人狼議事


196 水面に映る影より遠く

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視点:


【人】 読書家 ケイト


[当たり前、なのです。>>21
この世に、私より素敵なひとなんて
いるわけがありませんでした。
大和撫子ですし、バストもありますし、
天才的な頭脳を持っていますからね。
唯一、私が負けを認めざるをえないのが、
西の魔女だったのですが、
彼女は此処にはいませんから、
私より、素敵なひとがいたら、
たまったもんじゃありません。
樫木さん、よくわかっていますね。>>21

私は、在らざる眼鏡の位置を調整しようと、
フレームに触れようと指を目元に伸ばしました。
けれど、鼻の頭にゆびが当たるだけで、
見事にスカします。
………樫木さんにばれていませんように。]
 

(81) ゆら 2016/08/24(Wed) 16時頃

【人】 読書家 ケイト


  ……不安、?
  

[散る花は確かに、私たちの記憶に残るのです。
儚い一瞬のことだからこそ尊いのです。
切り取ったその一瞬の私は、>>23
ちょっぴり照れくさそうに、
笑っていたことだと思います。

私だけに残されるその写真は、
私の宝箱の一部に綴じ込めましょう。
誰かが、気付いてくれたら。
いつか、科学の発展した未来で、
私がいたという事象に気づいてくれるなら、
なんて、傲慢知己な いと は思うのでした。]
 

(82) ゆら 2016/08/24(Wed) 16時頃

【人】 読書家 ケイト


[ちらり、周りの景色を仰ぎましょう。
あとで下さるという、想い出の数々。
私だけに残される宝物たちを、
これからの未来、何度もなんども
見返していくことになるのでしょう。

嬉しいのは、私の方なのに。
どうして、こうもただのひとは、
何気ないことでも喜んでしまうのでしょう。
本当に安いにんげんですね。]
 

(83) ゆら 2016/08/24(Wed) 16時頃

【人】 読書家 ケイト

[落ちた視線は、
遠くで描かれていたぺかちゅうには、
気付けなかったことでしょう。
最も、そのぺかちゅうは、まだ
下手の極みでしたから無理もありません。

芽生えかけている甘酸っぱい恋二組の気配には、
気づいていたので、それとなくぼやきます。]


  …なぜでしょう、
  樫木さんが、寂しそうだったから。
  なんて、こじ付けにも程がありますか?


[俯いたときに、はらりと落ちる横髪。
夜と言えど、夏の夜なのですから、
汗で頬に張り付くのは少し鬱陶しいものです。
指で掬い上げ、耳にかけましょうか。]
 

(84) ゆら 2016/08/24(Wed) 16時半頃

【人】 読書家 ケイト


[そうして向けた笑顔。
立ち上がりざまに、浴衣の砂埃を払って、
軽く頭を下げてその場を離れようとしました。]
 

(85) ゆら 2016/08/24(Wed) 16時半頃

【人】 読書家 ケイト



[ 樫木さんの掌は、
   私の掌を確かに掴み取りました。 ]

 

(86) ゆら 2016/08/24(Wed) 16時半頃

【人】 読書家 ケイト


[私は、双眸を丸くさせて、振り返りました。
何かを言いたげな様子に、ぱちくりと瞬きます。
何か、返答はあったでしょうか?
青い春は、寂しがりやさんを
沢山生み出すのかもしれませんね。]


  一緒に花火、していましょうか。


[と、私は二人分の花火を確保でもして、
ぱちぱちと火花を散らせていたかもしれません。
その間は、来年の受験の話であったり、
ここ数日の補講であったり、
よく見かける白い毛並みの猫ちゃんのことだったり。
他愛もない話をしていたのかも、しれません。]
 

(87) ゆら 2016/08/24(Wed) 16時半頃

【人】 読書家 ケイト


[きっと、そのあとでしょう。
樫木さんと仲の良い、若菜さんが来たのは。
彼に名を呼ばれて、綻ぶその笑顔は、>>33
きっと、シャッターチャンス。

私は、お邪魔をしないように、
今度こそ。
そそくさとその場を離れたことでしょうね。*]
 

(88) ゆら 2016/08/24(Wed) 16時半頃

【人】 読書家 ケイト


[線香花火の火種は、
楽しいひと時の終わりを象徴することでしょう。
私は、アオイ[[who]]さんよりも長く花火を散らせていたと
そう信じていますが、ほんの僅かな差ですから、
実際はどうだかわかりませんね。

名残惜しさを抱えながら、>>-251
私たちのは各々帰宅するのでしょう。
それぞれが抱える想いは、
決して寂しくて悲しいことだけではありませんでした。
深まる友情に、色恋沙汰。 そう、色恋沙汰。

大事なことなので二回言いました。]
 

(91) ゆら 2016/08/24(Wed) 17時頃

【人】 読書家 ケイト


[私だって、恋バナくらいしてみたかった。
今更ながらですが、そんな淡い想いを抱きます。
ああ、でもきっと、
久水さんと鈴宮さんのお話を聞いたら、
あの野獣どもを赦すことがあるかと言われたら、
それはそれで別なのですが。
あとは、東明さんに丹野さんたちにも、
魔の手が襲いかかっていることを知っていたならば、
暑い夏の魔法はどうやら恐ろしいらしいです。
ただ、もしも彼女たちが、
泣くようなことがあれば、この いと は、
地の果てまで追いかけ回そうと思います。


             …………呪います。]
 

(92) ゆら 2016/08/24(Wed) 17時頃

【人】 読書家 ケイト


[さて、私も、この世界の自宅へと帰りましょう。
浴衣は、丁寧に手もみして洗ってから、
後日返すつもりですから、このまま。
後ろ髪引かれる思いですが、
この校舎から、去ることと思います。
…あ、明日からも私は図書室にいますよ。
だって、まだ読み終えてはないですからね。

だから、また明日。 校舎さん。]
 

(93) ゆら 2016/08/24(Wed) 17時頃

【人】 読書家 ケイト



  [  肩に乗る温もりを感じました。  ]

 

(94) ゆら 2016/08/24(Wed) 17時頃

【人】 読書家 ケイト

[      ──── ……!?!?!?


鼓膜を震わせる音はまさしく、
 ぺかちゅう そのものでした!
よもや、この時代にぺかちゅうが本当に、
本当に実在するなど、世界中が大騒ぎです。
トキ(をかける猫)ニャンなんて、
目じゃありませんよ!

しかし、……しかし。
ぺかちゅうって、こんなに大きかったでしたっけ。
肩に乗る温もりに疑問符を浮かべつつ、
私はくるりと振り向きました。]
 

(95) ゆら 2016/08/24(Wed) 17時頃

【人】 読書家 ケイト

[   おまえだったのか !

其処にいたのは、千島さんでした。>>54
もしかして本物かと思ったので、
少ししょんぼりしつつ、
ちゃあに込められた意味を解読しようとします。]


  ………ちゃ、ちゃちゃあ?


[ぺかちゅうのコツを早く教えろという内容に
違いありません。そうに決まっています。
夏祭りの話はまだ聞いていませんでしたし、
ぺかちゅうのその鳴き声に込められているとも、
天才的な私でも解読不能でしたので、
いつにしましょうか?なんて、返答を。
もちろんぺかちゅう語です。
さて、伝わりましたでしょうか?]*
 

(96) ゆら 2016/08/24(Wed) 17時頃

【人】 読書家 ケイト

─お祭り当日のひるま─

[窓から吹き込む風が涼しく感じます。
陽射しを遮るカーテンは、大きく棚引いています。
昨夜とはまた異なり、いつもの私。
首回りに、髪が汗でぺったりとくっついています。

私が眼前に広げているのは、
真っ白な冊子でした。
私の宝箱、まだ何も詰め込まれていない。
大切な、大切な、宝箱でした。]
 

(132) ゆら 2016/08/24(Wed) 22時半頃

【人】 読書家 ケイト


[私は、お気に入りのぺかちゅうペンを片手に、
まだ鮮明に残る宝物を綴じ込めようと、
真白に向かいましょう。

夢中になって走らせるそのペン音だけが、
この静かな図書室に響くのでした。
時はあっという間に過ぎてゆく感覚を、
この身にはっきりと感じながら、
空が茜に染まるまで篭城していたことと思います。]
 

(133) ゆら 2016/08/24(Wed) 22時半頃

【人】 読書家 ケイト


[帰り間際の、ぺかちゅうトークは、
端から見れば滑稽なものだったことと思います。
描き方のコツを伝えるタイミングがいつなのか、
噛み合わない私たちの会話の結果は。
自宅に帰ってからの、お祭りのお誘いによって
おそらく、たぶん、きっと判明したことと思います。

真白のノートの色が、
だんだんと色を変えてゆくことで、
私は漸く時間を認識しました。
家に帰っている暇はあるでしょうか?
みんなは、浴衣でくるのでしょうか?
ぱたり、と冊子を閉じて。
私は、図書室をcloseしたことでしょう。]
 

(134) ゆら 2016/08/24(Wed) 22時半頃

【人】 読書家 ケイト


[もちろん、今回も既読スルーでしたが。
私が来ることはわかっていたのではないでしょうか?

昨夜、 転校 を打ち明けてしまってから、
私はそれなりに、分かりやすい女に、
なったことと思います。]*
 

(135) ゆら 2016/08/24(Wed) 22時半頃

【人】 読書家 ケイト

─ お祭り─

[勿忘草に桔梗の花が咲き乱れ、
深い紅の帯で締め上げました。
髪は、三つ編みに仕上げて、
眼鏡は、今夜も外してみましょう。

結局、家に帰っては着替えてきました。
紫がかる空に、私はふぅと息を吐き出します。
みんなで遊ぶのは、きっとこれで最後でしょう。
ぺかちゅうの約束も、今夜果たされるはずです。]
 

(156) ゆら 2016/08/24(Wed) 23時半頃

【人】 読書家 ケイト


[コンクリを鳴らす下駄の音が耳に届くのは、
割と心地よい気がしていました。
本来ならば、ヒーローは最後に登場するものですし、
芽生える甘酸っぱいものを見守るために、
外から眺めておくことも必要でしょう。

けれど、今回ばかりは
私の我儘を通してもいいですよね?
集合場所へとたどり着けば、
多くの人で賑わっていました。
この大勢の中から、誰かを見つけられるでしょうか?
手元の巾着袋を、きゅと握りしめ、
私は、あたりを見渡していました。]
 

(157) ゆら 2016/08/24(Wed) 23時半頃

【人】 読書家 ケイト


[まず、視界に入ってきたのは。
耳許でささやき合うほも、でした。
私の眼は、輝くことはありません。
何か見てはいけないものを見てしまった、
そんな心地で視線を逸らします。
近づくのは、やめておこうと思いました。

次に見つけたのは、
可愛らしい浴衣美少女、東明さんと、
ぺかちゅうの声真似の上手い千島さんでした。]
 

(158) ゆら 2016/08/24(Wed) 23時半頃

【人】 読書家 ケイト



[  すこしだけ、ほんのすこしだけ。
      胸がちくりとしたのは秘密です。  ]

 

(159) ゆら 2016/08/24(Wed) 23時半頃

【人】 読書家 ケイト


[浴衣姿の二人が並ぶ様子を見れば、
ほんのちょこっとだけ
下を向いてしまったかもしれません。
本当に、ばかな女ですね。

今はそのままにしておきましょう。
みんながもう少し集まってから、
みんなの元に合流すればいい。
私は、すみっちょにある木の陰に
一人哀愁を漂わせる主人公のライバルのごとく、
そっと佇んでいたのでした。]*
 

(160) ゆら 2016/08/24(Wed) 23時半頃

【人】 読書家 ケイト


[ぽつん。 一人佇んでいれば、
目の前にひとかげが近づいてきました。
浴衣姿の男の子。
携帯を片手にこちらを見ています。]


  大原さん? ……ふむり。
  浴衣、似合って………こほん。


[似合っていると、思いましたが、
素直に言うのは少しばかり憚られます。
携帯から揺れるストラップを、
少し目で追いかけながら、
大原さんの向こう側を、ちらり。]
 

(176) ゆら 2016/08/25(Thu) 00時半頃

【人】 読書家 ケイト



  彼処には、近づけませんねえ。


[なんて、笑ってみましょうか。]*
 

(177) ゆら 2016/08/25(Thu) 00時半頃

【人】 読書家 ケイト


[さらりと口にする褒め言葉に、
私はぽ、と頬を赤らめて下を向きます。
褒められ慣れてはいませんから、
どのように反応するのが正解なのか、
それが分からないのです。]


  い、いわゆる日本人顔ですから、
  あまり派手なものは似合わないのだと、
  思われます………ええと。


[こほん、ひとつせきばらい。]
 

(186) ゆら 2016/08/25(Thu) 01時頃

【人】 読書家 ケイト



  大原さんこそ、お似合いですね?
  て、 わ。
  ………アイスクリーム、…アイスクリーム


[……ぴこん!
アイスクリームのお礼は、どうなったのでしょうか!
ゆらゆら揺れるアイスクリームストラップ。
私は、アイスクリームを食べたかったのですけれど、
これで許してあげてもいいんですよ?
と、ちらちら。]
 

(187) ゆら 2016/08/25(Thu) 01時頃

【人】 読書家 ケイト


[東明さんに、千島さん。
二人と、そして離れたところにいる丹野さん。
彼らの姿を見納めれば、
私は彼らに手を振るのでした。]


  こんばんは、みなさん集まってきましたね。


[東明さんに、小さく手をふりふり。
お返事しましょう。
木陰から、祭りの喧騒の傍までゆけば、
可愛らしい姿に胸がきゅるるんでした。]**
 

(188) ゆら 2016/08/25(Thu) 01時頃

【人】 読書家 ケイト


[私の向けた視線は気付かれてしまったようです。>>191
揺れていたアイスクリームは、私の手の内に。
これが、先日のお礼だと思えば、
私はつん、と二匹の動物を模したキャラクターを
指でつつきました。
…ぺかちゅうには負けますが、
可愛らしい見た目に、
ふふりと笑みが零れたことでしょう。

そして、私は、ぺこり。彼に頭を下げるのでした。]
 

(260) ゆら 2016/08/25(Thu) 21時半頃

【人】 読書家 ケイト


[近づく東明さんに、私は目を奪われました。
かわいいのは貴女のことです。>>193
と、隣の大原さんの言葉に、大きく頷き、
僅かに施された化粧に、女の子を垣間見た私は、
艶やかなその姿に、西の魔女のことを、
重ねて見ていたのかもしれませんね。

揺れる花も>>194、伏せられた睫毛も>>203
染まる頬も、恋する乙女の横顔も、
私は直ぐそこで交わされる会話に、
眸を細め、同時に胸の奥に灯る灼熱感に、
襲われていたことと思います。]
 

(261) ゆら 2016/08/25(Thu) 21時半頃

【人】 読書家 ケイト


[何かを、大原さんの耳許で囁いたあとの彼女は、
逃げるように木陰へと向かい、
しゃがみこむ姿に寄り添いたい気持ちはありましたが、
残念ながら、私の掌が届くことはないのでしょう。

其処にいくのは、私の役目ではありません。
大原さんは、何をしていたのでしょうか?
ちらりと、彼へと視線を向けていたかもしれません。]
 

(262) ゆら 2016/08/25(Thu) 21時半頃

【人】 読書家 ケイト



 [    …………一方で。 ]

 

(263) ゆら 2016/08/25(Thu) 21時半頃

【人】 読書家 ケイト


[ほ っと、する自分がいたことに、
ひどく辟易しています。

目の前に立つ浴衣男子に、意識を戻しましょう。
其れがよもや、物は試しで、
そう、ただの練習台として掛けられたもので、
たまたま其処に丁度よくいただけでしたが、
向けられる視線と、掛けられた言葉に>>200
先ほどいただいたアイスクリームのストラップが、
大きく跳ねるように揺れたことでしょう。]


  ぁ、ありがとう、ございます……


[瞬く回数が増えて、視線は宙を泳ぎました。
……こんなに暑いのは、
きっと夏の夜に浴衣を着たせいです。]
 

(265) ゆら 2016/08/25(Thu) 21時半頃

【人】 読書家 ケイト


[三つ編みの先っちょを掴んで、
鼻の下で交差させます。
別に笑わそうと思ってやっているのではなく、
湧き上がるこの気持ちのやり場に迷ったから、
この恥ずかしい想いを放出してしまおう。
そう考えた結果のこれなのでお許しください。

頬を走る三つ編みは、そまる赤みを
隠してはくれたでしょうか?
ちらりと、目の前の彼を見ると、
千島さんも赤く見えましたが、
それはきっと夕日のせいだったと思います。]
 

(267) ゆら 2016/08/25(Thu) 21時半頃

【人】 読書家 ケイト


[追撃される言葉には、>>201
私はいまほど、ぺかちゅう語を学んでおくべきだったと
後悔したことは、ありませんでした。

一生懸命、天才的な頭で解読しようと、
脳をフル回転。 …………わかり、ませんでした。]


  ちゃあ………?


[翻訳機:何ですか?
千島さん、翻訳をお願いしたいです。
そう思って前を見れば、顔面を覆う姿。]
 

(268) ゆら 2016/08/25(Thu) 21時半頃

【人】 読書家 ケイト



  きぶん、わるいのですか……?

[第一に浮かぶのは、それ。
……けれど次に浮かぶのは、隣の大原さんたちの様子
もしかして、千島さんはちぇりーぼーい?
それとも。それとも。

東明さんのあの様子から推測されることは、
ただひとつしかありませんから、
もしもまだ大原さんがいたならば、
彼の背中を押したことでしょう。
そして、]

(269) ゆら 2016/08/25(Thu) 21時半頃

【人】 読書家 ケイト



  いってらっしゃい。


[と、手をふりふり。 なんて。
二人を追いやったことでしょうね。
残されたのは、丹野さんと、千島さんと、
私だったことのように思います。]*
 

(270) ゆら 2016/08/25(Thu) 21時半頃

【人】 読書家 ケイト

[       は !!

もしかして、もしかして。
私の笑いを取ったつもりではないこの顔面が、
眼鏡を外して晒してしまった醜態が、
千島さんの体調を悪くしてしまったのでは?
そのような結論に至った私は、
眼前に巾着を持ち上げて、自らを隠しましょう。

これで、大丈夫なのでは…
と、巾着の上部から、千島さんをちらり。]
 

(291) ゆら 2016/08/25(Thu) 23時頃

【人】 読書家 ケイト


[首を振るのは、否定の意。>>275
体調が悪いわけでも、私の醜悪な顔面のせいでも
ないのだろうということが推測されたため、
私は、安堵の息を漏らしていました。

ですが、そのあとの私の心臓は、
停止アラームと共に遠い世界に飛んで行ける。
そんな心地が待っているとは、
いまはまだ、気付いていませんでした。]
 

(292) ゆら 2016/08/25(Thu) 23時頃

【人】 読書家 ケイト


[私の眸を守る眼鏡は、いまはありません。
私を守る空気は、いまはありません。
私と千島さんの間に築き上げた城壁は、
いまや瓦解寸前でした。]


  は ぇ、え。
  

[言葉にならない音が、
口から漏れ出るのがわかります。
眼前に持ち上げていた巾着で、
私は先ほどよりも熱くなる体温と、
夕陽よりも赤くなる頬を隠しましょう。
埋もれてしまっても、東明さんのように、
リップも薬用のものしか使っていませんし、
崩れる化粧などないものですから、
気にすることは、ありませんでした。]
 

(293) ゆら 2016/08/25(Thu) 23時頃

【人】 読書家 ケイト


[ぐりぐりと、巾着に頭を顔を押し付けます。
中に入った小銭入れと、携帯。
それに、薬用リップが当たって、
鼻が痛い、です。

落とした視線の先には、
爪の食い込む右手が見えます。>>227
右手の下に隠されたその眸。
私は、はたとここで気づいたのです。]
 

(294) ゆら 2016/08/25(Thu) 23時頃

【人】 読書家 ケイト

[     呪われし眸に、呪いをかけられたのだ!


と。
彼が、あの眸を隠しているのは、
きっと悪魔の呪いのせいなのだと思います。
なぜなら、先ほど見たときの彼の瞳は、
(夕日を受けていたから)赤く見えましたし。
先ほどから、うるさいこの心臓の原因も、
きっと、間違いなく、あの眸のせいでしょう。
私は、胸元できゅっと拳を握りしめて、
いたむ意味を考えたのでした。]
 

(295) ゆら 2016/08/25(Thu) 23時頃

【人】 読書家 ケイト


[そのあと、気づけば千島さんとふたりきり。
丹野さんは、カメラを片手にどこかへと
行ってしまったあとだったように思います。
ぺかちゅうに夢中でごめんなさい、です。

恋仲であろうひとびとの邪魔はできませんけれど、
どれだけのひとが集合場所へと集まれたことでしょう?
集まった中で、ろんりー同盟でも組んで、
青い春真っ只中のひとたちは
外へ追いやったかもしれませんね。]*
 

(296) ゆら 2016/08/25(Thu) 23時頃

【人】 読書家 ケイト


[間抜けな声に、私は赤くなった鼻を
巾着で隠したままでした。
けれど、彼の手が私の巾着袋を退かしては、
この呪われた八竹の鼻を見つめるのです。]


  そうですね、私なのかもしれません
  千島さんは、転校、

         ………しないですよね?


[今さらですし、もう隠す必要もないでしょう。
曖昧に肯定してみせましたけれど、
私は彼の安否の確認が必要であることを、
思い出しましたので問いかけ返します。]
 

(311) ゆら 2016/08/26(Fri) 00時頃

【人】 読書家 ケイト


[にゅっと、伸びてきた指は、私の鼻に。
つつかれた鼻先から、また赤い呪いが広がります。
けれど、その呪いに隠された微妙な笑顔に、
私は強い不安に駆られました。

やはり、彼こそが真なる転校者なのではないのかと。
じじじ、見つめた後の答えは、
返ってきましたでしょうか?]
 

(313) ゆら 2016/08/26(Fri) 00時頃

【人】 読書家 ケイト


[どんな理由であれ、
“ 転校しない ”の言葉を耳にいれれば、>>317
ほっと、胸を撫で下ろしていました。
千島さんがいなくならなくて、
本当によかった、と。
きっと、いつめんのみなさんも悲しむことでしょうし。
ぴんぴんと、三つ編みを摘んで伸ばし、
口許を緩め、目元を緩めていたでしょう。]
 

(322) ゆら 2016/08/26(Fri) 00時半頃

【人】 読書家 ケイト


[でも、私はもう。 貴方には逢えないのです。
ふるふる、と首を左右に振り、
私は、眉を垂れて千島さんを見ました。]


  遠いところへ、いってしまうのです。
  だから、………そう簡単には遊びに来れませんし
  もう、千島さんと
  お会いすることはないのでしょうね


[なんて。
困ったように笑いました。
こんなときに、ぺかちゅうの
励ます声が聞こえたならば、
私はもっと頑張れたのかもしれません。
もう 逢えない ことを認識してしまえば、
私の心は再び後悔をはじめるのですから。]
 

(323) ゆら 2016/08/26(Fri) 00時半頃

【人】 読書家 ケイト



  いままで、ありがとうございました。


[ねぇ、千島さん。
城壁が必要なくなったときは、
誰か壊してくれるひとを、紹介してくださいね?

ぺかちゅうの約束は忘れていませんから。
と、最後に付け足しましょう。
必ず、約束は果たします。]*
 

(324) ゆら 2016/08/26(Fri) 00時半頃

【人】 読書家 ケイト


[お祭りは、さぞ楽しかったことでしょう。
並ぶ屋台に視線は、右へ行っては左に行って。
共に祭りを楽しんだひとたちとともに、
わたあめに塗れてみたり、たこ焼きで舌を火傷してみたり、
金魚すくいで粋のいい子を追いかけてみたり、
弓道でへなちょこな矢を飛ばしてみたり。

この補講に出なければ、
このメンバーに出逢わなければ、
決して迎えることのなかった宝物です。]*
 

(330) ゆら 2016/08/26(Fri) 01時頃

【人】 読書家 ケイト


[一昨日も、昨日も、今日も。
明日も、明後日も、明々後日も。
私たちの毎日は、続いてゆくのです。

けれど、流石に長居をしすぎてしまい、
干渉しすぎてしまったようでした。
因果律の揺らぎが強まってきていると、
ダッキーから連絡が入りました。
このままでは、私が元の世界に戻れなくなると。

私の足は、お祭りから直接、
学校へと向かっていました。
やはり、足を踏み入れるのは、図書室でした。]
 

(370) ゆら 2016/08/26(Fri) 02時半頃

【人】 読書家 ケイト


[明日も明後日も明々後日も。
この図書室は繋がってゆくのです。
私は、はやく綴じ込める必要のある宝箱と、
読み終えてしまわなければならない図書たちと。

私の世界へ戻る準備を、はじめたのでしょう。
たった数日だったかもしれませんし、
それなりに日数があったかもしれません。
私は、筆を執って、埋まり始めた白いページを
更に色濃く染め上げるために、ペンを走らせました。

補講が終わってからも、
補講組のメッセージチャットは、
活発に動いていましたでしょうか?
恋に、友情に、芽生えた感情たちは、
みんなの心の隙間を埋めてくれたならば、
私の願いは叶えられたと。 そう確信します。]
 

(371) ゆら 2016/08/26(Fri) 02時半頃

【人】 読書家 ケイト


[私は、傲慢でした。
私は、我儘でした。
私は、愚か者でした。

いまでも、その事実が変わることはないのでしょう。
私に与えられた僅かなときは、
無情にも過ぎ去ってゆきます。
気づくのが遅かったのかもしれませんね。
でも、あまりにも深い想い出を作り出してしまえば、
離れるときの悲しみは一際ですので、
これくらいがちょうどよいのだと思います。
手紙を書くと言ってくれた呪われし眸を持つ彼が、
もう他の誰かに呪いをかけませんようにと、
いもしない神に祈るばかりです。]
 

(372) ゆら 2016/08/26(Fri) 02時半頃

【人】 読書家 ケイト


[図書室は、朝の暖かなひざしをうけて。
日中の照りつける暑さをうけて。
炎のような茜色に塗り替えて。
白い月明かりが差し込んで。

何度も顔を変えていったことでしょう。
変わる表情の図書室から見える景色もまた、
日に日に変化を繰り返して、
気づけば、還るときが来たのだと思います。]*
 

(373) ゆら 2016/08/26(Fri) 02時半頃

【人】 読書家 ケイト


[個別でいただいた写真たちを胸に。
私はいよいよ、帰還します。
みなさんへと配られた、丹野さんお手製のアルバム。
それが配られる頃には、もういなかったと思います。
私の存在していた世界と、この場所は。
異なる世界線のはなしだったかもしれませんし、
全く異なる次元の話だったかもしれません。

帰れば、西の魔女の死を再び痛感することは、
避けられようのない事実でした。
私が、別の世界に渡った理由。
それは、西の魔女の死を無駄にしないことでした。
私の世界に、雄はいません。
かつては、雄は存在していたようですが、
全て絶滅してしまったのです。]
 

(385) ゆら 2016/08/26(Fri) 06時半頃

【人】 読書家 ケイト


[誰もまだ来ていない、早朝のこと。
私は、教室に佇んでいました。
鞄から取り出した携帯に揺れるアイスクリーム。
終ぞ、数字のアイスを食べることは、
叶わなかったように思いました。

幾つか重ねたお約束。
私は、ふたつの机の前にたちます。

ひとつめ。
『世界を股にかけた魔女』を机の中に押し込みます。
若菜さんは、読んでくれますでしょうか?
絶対に面白いと感じると思います。]
 

(386) ゆら 2016/08/26(Fri) 06時半頃

【人】 読書家 ケイト


[ふたつめ。
ぺかちゅうのメモ帳を取り出します。
なかには、丁寧にぺかちゅうの描き方のコツを、
一から十まで記載しておきました。
これを読めば、誰だって完璧に
ぺかちゅうが書けることでしょうね。
机のなかに押し込んでおきましょう。
芽生えかけた想いもまた、一緒に押し込みます。

私は一番後ろの席に最後の着席。
見渡す景色は、忘れようのない現実。]
 

(387) ゆら 2016/08/26(Fri) 06時半頃

【人】 読書家 ケイト


[作ってしまった想い出たちが、
何事もなかったように消されてゆくのを、
私は強く後悔します。
まだ、胸のこの辺りが痛むのは、
呪いにかかったからでしょうとも、
だから、寂しさを覚えているわけではありませんし、
なんともなくて、ぜんぜんへいきなのです。

机の上のぺかちゅうは、
何を言っていたのでしょうか?
そのほっぺあたりを、さわさわと撫でます。]
 

(388) ゆら 2016/08/26(Fri) 06時半頃

【人】 読書家 ケイト

[     転校すること

これを、あと幾人に伝えることができたでしょうか?
何かを伝えれば、それだけ辛くなります。
こっそりと、消えるのがやはり良いのです。
夏休みが明けたら、この席は空白になるでしょう。]
 

(389) ゆら 2016/08/26(Fri) 06時半頃

【人】 読書家 ケイト


[きづけば、図書室に私はいました。
校内の探検をしながら向かったものです。
ふと、のぞいた美術室に仕上げられた、
想い出の重ねられた絵を
見つけることはできましたでしょうか?
弓道部部長の凛々しい立ち姿を見つけることは
できましたでしょうか?

それから、それから。]
 

(390) ゆら 2016/08/26(Fri) 06時半頃

【人】 読書家 ケイト


[私は、鼻に付く本の匂いに囲まれて、
奥の方の棚、ひとつに一冊の本を忍ばせました。

主人公の女の子が、
世界の平和を守るために戦士になった、
愛と勇気と平和をモチーフにした物語。
内気だったはずの彼女が、
夏休みの補講をきっかけで、
クラスメイトたちに心を開き、
ともに悪と戦うというハートフルなストーリー。
主人公には、変わった鳴き声の相棒がいます。
「ちゃあ」と鳴くのは、まるでぺかちゅう。
………そして、彼女は恋をしました。
その恋の結末は、読んでみてのお楽しみ。]
 

(391) ゆら 2016/08/26(Fri) 06時半頃

【人】 読書家 ケイト


[タイトルは、略してみなかげ。
『みんなのおかげでした、ありがとう。』

まるで、ラノベのようですね。知っています。
でも、タイトルは少し不揃いでしたから、
もしかしたら、誰かが気づいたかもしれません。

この図書室は、私がいなくなれば
どうなるのでしょうか?
本の背表紙を撫でながら歩きます。]
 

(392) ゆら 2016/08/26(Fri) 06時半頃

【人】 読書家 ケイト


[私はいっぱいの宝物を胸に、旅立つのです。
とおい、とおい手の届かない場所へ。]


  さようなら、みんな。
  また、どこかで会いましょう。


[図書室のカーテンが大きく揺れました。
残されたのは、空っぽの図書室だけ、でした。]
 

(393) ゆら 2016/08/26(Fri) 06時半頃

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