人狼議事


268 オリュース・ロマンスは顔が良い

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視点:


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 銀行屋 ザーゴ

 ─ 食堂 『Ruokala Lokki』 ─

 いや、甘いのは嫌いじゃない

[乾杯。>>2:299
カクテルグラスのガラスの感触を布越しの指と、唇に。
少し、手袋がきつい…ような?でも気になるほどではない]

 ……うん、甘酸っぱい

[美味しい。としみじみ呟いた。
そうか、アルコールはこんな風に飲むものか]

(9) 2019/08/01(Thu) 00時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

[ピクルス、好き。
パリポリと口の中で咀嚼する]
[カルパッチョ、そ、それはんんん生魚……、というのは顔には出なかったはず。
薄切りになり美しく並んだ魚は、不思議なもので視覚に圧もなかった]


 もしかして、酸っぱいもの好き?

[カルパッチョと添えられた野菜を少しずつフォークで掬って、皿の大半をヤニクが届く側に向けた]

(10) 2019/08/01(Thu) 00時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

 ザーゴ。



[軽く訂正して、カクテルグラスに口をつける]

 最初は仕事で、たまたま?
 その時見たものに惹かれて、それから毎年かな

 5回目だけど、こんな風にまともに回るのは初めてかもしれない

(11) 2019/08/01(Thu) 00時半頃

銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。

2019/08/01(Thu) 00時半頃


【人】 銀行屋 ザーゴ

 美味しい

[カクテルが喉の奥に熱を点す。
ポテトとチーズのオーブン焼き?良い匂いが漂ってくるのはそれか]
[魚は……先週みた、路上に散らばる魚の死骸のインパクトがまだ残っていて。
思い出さないようにしながらカルパッチョとピクルスを立て続けに口に入れた]


[美味い]

(39) 2019/08/01(Thu) 01時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

 そう。
 ……たしかに規模は大きくないが、若者が元気な街は良い街だよ

 俺はあの路面電車も好きだ
 乗ってみたいが機会が──

[そんな話をぽつぽつ。
酒は舌を滑らかにし、これまでチャレンジしていない変わった──料理に手を伸ばさせる。
チーズの食感も意外と平気だと知った。なにこれ伸びる面白い]

 え?

[つまり、普通に楽しんでいるつもりだったので]


 ……変か

[手袋を見下ろした]

(40) 2019/08/01(Thu) 01時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

[小さく鼻を鳴らして、フォークを置いた。
指の先端部分を引っ張って手袋を脱ぐ]

 これは、あー…敏感肌というか

 ちょっと人より苦手なものが多いだけだよ
 気にするなと言っても変だろうけど……

 では、なるべく普通にするから


[君にザーゴと呼ばれたいのと同じだ。

一度手を握って開いて、もう一度フォークを素手でつまんだ。
金属の滑らかな感触。問題ない*]

(41) 2019/08/01(Thu) 01時半頃

─0時過ぎ─

[途切れない夜の侭に日付だけが変わる。
深藍の空には星。先週よりも増えた流星が、背中を押すように降ってくる…ひとつ、ふたつ。]

 …ッと こっちか…?

[生魚の入ったビニール袋をぷらぷらと引っさげて。
今まで足を踏み入れたことのない店の裏手に回る。

細い石畳の道がほんのり街灯に照らされている。
人通りは殆どなく、マーケットの喧騒が嘘みたいに…此処だけは時間を切り取られて静寂と落ち着きの中にある。
息遣いさえも伝わってしまいそうな、ひっそりとした小道を奥に10歩ほど。



其処に、────彼が居た。]


[オレンジに近い赤毛が暗がりの中の街灯に縁取られ、明るい店内で見るよりも仄かに淡く。
ラフな普段着にリュックという出で立ちは、普段の制服姿よりもずっと年若く感じる。
初めて見る私服姿は、プライベートを垣間見た心地になって。少しだけドキドキした。

が何かを放り投げる。
弧を描いて前方に落ちたそれを猫が咥える。
ムシャァという咀嚼音。
そして。]

 …ン? べたべた… が、なンだって?

[よく聞き取れなかった言葉を訊ねる台詞を口にしながら、待ち人のいる奥へ向かう。]

 あーーー  …お待たせ?

[こちらは先程と格好は全く変わらない。オール私服。
ビニール袋を持っていない方の手を、挨拶するようにゆると挙げた。]


銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。

2019/08/01(Thu) 01時半頃



 お。ブチ猫じゃン。
 おーおー 食ってるくってる。

[ニヤニヤ笑いながら、魚肉ソーセージをぱくつくブチ猫を観察する。自分のあげた餌ではないものを食べている姿を見るのは、ちょっと新鮮だ。]

 餌やるってこたァ…
 アンタも猫好き?

[と。そこまで口にしてから、────不意に首を捻る。]



 あーーーー  そういや、
 アンタの名前知らねェな オレ。

[あえて名前を呼ぶ関係ではなかったから当然だけど。
今は、こうして…プライベートで会っているのだから、名前くらい、欲張ってもいいだろうか。]

 オレは… シーシャ。


 …アンタは?

[小首を傾げて相手の顔をじっと見つめる。
薄い色素の髪が、さらと揺れた。**]


メモを貼った。


【人】 銀行屋 ザーゴ

[ごく軽く、さらりと返された反応>>42に笑った]

 うん、ありがとう

 我慢するのは──
 嫌いとか苦手だとか、ネガティヴな言葉を使いたくなくて。
 嫌なものよりも、好きなものを覚えておいて欲しいから


[頭が痒くなるやつ、と聞いてぞわぞわ]
[なんだそれ。たぶん泣いちゃう。と]

 昨日触れなかったものも、明日は平気になるかもしれない
 だから
 どうしても駄目な時には「無理」と言うけど
 そうでなければ、ちょっと時々変な奴、くらいでいいんだ

[残念(なイケメン)、だっけ。それで良い。
お酒は、また君と同じもの が 良い]

(50) 2019/08/01(Thu) 12時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ




   夢?
    ……どんな?

[酔いは人の自制心を鈍麻させる][空になったボトル]
[窓の外をヤニクは眺めている]
[手を伸ばせば、触れられそうだった]

[皿の上に残った小魚のフリットをフォークで浚う]

(51) 2019/08/01(Thu) 12時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

 放射点が高いほど観察しやすいから
 流れ星は朝まで営業してるはず

[雲がかかってなければの話だけど。
ああ、もう夜明け前。一番好きな時間帯なんだと、簡単に教えてしまう]

 眠くないか?遅くまで……楽しかった


[立ち上がる。
ふわり、平衡感覚が波をうち。
いつもは意識の隅に居座る不快な衣擦れの感覚が遠い。息がしやすい。

帰る前にもう少し、外を歩いていくけど君は、と**]

(53) 2019/08/01(Thu) 12時半頃

銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。

2019/08/01(Thu) 12時半頃


【人】 銀行屋 ザーゴ

[美味しい食事と酒。
会計の額はとても良心的に思えた。比較対象の経験がないからわからなかったけど]

 朝が好きな理由?
 ……綺麗だろう
 薄蒼くて、静かで、冷たくて

 しかも、ペルセウスマーケットの今なら、夜明け前でもひとの気配がある


[言いながら、自分でも、孤独こじらせた吸血鬼みたいだと思わないでもない>>1:77]
[支払ったガイド代は、仮眠を要するだろう休養時間まで含めての1日分、小切手ではなく現金で。
お札独特の湿った触感は苦手。手袋をはめてそれを数えた]

(60) 2019/08/01(Thu) 20時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

[外に出ればやはり、ふわと香る祭のいろと暁前の風]

 ……ザーゴ、だ。ヤニク


[呼べば『スイート・スチュワード』の車を回してもらう連絡はしてあった]
[けれど]

 歩きたい気分なんだ

[ハワード氏に迎えに来てもらった先週、ヤニクの表情は見ていた。
もう一度、『そういう風』に見られたくない]

(61) 2019/08/01(Thu) 20時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

[送りますよ、と言葉が続けば>>59少し首を傾けた]
[“特別”と、彼は容易く口にするがその効果をわかっているのだろうか]


 もしかして俺は一人で歩くとコケそうに見えるか?
 ……

 …ん、そうかも

[階段を下りて倉庫に挟まれた裏通りへ出るのに、何度かふわふわして手すりを掴んだ。
手袋ごしの、錆びた金属のざらつき]



 酒を飲んだの久しぶり
 ふふ、そうか、酔うとこんな感じ

[喉の奥で転がすように笑い、一緒に歩こうとするヤニクに左手を差し伸べた。
転ばないように繋げ。と手招く黒い指先]

(62) 2019/08/01(Thu) 20時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

[夜明け前の散歩。
上り坂にも息を乱さない程度の緩い速度]

(63) 2019/08/01(Thu) 21時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ





  ヤニク、君がここにいる理由は
  生きる理由も夢も本来、君だけのものだけど

[それは別れ際か、
あるいは薄い薔薇色に染まり始めた空を見上げて立ち止まった時。
食堂でははぐらかされて>>57終わった会話を]

  君がここにいたのは、俺には奇跡のように思えるよ

[願いが叶うといいな、と続けた**]

(64) 2019/08/01(Thu) 21時頃

銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。

2019/08/01(Thu) 21時頃


【人】 銀行屋 ザーゴ

─ 幕間・3週目へ ─


[また一週間。
平日、相変わらず日中はホテルの部屋から出なかったし、仕事は忙しい。

デスクはごちゃごちゃしながらも、雪崩を起こさない絶妙な乱雑具合。
本質的には繊細でも神経質でもなかった。あの便利屋のヤニクに言われた通りだろう]




[平日のある夜、あの絵描きのサイラスがいた街角まで歩いたことがあったが、店は出ていなかった。
そのまま旧知の時計屋まで散歩して、アリーへ「お土産」のオイルランプを持っていく>>2:216
ドアは足でノックするし、アイスティーはストローで飲むのは変わらないが
アリババという店の内装に、魔法のランプが如何に必要か熱弁するのには稚気を見せた。アブラカタブラ。

そこに絵描きや、あるいは他の客などがいれば行儀よい柱時計のように口を噤んでいたが。
アリーしかいない時間、
 「あの地方紙の企画とやらはどうなった」と聞いたのは優しくも暖かくもないいつもの声で*]

(93) 2019/08/01(Thu) 23時半頃

― 店の裏手 ―

[分かってるのかー、と愚痴った時、ぶち猫がにゃああと鳴いた。
あれ、通じた?と思ったその時、自分の背後から声が聞こえ、思わず立ち上がり振り返った。]

うわ。
いや、待ってないです。
遅くにすみません。

でも、やっぱり、この猫ですよね、お客様と一緒に居た猫。

[言う傍から、ぶち猫は魚肉ソーセージのかけらを食べ終わると、彼の足元へと寄っていく。
間違いない、彼の連れていた猫だ。

しかし、にやにやしながら、あんたも猫好き?と聞いてくる彼には、返答に困った。
まあ可愛いといえば可愛いが、正直ふつうとしか言いようがない。
自分にとっては好きなのも可愛いのもよほど…

と、言葉に詰まったところで、彼が声を上げる
そして、自分の名前を名乗った。]


シーシャ、さん。

[思わず小さく笑みを浮かべながら俯いて繰り返す。
名前が分かった。
いつも一人で来て、あまり喋らないから、名前を知る機会もなかった。
今日、絶対に聞こうと思っていたら、彼から教えてくれた。

それにしても綺麗な名前だ。
立ち振る舞いや口調は一見街のチンピラだ。
でも名前やその髪は他の人にない流れる様な綺麗さで、
ふとした仕草や挙動は子どものように愛らしい。
全部が全部ちぐはぐだ。
だからこそ彼から目が離せないのだ。

彼が小首を傾げて自分の顔を見つめる。
街灯の光を映す細い髪が、さらりと下へと揺れた。]


【人】 銀行屋 ザーゴ

─ 港 ─

[3度目の週末、賑わう港。
宵の口を過ぎ、短針が廻って日付を変えそうな頃]


 この蝋燭入れは売り物?

[マーケットの一つ、木濠の装飾品や置物の並ぶ港の露店前にいた。
2年ほど前の夏の時期、『So』に手触りの良い木製のマウスをオーダーしたことがあった。
電子機器との融合を要求してくるクソ面倒客だったが、店主の方はいちいち覚えていないか]


 触って見ても、いいだろうか

[照明が非売品とわかれば置物の一つをじぃと眺めて、]

(111) 2019/08/02(Fri) 00時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

[バッグから小さく鳴る音に眉を寄せた。
仕事の件ならメールか留守番電話サービス。私用の電話に直接かけてくることなはい。
プライベートでかけてくる相手など片手で数えられるほど]

 ……

[知らない番号が表示されているのを見て、店主に軽く会釈した。
スピーカーモードのそれを片手に持ったまま、その場を離れ]

 はい

[ひとつ、脈の弾むような声は、短い沈黙に変わる]

(112) 2019/08/02(Fri) 00時頃

…ヒイラギです。

[彼がじっと自分の顔を見るから、自分も目が離せない。
そのまま、黙ったまま、思わず彼の細い髪へと手を伸ばす。

その指が触れるか、触れないか、というところで、遠くで別の猫の喧嘩する激しい声が路地に響いた。
彼の足元に顔をこすり付けて甘えていたぶち猫がばっと顔を上げると、声のした方に向かって駈け出す。

思わず猫の走り去っていく方角へと視線を向けた。
しかし、ぶち猫は振り返りもせず走り去り、路地には自分と、シーシャだけが取り残されていた。]


…行っちゃいましたね。

[暫くののち、呆気にとられたまま彼の方を見て呟いた。]

どうしましょうか?
帰ります?
シーシャさん、明日は仕事じゃないですか?

[問いながらも別れがたく、未練がましい事が勝手に口から出てくる。]

それか、猫、探してみます?
もし、帰るにしても…少し、マーケットへ寄ってみますか?
もう、大分閉まっちゃったところも多そうですけど、今日は大きな市も立っていたようなので。
楽しいかな、と思います。

[あなたと一緒なら、という言葉は飲み込んだ。]**


【人】 銀行屋 ザーゴ


 ……はい、そうですが
 ええ。はい

 ……


     ……成程

 いいえ、私が行きます。搬送先は?


 保険の有無はわかりませんが、保証金が必要なら私が
 ええ、よろしくお願いします


[冷んやりと乾いた声で応じながら、足早にタクシープールへ向かう。
一度夜の空を見上げた。
他の客が降りたばかりの座席に滑り込み、その誰かの体温残るシートに舌打ちし、奥側へ座り直した]

(115) 2019/08/02(Fri) 00時頃

メモを貼った。


【人】 銀行屋 ザーゴ

[車窓からオリュースの街を眺める。
何が。
何故。

思考は回るが感情がついてこない。
電話はそのまま、素手で握っていた*]

(118) 2019/08/02(Fri) 00時頃

銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。

2019/08/02(Fri) 00時頃


【人】 銀行屋 ザーゴ

─ 救急病院 ─

[深夜の病院。
観光客の多いこの時期、病院にも人は多く来るのだろう。
外来は明るく、真昼のような騒々しさだった]



[一転、容体の安定した外傷患者を収容する階は静か]
[その個室の一つのドアを横に滑らせ、中へ入った]



 ……

[怪我人はベッドに横になっている。
処置と経過を説明したスタッフは、今は強い鎮痛剤が効いているので意識がぼんやりしているか、痛みがなければ眠れているでしょうと言っていた。

枕元に椅子が一つあったが、ぐるりとベッドを迂回して。
窓枠に腰掛けた]

(135) 2019/08/02(Fri) 01時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ




[星明かりが差し込む病室に、モニターの青みがかったLEDの光。
ヤニクの顔はよく見えた。
フードは被っていない。砂色の前髪の代わりに白いガーゼで隠された額。

太陽に愛された褐色の肌が、今は夜に染まって見える]


 ……連絡先、捨てずに持っていたのか

[何故救急隊がザーゴに連絡してきたのか。
考えればわかるが思考は追いつかず。

しんと囁くような声で呟いた]

(136) 2019/08/02(Fri) 01時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

[ずっと握ったままだったスマートフォンを窓枠に置いて、少し身を乗り出す。
片手をマットレスにかけると少し沈んだ。
ヤニクの瞼は開いていたか。手を伸ばして、]


[頬に貼られたガーゼの上に、触れるか触れないか、指先を這わせた*]

(137) 2019/08/02(Fri) 01時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

[顔が動いて>>141手が宙に浮く。
目を開けたヤニクの視線が動いて、眼があう]


 ……

[力のない眠たげな声を聞いて、目を細めた]


 君が呼んだんだろう
 大丈夫だ、ここにいる

[引っ叩いて、何が最後だ馬鹿か馬鹿めと言うべきかもしれないが]

(147) 2019/08/02(Fri) 02時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

[顔の前に翳していた手を戻した]

 休めば良くなる
 ……痛いところはないか?

[刺し傷は深く出血も多かったが幸い内臓の損傷は問題ない、万一があるとしたら感染症くらい、と聞いている。
点滴をしていない方の腕を入院着の上から軽く叩いて]
[それから、掌に触れた]

(148) 2019/08/02(Fri) 02時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

[添えた手をゆっくり握る。先週もした動作>>91だけど
手袋をしていない素手で、直接]

 …、


[少し乾いて、冷たい感触。
もともとなのか、体温が下がっているのか。

吐き気を催すほど厭うはずの人肌、最後に自分から直接人に触れたのがいつか思い出せないほど。
過敏な不快感が今は湧いてこないことを、不思議だとも思わなかった。ただ、冷えた指が心配だとうすく考えて、
手を握りこんだ**]

(149) 2019/08/02(Fri) 02時頃

銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。

2019/08/02(Fri) 02時頃


メモを貼った。


メモを貼った。


─店の裏手─

 ────ッ、

[お客様からシーシャさんに呼び方が変わった瞬間。
今見ている景色がモノクロから色彩豊かな世界に変わったような心地がした。

よく見かける暗い路地の筈なのに。
たった一人が其処に立っているというだけで、
彼が自分の名を呼んでくれるというだけで…
素敵な場所に見えてしまう。

幼い頃に両親を事故で亡くしてから、
この街で独り、なんとか生きてきた。
名前を呼ばれる機会がそもそも少ない。
アイツやテメエで済む環境──それが日常だった。]



 ヒイラギ、…

[教えてもらった名前を声でなぞる。
柔らかいけれど強く耳に残る響き。
やっと知ることが出来たと思うと、にやけてしまいそうで。
どうにか悦びを飲み込んで、口の端を薄っすら緩めるに留める。

綺麗だなと思って。
目が離せなくなって。
初めて店の前で姿を見かけて以来、幾度も店に通った。

そうして今。
互いの名前を知って、呼び合って……

近づく彼の指先を、なんでか当然のように受け入れてしまう自分が居る。]



 !! あッ、いや…

[我に返り、慌てた。
その直後に始まる、猫たちの喧しい喧騒。

猫たちが去り、夢から急に引き摺り起こされたような呆然とした心地でいたら、相手からのお誘いがやってきた。
どうやら────まだ、夢を見ていてもいいらしい。]

 いや…  明日は別に 仕事じゃねェよ。

[さすがにスリを生業にしているとは言えない。]

 アイツらは放っとこうぜ。
 猫は好き勝手動くもンさ。

[傍に居たい時にはいて、居ない時には去る。
そんな身勝手な関係だから、追い掛け回す存在でもない。]



 あァ… 舶来市だっけ。
 よし行こうぜ。

[相手の気が変わる前に出発してしまいたいと、頷いてすぐ歩き出し────躊躇いがちに隣へ手を差し出す。]

 えッと、 …ほら、  ヒト多いからよ、
 
 はぐれたら ヤだし…

[ぽそぽそと言い訳して、照れ臭さごと強引に相手の手を掴んだ。]


─マーケット中心部─

[連れ立って繰り出した深夜のマーケット。
明かりを落として営業終了している店もそこそこあったものの、まだ賑やかな祭りの熱気が街を覆っている。

舶来市への道中、広場では射的や輪投げといった縁日の遊戯を楽しむイベントをやっていたので、寄ってみた。
射的は、これが案外難しく、コルクの弾が明後日の方向に飛んでしまう。『ヘタッピだな、小僧!』なんて店主に笑われるが言い返せない。結局参加賞のラムネをもらった。]

 ふンッ

[悔しいからガリガリ噛んで食べた。隣から笑い声が聞こえたかもしれない。]


[続いて輪投げへ。今度こそはヒイラギにいいところを見せたいと意気込んで。]

 見てろよ…  投げるのは得意なンだ。
 いっつも猫に魚を投げてるからよ────  ッと!

[高く弧を描いた輪は、中段の商品を捉えて…すとん!と落ちる。
『当〜〜たりぃ〜〜〜。おめっとさん!』と店主に渡されたのは、片手サイズのクマのぬいぐるみ。
そういえば的を狙うことばかりで商品に意識がいってなかった。
無理やり渡されて思わず固まる。どうしようコレ…。]

 ………………… ほいパス。

[結局ヒイラギに押し付けた。]


[しばらく遊んで。
喉が渇いたのでビールを飲んで。ヒイラギが酒を飲まないなら、ノンアルコールの何かも買って。

なんだか子供に返ったみたいに遊んだ気がする。これもマーケットの魔力だろうか。
気がつけば一緒に居る緊張はゆるゆると解けて。
視線が合えば、最初に会った時よりも自然に笑みを浮かべられた…と思う。

やがて到着した舶来市。]

 へーーーー  いろいろあンな。

[装飾が凝っている万年筆。
複雑な色硝子のペンダント。
謎の亀の置物に、ヒトの形をした瓶の酒。
雑多な品物を無秩序に並べた店が、道の向こうまで連なっている。
だいぶ遅い時間になったので人通りは減っていたが、掘り出し物目当てのガチな客や冷やかしの観光客らで依然賑わいを見せていた。]



 …なンか気になるもんでも あった?

[隣の横顔を伺う。彼はどんなものに興味を示すんだろう。
────商品よりも、寧ろそちらの方が気になった。**]


メモを貼った。


― 路地 ―

[舶来市。
そうだ、大きな市はそれだった。
彼はどこか気が急いているようだ。
こちらの返事も待たずに行こうぜと言って歩き出す。

自分もええ、と返事を返し、彼の隣で歩き出そうとする。
と、そこで、彼からそっと手が差し出された。]

え?

[それに気が付いて、思わず間の抜けた声を上げて彼の顔を見る。
彼は、はぐれたら嫌だから、とか何とか、ぽつぽつと呟いている。
次の瞬間、彼が自分の手を掴むように握った。]




[声にならない。
思わずこっちも彼から目を反らし、そのままひたすら早足で市へ向かって歩き続ける。
でも、暫くのあと、やっと早鐘をうつ心臓の動悸が落ち着いてくると、思わず苦笑して隣を歩く彼に言った。]

シーシャさん。
他の人から見たら、これじゃまるで、僕ら付き合ってるようにしか見えませんよ。


行きましょう。

[改めて、シーシャに微笑むと、2人で夜道を市場へと向かった。]


― 道中 ―

[しかし、である。
彼が魚の入った袋を持っているからだけだとは思えない。
道中、猫を見かけると、ほとんどの猫がシーシャに挨拶するように鳴き、そして中にはあのぶち猫のように足元にすり寄ってくる猫もいる。
彼も魚をあげていただろうか。]

シーシャさん…
猫友めちゃくちゃ多いですね。

[こんなに野良猫に懐かれている人間は、少なくとも自分は初めて見た。
一体普段、どんなふうに、何をしてここで過ごしているのだろう。
不思議に思いながらも、歩みを進めた。]


― マーケット中心部 ―

あ、まだそこそこやってますね。

[もう1時も過ぎようかという時間のはずだが、マーケットの中心部にはまだかなりの明かりが灯っていた。
その中でも縁日の遊戯に興味を持ったらしき彼が、駆けだすように向かって行く。
離された手を少し残念に思いながらも、自分も彼の後を追っていった。

まず彼が目を付けたのは射的だ。
しかし勢い虚しく彼の弾は的には全く当たらず、店主に笑われながらラムネを貰って嫌がらせのようにがりがり食べている。
その姿に思わず声を出して笑ってしまった。]

シーシャさん、凄い勢いで駆けてったのに、残念でしたね。
射的はこうやるんですよ…!

[と、中々遊戯にしては高い金を払い、銃を構えた。]


えっこれおかしくないですか?

[数分後、同じく笑われながらラムネを貰っている自分がいた。

シーシャはさらに、輪投げへと歩を進める。
彼が本当に夢中で、楽しそうで、思わずその姿を見ながら笑みがこぼれる。

と、彼は輪投げに成功し、何かを貰ったようだ。
無言で自分に近づくと、ぎゅっと何かを押し付けてきた。
小さなクマのぬいぐるみだ。
完全に要らないものを押し付けられている。]

はいはい

[もはや子どもの相手をする母親の気分である。
ぬいぐるみを受け取ると、自分のリュックへとしまった。]


[彼は疲れたのか、ビールを飲もうと言う。
自分も付き合って、缶ビールを開けた。
飲みながらも、辺りを見回しながら市を歩き続ける。]

シーシャさん。

[缶ビールを飲みながら、どこかの店をぼんやり眺めていた彼の名前を呼んだ。]


もう、舶来市ですよ。

[彼に微笑むと、少し灯りが多くなっている道の先を指さした。]


― 舶来市 ―

ほんと、結構色々ありますね。

[高いものからがらくたのようなものまで、市にはいろんな舶来品が展示されていた。
まだこれから祭りも長いからだろうか、市として開かれるのは今日だが、暫くは出店で売り続けるのだろう、物も結構たくさん残っているようだ。

見て回っている折、シーシャに気になるもの、を聞かれて、少し考えた。
そして、少しだけ来た道を戻り、少し高級な布製品を売っている出店へと向かった。]


これ。
僕がまだ小さいころに育ったあたりで織られたショールです。
僕、両親居なくなっちゃったんで、母方の祖父と祖母に育てられたんですよね。
内陸の山岳地帯で、川に沿って生える緑を山羊や羊が食む、とてもきれいな場所だった。

でも、今は結構紛争でごたごたしちゃって、別にそこで戦闘が起こってるわけじゃないんですけど、元々いた人のほとんどが街に降りてしまいました。
だから高くなっちゃったっていうのもあるんでしょうけどね。

[布を見ながら呟いた。]

ばあちゃんが昔織っていたのとよく似てる。


[と、何となくしんみりしてしまったので話題を明るい方へと持っていく。]

って言って、まあばあちゃんはもう死んじゃいましたけど、じいちゃんは今も街で元気にやってますよ。
自分も、就職したら国に戻るんで、高校大学と離れてたけど、また会う機会も増えるかな、と思います。

シーシャさんは、何か面白そうなもの見つけましたか?

[思わず人にはあまり話をしないようなことを話してしまった。
彼はどんなものが気になったのだろうか。
彼の顔を軽く覗くように小首を傾げた。]


― 朝方 ―

[そして、そんな時間を過ごすうちに、辺りは明るくなってきた。
もう、夜明けが近い。
さすがに、ほとんどの店の明かりが落ちようとしている。

一応流星群の祭りなのに、びっくりするほど星見てないな。と思わず自分で苦笑してしまう。]

シーシャさん。

[彼は何をしていただろうか。
名前を呼んだ。]

今日、ありがとうございます。
楽しかった。


でも、ほんとはこのお祭り、流星群のお祭りなんですよ。
それで、来週も、マーケットが立つんです。

来週、また、一緒に行ってみませんか。
それで、今度はちゃんと星見ましょう。
ちゃんと祭りを楽しまないと、ですよね。

来週も、こんなに夜遅くて大丈夫なら、ですけど。

[やっぱり気になるのは、彼の生活への影響だった。
自分は学生だからいいが…彼は大丈夫なのだろうか。
街の猫にやけに懐かれている彼、かといって、お金を持っていないわけではない彼。
いつもの彼が、何をしているのか。
それだけが、喉に刺さった小骨のように気にかかった。]**


メモを貼った。


【人】 銀行屋 ザーゴ

─ 病室 ─

[指が絡む>>169
感触は冷たい。なのに熱い]

 へーき……かな。なんだか……
 むずむずするけど


[落ち着く、という音が病室に滴って、]

(176) 2019/08/02(Fri) 21時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

 俺も
 ヤニクが怪我したと聞いて

 もしかして君は死ぬのかもと思ったら
 どうして、触れないままで別れたんだろうと思った


[二度とその機会がないかもと思ったら、
苦しくて喉が詰まって、なのに頭だけは冷えたままだった]

[握り合った手の上にもう一方の掌を重ねて置いた]

(177) 2019/08/02(Fri) 21時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ



 ……で?何故咄嗟に俺の顔を?

 変わった趣味なのか?

[彼の苦笑を覆い隠すように、小さく笑った*]

(178) 2019/08/02(Fri) 21時半頃

銀行屋 ザーゴは、メモを貼った。

2019/08/02(Fri) 21時半頃


【人】 銀行屋 ザーゴ

 忘れたよ
 俺は、猫は好きだし(見るのは)
 魚も好きになったし?(味は)

 ……走るのは、まだ無理かもしれないけど

[それだって明日は平気かもしれない。
手を伸ばせば触れられそうなのに、触れられずにいたものに。
振り払わずにいられなかったものに今こうして手を伸ばしたように]

(199) 2019/08/02(Fri) 22時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

 死ぬ前に──
 人の好みにとやかく言える人間じゃないがそれは何か……

[咳払い]

 んん。いや、死なないから、大丈夫だ



[ふ、と。片手を伸ばして、もう一度ヤニクの顔へ近づける。
乾燥した唇へ指の先を乗せた]

 ……無理しない方がいい
 話している方が楽なら、付き合うが

(201) 2019/08/02(Fri) 22時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

 子守唄は知らないぞ

[指先が痺れるように感じた*]

(202) 2019/08/02(Fri) 22時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

[そうだ、寝ろ寝ろ。
何故こんな怪我をする羽目になったのか詰めるのは日が昇ってからだ]


 ……は…?

[休めと告げたつもりが]

(224) 2019/08/02(Fri) 23時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ

[顔へ伸びて来る片手に、睫毛が震う]


 どうしてもと言うなら、いいが
 たかいぞ…?

[変わった趣味め]
[緩慢に上体を傾け、顔を近づけ。
彼の片手が肌に触れれば微かに息を漏らした。
耳の先が紅くなるような感覚]


 ……耳のそれ。痛くないのか

[視線を逃亡させて。怪我と全く関係のない耳介のヘリックスを見つめた*]

(226) 2019/08/02(Fri) 23時半頃

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