人狼議事


212 冷たい校舎村(突)

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 寡婦 パピヨン

 
 え、あ……うん。
 そうだね。此処じゃ落ち着けないだろうしね。

[あはは、って 誤魔化すみたいに、軽口。

一人じゃマネキンが重くないか心配だったけれど、
肩を組む姿>>3:343を見るに、無理してる様にも見えないし
有難く、そっちは任せる事にして、私は廊下へ。

あかいシミを、水で薄めて、広げて、消して。
ゾッとする作業でも、終わってしまえば、
綺麗になった廊下には、満足感が。

この赤色さえ無ければ、
不気味さも、ずっとずっと、無くなりますから]

(6) 2017/03/16(Thu) 00時頃

【人】 寡婦 パピヨン

[彼が戻ったのは、一通り綺麗にして
モップの先を、バケツの水で洗っていた頃。

莉緒に似たマネキンが見えなくなった事に、
ほう と息を吐きながら、彼を迎えます]


 そうだね、そっちの方が良いね。
 此方も粗方終わったし
 道具は私が片付けておくから、先に行ってて良いよ。

[落ち着かない、とか。
そっちの方が良い、とか。
マネキンを、まるで"莉緒"みたいに扱っている
自分に気付いても、そんな考えは、知らんぷり。

もう少し落ち着いたら、ただの"物"扱い出来るかな。
そうすればきっと、もっと楽になれるのに]

(7) 2017/03/16(Thu) 00時頃

【人】 寡婦 パピヨン

[私の知らない秘密>>3:344が、増えた事には
まだまだ、まだ、気付けません。
気付けない方が、きっと、幸せ]

(8) 2017/03/16(Thu) 00時頃

【人】 寡婦 パピヨン

[先に行って って
その言葉に、彼はどう返したでしょう。
私の足は、再び保健室へ向かいます。

四度目のチャイム>>#0を聞くのは ────
道具を片付けて、家庭科室に向かおうとした 時*]

(9) 2017/03/16(Thu) 00時頃

― 病室にて ―

[目を覚ます。夢を、見ていた気がする。
まだ、感覚を失いながらも動けていたときの。

文化祭が終わってほどなくして、
ある日、とうとう、歩くことも覚束なくなって
入院してのリハビリと検査の毎日が始まっていた]

……あれは、夢、だよな。

[携帯を使うのもリハビリの一つ。
さすがに通話は病室では難しいけど、
目が覚めたのでSNSやメールをチェックしようとしたら
電源がつかなくなっていた。
そういや雪の中に落としたんだったかと考えて、
夢の中ではなかったかと首をかしげる]


[仕方なく起き上がり、
暇つぶし用のノートパソコンを引っ張り出し
そちらでメールをチェックする。

水野から連絡が入っていた]

理一……。

[あいつが、俺たちを閉じ込めていたのか。

青白い光を眺めながら、考える。
誰かの中に閉じ込められてたなんて。
三流小説にもなりはしないだろうに、
あれが現実だったって、夢ではないと
なぜかそう思えて]


To:昴
From:堆
Subject:聞いたか?

-----------------------------

水野からの連絡見たか?
俺のいる病院に運ばれてるらしいから。
様子見てくる。

-----------------------------


[背後から近付いてくる足音。
深夜の道だから、ちょっと警戒して振り向いてみる。半回転。
ちょうど、こちらに声をかけてくるその子と、向き合う形になれた。]

……莉緒ちゃん。

[ほんの一瞬だけ、不意を突かれたように間を空けて。
あの冷たい校舎に向かう道で、最初に合ったときのことを思い出した。
ふっと、硬直した表情が崩れる。]

うん、よく寝た、というか……
あそこにいた、というか。

[あの世界のこと。
彼女も知っているなら、あれは現実だったんだと思えるから、
どういう風に確かめよう。そう考えて]


[少し待ったが返事は来ない。
まだ、あの世界にいるんだろうか。

手すりにつかまりながらベッドを降り、
電動車いすに座り、
まずは様子を伺いに、ロビーへ行ってみようか**]


かまくらでパンケーキ、だめになっちゃったね。

なんて。
……おかえり?

[もしくは、ただいま、かな。わたしも一緒に。
おそるおそる、手を伸ばして彼女に触れようとする。

半分は、あれは夢じゃなかったんだと確かめたい気持ちで、
もう半分は、指先が冷たいから暖まりたい、の気持ちで。*]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 寡婦 パピヨン

─ 回想・おとうさん ─


 ねえ、私のお母さんって
 どんな人だったの?

[そんな疑問を父にぶつけるのは、何度目だったでしょう。
幼い頃は、父の語る"素晴らしい母"が
聞きたくて、意味も無く尋ねた事もありました。

「とっても綺麗で、優しい人だったよ」
懐かしむ様な口調で、はにかみながら父は答えました。

"今"から、一月前。
母を名乗る女性に会って、少し経った、その日。
幾度も聞いた問いの答えは、"これまで通り"。

……けれどそれは、
私の望んだ答えとは、全く違うもの]

(24) 2017/03/16(Thu) 00時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[本当に?嘘でしょう?
そんな言葉を飲み込んで、唇を震わせて]


 綺麗だったけど、優しそうには見えなかったよ。

[返ってきたのは、驚愕の表情。
それはまるで、嘘がバレた時みたいな、
誤魔化しが利かなくなった時、みたいな。
うしろぐらい、表情。

お父さん。
私、何言ってるんだ って言って欲しかったのかも。
笑って、お母さんはもう居ないんだって。
そう言ってもらえる可能性、棄ててなかったの。

言葉で答えてもらうより、ずっと、確かな答え。
あれは本当に、私の" "なんですね]

(25) 2017/03/16(Thu) 00時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[結局、あの女に会ったとは、言えませんでしたが
ああ言ってしまえば、気付かれるでしょうか?
そうでなかったら良いって、
この期に及んで考えてしまう私は、馬鹿でしょうか。

散々、悩んで、悩んで
口にしてしまったものはもう、戻せない]


 …………嘘吐き。

[違う。こんな事が言いたいんじゃないの。
あんな女が生みの親だって言うなら、私、
遠くに行ったって言葉を信じていたかった。
だからお父さんを責めるのは、お門違いなのに。

どうしようもない感情を、ぶつけて
気が済むのは、私だけ、なのに]

(26) 2017/03/16(Thu) 00時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[居た堪れなくなって、私はリビングを出て行きます。
そうして、部屋に篭って
手に取ったのは、カッターとハサミ。

          鏡の前、あの女によく似た、顔が
              歪んで、ああ──── ]

(27) 2017/03/16(Thu) 00時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

 
 [ あんな風に、なりたく、ないよ。おとうさん ]
 

(28) 2017/03/16(Thu) 00時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[部屋に散らばる、黒い、長い、髪の束。
額から垂れる、あかいろ。
取り乱してる、お父さんの姿。

その辺りの記憶、少し、掠れてしまっています。
折角、あの女から遠ざかる事が出来たのに。
頭が軽いとか、痛いなあとか。
覚えているのって、そういう事だけ]

(29) 2017/03/16(Thu) 00時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[私を病院に連れて行った父は、
何故だか、泣きながら「ごめん」を繰り返していました。
私が聞きたいのは、そんな事じゃないけれど
「いいよ」って返したんでしたね。

お父さんは、聞いてくれないんです。
私が、"女"を棄てた理由。
ただただ、泣くばっかりで、]


             [全然、聞いてくれないの]

(30) 2017/03/16(Thu) 00時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

 
 

  [ ──── 私、こんなに助けを求めていたのに*]
 

(31) 2017/03/16(Thu) 00時半頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2017/03/16(Thu) 01時頃


――自宅――

……ん、……?

[どうやら机の前の椅子に座ったまま寝てしまっていたらしい。手には編み棒が握られていて、膝の上には黒い毛糸玉があった。
ああ、そうだ、今持ってるのはピンクのマフラーくらいで学校にはしていけないから、黒いマフラーを編めばいいと思ったんだった。
まだぼんやりした頭でとりあえず続きをやろうかとしたところで、机の上に置かれた携帯がチカチカと光っているのに気が付いた。

こんな時間に誰からだ、と疑問に思いつつメールを確認して、そこに記された内容に目を見開く。]


っ、あ、の、馬鹿……!
何が「俺じゃねェよ」だ……!

[一気にさっきまで見ていた夢……いや、夢のような現実か?ともかく、閉じ込められていた校舎でのことを思い出し、勢いよく立ち上がる。
橘が屋上から飛び降りた……ということは、つまり、あの世界のホストは橘だったということだろう。
共に寝袋を取りに行った時は、俺じゃないと、言っていたのに。
悩みなんて勉強のことやCD返してないことくらいだと、そう言っていたのに。
まさかCDの延滞料金払いたくないから自殺するなんて馬鹿なことするわけないだろうし、それなら――]


……っくそ!

[あの時、もう少し踏み込んでおけばよかったのだろうか。
いや、でも、無理やり踏み込んで踏み荒らすのは……。

ともかく、今は病院に急ごう。
せめて近くで、あいつの帰りを待っていてやりたい。
……きっと、帰ってくるはずだから。]

親父!クラスメートが病院に運ばれたらしいから行ってくる!

[いつもの黒いコートだけ羽織って、携帯をポケットに突っ込んで、玄関へ。
親父の返事を聞くよりも早く、家から飛び出した**]


メモを貼った。


[夜中の路上、
わたしにとっては通学路からは外れたその場所で、
振り向いたささらちゃんと向き合う。

―――これって、あの校舎に入る前と逆だよね。
あの時はわたしがささらちゃんに先に声をかけられてたから。
最初の朝のことを思い出しつつ、
不意をつかれたみたいな表情をささらちゃんが見せてた一瞬、
いきなり変なこと訊いちゃってまずかったかな、とは思ってた。

実は全部わたしひとりだけの夢だったのかな、って、
悪い想像も過ぎってたけど]

やっぱり、……いたよね。

[確認するみたいに呟いた声は震えていた。
別に寒くはないんだけど。走ってきて身体は温まってきてるし]


[もし、最初のチャイムが鳴る前にいた職員室で、
帰るでも教室行くでもない第三の選択肢として、
“かまくら作ってパンケーキ焼いてわいわい食べる”を提案してたらどうなってたんだろう。

りーくんは見慣れた笑顔で提案に乗ってくれそうな気がした。
で、そのノリで古辺くんも誘ってしまいそうな気がした。

でも、もうかまくらでパンケーキどころじゃない。
りーくんが――クラスメイトが死んじゃうかもしれない。
それは分かってるんだけど。

目の前にわたしと同じように帰ってきた子がいるってことに、
まず、ほっとしているわたしがいる]


ダメだね。こっち、全然積もってないもん。
なんか変な感じ……。

[だけどこっちこそが現実。だから]


うん。ただいま。
……それと、ささらちゃんもおかえり。


[一通り挨拶を済ませた後。
ささらちゃんの手が頬に触れて、
冷たさのあまり思わず「ひえっ」って声が出たけど、
ちょっとの間はささらちゃんの好きなようにさせておこうと思う**]


[――うん、いたよ。
って、肯定するように頷く。

あの奇妙な出来事を共有したということ。
それが確かめられたなら、安心するように微笑もう。]

うん。
わたしも、ただいま。

[ここにいるふたりと、つばさ氏は無事に現実に帰還できた。
生きていくには息苦しい現実に。

まだあの世界に残っている人たちは、いつ戻れるんだろう。
つばさ氏が手当たり次第連絡をしているみたいだから、みんなきっと気付くとは思うけど。

わたしにはもう、後は祈るしかできないらしい。]


[莉緒ちゃんの頬に触れる悴んだ指先は、きっと彼女を驚かせた。
冷たいだろうけど、遠慮せずにそのまま、ほっぺたを縦に横に、ふにっふに。
なんだか、安心できる。

少し堪能したら指を離して、ごめんねと微笑みつつ。]

大丈夫だよ。
きっと。みんな。

[それは、あの世界のホストのこともだけど、
彼女にもし心残りがあるのなら、それも意味に含めよう。

相変わらず根拠なんてない、ただの勘だけど。**]


【人】 寡婦 パピヨン



 [ 風の吹く、音>>11 ]

[笑い声、啜り泣き、囁き。
チャイムが鳴る度に変わるスピーカーから
聞こえる音には、うんざりしていましたけれど。

びゅうびゅう。聞こえてくる風鳴りは、
これまでの事を考えると、少々食い違う気がします。

人の声から、どうして風の音になるのか。
恐らく"ホスト"でない私には、与り知らぬ事]

(55) 2017/03/16(Thu) 17時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[でも、一番マシな音かもしれない。
そんな結論に至って、考えるのを止めました。
考えたって、私には答えは解りませんもの。

……ただ。
この空間に覚えた懐かしさとか
名残惜しさみたいな感情は、
どんどん、薄れていって。

今も瞬く電飾の光りを、私はもう、綺麗だとも思いません]

(56) 2017/03/16(Thu) 17時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[嫌でも目に入る光に目を細め
さっさと皆の居る場所に向かおうと、
階段を駆け上がっていた時の話でした。

私は丁度、三階に向けて歩いていたものですので
その声>>52は、確かに上から聞こえたもの。

風の音に邪魔されて、
誰かが喋っている、くらいにしか感じられず。
家庭科室に居る筈なのに、どうしてそんな場所から
声が聞こえるのかしら。
空き教室に足が向いたのは、そんな理由から]

(57) 2017/03/16(Thu) 17時半頃

【人】 寡婦 パピヨン


 
 誰か居るの?

[声の主も判断がついていませんでしたので、
小さく問いかけながら、教室を覗き込みます。
一番に目に入ったのは、
何かに語りかける級友>>54の姿。

そしてその対象がマネキンだと、
私はすぐに察す事が出来ます。

けれど声の主に近付く前に、
黒板に描かれた眼に、意識がいってしまって。
あの教室だけじゃ、なかったんだ。
そんな、怖気めいた思いに、取り憑かれてしまいます]

(58) 2017/03/16(Thu) 17時半頃

【人】 寡婦 パピヨン


 …………、昴。
 昴、違うよ。

[此方を見詰める眼から、視線を逸らし
座り込む昴の肩にそっと触れます。

近付いて、解った事ですが
今回のマネキン>>3:351は、今まで見たどれよりも
"人"の形から、外れたものだったかもしれません。
いいえ、形、というより。
ぐずぐずに溶けた、その表面が。
人のものとは、とても思えなくって。

でもそのマネキンが身に着けるそれは、
確かに、私にも見覚えのあるもの。

サボり癖のある、けれど、何でもそつなくこなす級友。
今目の前で泣き崩れる、彼の、幼馴染]

(59) 2017/03/16(Thu) 17時半頃

【人】 寡婦 パピヨン


 
 それは、堆じゃないよ。
 堆はきっと、ちゃんと、帰れてるから。

[不確かな、慰めにもならない言葉。
ですが、それ以外に、私に言える事があったでしょうか。

泣きじゃくる男の子の心を癒やす術を、私は知りません。
だからって、このままにさせておくわけにもいきません。

彼の肩に触れる手に、力を込めて。
縋る様に掴まれたマネキンの腕から、
引き剥がす事は、*出来たでしょうか*]

(60) 2017/03/16(Thu) 17時半頃

[ほっぺたふにっふにされるのは痛くはなかった。
最初は冷たい指先にびっくりしたけど、時間が経つにつれ慣れたというか、
いい具合にわたしの温度がうつってきたみたいで気にならなくなったというか]

気にしないで。

[指を離して謝るささらちゃんに、笑い返した後。
みんなを指して大丈夫、と言われれば俯いてしまう。

ただいまとおかえりを言い合って、笑い合う。
ささらちゃんとはそれができたけど―――、]


[薄情と思われるかもしれないけれど、
今この時真っ先に思い浮かぶのは、
ちよちゃんの言葉、だとか、繋いだ手にぎゅっと力がこもる感触だとか、
勝手にいなくなって慌てているかもしれない姿だとか。こっちはただの想像だけど。

泣いている姿は想像できなかった。
むしろわたしにしたみたいに誰かを励ます姿の方がしっくりくる。

そういう、しっかりしたところに、向こうでもずいぶん助けられてきた。

……ああ、元気でやってるかな。
そして無事に帰れるのかな]




………そう、だね、きっと大丈夫だよね。


[ようやっと顔をあげてほんのり笑う。
今わたしにできるのは、信じることだけ。

行こう、って言って手を差し伸べた時、
ポケットの中でスマートフォンが震えた。
ちょっとごめん、って言い置いて、ポケットから出したスマートフォンの画面をタップする。
つばさちゃんからメールが来ていた]

……つばさちゃん、夜用の出入り口のところで待ってるって。
はやく顔を見せてあげよう。

[告げて、改めてささらちゃんの手をとって、
病院に向かうことにする*]


メモを貼った。


【人】 寡婦 パピヨン

[拙く絞り出される、言葉>>72
それを否定する私の言葉に、力な無いって解ってます。
それでも私は、違うよって、繰り返すだけ。

"女"の細腕ですもの。彼をマネキンから引き剥がすの、
もっと、難しいと思っていました。
だのに、しゃくり上げる彼>>73
思った以上に簡単に、動いてくれて。

男と女の力の違い、とか
そういうものを意識してきた私にとって
その結果は、意外というか、拍子抜けというか。

けれど、好都合です。
マネキンの力無く垂れる腕が、
床とぶつかる音が妙に痛々しくたって。
このままで良い、筈が、ありません]

(97) 2017/03/16(Thu) 22時頃

【人】 寡婦 パピヨン


 怪我してない。怪我なんて、してないよ。
 違うよ。これは、堆じゃないの。

[言い聞かせるみたいに言って、意味はあるでしょうか。

落ち着かせる為の方便だとか、
そういうつもりは、私には無いのです。
このマネキンが、堆ではないと、私は信じているのです。
……確証は、ありませんから
否定をされてしまえば、返す言葉もありませんが]


 …………、
 大丈夫、だよ…また、会えるから。

[置いて行かれた。
その言葉を、どう、否定したものでしょうか。
縋る様に幼馴染を呼ぶその姿>>75を、見てしまえば
その場しのぎの慰めなんて、口に出来ません]

(98) 2017/03/16(Thu) 22時頃

【人】 寡婦 パピヨン

 
 ……お願いだから、泣かないで。
 昴に泣かれたら、きっと、堆も困るよ。

[狡い言い方だと、そう思いながら
落ち着いていく様子を、背中を撫でて見守ります。

私より、ずっと大きな背中なのに
触れてみれば、こんなにも弱々しい。
もし……もし、私が、形振り構わず泣いたとして
彼と同じ様に、弱々しく見えるのかしら。

男だとか女だとか
弱い心に、そういうのって、関係無いのかしら]

(99) 2017/03/16(Thu) 22時頃

【人】 寡婦 パピヨン


 置いてかれたなら
 追いかけないと。ね、昴。

 私達、帰らなきゃ。
 堆は、きっと待っててくれてるから。

[零れ落ちた物を、再び拾い上げたいというのなら
置いてかれたって泣いているだけでは、
いけないと思うのです。

帰る方法なんて、解りませんけれど
それは、行動しない理由にはなりません。
だから、厳しい言い方かもしれませんが
どうか泣き止んで、前を向いて下さい]

(100) 2017/03/16(Thu) 22時頃

【人】 寡婦 パピヨン

 
 昴だって、帰りたい……でしょう?

[ぽろりと零れ落ちた疑問は
どうか肯定してくれと、そんな想いを込めて*]

(101) 2017/03/16(Thu) 22時頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2017/03/16(Thu) 22時半頃


[つばさ氏は夜間の出入り口のところで待っているらしい。
莉緒ちゃんからそれを聞いて、足を進める。
少し暖まった手で、ふたり揃って向かえば不安もきっと紛れる。
……紛れてくれたらいいなあって、思う。]


— 病院 —

[夜間入り口は、と探していたら、
こちらに向かって手を振るつばさ氏の姿が見えた。]

連絡ありがと。
どう? 橘くんは助かりそう?

[今の状況を、つばさ氏は教えてくれる。
現在手術中で、助かるかどうかは五分五分といったところらしい。
病院の人が言うには、生死を分つのは患者の気力と体力次第、と。

わたしたちにできるのはやっぱり、待つことだけ。

ロビーに入ったすぐのところ、雨風を避けられるくらいの場所で、
他に来るであろうクラスメートを待ちながら、静かにじっとしているしか。*]


メモを貼った。


寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2017/03/17(Fri) 00時頃


[二人揃って病院へと向かう道すがら。
ささらちゃんと話せたことでわたしには、
ちょっとばかり他のことを考える余裕ができていた。

ホストが誰だったのか分かったけれど、
あの校舎(せかい)の仕組み、みたいなものについては謎はまだ多い。

つばさちゃんに似たマネキンは何だったんだろう。
つばさちゃん本人は無事に帰れていたわけだけど、
あれのおかげで無事を確認するまで色々心臓に悪かったのは事実]

……結局、帰ったひとの代わりだったのかな、あのマネキンは。

[たぶん、きっと、そう。
だとすればわたしだいぶ無残な姿だよ……とは、
口に出せないまま小さくため息をついた]


[そうこうしているうちに病院の建物が見えてきた。
夜間出入り口側に回る。
つばさちゃんの姿が見えたら大きく手を振った。
そうして彼女の口から現状を聞く]


……そっかあ。

[手術中で。
助かるかどうかは五分五分で。
あとは患者さん次第だって。
言われたわたしは粛々と頷くことしかできない]


[ロビーの、まだ出入り口に近い辺りから、
手術室のある方角に、祈るような眼差しを送っていると、]

……あれ?

[病院の奥からこっちへ、
出入り口から入ってきたわたし達非入院患者とは、
逆の方からロビーに向かってくる人影を見つけた。
そっと人影に近付いていく]

こんな時間にどうし……、

[お見舞いにしては遅すぎる、というか、
電動車椅子に乗って入院着を身に着けてるからむしろ患者の可能性が高い。
ともあれ気になって声をかけたんだけど、
相手がクラスメイトだと気付いて途中から驚くような声をあげた]


あれ……上須賀くん? 上須賀くんだよね!?


[ばっさりと切られた髪。
身体のあちこちにつけられたパッド。
車椅子で移動する姿。
教室で見る姿ともあの校舎で見た姿とも違う。

入院してる、と皆方先生からちらっと聞いてたのを思い出す。
だけど、これは見たところちょっとした入院って感じじゃない。

帰ってきたのを喜ぶのも忘れて、
しばらく驚いた顔で見つめるばかり**]


メモを貼った。


— 病院への道にて —

[莉緒ちゃんが口にした、マネキンについてのこと。
そういえば、と思い出すのは、校舎で変わり果てたつばさ氏の姿。
触れた感触をなんとなく覚えている。
どこもかしこも作り物だったはずなのに下着まで身に着けて、流している血が生々しかったマネキン。]

帰った人の代わりにマネキンがあそこに残る……か。
どうしてなんだろうね。
考えても分からないけど。

[マネキンとなった自分もあの校舎に残っているのだろうか。
だとしたら、それはどんな姿をしているんだろう。

……って、少し想像を巡らせたら、
誰かに見せられる有様にはなっていないのではないか、と、思えて。
同じく口に出せないまま、髪をくるくるいじった。]


— 病院・ロビー —

[莉緒ちゃんが声を上げたほうに視線を向ければ、
車椅子に乗った患者さんがやってくるのが見えた。
一度は気に留めずに視線を戻したけど、上須賀くん、という名前を聞けばもう一度振り向く。]

……えっ、上須賀くんなの?

[そういえば、入院しているって言っていたような気がする。
あの校舎で姿を見たものだから、てっきり病状は重くないものなのだと思い込んでいた。

体のあちこちに取り付けられた電極が生々しい。
鬱陶しげに掻き上げていた髪も、短くなっていて、見違える。
文化祭以前のクラスで出会った頃は、長い髪を見兼ねて気まぐれに結んであげたりすることもあったものだけど。

何があったの、とか。
病状は、きっと聞いてはいけないことだろうなって、わたしは線を引いて口を噤む。**]


― 病院・ロビー ―

[キュルキュルと車椅子のタイヤが床をする音が
静かな病院内に響く。
ロビーについて水野はどこにいるのだろうと
探そうとしたところ、誰かが近づいてきた。
見上げれば三星で、その向こうに
天ヶ瀬と水野の姿も見える]

よ。お前らも帰ってきたんだな。

[片手を挙げて挨拶をして、
近づきつつ、驚いた様子に苦笑した]

んな驚くなって。
体は元気なんだけどな。
ちょっとこっちのほうで。

[とんとん、と自分の頭を指でたたく]


お前らもあの校舎にいたろ。
朝飯食ってるとき
天ヶ瀬と三星のマネキンが見つかったっていってたから
帰るとマネキンが残るんだろうな。

[ということは自分のマネキンも残っているのだろう。
昴が見つけてなかなきゃいいなと、思いつつ]

んで、理一は。

[聞けば水野が五分五分だと説明してくれた]

あいつは俺たち呼んで、どうしてほしかったんだろうな。

[あの校舎で届いたメールの文面と
へらへら笑っている理一の顔がどうにもうまく重ならない*]


メモを貼った。


【人】 寡婦 パピヨン

[私の言葉を、繰り返す姿>>158
ああ、昴を置いていった彼に、見せてあげたいくらい。
こうして泣きじゃくる昴を慰めるのは、
きっと、私の役目じゃないのに。

擦られて赤くなった目元>>161
それを見て、慌ててハンカチを差し出したりして
それが受け取られなくたって、
あんまり擦ると、痛くなってしまいますから。
泣かないでと言っておいて
拭うその手を、やんわり止めもしたでしょう。

繰り返される謝罪には、小さく肯くだけ
けれど情けないという言葉には、首を振りましょう。

「こんな状況じゃ仕方ないよ」って
それは慰めでもなんでもなく、本心からの言葉でした]

(177) 2017/03/17(Fri) 19時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[優しく背を撫でながら
薄い虹彩が瞼に閉じこめられるのを見ています>>162]


 ……そうだね。帰らないと、ね。

[……どうやら、私の言葉は正しく届いた様子で
"帰らないと">>163。返される肯定に、ほっと、嘆息。

昴は、"ホスト"ではないと思っていました。
昴がホストであれば、堆を一人で帰すとは思えません。
それでも、万が一があります。
そうでなくたって、"此処に居たい"と言われたら
私の力で彼を説得出来るかどうか、解りませんから。

彼が、前向きになってくれて良かった]

(178) 2017/03/17(Fri) 19時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[──── 確かめるみたいな、問いかけ>>164
それの答えに、迷いはありませんでしたけれど
返事が僅かに遅れたのは、
"帰りたくない"と思った事が、あったからでしょうか]


 帰りたいよ。
 帰って、色々、伝えなきゃいけない事があるの。

   ……迷惑なんかじゃない。
   全然、気にしてないから。そっちも気にしないで。

[私の事をヒーローと言ってくれた、彼女や
父の相談を聞いてくれていた、彼や
何にも聞いてくれなかった、父にだって。

言いたい事が、謝りたい事が、山程あります。
……それを伝えるのは、帰ってからと決めていますから。
だから私は、帰らなきゃ]

(179) 2017/03/17(Fri) 19時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[ゆっくりでも、彼が立ち上がれば
私は背中に添えていた手を離しました。

軽く見上げるくらいの、身長差。
彼の口元に浮かべられる笑みが、
例え無理に作られたものだとしても、
今ばかりは、それを指摘する事はしません]


 ────……どうかな。

[寂しい>>165
そう、思うのかもしれませんけれど
そも、帰った人達は、どうやって帰っているのでしょう。

"ホスト"が私達を、心の中に招いた様に
帰すのも、"ホスト"の力が作用しているかも……なんて、
そんな考え方は、おかしいでしょうか]

(180) 2017/03/17(Fri) 19時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[その答えは、私には解りません。
もしかしたら、"ホスト"自身にだって
解らない事なのかも、しれませんけれど]


 ……どっちにしたって
 この世界を作った人にも、帰って来てもらうんだから
 今、少し寂しいのは、我慢してもらわないと。

[例え、"ホスト"が誰だろうと。
私はその人を含めた全員で、帰りたいと思うのです。
その人に伸ばされる手が、私のものでないとしても
沈んだ"誰か"の心を掬い上げる事の出来る人は、
きっときっと、居ますから]

(181) 2017/03/17(Fri) 19時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

 
 多分、ね。
 私だったら、こんな、キラキラした世界は作れないよ。

[曖昧に笑って、答えます>>167
けれど続けられた言葉に、目を細め]


 だったら、誰が"ホスト"でも
 ちゃんと、全員揃って帰れるね。

 此処に居る人は皆、優しいから
 一緒に帰ろうって、言ってあげられるよね。

[私は、級友達の心の闇を知りません。
だから、無邪気なまでに、そう言ってしまえるのです]

(182) 2017/03/17(Fri) 19時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[…………いいえ。違いますね。
止まった時間に惹かれる心を、私は知っています。
閉じ込められた世界を恋しく思う心を、知っています。

だから、そうだろうと思っているのではなく
"そうであって欲しい"と思って、言うのです。
まるで、願うみたいに。乞うみたいに。

落とされる言葉を拾い上げる間>>168、視線は下へ。
伸ばされた手に気付くのは、触れられてから
頭を撫でる手に、びっくりしてしまって
小さく笑いながら、照れた様な、はにかむみたいな笑みを
ええ、殆ど、帽子に隠れてしまいますけれど]

(183) 2017/03/17(Fri) 19時半頃

【人】 寡婦 パピヨン


 やだ、びっくりしちゃった。堆の真似?
 でも、そんなにびくびくしながら
 しなくっても良いじゃない!

[張り詰めた心が、弛緩していく感覚。
撫でてくる大きな手が嫌だとか、そうは思いません。
覚えるのは懐かしさと、安らぎだけ。

不思議だな と、思うのです。
男の人に頭を撫でられるのって、
少し前までなら、痛みさえ伴うものだったのに。
男も女も関係無いって、そう思い始めた、お陰かしら]

(184) 2017/03/17(Fri) 19時半頃

【人】 寡婦 パピヨン


 ……そうだね。
 急に居なくなると、びっくりされちゃうかも。

[黒板があいていれば、そこにメモも出来ますけれど
びっしり描かれた眼の所為で、そうもいきません。

方法が解らなくたって
帰らなければ行けないって、そんな方針は決まりましたし
何かしら、書き置きが必要かもしれませんね]


 …………え?
 あ……ああ、気付いてなかったの?
 えっと……うん。先ず、此処から出ようか。

[唐突に聞こえてきた、素っ頓狂な声>>170
目を丸くしますが、すぐに察します。
確かにあの眼は、初見では中々のインパクトです]

(185) 2017/03/17(Fri) 19時半頃

【人】 寡婦 パピヨン


 教室に、ノートがあるし
 それに書き置きして、帰る方法、探そう?

           ……あっ。ごめんなさい。

[おっと、いけません。
女子と歩いていた時の癖で、
ついつい手を繋ごうとしてしまいました。

取ろうとした手を離して、肩を竦めて
同意が貰えたなら、教室に向かいましょうか*]

(186) 2017/03/17(Fri) 19時半頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2017/03/17(Fri) 19時半頃


……やっぱりわかんないよね。
何も残さないでふっと消えちゃうよりはマシ、……だったかもしれないけれど。


[とは言ってみたけど……どうなんだろう。
つばさちゃんのマネキンは見るからに心臓に悪かったし。

そもそも、ふっと消えただけだとしても、
「消えた人は帰ったかも」という予想(あるいは希望的観測?)に辿り着けたんじゃないだろうか。

……結局あれこれ考えるのはやめた。

ため息をつくわたしと髪をくるくるいじるささらちゃんと。
それぞれ沈黙を抱えつつ歩いていた、病院までの道中]


― 病院ロビー/そして、再会 ―

[上須賀くんに手を振り返す間も、
わたしの表情は驚きを見せたまま固まっていた。
苦笑の後、病状を説明されて、
ようやく、そんなに深刻にとらえてほしくないんだろうか、と考えることができていた。

向こうで朝飯を食べた、ということは、
上須賀くんが帰ったのは、朝飯にありつけなかったわたしよりも後らしい。
マネキンが残っていたと聞いて苦笑いひとつ。無残な姿確定である]

……たいへんおさわがせしました。

[そしてぺこぺこ頭を下げる]

でも、上須賀くんもちゃんと帰ってこれてよかった。
……おかえりなさい。


[つばさちゃんから現状を聞いた上須賀くんがこぼした問いに、
答える術を持たず考えてこんでしまう。
そもそも―――どうして屋上から身を投げたのかだって分かっていない。

“あのメールの送り主”をりーくんに置き換えてみても、
何を求めて死んでみることにしたのか、
何があって死んでみるしかなさそうだという考えに行きついたのか―――という問いにぶち当たる。
それでも、考えてみて、]


……、誰かに答えてほしかったのかも。
ほら、メール、もう一通あったよね? 謎かけみたいな。

[言葉を紡ぎながら近くにいる皆を見回していた*]




『 人を人たらしめるものとは、何ぞや? 』


[三星莉緒としての答えを挙げるなら、
それはただ一言、“他人”となる。

ヒーローがヒーローたる条件は、
性格が当てはまるかどうかではなく、
心の強さでもなく、
誰にも正体を知られることなくさっそうと事件を解決すること―――でもなく、
第一に、助けるべき他者が存在すること。

これが人全体にも当てはまるのではないかという話]


[――ただ、多くの人の例に漏れず、
わたしにとっても最も身近な他人とは血の繋がった家族であり。
その存在――つまりはあお姉を思い浮かべればこそ、素直に答えることができなかった。

わたしからあお姉を取り去ってしまおうにもできない、
そんな気持ちを抱えているからこそ。


これがわたしの答え。
それが真の正解とは限らないけれど。

でも、わたしからすればりーくんは紛れもない人だよ。
病院に運ばれたと聞いて駆けつけてくれるクラスメイトがいるんだから*]


[病院へ急ぎながら思うのは、あの校舎での出来事だった。

能久と一緒に作った、ふわふわのパンケーキ。

「ふわふわ、きらきら、かわいい。魔法使いみたいだね」と、感嘆の声を上げた入間。「それはね、元賀が飾ってくれましたー!すごいでしょ!」と、こちらに親指を立ててみせた能久。「健ちゃん凄いじゃーん!」と、笑顔で褒めてくれた橘。
クリーム控えめのパンケーキを、「そんなんよく覚えてたな」って受け取って食べてくれた保田。喜んでくれた……と思うのは、きっと錯覚ではないだろう。

やったことといえば、生クリーム作りなどの簡単な手伝い、それと、パンケーキにクリームで飾り付けしただけ。
ほんの少しの勇気をもって、起こした行動。踏み出した一歩。

そのおかげで返ってきた言葉の数々や笑顔が、本当に、言葉に出来ないくらいに、嬉しかった。]


[今までずっと悩んできたのは、俺の考えすぎだったんじゃないか、と。
たとえ知られたとしても、自分が思っていたよりも、周りは受け入れてくれるんじゃないか、と。
無理に隠そうとして、もし知られたらっていちいち怯える必要は、無いんじゃないか、と。そう、思えた。

まあ、今すぐ、周りの人全員に、何もかも話したりするなんて、とても出来ないけれど。
それでも、本当の自分を受け入れて、周りの人にも少しずつ話して、受け入れてもらいたい。

そう思ったことはきっと、間違いなんかじゃないはずだ。]


っ水野!

[走っているとやがて病院が見えてきて、その夜間入り口に立っている水野が目に入れば、喜色を滲ませながら声をかけた。
あの校舎で、血塗れのマネキンを残して居なくなってしまった水野がこうして目の前にいるのを見て、心の底から安心したから。
入り口に着き、肩で息をしながら「連絡、ありがとう、無事で、よかった」と言えば、水野は苦笑しながら「うん。元賀も、おかえり」と返してくれた。
だが、水野から橘の容体を聞けば、徐々に表情は厳しくなっていっただろう]


……五分五分、か……。

[五分“も”ある、と思えればいいのだが、同じだけ、もう生きている橘と会えない可能性がある、と思うと、心配だし、気持ちが落ち込みそうにもなる。]

……いや、でも……きっと、大丈夫だ。

[あの校舎からこっちに帰ってくることができれば、きっと助かるだろうから。
そして、きっと……まだあの世界にいるあいつらが、橘を連れて帰ってきてくれるだろうから。
今は、そうなることを信じよう**]


メモを貼った。


[三星におかえりと言われて]

ん、ただいま。

俺は実際お前らのマネキン見てねーんだけどな。
そういや天ヶ瀬のは裸だったって聞いたぞ。

見に行きゃよかったかな。

[どういう帰り方したんだ?と首をかしげ]

せっかく昴がパンケーキ焼いて
健士郎がきれいにクリーム飾ってくれたの
食えなくて残念だったな。
焼き立てふかふかでうまかったぞ。

[そう言って自慢した]


なぞかけっつーと、
人を人たらしめるものは…とかいうやつか?

[三星に言われて考える]

そんなん死んだり、死んでみたりで
見える答えじゃねーのにな。
だって、生きてるから人だろ。

俺の答えが理一の考えじゃねーだろうからな。


メモを貼った。


【人】 寡婦 パピヨン

 
 ううん。此方こそ、ありがとう?


[不慣れな手付き>>200に、此方からもお礼を。
その大きな手に、安らぎを覚えたのは本当ですから。

此方としても、別に、男性に頭を撫でられるのに
慣れているわけではありませんから。
そういう意味では、お相子かもしれませんね]


 ……そうなの?
 那由多も、結構、心配性だしね。

[そういえば、私も
那由多には気遣ってもらったばっかりです。
心配性っていうのは、失礼かしら。私だって、
心配されるのは嬉しいと思っていますよ、ちゃんと]

(209) 2017/03/17(Fri) 23時頃

【人】 寡婦 パピヨン

  
 あんなのがあったら、無理もないよ。

[そうです、それどころじゃなかったでしょう>>201
堆が居なくなって、よく似たマネキンがあって
あれだけ、取り乱していたんですから。

……あの眼が消えないって事は、
他の教室にもびっしり書いてあるって事は、
今は、内緒にしておきましよう。

那由多が内緒にしてくれた様に、私も。
知らなくて良い事を、教えるつもりはありません]

(210) 2017/03/17(Fri) 23時頃

【人】 寡婦 パピヨン

[先導して、空き教室を出て
差し出した手に返される、慌てた表情>>204
慌てられると、此方も少し、慌てます。

他意なんてありませんよ。
そんな風に、薄く苦い笑みを浮かべてみせたりして]


 お姉さん……っていうか
 私も、手を繋いでると落ち着いてたからね。

 ────ふふ。
 昴も、"おねえさん"と手、繋ぐ?

[悠と莉緒の、手の感触を思い出しながら。
冗談っぽくもう一度、彼に手を差し出します。
照れくささもありましたから、すぐに下ろして
教室に向かったでしょうけれど*]

(211) 2017/03/17(Fri) 23時頃

【人】 寡婦 パピヨン

─ 三年三組教室 ─

[教室に戻れば、ノートとペンを持って来て]


 "私達は、帰る方法を探します。
  居なくなっても、心配しないで下さい"。

    ──── って感じで、良いかな?

[他に何か、書き置く事はあるかしら。
あるなら、彼の言う通りに文字を綴って。
無いのなら、二人分の名前を最後に記しましょう。

書き置きは、教卓の上。
もう一つの書き置きの隣、
解りやすい場所に、置いておきましょう]

(212) 2017/03/17(Fri) 23時頃

【人】 寡婦 パピヨン

─ 廊下 ─


 これできっと、心配はかけないよね。
 …………多分、だけど。

["帰る方法"。
そんなものは、私には解りません。
だから、宛も無く学校を歩き回る事にしたでしょう。

昴は、それに付き合ってくれたでしょうか。
此処で別れるにしても、それはそれで。
少しばかり寂しいですが、強制は出来ません。

それに、二人で回ってみたとしても
きっと、"それらしい"ものは、見付からないでしょう。
……やがて、夜も更けてきて
その内、体力的な限界も近付いてくる筈で]

(213) 2017/03/17(Fri) 23時頃

【人】 寡婦 パピヨン

 
 ……これ以上は、また明日…かな

[チャイムが鳴る度、誰かが消えている。
そんな法則にだって、私は気付いていませんから。
この世界での明日が来る事を、疑わずに。

今日の探索はお開きにして
保健室に、戻ろうとしたでしょう*]

(214) 2017/03/17(Fri) 23時頃

裸……?

[おかえりなさい、を言えてほっと一息ついた直後にまた目を丸くすることに。
それからわたしの眼差しは。
上須賀くんとささらちゃんの間を行ったり来たりしたけど下手に詮索はしない。
パンケーキの話を聞けば盛大に「いいなあ」と口にしたけれど]


………こうなったら、
昴くん帰ってきたらパンケーキ作ってもらおう。
盛り付けは健士郎くんにやってもらって。

[今は夜遅いからまたいずれ]


寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2017/03/17(Fri) 23時頃


[こっち、って。
頭を示されたなら、より心配になる。
体のケガよりもヤバいやつなんじゃないのかな、それって。

でも、元気そうに振る舞うその様子に、
それ以上何をどう言えばいいのかは分からない。]

……ああ、うん。
わたしたちのマネキンもあったんだ。

[わたしたちが校舎から出たその後のこと。
聞けば、帰る順番は一斉ではなく、少しずつなのだということが分かる。
それに何の意味があるのかは分からないけど、残された人たちはどういう気持ちになるんだろう。
あの笑い声と泣き声の放送を聞き続けて、頭がやられたり、しないかな。

——なんて。チャイムが鳴るごとに変遷して行く校舎のその後の様子を、わたしは知らない。]


えっ?

[考え事をしながら顔を傾け、癖になっている髪いじりをしていると、
わたしのマネキンの有様が聞こえた。

……校舎を出る際、途切れた記憶。
あれも夢を見ていたような、ふわふわした心地だったけど、
全身を包む寒さを少し思い返して身震いした。]

そうなんだ。なんでだろうね。
よく覚えてない。……みんなもそうでしょう。

[髪をいじりながらとぼけてみる。
別にマネキンの裸を見られても大したことはないけど、
もしかしたら美術準備室の件がいろいろと筒抜けになってしまうのではないか。
そんなことを心配して、でも、上須賀くんは直接見たわけじゃなさそうだし。]

何があっても不思議じゃないもの。ね。

[莉緒ちゃんの視線を受け流して、努めて平静な表情で肩を竦める。努めて。]


朝食はパンケーキ?
あっ、いいな。ずるい。

元賀くんがクリーム係したの。
見たかったな。文化祭の時、フリル手伝ってもらったの、すごく上手かったし。
向いてそうだよね。

[自慢された。ストレートにそう思った。
パンケーキといえば我々にとって思い出の食べ物ですし。
文化祭を模した校舎でそれを食べることができたなんて、羨ましいとさえ思う。
どこか、緊張感の欠けているわたし。

クラスメートが死の淵にいるというのに。
必ず戻ってくると確信しているのか、それとも、どうでもいいと思っているのか。

……後者ではない、と、思いたい裸のわたし。
自分の気持ちさえ、殺して生きていこうとしたこれまでのわたし。
どうすればいいかは、ゆっくり考えていく。]


[さて、どうして橘くんはわたしたちを呼んだのか。
わたしはあの校舎で推測をした。古辺くんと話していたこと、それをそのまま口に出す。]

みんなにも自分の気持ちを知って欲しかった、から?

だって、あの校舎は文化祭みたいだったけど、
明らかに文化祭にはなかったもので彩られていたから。
橘くんには、ああいう風に見えていたのかも。

[……目映すぎる電飾に、止まらない放送。
あれはきっと、橘くんの苦悩に直結している。と思えた。

莉緒ちゃんの言葉で、あの最初のメールの文面を思い出して、
そういえば、あれは答えを問いかける形式だったっけ。]


[あれに対するわたしの回答は、
きっと、橘くんが求めていた回答にはならないのではないか。
そう思うから、上須賀くんに頷く。]

そうだね。
少なくとも、死んでみたって答えは見つからない。
……と思うけど。

それとも、……答えを見つけたくなかったのかも。

[これも、ただの勘。今度ばかりは自信もない。
誰かに答えを突き付けられたら絶望するかもしれない。そう思えたなら、って。

わたしは橘くんの何を知っているというんだろうね。
自分で吐いた言葉を掻き消すように、苦笑いして頭を振った。*]


【人】 寡婦 パピヨン

[探索を終えた私は、軽く食事をして、シャワーを浴びて
保健室で、二度目の眠りに就いたでしょう。

眠りに就く前、悠の姿は見えたでしょうか?
もしその様子がおかしかったのなら、
軽く、窺う様にしたでしょうけれど。
"明日聞けば良いや"って、気疲れを理由に
早々にベッドに入り込んだに違いありません。

電気は消せないから、頭まで布団を被り
そりゃあ熟睡なんて出来ませんが
いつの間にか、意識は深く沈んでいって。

……その"音"が聞こえたのは、朝方の事]

(221) 2017/03/17(Fri) 23時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

 
           [ ──── 着信音 ]
 

(222) 2017/03/17(Fri) 23時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[枕の横から聞こえてきたそれに、耳を疑います。
初期設定から変えていない、無機質な機械音。

……圏外の筈なのに、どうして?
慌ててスマホを手に取り、ロック画面を見て
そこに表示された名前に、目を瞬くのです]


      ────……お父さん?

[その着信音は、きっと
私以外の誰にも聞こえていないのでしょう。
だから隣で悠が寝ていても、起こす事はありません。
ロック画面だって、他の人が覗き込んだのなら
何にも表示されず、真っ暗な画面に私を映すだけで。

けれど私にとっては、それは間違いなく父からの電話。
帽子を被り廊下に出て、それを取ろうとして────]

(223) 2017/03/17(Fri) 23時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[視界の隅に、さらりと揺れる黒髪。

"見慣れた" それに
咄嗟にそちらを向き、
私は誘われるみたいに駆け出しました]

(224) 2017/03/17(Fri) 23時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[その黒髪の持ち主には、すぐ追い付けたでしょう。
……けれど、辺りの様子が昨日とは違った様に思えます。
私の視界に広がるのは、"いつも通り"の校舎。

文化祭の飾りも、電飾も、無くなって。
窓の外では静かに雪が降り積もる、変哲の無い、それ。

黒髪の持ち主……"彼女"は、私に背を向けています。
足を止め、私を待つみたいに、立っています。
私は、近付きました。
近付いて、近付いて、そっと 彼女の手を取りました]

(225) 2017/03/17(Fri) 23時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

["彼女"は、"私"でした。
いいえ、ようく似ていますが、違います。

"彼女"はまるで……そう、
"私が おとな になったなら、 こう なるみたい な"?]

(226) 2017/03/17(Fri) 23時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

["彼女"は私に優しく微笑みかけました。
抱いた戸惑いは、たったそれだけで、解けてしまって
するりと取られ、引かれる手のまま、歩き出します。

歩き出す直前、"彼女"は私の肩に触れました。
まるで、「安心して」とでも言うみたいに
微笑みだって、きっと、そう。
混乱する私を、落ち着かせる為のものなのでしょう。

私が棄てた黒髪は、肩にかかるくらい。
如何にもお姉さん然とした、落ち着いた物腰。
絶やされない、穏やかな微笑み。
そうして他人を気遣える、その優しさ。

……いいなあ と、思うのです。
まさに、私がなりたかった、"私"。
私が諦めていた、"私"]

(227) 2017/03/17(Fri) 23時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[お母さん。
私は、貴女みたいになりたくありません。

私によく似て、正反対の貴女。
貴女になるくらいなら、私
女としての生を棄てたって、良かった。

いいえ、棄ててしまえば
貴女には決して、ならないんだと思っていました]

(228) 2017/03/17(Fri) 23時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[でも、違うのかなって思うんです。

性根の悪さとか、心の弱さって
多分、性別で決まるものじゃありませんね。
貴女は女を武器にしているだけで
"女"が皆、そうなるわけでは、ないですよね。

男の子でも、
料理が上手くて、優しい子は居ます。
可愛いものが好きな子だって、居ます。

性別なんて、ただの記号みたいなもの
大切なのは、正しくありたいと思う心なのでしょう]

(229) 2017/03/17(Fri) 23時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

["彼女"に導かれた先は、昇降口。
見れば、開かないと言われていた扉は、開いています。
外から、冷たい風が吹き付けています。
けれど私は、出ていかなければいけないと思いました。

帰って、色々な人に、
言わなければいけない事があります。

きらきら。煌めいていた校舎への執着は、薄く。
私は隣に立つ"私"を向くのです]


 ……私、貴女みたいになれる?

[憧れの"貴女"。
私は向こうへ帰って、
母の呪縛から解き放たれる事が出来るでしょうか。
忌まわしき、呪わしき血は、
未だに私の体を駆け巡っているのに]

(230) 2017/03/17(Fri) 23時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

["彼女"は微笑みます。
微笑んで、私の目深に被った帽子を外しました。
くしゃりと一度、頭を撫でられる感触。
そして背中を、優しく、強く、押される感触。

  一歩、校舎の外。

出てしまえば、私は前を向いて
後ろで扉が閉じる音がしても
振り向きもせず、歩き出しました。
そうする事が、一番自然に思えたのです]

(231) 2017/03/17(Fri) 23時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[チャイムの後。外を見れば、きっと目に入るでしょう。
降り積もる雪の上、それも気にせず
まるで居眠りでもするみたいに座り込む、
一体のマネキンの姿。

長い黒髪の、少女然とした、それ。
制服は、きちりと校則通り。
長過ぎるスカートを纏う少女は、もう居ません。
隠されない顔には、傷の一つだってないでしょう。
真っ白な顔に、桃色の唇が、微笑みを形作るだけ。

少女の顔を隠していた帽子は、
下駄箱に、無造作に棄てられています。
まるで、用無しになったとばかりに]

(232) 2017/03/17(Fri) 23時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[……さようなら、冷たい校舎。
"其処"は、とても居心地良くも思えましたが
けれど、私の居場所ではありませんでした。

残っているのは、誰でしょう。
残りたいと思っているのは、誰でしょう。
文化祭の様相を呈した校舎は、何故か居心地良く
止まった時間は、妙に心惹かれるものでした。

私がそう思うくらいなのです
この世界を作った"誰か"は、
もしかしたら、それ以外の誰かだって
出たくないと、思っているのかもしれません]

(233) 2017/03/17(Fri) 23時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

[けれど、私は待っています。
皆で、笑顔の卒業式を迎える為。

私は私らしく
自分の居るべき場所で、皆の帰りを、待っています]

(234) 2017/03/17(Fri) 23時半頃

【人】 寡婦 パピヨン

 


         [ だから早く、*かえってきてね* ]

(235) 2017/03/17(Fri) 23時半頃

寡婦 パピヨンは、メモを貼った。

2017/03/17(Fri) 23時半頃


…………。


[帰った時のこと、
よく覚えてないとささらちゃんは言うけれど。
わたしもそうだ、ってすぐには答えられなくて、
誤魔化すみたいに手をひらりと振った。

今にして思えば、あお姉があの校舎にいるのなんてどう考えてもおかしいのに、
なんで、逃げなかったんだろう、あの時のわたし。
……過ぎた話だ、と気持ちを切り替える]


そうだね、
……機械のコンセント抜いても声が止まなかったりもしたし。


[結局提案するだけで終わった、“機材を椅子で殴って止める”というのは誰かやったんだろうか、
いっつもあの調子じゃ力ずくで止めたくなる人が出てもおかしくはないんじゃなかろうか。

わたしが帰った後もさらに鳴る音が変わり続けている、とは、
さすがに想像の外側にあった]


[パンケーキにはしあわせな思い出があればいい。

そんなことを昴くんが思っているとは知らないけれど、
事実として、パンケーキにはしあわせな思い出が詰まっている。

思い出の再来を願って、心を軽くできたのはほんのわずかの間。

だって、誰か一人でも戻ってこなかったら、
パンケーキどころじゃないって思うわたしがいる。
なかなか、ささらちゃんみたいにどんと構えていられないのは、
わたしが心配しすぎなだけなのかな。

でも無理もない話だと思う。
心の中に閉じ込められて広がる景色を見てみたところで、
りーくんのことが分かったわけでもなし]


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:パピヨン 解除する

犠牲者 (4人)

パピヨン
34回 (5d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.078 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび