人狼議事


159 戦国 BATTLE ROYAL

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[暗闇にゆらりと灯るは走馬の光か。
まだ今生を振り返る暇があるのかと目蓋を上げ映ったのは、煤けた空ではなく霞がかった宙であり。
体を起こすために伸ばした手が掴んだのは木の船縁だった。]


 ……っ、ごほ

[喉が渇くような気がして喉元に手を当てれば、猫手に裂かれた肉がある。
数度擦っても裂かれた跡はなく。喉元に当てた、自らの意で動かなかった左手は、赤い雫ひとつ落としていない。]


 ……あら、まぁ。
   これは、これは。

[身の下に揺れるのは水面か。
まさしく彼岸へと行く最中に目を開いたようだと独り乗るには大きすぎる渡し船に、失ったはずの声を漏らす。]


[死して奇異な事もあるものだ。
それとも、死人は皆このように彼岸に渡って行ったのか。]


 そちらにいるのは船頭かしら?
 渡し賃の持ち合わせはないのだけれど。

[戦場で相見える機会もなし、一方的に枝上から観られていたばかりで露蝶の顔を知るはずもなく。
姿を見つければ、黄泉への先導人かと声をかけた。]


メモを貼った。


【人】 山姥 八重

 おほほほ。ババアというんはなぁ。
 いつん時代も甘える小僧ん面倒みるん好きなんじゃよ。

[血を求める化生の様な荒々しさを秘めている。
花柳藤の幼当主は、十の半ばにすら届かぬ童と聴くが]

 なんやなんや。時期たちゃあ天賦さもつ小童ばでてくるもんじゃ。
 ええで、ええで。

[なかなか如何して、十年後、二十年後の大成が楽しみな童ではないか。
八霞流の天賦を受けたと愛されてきた八重にとっては
例え狂気孕む地獄鬼の如し童であろうとも、孫に向ける様な喜びを微か覚え]

(64) 2015/05/20(Wed) 21時半頃

【人】 山姥 八重

[吹くは桜、舞うは柳、ふわりふわりと。
例え小童といえども八重もまた侮り難い気迫を、八十と思えないその背筋に感じていた]

 …むぅっ。

[嵐の中に揺られる葉、すぐに千々と果敢無むそれは桜の海を泳ぐ様に舞い続け。
遂に葉が、扇の隙間へと滑り込み、舞いと舞いが、ピタリと時間を止めた]

 …うちかえ?
 …うちは山芭ん八重ちゅうもんじゃ。

 ぼんは、花柳藤の…なんつぅ名前じゃったかの?

[見事。八重は薄くほほえみを浮かべた口の中で零していた。
老いては全盛期とはいい難きにせよ、山芭の八重桜が八霞舞いを止める事のできた者は、そうそう多くはない。
年甲斐も無い興奮に身を委ねてしまい、ほんの微かに息があがっていた]

(65) 2015/05/20(Wed) 21時半頃

[時折、とぷんと波立つ川流れ。耳澄ませ目を伏せること暫し。
 長い髪も背に流したまま、静かに時を待っていたが。
 声がかかって、思わず振り向いた。]

……船頭?
いいや。

[狗神の慈しみと信じ受け入れていた光景に、他人の姿。
 しかも狗神の血分けでない様子が口調からわかって、表情に驚きが乗る。
 いや、しかし、まるで見覚えのない顔では、ない。]

そちらは、李家の伸睦殿か?

[なれば、あそこにいた猛者共は、等しく呼ばれるのだろうか。
 忍の教養として様々を学んできたが、身を持って死を体験するのは、当然ながら初めてだ。
 こういうものだろうかと、軽く瞬く。]


メモを貼った。


[風もないのに静かに船は進んでいる。
気まぐれに立つ細波の揺れなど馬の背に比べれば歩くのは容易い。

かけた声に変えるは否であった。
よくよく見れば、髪を背に流し暗い色の装束を纏った女の姿は船頭にはあまりに似つかわしくない。
血の気の薄い肌の上に口元の紅が鮮やかに目を引いた。]


 あら失敬。

[死出の道にて他者との出会いがあるとは思わなかった。
が、考えてみればあの戦。彼岸へ向かう船はさぞ盛況となっていよう。
ならばこれは、かえって少ないのかもしれない。]


 ええ、そのとおりだけど。
 どこかでお会いしたことあったかしら…?

[紅色の唇から落ちた名に、目を瞬かせる。
生を振り返っても覚えはなく、ふと女性の纏う装束に目を惹かれた。
これと似たものを、関ノ原へと向かう道中で目にした記憶がある。]


 あなたもあの戦にいたの。

[忍には女性もいたのかと死してから新たな事を知り。
敵か味方か。同じ戦場に身を置いていた者と、ここで顔を合わせる奇妙な縁を感じた。]


【人】 山姥 八重

[柳の葉と扇がふたりをはさむ間で、かげとら、と老女もまた名前を転がす]

 鬼子ん景虎…。

 惜しいのう…ほんに惜しいのう…。

[いい筋をしてる。将来の成長が楽しみな天賦の才を持っている。
されどこの鬼子は西軍の当主であるのだ。
幼子と侮りがたし、この危険な才を見過ごせば、東軍の危機は重なる。
この才は、確実に摘み取るべきだと八重の勘が囁いたのだ。
桜と柳の舞いを打ち破り、終幕に導かなければならないのだ]

(79) 2015/05/20(Wed) 22時半頃

【人】 山姥 八重

[ぐい、と扇に食い込まされた刃が、獲物をへし折らんと傾けるも>>69]


 …通りまへんえぇっ!


[両者の獲物は、どちらも悲鳴を起こす事はなかった。
違う、景虎が傾けた、柳の動きとまるで写し鏡の様に、指先の傾き、手指の捻りを揃える事で、刃の食い込みこそ解けないが、獲物への負荷を受け流したのだ。
このままでは、ただ刃を捕らえるだけで攻撃は出来ないだろう。然しそれでいいのだ]

(80) 2015/05/20(Wed) 22時半頃

【人】 山姥 八重

 …ホウイチさま…八重はもうすぐ…おそばに…

(81) 2015/05/20(Wed) 22時半頃

【人】 山姥 八重

 てっぽぉぉおおおおお!!!

[山芭の大老女が、喉を振り絞る様な大声で山芭の者達を叱咤した]

 撃ち さらせぇえぇぇええええ!!!

(82) 2015/05/20(Wed) 22時半頃

【人】 山姥 八重

[そのとんでもない号令に、山芭軍の大鉄砲隊は動揺するだろう。
此処で鉄砲を放てば、大将である八重の危険も決して免れないのだから当然だ]

 舞いを恋して七十余年!
 良き人愛して五十余年!

 よう覚えときぃ、隅慈ん玉姫!!
 良き人ばため、無謀も死ぬ気もほんきで尽くしませい!

 これが山芭八重 戦国おんなん底意地どすえぇええ!!

[然しやがて、山芭軍の鉄砲が、桜と柳の園を狙い、二人の肌を衣を掠めんと狙うだろう。
動揺して躊躇する山芭鉄砲隊の弾に直撃する事は無いが、その場はまさに、扇と刃を介する、最期の死闘の場なのだ。
銃弾か扇の冴えが、鬼子の柳を打ち払うが先か、既に幾許ない老桜の最期のひとひらが散りゆくが先か]

(84) 2015/05/20(Wed) 22時半頃

【人】 山姥 八重

 山芭八重桜最期ば舞いよ! 八霞 霜かがみ !


[銃弾のあれるいくさばの、荒々しいひのき舞台での最期の舞い。
途端に、桜片と柳が舞い遊ぶ、春の園が、鉄砲の弾にぱりんぱりんと撃ち砕かれゆく、朧な氷の鏡が幾つも浮かぶ冬の園へと戻りだした様に辺りに映り出した。
相手と呼吸を合わせて扇をひらめかせる、まるで冬場の霜にうっすらと映る鏡の様な幽玄さ、美しさ。
嘗て年青い忍もまた、この冬の霜に返り撃たれた、八重桜のもうひとつの得意舞踊だった。

それはやがて霜が融けゆく先には、ひぃらりと揺らめく桜のまぼろし。
その薄らやかで慎ましい桜の、はじめのひとひらこそが桜のうつくしさ*]

(85) 2015/05/20(Wed) 22時半頃

……いえ、直接は。

[出会ったかどうかを問われ、僅か逡巡する。
 監視をしていたなど、知らないほうがいいはずだ。]

ただ、主が茶飲みに良い友だと貴方のことを話しておりました。

[それで主が知れようか。心当たりが多くあるようなら、鷹船悠仁の名くらいは出すつもりだ。
 死出の路、隠し事などもう意味を成すまい。]


ええ。
天下を討ち、そして討ち取られました。
実のある戦いであったと、思っていますよ。

[その点においては、悔いなどない。良き手合いであったと思える。
 西に身を置く彼が、その言葉をどう思うかは――彼のみぞ知る。]

ここにも茶があるといいのですがね。
貴方と飲む茶の味が、気になりますから。

[総軍裏切りながらも、討ちたくないと言わしめる男。
 さてどのような男かと、気になってはいた。]


[奇矯な口調より、良し悪しはともかく人の記憶には残りやすい名ではあるだろう。
何処で擦れ違ったかと思ったが、どうやら縁は人伝てであったようだ。]


 悠仁殿のところにいたのねぇ。
 仕えるに、気持ちの良い御仁だったのではなくて?

[伸睦を茶飲みの友として挙げる心当たりはそう多くない。
その内で、最も記憶の浅瀬にいた名を挙げ同意を得られれば口端に笑みを刻んだ。]


【人】 山姥 八重

[こてりと傾けたおさな子の瞳を見たのも微かな間。

地面にはじける鉄の弾は、八重桜の舞いを持ってしても往なし切れず
ぴりぴりと、藤色をした老女の桜振袖は、その生地を大きく痛めていく。

鉄の雨がふりそそぐ中でも尚、剣と扇の舞いは、ふたりひとくみさながらに描く孤を絶やす事はなく…]

(97) 2015/05/20(Wed) 23時頃

[ああ、問わない方が吉であったか、と。
総大将である祭文の仇を目の前にして、笑みを潜め、目を細めた。

しかし仇討ち相手もすでに同じ黄泉路についている。
彼岸へ恨みを持ち込んだところで晴らす術など見出せまいと。波打つ感情を潜めやれる己は、忠実を掲げる割に冷淡であったのかもしれない。

目を伏せしばらくの沈黙の後。
喉の渇きを覚えて、こほりとひとつ空咳を零した。]


 そうね。私も飲みたいところだわ。
 水上での一席はぜひとも設けたいものだけど。

 ……悠仁殿はあなたに何を吹き込んでいたのかしら。
 さした手前でもないのよ?

[視線をあげ、苦笑を浮かべる。
しかし先の見えない船旅である事だし、湯くらいは念じたら出てきたりしないだろうか。
それもまた、まだ世俗から抜け切らないからこその考えか。]


【人】 山姥 八重

 ……ほんに、えっこかわいこやのう。
 御彼岸さきたら、かわいがったるけのう……。


[ぜはぁ、と肩で息する限界で尚、然しおんなの底意地を収めはしないのだ。
桜の古木は、やがて夏がくれば秋がくれば、風と共にその花弁は散らせるさだめ]

(98) 2015/05/20(Wed) 23時頃

【人】 山姥 八重

 いきますえ……。


[然しぞと。最期の際まで、幾度も幾度も熟練を重ねたそのすり足美しく
桜の花弁は藤花を隠す様にその扇と共に舞い踊り――――…]

(99) 2015/05/20(Wed) 23時頃

【人】 山姥 八重

[――――… やがて桜の最期のひとひらはおつる。

もうすぐ夏がくる。
どちらが勝利を収めようとも
新しい天下が、新しい時代が訪れる。

次の冬が、霜かがみに移すはじめのひとひらの美しさを夢見て。
桜の古木は、ぱたりと散り逝くこととなる。
山芭の八重桜、良き人と共に逝くごとし、関ノ原にて最期の舞いだった**]

(100) 2015/05/20(Wed) 23時頃

山姥 八重は、メモを貼った。

2015/05/20(Wed) 23時頃


ええ。
主命に応えること叶わず、申し訳ない思いです。

[己を見、影を見出した慧眼。野心家の男は戦にも事欠かず、好きに泳がせてくれるところもまた、やりやすく。
 良い主だった。気持ちの良い、という評価に、頷く。]


……殴られるか斬られるかくらいは、するかと思いましたが。

[存外、李伸睦は冷静なようだった。
 潜まる笑みに、三途の川流れの上でもぴりと皮膚に緊張が走ったが、細まりやがて伏せられた瞳は再び開くまでに長く時を要し、それまで得物に手をかける様は見られなかった。]

水上の一席。良いですね。

[何を吹き込んだかと言われれば、薄く笑って]

天下のため友軍を裏切っても、一個人として討ちたくない男だと聞き及んでおります。


楼船のようですから、酒席宴席の用意などがあっても可笑しくはありませんが。

[立派な柱に触れる。船頭よろしく甲板に居らずとも、中に行くのも悪くない。
 黄泉路の船がそれほど用意のいいものかは知らないが、中に入れないわけではなかろうと、戸を開ける。]


[瞬きをし、言葉を喋れど死人である。
骸の血を吸わせる趣味はないのだ。
ここまで付いてきてくれた愛刀の柄を軽く撫でるが、握り向ける事はなく。ただ肩を竦めるのみ。

水上での茶席に同意を得られ、目元を緩めた。]


 甘い御仁ねぇ。
 そんなこと言いつつも、
 戦場で会ったら絶対槍雨降らせてきたでしょうけど。

[文といい、敵となっても心を裂いてくれるとは。
しかし敵として対峙した時の行動は容易に想像できた。]


 ここでもって世俗から抜け出るのではなかったかしら…?

[しかし露蝶の触れている柱もそこから連なる屋根も、しっかりとした上物だ。
口先ではそうも言うが、入った先に本当に酒があれば手向けとしてありがたくいただく気はある。

彼女の背を追って戸をくぐり、並べられた円座の数に、やはり後続があるのだと思い至った。]


 ……なんだか色々あるわねぇ。

[一目では何があるかすべてを把握しきれないが。
本当に、酒席宴席が開けかねない。]


[李の手が刀の柄に伸びれば、受けるべく手が匕首を探る。
 しかし匕首自体は見つからず。こちらに刃が向くこともない。こちらも肩を竦めた。
 鷹船に対する評価に目を伏せ、吐息で笑う。]

……でしょうね。

[あれも、戦いをやめられなさそうな男だと思う。
 共に並び立てないのなら、容赦なく槍を振るう。
 鷹の文からも、見て取れた。]


楼船など、世俗の塊のようなものではないですか。
案外、煩悩を吐き出しきれというのかもしれませんよ。

[部屋を見ると置かれているものを検分してしまうのは忍の性か。
 火鉢に水瓶、盃に茶器といったひと揃えは確認できた。

 広い空間。設えられた酒器茶器の数からしても、二人が逝くための船でないことは自明。]

……点てますか?

[これで茶の湯をするなというのも、不思議に思えるほどの用意がされている。
 ついと、後続の李に視線を向けた。]


 違いない。

[両断する言葉に、それもまた一理と含み笑う。
六文なしに船に乗っているのだが、これは身包み程度で済むのだろうか。

調度を検める露蝶の後ろから眺めていれば、何かを確認しているよう。
振り向き尋ねられれば、彼女が何を確かめていたか、置かれた一式に視線が向いた。]


 そうねぇ……。
 お相手がいるならば、一席。

[飲んでくれるかしら、と尋ね。
承諾が得られれば、一式をそろえ、簡易ながらの茶席を設けることだろう。]


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