人狼議事


268 オリュース・ロマンスは顔が良い

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【人】 銀行屋 ザーゴ

 ……
 腹は減って、ないか
  酒が──

[逃げを打つような口上。
褐色の腕に囲われて重みを預けたまま]
[背中のしなやかな筋肉を指の腹で撫でるように辿って]


[こうして話せば触れてしまう。
何度か掠めて、震えて]
[もう一度]


[深く繋いだ唇のその奥のあつさに、また息を忘れる溺香]

(102) tayu 2019/08/08(Thu) 13時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

 っ、

[ぐいー。離されて、くったり仰け反る>>105]

 ぅ

[揺り戻し。びょんびょんと視界が傾いて]
[なんとか自力で座位に戻った]

 んん、
  おさけ…あ、ぁ

[仕切り棚、冷凍庫。ガラリと氷の音]
[封を切られたワインボトルが傾く]
[息を整えようと必死になりながら、何度も瞬きをした]

(113) tayu 2019/08/08(Thu) 21時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

 あり がとう

[少し痺れて舌先が回らず、言葉の輪郭が緩んで間延び]
[差し出された飲み物を落とさないよう両手で受け取った。
氷で冷やされたガラスが、火照る指先に心地いい]

 キスはやじゃない?
 そうか

[凍えるワインと、氷の欠片を口に含んで、ガリガリ噛む]
[顔が赤いのは間違いない。顔を覗き込まれて、そこへ不意に羞恥のようなものが混じった。
視線を泳がせて、荷物から着替えのシャツを引っ張り出す。
まだ汗は引いていないのに、それをもぞりと羽織った]

(114) tayu 2019/08/08(Thu) 21時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ




 俺も 嫌じゃない

 大丈夫だった。
 ただその、刺激が、強すぎて?
 な 泣くかと

[それは大丈夫じゃないのでは、と思わなくもない]
[今度から、街角でハグしてちゅっちゅしているカップルを見たら尊敬してしまう]

[グラスを見下ろして、その縁を指でなぞる。円い、ガラスの硬質。
なんの違和感もなくただグラスの縁をなぞるだけの感覚。なんだか不思議、だった]
[フォークをとって、つまみの皿の上を少し迷い。スモークサーモンの隣、人参のピクルスをとる]

(115) tayu 2019/08/08(Thu) 21時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

 …………

[美味い。ポリポリパリポリ]
[何度か瞬いた。視界がだんだんクリアになる]

(116) tayu 2019/08/08(Thu) 21時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

 ヤニク
 流星群の極大を見たら、俺は街を発つ


[夏休みはもうすぐ終わり]


 君さえ良ければ、船でそのまま
 ヤニクに流れる血の故郷を見に行かないか

 助手の初仕事が荷造りと運搬じゃあ、傷を労ってることにならないけど……

[前向きに、と彼が言ったから。
明瞭な文言で誘う*]

(117) tayu 2019/08/08(Thu) 21時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

[キッチンでガサゴソしている音がする。
その音を聞きながら、まとまらない思考を撚り直す。
たしかに、急で、強引だ。とか
独りでは手を広げられずにいた色々なビジネスだとか
新しく開けた世界の色だとか]

[彼を天秤の皿の上に置いたとして、逆の皿にかけるべきものが見つからず。
ガタン、と傾いたままの天秤は用をなしていない]


 旅行だと思えば──
 ほんの数週間で君はここにも戻ってこられる

[もしも彼がこの街に、ここで生きる意味を見つけるのなら。
その言葉は苦く感じた]
[彼の望む夢に、なりたい。世界の異物ではなく、望まれてあると思われたい。
他の何物でもなく、ザーゴ=シェーンベリこそが望む半身であると]

(155) tayu 2019/08/09(Fri) 02時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

[デザート、食後の飲み物。
汗は少しずつ蒸発していくけれど、酩酊めいた淡い目眩と熱はずっと後を引いている]


 ヤニク

[羽織っただけのシャツの前を片手で引き寄せて、神妙な声]

 さっき、謝らせてしまった
 訂正させて欲しい

[大丈夫かというと大丈夫じゃなかったのだけど>>143]

 嬉しくて泣いてしまう、という可能性がある
 ……違うかも…。でも、辛くも嫌でもなかった

[どうしてヤニクは急に、やめてしまったのか]
[何か気に障ったのか、こちらを慮ってくれたのか]

(156) tayu 2019/08/09(Fri) 02時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

 君に労いのキスをしよう
 そうでなくても、触れたい 

 君が痛みに困ってなくても、キスをして抱きしめたい

[いったいどう伝えればいいのか、ぐるぐる考えた末。
もともと修辞をしない率直な物言い。語彙は死んだ]



 ──そのたびに、俺がめ
 メロメロになってもいいのなら!

[ぅわぁ]
[顔を覆った]
[指の隙間から、どうだろうかと問いかけた**]

(158) tayu 2019/08/09(Fri) 02時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

[めろめろって。めろめろって馬鹿か]
[精神に自爆ダメージを追いつつ顔を覆ったのだけど]

 いいのか…
 させたいのか……、 さ、えっ

[させたい?]
[手をどかされてぎゅうと寄った眉間の皺が、頬への接触にほどける]


  ヤニク ?

(170) tayu 2019/08/09(Fri) 20時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

─  ─

[絶えず降り注ぐ流星に、このまま焼き尽くされても構わないと思っていた]


[空が白む。
夜明け前の空気が、好きだった。
冷涼で、薄暗くて、優しい寂しさの]

 ん、ぅ

[ホテルのそれよりも狭いベッド。
乱れて、ドロドロのシーツの上で小さく身を震わせた。
肌を乗せたそれらを触知はする。

結局……たぶん最後の方はもうむり、とかたすけて、とか口走っていた気がする。
セックスというのがこんなに、理性どころか意識がトびっぱなしになるものだとは……こわい]

 ゔ

(212) tayu 2019/08/10(Sat) 19時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

[瞼が重く腫れて全く開かない。今までの人生全部の3倍くらい泣いたかも。
ヤニクの好きな顔がぁ。とは思えど体も動かない。
重だるい、それ以上に、下手に動けばまた熾火が煽られてあらぬ声などあげそうで。

抱き合う形の彼の頬に額を擦り付け、少しだけ手を動かした。
無理をして膿んではいないかと、脇腹の傷の上を掌で触れ]


     すきだ

[掠れて吐息だけの音**]

(213) tayu 2019/08/10(Sat) 19時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

 ──、

[体温が離れていくのを、肌が感じ取った。
ゆらゆらと浮沈する意識が寂しさに鳴いて。
見られたくない、とのろのろ顔の前に手を翳す]

 ん

[タオルの感触。その冷たさに睫毛を揺らし、
ありがとう、と息だけで答えて]

(228) tayu 2019/08/11(Sun) 00時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

[また少しうとうと。
人の気配がかき混ぜる空気が柔い風を作るのを感じながら。
やがて、ベッドが体重に動く]

 おきれる

[いい返事と、そのわりにのろい動作。
冷却剤を細く持ち上げて、その隙間からそっと覗く]

 そんな、手あついサービスが?
 助手すごいな……

[微笑えた、かどうかわからない。
あまりにだらしなくて呆れられていないかと少しだけ考えて、その思考を投げ棄てた]

(229) tayu 2019/08/11(Sun) 00時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

[べたつき、一部は固まって、息をするたび引き攣れるような皮膚感覚。
それらを認知はするけれど、吐き気を催すほどのひどい不快感は今はすっかりなりを潜めていた。
拭き取っていく濡れた感触も嫌じゃない。
苦痛ではないけど、困る。

話してくれる生い立ちに、相槌を打ったり短い問いを挟んだり。
掠れて湿った声がなるべく平静なトーンに聞こえているよう願いつつ。
視覚を遮断しないよう、泣き腫らした眼を冷やすのは片目ずつにしてヤニクの手つきや、朝日がその髪に散らす光の粒を見ていた]

 その
 とても きれいな、髪は
  ギフトなんだな

[指先まで清めて離れていくタオル。
冷却剤を持たない手はベッドについて、起こした半身を支える]

(255) tayu 2019/08/11(Sun) 09時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

[日も暮れるころ、疲労困憊でようよう辿り着いたホテルでも、離れたくないと男を引っ張り込むのは末期症状。

もしかしなくても、
とにもかくにも触らなければ平和なのでは?
真理にも辿り着いた。寂しいけど]

(262) tayu 2019/08/11(Sun) 18時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

 ヤニク、体は大丈夫だろうか?

[今更の安否確認は、その深夜。
星の見える窓辺]

 ……明日……なんとか起き上がれたら、君のプロフィールを作ろう
 俺の個人的な助手ならば本社への報告は不要だけれど
 秘書の実績に数えるには請負契約を交わしておいた方が良い

[力仕事以外にも、もし君が望んでくれるのなら>>260]


 急ぐ必要はないけど、君の出立の準備が出来たら
 ここも片付ける──

[緩くまとったバスローブの感触は乾いている。
どうやら触れても大丈夫らしい範囲、片手を伸ばした。
手を繋いでくれる?はにかむように微笑んで**]

(263) tayu 2019/08/11(Sun) 18時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

─  平日 ─

[多幸感と共に目覚める、という稀有な体験。
これは夢か。と浮上しながら思った。
瞼を開ける。暖かで、心臓が痛くなるような誰かの声を聞いた気がして。

手の甲に触れる気配で漸く覚醒する]


 ……いってらっしゃい

[出掛けていく背中に声をかけた。
去っていくのではなく、また会える。次の週末を待たなくても、次の夏を待たなくても]

(288) tayu 2019/08/12(Mon) 00時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

[腰痛、そして謎の筋肉痛]
[世界は表情を変えていた。
なんて、殺風景な部屋だろう。
壁に飾られた夜景の絵だけがシンと澄んで美しい]

 い て …

[重だるい体を動かそうとして硬直すること数分。
もうひと眠りしたい。したいけど、仕事だ。
ルームサービスの電話に視線は向けたけど、ヤニクと一緒でなければ食べたいものなど思いつかず。
結局サプリメントを噛み砕きながら、よろよろデスクに移動してPCのスリープモードを解除した]

(289) tayu 2019/08/12(Mon) 00時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

[話したい、話すべきことはたくさんあった。
体について。
仕事についても。
けれど、本当はいつか独立できれば、と考えていたこと。
それは自分にはハードルの高いことで、困難な活動を担って補完しあえるビジネスパートナーが必要だったということ。

だけどそれよりもっと、君のことが聞きたい。
君の好きなこと。君が関心のあること。
君のルーツの国のこと──誘ったのは、君が、もしかして興味を持ってくれたらもう少し一緒にいられるのではと思ったからだ。そう白状して**]

(290) tayu 2019/08/12(Mon) 00時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

[ホテルの部屋に、音楽がかかるようになった]
[小さな頃の君の話を。家出した猫を追う話を。君の馴染みの友人たちの話を。
とりとめのない共寝の会話]
[ホテルの部屋の空調が人間向きの適温まで上がった]

[ほぼ、篭りきりの部屋。
一度だけ、フォーマルなジャケットを出してきて、髪も整えて外出した。
ヤニクを預かるのだから、皆さんにご挨拶をと。
本物のマドンナにも初めて会った。
「大家さん」は、なんというか、その、生命力と圧の高い方だった。色々あったけど帰ってから少しだけ熱を出した]

(308) tayu 2019/08/12(Mon) 10時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

[ベタつきは、比較的克服しやすい触感であったことがわかった。
フライドポテトをフォークなしで手で食べると美味しい。
我々はこれを主食にしよう]

[痛覚の方は苦手なまま]
[ひとくち、と分けてもらったコーラは痛すぎて飲み込めず、吐き出すわけにもいかないと口を押さえ]


[もう一つ、人肌にもなかなか慣れられない。
肩が少し触れただけで声を漏らし、耳まで染まるのを止められなかった。
ヤニクの唇が弧を描くのを見れば尚更羞恥が深まるだろう。
あまりにもガバガバなスイッチは締め直す必要がある。困る]

(309) tayu 2019/08/12(Mon) 10時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

─ 極大 ─

[港を見下ろす丘の上]

 あ、また

[星空に煌めく筋を見つけ、隣を見た。
横顔の美しさに息を飲む。

フードで隠されがちな髪の、柔らかい手触りを今は知っていた。
耳介を飾る金と、そこに込められた愛情を。
また星空を見上げる仕草で、自分の耳に触れてみる]



 ああ
 また来年、来よう

(310) tayu 2019/08/12(Mon) 10時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

[ツ、と。滴るように降る星]

 その時には、ヤニクの夢は叶ったと
 思ってもらえるかな  **

(311) tayu 2019/08/12(Mon) 10時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

─ マダムとの顛末 ─

[軽い気持ちで来た訳ではなかったけど、想像力の及ぶ範囲外だったと認めざるを得なかった。
年に一度の愛想笑い、彼が如何に優秀かを述べ、ビジネスの成功を確信している、雇用待遇は保証すると──
計画立てていたそういう口上の最初の大文字を口にする前に、マダムの先制攻撃に晒された]

 ……

[圧が。凄い。
櫛と整髪剤できちんと撫で付けた前髪がはらりと垂れた。
ブラックタイの一揃いでは借金取りっぽかっただろうか。そうなのか]
[凄烈な啖呵は、けれどヤニクを案じるものだと理解できる]

(348) tayu 2019/08/12(Mon) 19時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


[一度、二度、瞬いて、口を開く。
それに先んずるようにヤニクが謝意を口にすれば、また唇を閉じて]


[掲げるように繋がれた手を見つめた]
[ジンと痺れるような体温。指はヒクと一度震えた後、確と力を入れて握り返す。
彼は以前、大家への悪態めいた言葉を口にしただろうか。あれも愛情表現か。
この人についていく、という宣言の後、視線を絡めて]

(349) tayu 2019/08/12(Mon) 19時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

 ……申し訳ないことですが、私がこの人を連れて行くのはたしかにろくでもないところです

[用意した台詞は使えない。
そのような文は彼女たちに礼を失する。だから胸の内から出る言葉をそのまま音にした]

 今はまだ。けれど、
 これから豊かになり、幸福に満ちるべきところです

(350) tayu 2019/08/12(Mon) 19時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

[大きな猫が、ドアの隙間からするりと出て行く気配。
繋いだ手に縋る弱さは、彼には伝わってしまっているだろう。強く握り合う感覚]

 ──これまでヤニクを育み、愛してくださった貴女に感謝します
 そしてどうかこれからは、私にも預からせていただけませんか

 私を救ってくれるのは世界中で、本当にただこの人ひとりだけなのです


 私は至らない者ですが、すべてをかけて
 彼を困難に遭わせず、悪から護り、助け支えるために尽くすと誓います*

(351) tayu 2019/08/12(Mon) 19時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

[熱を出したり]
[元気になったり]

[出張執事ジャーディンに派遣要請をして、秘書業のABCを指導してもらったり]
[週一で様子伺いに来ていたあのハワード氏は仕事量をセーブしているらしいと聞く。最後に少しだけ私的な会話をしたことを思い出した]


[ヤニクの送別会が計画中と聞けば、行ってらっしゃいと口では言いつつ、留守番の犬のような眼]

(352) tayu 2019/08/12(Mon) 20時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

─ 空から降る星の下 ─

 君には今も助けられてばかりなのに?

[触れるよ、という合図に喉の奥で笑う。
丘には星が降り、風が吹き、それ以外はなにもない、夜更け]

 ……言葉は苦手だと言っていなかったか
 意味がわからなくても、美しい発音だということはわかる


[この短い夏、何度こうして手を触れ合わせただろう。
一生の間で握手してきた回数よりもはるかに多い]

 俺は弱いし、面倒だろう
 せめて顔が劣化しないように美容には気をつける
 ……ありがとう

(353) tayu 2019/08/12(Mon) 20時頃

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