかってる?
[そして、地下街きょろきょろ、だーれも、こっちには気がつかない。そうか。いてもいなくても同じってやつか。
つまりは、これこそ、幽霊ってやつかな。]
[肯定されて、そうだろうそうだろうと頷きつつ、
思案ののち、圭一が言った言葉に納得した。]
なるほど、地上は死神のゲーム。
幾何ちゃんとか沙音ちゃんとかがやってるけど、
ここは、またそことは違う開催元。
しかも、パワーは強いと。
[眉間をぐいぐい押されつつ、負けぬよう押し返しながら、うーんと考える。]
あのコンポーザーの言葉を額面通りうけとったんなら、
あいつはもう、引退したがっているということだ。
けれど、バカみたいな、力をもってる。
要は、後釜ほしくても、その巨大な力を受け入れる皿が必要ってことかな?
[コンポーザーのことは声しかきいていない。
あのマスターであったことなどは、気がつくはずもなく]
[ 玲瓏たるベルの音が鳴り響き、男の意識は覚醒した ]
―― 北エリア/カフェぱせり ――
[緩やかに流れるジャズピアノ。
芳しいコーヒーの香り。
雰囲気が良く、事務所とも近かったため
よく通っていたカフェぱせり。
―― そして男が死んだ場所でもある。
あの日と同じようにテーブルの前の椅子に腰かけていて。
違うのは、向かいに座る相手がいない事。
何故、此処に居るのだろうか。
美術館の前で怒鳴と共に脱落したはずなのに。
周りを見渡すも、怒鳴の姿はない]
[そしてその時、声が聞こえてきた。
携帯への着信も、ほぼ同時に。
"ゲームからの脱落"
"諦めきれない方は、僕のところに"
コンポーザーからのミッション。
3日以内に倒せ。ゲーム終了と同時に消滅。
―― サイキックも、パートナー契約も、
完全に消滅するまではまだ生きている]
生き返ることも……
エントリー料を取り戻すことも……
[それは男の胸に僅かばかりの希望を灯した。
まだ、終わってしまったわけではない。
生き返るチャンスがあるならば、掴みに行くべきだ。
ただ、男は躊躇していた。
"どんな目に合ってもいい覚悟さえおありなら"
その言葉に、腹に包丁を受けた怒鳴の姿を思い出す]
( もうあんな光景を見るのは、御免なのだよ…… )
[テーブルに手のひらを組んで額を押し付ける。
しかし選択肢はどう考えても一つしかない。
ただ、最初の一歩を踏み出すのに躊躇して。
しばし、そうしてカフェの片隅で唸っていることだろう]*
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そ…そこは確かに、輝にい的には!一大事!だな……
……へぇ。そうか。
俺がいるから…。
[赤くなりつつ、思い切り頷いて。
自分がいるから、との言葉にすとんと、
納得できるものがあった。
自分も、三人兄弟の長男なので弟妹の前ではかなりしっかりとした兄ぶったりしているので。
小さい頃から兄代わりのような皆方も、そんな感じなのかと。
代わりに自分は甘えもあって、明らかにへたれてしまうのだが、それは内緒。]
死神は皆、ある程度俺達にクリアーできるよう手伝ってくれたしな。
コンポーザーは、全力で攻撃にかかってる。
最初から、本気出してる感じだし…
………ん。なんか、そんな風に聞こえたな。
[押し返す手に対抗しつつ、頭皮マッサージに移行。
こんな時こそ、目指せリラックス。]
もう、どうにでもなーれで放り出そうとしてやめたみたいな。
どっちにしても、その力をどっかで受け取らないと…
すげー大変な事になりそう…なんだよな。
多分…
[コンポーザーの話を総合して考えると、そんなあまり良くない予想になってきた。]
どっちにしても…あの鮫…もう一度、向かうしかないんだろうなー…あー…頭いてーけど。
他に方法ないし。
[はーっとため息をついて。
最初の問題へと思考が戻っていった。**]
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―回想・中学一年夏―
うー…嫌だなー。転校、嫌だなー。
友達皆こっちの中学だし。
俺、中学の時だけ輝にいの家の子になりたい。
親父だって、2〜3年のお仕事だから、単身赴任でいいって言ってるのに。
母さんが聞かないんだよ。
家族皆、一緒じゃないと駄目ーって。
輝にい、母さん説得してー!
[父親の仕事の都合で、都外の中学に転校する事になったのは、中学一年の夏。
学期半ばの転校で、かなりごねた記憶があるけど、母親の鶴の一声で引越し断行。
父親は、実はその方が嬉しいとかでさっさと丸め込まれてしまった。
最初に、その新しい学校に来たときは、蝉時雨がすごくて驚いたのを覚えている。]
…そのゲームって、そんな面あった?
え、裏技!?本当に???
そんなん見つけられるんだ。
ヒトシって頭良いなー。すげーや。
[我が家は代々、成長が遅いらしく。
自分もそんな例に漏れず身長も150cm台。
ちょこまかと動いてはいたものの、都会のもやしっ子範疇からは抜け出せず。
必然的に、つるむのはインドア系のグループ。
鳥飼寿は、その中でも特に頭が良く、色んな事を知っていて。
同年代の仲間からは、一目置かれる存在だった。
自分も彼を手本にして、色々学んだものである。]
―回想・中学三年夏―
ふっふー!今回!国語と歴史は俺が勝ったーーー!!
でも、理数系はさーっぱり届かねー。
今回も、ヒトシの壁は厚かった…
進路? 先生には○○高校行けっだろって勧められた…けど。
…ん、なんでもない。
[夏休み前の期末テスト。
友人達とわいわいガヤガヤ結果の発表。
この頃になると進路の話題も出てきはじめたのだが。
父親のこちらでの仕事が今年度で終了予定。
自分はもう、彼らと同じ高校に行けない事は知っていた。
ただ、言い出せなくて。
この時は話を合わせ、担任にお墨付きをもらった近くの高校名を出したのだった。]
[友人が、まさかの同じ高校に合格してたと知ったのは入学後。
彼が自分と比較される事を厭っているとは気づかず。
並ぶとみなされる位置にいる事すら自覚していなかったので。
嬉しかったのと同時に、自分が隠さなかったら一緒に入試とか行けたのに、と単純に残念に思っていた。
その後、高校の友人達と距離を置いたのは
自分が先だったので。
鳥飼との間にあった溝には、
きっと卒業まで気づいていなかった。]
―ミタマ電機前・地下街―
…さっき、ヒトシとインコが居たくらいだし。
俺達以外にも、同じように挑戦してる奴らいるんだよな。
なんか、協力できたらなぁ…
いや、それも不確定要素か。
ヒトシは多分、俺なんかやらかしたっぽいから無理だろうし。
やっぱ……難しい。
[再びため息。
ミタマ電機に居た鳥飼は同じ立場の存在であろうと思うのだが。
推定すると、記憶のない時期に仲違いをしたまま別れたようで。
声をかけるのは躊躇われたのだった。**]
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− ミタマ電機前 地下街 −
[どうやら、コンポーザーは一旦逃げ切った者は深追いしないらしい。
殲滅をしたいわけではないのかと思ったが、
断定はできない。
いや、放っておいても消えるからいいっちゃいいのか。
ともかく、追ってこないので、地下街のベンチの圭一を座らせて、自らもどっかり腰掛け、脚を組む。
両手をベンチの背にもたれかけさせ、天を仰いだ]
コンポーザー戦で、精魂使い果たして消えるか、
もしくは、この街をゆったり観光して消えるか、
それが濃厚な選択肢なんだろうなあ。
[目を閉じる]
協力ねえ。
このままだと、この街が消えるっつーなら、
それは、できないかな、というレベルじゃなく、
必須かもな。
まだ生き残ってる連中も、あんだけ頑張ったけど、結局、この街消します、は報われなさすぎだからなあ。
[と、いっても、圭一を殺したヤツを許すわけではない]
そのヒトシっての、
やらかしたとか言ってるけどな。
そういうの気にしてる状況?
[おにーさんとしては、ここは、優しく、前に押し出すわけよ。
だって、男の子でしょ?
一発殴られてくればいいじゃない、と、状況は知らんけど]
とりま、そのコンポーザーとやらは、
チカラでしか、反応しないんかなあ。
[うーん、と。
だけど、その雰囲気に、なーんか、遠い記憶があるよーなないよーな、なんで、男は感じている。
本当に漠然とだったが]**
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― 中央エリア / スクランブル交差点 ―
はー……。
[ぱしん、と頬を叩いた]
本当にらしくねえな、俺は。
[顔を上げた怒鳴の表情は。
先程までとは違う、凛々しいものだった]
おまえは誰だ。
天下の山桜組の舎弟頭、怒鳴京助だろう?
[自らに言い聞かせるように]
いつまでもうだうだしてて、どうするっていんだよ。
ちったあ漢気見せろや。
[街の喧騒の中を、怒鳴は駆け出した。相棒の姿を探して*]
― 北エリア / カフェぱせり ―
こんなところにいたのか、小津!
そんなシケた面しやがって。
[カフェの片隅で、やたらと暗い顔をした小津の姿を見つけて。
ずんずんと怒鳴は歩み寄ると、開口一番そう言ったのだった]
―――行くぞ。
[どこへ行くとも、何をするとも言わない]
俺は、とんでもねえ嘘つき野郎だ。
[ぎり、と。奥歯を噛みしめて]
テメエを責任を持って生き返らせてやるって言ったのに。
あっさりとやられちまった。
[未だ包丁で刺された感触の残る腹を、軽く撫でた]
どうせ消えちまうにしても。
まだ可能性があるうちは。
[にぃ、と笑って]
―――最後の最後まで、あがいてやろうぜ。
[そう言って、小津に向かって手を差し出したのだ。
自分を「嘘つき」呼ばわりした男は。
目の前の相棒がついた「嘘」を知らない。
嘘つきの男ふたりは、こうして。
静かな喧騒の満ちるカフェで、対峙した**]
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メモを貼った。
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―ミタマ電機前・地下街―
……どっちも嫌だ。
そりゃ、観光して終わった方が楽なんだろうけど。
生き返りたいし…それもあるけど…
リア充が世話になった知り合いとか、この街には沢山いる。
俺らとこの街、なんか一蓮托生、なんだよな。
[背を丸めてベンチに座り、行き交う人の流れを見つめる。
影響を受けるのは、自分達だけではない。
それを考えると、余計に逃げられない。]
…だよな。俺らだって、上残ってて。
さぁ生き返りますよって時に、生き返る街無くなってたら。
詐欺だって叫びたくもなるだろーし。
………………。
俺…よくても…向こうは……どうかな…とか……
でも、そんなの…言ってられねーよ、な…
[気にしてる状況?と聞かれて、歯切れ悪く視線を逸らす。
もちろん、そんな状況ではない。
何が起こっていたのかはわかってないが、土下座してでも協力を求める状況だろう。
気弱に視線を揺らしたまま、緩く頷いた。]
あ…戻った。
[少し経ち、意識を集中させると…今までと同じように、ほわりと光球が出現。
おそらく、元のフルチャージ状態。
これでまた、戦うこと自体はできるはず。]
……?
なんか、気になる事あるのか?
[何か考えているような皆方を不思議そうに見て、首を傾げた。**]
いや、なんか、感じな。
どっかであったことのあるよーな。
こう、ええと
[コンポーザーのメッセージを頭の中でリフレイン。
女性の声、口調はすぐ覚えちゃうもんだが、
…と考えて、手をぽむ]
ああ。
あのマスターだ。
ヨハネに似てる。
[要するに、行きつけのバーの店主だった。
そうだそうだ、と。
優男の面をしているくせに、妙に達観した物言いをする。
それでいて、時折、物憂げな表情をする。
薫るコーヒー、そして、夜は上質のアルコール。
そこで出会う女性はどことなく、みんな寂しさを抱えた美人だ。]
ちょっと、
俺の、どーでもいい勘。
移動すっぞ。
[そして、ベンチから立ちあがる。]
バーメメントへとりあえず行ってみるつもり。**
―ミタマ電機前・地下街―
……ヨハネ?
キリスト教の偉い人?
違う?へぇ…マスター。
[外国人的な響きの名前に不思議そうに聞き返すが、説明を聞いたら納得。]
俺は…リア充も、行った事はなさそうな店だけど。
Barメメントかー。
名前の由来が、「memento mori」…だったりしたら、ちょっといわくつきーって感じだよな。
「死を思え」と看板の入った店で、
経営者が死神の親玉…とかさ。あはは。
[出した単語は、学生時代の歴史の授業でならった言葉。
黒死病についての話と一緒に、死神の挿絵付きで解説されていたのが印象的で。
今でも、記憶に残っていた。]
ん。じゃ、ヒントとかさっぱりだし、行ってみるかー。
[リア充の方の記憶も探ったが、Barメメントへ行きつけていた様子はなかったので、とりあえず皆方の勘に従ってみる事にした。**]
– bar mement -
[そのバーは実に趣味がよかった。
シンプルながらも、室内も食器も常に磨き上げられており、
雑然としたところはないが、色とりどりのアルコールのボトルは、威圧感なく並べられてる。
さぞかし年配の店主がいると思いきや、
その姿は若く、
ただ、性的なさかい目を、感じさせないもの。
夜羽という名もあいまって、
静かさの中に硬質な上流感を、醸し出すのだが、
話してみると気さくだった]*
[カフェに降り立った僕は、カラスの姿からたちまち猫の姿に変わります。
しゃなり、しゃなりと上品に歩み、そこで身構える挑戦者にご挨拶を。
無念の二度目の死を経てなお、挑戦しようとするその勇気。
僕は大好きです。
[それに表情を動かすだけの感情も、忘れてしまったけれど。
胸の奥の奥で、少しの高鳴りを感じるのです。
2人の目の前で、尻尾で床をぱしんと打てば。
カフェに置かれているものがゆらり、動き上がり。
ポルターガイストのように。
店の奥から、皿やコップや――包丁、などが。
あなたがたに向かって飛んで行くことでしょう。*]
[もちろん、最初からそんなバーに行けるような上品な男ではない。
連れて行ってもらった。それで正解だ。
ブルジョワな、マダムに、安いバーボンじゃなくて、ロイヤルな芳醇の証のスコッチを飲めなんて言われてさ。
心底ビールが好きなんだけど、スタイルってのはまぁ、大事だし、なんたって、マダムにはお気に入りでいたいもんね、なーんて]
[で、結局は上質なスコッチより、ジラフビールが好きだってあっという間に見抜かれて、
びしっとしたスーツを着せてくれたマダムの目じりの皺がやや深くなるのを感じながら、でも、そこをなんとかカッコつけさせてくれたのがヨハネってわけだ。
で、それからは、マダムがいないときでもちょこちょこ出向いて、
で、時に寂しそうな女の子がいれば、話し相手になっていたというわけさ。
ああ?手ぇ出してたんでしょう?まさかね。
このバーで出会う子はみんなそりゃあ、美人だけど、
ヨハネに惹かれてくる子はみんな、どことなく、寂しげでね。
まー、なんだ。いわゆる、遊べる子じゃないのはわかってたんで、
そりゃもー、ジェントルにね?]
メモを貼った。
– bar mement・で現在 -
おーい、ヨハネー。いるかーい?
[そう叫びながら、扉を叩いてみる。
だが、反応はないようだ。
圭一に振り向いて、肩を竦めた。
もちろん、扉には、CLOSEがかかっている。
ああ、時間外なのか、それとも]**
【見】 好奇診 キカ
(@34) 2016/06/16(Thu) 22時半頃 |
メモを貼った。
―ミタマ電機―
[先日執着していた皆方にも、
視線をくれた北見にも、目もくれず。
慌てて階段を駆け上がり、
従業員しか立ち入れない屋上へと駆けた。
脳内に直接語り掛けてくる声、
その安堵の色に、駆け上る足はますます急いて。]
ッたく、言うのが!おッせェんだよ!
[来るな、と叫ぶその声はテレパシーでも届いて、
しかし残念ながらもう、屋上へ向かった方が早い。]
……へ、へへッ、
今まで、俺が、
おまえの言うこと、素直に、聞いた事、あッたかよ?
[例によって、肩で息をしながら。
よく思い出せと言わんばかりに、言葉を区切って。]
来るなッて、言われたッてな!
地獄の底まで追い続けンのが!コンゴウインコってやつだ!
よォく覚えとけ!!
…無事かどうか? ンなの関係ねェ!!
…ッつぅか、目ェかッぽじってよく見ろ!
どー見ても無事だろ!えェ?!
[幾らか同様の見えるインコ相手に、
謎のドヤ顔で、ビシッと人差し指を突き付けた。
今ここで、別れ際に言い損ねた言葉は伝えられない。
恐らく、それを伝えるべき時は、
…もう少し、もう少し後のような気がしたのだ。]
[頭に直接響いてくる、流暢な日本語。
コンポーザーに関する説明に、重々しく頷いた。]
どういう原理かよくわかンねェけど、
つまりそのコンポタってのを倒して、
そいつの代わりになれば解決すンだな?
[小耳に挟んでいた二人の会話を思い返す。
コンポーザーを倒して、それになればいい。
…ただそれだけの、はずなのだけれど。
事は、そんなに単純なのだろうか。
鳥飼宅しか知らない世間知らずにとっては、
モリ区の支配者という立場は、恐ろしく感じられて。]
ンー…
その、今後アレと同じ存在になるかはさておき、
そうでなきゃ生き返れないッてなら、
…とりあえずそれで、いンじゃね?
[難しいことは、その時が来たらまた考えよう。
他の参加者が先に倒してしまうかもしれないし。
……良くも悪くも、中身は鳥である。]
―Barメメントへの道のり―
[恐る恐る注意をしながら、地上に上がると、既に鮫の気配は跡形もなかった。
カラスに変身して、カフェぱせりへ移動した事実はわからなかったので。
暫くは注意して進んでいた。]
―――うわっ!なんだあれ!
今日のミッションのやつか!?
思いっきりRGの一般人巻き込んでるじゃねーか。
[途中、暴走バスを発見し、上にノイズが乗っているのをみて盛大に顔を顰める。
目を狙い、光の玉を一つ投げつけてみるが…
バスも怪物もまるで、何も存在しないように通り抜けた。
ここは一つ高い次元。
見えているが、見えていないの意味を痛感する。
そのまま、東エリア北端のメメントへと急ぐ]
―Barメメント―
どうみても不在、だよな。留守。
こーいう店って夜に開くもんだし。
営業時間にはちょっと早い?
[肩を竦める皆方と、CLOSEの看板を交互に眺める。]
でも、大抵ミッションが終わったら日付も変わるから…
俺らもしかして、ここの営業時間には…
あ、でも地図に載ってるってことは、使用可能施設ってことだから。
やっぱ開いてる時は開いているのか。
[開いていない店を無意味にRGとUGの境目として記述する必要はないわけで。
地図をもう一度眺め、首を傾げた。*]
[口の自由が利くからと、一方的に口頭で受け答える。
鳥飼から流れてくる思念に、同じく思念で返せれば良いのだけれど、
興奮してしては、なかなかそうはいかなくて。
続いて聞かされた言葉に、思わず口を挟んでしまう。]
……あンさ、
今さら、なに言ッてンの。
テメェが最低なヤツだッてことくらい、
よーく知ッてンだけど。
この世の誰よりも…ッてか、この世で唯一?
俺が、誰よりも、一番! わかッてるッつーの!
いッつも自分のことばッかで!
俺よりシゴトのが大事で!
遊ンでくれねェし!煩そうな顔するし!
俺の身体、ストレスで元からボロボロなンだよ!
わかる?!最初から、テメェのせいでボロボロなの!
だから、だからさァ!
今さら、ンなことで謝ってくンな!
そゆこと言われると…、 俺、調子、狂う……
[最後は語尾を濁すように、
ごにょごにょと口の中で呟いて。
キッと睨みつけながら、口を尖らせて付け加える。]
……言うなよ。
死ンでも、…ッてかもう死ンでッけど、
絶対に、言うなよ。
ごめんとか。
そういうの。…聞きたくねェから。
[それから、ふいと目を逸らして。
ふぅ、と大きな溜息を吐いた。]
[落ち着いた雰囲気のカフェに似つかわしくない、
乱暴なベルの音が鳴り響いた。
俯いていた顔を上げ、思わずそちらの方を見る]
ミ、ミスター、どうして此処が……。
いや、腹は大丈夫なのかね!?
[ガタンッ、と勢いよく椅子から立ち上がる。
それでもこちらを見る者は誰もいない。
包丁が刺さっていた辺りを見るも、
怪我どころか赤い染みの一つすらなくて安堵の息を吐いた]
[
しかし、続けられた彼の言葉に。
そして、差し出された手に。
男は瞠目して、そして苦々しく顔を歪めた。
手を、持ち上げることなく身体の横に下げたまま]
……貴殿は嘘吐きではないよ。
嘘を吐いたのは、吾輩の方だ。
[責任をもって男を生き返らせると、怒鳴は二度言った。
今と、そして、男が嘘を吐いた直後に。
その嘘のせいで怒鳴がここまで必死になり、
そして男を庇って刺されたとしたなら、
一体、どう詫びればいいのだろう]
[―― だが、正直に話すべきと思った。
例え許されなくても、最期にああいってくれた彼に、
嘘を吐き続けるわけにはいかない]
ミスター怒鳴。吾輩が死んだのは……
[刹那。聞き覚えのある声が、響く
振り向けば、優雅な出で立ちで歩いてくる猫が一匹]
…だって俺も、同じだからさ。
俺だって自分の、その身体が大事だからな!
必死になって庇ってやったのも、それでだから!
俺もテメェも、同じ最低のクズ。
な?これでおあいこだ。
……それでいいだろ?
[肩を竦めて、おいでと腕を一本差し向ける。
今、俺達がやるべきことは?と目で問いかけながら。]**
[その声は、カフェで目覚めて最初に聞いた声に似ていた]
ッ! ミスターしゃがみたまえ!!
[猫の尾が床を打つ。
その瞬間、整然と並んでいた食器が男と怒鳴めがけて宙を飛ぶ。
男は怒鳴の襟首を掴んでしゃがみ、
テーブルと椅子を飛来物の盾にしながら、パイプを手に取った]
貴殿が、コンポーザーとやらか!
これは白上刑事のミッションとは別物かね!?
[割れた食器の破片から顔を守るよう腕で庇いながら
しゃべる猫に向けて問う。
火をつけたパイプから煙が立ち上り始めれば、
飛来物を撃ち落とさんと、煙玉を放った]*
―Barメメント―
[叩いた扉は無反応。
どうやらお留守か開店前か。
ちなみに店に来る前の暴走バス騒ぎは俺らには何もできないだろう。案の定、圭一の光球もむなしく突き抜けていった]
とりあえず、お邪魔すっかな。
[はい、開けましょーか。と脚を振り上げる。UGの扉をぶっ壊すため]
メモを貼った。
―Barメメント―
なー、輝にい。
留守だけど、どうすっかな。
お邪魔するったって、帰る時間とかわか…
はぁぁぁ!?????
[振り向くと、皆方の長い脚が見えて。
反射的にドアから一歩下がる。下がらざるを得ない。]
メモを貼った。
[長い脚を扉に振り子状態で振り下ろす。]
はい、いらっしゃいまーせー。
お客さんだよー。
[常連だったにしては、相当脚癖の悪い客である。
もちろん、いつもは大人しいものなんだけど]
よーはーねーちゃーーん、
いないー?
いないなら、それでもいーんだけど。
[店は無人だったか。ともかく、店内の灯りをぱちりとつけると、
慣れたように、カウンターからグラスをとって、ビールーサーバーのレバーに手をかける。]
―Barメメント―
うっわぁぁ……やりやがった…やりやがったよこの親父…
店に勝手に入ったら不法侵にゅ…いや、俺ら死んでるけど。
もしかして、UGのさらに次元違いだったら、相互干渉ポイントでも見えなかったりするのか?幽霊無罪なのか??
[皆方の行動に頭を抱え、ドアにむかってごめんなさい。
幸か不幸か、ドアはあっさり開いたので、恐る恐るその後ろからついてくる。]
輝にい、その入り方超悪役。
借金取立てのヤクザじゃないんだから…
[参加者に。同じ意識の残滓となった存在にまさに本職がいたりして、そのヨハネちゃんと対峙していたりする状況なのだが。
さすがにそこまではわかっていない。]
なんだか、ものすごく手際良いデスネ皆方輝サン…
[ごく自然なしぐさでビールサーバーに手をかける様子をじと目で見た。]
ええええ?
だって、こう、飲んでないのどんくらい?
もー。本当、地上でも店でどんだけこの一杯がほしかったことか!
[そして、黄金の色の液体、涼やかなホップの香り、キンキンに冷えた麦芽種にグラスが艶めかしく汗を吹く。]
お前もきっと飲んでたろ?
景気づけにやろうや。
[そして、きゅーっと]
つか、俺なんて、悪役なんてとんでもない!
もっと、こわーくて、いかつーい、人がいんだってば。
俺、見たもーん。
[そういいつつ、怒鳴のことや怒鳴所属の山桜組さんたちを思い出す。
そういえば、怒鳴は上のミッションには参加していないようだ。
あ、もしかして、上では死んだ?]
あァん? どうしたんだよ。
[小津に差し出した手は、握り返されることはない。
怒鳴は訳も分からず、当惑する。
苦々しく顔を歪めた表情のまま、小津は口を開いた
嘘を吐いた……?
いったい、どういう―――
[しかし、小津の答えを聞く前に。
一匹の猫
突然の出来事に一瞬、反応が遅れる。
音を立ててこちらへ飛んでくる食器類を、呆然と見遣った]
[刃先をこちらに向けた包丁が、スローモーションで]
………ッ!
[小津の叫び声
思い切り襟首を小津に掴まれ、しゃがみ込まされる。
先程まで怒鳴が立っていた空間を、包丁が横切っていった。
ひゅう、と喉が鳴って。
危ない所であった。
包丁に殺されるのは、もう御免だ]
なあ、小津。
テメエが操れるのって、パイプから出した煙だけなのか。
[怒鳴の拳に、ぼうと炎が宿った。
こんな状況なのに、悪戯に笑いが漏れて]
物を燃やせば、煙が出るよなァ?
[ひと暴れして構わないだろう、と許可を求めるように。
じっと小津の瞳を見遣った。
例え敵わずとも、こんなふざけたゲームを主宰するコンポーザーとやらに。ひと泡吹かせてやらねば気が済まない*]
―Barメメント―
えぇと…死んでから今日で、6日目?
[数えてから、自分達の期限も明日までだと沈欝な気持ちに…]
輝にい、酒呑みだよな。
しかもザルだし。
俺はー…リア充の頃はしらねーけど今は未成年だけど…んー…
[黄金色に白い泡泡。とても気持ちよさそうに冷えたビール。
これは確かに誘われる。
リア充の頃のアルコールの思い出を脳内で再生してみて…]
ジュースかコーラかウーロン茶。
[心なし、遠い目でリクエストをした。
下戸だったらしい。]
こわくていかつい?
ミッションの参加者で?
コロシアムにバッジ届けに行ったとき、警察官っぽい人が手を振ってくれたのは覚えているんだけど、あとは割りと皆若かった記憶しかないや。
……お菓子はっけーん。
[ビールを片手でしっしと避けながら、カウンター内におつまみ用のお菓子の袋を発見。ピーッと開いてお皿(勝手に出した)の上にざらざらざら。
個包装のチョコレートやチーズおかきなどの盛り合わせが出現した。]
[どうやら僕のお店に侵入した方々がいらっしゃるようで。
まあ、未練はありませんのでお好きにどうぞ。
どうせもうすぐ全てが終われば、何も残らないのですから。
あ、でもできれば冷凍庫の一番奥に隠している、
ハーゴンダッツのクッキー&クリームだけは取っておいてくださるとありがたいですが。
――区内の様子を微細に感じ取りながら、尻尾をたしたしと動かしている。
それに合わせて物が自在に動き、挑んできた2人組に襲いかかるでしょう。]
ええ、いかにも僕がコンポーザーです。
白上さんの死神のゲームとは別物、ですよ。
これは、モリ区の未来を賭けたゲーム、になるでしょうか。
[
その間も、食器や包丁がひゅんひゅんと舞う。]
期待に応えてくだされば、それで結構。
そうでなければ全てが消滅。それだけです。
この管轄区は、僕の手のひらの上にあるので。
恐縮です。
[
そう言わんばかりに包丁を飛ばせば、避けられたそれが壁に当たって落ちる。
たしん、と尻尾をもう1度打てば。
今度は、木製の椅子や机が彼に向かって飛んで行くでしょう。*]
あ?おまーりさん?ジェームスって人なら、前助けてもらったなぁ。
あのひと、無駄にかっこいいよね。
ん?
[いや、でも、最近どっかでみたよーな気もしつつ。
でも、いいや、とまたビール煽ると、圭一の用意したおつまみもぐ]
なんか、ここのマスターは
昔、むつかしーことこねくり回していってたんだよなぁ。
それが、こう、あの、コンポーザーが言ってたことと被ってたような気がしてね。
[世界は素晴らしいけれど、それゆえ、とかなんとか。
最近は、こう、いろんなものが感じられない、といってこと
そんな話を酩酊状態の中きいたこともあったような気がする。]
いや。まさかね、とが思うけどさ。
でも、なんか、あの人ではない、という否定もできないっていうか。
つか、お前高校生のくせに最初に菓子かよ!
ら、缶チューハイくらい飲んでみろ。
[突っ込んだ]
ところで、お酒の強さは、1(
とっても弱い。だと?(でも飲む
実はお酒の強さは10段階の7
[ ―― ガシャン ガシャン!
飛来する食器の猛攻。
壁に、床に激突し、派手な音を立てながら散りゆく。
視界の端で、風を切り、怒鳴の近くを過ぎる包丁に
男は怒鳴以上に息をのんだ。
また、あんな光景を見てたまるものかと。
脳裏に過る赤を振り払って、
―― そして見た。き生命たる炎を
いいや。煙なら、発生源は問わぬ。
[一番最初のミッション。
三途川書店の前に現れた鴉を殲滅した時に
降った煙の矢は、怒鳴の炎より生まれたもの
煙の量が多ければ多いほど、男の武器もまた多くなる]
[悪巧みをするような笑みを浮かべる怒鳴に、
男もまた、ふと笑みを漏らした]
―――― 行ってきたまえよ。
貴殿の気が済むまで、存分に。
[怒鳴は男を守ってくれた。
ならば今度はこちらが恩を返すべきだろう。
ゴーサインを怒鳴に出しながらも、怒鳴に飛んでくるものは
全て撃ち落とすつもりで、飛来物を睨んだ]*
ジェームズさん…なんかすごい外国人っぽい名前だったんだ。
格好は…遠目だったからあんまよく覚えてねーけど。
[チョコレートもぐもぐ。更にチョコレートもぐもぐ。]
ふぅん…なら、なんかカンケーあるのかな。
それか、コンポーザーと仲良しとか、実はコンポーザーが常連だったとか、経営者だったって可能性も踏まえて。指定店舗な位だし。
さすがに、死神ってことはねーだろうけど…あるのかな。
わかんねー。
[ウーロン茶を持ってきてきゅぽっと開ける。]
[ちなみに男は酒には弱かったが。
弱いのは間違いないが、それでも飲む人だった。]
うぃーっと、あっという間に赤くなりつつ。
首をこきっこきっと]
あー、腹減ってきた。
冷蔵庫なんかある?
[圭一にそう訪ねて]
─中学 一年夏─
[ 一学期の途中、俺たちが人生初の中間テストが
終わってこんなもんか、なんてまだ易しい問題で
全てわかったかのような顔をしていた頃。
彼はやってきた。
[ 背はそこそこ。
顔もそこそこ。
だが、都会から来たというだけで
俺たちの社会の中では一種のステータスだった。]
[ 梅雨の終わりを告げる蝉の大合唱の中
彼の自己紹介の声がひときわ通った。
「初めまして、東京から来ました北見圭一と…──」
窓の外には大きな入道雲。
青い空を割る様に一本の飛行機雲。]
[ 東京から来た北見圭一という同級生が自分たちと
つるんでいることに、クラスの中心グループは
面白くないようで、対照的に俺は優越感が止まらなかった。
この、トカイジンが自分たちを選んでくれた
なんて、そんなつまらない優越感に。]
[ 自分が一目置かれているなど、当人は露知らず。
知ってることを周りに話しては、驚いたり
感心するような反応が嬉しくて
そんな少年期を送っていたと思う。]
─中学 三年夏─
[ 北見圭一がこの学校に来てから3回目の夏。
下敷きをうちわ替わりに仰ぎながら
机の上にテストのプリントを広げる。]
へっへーん!数学と理科はまかせろ。
…とかいって、普通にお前もそれなりいってんじゃん。
[ 俺の理系の点数と圭一の点数。
圭一の文系の点数と俺の点数。
その差は決して同じではなかった。
「ヒトシの壁は厚かった」なんて彼は言うけど
総合的に見たら彼の方がうんと点数は高いのだ。]
[ なんだかそのことがたまらなくコンプレックスだった。]
お前、どこ高行くの?
[ なんて、訪ねながら内心はヒヤヒヤしてる。
彼が出した高校はこの辺の一番高。
それは紛れもなく自分の第一希望。
そして担任から言われた言葉は
「ん?○○高?…そーかぁ…。
お前、パソコンとか得意だろ。情報科のある
××高とか、どうだ?」
××高、それは○○高に入れない奴が入る二番高だった。]
[ その日から、自分の中で少し、ほんの少しだけ
溝ができた。
つまらない見栄が顔を覗かせた。]
[実は圭一は、酒にさほど弱いわけでもなかったのだが。
あとなんか色々の中に、スペシャルちゃんぽんな魔改造ドリンクが含まれていたらしく、見事に潰された。
最初の経験が尾を引いて、自分は下戸だと思い込んでいるのだったた。]
なんか、顔赤くねー?
大丈夫なのかよ。
冷蔵庫なー。えっと…あった。
生ハムとチーズだすぜー。
[お皿(勝手に出した)に、フィルムを開けて生ハムとカマンベールを並べて出す。]
冷凍でもなんかあるかなー。レンジでチン系……
あ!
[視界の先に、ハーゴンダッツのクッキー&クリーム発見!]
……………。
「6」
[奇数:「こんな奥にあるくらいだ。特別な品だろ食べたら悪いな。」
偶数:「輝にい!ハーゴンダッツだ!俺これ好き!」]
お、おおう、さんきゅー。
ああ、ヨハネがきたら、金払うからさ。
出しちゃえ出しちゃえ。
[生ハムとカマンベールにはおっけおっけを勝手に出しつつ、
ビールをまた煽った。ぶはーー。]
はっはっはー。
やっぱ、ジラフビールうまいなー。
美味しい麦酒がのみたいですーーってなぁあ!!
[ほら、もう酔ってます。
なんかほろ酔いどころじゃないみたい。]
[
――神は7日間で世界を創り賜うた。
7日あれば、アイスをひとつ食べる程度のことはできる。
例え、それが冷蔵庫の奥に大事に隠されていたとしても。
――このせかいは素晴らしくて、だからこそやるせない。
とかなんとかナレーションが流れそうな状況は置いておいて。
アイスは、進入した魂の残滓がおいしく頂いてしまいました。
もぐもぐ。もぐもぐもぐ。]
……ぬう。
モリ区が貴殿のような猫の手のひらの上とは。
いやはや恐れ入る。
[
音楽用語で作曲家を意味していた、ような。
ああ、だから敵が"ノイズ"というのかと、
今更そんな事を思う]
おお?あ、なんだって、
ハーゴンダッツのクッキークリーム?
女子か!!
[アイスに目をきらっきらさせてる圭一に、
まぁまぁととりあえずと寄越せと]
や、ヨハネちゃん、アイス好きだったぞ。
あいつも女子みたいな顔してるけど、
一番奥に隠している?
女子か!!
[とかいいつつ、
目をきらっきらさせる圭一からダッツのクッキークリーム。]
しかし、貴殿の都合で
モリ区を消されては困るのだ!
未だ地上で戦っている者たちもいるのに、
ゴールと同時に消滅とは報われなさすぎるでな。
……それに、生き返ることが出来るならば、
そのチャンスをみすみす捨てるわけには行かぬ!
[怒鳴へと向かう木製の椅子と机。
それらに向けて煙の弾を放ち、跳ね返す。
人の言葉を操る猫の方へと]**
ああ、これか!これ!
これ、ヨハネちゃんのお気に入りだわ。
あー、
これはとっとくか。
って、くってるー!!
[
ともかく、]
つか、俺、ねっむーーー。
ちょと寝るわ**
メモを貼った。
メモを貼った。
ここの店、クレカ効くかな。
使えるなら、俺も半額出すけど。
[開いたビールのビンはちゃんと足元に仕舞う。
ハーゴンダッツをもくもくと食べながら、合間にチーズをつまんだりウーロン茶を飲んだり。]
……輝にい、なんかもう顔、やばそうじゃねえ?
ほら、お茶飲めよ。
落ち着いたら、コンポーザー探しにいかなきゃだし。
[皆方の背をとんとん。
自分の持ってたウーロン茶をグラスについで、皆方に差し出した。]
甘いもんが美味い事に男子も女子もかんけーねー!
ましてや今は未成年!格好つけてデザートを省いたり、コーヒーゼリーで妥協したりする必要もねーんだ!
[皆方にも、ハーゴンダッツを回しながら謎の主張。]
ほらー、成人男子だって好きな奴いるじゃん。
ハーゴンダッツは男のロマン!
それと、俺は成長しても女子みたいな顔じゃねーぜ。
人気アイドルデュオCLAP
[そんな事を言っていると、なんだかお気に入りとかいう不吉な単語が聞こえてきて。
あれ、これもしかして食べちゃまずいやつだった?とか、逢ったこともないヨハネさん超ごめん!と少し真顔になった所で…
皆方が、すこんと寝てしまった。]
―ミタマ電機―
[ 「無事だろ!」とドヤ顔で半ば喧嘩腰の声に
ゲームの開始当時に戻ったような心地に
安堵の表情を滲ませる。]
(いつもの通りだ)
[ あの時、13’sスクエアに入った時のような
しおらしい様子も見えず。
彼の中で何かふっきれたのだろうかと
特に聞かずに微笑みで返す。]
…ドーミテモ ブジ ダナ
ピンピンシテンジャ ネーカ!!
輝にい?
………もしもーし、輝にい?
おい。おいおいここで寝たら……おーい。
……………おきるまでの間、片付けるか。
[ぺちぺちしても、揺さぶっても…皆方が起きる気配はない。
仕方なく、出した皿を片付けてビールのグラスを洗っておく事にした。**]
[ 違う、コンポタじゃない。
小さく訂正をして。
難しいことは後で考えればいい。
そう言うフィリップに、トリだなーと…
心底思ったという。]
オメー ラシイナ。
[ なんて、こんな短い期間でしか彼と
ろくすっぽ会話なんてしてないけれど
そう思ったので、口に出して言ってやった。]
[ ヒトの形はしゃべりやすかろう。
彼の激白
思いで聞いていたものの、途中から
あまりの言われように
思わず真顔になってしまう。]
フィリップ……
[ 不満そうに言いたいことを最後のダメ押しと
付け加えると、それからすぐに最後の最後の
本音がテレパシーとなって漏れて聞こえた。]
ワカッタ
モウ オマエニ ドンダケ
メイワクカケテモ
シンデモアヤマンネー
セイゼイ 「ワライツヅケ」ラレル ヨウニ
ジシャドリョクニ ハゲムワ
[ それから、差し出された腕に掴まって思うことに
コイツ、おあいこ好きだなー、と。
飼い主と同じことがしたいのかな、と思うと
不覚にも可愛い、なんて思えて
いやいや自分の姿だ、と思い直る。]
キマッテル コンポーザーナンテ
オレタチデ ウチマカシテヤルサ
おうよ。ひと暴れしてきてやるぜ。
[にぃ、と。小津とふたりで笑い合う。
そうしている間にも。背後では食器の割れる耳障りな音が、立て続けに響いていて。
その騒音に負けじと、怒鳴は声を張り上げた]
―――小津!背中は任せたぞ!
[いつぞやも言った台詞を、再び。
あの時と違うのは、今は確信を持って。
相棒にその背中を預けられるということ]
[どこまでも怒鳴は素直になれなくて。
その冗談めかしたテレパシーを合図に。
バリケードに使っていたテーブルから飛び出した。
小津のことを、怒鳴は信じている。
こちらに向かってくる凶器は、小津に任せて。
自分はコンポーザーの猫に、意識を集中させる。
持ち前の駿足で、カフェの通路をジグザグに駆ける。
不規則で、相手が読みづらいであろう動き。
こちらに向かって飛ばされてきた木製の椅子と机が、
煙の弾によって弾き返された。
小津の援護に、内心で喝采を送る]
……おりゃッ!
[再び木製の椅子と机がこちらに飛ばされてきたならば。
炎の拳でそれを粉砕する。
ぼう、と燃え上がって。焦げ臭い煙が辺りに充満した]
なあ、コンポーザーとやらよォ。
俺はテメエのことが心底気に入らねえ。
[猫をぎらぎらとした瞳で見定めて]
テメエは人の命を、何だと思ってやがるんだ。
一発、殴ってやらなきゃ気が済まねえ。
[大きく、その拳を振り上げた]
―――― タマァ、獲ったるわ。
[まるでヤクザ映画で特攻する組員みたいな台詞だな、と。
怒鳴は、内心で苦笑しながら。
その拳に宿った紅蓮の炎が、いっそう大きく燃え上がる。
一発かましたる、とばかりに。
大きく振りかぶって。その炎の拳を振り下ろさんとした**]
[ 彼の「望み」何なのか。
そんなことは聞いてない。
自由なのかもしれないし、愛情なのかもしれない。
そんなものは、今聞かなくてもいい。
これは願掛けだ。
終わった後どうしたい、とか。
何がしたい、とか。
そんなことは終わった後…──
コンポーザーを倒した後たっぷり聞いてやればいい話だ。]
[ このトリとこのヒトと
お互いに足りない言葉がそのままテレパシーとして
漏れているのもおあいこなのだが
果たしてどちらが先にそれに気づくだろうか。]
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
サテ、ト
[ 何だか先程からやたら地上がやかましい気がする。
とはいえモリ区がやかましいのなんて今に始まったことじゃないが。
悲鳴とその間の妙な静けさと。
結局ミッションに気付くことはなく、もしかしたら後に
人の行き交う会話で事の顛末を聞いたかもしれないが。]
コンポーザー サガシニイコウゼ
[ 探し人って大体北にいるっていうじゃん?
と北エリアに行くよう勧めた。さて着いた先は2だったか。
1.MORIスカイタワー
2.宵越屋
3.カフェぱせり
4.モリ美術館
5.クロネコ像
6.Bar メメント]
メモを貼った。
─ヒトシの空想─
俺がコンポーザーになった暁には…──
[ そういう俺の姿は元の人間のもので
お洒落なスーツと蝶ネクタイを身に纏った俺は
ちゃっかり腕にフィリップを乗せながら
壇上に上がって演説をしている。
都合よく、浴びせられたスポットライト。
聞いているのはモリ区の通行人A,B,C,D…
だってその場所はクロネコ像の前。
人々は足を止めて、檀上台の上へと視線をあげる。]
モリ区をもっと人と鳥が共存しやすい処に変えてやる。
冬でも暖かく、常夏に。バナナも育てられるぞ。
それから……。
キツネうどんを出す店は、繁栄させてやる。
[ 超眩しいドヤ顔で、スポットライトは暗転。
俺の決意表明は幕を閉じた**]
[あ。
大切にしまっておいたはずのハーゴンダッツが無慈悲に食い荒らされる音が聞こえました。
とてもとてもやるせない気持ちになります。
つい、飛ばす包丁の勢いが2割増しくらい強まりました。]
……そうですね。
そう思うのならば、そうぞ。
止めてみてください。
[
ああ、やはり、今回出会う皆さんには、可能性を感じる。
死神のゲームの結果がどうであろうと。
僕は無慈悲に、無感情に、モリ区を終わらせるでしょう。
このまま続けるにはあまりに煩すぎる世界を。
裁定は覆りません。
ですが、覆ることがあるとするなら、それは――]
[
そうしたら。
次に飛び込んで来たのは、彼のパートナーでしたか。
命とは……そう、ですね。
ソウルの統合により産まれる概念。
僕にとってはそれだけです。
[僕のイマジネーションを以てすれば、生き返らせることも、死なせることも思いのまま。
だからきっと、忘れてしまったのです。
それについての価値を、なんと表現するか。
だからせめて、死神のゲームを通して、死神たちの目を通して、
魂を研鑽し、選別し、よりモリ区に多彩な音を作る。
――そうすることで、全ては満たされる、はずで。]
何か気に食わないことがおありでしたら、申し訳ありません、としか。
[猫の姿で小首を傾げて見せます、が。
一瞬。たった一瞬だけ、反応が遅れて。
おや、と思いました。
RGで幅を利かせるだけのヤクザは、恐くもなんともありませんでした。
――いつのことでしたかね。僕のお店の前で起こった騒動で、彼が女性を追っていた時のこと。
その時は、なんともな思わなかったはずなのです。
今の彼は。
エントリー料を失っているはずなのに、いや、むしろ。
失う前よりも、“増して”いる――?]
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