人狼議事


268 オリュース・ロマンスは顔が良い

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【人】 さすらい人 ヤニク

 ん……。

[何か顔に気配を感じ>>137、首を振って]
[今度こそ瞼が開く]

[眼の前の手に瞬いて]
[視線だけが手を伝って、窓の方へ]

 あ、来て…くれた、すか
 よかった。
 最後に、顔……見れた。

[まだむにゃむにゃとしていて]
[寝ぼけた発音ではあるけれど]
[まるで、もう死ぬと思ってるような言い方だ*]

(141) 2019/08/02(Fri) 01時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2019/08/02(Fri) 01時半頃


メモを貼った。


メモを貼った。


─店の裏手─

 ────ッ、

[お客様からシーシャさんに呼び方が変わった瞬間。
今見ている景色がモノクロから色彩豊かな世界に変わったような心地がした。

よく見かける暗い路地の筈なのに。
たった一人が其処に立っているというだけで、
彼が自分の名を呼んでくれるというだけで…
素敵な場所に見えてしまう。

幼い頃に両親を事故で亡くしてから、
この街で独り、なんとか生きてきた。
名前を呼ばれる機会がそもそも少ない。
アイツやテメエで済む環境──それが日常だった。]



 ヒイラギ、…

[教えてもらった名前を声でなぞる。
柔らかいけれど強く耳に残る響き。
やっと知ることが出来たと思うと、にやけてしまいそうで。
どうにか悦びを飲み込んで、口の端を薄っすら緩めるに留める。

綺麗だなと思って。
目が離せなくなって。
初めて店の前で姿を見かけて以来、幾度も店に通った。

そうして今。
互いの名前を知って、呼び合って……

近づく彼の指先を、なんでか当然のように受け入れてしまう自分が居る。]



 !! あッ、いや…

[我に返り、慌てた。
その直後に始まる、猫たちの喧しい喧騒。

猫たちが去り、夢から急に引き摺り起こされたような呆然とした心地でいたら、相手からのお誘いがやってきた。
どうやら────まだ、夢を見ていてもいいらしい。]

 いや…  明日は別に 仕事じゃねェよ。

[さすがにスリを生業にしているとは言えない。]

 アイツらは放っとこうぜ。
 猫は好き勝手動くもンさ。

[傍に居たい時にはいて、居ない時には去る。
そんな身勝手な関係だから、追い掛け回す存在でもない。]



 あァ… 舶来市だっけ。
 よし行こうぜ。

[相手の気が変わる前に出発してしまいたいと、頷いてすぐ歩き出し────躊躇いがちに隣へ手を差し出す。]

 えッと、 …ほら、  ヒト多いからよ、
 
 はぐれたら ヤだし…

[ぽそぽそと言い訳して、照れ臭さごと強引に相手の手を掴んだ。]


─マーケット中心部─

[連れ立って繰り出した深夜のマーケット。
明かりを落として営業終了している店もそこそこあったものの、まだ賑やかな祭りの熱気が街を覆っている。

舶来市への道中、広場では射的や輪投げといった縁日の遊戯を楽しむイベントをやっていたので、寄ってみた。
射的は、これが案外難しく、コルクの弾が明後日の方向に飛んでしまう。『ヘタッピだな、小僧!』なんて店主に笑われるが言い返せない。結局参加賞のラムネをもらった。]

 ふンッ

[悔しいからガリガリ噛んで食べた。隣から笑い声が聞こえたかもしれない。]


[続いて輪投げへ。今度こそはヒイラギにいいところを見せたいと意気込んで。]

 見てろよ…  投げるのは得意なンだ。
 いっつも猫に魚を投げてるからよ────  ッと!

[高く弧を描いた輪は、中段の商品を捉えて…すとん!と落ちる。
『当〜〜たりぃ〜〜〜。おめっとさん!』と店主に渡されたのは、片手サイズのクマのぬいぐるみ。
そういえば的を狙うことばかりで商品に意識がいってなかった。
無理やり渡されて思わず固まる。どうしようコレ…。]

 ………………… ほいパス。

[結局ヒイラギに押し付けた。]


[しばらく遊んで。
喉が渇いたのでビールを飲んで。ヒイラギが酒を飲まないなら、ノンアルコールの何かも買って。

なんだか子供に返ったみたいに遊んだ気がする。これもマーケットの魔力だろうか。
気がつけば一緒に居る緊張はゆるゆると解けて。
視線が合えば、最初に会った時よりも自然に笑みを浮かべられた…と思う。

やがて到着した舶来市。]

 へーーーー  いろいろあンな。

[装飾が凝っている万年筆。
複雑な色硝子のペンダント。
謎の亀の置物に、ヒトの形をした瓶の酒。
雑多な品物を無秩序に並べた店が、道の向こうまで連なっている。
だいぶ遅い時間になったので人通りは減っていたが、掘り出し物目当てのガチな客や冷やかしの観光客らで依然賑わいを見せていた。]



 …なンか気になるもんでも あった?

[隣の横顔を伺う。彼はどんなものに興味を示すんだろう。
────商品よりも、寧ろそちらの方が気になった。**]


メモを貼った。


― 路地 ―

[舶来市。
そうだ、大きな市はそれだった。
彼はどこか気が急いているようだ。
こちらの返事も待たずに行こうぜと言って歩き出す。

自分もええ、と返事を返し、彼の隣で歩き出そうとする。
と、そこで、彼からそっと手が差し出された。]

え?

[それに気が付いて、思わず間の抜けた声を上げて彼の顔を見る。
彼は、はぐれたら嫌だから、とか何とか、ぽつぽつと呟いている。
次の瞬間、彼が自分の手を掴むように握った。]




[声にならない。
思わずこっちも彼から目を反らし、そのままひたすら早足で市へ向かって歩き続ける。
でも、暫くのあと、やっと早鐘をうつ心臓の動悸が落ち着いてくると、思わず苦笑して隣を歩く彼に言った。]

シーシャさん。
他の人から見たら、これじゃまるで、僕ら付き合ってるようにしか見えませんよ。


行きましょう。

[改めて、シーシャに微笑むと、2人で夜道を市場へと向かった。]


― 道中 ―

[しかし、である。
彼が魚の入った袋を持っているからだけだとは思えない。
道中、猫を見かけると、ほとんどの猫がシーシャに挨拶するように鳴き、そして中にはあのぶち猫のように足元にすり寄ってくる猫もいる。
彼も魚をあげていただろうか。]

シーシャさん…
猫友めちゃくちゃ多いですね。

[こんなに野良猫に懐かれている人間は、少なくとも自分は初めて見た。
一体普段、どんなふうに、何をしてここで過ごしているのだろう。
不思議に思いながらも、歩みを進めた。]


― マーケット中心部 ―

あ、まだそこそこやってますね。

[もう1時も過ぎようかという時間のはずだが、マーケットの中心部にはまだかなりの明かりが灯っていた。
その中でも縁日の遊戯に興味を持ったらしき彼が、駆けだすように向かって行く。
離された手を少し残念に思いながらも、自分も彼の後を追っていった。

まず彼が目を付けたのは射的だ。
しかし勢い虚しく彼の弾は的には全く当たらず、店主に笑われながらラムネを貰って嫌がらせのようにがりがり食べている。
その姿に思わず声を出して笑ってしまった。]

シーシャさん、凄い勢いで駆けてったのに、残念でしたね。
射的はこうやるんですよ…!

[と、中々遊戯にしては高い金を払い、銃を構えた。]


えっこれおかしくないですか?

[数分後、同じく笑われながらラムネを貰っている自分がいた。

シーシャはさらに、輪投げへと歩を進める。
彼が本当に夢中で、楽しそうで、思わずその姿を見ながら笑みがこぼれる。

と、彼は輪投げに成功し、何かを貰ったようだ。
無言で自分に近づくと、ぎゅっと何かを押し付けてきた。
小さなクマのぬいぐるみだ。
完全に要らないものを押し付けられている。]

はいはい

[もはや子どもの相手をする母親の気分である。
ぬいぐるみを受け取ると、自分のリュックへとしまった。]


[彼は疲れたのか、ビールを飲もうと言う。
自分も付き合って、缶ビールを開けた。
飲みながらも、辺りを見回しながら市を歩き続ける。]

シーシャさん。

[缶ビールを飲みながら、どこかの店をぼんやり眺めていた彼の名前を呼んだ。]


もう、舶来市ですよ。

[彼に微笑むと、少し灯りが多くなっている道の先を指さした。]


【人】 さすらい人 ヤニク

[ここにいる>>147
[聞こえて、口元が弧を描く]

 痛いとこ……あんまない。

[喧嘩の最中、どこをぶつけたかなんて]
[全然覚えていないけど…]
[不思議と痛いところはない]
[鎮痛剤が効いているのだろう]

[痛くはないけれど]
[脇腹がどくどくと脈打ってて]
[まだ血が出てる感じはする]
[それがどうにも気持ち悪くて]

[痛くないという割には辛そうに顔を歪めた]

(167) 2019/08/02(Fri) 20時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[気持ち悪さに抗おうとして]
[背中をすこしもぞもぞとさせる]
[―と、不意に手を握られた>>149

 ―――?

[1週間前は手袋越しだったそれ]
[かえってこっちが緊張して身を固くした]

[素手だけど、いいの?]
[見上げて、黙って首をかしげれば]
[もう1段階、握る力が強くなる]

 …へーきなの?

[問いかけて]
[恐る恐る、彼の手に自分の指を絡めた]

(168) 2019/08/02(Fri) 20時半頃

― 舶来市 ―

ほんと、結構色々ありますね。

[高いものからがらくたのようなものまで、市にはいろんな舶来品が展示されていた。
まだこれから祭りも長いからだろうか、市として開かれるのは今日だが、暫くは出店で売り続けるのだろう、物も結構たくさん残っているようだ。

見て回っている折、シーシャに気になるもの、を聞かれて、少し考えた。
そして、少しだけ来た道を戻り、少し高級な布製品を売っている出店へと向かった。]


【人】 さすらい人 ヤニク

[血の気が失せて体温の下がった体に]
[彼の体温が伝わってくる]

[誰かに触れるのは心地いい]
[それが、好みの顔なら尚更だ]

 ……ん、すげー落ち着く。

[また口元が弧を描いて]

 ありがとね、ザーゴさん。
 もう死ぬかもと思ったら、
 どうしても顔が見たくなっちゃってさ…

[でも死なないらしい]
[情けねえし恥ずかしいしで苦笑した*]

(169) 2019/08/02(Fri) 20時半頃

これ。
僕がまだ小さいころに育ったあたりで織られたショールです。
僕、両親居なくなっちゃったんで、母方の祖父と祖母に育てられたんですよね。
内陸の山岳地帯で、川に沿って生える緑を山羊や羊が食む、とてもきれいな場所だった。

でも、今は結構紛争でごたごたしちゃって、別にそこで戦闘が起こってるわけじゃないんですけど、元々いた人のほとんどが街に降りてしまいました。
だから高くなっちゃったっていうのもあるんでしょうけどね。

[布を見ながら呟いた。]

ばあちゃんが昔織っていたのとよく似てる。


[と、何となくしんみりしてしまったので話題を明るい方へと持っていく。]

って言って、まあばあちゃんはもう死んじゃいましたけど、じいちゃんは今も街で元気にやってますよ。
自分も、就職したら国に戻るんで、高校大学と離れてたけど、また会う機会も増えるかな、と思います。

シーシャさんは、何か面白そうなもの見つけましたか?

[思わず人にはあまり話をしないようなことを話してしまった。
彼はどんなものが気になったのだろうか。
彼の顔を軽く覗くように小首を傾げた。]


― 朝方 ―

[そして、そんな時間を過ごすうちに、辺りは明るくなってきた。
もう、夜明けが近い。
さすがに、ほとんどの店の明かりが落ちようとしている。

一応流星群の祭りなのに、びっくりするほど星見てないな。と思わず自分で苦笑してしまう。]

シーシャさん。

[彼は何をしていただろうか。
名前を呼んだ。]

今日、ありがとうございます。
楽しかった。


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2019/08/02(Fri) 20時半頃


でも、ほんとはこのお祭り、流星群のお祭りなんですよ。
それで、来週も、マーケットが立つんです。

来週、また、一緒に行ってみませんか。
それで、今度はちゃんと星見ましょう。
ちゃんと祭りを楽しまないと、ですよね。

来週も、こんなに夜遅くて大丈夫なら、ですけど。

[やっぱり気になるのは、彼の生活への影響だった。
自分は学生だからいいが…彼は大丈夫なのだろうか。
街の猫にやけに懐かれている彼、かといって、お金を持っていないわけではない彼。
いつもの彼が、何をしているのか。
それだけが、喉に刺さった小骨のように気にかかった。]**


メモを貼った。


【人】 さすらい人 ヤニク

[平気、らしい>>176
[意外というか、驚いたというか]
[言葉で言いにくい感情で目を丸くした]

[むずむずすると聞けば]
[ついイタズラ心がむくむくしちゃって]
[絡めた指をにぎにぎと動かしたくなったけど]
[流石にそれは我慢した]

[死ぬかもしれないと思ったら――]
[来てくれた理由の根っこは同じ>>177

[なんでそこまで俺のこと?]
[聞こうとしたけど、更に重ねられた手に瞬いて]
[きっかけを先に取られてしまった>>178

(184) 2019/08/02(Fri) 22時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 変わった趣味らしいっすよ。
 誰かさんが言うには。

[忘れたはずのあの夜]
[呆れ果てた己が吐いた言葉に]
[返ってきた言葉]
[一度は確かに忘れましたよ?]
[けど、思い出してしまったら仕方ない]

 …忘れちゃいました?

[浮かんだ苦笑はそのままで]
[だがその意味は少し変わっていて]

 死ぬ前に好きなものをひと目見たい
 って…思っちゃったんすよねー。

[だってさ]
[好みの顔なんだもんしょうがないじゃん、と*]

(185) 2019/08/02(Fri) 22時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[忘れたよ>>199って言われて]
[ガーゼに隠れてない片方の眉が上がる]
[へーえ、ほんとかな、って]

[ていうか、猫苦手だったの?]
[魚も?]
[……じゃあなんであの時、猫を]

     [ああ]

[――俺が、探してるって言ったからか]

[シェーンベリの顔を見上げながら]
[そんな事を考えた]

(215) 2019/08/02(Fri) 23時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 いまわのきわ。
 ってやつっすよ。

[咳払い>>201に、身も蓋もない事を言って]
[悪びれずににやり]
[そうそう、死なないらしいから大丈夫…]

 ん………?

[唇に、ちょんと乗った指]
[なにか言うと食べてしまいそうだから]

 ………………ん。

[ちょっと眠い、とゆっくりまばたきをひとつ]

(216) 2019/08/02(Fri) 23時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[でも]
[子守唄は知らない>>202
[なんて言うから]

 じゃ、よく眠れるようにさ
 ……俺の好きな顔、よく見せてよ。

[動く片手をあげ]
[シェーンベリの顔へと伸ばした*]

(217) 2019/08/02(Fri) 23時半頃

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