246 とある結社の手記:9
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
[ハア? と、向こうが先に目を丸くした。
状況がわかっていないと思われたのかもしれなかった。自分だって、襲われるかもしれないということに、こっちが気づいていないと思われたのかもしれなかった。
彼女は、蓮っ葉に小さく噴き出して]
『……今はおなか一杯だから、見逃してあげる』
[それが、これまで。──好きだった、初恋だった彼女の笑顔とまるきり同じで、喉から声が出なくなった。]
[── なんで。とか、どうして。とか、
そういうことを何も言えないまま。
じゃあね。と短い別れの言葉ひとつで
彼女は、村の方に戻っていった。]
[死んだ友人との間に何があったのか、
詳しくは知らない。
ただ、小さい村だったから、
その事件は大きく騒ぎになって。
でも、野犬のしわざだろうと。
最終的にはそういうことでカタがついた。]
[あんなに、(こんなに)腹を暴かれて
食い散らかされていたのに。]
[助けを求めるような顔で、濁った眼をさらしていたのに。
犯人は捕まらないまま──誰も彼もが、
だんだん彼のことを口にださなくなった。]
[それでも、]
[人狼だとかなんだとか、そんな不確かな話で、
村がざわついている間。
通報は、──誰にも、しなかった。]
[彼女を、大切に思っていた。
そのせいだったかもしれない。]
[それとも、
あの涙を見てしまったせいか。]
[答えは出ていない。ただ、少し。
少しだけ、──彼女については。
人狼として抱えるものに触れてしまったのが
きっと、それがだめだったんだろう。]
[彼女は気まぐれなのか、黙っているなら構わないと思ったのか、自分のことを襲うことはないまま、時間だけが過ぎていった。
村の人間には、深くかかわらないようになった。
表面だけ、愛想をよくして。
深いところには、なるべく触れない。
そういう生き方になった。
───そうしてたまに、人がいなくなったと
そんな噂話を聞くようになった。
そうして17になるころには、幼馴染だったうちの片割れのひとりも、いつの間にか村から消えていた。]
[多分、──たぶん。彼女は、今でも。
少しばかり泣いたりもしながら、
──人を、食べて生きてるんだろう。]
[宿屋の主人に、人間じゃない残念だといわれても、曖昧に、笑うしかできなかったのは。
人殺しを見逃した自分だって。
他人の死を許容したって意味では、
人殺しの、同罪だと思ってたからだ。]
[人間は嘘を吐く。大事な人を庇う。
他の誰がどこか死んでたって、
そんなのは見てみないふりができる。]
[ ぐゥ と、喉が鳴った。]
[だから、イヴォンの行動にも、
──自分が真っ先に気づいたんだろう。]
ぅ ぇ
ぶ ァ …ッ
[せりあがる気持ち悪さに、半開きの口が震える。そのまま口は『中身』を吐き戻した。丸めた背中が痙攣する。]
[いたい]
[苦しい]
[もう楽になりたい]
[──許して]
[許して、助けて、殺さないで!]
[ああ! だけど、だけどだけどだけど!]
[この痛みは、苦しみは!]
[オレが今まで、
見ないふりをしてきたものだ!]
[許して? 助けて? 殺さないで?]
[そんなの、何十回、何百回。
これまでに食われてきた人間が、
そんな思いを抱かなかったなんて。
そんなことはありえない話だ。]
[ああ。だって、だって。]
[だって、こんなに
熱いのにさむくて
苦しいのに息が吸えなくて
目の前が真っ暗で脳髄が、黒に押しつぶされる。
寂しく寂しくて──
黒い沼の落ちるみたいに、怖いのに。]
|
[ピスティオの責めるような眼差し>>3:119>>3:120を見つめ返す。彼に責められるのは当然のことで、それについて異論はない。彼の大事な人を奪ったのだから。それどころか、]
俺は、お前が人狼だったらいいと思って占った。人間だとわかった時は…なんでだ>>3:3、と思ったよ。正直な。 でも今は、お前が人間でよかったと思ってる。
[夫人の礼>>3:177はきっと本心だったのだろうと、今となっては思う。猜疑心に駆られて酷い返し方をしてしまったが。]
"お前が人狼だ"と言っておけばよかったとは思わない。 俺が嘘を言ったら、ラルフに疑いが向く。今お前が言ったようにな。それだけは絶対に、だめだ。
[数日前までの釣り仲間は、二人欠けた。そしてまた一人、友人を失ったのだろう。相手を信じられなかった己のせいで。この上、ラルフまで失うことには耐えられない]
(150) 2018/08/01(Wed) 08時半頃
|
庭師 ノアは、メモを貼った。
2018/08/01(Wed) 08時半頃
|
[ルパートの言葉>>105>>114は、憔悴した頭に突き刺さるようだった。 イヴォンという人が、素直になれないだけで、実のところ情に厚いところがあるのは、知っていた。はずだった。
それなのに彼女を疑って、票を入れた。 彼女を、殺した。
俺はどうしようもなく臆病で、薄情な人間だ。 逃げて、逃げて、守ってやるべきものまで投げ捨てて、俺はずっとそうしてきた。立ち止まるのは、きっとここが最初で、最後だ。 立ち止まれたのは、俺がいつか投げ捨ててしまった大事なものを、しっかり抱えている男に出会ったから。
そいつが人間だと、わかったから。]
俺は、俺が人間だと知ってる奴だけは何とか守りたかった。 今も…そう思ってる。 全員助けようなんて思えるほど、俺は勇敢じゃない。そうできたら、よかったんだろうけどな。
[ああ、慣れないことはするもんじゃないな。そう独りごちた。]
(151) 2018/08/01(Wed) 08時半頃
|
庭師 ノアは、メモを貼った。
2018/08/01(Wed) 08時半頃
庭師 ノアは、メモを貼った。
2018/08/01(Wed) 09時頃
庭師 ノアは、メモを貼った。
2018/08/01(Wed) 19時頃
|
[渡されたメモ>>208をじっと見つめて、押し黙る。ややあって、眉間に皺を寄せたまま口を開いた。]
俺から見れば、ラルフ、ピスティオ、ベッキーは人間だ。 ユージンとパティ、それにマリオも。 わからないのは、リンダお嬢様、ロイエちゃん、スージー、ルパートさん、モンドさん、ワンダさん、イヴォンさん。 モンドさんが守護者と名乗り出たのは…俺には嘘だとは思えないが、確かなことじゃない。
[彼の話は恐ろしいが、説得力がある。しかし男にとって一番の理由は、あの飲み方>>6>>52だった。それまで冷静だった男が、急にあんな滅茶苦茶な飲み方をしたことには、きっと大きな衝撃があったのだろう。飲まずにはやっていられないような、何かが。それが、自分が間違ったことへの無力感だったというのは、男には痛い程わかる話だった。]
リンダお嬢様は…あの様子>>193>>194を見てると、嘘をついているようには…
[見えない。見えないが、錯乱しているようには、見えた。ので、男は言葉を濁した。]
(243) 2018/08/01(Wed) 22時頃
|
|
それで…ロイエちゃん、か。 正直、一番嘘をつきそうなのはあの子だと思う。 それがどういう嘘であれ、お嬢様のためと思えば。
[それは庭師が、彼女達を間近で見るにつけ感じていたことではあった。こんな時の根拠にしたくは、なかったが。]
(244) 2018/08/01(Wed) 22時頃
|
庭師 ノアは、メモを貼った。
2018/08/01(Wed) 22時頃
えっぐ。えぐ。パディ゙ぃ゙。
兄ぃが。こわいか、お。ぐすっ。
[
けれど、ピスティオの怖い顔をさけて、縋る先のパティは、いろんなことで精一杯でした。初めて聞いた、いとしのパティの大声に、おとこのこは心底、びっくりしてしまったのです。
]
ひっく゚。
……ゔあ゙あ゙あああああん!!!
あ゙あ゙あああああ、っーわ゚あ゚ああああああああああ!!!
泣きました。吠えました。大好きな人が怖かったせい?もちろんそうですけれど、それだけではなく。
|
>>223
なんでかって? そんなの決まってるだろう。 お前が人間だってわかってれば、お前の名前は書かなくて済むからだよ。
[一度は既に書いてしまったが。二度目はない。彼が自分の名前を書くと言ってもそれは、変わらない。
こんなことにさえならなければ。 人狼騒ぎなんてなければ。
マリオが初めて飲む酒を、ユージンやピスティオや、もしかしたらスージーやルパートも混ざるかもしれない。ラルフも、ジュースなら付き合ってくれるだろう。皆でそうやって、飲み明かす夜があったのかもしれない。]
俺は、お前とこんな風に向かい合いたくはなかったよ。 疑いたくも、なかった。 お前があの時、名乗り出たりしなければ…、
[最後は掠れた声でやっと、言葉を紡いで。男は唇を噛んで、それきり黙り込んだ。何かに耐えるように。]
(252) 2018/08/01(Wed) 22時頃
|
[大人達のお話を、しっかり聞いていたから。人狼にころされた、かわいそうな、小さな子供の――]
あああああっ
おれっ、おれっ…。しんだんだ!
やだぁああああ!
[げんこつをふりまわすと、テーブルの酒瓶をするする通り抜けます。大きな声で暴れても…
だあれも、いやなかおひとつ、しないのです。
]
ころんで、ばたばたして、…やがてつかれて、おとなしくなるでしょう。
庭師 ノアは、メモを貼った。
2018/08/01(Wed) 22時頃
|
>>163
守護者ってのは、人狼から守ってくれるんだろう。 名乗り出たら、真っ先に殺されそうなもんだ。
ああ、でも、人狼だと疑われて、処刑されたら同じこと…だな。 俺はまだ人狼を見つけられていないから…せめて一人見つけるまでは、守ってほしいと思ったのさ。
[自己満足と言われればそれまでだし、死にたくなかっただけ(>>176)と言われたら、反論はできない。 生きて帰れると思ってはいないが、死ぬのが怖くないわけでは、ないのだから。
そこまでは、男の口調は冷静だった。 だが、続く言葉>>165に、]
俺がユージンを、殺したって? それじゃあマリオも…俺が殺したって、そう言うのか、君は。
[押し殺した静かな声に、怒りと、悲しみと、やるせなさが滲んで。男の声は震えていた。]
(264) 2018/08/01(Wed) 22時半頃
|
庭師 ノアは、メモを貼った。
2018/08/01(Wed) 22時半頃
|
[溜息をつくルパート>>212に目を向けて、]
俺の考えは、今言った通りだよ。>>243>>244 他に聞きたいことがあれば、聞いてくれ。
[そこまで言って、彼の投票先を聞いて、]
……そうかい。 あんたがそう決めたなら、そうしてくれ。
[目を伏せて、静かに呟く前。一瞬見えた表情は、捨てられた犬のそれだったかもしれない。]
(270) 2018/08/01(Wed) 23時頃
|
庭師 ノアは、メモを貼った。
2018/08/01(Wed) 23時頃
庭師 ノアは、メモを貼った。
2018/08/01(Wed) 23時頃
|
[モンドがラルフにメモ>>253>>254>>255を渡すのは、視界に入ってはいた。ラルフがそれを持ってパティとベッキーのところへ行くのも。>>266 そして次に自分のところに来た時、男は少し驚いたように目を瞬いた。渡されたメモに目を通して、その内容を噛み砕くように何度も読み返して。 一枚目の内容には、頷いた。]
……わかった。
[二枚目には僅かに表情が曇った。 パティ。聡い子だが、ユージンを亡くした今、重荷を背負わせてしまうのは酷にも思えた。 かと言って、自分のことはベッキーが信用しない>>257だろう。父親であるところのルパートにも信用されていないのだし。というか、誰からも信用されていない気がしてきた。酒が欲しい。
三枚目には、少し考え込んで。メモの裏か、余白にこう書き足した。
"俺は、ピスティオには入れない。 ルパートか、ロイエに入れようと思う。 他の三人が別の意見なら、それに合わせる。 でも、ピスティオにだけは、俺は入れない。"
そうして、ラルフにメモを返した。]
(281) 2018/08/02(Thu) 00時頃
|
|
[ラルフが同じ意見>>275と聞いて、安堵したように息を吐いて]
よかった。いや、よかったというと違う気もするが…断言できることじゃ、ないから。 お前と同じ意見で少し、安心した。
[今日の占い先は、と問われれば僅かに表情を険しくして]
……迷ってるよ。焦ってもいる。 俺はまだ、人狼を見つけられてない。 でも、今日の投票先とは、別の人にしようと思う。
[だから、もう少し考える。そう答えた。]
(288) 2018/08/02(Thu) 00時頃
|
|
……そう思ってくれて、構わない。
[確かめるような言葉>>276に、そう答えて。]
ああ、君から見たら、そうなんだろうな。 俺には、ピスティオの言ったことが信じられない。 だからきっと、この話は平行線なんだろう。
[そう、視点の違いだ。見えているものも、守りたいものも、それぞれ違う。どちらがより多く見えているかというよりは、きっと見えているものが違うのだと、男は思った。]
(305) 2018/08/02(Thu) 01時頃
|
|
[ぐ、と怯んだように息を呑み込む。>>277 彼女の言葉はいつだって真っ直ぐで、自分に正直だ。 酒場でも言い負かされるのが常で、彼女のそういうところが羨ましくもあり―好ましくも、あったのに。]
……解ってる。 俺だって思いたくない。 君が人間だって、信じたいよ。
でも、
[ユージンは。 彼女を信じて、ああ言ったのだろうか>>3:371。ふとそんなことが頭をよぎった。]
―俺は、俺が"見た"結果を信じる。
[それだけ告げて、視線を外す。もしも今日彼女を占ったら、少しは楽になるんだろうか。]
(306) 2018/08/02(Thu) 01時頃
|
|
>>310
[思わず顔を上げて、は…?と口をあんぐり開けて、数秒。ゆるい癖毛の頭をがりがりと掻いて、困ったような笑いが漏れた―どこか、泣きそうな顔にも見えたろうか]
はは…それ、もっと前に聞きたかったなァ…
[そう呟いて、続く言葉には答えないまま。男は踵を返し、二階に上がっていった。**]
(312) 2018/08/02(Thu) 01時半頃
|
庭師 ノアは、メモを貼った。
2018/08/02(Thu) 01時半頃
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る