136 【半身内】ぼくらの学校
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[ドアに貼られたクラス分けの紙を見ながら小鳥井と教室へ向かう。]
お、ここだ。やったな、クラス同じだ。椎堂もいるみてーだな。
[スタスタと教室内へ足を踏み入れ、鞄を自分に割り当てられた机の上に置く。財布とガラケをポケットに突っ込んで、小鳥井を見上げた。]
俺ちょっと購買探してくるわ。ケータイ持ってくから、迷ったら連絡しろよな。
[ポケットを指差して、小鳥井にそう告げる。 返ってきた答えが何にしろ、教室のドアを空けて出ていった。]
(4) 2014/10/15(Wed) 08時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/15(Wed) 08時頃
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[周囲を見渡しながら、校内を歩く。小鳥井にああ言った手前、迷うわけにはいかないな。そんな自分の考えに、一人ツッコミをした。 鞄を下ろした事で身軽になった利点を生かし、人の波をスイスイと避けていく。
しばらく歩いていると昇降口にさしかかった。どうやらぐるっと一周したらしい。先ほど分かれ道があったから、そちらに行ってみようか。 振り返ろうとした矢先、一人の女の子>>133に目が留まる。規則を無視した、目深に被ったパーカーに、一つ瞬きをした。]
危なくねーのかな。
[ぽつりと呟いた声は、生徒の喧噪にかき消された。**]
(7) 2014/10/15(Wed) 09時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/15(Wed) 09時半頃
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[ヒラリと手を振られ、気まずい思いと共にそちらへと足を向けた。いきなりガン見なんて、不躾じゃなかったかな。 そのあとに掛けられた挨拶の言葉に、そこまで気にしてないのかなと思い直したけれど。]
はよ。 えーと、山吹だよな?
[素顔を見づらい女の子>>19を見上げながらそう聞いたところで、自己紹介のないままに話していたことに気がついた。]
俺、戸野谷冬樹。梧桐から来た三年だ。
[よろしく、そう言って笑った。**]
(21) 2014/10/15(Wed) 14時頃
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くしろ、みや。久代サンか。 同級生だな。改めてよろしく。
[ふゆくんと呼ばれれば、一瞬目を丸くしプハッと吹き出す。そう呼ばれるのは初めてだ。 そして片手を顔の前に持ってきて、いきなり笑ったことを謝る。]
いつもは苗字呼びだから、驚いてさ。 俺がふゆくんなら、そっちはみやちゃんだな。
[見上げた姿勢のまま、口を開いてカラカラと笑う。 自分がした行為が、中々勇気のある事だとは気づかないまま。]
(27) 2014/10/15(Wed) 16時半頃
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教室にはもう行ったんだ。 今は購買探してる。今日、弁当持ってこれなくてさ。
[頭をポリポリとかいて、困ったように眉を下げる。 弟妹の朝飯や着替え、特に妹三人の今日の髪形セットに時間をとられ、保育園の時間ギリギリに五人まとめて突っ込んだのだ。弁当を準備する暇など、これっぽっちもなかった。]
場所知ってたら、教えてほし……そっか、今来たばっかか。
[昇降口という場所と、さっき彼女を見かけた時の様子から、登校したばかりと検討をつけた。流石に来たばかりで購買の場所はわからないだろう。**]
(28) 2014/10/15(Wed) 16時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/15(Wed) 22時半頃
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菓子じゃ腹膨れねーしな。お米食おう、お米。
[どこぞの太陽の化身のような事を言いながら、うんうんと何度も頷く。米は大事だ。 久代が指差した方角>>32は、ちょうど行こうとしていた道だった。]
そっちはまだ行ってないんだ。行ってみようぜ。
[そう言うと、久代の隣にならんで歩きだした。]
(127) 2014/10/16(Thu) 11時半頃
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[久代の隣に並ぶと、改めて久代との身長差を思いしる。せめてあと4p。理想を言うなら14p。 毎日米も牛乳もしっかり食べているのに、なんで身長に反映されないんだ。密かな悩みを抱えながら歩いていると、求めてやまなかった購買にたどり着いた。]
やった! ありがとうな!
[ニッと笑いかけ、陳列棚へと近づいた。焼肉弁当におにぎりを一つ。そして牛乳パックを即決し、レジへと持っていった。 それから少し遅れて久代もやってくる。彼女のレジ袋の中身を盗み見て、その少なさに唖然とした。これで足りるのか。女の子って凄い。
購買を出ると、彼女がキョロリと周囲を見渡した。そうだった、久代はまだ教室の場所を知らないんだ。]
教室はこっち。さっき寄ったんだ。
[行き先を指し示すと、行こうぜと声をかけ足を踏み出した。]
(129) 2014/10/16(Thu) 12時頃
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―教室を出る前―
おうよ。その子に確認してからでいいからさ。
[勝手に撮られて、そのうえ知らない人に自分の写真を見られるのは、いい気分ではないだろう。小鳥井の言葉に素直に頷き、教室までの道を行く。
同じクラスであること、椎堂もいることの話題になれば、ゆるりと微笑んだ。]
やっぱ、知ってるやついると安心だよな。お前いるし、楽しくなりそうじゃね?
[女の子との接し方はわからないけれど、なんとかなるだろう。妹とは違うことさえ念頭に置いておけば、多分大丈夫。
机に鞄を置いて、小鳥井に購買に行くことを告げれば、見送りの言葉をもらった。それに笑顔で返す。]
行ってきます!
(130) 2014/10/16(Thu) 12時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 12時頃
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[教室にたどり着くと、大分人が増えていた。 まずは、小鳥居の存在を確認。オーケー、ちゃんといる。その隣には椎堂も居た。
傍の久代が、るーちゃんとやらに手を振っているのが見えた。半分反射で彼女を見ると礼を言われる。]
こっちこそ、購買サンキュ。助かったよ。
[こちらも礼を言い、渡された袋>>82を受け取った。そのまま、小鳥居>>103と椎堂の方へと向かう。]
たでーま。おう、バッチリだぜ。
[レジ袋に入った戦利品を見せびらかす。種類も多かったし、あそこはいい購買だ。]
あー、交流会なあ。行った方がいいよな。
[なんやかんや円滑に進める為にも、そういうイベントに参加して損はないだろう。]
(137) 2014/10/16(Thu) 15時頃
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[そう結論を出した瞬間、久代と話していた子>>122にいきなり叫ばれた。なんだ、なんかしたか、俺。
固まったのは約三秒。高速回転をしていた頭のなかで、彼女と重なる検索結果が一件。]
あ、あー。あの時の中が……じゃなくて。あんときは悪かったな。
[そうだ、去年の学祭で中学生と間違えた>>0:49子だ。首にやさしい身長の子がいる事に感動を覚えながら、両手を合わせて謝った。]
(138) 2014/10/16(Thu) 15時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 15時頃
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よーっす、椎堂。 元気そうでなにより。
[ニッと笑いかけて、椎堂>>142に手を挙げる。友人が二人も同じクラスにいて運がいい。少なくとも、ぼっち飯は回避できそうだ。
無理に友人を作ることはないと思うが、気楽に話せる存在が居る事は、なんだかんだ楽しいんじゃないかと思う。そのためにも、交流会には興味があった。
その考えも、女の子の声>>136にかき消されたけれど。 質問してきた小鳥居に、気まずげに頭を掻きながら答える。]
あー、学園祭あっただろ? あんときにさ、この子を中学生と思っちゃったんだよ。だってほら、背…………
[そう主張する声は段々小さくなっていった。]
(146) 2014/10/16(Thu) 22時頃
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[彼女の説明>>147を止めるわけにもいかず、黙ったまま聞いていた。同級生とは初めて知ったけど、いやだって。身長とか身長とか身長とか。 だめだ、やめよう。ブーメランで刺さる。
自爆していると、久代の言葉>>149が心臓に刺さった。]
女子に! 可愛いとは! 言われたくなかった!!!!!
[あああああ、と呻きながらその場で膝をついた。 ロマンスの神様、どうか俺にあと14cm身長をください。]
(152) 2014/10/16(Thu) 22時半頃
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[ポンポンと撫でられ>>160、更にテンションはガタ落ちた。ここが家だったら毛布に包まってミノムシになってるレベルだ。 身長の神を呪っていると、目の前にあった両足が視界から消えていく。ヒョコと起き上がり目で追うと、久代が教室を出ようとしていた。
そして、それを追いかける椎堂>>165。]
…………椎堂かっけえ。
[お前こそ、男子校出身の希望の星だ。]
(171) 2014/10/17(Fri) 00時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/17(Fri) 00時頃
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