人狼議事


158 Anotherday for "wolves"

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視点:


【人】 花売り メアリー

―回想・父とふたりで―

「大切な宝物」

[お父さんとお母さんの…――。
その言葉は不安を取り除いて
気持ちを和らげる魔法のことば。

普段ならば。

どんなに暖かいことばを掛けられても。
机の焼き焦げた黒いシミのように
ぽつりと消えない一抹の不安。]

(38) 2015/05/13(Wed) 11時半頃

【人】 花売り メアリー

[がっかりされないようにしないと。


父親の気持ちに
全幅の信頼を寄せられないのは

母親を失った時の
耐えがたい喪失感が
未だ少女の胸でじくじくと化膿しているから。]

(39) 2015/05/13(Wed) 11時半頃

【人】 花売り メアリー

[魔法のことばには俯いて小さく頷いて。
心のうちを悟られまいと。]

[宿屋を通り、奥の自宅の方へ。
促されるままに少女には少し高い椅子に腰かけて]


…ふう……。

[と大きくため息をついた。
握る手を緩めて銀の薔薇を見つめると
誰にも見られないようにスカートの隠しに入れた。]

(40) 2015/05/13(Wed) 11時半頃

【人】 花売り メアリー

[父が頼んだようにグレッグが
ホットミルクを出してくれたか。
出された熱いミルクを受け取るとお礼を言って
静かに口を付けた。]

……。

(41) 2015/05/13(Wed) 11時半頃

【人】 花売り メアリー

 …もういらない。
 ありがとう。
 寝るね。

[父の眼も兄の眼も見ないように
短く 短く 伝えると
またよいしょっと椅子から
ゆっくり降りて

寝室へと向かった。
ベッドに入ったと思ったら
気が付いたら深い眠りに落ちていた。]

(42) 2015/05/13(Wed) 11時半頃

【人】 花売り メアリー

―早朝―

[動物たちの朝は早い。
鳴き声が耳に届いて
意識が浮かんでくる。

その後に聞こえた鈍い音に
瞼をこすって窓の方見る。]

[鶏を押さえている父が窓越しに映る。
何も言わずその様子をじっと見ていたが
少女は上腿に違和感を覚え、指で拭ってみると

なぞった指に赤黒い液体がついてきた。]

(46) 2015/05/13(Wed) 12時頃

【人】 花売り メアリー

 お父さん…!!!

[駆けていった先は父親の元。
父は井戸にいただろうか。

走り寄るとおしっこが血になった、と
自分の身に起こったことを臆面もなく
打ち明けただろう。

少女がそれを生理現象だとわかるのはその後。]

(47) 2015/05/13(Wed) 12時半頃

【人】 花売り メアリー

[しばらくして、服を着替えたら
銀の薔薇をまたポケットに入れ直して。]

[朝ごはんを食べながら
マーゴとのお花摘みを考えてたら
昨日より幾分か気持ちも持ち上がって]

 お父さん、あのね、今日はマーゴと
 お花摘みに行くの。
 お花摘んだらお母さんにあげるの。

 だからお弁当作って!
 パンとね、目玉焼きが食べたいってマーゴゆってた!

[努めて明るく。
きっと昨日の話をされたらその顔は
また曇るのだろうけど。]

(48) 2015/05/13(Wed) 12時半頃

【人】 花売り メアリー

[わたしの部屋。

一番に迎えてくれるのはわたしの大事なもの、宝物。
     乳白色の宝石と
     ピンクのリボンと
     真っ赤なルージュ           ]

[ベッドサイドのテーブルには一冊の本。
それは読みかけの絵本。]

(80) 2015/05/13(Wed) 15時半頃

【人】 花売り メアリー

[いつか父親に買ってもらった本。
本屋のおすすめ。

文字が多いのは嫌だ、と言ったら
ベネットは困り果てた様子で
可愛い装丁の絵本を差し出した。

深い紅い表紙に大きく書かれたタイトル。
真ん中には狼と山羊が
仲良く戯れている絵が描いてある。]

 「これいいわ!面白そう!」

[わたしはその本を一目見て気に入った。]

(82) 2015/05/13(Wed) 15時半頃

【人】 花売り メアリー

[だがその本はもっと低年齢向けの
絵本だということは知ってか知らでか。
それを毎日少しずつ読んでいった。

少し読むと眠くなるので
毎日少ししか読めない上に
次の日には読んだ内容を忘れてしまうので
思い出すために少し遡って読むため
ちっとも読み終わらない。

それでも絵本の中の狼と山羊は仲良しだったので
少女は満足だった。]

(83) 2015/05/13(Wed) 15時半頃

【人】 花売り メアリー

 あ!!
 マーゴだ、マーゴが来た!!

[どうでもいいことなのだけど、二人が遊ぶときは
どっちが先に相手の家に着けるか勝負をしている。

お互いに一番早く着く道から行くので絶対にすれ違わない。中間距離の噴水広場からどっちの家寄りか。
しっかり勝ち負けがわかるので二人とも時々むきになるのだ。]

 しまった!……ゆっくりしすぎた!!

[窓から外を見ると友達の姿。>>63
慌てて準備を始める。

ピンクのワンピースに白のピナフォアを重ねて。
バスケットに読みかけの絵本とお弁当を突っ込んで。]

[ルパートとグレッグが見えれば「いってきまーす」と
元気に声かけただろう。]

(90) 2015/05/13(Wed) 16時頃

【人】 花売り メアリー

[勝手口を出ると昨日自分がしたような
抱擁の洗礼を受ける。>>65

それが楽しくて、きゃーっと嬌声をあげて
あははと笑う。

そんな自分に少女自身安堵する。

よかった、わたし…普通に笑えてる

と。]

(91) 2015/05/13(Wed) 16時頃

【人】 花売り メアリー

 おはよう。
 いこっ。

[とマーゴに自分の服の裾をつまんでもらって
ゆっくり歩き出した。]

あのねえ、ジョスランさんがね
マーゴ……

あっ、違った。
ジョスランさんがね、お花摘みに一緒に
行きたいんだって。
だから誘わなきゃ。

[と友達に誘いを掛けて、ふたりは
ジョスランの家へと向かった。]

(93) 2015/05/13(Wed) 16時頃

【人】 花売り メアリー

[ジョスランの家には朝も早くから
無遠慮なノック音と
少女らの弾んだ笑い声が聞こえただろう**]

(94) 2015/05/13(Wed) 16時頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

2015/05/13(Wed) 16時半頃


【人】 花売り メアリー

[ジョスランはもう朝支度を済ませていたようだ。
兄さんが落ち着かないのは、花畑が待ち遠しいのかな。
そう思うことにした。]

 もちろんよ。
 わたしは兄さんと一緒にいるもの。
 んふふふふっ。

[堪え切れず笑みがこぼれる。
兄さんに軽くおじぎをすると
裾をつかむマーゴの手を持って
そのままジョスランに渡す。]

(130) 2015/05/13(Wed) 20時半頃

【人】 花売り メアリー

[どうしよう、サイラスがいるんだよ
って教えてあげた方がいいのかな。

それともわたししか知らない恋路を
応援してあげた方がいいのかな。]

[そんな他人の(勘違いの)恋の悩みが
頭の中を占領しているうちは
笑っていられるから。]

[わたしはとにかくお節介に徹するの。]

(131) 2015/05/13(Wed) 20時半頃

【人】 花売り メアリー

[いけない、マーゴの意識が兄さんに向かっている…。
しゃがむマーゴに、兄さんも鼻を突き出して
しっぽをゆるく振ってまんざらでもない様子。

こんなハズでは…。]

 兄さんはわたしと遊びたいって言ってるもん!
 マーゴとは明日遊ぶんだって。

[なんてでっちあげを言ったり。
普段と違うその様子にマーゴは
何かことばにするか。]

(142) 2015/05/13(Wed) 21時半頃

【人】 花売り メアリー

[マーゴが兄さんの名前尋ねるのに
自分も興味惹かれたが、
答えははぐらかされたような。

サイラスといい。>>0:329>>0:345
おとなははぐらかすのがうまい。

それでも単純な少女は新しい問いかけに]

 うん!たくさん摘むよ!
 お母さんにあげるの。

[と少し寂しそうに笑った。
今日はお父さんが何となく
元気のないように見える日。

お母さんのめいにち。]

(143) 2015/05/13(Wed) 21時半頃

【人】 花売り メアリー

[ジョスランに促されて、どこにいこうか考える。
ふたりならどこでも楽しい。]

 あ、でもアネモネってあれでしょ
 ぷわーってなってる花。
 あれは汁が毒だから死ぬよ!

[死にはしないけれど、手が荒れる、と前にクラリッサから聞いたことがある。]

 たんぽぽがいいな!
 たんぽぽ摘みにいこ!

[と村の外れ、教会と反対方向に位置する
平地の方に行こうと
声高に促して。
ちゃっかり兄さんの横に位置して歩き出した*]

(144) 2015/05/13(Wed) 21時半頃

【人】 花売り メアリー

[ぷくーっと頬を膨らますマーゴ>151に
少しうろたえながら 言葉を言い繕う。]

 あっ、ごめんね、マーゴ。
 違うのいじわるじゃないの!
 これも人助けのためなの!!

[全てはジョスランのいばらの恋路を
影ながら応援するため。

もっとも何も知らないマーゴには
ちっとも伝わらない話だろうが。]

ね、ね、マーゴ。
マーゴは初恋って叶うと思う?

[とはぐらかすように話を振って。]

(170) 2015/05/13(Wed) 23時頃

【人】 花売り メアリー

―花畑―

[村のはずれに位置する原っぱ。
一面濃いオレンジのタンポポ。
先端に花束のように何輪も咲いて
一本が小さな花束のような花。

周りには紫の花もちらほらある。
昨日クラリッサが言っていた>>1:461花はあるのだろうか。]

[少女にとって幸いなことには教会から遠く
村の騒ぎが伝わってくるには
まだ時間が掛かるだろうこと。]

(174) 2015/05/13(Wed) 23時頃

【人】 花売り メアリー

―花畑へ向かう途中―
 わたし、あのね、初恋って
 いくつでしても素敵だろうなって
 思って!

[えへへへ〜、とぎこちない声で笑う。
その嘘くさい笑い声は
見えていなくともで作り物とわかるのだろう。

下手なりに話をごまかそうとするが
どうだろうか。
いつかマーゴにちゃんと話せる日は
来るのだろうか。]

 ね、ジョスランさん!!

[と唐突にジョスランに話を振る。
マーゴに見えないのをいいことに
小さく親指を立てながら。]

(222) 2015/05/14(Thu) 00時頃

【人】 花売り メアリー

―花畑―

[マーゴは見えなくとも上手に茎を丸めて輪っかを伸ばす。
その所作をジョスランは感慨深く見守り、
兄さんもその傍ら耳をピンと立てて佇んでいる。

わたしはというと…。]

 う、う……。

[うまく作れない花輪に悪戦苦闘していた。
お母さんのお墓にある石に掛けれるくらい大きいのが
作りたかったのに…。]

(232) 2015/05/14(Thu) 00時頃

【人】 花売り メアリー

 わたしもおとなになれたら
 花輪がうまく作れるのに。

[と思う。

そんな時だ。

  「マーゴの輪っかが出来たら
  ジョスランさんにあげたらいいよ」

というわたしのことばに、マーゴがそう返したのは>>205]

(233) 2015/05/14(Thu) 00時頃

【人】 花売り メアリー

     (ドクン)


[一瞬、心臓が飛び跳ねたような気がした。
ぽーん と一気に高いところから垂直落下するような。

身がすくんで、顔がこわばる感じ。]

 へ、ヘン…?
 やダなぁ…。そんなことないよう。

[意識すればするほど声はうわずって。
なんで、どうして。頭の中で反芻するのは
真新しい記憶。]

 なんで?

[と慎重に探る声に重なるように結わえた髪を手が梳くのに
また身体が小さくこわばった。]

(237) 2015/05/14(Thu) 00時頃

【人】 花売り メアリー

 それにしても
 紛らわしいよね、ジョスランさん!

 わたしはてっきりマーゴのこと
 好きなんだと思ったのに!

[血の“匂い”を変えるのは甘いグラニテ。
爽やかな甘さを話題に添えれば
気持ちも変わるかと。]

[気を引きそうな先ほどの会話を振る。
少女の勘違いによる“ジョスランの初恋”騒動の全貌。

ジョスランはその話に何となく返事を返すが
友は“いつも”と違うことを感じ取っているよう。
それはふたりで過ごした“いつも”の時間の長さ故。]

(275) 2015/05/14(Thu) 02時頃

【人】 花売り メアリー

[マーゴの、少女に対する懸案と
 それを受けて表情を曇らせる少女。]

[段々と重くなる雰囲気を打破しようとした
ジョスランから少し早めの昼食が提案される。

出掛けよりも落ち着いた声のトーンで今朝作ってもらった
お弁当をちゃっかり見せびらかして、二人に渡す。
マーゴからもデニッシュや
ベーグルのサンドイッチを半分こしてもらう。

ようやく村の方がざわついていると感じるのはそのころだろうか。
凪いだ風が少しずつ吹き始めた。]

(282) 2015/05/14(Thu) 02時半頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

2015/05/14(Thu) 02時半頃


花売り メアリーは、メモを貼った。

2015/05/14(Thu) 10時頃


【人】 花売り メアリー

[内緒話と
抱き寄せられる肩から
伝わる温もり。]

[マーゴが教えてくれた
なくなってしまった「いちばん怖いもの」は思い当る。
会ったことのないマーゴの両親。

前にお父さんに聞いたら
お母さんと同じところに居るって
言ってたっけ……。]

(311) 2015/05/14(Thu) 11時半頃

【人】 花売り メアリー

[マーゴは優しい。
わたしの大好きな友達。]

[ふたりでいればきっと
大丈夫。
わたしは“いつも”を取り戻せる。]

[そう感じながら
肩に置かれた手に自分のそれを
重ねて。]

(312) 2015/05/14(Thu) 11時半頃

【人】 花売り メアリー

―騒動のあと―

ジョスランさんが
そんなようなことを言ったんだもん。

[新鮮なハムとみずみずしいレタスが挟まった
もちもちのベーグルを力いっぱい
噛みちぎりながら。

しゃあしゃあと罪をなすりつけて
えへへと肩をすぼめて笑う。]

 わーい!!
 ヤキガシ!!美味しいやつだ!!
 マーゴありがとう、大好き!

[声を弾ませながらデザートのフィナンシェに
眼を輝かせる。
楽しい 楽しい
ずっと続けばいいのに。]

(313) 2015/05/14(Thu) 11時半頃

【人】 花売り メアリー



[悪夢――現実――に引き戻されないように。]

 

(314) 2015/05/14(Thu) 11時半頃

【人】 花売り メアリー

[いつもなら半分こする花輪。

  片側がきれいで
  片側がいびつで

そんなふたりの花輪。

今日はいびつな花輪と
きれいな花輪。]

(316) 2015/05/14(Thu) 12時頃

【人】 花売り メアリー

[「交換こ」と言って差し出された
きれいな花輪。

少女の辞書に「遠慮」という言葉はない。

いいの?!と
眼を輝かせて。

代わりにお礼をしようと、ポケットに手を突っ込むと…――]

(317) 2015/05/14(Thu) 12時頃

【人】 花売り メアリー

     ヒヤリ…――

[冷たいものに手が当たり
自分の手が一気に冷める感覚。

手だけじゃない。
身体も目も 
心臓だけが赤く熱く燃えるように
脈打って。

これはわたしが欲しかった大事なもの、宝物?]

(318) 2015/05/14(Thu) 12時頃

【人】 花売り メアリー

[その時わたしの頭に
浮かんだのは
きっとひどいこと。

おとなに言ったら
お父さんやお兄ちゃんに言ったら
怒られそうなこと。

オーレリアお姉ちゃんが持ってた綺麗な銀の薔薇細工。
欲しかったのに、これがあると怖いから、
手放しちゃおうなんて。

しかも…――友達にあげちゃおうなんて。]

(319) 2015/05/14(Thu) 12時頃

【人】 花売り メアリー

 ……お礼、マーゴにあげる。

[少し俯くのは、マーゴには見えない。
隠しきれない少女の声色を照れ隠しと見るか、
また“いつも”に見え隠れする違和感と見るか。

受け取らなければ強引に手に握らせて。]

 お花のかたちしてるの、それ。
 お守り。

[と付け加えて。

本当にお守りだったことを
ふたりは だれかは
知ることがあるのだろうか。]

(320) 2015/05/14(Thu) 12時頃

【人】 花売り メアリー

[それだけ告げるとバスケットを片手に
マーゴの花輪を頭にかぶせ
墓地の方へと駆けていく。]

 またね!
 ジョスランさんと兄さんも!またね。

[と少しうわずる声を張り上げて
残した人たちに別れをつげて。]

(321) 2015/05/14(Thu) 12時頃

【人】 花売り メアリー

[わたしは駆ける。
とばないように頭に乗せた花輪を片手で押さえて。

バスケットを持つ片手では本がカタカタの揺れる。

わたしは風。
びゅんびゅん。
高い木々に囲まれた獣みち。太陽も届かないで鬱蒼としてるけど
わたしは気にせず走り抜けてく。

わたしは妖精。
ふわりふわり
わたしの足元の花は 毒の花ばかり。]

(323) 2015/05/14(Thu) 12時頃

【人】 花売り メアリー


[「何がなくなるのが怖い?」

        「わたし」

   「おともだちと家族がいなくなるのが」
 
              「一番怖い。」  ]
 

(324) 2015/05/14(Thu) 12時頃

【人】 花売り メアリー


   [嘘ばっかり。]

 

(325) 2015/05/14(Thu) 12時頃

【人】 花売り メアリー

[わたしが怖いの。


  わたしのことを
  愛してくれる人が
  いなくなること。

                  わたしの場所が
                  なくなるのが
                  怖い。     


          わたしが
          愛されなくなるのが
          いちばん怖い。         ]

(326) 2015/05/14(Thu) 12時頃

【人】 花売り メアリー

―墓地―

[母親のもとへ向かうころには
息もあがって。

ゆっくりと墓石へと
歩み寄る。]

 お母さん。花輪、作ったよ…。
 ……っていっても、これマーゴのだけど。
 あげるね、お母さんに。

[今日で何年だろ?
……えっと…わたしが5歳の時だったから……。]

 7年?

[8年です。]

(329) 2015/05/14(Thu) 12時半頃

【人】 花売り メアリー

[間違いには気づかぬまま、少女は続ける。]

 どうしよう。お母さん。
 村に戻るのが怖い。
 多分もう話題になってるよ。
 ごめんね、お母さんのめいにちに
 こんなこと言って。

[戻りたくない、その思いと
自分だとバレてやしないかという不安
それを打ち消したい、確かめたいという思いと。

せめぎ合う葛藤に中々答えが出せぬまま。
うだうだと墓石の裏に腰かけるとバスケットから
絵本を取り出し、読み*始めた。*]

(333) 2015/05/14(Thu) 12時半頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

2015/05/14(Thu) 12時半頃


花売り メアリーは、メモを貼った。

2015/05/14(Thu) 12時半頃


【人】 花売り メアリー

―墓地―

[頭に濃いオレンジ色の花輪を乗せたまま。
ゆっくり、ひと文字ひと文字 スペルを辿る。]


 ア カ は い い ま し た。

[アカというのがその本での狼の名前。
そして次の行へ指をなぞろうとすると

上から振ってくる声に
びっくりしてヘンな声が出た。]

(396) 2015/05/14(Thu) 19時頃

【人】 花売り メアリー

 わぁあぷ!!
 ……びっくりした。

 グレッグお兄ちゃん。

[「それ」というのが何を指すのか一瞬わからなくて
きょとんとしていたが頭を示されると
あ、と小さく声をあげる。]

 綺麗でしょ。
 これはね、マーゴがくれたの。
 わたしのはこっち。

[とバスケットの中で本と一緒になっていた
少しくたびれた花輪を見せる。
走りながらバスケットを大きく振っていたから
元々いびつだったそれは
更に解けそうなくらい緩くなっていた。]

(397) 2015/05/14(Thu) 19時頃

【人】 花売り メアリー

[腰を下ろすグレッグに]

 ……まだ。
 今アカがシロのおともだちを
 追い払ったところ。

[シロというのがその絵本での山羊の名前。
白いからシロというらしい。]

 ……。

[それだけ言うと、ふ、と俯いて少女は押し黙る。
従兄はそれを不思議に思って尋ねるだろう。
俯いて口を尖らせたまま]

(398) 2015/05/14(Thu) 19時頃

【人】 花売り メアリー

 「キャサリン」っていうのやめて。
 お母さんはお母さんだもん……。

[普段、彼が父のことを「ルパート」と呼ぶのは
さほど気にならない。
なのに、何故か久しぶりに彼のくちから聞く
母の名前はすごく不快だった。]

(399) 2015/05/14(Thu) 19時頃

【人】 花売り メアリー

―3歳の記憶―

[呼び方のはなし。

 父の名前はルパート。
 母の名前はキャサリン。
 兄の名前はグレッグ。

それは知ってる。
でもお父さんはお父さん。
  お母さんはお母さん。
  お兄ちゃんはお兄ちゃん。

少女にとってそれが名前だった。]

(403) 2015/05/14(Thu) 19時半頃

【人】 花売り メアリー

[だから兄の使う言葉を疑問に思った。
ただその頃は、兄がことばを言い間違えてるという
根拠のない確信があった。]

 おにいちゃん おかしいんだ。
 おとうさんのこと 「おじさん」 だって。

[キャハハと愛らしく笑う、今よりも幼い少女は
叔父という言葉を知らなかった。
その時説明されたような気もするけれど
幼い少女に理解はできず。]

(406) 2015/05/14(Thu) 19時半頃

【人】 花売り メアリー

 「おじさん」って言ったら
 よそのひと みたい。

 だからやだ。

[ときっぱり跳ねつけて
困り顔の父や母や兄にのしかかるように抱き付いて]

 だってうちは よにんかぞく だもんねっ!

[そんな思い出話。]

(407) 2015/05/14(Thu) 19時半頃

【人】 花売り メアリー

―今朝のこと―

[病気ではないと父は言うけれど>>179
じゃあなんだって
一体全体おしっこの出てくるところから
血が出るのかと少女は問うた。

すると父は
「大人になった」 
そういう表現で初潮を言い表した。
そこで少女は]

 わたし、おとなになったの!?
 もうおとなの仲間入りなのね!

[とはしゃいだという。]

(412) 2015/05/14(Thu) 20時頃

【人】 花売り メアリー

[母の呼び名について、兄に告げる少女>>399
眉をしかめて目は潤ませて
口はへの字に結んでいる。

兄への不満だけではない。
不安定な少女の理性と感情という天秤は
ネジの外れたシーソーのように
大きく何度も傾いていた。

だが、それは果たして相手には伝わるのか。]

(418) 2015/05/14(Thu) 20時半頃

【人】 花売り メアリー

[と思うと
兄が何か言ったか話の途中でも
構わず。]

 あ!
 あのね、わたしね、今日ね、おとなになったんだよ!
 わたしもおとなの仲間入りになったんだって!

[と今朝のことを喜色満面に騒いだ。]

 グレッグお兄ちゃん。
 これで、わたしいつでもお兄ちゃんのお嫁さんになれるよ!

[と付け加えて。]

(419) 2015/05/14(Thu) 20時半頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

2015/05/14(Thu) 20時半頃


花売り メアリーは、メモを貼った。

2015/05/14(Thu) 20時半頃


【人】 花売り メアリー

 「わかってる」

[そういう兄の声は優しいものだけど
兄が母のことを、「お母さん」と呼んだことを
少なくとも少女は知らない。

キャサリン、と名で読んだり
ねえ、とかちょっと、とか。

そういう思い出が
兄の言葉から説得力を
奪う。

本当に…――?
でも答えを知るのが怖くて
わたしは、ただお兄ちゃんを見るだけ。]

(436) 2015/05/14(Thu) 21時頃

【人】 花売り メアリー

[不思議がるグレッグに
少女もまた不思議そうに
小首を傾げて。

何だか呆れたような灰の眼が
頭のてっぺんからつま先まで
全体見るもんだからぷくっと
頬を膨らませて反論する。]

 お父さんがゆってたもん。
 わたし今日からおとなになったんだって。

[父には言えたが、年の近い兄には
「おしっこが血になった」とは言えず。]

(443) 2015/05/14(Thu) 21時半頃

【人】 花売り メアリー

[それからまたころりと一変。
照れくさそうにもじもじと
スカートの裾を弄りながら]

 わたし、お兄ちゃんとけっこん
 したいんだもん。
 ドナルドおじさんはね、マーゴが好きだから。
 ジョスランさんはね、マーゴが好きだったけど
 勘違いだったの。
 でもわたしジョスランさんとは
 けっこんしたくないからいいの。

[とうろたえる兄を余所に手を包み込むように
握りしめた。]

(446) 2015/05/14(Thu) 21時半頃

【人】 花売り メアリー

 ねえねえ、いつけっこんできる?
 明日できる?

[その問いをする少女の表情には
微笑みはなく、声を少し荒げて
困った様子で兄に尋ねた*]

(447) 2015/05/14(Thu) 21時半頃

【人】 花売り メアリー

 えぇー。
 子どもの時からいっしょに居たから
 もう時間たまったと思ったのに。
 
 おとなになったらいつでもけっこん
 できるんじゃなかったのか……。
 たばかられた。

[兄の言葉>>466にがっかりして肩を落とす。

昨日ジョスランに言った内緒の話。
その話には続きがある。]

 でももう少し先になったら
 グレッグお兄ちゃんともけっこんできるんだよね。

(482) 2015/05/14(Thu) 22時半頃

【人】 花売り メアリー

[グレッグが父を「ルパート」と呼び
母を「キャサリン」を呼ぶのは

彼が……、従兄が本当の家族を忘れられないから。

お父さんとお母さんがそうだったように
わたしがグレッグお兄ちゃんとけっこんしたら。

本当の家族になれる。

4つのピース。ひとつは欠けてしまったけど。
きっと3つはきっちりはまる。
そうしたら、もっときっとずっと一緒にいられる。]

(489) 2015/05/14(Thu) 23時頃

【人】 花売り メアリー

[促される>>470ままに墓参りを済ませると
マーゴの花輪を墓石に飾る。

 「きれいな方をお母さんにあげるの」

そして自分はバスケットの中から
くたびれた花輪を出して
自分の頭に。

花輪を飾る自分の姿は見えないけど
本当に教会に掛かっている絵のよう
なのだろうか。

スカートを翻してみるけど
いまいちピンとこず。

家に帰るのはいいのだけれど。
なるべくなら村はあまり歩きたくないな、
と兄の手をとり墓地を後にした。]

(501) 2015/05/14(Thu) 23時頃

【人】 花売り メアリー

え?

[びっくりした声はすぐ隣にいた兄にも聞こえただろう。
尋ねられたら、向こうの茂みで何か動いたから
そう返す。

帰りの道は少女には珍しく口数少なくなるのは
不気味な噂からか。


一歩  一歩

村に近づくたび、少女の顔は曇る。]

(505) 2015/05/14(Thu) 23時半頃

【人】 花売り メアリー

 う…。
 いい、よ。
 でもお話あんまりしないでね。

[と苦虫をかみつぶしたような顔で答えた。
兄も同じように時々眉をしかめる>>507のは
あまり乗り気じゃないからだろうか。]

[小さく頷くと
そのまま兄の向かうままに
診療所の方へ。]

(519) 2015/05/14(Thu) 23時半頃

【人】 花売り メアリー

[まだ陽はあったが、薄暗い道。
沈黙が退屈だったが
話をする気分にもならず。

思い浮かんだ歌を口ずさむ。
山羊のうた。子山羊の歌。]

   めえ めえ 
   森のこやぎ 森のこやぎ
   こやぎ走れば 小石にあたる
   あたりゃ あんよが あぁあ痛い
   そこでこやぎは めえと鳴く

   めえ めえ 
   森のこやぎ 森のこやぎ
   こやぎ走れば 株こにあたる
   あたりゃ あんまが あぁあ痛い
   そこでこやぎは めえと鳴く

[ゆっくりと 子ども特有の高い声で]

(524) 2015/05/14(Thu) 23時半頃

【人】 花売り メアリー

   薮こあたれば 腹こがちくり
   とっこあたれば くびこが折れる
   折れりゃこやぎは めえと鳴く

[歌いながら 少女はぼんやり思考を巡らせる。


可哀想なこやぎは誰なのか。]

(528) 2015/05/14(Thu) 23時半頃

【人】 花売り メアリー

―診療所―
 
[先生は、スティーブンは今いるのだろうか。
戸を叩くグレッグの背に隠れるようにして扉の方を覗き込む。]

[すると戸を開けたのはやはり家の主。>>539]

わたし……、ここで待ってる。

[そう口にするが、村での騒動からかグレッグに一緒にいるようにと促されれば渋々と隅でしゃがみこんで用事が済むのを待った。]

(544) 2015/05/15(Fri) 00時頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

2015/05/15(Fri) 00時頃


【人】 花売り メアリー

[「何か、集まっているの?」
というグレッグの声に、
グレッグの背中にしがみついたまま、中の様子を窺う。

ドナルドおじさん…
ベネット…
ジョスランさん…、と兄さん。
それからスティーブン先生に……
スティーブン先生の家にいる……黒い人。]

 難しい、お話…――?

[小さく口を挟むと何人かと目があったかもしれない。]

(558) 2015/05/15(Fri) 00時半頃

【人】 花売り メアリー

[部屋の方からベネットの声が聞こえる。>>559確かに聞き覚えのある声。その声によるとまだ犯人は見つかっていないらしい。]


 ……、お兄ちゃん。
 わたし、怖い……。

[段々と心臓が急ぎだした。

トッ トッ トッ トッ 

そんなに慌てないで。
わたしまで不安になってしまう。]

(565) 2015/05/15(Fri) 00時半頃

【人】 花売り メアリー

 や、だ……。

[中で休ませる、そのワードに
身をよじらせて兄や先生や他のおとなからすり抜けようとする。]

 お兄ちゃん、大丈夫。
 わたし大丈夫だから。
 ここは……怖い。

[怖い話、聞きたくない話。それに。]

 人を殺した人がいる、から…――。
 わたしも殺される。

[スティーブン先生の方は見ないように、やっぱり診療所からでようとグレッグから離れて]

 わたし…、先に帰る。

[とバスケットを顔の前にやって表情を隠しながら
その場を拒絶した。]

(588) 2015/05/15(Fri) 01時頃

【人】 花売り メアリー

[出際に]

 さっき聞こえた、投票の話。
 もしそんなものをするんだったら



 わたしは先生が死んだらいいと思う。


[それはスティーブンの口からだったが>>523>>539
少女は人を呪わば穴二つと言わんばかりに
そう吐き捨てて診療所を後にした。]
 

(603) 2015/05/15(Fri) 01時半頃

【人】 花売り メアリー

―→宿屋―

[死んだらいい   なんて。]


[自分の声に。
      実際音としてその場に遺ると


それはなんとも恐ろしい言葉で。]


 わたし……、ひどいこと…。
 悪い……子。

[でも]

(608) 2015/05/15(Fri) 01時半頃

【人】 花売り メアリー


 人を食べる狼。
 食べる狼を殺す狼。
 殺す狼を食べるのは誰…――?

[全てはいたちごっこに思えた。]

(610) 2015/05/15(Fri) 01時半頃

【人】 花売り メアリー

[村の喧騒は収まった…というより
騒動に巻き込まれることを恐れて
家にこもる人が増えたのか。]

 家を締め切って…。
 厚いカーテンの奥で…。

[そうすれば安心。殺されることはないし、疑いの目を掛けられることも、ない。]

(612) 2015/05/15(Fri) 01時半頃

【人】 花売り メアリー

―4歳の記憶―

[わたしの大事なリボンの話。

お父さんのお友達のおじさんがクッキーをくれた。

何でも患者さんからもらったけど
自分は食べないからって。
クッキーを食べないなんて変な人もいるもんだ。
と運命の神とその送り主に密かに感謝して。

クッキーを包んでいた袋を結ぶ紐は
艶やかな淡いピンクのリボンで
その色が可憐でとても素敵に思えた。]

(629) 2015/05/15(Fri) 02時頃

【人】 花売り メアリー

[ それ、ちょうだい!

と声を大にすると、お父さんは
二つ返事でそのリボンをわたしにくれた。

お母さんがそのリボンを半分に切って、
ふたつに結った髪に飾ってくれた。

ふたりがとっても可愛いよって言ってくれるから
わたしはお姫様になれた気がした。]

(630) 2015/05/15(Fri) 02時頃

【人】 花売り メアリー

[次の日、私が手紙を捨てようと
ゴミ箱の中を覗いたら、誰がいれたのか
わたしのリボンがくしゃりとゴミと一緒に詰め込まれていた。

わたしはうわぁんと泣いて、
そしたらすぐに事情を知らずに捨てた兄は
謝ってくれたけど。

その騒動のせいで、結局父の大事な手紙は
そのまま庭で灰になってしまった。

その日 わたしは大切なことを学んだ。]

(631) 2015/05/15(Fri) 02時頃

【人】 花売り メアリー



「自分の大事なものと
 誰かの大事なものは同じじゃない。

 誰かの大事なものと
  私の大事なものは同じじゃない。」

 

(633) 2015/05/15(Fri) 02時頃

【人】 花売り メアリー

―宿屋―

[そこにはまだ人はいたのだろうか
   そしてもう人は帰っていたのだろうか。]

[木のコップに井戸水を入れて
グレッグの話す投票の話を
喉を潤しながら聞いた。]

  お兄ちゃん……。
  わたし、人って殺しちゃいけないものなんだって
  思ってたけど……。

  それって間違ってたの?

[少女は表情暗く、兄に尋ねる。
答えなんてあるのか わかりゃしないけど。
それでも誰かに問わずにいれなくて。]

(659) 2015/05/15(Fri) 03時頃

【人】 花売り メアリー


 だって、人を殺すのはダメだって昨日聞いたのに。
 今日は悪い人なら殺しても仕方ないなんて。
 殺す、って別に悪いことじゃないの?

 悪いことじゃないならもしかしたら明日
 何気なく、朝の挨拶をするように
 わたしやお兄ちゃんやお父さんは殺されちゃうかもしれないの?

 それってすごく
       すごく怖い。

[コップに映る水面は透き通っていて。
中の木の色が見えた。

またひとつ。口をつけて。]

(660) 2015/05/15(Fri) 03時頃

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