人狼議事


191 The wonderful world -7 days of MORI-

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[ヒトシはいつだって、話半分だった。
ろくに耳も傾けず、視線はPCの画面に向けて。
うんうん、と形だけ頷いたりも。

最初のうちは、それで良かった。
反応を返してくれるだけで、嬉しかった。

けれど段々と、ものが解るようになって、
…その態度が、無関心の表れであると知って。


それが気に入らなくて、
さらに躍起になって気を惹こうとした。

結果的に、逆効果だったけれど。]


[春の終わりに、
俺は、寂しいという感情を知った。]


―回想・とある夏の日―

[それから数か月が経ち、
ヒトシとの関わりは相変わらず希薄なままだったが、
代わりに、絶え間なく流れる映像と音を得た。

話しかけても決して返事はくれなかったが、
それらは色々な言葉や、その意味を教えてくれた。

時間ばかりはたくさんあったから、
じっくりと、ニンゲンという生き物を観察した。
どういう時に、どんな単語を投げかければいいのか、
どうすれば、相手の――ヒトシの気を惹くことができるのか。]


【見】 聖歌隊員 レティーシャ


[ただずっと、眺めていた]
 

(@83) 2016/06/13(Mon) 02時半頃

[文字を読み、覚えた言葉を真似してみせると、
珍しくヒトシが笑顔を向けてくれた。
それが嬉しくて、また一つ言葉を覚えて、]


 オハヨ!
 コンチワ!
 マタ アシタ!


[けれど、いつしかその言葉が向かう先は、
無機質なカメラのレンズとなっていた。

ヒトシ曰く、クスクス動画に投稿するとのこと。]


【見】 聖歌隊員 レティーシャ

[お礼を言われた時も。>>526
ミッションをクリアして喜ぶ姿も。>>528
近付く人影も。>>533
幾何ちゃんがこっちを見た時も。>>@70
首に当てた手から、変な音がした時も。>>539
鈍色に光る刃を降り下ろす時も。>>543
地面に崩れ落ちる身体も。>>556
少し前、男が目を瞑り事切れる瞬間も。>>559
八千代ちゃんが来た時も。>>@75

僕はずぅっと、少し離れた上空から。
青いガラス玉の瞳をただ、下の景色へと向けて
一連の流れをずっと、ただ、眺めていた]

(@84) 2016/06/13(Mon) 02時半頃

[それが何かは知らなかったが、何か下心がある気がして。

やがてカメラを向けられると喋らなくなり、
ヒトシは撮影をやめ、俺も新しい単語を口にしなくなった。


…つまりは、そういうことなのだ。
それが解ると、何だか無性に腹が立って仕方がなかった。]


[夏の終わりには、
俺は、反抗することを覚えていた。]


【見】 聖歌隊員 レティーシャ

[八千代ちゃんが再び何処かへ飛んでいって。
僕は、出来るなら誰もいなくなってからがよかったんだけど、
ミッションがクリアされた今、ぼーなすたいむはもう暫しもないから
まだひとが残っていたとしても、そろそろ地上へ降りるだろう。

幾何ちゃんは、包丁をもったひとはまだいたかな。
幾何ちゃんがいたなら、「疲れたでしょ」とか、
「もうすぐ始まるだろうから少し休んでなよ」とか、
そんなありきたりのことを言って見送ろう。

包丁をもったひと、ねるのほんと答えた君がいたのなら、
「今のうちに洗ってきたら」
「血がついたままだとすぐ錆びて、使い物にならなくなるらしいよ」
って、これまた何の感情も含めず、淡々と、
初めて会った時と同じ声色で告げるだろう。

どちらにせよ、ここから僕以外いなくなるまで。
血溜まりの海と、そこに沈む亡骸から君たちへは視線を一切向けず、
何時も通り無表情の僕が、其処にいただろう。
その頃どちらもいなくなっているなら、それが一番だけれど*]

(@85) 2016/06/13(Mon) 02時半頃

―回想・とある秋の日―

[それでもやっぱり、諦めきれずに。
あまり家に帰らぬヒトシが顔を見せれば、
今日こそはと、何かしら行動したものだ。

態度はだいぶ、可愛げがなくなって。
ストレスによる過剰な羽繕いも相俟って、
姿はなかなか、凶悪に見えていたかもしれないが。]


[リピート再生される幼児向けの教育番組はとうに飽きて、
この頃にはこっそり、テレビのリモコンを弄ったりもしていた。
…ヒトシが出掛けると足を伸ばし、帰る前には消しておく。

そうして観はじめた主婦向けの番組には、
これまでとは異なる種類のニンゲンが出ていて、
夫に邪険にされ、寂しく思う妻などにはかなり共感した。

ヒステリックに叫ぶ彼女達を見て、ふと思う。


――これを、ヒトシに問いかけてみたら?]


[半年も共に過ごせば、色々と理解できる。
ヒトシが日中、シゴトをしていること。
そのシゴトが大切で、そのために寝食を削る程であること。

テレビの中の夫達も大抵が彼と同じ状況にあり、
それで家に残された妻が、悲しい悲しいと泣くのだ。
件の問いかけには、二種類の答えが用意されている。

――“シゴト”か、“アタシ”。]


[おまえだよ、とすぐ謝るパターンは決して多くはないが、
それでも時折目にしたし、最後は幸せに締めくくられる。

大半の男はまず、シゴトだと答えてしまう。
けれどその場合でも、紆余曲折を経て最後には、
やっぱりおまえが大事だよ、という結論に辿り着く。


…つまり、この問いかけは。
ハッピーエンドに繋がるキーワードなのではないのか?]


[そう考え、ワクワクしながら帰宅を待って、
ドキドキ胸を高鳴らせながら、あの台詞を叫んだのだ。]


[――結論から言うと。




            結果は、最悪だった。]


[驚いてこちらを振り向いたヒトシに、
キラキラと期待の眼差しを向けた。

ある程度辛辣な言葉が投げられるのは、
もちろん、覚悟の上だった。
働く男達の大半が、そうだったので。


一人でノリツッコミをこなして一見、上機嫌。
けれど続き、早口で述べられる答えはやはり、“シゴト”。]


[焼き鳥にして喰ってやる、という、
酷く恐ろしい、胸の潰れる、最大級の罵倒を受けて。
それ程までかと泣きたくもなったが、
どうにか涙は堪えて、じっと黙って見つめていた。

大量の餌だけを置いて、ヒトシが家を出る。


ここでヒステリーを起こしてはいけない。
黙って耐え忍び、風向きが変わるのを待て。
そうすればきっと、彼は振り向いてくれるから。

…物語の彼らはいつだって、そうだっただろう?]


[けれどそのまま秋も終わり、
俺は、諦めることを覚えてしまった。]


―回想・とある冬の日―

[朝晩が冷えるようになった頃。
寒いと抗議して鳴いたら、暖房が付くようになった。

光熱費が嵩むとボヤかれたものの、
南国の鳥であるから、そこは仕方がない。
いっそ人の身であれば良かったのに。
そしたらアンタは、もっと――

…そんなこと、考えたところで無駄だったけれど。]


[やがて冬も終わってしまい、
想い出も何もないまま、また、春が来た。]*


―ロスタイム:とある結末、その後―

[つぅ、と頬に温かなものが流れる。
ゆっくりと瞼を持ち上げると、
ぼんやり滲んだ視界が飛び込んできた。]


 あ、っれ、……


[――最後の記憶。

鳥飼に礼を述べようとして、鮫に喰われた。
はず、だったのだけれども。]


[辺りを見渡せば、そこはスクランブル交差点。

翌日に移行したのかと疑問符を浮かべていたところ、
上空から、ぼやけた影のような人物に語り掛けられた。
…涙をごしごし拭っても、やはり上手く像が結べない。


“未だに諦めきれない方は、――


嗚、そんなものは。
答えなど、わかりきっているというのに。]



 俺はまだ、諦められない!
 諦めたくない!絶対に嫌だ!

 だッてあいつ、言ッたンだ。
 一緒にいる時間、増やしてくれるッて、
 だから、だから…!


[なぁ、ヒトシ。
このまま死んでサヨナラなんて、俺は嫌だ。

もしもまだ、やり直せるなら。
俺は、……なんだって、やってやるよ。]**


【見】 聖歌隊員 レティーシャ

[包丁のひとは、すぐに此処を離れていった。>>653
説得染みたことも、忠告も、何一つせず、
僕は目を向けないまま、見送ろうか。
見てないから表現としては正しくないけれど。

幾何ちゃんは、いたなら何か話したかな。
僕は普段どおり、それでも急かすように言葉短めに返すから
君が立ち去ってくれればいいのだけれど。

そうして、怒涛の展開ってやつが終わった地に一人。
それでも、この死神のゲームでは珍しくはない、普通によくある出来事が終わった地に一人。
僕は膝を折るでもなく、立ったまま血だまりを見下ろしている。

別に、見慣れた光景で。ルール違反でもなんでもなくて。
だから僕は、その行為自体には何も感じないんだけど。
赤く染まったふたりをただ、じっと見下ろしている]

(@86) 2016/06/13(Mon) 03時半頃

【見】 聖歌隊員 レティーシャ


 ……大丈夫、だよ。

[零れた言葉を聞く人なんて、生きている人なんていないから
これは僕の、独り言。
天使の福音だなんてそんな、喜ばしいものでも意味があるものでもない]

 このせかいのかみさまってひとは、寛大らしいから
 生き残れなくたって、
 まぁ、喪ったものは戻らないけど、
 それでも生き続けるチャンスを与えてくれるらしいから。
 
 きっと、あなたたちも、たぶん
 そのチャンスを与えるに、値するって、
 評価してくれてるんじゃない、かな。たぶん。

[だって、僕みたいなのが与えられるくらいなんだ。
可能性はゼロじゃないし、むしろ低くもないだろう。たぶん]

(@87) 2016/06/13(Mon) 03時半頃

【見】 聖歌隊員 レティーシャ


「そりゃ、楽しかったし、いい思い出になったぜー。
毎年キャンプに行ったのも、楽しいとわかったからだしな。」
「そっかあ。
じゃ、おいさん、恥ずかしいから、ちょっと内緒でもいい?」
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そ…そ…そういうのは、できるだろうけど!!!
好きな人と!!!
好きな相手としか、しちゃ!駄目だとおれは!!思う!!!!!」
「結局は、カラダコミュニケーションってやつよ。
 素直に曝け出すって楽しいし、心もぐーんと縮まるんだぜ。」
「こーのエロ親父ーーーー!!!!!」

「 あ、そーだ。
 君、名前は?

 俺は、テルね、テル。」
「やっぱ屋上なんだな。サンキュー!」
 

(@88) 2016/06/13(Mon) 03時半頃

【見】 聖歌隊員 レティーシャ

[――明日、からは。
もう少し、自分の手できちんと、
参加者を消していくべきかもしれない。

別にポイントは初日でそこそこ稼いで、
稼ごうと思ったってノイズの大群でもけしかければ、
それが自分のポイントになるのだけれど。

それでも、やけに賑やかで騒がしい漫才みたいな声が、
こうも頭の中で響いてしまうくらいなら。
さっきみたいに、ありがとうなんて言われてしまうなら。
そんな普段と異なる事態が起きてしまう前に、
無慈悲に、無感情に、無遠慮に、無残に、無責任に、
ただただ命を刈り取る方がきっと、楽なのに]

 ……なんだか、なぁ。

[無表情のまま、その場にしゃがみこむ。
膝に顔を埋もれさせるような真似はしない。
何も映さないガラス玉が、ただただ無機質に屍を眺めて]

(@89) 2016/06/13(Mon) 03時半頃

【見】 聖歌隊員 レティーシャ


 …今回は、ちょっと、
 やりづらいなぁ。

[途方に暮れたような声だった。
見知らぬ土地に一人ぽつんと立たされたような声だった。
僕にはそんなの、分からないけど。

理許おねーさんに、視認されてたらどうしようって
怒られるかなぁって思いながら、僕は日付が変わるまで
その場を動かない。

参加者の一人に入れ込んだ覚えも、感情移入した覚えも、
そもそも移入する感情がないのだから、
僕はなんにも抱かないしなんにも覚えないのだけれど]

(@90) 2016/06/13(Mon) 03時半頃

【見】 聖歌隊員 レティーシャ

[いつかあのこが言っていた、歌ったらすっきりするって言葉>>3:229に倣って
歩きながらじゃないけど音を紡ごうとしても、上手く出てこなくて]

 …なんでだろ。

[代わりに零したため息に応えてくれるひとはいない。答えなんて、僕は求めていない。
だって僕は、何にも抱かないし感じないから。

だから僕は無表情に、ガラス玉の瞳に何も乗せないまま
日付が変わるまで、ただ、目の前の沈黙する亡骸を眺めていた]

(@91) 2016/06/13(Mon) 03時半頃

【見】 聖歌隊員 レティーシャ

[
「おまえは天使なんかでもお人形なんかでもないんだからさ」
「いつか今まで生きてきた分の感情とやらも取り戻せるだろ」

笑って僕の髪をかき混ぜる温度は、遠い記憶に褪せつつある**
] 

(@92) 2016/06/13(Mon) 03時半頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2016/06/13(Mon) 03時半頃


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