人狼議事


160 東京村

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


/*
メモだと追いづらいから業務連絡許してね。

とりあえず私が村建て発言持ってる時は、舞台装置頑張ってみます。
墓ログの内容もできるだけ吸い上げたいと思うよ。
私の察しが悪い時が多々あるかもだけど許してね……。

赤の仲間には言ってくれればいつでも村建て権限お渡ししますね。
少なくとも1時間おきくらいには見てるんじゃないかな……多分……


/*
メモ連打失礼。

業務連絡了解です。
吸い上げに関してはアリガテー!なんですけど今後人が増えてきたら大変かと思うので、ご負担にならない程度にふわっとでいいと思いますよ!

ちょっと落ち着いてネリネリしたらまたメモに貼ってしまうと思います。テンション上がって盛り上がりすぎた。反省。

では潜ります。


白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2015/06/05(Fri) 21時頃


【人】 白銀∴秘星 マユミ

―昨夜>>2:277>>2:278>>2:279>>2:283

[バーテンダーの男がなぎさの襟首に手をかけていたが、大事に至らぬうちに別の女性店員に引きずられていった。女子トイレから戻ってきた真弓はそのあたりの最後の方を見届け、なぎさがいなくなってから席に着いた]

ただいま。落ち着いたみたいね。なんかなあ。彼氏は欲しいけど、痴話喧嘩みたいのは本当勘弁だわ。
……あ、好きに頼んでいいわよ。今日は特別私の方で奢ってあげるから。あら、何これ。またやればいいの?

[年下の方の少女にそう言って追加のビールを頼む。差し出されたルービックキューブを手に取って、いとも容易く1分以内に揃えあげた。初期配置は119通りしかないのだ、パターンは全て記憶している]

(46) 2015/06/05(Fri) 21時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

デートならもう少し洒落たところに行くわよ。
そうね……一応ここでやる事は終わったかな。次の場所がどこになるかはすぐにはわからないけど……
女子トイレのタンクの中にドライバーとレンチが入ってたわ。……ああ。袋に入ってたから汚くないわよ。このキューブにアルファベットが書いてあるでしょう。これが答え。

[手提げ袋に入れた戦利品の工具類を見せつつ、キューブのパズルについて簡単に説明した。]

力士シールの犯人がやった事かどうかわからないけど……次もまたどこかにこういう鍵があると思うの。まあ、それでどうなるか……分からないんだけどね。多分命の危険はないと思うし。

ああ、そうだ。名前言ってなかったわね。
高円寺真弓。池袋でスマホ売ってるの。そう言えばそっちは……智恵美さんと……?

[自分の名前を教えて、彼女たちが興味を示すようなら申し出も聞いた。]

そうね、昼間は私も仕事だから…… メアド、いやtwitterかLINEの方がいいかしらね。交換したら、連絡してあげられると思うわ。

(47) 2015/06/05(Fri) 21時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[智恵美という女の子の方はこちらの話よりはむしろアイリスの行方不明の謎を追っているようだった。確かに、これだけ一度に多くアイリスについて知る人間と会うというのは気にかかる。力士シールにはおそらくシールを張る犯人がいるのだろうが(もっとも、誰にも目撃されたことのない犯人だ)、アイリスの方は見当もつかない。
ともかく、智恵美とは連絡先は交換した。バーテンダーの男と交換、という事はさすがにしなかったが。]

まあ、だから……そうね。こっちの謎が解けたら明日にでも連絡はするから。そうね、アイリスの事。何かわかったら教えてちょうだい。「リーク」の事でもいいしね。

[「リーク」についてはそう真面目に考えているわけではなかったが、全部繋がっている、そういうことは創作物語でならいかにもありそうだな、と考えた。きっとその場合は、オムニバス形式でそれぞれ主人公がいる群像劇的な物語だろう。小説よりはビジュアルノベルといったところか。]

それじゃあ、またね。補導されたらアイリスの事どころじゃないんだし、気を付けて?

[彼女達にはそう言って駅前で別れた。中央線はとっくに復旧を終えていたようだった。]

(48) 2015/06/05(Fri) 22時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

―夜・三鷹―
[環状線を離れ西に数駅行ったこの場所は東京ではあるが閑静な街並みだ。電車一本で都心にたどり着く便利さながら、少し足を伸ばせば緑の木々に覆われた公園が広がる。井之頭公園の敷地は広大で池もあり、ゆったりと一日過ごしても飽きないくらい。文豪の愛した街、近藤勇の墓のある街。生まれ育った箕面の町を思わせる場所は、多少勤務地から遠くても自分には理想の下宿先だった。

しかしそれも昨日までの話。今日駅を降りたそこは、自分の見知らぬ場所と化していた。
そう、力士シール。それも新宿とは比べ物にならないほどあちこちに、行く先々の電柱に張られている。]

(51) 2015/06/05(Fri) 22時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ


………そろそろこの顔で胸焼けしそうになってきたわ。

[最後まで厄日だ、と思いながらアパートを目指す。その間も嫌な予感は消えなかった。なぜ、自分の行く先々に現れるのか。自分が謎を追っているのではない。………むしろ、自分が力士シールの謎に追われているのかもしれない。その懸念は、自宅にたどり着いた時に確信に変わった。]

…………どうして、ここにまで。

[たどり着いたアパート。自分の部屋のドアの前に、力士シールが張られていた。]

(52) 2015/06/05(Fri) 22時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

家には……細工の跡はないみたいね。

[ドアの力士シールはちょっとやそっとでは剥がれなかった。仕方なく、恐る恐るドアを開け、家の中を見て回る。といってもキッチン、トイレ、バスタブ、自室で全て。戸締りも確認し、特にベッドとクローゼットの中は入念に調べた。目覚まし時計に、さるぼぼとアノマロカリスとシャチのぬいぐるみ。何も変わりがない]

一応大丈夫そうだけど……気味が悪いな。
目が覚めたらすぐに出勤しよう……

[戸締りをもう一度確認して、手に入れたメモを一瞥だけしてその晩は眠りについた。新宿駅の事件を聞いたのは、次の朝、電車の運行が遅れていることに気づいてからだった。]

(55) 2015/06/05(Fri) 22時頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2015/06/05(Fri) 22時半頃


【人】 白銀∴秘星 マユミ

―昼・池袋―

あー………やっと昼になった。

[携帯ショップの裏にあるスタッフの休憩室。ぐったりとした表情で、同僚の横で体を投げ出してテーブルに臥している姿があった。]

店長……あのハゲ、水を得た魚みたいにネチネチネチネチ嫌味言ってきて……しょうがないじゃない、電車停まってたんだから。始発で来いって言うつもりじゃないでしょうね、全く……
あー、もう腹立つ。腹立つ腹立つ。
髪の乱れは心の乱れって言うけどあいつ髪の表面積が少ないから心が狭いんだきっと。きっとそうに違いないわ。
あー……………もう、あー、もう………

………ちょっとすっきりした。

[新宿の事故の情報についてはちらちら話には聞こえてきたが、確認はしていなかった。twitterを開くと、この時間はさすがに事故の話題は減ってきていたが、代わりに情報はある程度まとまってきていた]

(68) 2015/06/05(Fri) 23時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

「被害者は男女、ハーフ系の男と痣のある女」
「目撃者は多数」
「事故後の姿を見た者はなし」

[主な情報はこのあたりだ。ハーフ系の男、痣のある女。]

………まさか、ね?まさかとは思うけど。

[昨夜の店を騒がせた二人は確かにハーフ系の男と顔に痣のある女には違いない。しかし、だとしたらなぜ一緒にいたのだろう。なぜその後の二人を目撃した人間がいないのか。]

まさか……「リーク」ってものがあるとも思わないんだけど。

[昔読んだ推理小説を思い出した。存在するのかどうかすら不明な犯人が忽然と密室から姿を消してしまう。自殺とも他殺ともつかない奇妙な状況。主人公たちはその行方を「四次元世界の断面」と呼んでいたはずだ]

今から行くところも、それかしら。

[職場には、昼休みの遠出に便利なように自転車を1台置いてある。それに乗って目白の方へ短い昼休みの中、急いでいた]

(72) 2015/06/05(Fri) 23時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

317613368118297411
2240A274563203856
670449720954D0247
307512327714347916
C3957234159254361
660348680550700752
358017287310B7815
264462193755244260
710853640146690651

A−B C-D

[昨夜、BARで見つけたメモには、この数字の羅列が書かれていた。それに池袋から新宿にかけて、9×9の碁盤上のマトリックスで区切られた地図。交点には1〜81の数字が割り振られていた。]

(73) 2015/06/05(Fri) 23時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

数字の行列が9×18、地図上の数字が1から81……
ってことは、行列の方はきっと2つの数字で1組だから……
9×9の魔方陣になってるはず。って事はどの列も合計369になるから……ええっと、Aが58、Bが33、Cが21、Dが65……
地図上の点の58と33を結ぶ線と21と65を結ぶ線が交わるのは……

(75) 2015/06/05(Fri) 23時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

―目白 ラーメン屋『たまらん屋』>>22

……こんにちは。

[自転車を止めた場所は地図上の目的の場所。ちょうどお昼時だが、人は大していないようだった。先客が1人いた>67が、どこかで見たような気がするというぐらい。気にせず、空腹を満たす意味も兼ねて赤い手ぬぐいを巻いた店主の前の席に腰掛けた。

2日続けてラーメンと言うのはあまり良くない、週末は散歩の時間を長くしようと思いながら]

あ、私は………ランチありますよね。半チャーハン半ラーメンでお願いします。

(77) 2015/06/05(Fri) 23時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

………?

[もう一人の客の方に不思議そうな顔を向ける>>86。様子を見るに、自分の事を知っているように思えた。けれど、こちらは馴染みがない。]

……あの。失礼ですが私がどうかしましたか。

[できるだけ丁寧に、愛想の良さそうに挨拶をしてくる相手に当たり障りなく尋ねてみる。中華料理店で会った時は顔より何よりも悪臭の印象が強すぎたのだから仕方がないが。]

どこかでお会いしましたっけ?

(92) 2015/06/06(Sat) 00時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[店主の前に座ったのは特に意味はないけれど、その作業の様子>>97を見つつ、注意は赤い手ぬぐいに向いていた。神田川だったっけ、赤い手ぬぐいをマフラーにしたのは。そう考えていると、もう一人の客の方から声が飛んだ>>96]

えっと……はい。昨日は確かに「香港小吃」にいましたけれど。
あそこにいらっしゃったんです、か………

[あの時店にいた人間の顔を一人一人思い出す。と、雰囲気だけは確かに似ている気がする人間が一人思い当った]

あなた……あの、ええと。女子高生と一緒にいた人ですか?

[どう切り出すか迷った挙句、そう口に出した。デザートタイムを台無しにした犯人だから心なしか警戒を強めてだ。今小ざっぱりとしている様子なのは逆に不思議でもあったけれど。]

(100) 2015/06/06(Sat) 00時半頃



 カタン

     ゴトン
          ガタン
               ゴトン


[揺れている――……

 ブランコのような揺れじゃない。刻むような、震えるような。
 心臓の鼓動のようなリズム――……
 ぽかぽかとした暖かみを感じる。
 なんて気持ちいいんだろう。そしてひどく、懐かしい。]


次はぁー…… ……みや駅 つきのみや駅………


 !!

[目を覚ました。
 聞きなれない車内放送に頭を殴られたように。
 開けた視界には、
 もう何年も、何年も見ていない、電車の中が広がっていた――……]

 なん………

[手にある触感は、固くざらついた布生地。何故か、斑っぽい深い緑色の座席に座っている。
 事態が把握できず、飛び跳ねるように立ち上がり、あたりを大げさに見回す。
 車内には残念ながら誰も居ない。自分一人だ。]


 はぁっ、はぁ、はぁッ、くっそ…… 嫌だ、……なんで、……

[呼吸が荒くなっている。胸が痛い。手が震えている。
 怖い。どうして電車なんかに乗っているのだ。
 嫌だ。怖い。怖い。
 突然の恐怖に、視界がぐらつくのを感じる。]

 なんとか外を見回すと、緑地がまばらにある住宅街が薄暗い黒に染まり、進行方向と反対に飛び去っていく。
 わずか、太陽が遠くに顔を出している。]

 (…………朝日……、始発か………?)


[急に眠気が襲ってきた。座席から突き出す銀色のカーブした手すりに掴まり、その座席にへたり込む。
 頭がくらくらする。昨日の記憶が曖昧だ。断片的にしか思い出せない。
 当然、どうしてここにいるのかも覚えていない。]

 (……酔っ払って、始発に乗ったのか?)
 (誰かに介抱されて乗せられた……?)

[とにかく次の駅で降りなければ。ここは東京だ、どこの駅で降りてもどうにかなるはず――……
 そう思ったけれど、バイクは新宿駅。電車もタクシーもバスも怖くて乗れない。
 だから、友人に迎えに来てもらうか、高い金を払ってレンタカーを借りるしかない。
 電車の恐怖に耐えて新宿駅まで乗り換えて行くか――……
 そこまで考えて、ふと我に返る。]


 (俺、なんでこんな生きづらいんだろ。)


[あれほど恐ろしかった電車の中だというのに、いつの間にか呼吸の乱れは戻っていた。]

 (こんなにカッコイイ顔してんのになぁ)
 (結構モテんのに)
 (友達も多いし)
 (カクテルうまいし)
 (フレアだってちょっとできる)
 (今年IBA取る予定だった)
 (調理師免許もあるし)
 (潮だって吹かせられる)
 (預金はねーけど)

[自分でオチをつけて、ふふ、と笑った。
 なんだ、怖くないじゃん電車。]




 カタン

     ゴトン
          ガタン
               ゴトン


[できれば友達に迎えに来て欲しかったが、こんな朝っぱらから車を出してくれる奴はいないだろう。
 最後のプラン「新宿まで電車で戻るの巻」を採用することにした。
 電車リハビリをしようというわけだ。完璧に克服すれば、もう自分の人生に何の問題もなくなると思った。

 早速ポケットからスマホを取り出し、googleマップを起動する。
 スマホを全く使いこなせていないフランクだが、googleマップはバイク乗りには心強い味方だった。
 確か、乗り換え検索も対応していたはず。先程の車内放送で言っていた「つきのみや駅」を検索すると、ドーナツ状のアイコンがくるくる回った。]

 『つきのみや駅の検索結果はありません。』

 ……あ?

[確かに「つきのみや」と言ったはずだが。それなら、現在地を確認すれば近くにあるだろう。]

 『現在地が確認できません。』


 壊れたのか?

[無駄なのは判っていても、スマホをうらっ返して眺めてみる。勿論何も変わったところはない。
 『検索結果はありません』と出るということは、ネットはつながっているだろうか。
 ブラウザを立ち上げてみると、一瞬立ち上がるが、画面が真っ黒になってアプリが強制終了した。]

 はぁ?!

[何度やっても同じだった。仕方ない、諦めてとりあえず次の駅で降りて道を誰かに聞こう。
 それまでの暇つぶしとして、ツイッターに書き込む。]

 『なんか電車乗ってんだけど、何の電車かわかんない(笑)。大人なのに迷子。つきのみや駅ってどこ?』



 カタン

     ゴトン
          ガタン
               ゴトン


[何気ないツイートをしたつもりだった。
 それだけでもどこか安心できた。自分のタイムラインも無事取得できている。
 そこでようやく、スマホの右上の現在時刻に気がついた。

 18:50。]

 ………うそだろ。

[あの太陽は登っているのではない。沈んでいるのだ。]


 カタン

     ゴトン
          ガタン
               ゴトン


[どうして気づかなかったんだろう。いや、気づかないようにしていたのか。
 今度は呼吸は乱れなかった代わり息が止まって、血の気が引いた。
 心臓が凍るようだった。

       ・ ・
 ――俺はまた、あの電車に乗ってしまったのだ――]


【人】 白銀∴秘星 マユミ

[一人できびきびと店内の仕事をこなしている店主を見る限り、人の入りは常にこんなものだという事だろうか。確かに、自分もここを訪れた事はなかった。東京にはいくらでも食事のできる店があるのだ。固定客がいるのだろうか、そんな事も考えた。

注文の品が出来上がるまでは、他に話す相手もおらず、隣の客といやおうなしに会話をするしかない。]

いえ、私の方は特には。大丈夫ですから。
私はいいんですけれど、……やっぱり女子高生ぐらいの年頃は、一番清潔感に敏感な頃ですから。

それはいいんです。
友達というか、どちらかと言えば先輩ですが……そう言えばあの人、投げてましたね。551の豚まん。それは美味しかったでしょう。551がある時とない時では大違いですからね。
いいですよ、次に会った時にお礼は言っておきます。

(105) 2015/06/06(Sat) 01時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

そう言えば店員さんのお知り合いだったんですね、あなた。

ああ、来ましたね、ラーメン。いただきましょう。

[出されたものを見て少し話題を変え、食べ始める。昼休みはそう長くはない。チャーハンはサイドメニューと言った感じでごく普通だったが、ラーメンについてはスープに多少こだわりが感じられて悪くない味だと感じた。突出したものは感じなかったのだけれど]

(106) 2015/06/06(Sat) 01時頃

メモを貼った。


メモを貼った。


[俺は、10歳のとき、”失踪”した。
 この話を誰に話しても信じてもらえないから、しなくなった。
 ”失踪”したときのことを覚えていないなんて―……

 いや、正確には覚えているのだけど。

 昔、俺は京都の六地蔵というところに住んでいた。
 あのとき、母さんと一緒に梅田まで電車で遊びに行った。
 六地蔵駅から梅田に行くには、宇治線に乗って中書島で京阪本線に乗り換え、それから京橋駅でJRに乗り換える必要がある。
 小学生の俺にはちょっとした冒険だった。京都から大阪は、近いけどやっぱり遠い。
 中書島で乗り換える京阪は、各停よりも特急のほうが多い長距離路線だ。
 だから1駅の感覚も長いし、特急に乗れば尚更だ。暖かい車内の空気もあって、ガキの俺は眠りこけてしまった。

 ふと目を覚ますと、車内の人が極端に少なくなっていた。いる人は全員が死んだように眠って動かない。
 さっきまで、あんなに人がいっぱいで、通路に仕方なく居る大人もいたのに。
 寝ぼけた頭が徐々にさえてくるとようやく、隣に母さんがいないことに気がついた。]


[子供ではあったけど10歳のプライドもあって、泣いたりせずとりあえず電車の別車両を探した。
 頭から尻まで探したが、どうしても見つからない。
 車内放送を掛けてもらおうと、運転席をノックしようとしたところで、俺は恐ろしくなった。
 運転席に誰もいないのだ。]


きさらぎ駅……きさらぎ駅ーー…

[車内放送があって、ゆったりした減速後に電車が止まった。
 全く聞き覚えのない駅名だったけど、運転手がいない電車が恐ろしくて、母親がいない電車が恐ろしくて、俺は逃げるように降りてしまった。
 降りれば電話ボックスから家に電話が掛けられると思ったし。]

[駅で降りたのは俺だけだった。しかも駅は無人駅らしく、切符を入れる穴が空いた柱が改札の此方側にぼうっと立っていた。
 切符を入れたら戻れない気がして、入れずに通過した。
 普通は駅周辺にあるはずの公衆電話が見当たらない。それどころか、駅の外は山と、一面の原っぱが広がっているだけだった。
 電車で戻ろうと思ったが、見つけた時刻表には何の記載もない。ただの白い表になっている。
 俺はいよいよ心細くなって、泣いてしまった。母さんを呼んだけど、どうにもならない。]


[めそめそと泣いていると、遠くからトントン……トントン……という太鼓を叩く音が聞こえた。それから、シャン、シャンという合いの手のような鈴音も聞こえる。が、どこからしているのかわからない。
 とりあえず、その時は一人ぼっちじゃないらしいことがわかって安心した。それから俺は伸びる線路を見て、これを辿れば帰れる、もしくは次の電車に見つけてもらえる、と閃くことができた。
 母さんに会いたい。そう思って、俺は歩きだした。

 しばらく歩くと、トントン、トントンという太鼓の音が近づいてきた気がした。
 最初は自分が近づいているのだと嬉しくなったが、もうしばらくして、背後から追いかけるように近づいてきているのだと気づいた。

 子供は得体の知れないものが怖い、そういう生き物だと思う。
 俺は途端に怖くなって、沢山走った。線路の脇を、これ以上ないぐらいに走った。そして転んでしまった。
 転んで膝をすりむき、恐怖で大泣きをした。俺は帰れないのだと思った。]


 どうしたの、と声を掛けられた。

 いつのまにか、線路のむこうに道路が併走するように作られていて、グレーの自動車から顔を出したおじさんに声をかけられたのだ。
 そのトンネルは危ないよ、とも教えてくれた。気がついたらトンネルの前に跪いていた。
 俺は安心感からまた大泣きしたけど、その知らない親切なおじさんの車に乗って、近くの駅まで送ってくれることになった。

 これで大丈夫だ、もう帰れる。
 そう思って窓の外を見ていた。知っている景色を探して。
 でも、なんだか……どんどん山のほうに移動している気がした。

 さっきまで親切だったおじさんは何も喋らなくなっている。
 後部座席から、おじさんのハンドルを握る左手と、座席からはみ出た耳の後ろしか見えない。
 いつのまにか外は真っ暗になっている。道の両脇にはぼんぼりのような灯りが浮いている。
 おじさんが何かぶつぶつと喋りだしたので聞き返しても、同じ調子でぶつぶつと話している。


 車が突然に止まった。まわりにぼんぼりがない。本当のまっくらだ。
 おじさんが車から降りた。おじさんの重さの分、車がゆれた。
 おじさんが車をまわって、自分の方に来ようとしているのがわかった。
 俺は逃げ出そうと、ドアに手をかけて―――……


[気がついたら、俺は牧野駅のバスロータリーのオブジェの前に座っていた。
 手にはあの時の切符を握りしめていた。


 信じられるか?
 あれから3年経っていたんだ。
 その間の記憶が、全くない。
 いや、なんとなく3年間の”穴”がある感覚は判る。
 その間に経験した恐ろしいことを、恐ろしかった感覚を、特に孤独感を覚えている。

 意識が戻って、最初に考えたのは、母さんのことだった。]


[警察に行き、自分の名前と、自分の家の住所を告げた。
 捜索願が出ていたこともあって、どうにか親戚と連絡をつけることはできた。
 母さんはさぞかし心配しているだろうと思ったら、
 母さんは2年前に男といなくなったと聞いた。]



 母さんは、俺を探してくれなかったの?
 母さんは、俺を待っていてくれなかったの?

 あんなに仲良く、毎日暮らしてたのに。
 愛されていると思っていたのに。

 父さんがいないから?俺が父さんの代わりになれないから?

 それとも俺が父さんの代わりをしていたの?

 その俺が居なくなったから――……


[俺には、極端すぎるほどの電車恐怖症だけが残った。]



 ―……あぁ、そうだ。

 俺があの女にキレたのは。

 失踪した家族を心配しない、あいつが許せなかったからだ。


 心配してもらえないアイリスが、俺に思えたからだ。


[――痣女。
 そのキーワードから、今朝の記憶がぼんやりと思い出された。
 霜が降った窓を擦ってその向こうを覗いたようなの不鮮明さだが……]

[俺は、たぶん朝方に店を追い出され、新宿駅近くで座り込んでいたんじゃないだろうか。
 早朝の新宿駅駅は足早に歩く人ばかりだ。自分と同じように地面にへたり込む人、死体のように転がってる人とゴミもあるが。
 それらをぼんやりと眺めていたら、「なぎさ」――あの痣女が視界に入ったのだ。]

 (俺はあいつを、……追いかけたのか)

[勇気いったろうなあ、と何故か客観的に自分を思う。記憶が断片的で、不確かだからだ。
 駅に踏み入れるなんて、考えただけでも恐ろしかったろうに。]

 (それから……どうしたんだっけ…… ホームに……)

[思い出せない。つかみ合ったような、気がする。あの女の顔と、痣ばかりが浮かぶ。]

 (押……された?俺はあいつを掴んで、一緒に……)

[ホームから、落ちた?]


つきのみや駅、月の宮駅………


[思考がアナウンスに遮られた。窓から外を覗くと、存在しないはずの"つきのみや駅"がある。
 ホームが何個もあり、路線がいくつかあるようだ。改札にも人がいる。
 どこに乗っていたのか数人が降りていくが、あたりが暗いせいかそもそも人でないものなのか、黒いシルエットでしか確認できない。]

[とっさに自分も降りようとするが、開いたドアの前で足が止まった。]


 (電車から降りたら……今度こそ帰れないんじゃないか……?)

[子供の頃の自分がしたことを振り返る。
 電車から降りてしまった。人と口を聞いてしまった。車に乗ってしまった……
 しばらく思案したあと、ドアから離れた。それをきっかけにしたかのようにドアが閉まり、電車はまた走りだした。]


次は―……きさらぎ駅………きさらぎ駅……


[それは、十数年前に降りた、あの駅の名前だった。]


 絶対に、帰ってやる…… 絶対に……


[そう言って、スマホを手にとる。
 電話も繋がらない今、twitterでしか元の世界と繋がる手段がなかった。]

[すぐに彼の「きさらぎ駅実況」はネット上で話題に上がった。
 フォロワーにリアルの知り合いが多かったため本当に連絡がつかないと裏がとれたこともあったが、
 合わせて設定されたアイコンが「日本人離れしたハーフらしい顔つき」だったことと、
 アイリスのフォロワーであったこと、
 過去のツイートから付き合っていたと思われることから、一部では「アイリスの呪い?」などとも囁かれるようになった。

 彼のつぶやきはTogetterにまとめられてRTされるが、”バッテリーやばい”の言葉を最後に呟きは途切れている。**]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2015/06/06(Sat) 21時半頃


― きさらぎ駅 ―

[「廻谷なぎさ」の形をした女が、「きさらぎ駅」のホーム内の椅子に独り座り、スマホを操作している。]

[ただ、その顔…口許には、「痣」が無かった。]

[「痣女」の噂を「表層の世界」に残してきた事を示すかのように、「きさらぎ駅にいる廻谷なぎさ」には「痣女」の象徴と言うべき「痣」が無い。]


【人】 白銀∴秘星 マユミ

―目白・たまらん屋―

[随分と馴れ馴れしいオッサンだ、と思いつつも昨日のような悪臭による生理的な嫌悪感はあまりなかったので、なんだかんだと話には付き合っていた。時折はラーメンを食べながらなので半分生返事のようになってはいたが]

ええ、わかりました。あの人にはそう言っておきます。
551のお礼、喜ぶかどうかは分かりませんけど。

いえ、あの店員さん……張さんって言うんです?
あの人とは特別仲がいいわけではないんです。
豚まんあげた人……石動さんとも昨日お店で会っただけですから。

友達多くないんですよ、私。

[麺とスープ自体はそう悪くないけれど人が入っていない…と思いながらカウンターの奥を見ると、店主の男性が何気なくスマホ>>115を弄っているのが目に入った。なるほど、これは良くない。厨房に立つ者として衛生的な印象も五円引きだ。食い逃げとかないのだろうか、といらぬ心配をした。]

(181) 2015/06/06(Sat) 22時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[店主に尋ねられた質問については>>109自分もさりげなく答えておく。]

そうね。割と美味しかったです。香港の人も働いてるみたいだし、ラーメンも完全に日本人向けの味ってわけじゃないから、新鮮でしたし。
ああ、でも一番おいしかったのは杏仁豆腐かな。
あ、大丈夫ですよ。ここのお店のラーメンも普通に美味しいと思いますし。

[などと答えつつ店内を物色する。別にランチを食べに来るのが主な目的ではなかったのだ。目的のもの―――力士シールはカウンターのところ、店主から死角になるピッチャーに隠れる位置に張られていた>>116]

四つ子……?

[何度見ても不気味だと思いつつ近くにあるだろう手がかりを探す。ふと、隣の男の言葉に>>120不思議そうな表情になった。だって、四つ子ではなくどう見ても太った男の顔は2つなのだ]

(183) 2015/06/06(Sat) 22時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

……あら。

[入ってきた別の客>>147を見て不思議そうな表情一つ。そうして、思い当たった顔になる。確か、彼女も香港小吃に昨日いたはずだ。一体、こう偶然の出会いを仕掛けてくる力士シール張りの犯人は何者なのだ。出会いのプロデューサーか?キューピッド気取りか?]

………あら。

[力士シールの張られたカウンターの傍のピッチャーにメモ用紙が挟まっていた。次もまた謎のようだ。]

エリちゃんへの連絡もあるから、これは戻りがてらゆっくり確認するとして…

[やはり自分はスマホ中毒なのか。だから職場にもあんまり溶け込めず、休日に一緒に外出する友人の一人もいないのか?しかし気が付けば、今日もカウンター席に置いたスマホを操作してtwitterのタイムラインを眺めていた。新宿での事故の話題と、それから――――]

きさらぎ駅。……って、あの定期的に上がってくる都市伝説ネタのこと……?

(184) 2015/06/06(Sat) 22時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[Togetterでツイートの内容を確認する>>#3>>#7。設定されたアイコンにはかなり覚えがあった。]

あのバーテンに見えるけど……

[痣女について言及するツイートもある。痣女。新宿でハーフらしい男と共に電車に轢かれたはずの女。あるいは、「roooooot!」でバーテンと話していたなぎさ。やはり痣女というのはなぎさの事なのか?それにしてはうまく話が出来過ぎている気もする。まるで、この謎自体が自分の追う力士シールの謎と同じ、現実(リアル)世界の中で起こっているリアル脱出ゲームの鍵であるかのように]

ここは本当に……私が数日前までいたところと同じ東京なのかな。

(186) 2015/06/06(Sat) 22時半頃

/*
あ、今日から襲撃できるのがひなこちゃんだけになるよね。
忘れない内に村建て発言を渡しておいた方が良いかしらね。


【人】 白銀∴秘星 マユミ

……はあ。一度会ったら友達で、毎日会ったらブラザー、ですか。

(「おかあさんといっしょ」かな?それとも)

もしかしてええと……あの、あれですか。昔流行ったヒッピーとかそっちの方の人ですか?それともレゲエの方とか。

[この男の正体はつかめない>>189。いや、日本人なのかどうかも徐々に自信がなくなってきた。]

乱視ですか……なら仕方がないです。大変ですね。目を酷使するお仕事とかですか。……いえ、気になったとかじゃないんですけど。

[もう一人の女性の様子にも時折目を向ける。昨日の妙におびえた様子といい、ただの挙動不審なのか、別の原因があるのか、現状ではそれにも意味があるように思えて仕方がなかった。まるでRPGの話しかけないとフラグが立たないNPCのようだ]

(196) 2015/06/06(Sat) 22時半頃

/*
渡しちゃった…★
だって、ひなこちゃんの描写見たいじゃないですか。

でも時間とか体力の都合でちょっと…!って時には、適当に何かするから、遠慮なく投げ返してくれて良いですからね。この先いつでもね。

早々に襲撃をひなこちゃん一人に任せる事になっちゃってるので、巻き取れるとこは巻き取ります。


/*
あ、渡しちゃった。
そしてミルフィさん以外の可能性を特に考えてなかった。

まあ、その時は日が変わってからまた、ひなこちゃんからその人に渡してくれても問題無いですし。


【人】 白銀∴秘星 マユミ

ああ、そうなんですか。昔だったかな。学校で「映像の世紀」見せられたんですよ。その時にですね。教科書の中の話です。
あの人たち、今は何してるんでしょうね。月日が経ってただのジェントルマンになっちゃったのかしら。それともお花畑の国にでも行ったかな。

へえ、これ……あなたが作ったんですか。露店とか出してるんです?

[興味深そうに腕のアクセサリーを眺める。昨日のような薄汚れた状態で作っていると考えると買う気はわかなかったが。]

どうでしょうね。流行には疎いんです、私。見ての通り。
………流行ってるかもしれないですね。こういうのって周期あるじゃないですか。

(206) 2015/06/06(Sat) 23時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[力士シールを見て、溜息をつく。流行し出したらこれの類似グッズが大量に作られてアングラっぽい雑貨店で出回るのだろうか。それらが混ぜこぜになって東京の街を侵食することを考えると、今すぐ里帰りしたくなった。]

昨日から何枚も目にしてるんです。玄関の前にまで貼ってあるんです。今日帰ったら家の中にまで貼られてたりして。……なんて。
ふふ、ふふふふ……… 

はあ。

[溜息をつきながら、麺を完食した。スープは飲み干す気にまではならなかった]

(208) 2015/06/06(Sat) 23時半頃

メモを貼った。


【人】 白銀∴秘星 マユミ

チラシ?
………いえ、みませんでしたよ。赤い手ぬぐい巻いた女の人なんて。私は、ちょっと気が向いたので寄ってみただけなんですけれど。

[店主の質問に>>209応えてチャーハンの最後の一口を口に運ぶ。スマホでシールを撮影する店主を横目に流し見た。あまり褒められた行いではないだろうが、どうせそう利用することもないだろうし、目くじらを立てる事もない。]

ここのお客さんが貼ったんだとは思うんですが、いつ張られたかまでは分からないでしょうね。

[水を飲み干して、視線はもう一人のメガネの女性に向かう。]

あなたも昨日は中華でしたっけ、確か。続けてだとやっぱりもたれますね。

(222) 2015/06/07(Sun) 00時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

ホラー、ですか?

[店主から問われ>>219、スマホで休み時間の残りを計算しつつ口を開く。]

なんかtwitterで賑わってますね。新宿駅前のあれとか、きさらぎ駅でしたっけ?あれも時々話題に上がりますよね。9割がた話作ってるとは思うんですけど、妙に心当たりがあったりするのがやな感じ。

それより、私にとっては自宅の玄関にそのシールが貼られてたことの方が大分ホラーですけど。
どっちなんでしょうね。私が追ってるのか、追われてるのか。

[ヒッピーの男性のいう事は的を射ていた。>>230]

紹介?………あー、冗談。ですよね。そうですよね…
まあ、でも。お店ですか。高円寺……奇遇ですね。私の苗字と同じ。

(235) 2015/06/07(Sun) 00時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

ああ……じゃあ、私達を見かけてですか。
私よりはそっちの人かな。

[ちらと隣でラーメンを完食しかけている男を見ながらメガネの女性に声をかけた。当たり障りのない話。本来は、見ず知らずの相手とする会話はこういうもののはずだ。ここ数日で、見知らぬ相手と随分会話している気がする。]

(239) 2015/06/07(Sun) 00時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

縁……ねえ。確かに呼び寄せてるのかもしれませんね。
でも……ねえ。縁って言ったっていいものとばっかり限らないじゃないですか。いや、ほら…それこそそういうスポットとか。
私も、このシールが目につくようになったのあのお店行ったあたりからでしたし。本当……困ったもんです。

[こうして出歩けば出歩くほどますます事態が入り組んで感じられる。一体足を踏み込んだ先に何があるのだろう。すでに抜け出せない深みにはまりこんでいるのではないかという不安が頭をよぎった]

アイリスが戻ってくればそうね、安心できるんだろうけど。
………どうでしょうね。

(257) 2015/06/07(Sun) 00時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

ええ、高円寺。あそこの雰囲気も嫌いじゃないです。
そっちの方が職場から近いですしね。下宿先の候補で迷いました。

え………?

[急に真面目と言うより真剣な調子で>>259で言われた言葉に、思わずはっとしたように相手を見る。この男は、結局一体何者だったのか。]

………気を付けます。
そう言えば、なんていうお店なんですか、あなたの…

[答えは帰ってきたろうか。どちらにせよ、自分もそろそろ店を出ないと昼休みが終わってしまう]

私も仕事に戻らないと。ごちそうさまでした。

[勘定を払って店を出るため立ち上がる。最後に一度、力士シールを見た]

逃げるには、もう遅いかもしれないね。

(264) 2015/06/07(Sun) 01時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

またきてさんかく。

[>>265復唱する。さよなら三角。は聞いたことがある。またきて四角も。]

またきてさんかくですね。わかりました。
ええ、あなたも気を付けて。

[お元気で。ではなくてなぜか気を付けて、と言ってしまった>>268。ただそれよりも昼休みの終了が迫っている方が今は大事で、結局そのまま職場の携帯ショップへと戻っていった。
エリからの連絡には「了解。連絡なければ7時にこの間の新宿駅前で。」とだけ一報を入れておいた**]

(271) 2015/06/07(Sun) 01時半頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2015/06/07(Sun) 01時半頃



 カタン

     ゴトン
          ガタン
               ゴトン


――きさらぎ駅……きさらぎ駅


[電車が減速したのを感じてすぐ、駅名のアナウンスが始まった。
 電池が切れて使い物にならないスマホをポケットにしまう。
 twitterでも「降りるな」と言われていたし、以前の経験からも降りるつもりもなかった。
 それとなく、きさらぎ駅を車内から見下ろしてみる。]

 ………!

[ホームに誰か、いる。ホームに設置された簡素なベンチに、誰かが座っていた。

 あれは……]


[気がつくと、自分の足はホームにあった。
 ゆっくり、その人影に近づく。走っては逃げてしまう気がしたから。
 ]

[お互いの顔が視認できるところまで近づく。
 その女の顔を、まじまじと見た。]


 …………ッ………は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜………

[大きく、吐き出すようなため息をついた。
 落胆したような、安堵したような。
 膝に手をおいて、前屈するように上半身を屈める。
 長い髪が流れて、表情は読み取れない。」


 …………あー………

[言いたいことは沢山ある。
 言い足りなくてたまらなかったはずなのに、
 どれにも優先順位がつけられなくて言葉につまる。]

 ………何でここにいんの。

[言葉を発すると。
 電車は出発してしまった。

 振り返らず。顔を上げず。
 音だけでそれを見送る。]


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